JP2013195619A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトでありながら動画撮影に対応した高速なフォーカシングが可能であり、かつ、高い結像性能を有するズームレンズおよび撮像装置を提供する。
【解決手段】物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、前記第4レンズ群が、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成される。フォーカシングの際には前記第4レンズ群が光軸方向に移動する。以下の条件式を満足する。ただし、R4fは前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、R4rは前記第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径とする。
0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
【選択図】図1

Description

本開示は、変倍域として広角域を含むズームレンズ、およびそのようなズームレンズを用いた撮像装置に関する。特にレンズ交換式デジタルカメラシステムの撮像レンズ系として好適なズームレンズ、およびそのようなズームレンズを用いた撮像装置に関する。
近年、レンズ交換式デジタルカメラシステムが急速に普及している。特にミラーレスデジタルカメラと呼ばれるカメラ本体内にクイックリターンミラーを持たないレンズ交換式デジタルカメラシステムに移行しつつある。
特開2002−365549号公報 特開平4−296809号公報
近年のレンズ交換式デジタルカメラシステムでは、動画撮影が可能であり、静止画だけでなく動画撮影にも適したズームレンズが求められている。動画撮影する際には被写体の急速な動きに追従するために、フォーカシングレンズ群を高速に移動させる必要がある。これを達成するためには良好な光学性能を維持しながら、フォーカス群の重量を軽量化することが不可欠である。特許文献1および特許文献2には、4群ズーム方式のズームレンズが開示されているが、レンズ交換式デジタルカメラシステムの撮像レンズ系として好適なレンズ性能を有していない。特許文献1に記載のズームレンズは、主としてフィルムカメラ用途のレンズであり、像面への光線入射角度が鋭角となっており、デジタルカメラ用途に適していない。CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(ComplementtaryMetal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いたデジタルカメラでは、入射光線に対する撮像素子の感度が角度依存性を持っているため、像面への光線入射角度が垂直に近い方が好ましい。
本開示の目的は、コンパクトでありながら動画撮影に対応した高速なフォーカシングが可能であり、かつ、高い結像性能を有するズームレンズおよび撮像装置を提供することにある。
本開示によるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成されている。第4レンズ群は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成されている。広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群と第3レンズ群とが物体側に移動すると共に、第2レンズ群と第4レンズ群とが光軸方向に移動する。フォーカシングの際には第4レンズ群が光軸方向に移動する。以下の条件式を満足する
0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
ただし、
R4f:第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径
R4r:第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径
とする。
本開示による撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを備え、ズームレンズを、上記本開示によるズームレンズによって構成したものである。
本開示によるズームレンズまたは撮像装置では、正負正負の4群ズームの構成において、各レンズ群の構成が最適化されていることで、例えばレンズ交換式デジタルカメラシステムに適した性能が得られる。
本開示のズームレンズまたは撮像装置によれば、正負正負の4群ズームの構成とし、各レンズ群の構成の最適化を図るようにしたので、コンパクトでありながら動画撮影に対応した高速なフォーカシングが可能であり、かつ、高い結像性能を得ることができる。
本開示の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示すものであり、数値実施例1に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第2の構成例を示すものであり、数値実施例2に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第3の構成例を示すものであり、数値実施例3に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第4の構成例を示すものであり、数値実施例4に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第5の構成例を示すものであり、数値実施例5に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第6の構成例を示すものであり、数値実施例6に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第7の構成例を示すものであり、数値実施例7に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第8の構成例を示すものであり、数値実施例8に対応するレンズ断面図である。 数値実施例1に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例1に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例1に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて短焦点距離端で、防振を行っていないときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて短焦点距離端で、第3レンズ群内の最も物体側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて短焦点距離端で、第3レンズ群内の最も像面側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて中間焦点距離状態で、防振を行っていないときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて中間焦点距離状態で、第3レンズ群内の最も物体側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて中間焦点距離状態で、第3レンズ群内の最も像面側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて長焦点距離端で、防振を行っていないときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて長焦点距離端で、第3レンズ群内の最も物体側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例1に対応するズームレンズにおいて長焦点距離端で、第3レンズ群内の最も像面側の正レンズで防振したときの横収差図である。 数値実施例2に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例2に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例2に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例3に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例3に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例3に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例4に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例4に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例4に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例5に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例5に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例5に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例6に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例6に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例6に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例7に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例7に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例7に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例8に対応するズームレンズの短焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例8に対応するズームレンズの中間焦点距離状態における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 数値実施例8に対応するズームレンズの長焦点距離端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)は歪曲収差を示す。 撮像装置の一構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.レンズの基本構成
2.作用・効果
3.撮像装置への適用例
4.レンズの数値実施例
5.その他の実施の形態
[1.レンズの基本構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の数値実施例1のレンズ構成に対応している。なお、図1は広角端状態(短焦点距離端)で無限遠合焦時におけるレンズ配置に対応している。同様にして、後述の数値実施例2〜8のレンズ構成に対応する第2ないし第8の構成例の断面構成を、図2〜図8に示す。図1〜図8において、符号Simgは像面、Z1は光軸を示す。
本実施の形態に係るズームレンズは、光軸Z1に沿って物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3と、負の屈折力を有する第4レンズ群GR4とが配置された、実質的に4つのレンズ群で構成されている。第4レンズ群GR4と像面Simgとの間には、カバーガラスや光学フィルタ等の光学部材CGが配置されていても良い。
開口絞りStは第3レンズ群GR3の内部に設けられ、変倍時に第3レンズ群GR3と一体的に移動するようになっている。
広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群GR1と第3レンズ群GR3とが物体側に移動すると共に、第2レンズ群GR2と第4レンズ群GR4とが光軸Z1方向に移動するようになっている。図1〜図8では、広角端状態から望遠端状態へと変倍する際の各レンズ群の移動の軌跡を示している。フォーカシングの際には、第4レンズ群GR4が光軸Z1方向に移動するようになっている。具体的には、近距離物体へとフォーカシングする際に、第4レンズ群GR4が像面側に移動する。
第4レンズ群GR4は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成されている。具体的な構成例として、第1〜第3の構成例に係るズームレンズ1〜3(図1〜図3)、および第6〜第8の構成例に係るズームレンズ6〜8(図6〜図8)では、第4レンズ群GR4が、1枚の負レンズL41のみで構成されている。第4の構成例に係るズームレンズ4(図4)、および第5の構成例に係るズームレンズ5(図5)では、第4レンズ群GR4が、正レンズL41Aおよび負レンズL41Bが貼りあわされた接合レンズにより構成されている。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に負レンズL11および正レンズL12を貼り合わせた接合レンズにより構成されていることが望ましい。
第3レンズ群GR3は、少なくとも1枚の正レンズを含む複数のレンズを有し、第3レンズ群GR3内の1枚の正レンズを防振用レンズとして光軸Z1と垂直方向に移動させて防振を行うことが望ましい。例えば、第3レンズ群GR3内で最も物体側に配置されている正レンズL31を防振用レンズとして使用することが望ましい。また、第3レンズ群内で最も像面側に配置されている正レンズL35を防振用レンズとして使用しても良い。
その他、本実施の形態に係るズームレンズは、後述する所定の条件式を満足することが好ましい。
[2.作用・効果]
次に、本実施の形態に係るズームレンズの作用および効果を説明する。
本実施の形態に係るズームレンズでは、フォーカスレンズ群である第4レンズ群GR4が1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成され、軽量であるため、小型のアクチュエータを使用してフォーカスレンズ群を高速に移動することが可能である。小型のアクチュエータを使用することで、鏡筒サイズの大型化を防ぐことかできる。
本実施の形態に係るズームレンズでは、第1レンズ群GR1を負レンズL11および正レンズL12からなる接合レンズのみで構成することで、色収差を良好に補正しながら、第1レンズ群GR1を薄型化することが可能である。
本実施の形態に係るズームレンズでは、第3レンズ群GR3を通る軸上光束・軸外光束の幅が狭いため、第3レンズ群GR3に含まれるレンズは他のレンズ群に比べて、レンズ径が小さい。このため第3レンズ群GR3のレンズ重量は軽く、小型のアクチュエータで移動させることができるため、防振用レンズとして使用することが適している。特に、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31を防振用レンズとして使用すると、メカ構成上、アクチュエータの配置が容易で、レンズサイズをコンパクトに保ちながら防振機能をつけることが可能である。また、第3レンズ群GR3内の最も像面側に配置された正レンズL35を防振用レンズとして使用した場合も同様に、レンズサイズをコンパクトに保ちながら防振機能を搭載することが可能である。
(条件式の説明)
本実施の形態に係るズームレンズでは、以下の条件式を少なくとも1つ、好ましくは2つ以上の条件式を組み合わせて満足するように各レンズ群の構成の最適化を図ることで、より良好な性能を得ることができる。
本実施の形態に係るズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
ただし、
R4f:第4レンズ群GR4の最も物体側の面の曲率半径
R4r:第4レンズ群GR4の最も像面側の面の曲率半径
とする。
条件式(1)は、第4レンズ群GR4のシェイプファクターを規定する式である。条件式(1)の下限を下回ると、第4レンズ群GR4の最も物体側の面が曲率の大きい凹面になり、軸上光束におけるマージナル光線の第4レンズ群GR4への入射角度が大きくなり、球面収差の発生が多くなる。条件式(1)の上限を上回ると、第4レンズ群GR4の最も像面側の面が曲率の大きい凹面になり、軸外光束の第4レンズ群GR4の最も像側の面への入射角度が大きくなり、コマ収差の発生が多くなる。
なお、上記条件式(1)の数値範囲を以下の条件式(1)’の通り、設定することが好ましい。
1.0<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<3.5 ……(1)’
本実施の形態に係るズームレンズは、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
−4.5<f4/fw<−0.5 ……(2)
ただし、
fw:広角端状態における無限遠合焦時の全系の焦点距離
f4:第4レンズ群GR4の焦点距離
とする。
条件式(2)は、広角端状態における無限遠合焦時のレンズ全系の焦点距離fwに対する、フォーカスレンズ群である第4レンズ群GR4の焦点距離f4の比を規定している。条件式(2)の下限を下回ると、無限遠物体合焦時のフォーカス位置と近距離物体合焦時のフォーカス位置の移動距離、すなわちフォーカスストロークが長くなり、レンズ全長が長くなってしまう。条件式(2)の上限を超えると、フォーカスレンズ群の移動による像面位置の変化が大きくなり過ぎるため、アクチュエータに要求される停止精度が厳しくなる。また、偏芯敏感度が大きくなるため、製造難易度が高くなってしまう。
なお、上記条件式(2)の数値範囲を以下の条件式(2)’の通り、設定することが好ましい。
−3.5<f4/fw<−1.3 ……(2)’
本実施の形態に係るズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
1.5<f1/fw<6.0 ……(3)
ただし、
f1:第1レンズ群GR1の焦点距離
とする。
条件式(3)は広角端状態における無限遠合焦時のレンズ全系の焦点距離fwに対する、第1レンズ群GR1の焦点距離f1の比を規定している。条件式(3)の下限を下回ると第1レンズ群GR1のパワーが強くなり、偏芯敏感度が上がってしまう。条件式(3)の上限を上回ると第1レンズ群GR1のパワーが弱くなり、広角端から望遠端までの変倍に際し、第1レンズ群GR1の移動距離が長くなり、鏡筒サイズが大型化してしまう。
なお、上記条件式(3)の数値範囲を以下の条件式(3)’の通り、設定することが好ましい。
2.0<f1/fw<5.5 ……(3)’
さらに以下の条件式(3)’’の通り、設定することがより好ましい。
2.0<f1/fw<4.3 ……(3)’’
本実施の形態に係るズームレンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
ν4n>45 ……(4)
ただし、
ν4n:第4レンズ群GR4に含まれる負レンズのアッベ数
とする。
条件式(4)は第4レンズ群GR4に含まれる負レンズのアッベ数を規定している。条件式(4)の下限を下回ると、フォーカシングしたときの軸上色収差および倍率色収差量の変化量が大きくなってしまう。
なお、上記条件式(4)の数値範囲を以下の条件式(4)’の通り、設定することが好ましい。
ν4n>55 ……(4)’
以上のように本実施の形態によれば、正負正負の4群ズームの構成とし、各レンズ群の構成の最適化を図るようにしたので、コンパクトでありながら動画撮影に対応した高速なフォーカシングが可能であり、かつ、高い結像性能を得ることができる。
[3.撮像装置への適用例]
図42は、本実施の形態に係るズームレンズを適用した撮像装置100の一構成例を示している。この撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラであり、カメラブロック10と、カメラ信号処理部20と、画像処理部30と、LCD(Liquid Crystal Display)40と、R/W(リーダ/ライタ)50と、CPU(Central Processing Unit)60と、入力部70とを備えている。
カメラブロック10は、撮像機能を担うものであり、撮像レンズとしてのズームレンズ11(図1〜図8に示したズームレンズ1〜8のいずれか)を含む光学系と、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子12とを有している。撮像素子12は、ズームレンズ11によって形成された光学像を電気信号へ変換することで、光学像に応じた撮像信号(画像信号)を出力するようになっている。
カメラ信号処理部20は、撮像素子12から出力された画像信号に対してアナログ−デジタル変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行うものである。
画像処理部30は、画像信号の記録再生処理を行うものであり、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行うようになっている。
LCD40は、ユーザの入力部70に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データのメモリカード1000への書込、およびメモリーカード1000に記録された画像データの読み出しを行うものである。メモリカード1000は、例えば、R/W50に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
CPU60は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能するものであり、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御するようになっている。入力部70は、ユーザによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等からなり、例えば、シャッタ操作を行うためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力するようになっている。レンズ駆動制御部80は、カメラブロック10に配置されたレンズの駆動を制御するものであり、CPU60からの制御信号に基づいてズームレンズ11の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御するようになっている。
図示は省略するが、この撮像装置100は、手ぶれに伴う装置のぶれを検出するぶれ検出部を備えている。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、例えば入力部70からのズーミングやフォーカシングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいてズームレンズ11の所定のレンズが移動する。
入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリカード1000に書き込まれる。
なお、フォーカシングは、例えば、入力部50のシャッタレリーズボタンが半押しされた場合や記録(撮影)のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80がズームレンズ11の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリカード1000に記録された画像データを再生する場合には、入力部70に対する操作に応じて、R/W50によってメモリカード1000から所定の画像データが読み出され、画像処理部30によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号がLCD40に出力されて再生画像が表示される。
また、CPU60は、図示しないぶれ検出部から出力される信号に基づいてレンズ駆動制御部80を動作させ、ぶれ量に応じて防振用レンズを光軸Z1に略垂直な方向に移動させる。
なお、上記した実施の形態においては、撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した例を示したが、撮像装置の適用範囲はデジタルスチルカメラに限られることはなく、他の種々の電子機器を撮像装置100の具体的対象とするようにしても良い。例えば、レンズ交換式のカメラや、デジタルビデオカメラ、デジタルビデオカメラ等が組み込まれた携帯電話機、PDA(Personal DigitalAssistant)等のその他の種々の電子機器を、撮像装置100の具体的対象とするようにしても良い。
<4.レンズの数値実施例>
次に、本実施の形態に係るズームレンズの具体的な数値実施例について説明する。
なお、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。「面No.」は、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。「Ri」は、i番目の面の曲率半径(mm)を示す。「Di」はi番目の面とi+1番目の面との間の光軸上の間隔(mm)を示す。「Ndi」はi番目の面を有する光学要素の材質(媒質)のd線(波長587.6nm)における屈折率の値を示す。「νdi」はi番目の面を有する光学要素の材質のd線におけるアッベ数の値を示す。また、FnoはFナンバー、fは全系の焦点距離、ωは半画角を示す。面番号に「ASP」を付した面は非球面であることを示す。曲率半径が「Infinity」である面は平面または絞り面であることを示す。
各実施例において、非球面の形状は次式で表される。非球面係数のデータにおいて、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−05」であれば、「1.0×10-5」であることを示す。
(非球面の式)
x=(y2・c2)/(1+(1−(1+k)y2・c21/2)+ΣAi・Yi
ただし、
x:レンズ面頂点からの光軸方向の距離
y:光軸と垂直な方向の高さ
c:レンズ頂点での近軸曲率
k:コーニック定数
Ai:第i次の非球面係数である。
とする。
以下の各数値実施例に係るズームレンズ1〜8はいずれも、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3と、負の屈折力を有する第4レンズ群GR4とが配置された、実質的に4つのレンズ群で構成されている。広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群GR1と第3レンズ群GR3とが物体側に移動すると共に、第2レンズ群GR2と第4レンズ群GR4とが光軸Z1方向に移動する。開口絞りStは第3レンズ群GR3の内部に設けられ、変倍時に第3レンズ群GR3と一体的に移動する。近距離物体へとフォーカシングする際には、第4レンズ群GR4が像面側に移動する。
[数値実施例1]
[表1]〜[表3]は、図1に示した第1の構成例に係るズームレンズ1に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表1]にはその基本的なレンズデータを示し、[表2]には非球面に関するデータを示す。[表3]にはその他のデータを示す。このズームレンズ1は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表3]に示す。[表3]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に負レンズL11および正レンズL12を貼り合わせた接合レンズにより構成されている。負レンズL11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとなっている。正レンズL12は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなっている。第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側に凸面を向け、物体側の面に複合非球面を有した負メニスカスレンズからなる負レンズL21と、両凹レンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL24とから構成されている。
第3レンズ群GR3は物体側より順に、正レンズL31と、開口絞りStと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32と、両凹レンズL33および物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる正レンズL34が貼りあわされた接合レンズと、正レンズL35とから構成されている。第3レンズ群GR3内において、最も物体側に配置された正レンズL31と最も像面側に配置された正レンズL35はそれぞれ、両面に非球面が形成された両凸レンズとなっている。正レンズL31または正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。第4レンズ群GR4は、1枚の負レンズL41のみで構成されている。負レンズL41は、物体側に凸面を向け、像側の面に非球面が形成された負メニスカスレンズとなっている。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例2]
[表4]〜[表6]は、図2に示した第2の構成例に係るズームレンズ2に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表4]にはその基本的なレンズデータを示し、[表5]には非球面に関するデータを示す。[表6]にはその他のデータを示す。このズームレンズ2は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表6]に示す。[表6]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ2の各レンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ2においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例3]
[表7]〜[表9]は、図3に示した第3の構成例に係るズームレンズ3に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表7]にはその基本的なレンズデータを示し、[表8]には非球面に関するデータを示す。[表9]にはその他のデータを示す。このズームレンズ3は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表9]に示す。[表9]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ3において、第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側に凸面を向け、物体側の面に複合非球面を有した負メニスカスレンズからなる負レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、両凹レンズからなる負レンズL24とから構成されている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ3においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例4]
[表10]〜[表12]は、図4に示した第4の構成例に係るズームレンズ4に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表10]にはその基本的なレンズデータを示し、[表11]には非球面に関するデータを示す。[表12]にはその他のデータを示す。このズームレンズ4は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表12]に示す。[表12]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ4において、第4レンズ群GR4は両凸レンズからなる正レンズL41Aと像側の面に非球面が形成された両凹レンズからなる負レンズL41Bとが貼りあわされた接合レンズにより構成されている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ4においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例5]
[表13]〜[表15]は、図5に示した第5の構成例に係るズームレンズ5に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表13]にはその基本的なレンズデータを示し、[表14]には非球面に関するデータを示す。[表15]にはその他のデータを示す。このズームレンズ5は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表15]に示す。[表15]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ5において、第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側に凸面を向け、物体側の面に複合非球面を有した負メニスカスレンズからなる負レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、両凹レンズからなる負レンズL24とから構成されている。第4レンズ群GR4は物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる正レンズL41Aと物体側に凸面を向け、像側の面に非球面が形成された負メニスカスレンズからなる負レンズL41Bとが貼りあわされた接合レンズにより構成されている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ5においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例6]
[表16]〜[表18]は、図6に示した第6の構成例に係るズームレンズ6に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表16]にはその基本的なレンズデータを示し、[表17]には非球面に関するデータを示す。[表18]にはその他のデータを示す。このズームレンズ6は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表18]に示す。[表18]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ6において、第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側の面に複合非球面を有した両凹レンズからなる負レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL24とから構成されている。第3レンズ群GR3は物体側より順に、正レンズL31と、開口絞りStと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32と、両凹レンズL33および両凸レンズからなる正レンズL34が貼りあわされた接合レンズと、正レンズL35とから構成されている。第3レンズ群GR3内において、最も物体側に配置された正レンズL31と最も像面側に配置された正レンズL35はそれぞれ、両面に非球面が形成された両凸レンズとなっている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ6においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例7]
[表19]〜[表21]は、図7に示した第7の構成例に係るズームレンズ7に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表19]にはその基本的なレンズデータを示し、[表20]には非球面に関するデータを示す。[表21]にはその他のデータを示す。このズームレンズ7は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表21]に示す。[表21]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ7において、第1レンズ群GR1は、物体側より順に負レンズL11および正レンズL12を貼り合わせた接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13とから構成されている。負レンズL11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとなっている。正レンズL12は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなっている。第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側に凸面を向け、物体側の面に複合非球面を有した負メニスカスレンズからなる負レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL24とから構成されている。第3レンズ群GR3は物体側より順に、正レンズL31と、開口絞りStと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32と、両凹レンズL33および両凸レンズからなる正レンズL34が貼りあわされた接合レンズと、正レンズL35とから構成されている。第3レンズ群GR3内において、最も物体側に配置された正レンズL31と最も像面側に配置された正レンズL35はそれぞれ、両面に非球面が形成された両凸レンズとなっている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ7においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[数値実施例8]
[表22]〜[表24]は、図8に示した第8の構成例に係るズームレンズ8に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表22]にはその基本的なレンズデータを示し、[表23]には非球面に関するデータを示す。[表24]にはその他のデータを示す。このズームレンズ8は、変倍に伴って各レンズ群が移動するため、各レンズ群の前後の面間隔の値は可変となっている。この可変の面間隔のデータは[表24]に示す。[表24]にはまた、Fno,f,ωの値を示す。
このズームレンズ8において、第2レンズ群GR2は物体側より順に、物体側に凸面を向け、物体側の面に複合非球面を有した負メニスカスレンズからなる負レンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL22と、両凸レンズL23と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズL24とから構成されている。その他のレンズ群の基本形状は上記第1の構成例に係るズームレンズ1と同様である。このズームレンズ8においても、第3レンズ群GR3内の最も物体側に配置された正レンズL31または最も像面側に配置された正レンズL35を光軸Z1に対して垂直方向へ移動させることにより、防振することが可能である。
Figure 2013195619
Figure 2013195619
Figure 2013195619
[各実施例のその他の数値データ]
[表25]には、上述の各条件式に関する値を、各数値実施例についてまとめたものを示す。[表25]から分かるように、各条件式について、各数値実施例の値がその数値範囲内となっている。
Figure 2013195619
[収差性能]
図9〜図41に、各数値実施例の収差性能を示す。図9〜図41に示した収差はいずれも無限遠合焦時のものである。
図9(A)〜(C)はそれぞれ、数値実施例1に対応するズームレンズ1の広角端状態(短焦点距離端)における球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示している。図10(A)〜(C)は中間焦点距離状態における同様の各収差を示している。図11(A)〜(C)は望遠端状態(長焦点距離端)における同様の各収差を示している。これらの各収差図には、d線(587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図には、g線(435.84nm)、C線(656.28nm)についての収差も示す。非点収差図において、S(実線)はサジタル方向、M(破線)はメリディオナル方向の収差を示す。
同様に、数値実施例2〜8に対応するズームレンズ2〜8についての球面収差、非点収差、および歪曲収差を図21〜図41の(A)〜(C)に示す。
図12は、数値実施例1に対応するズームレンズ1において短焦点距離端で、防振を行っていないときの横収差を示している。これに対して、図13は、ズームレンズ1において短焦点距離端で、第3レンズ群GR3内の最も物体側の正レンズL31で防振したときの横収差を示している。また、図14は、ズームレンズ1において短焦点距離端で、第3レンズ群GR3内の最も像面側の正レンズL35で防振したときの横収差を示している。
図15は、数値実施例1に対応するズームレンズ1において中間焦点距離状態で、防振を行っていないときの横収差を示している。これに対して、図16は、ズームレンズ1において中間焦点距離状態で、第3レンズ群GR3内の最も物体側の正レンズL31で防振したときの横収差を示している。また、図17は、ズームレンズ1において中間焦点距離状態で、第3レンズ群GR3内の最も像面側の正レンズL35で防振したときの横収差を示している。
図18は、数値実施例1に対応するズームレンズ1において長焦点距離端で、防振を行っていないときの横収差を示している。これに対して、図19は、ズームレンズ1において長焦点距離端で、第3レンズ群GR3内の最も物体側の正レンズL31で防振したときの横収差を示している。また、図20は、ズームレンズ1において長焦点距離端で、第3レンズ群GR3内の最も像面側の正レンズL35で防振したときの横収差を示している。
以上の各収差図から分かるように、各実施例について、高い結像性能を有するズームレンズを実現できている。
<5.その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記実施の形態および実施例の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記各数値実施例において示した各部の形状および数値は、いずれも本技術を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
また、上記実施の形態および実施例では、4つのレンズ群からなる構成について説明したが、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた構成であっても良い。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
[1]
物体側より順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、
前記第4レンズ群は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成され、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とが物体側に移動すると共に、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群とが光軸方向に移動し、
フォーカシングの際には前記第4レンズ群が光軸方向に移動し、
以下の条件式を満足する
ズームレンズ。
0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
ただし、
R4f:前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径
R4r:前記第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径
とする。
[2]
以下の条件式を満足する上記[1]に記載のズームレンズ。
1.0<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<3.5 ……(1)’
[3]
以下の条件式を満足する、上記[1]または[2]に記載のズームレンズ。
−4.5<f4/fw<−0.5 ……(2)
ただし、
fw:広角端状態における無限遠合焦時の全系の焦点距離
f4:前記第4レンズ群の焦点距離
とする。
[4]
以下の条件式を満足する、上記[3]に記載のズームレンズ。
−3.5<f4/fw<−1.3 ……(2)’
[5]
前記第3レンズ群内に、変倍時に前記第3レンズ群と一体になって移動する開口絞りを有する
上記[1]ないし[4]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[6]
前記第1レンズ群が物体側より順に負レンズおよび正レンズを貼り合わせた接合レンズにより構成されている
上記[1]ないし[5]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[7]
以下の条件式を満足する、上記[1]ないし[6]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
1.5<f1/fw<6.0 ……(3)
ただし、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
とする。
[8]
以下の条件式を満足する、上記[7]に記載のズームレンズ。
2.0<f1/fw<5.5 ……(3)’
[9]
以下の条件式を満足する、上記[1]ないし[8]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
ν4n>45 ……(4)
ただし、
ν4n:前記第4レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数
とする。
[10]
以下の条件式を満足する、上記[9]に記載のズームレンズ。
ν4n>55 ……(4)’
[11]
前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズを含む複数のレンズを有し、
前記第3レンズ群内の1枚の前記正レンズを防振用レンズとして光軸と垂直方向に移動させて防振を行う
上記[1]ないし[10]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[12]
前記防振用レンズは、前記第3レンズ群内で最も物体側に配置されている
上記[11]に記載のズームレンズ。
[13]
前記防振用レンズは、前記第3レンズ群内で最も像面側に配置されている
上記[11]に記載のズームレンズ。
[14]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[1]ないし[13]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[15]
ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記ズームレンズは、
物体側より順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、
前記第4レンズ群は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成され、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とが物体側に移動すると共に、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群とが光軸方向に移動し、
フォーカシングの際には前記第4レンズ群が光軸方向に移動し、
以下の条件式を満足する
撮像装置。
0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
ただし、
R4f:前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径
R4r:前記第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径
とする。
[16]
前記ズームレンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[15]に記載の撮像装置。
GR1…第1レンズ群、GR2…第2レンズ群、GR3…第3レンズ群、GR4…第4レンズ群、CG…光学部材、St…開口絞り、Simg…像面、Z1…光軸、1〜8…ズームレンズ、10…カメラブロック、11…ズームレンズ、12…撮像素子、20…カメラ信号処理部、30…画像処理部、40…LCD、50…R/W(リーダ/ライタ)、60…CPU、70…入力部、80…レンズ駆動制御部、100…撮像装置、1000…メモリカード。

Claims (14)

  1. 物体側より順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、
    前記第4レンズ群は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成され、
    広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とが物体側に移動すると共に、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群とが光軸方向に移動し、
    フォーカシングの際には前記第4レンズ群が光軸方向に移動し、
    以下の条件式を満足する
    ズームレンズ。
    0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
    ただし、
    R4f:前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径
    R4r:前記第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径
    とする。
  2. 以下の条件式を満足する
    請求項1に記載のズームレンズ。
    1.0<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<3.5 ……(1)’
  3. 以下の条件式を満足する
    請求項1に記載のズームレンズ。
    −4.5<f4/fw<−0.5 ……(2)
    ただし、
    fw:広角端状態における無限遠合焦時の全系の焦点距離
    f4:前記第4レンズ群の焦点距離
    とする。
  4. 以下の条件式を満足する
    請求項3に記載のズームレンズ。
    −3.5<f4/fw<−1.3 ……(2)’
  5. 前記第3レンズ群内に、変倍時に前記第3レンズ群と一体になって移動する開口絞りを有する
    請求項1に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群が物体側より順に負レンズおよび正レンズを貼り合わせた接合レンズにより構成されている
    請求項1に記載のズームレンズ。
  7. 以下の条件式を満足する
    請求項1に記載のズームレンズ。
    1.5<f1/fw<6.0 ……(3)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    とする。
  8. 以下の条件式を満足する
    請求項7に記載のズームレンズ。
    2.0<f1/fw<5.5 ……(3)’
  9. 以下の条件式を満足する
    請求項1に記載のズームレンズ。
    ν4n>45 ……(4)
    ただし、
    ν4n:前記第4レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数
    とする。
  10. 以下の条件式を満足する
    請求項9に記載のズームレンズ。
    ν4n>55 ……(4)’
  11. 前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズを含む複数のレンズを有し、
    前記第3レンズ群内の1枚の前記正レンズを防振用レンズとして光軸と垂直方向に移動させて防振を行う
    請求項1に記載のズームレンズ。
  12. 前記防振用レンズは、前記第3レンズ群内で最も物体側に配置されている
    請求項11に記載のズームレンズ。
  13. 前記防振用レンズは、前記第3レンズ群内で最も像面側に配置されている
    請求項11に記載のズームレンズ。
  14. ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
    前記ズームレンズは、
    物体側より順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    負の屈折力を有する第4レンズ群とから構成され、
    前記第4レンズ群は、1枚の負レンズのみで構成されるか、または物体側より順に正レンズおよび負レンズが貼りあわされた接合レンズにより構成され、
    広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とが物体側に移動すると共に、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群とが光軸方向に移動し、
    フォーカシングの際には前記第4レンズ群が光軸方向に移動し、
    以下の条件式を満足する
    撮像装置。
    0.7<(R4f+R4r)/(R4f−R4r)<5 ……(1)
    ただし、
    R4f:前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径
    R4r:前記第4レンズ群の最も像面側の面の曲率半径
    とする。
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