JP2013193158A - 産業用ロボット - Google Patents
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Abstract
【課題】一連の動作で質量測定、振り分け、及び箱詰め作業の全てを行うことができる産業用ロボットを提供する。
【解決手段】産業用ロボット100は、力センサ1と、物品Q(ワーク)を保持するロボットハンド2と、ロボットハンドを移動させるロボットアーム3と、加速度測定部4と、コントローラ40を備えている。コントローラ40は、移動時の物品Qに作用する力および加速度に基づいて物品Qの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによって物品Qの良否判定を行う。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。
【選択図】図1
【解決手段】産業用ロボット100は、力センサ1と、物品Q(ワーク)を保持するロボットハンド2と、ロボットハンドを移動させるロボットアーム3と、加速度測定部4と、コントローラ40を備えている。コントローラ40は、移動時の物品Qに作用する力および加速度に基づいて物品Qの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによって物品Qの良否判定を行う。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、産業用ロボットに関し、特に、質量検査後の物品をダンボール箱またはコンテナへ振り分ける産業用ロボットに関する。
特許文献1(特開2004−262482号公報)に開示されている商品検査装置は、包装済み商品を供給する中継コンベアに連結され、商品を上方から吸引保持する保持機構と、保持機構を垂直、旋回、前後、及び左右に移動させる移動機構とを備えている。保持機構は重量検出器を有しており、商品を引き上げて重量チェックを行うことができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の商品検査装置は、商品に作用する重力によってロードセルが垂直方向へ変位することを利用しているので、例えば、マニピュレータやロボットハンドの先端部にロードセルを取り付けて、持ち上げた商品を移動している最中にその物品の質量を測定しようとしても、上記従来技術では対応できない。それゆえ、検査装置が測定済みの商品を保持したままラベル貼り付け位置まで移動し、さらにラベルが貼り付けられた商品を箱詰め用ダンボールなどの振り分け先へ移動させることはできない。
他方、従来の産業用ロボットは、搬送工程上で質量測定されて良品と判定されたワークだけを取りに行き、設定された動作で所定位置にそのワークを配置するという、専らワークを移動させることに重点が置かれており、この産業用ロボット自身がワークの良否を判定するというレベルのものではない。
例えば、この産業用ロボット自身がワークの質量測定とその良否判定をすることができれば、生産工程のレイアウトをコンパクトにすることができ、生産性の向上につながる。
本発明の課題は、一連の動作で質量測定、振り分け、及び箱詰め作業の全てを行うことができる産業用ロボットを提供することにある。
本発明の第1観点に係る産業用ロボットは、搬送されてきたワークを保持し所定の場所まで移動させて配置する産業用ロボットであって、ワークを保持するロボットハンドと、ロボットハンドを移動させるロボットアームと、力センサと、加速度測定部と、コントローラとを備えている。力センサは、ロボットハンドとロボットアームとの間に設けられ、移動時のワークに作用する力を測定する。加速度測定部は、移動時のワークに作用する加速度を測定する。コントローラは、ロボットハンドおよびロボットアームの動作を制御する。さらに、コントローラは、移動時のワークに作用する力および加速度に基づいてワークの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによってワークの良否判定を行う。
この産業用ロボットでは、産業用ロボット自身がワークの質量を測定しワークの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。その結果、ラインレイアウトがコンパクトになり、その分、ワークの移動距離が短縮され、最終的に生産性の向上につながる。
本発明の第2観点に係る産業用ロボットは、第1観点に係る産業用ロボットであって、さらにコントローラが、ロボットアームを介して、ワークをその質量の大きさに応じて複数の配置場所に振り分ける。
この産業用ロボットでは、産業用ロボット自身がワークの質量を測定しワークの良否を判定した後、直にワークを振り分けるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカ、ウエイトチェッカから振り分け場所までの搬送コンベア、及び不良品を排除するための機構を撤去することができる。
本発明の第3観点に係る産業用ロボットは、第1観点または第2観点に係る産業用ロボットであって、ワークを監視するカメラをさらに備えている。コントローラは、カメラから得られる画像データに基づいてワークの位置やワークの姿勢を取得し、ロボットハンドがワークを保持する動作パターンを決定する。さらに、コントローラは、保持されたワークが移動するときのカメラから得られる画像データを加速度測定部に処理させてワークに作用する加速度を測定させる。
この産業用ロボットでは、ワークの位置・姿勢を監視するカメラを利用してワークに作用する加速度を測定することができる。
本発明の第4観点に係る産業用ロボットは、第3観点に係る産業用ロボットであって、コントローラが、カメラから得られる画像データに基づいてワークの外観検査をも行う。
この産業用ロボットでは、コントローラは、ワークの外観がOKであるにもかかわらず質量がNGの場合は、ワークの内部欠損、あるいは内部部品欠品と判定することができるので、不良品の振り分けも可能である。
本発明の第5観点に係る産業用ロボットは、第3観点に係る産業用ロボットであって、カメラが、移動しない所定位置に固定されている。
この産業用ロボットでは、加速度測定部をロボットハンド側またはロボットアーム側に設ける必要がなくなり、配線等の引き回しによる作業上の煩雑さが解消もしくは軽減される。
本発明の第6観点に係る産業用ロボットは、第3観点に係る産業用ロボットであって、カメラは、ロボットハンドまたはロボットアームに取り付けられている。
固定カメラの場合は、ロボットハンドがワークを取りに行く場所、及び、移動するワークまたはロボットハンドもしくはロボットアームがカメラレンズに入る場所が必要となるので、産業用ロボットの設置場所に多少制限を受けるが、この産業用ロボットはカメラがロボットハンドまたはロボットアームに取り付けられているので、ロボットハンドが届く範囲内であれば設置場所の制限を受けない。
本発明に係る産業用ロボットでは、産業用ロボット自身がワークの質量を測定しワークの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。その結果、ラインレイアウトがコンパクトになり、その分、ワークの移動距離が短縮され、最終的に生産性の向上につながる。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)産業用ロボット100の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る産業用ロボット100の概略平面図である。図1において、産業用ロボット100は、力センサ1と、ロボットハンド2と、ロボットアーム3と、加速度センサ4とを備えている。
図1は、本発明の一実施形態に係る産業用ロボット100の概略平面図である。図1において、産業用ロボット100は、力センサ1と、ロボットハンド2と、ロボットアーム3と、加速度センサ4とを備えている。
力センサ1は、移動中の物品Q(ワーク)に作用する力を検出する。力センサ1には、例えば、歪みゲージ式ロードセルが採用される。歪みゲージ式ロードセルは、移動によって自由端側が固定端側に対して相対的に変位し、それによって自由端側に作用する力を検出することができる。
ロボットハンド2は、物品Qを保持する。ロボットハンド2には、エアー駆動またはモータ駆動によるフィンガータイプのチャック機構が採用される。なお、ロボットハンド2は、チャック機構に限定されるものではなく、エアー吸着機構であってもよい。
ロボットアーム3は、ロボットハンド2を3次元的に移動させる。なお、ロボットアーム3としては、例えば、水平多関節ロボットや垂直多関節ロボット、あるいは、パラレルリンクロボット等が適切である。
加速度センサ4は、物品Qに作用する加速度を検出する。加速度センサ4としては、例えば、歪みゲージ式ロードセル、MEMS型の小型加速度センサ、及び一般的な市販の加速度センサのいずれかが適宜採用される。
なお、力センサ1はロボットハンド2とロボットアーム3との間に設けられ、加速度センサ4はロボットハンド2に隣接するように設けられる。以下で説明する実施形態では、力センサ1及び加速度センサ4ともに歪みゲージ式ロードセルが採用され、力センサ1及び加速度センサ4は水平方向に移動する物品Qに作用する力と加速度を検出する。
(2)産業用ロボットによる質量測定の原理
図2は、図1の産業用ロボット100をばね−質量系で表わしたときの当該質量測定装置の2自由度モデルである。
図2は、図1の産業用ロボット100をばね−質量系で表わしたときの当該質量測定装置の2自由度モデルである。
図2において、mは物品Qの質量、M1は力センサ1の自由端側の質量とロボットハンド2の質量および加速度センサ4の固定端側の質量の和、M2は加速度センサ4の自由端側の質量である。また、k1は力センサ1のばね定数、k2は加速度センサ4のばね定数である。x1は力センサ1の変位量、x2は加速度センサ4の変位量とする。
物品Qに加速度が作用したときの運動方程式は、
(m+M1)d2x1/dt2=−k1(x1−y)+k2(x1−x2) (1)
M2d2x2/dt2=−k2(x2−x1) (2)
として表される。また(1)式を変形すると、
m=[−k1(x1−y)+k2(x1−x2)]/(d2x1/dt2)−M1 (3)
となる。さらに、加速度センサ4の剛性が大きいことを考慮すると、
d2x1/dt2≒d2x2/dt2 (4)
として近似できる。それゆえ、(3)及び(4)式より、
m=[−k1(x1−y)+k2(x1−x2)]/(d2x2/dt2)−M1 (5)
が導き出される。また、(2)式を変形すると、
d2x2/dt2=−k2(x2−x1)/M2 (6)
となるので、(5)、(6)式より、
m=[−k1(x1−y)/−k2(x2−x1)]M2+M2−M1 (7)
が導き出される。
(m+M1)d2x1/dt2=−k1(x1−y)+k2(x1−x2) (1)
M2d2x2/dt2=−k2(x2−x1) (2)
として表される。また(1)式を変形すると、
m=[−k1(x1−y)+k2(x1−x2)]/(d2x1/dt2)−M1 (3)
となる。さらに、加速度センサ4の剛性が大きいことを考慮すると、
d2x1/dt2≒d2x2/dt2 (4)
として近似できる。それゆえ、(3)及び(4)式より、
m=[−k1(x1−y)+k2(x1−x2)]/(d2x2/dt2)−M1 (5)
が導き出される。また、(2)式を変形すると、
d2x2/dt2=−k2(x2−x1)/M2 (6)
となるので、(5)、(6)式より、
m=[−k1(x1−y)/−k2(x2−x1)]M2+M2−M1 (7)
が導き出される。
ここで、−k1(x1−y)は力センサ1の出力、−k2(x2−x1)は加速度センサ4の出力である。
図3は、零点調整のために、ロボットハンド2に何も保持させない状態で力センサ1及び加速度センサ4から得られた検出信号を示すグラフである。図3において、力センサ1の出力のピーク値をFmz、加速度センサ4の出力のピーク値をFazとしたとき、(7)式より、
0=M2・C・(Fmz/Faz)+M2−M1 (8)
となる。但し、加速度は0でない場合を想定している。なお、Cは換算係数である。
0=M2・C・(Fmz/Faz)+M2−M1 (8)
となる。但し、加速度は0でない場合を想定している。なお、Cは換算係数である。
図4は、スパン調整用の既知の分銅をロボットハンド2に保持させた状態で力センサ1及び加速度センサ4から得られた検出信号を示すグラフである。図4において、スパン質量をms、力センサ1の出力のピーク値をFms、加速度センサ4の出力のピーク値をFasとしたとき、(7)式より、
ms=M2・C・(Fms/Fas)+M2−M1 (9)
となる。そして、(8)−(9)式より、
C=ms/M2{(Fms/Fas)−(Fmz/Faz)} (10)
が導き出される。(10)式より、M2は固定係数として、スパン係数をSとすると、
S=C・M2=ms/{(Fms/Fas)−(Fmz/Faz)} (11)
である。
ms=M2・C・(Fms/Fas)+M2−M1 (9)
となる。そして、(8)−(9)式より、
C=ms/M2{(Fms/Fas)−(Fmz/Faz)} (10)
が導き出される。(10)式より、M2は固定係数として、スパン係数をSとすると、
S=C・M2=ms/{(Fms/Fas)−(Fmz/Faz)} (11)
である。
図5は、質量mの被測定物をロボットハンド2に保持させた状態で力センサ1及び加速度センサ4から得られた検出信号を示すグラフである。図5において、力センサ1の出力のピーク値をFm、加速度センサ4の出力のピーク値をFaとしたとき、(11)式より、
m=S{(Fm/Fa)−(Fmz/Faz)} (12)
となる。
m=S{(Fm/Fa)−(Fmz/Faz)} (12)
となる。
上記のように、産業用ロボット100の質量測定方式は、物品Qを移動させ、移動時の物品に作用する力を移動時の物品に作用する加速度で除算して物品Qの質量を算出する方式である。
(3)制御系
図6は、産業用ロボット100の制御系のブロック図である。図6において、コントローラ40及び記憶部49を含む制御回路50には、力センサ1、ロボットハンド2、ロボットアーム3、加速度センサ4、入力部7及びディスプレイ8が電気的に接続されている。なお、力センサ1、ロボットハンド2、ロボットアーム3、及び加速度センサ4については、既に説明しているので、ここでは言及しない。
図6は、産業用ロボット100の制御系のブロック図である。図6において、コントローラ40及び記憶部49を含む制御回路50には、力センサ1、ロボットハンド2、ロボットアーム3、加速度センサ4、入力部7及びディスプレイ8が電気的に接続されている。なお、力センサ1、ロボットハンド2、ロボットアーム3、及び加速度センサ4については、既に説明しているので、ここでは言及しない。
入力部7は、産業用ロボット100の始動前に、オペレータが力センサ1の定格や、被測定物の測定範囲などを入力するための機器であり、具体的には、キーボード、或いは、タッチパネルである。
ディスプレイ8は、産業用ロボット100の動作状況を逐次表示するための機器であり、力センサ1及び加速度センサ4の異常や、ロボットハンド2及びロボットアーム3の動作異常が発生したときには、エラー表示を行う。
記憶部49は、産業用ロボット100に搭載可能な力センサ1の定格、及び被測定物の質量範囲ごとに設定された被測定物に作用させるべき適用加速度を予め記憶している。
例えば、産業用ロボット100が、物品Qが搬送される工程で、「ロボットハンド2によって物品Qを保持し、ロボットアーム3によって物品Qを箱詰め位置まで移動させ、その間に質量を測定し、物品Qを箱詰めする」という動作を行う場合、オペレータは産業用ロボット100の始動前に、物品Qの質量測定範囲(例えば、m±0.5g)を入力する。
記憶部49は、予め質量m程度の物品Qの質量を測定するときに物品Qに作用させるべき最適加速度を記憶している。コントローラ40は、入力された質量測定範囲に対応する適用加速度を記憶部49から読み取り、ロボットアーム3を介して物品Qにその適用加速度を作用させ、そのときの力センサ1の出力を読み取る。なお、コントローラ40としては、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)やマイコン等が採用される。
図7は、力センサ1及び加速度センサ4によって検出された信号を処理する信号処理回路図である。図7において、力センサ1と加速度センサ4には、それぞれ増幅器31a、31bが接続されており、これらの増幅器31a、31bは、力センサ1及び加速度センサ4から入力された検出信号を増幅する。また、増幅器31a、31bには、それぞれA/D変換器33a、33bが接続されている。そのA/D変換器33a、33bは、入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
A/D変換器33a、33bには、それぞれローパスフィルタ37a、37bが接続されている。このローパスフィルタ37a、37bは、入力された検出信号から一定周波数以上のノイズ成分を除去する。また、ローパスフィルタ37a、37bは、コントローラ40に接続されている。
コントローラ40は、入力された検出信号に基づいて各種の処理を実行する。先ず、コントローラ40は、力センサ1及び加速度センサ4の検出信号に含まれるノイズ周波数成分をローパスフィルタ37a、37bにより除去する処理を行う。そして、そのノイズ周波数成分が除去された力センサ1の検出信号を除算器41により加速度センサ4の検出信号で除算する処理を行い、その後、コントローラ40は、減算器43として機能することで、その除算結果を用いて式(12)の演算を行い、質量mを算出する処理を行う。即ち、コントローラ40は、力センサ1及び加速度センサ4の検出信号に基づいて、物品Qの質量mを算出する。
(4)産業用ロボット100の動作
(4−1)ラベル貼り付けのための補助動作
図8は、産業用ロボット100が配置された箱詰め工程の平面図である。図8において、箱詰め工程FAL1には、物品供給コンベア211、箱詰めコンベア221、カメラ51、第1ラベル発行器71、および第2ラベル発行器72が据え付けられている。
(4−1)ラベル貼り付けのための補助動作
図8は、産業用ロボット100が配置された箱詰め工程の平面図である。図8において、箱詰め工程FAL1には、物品供給コンベア211、箱詰めコンベア221、カメラ51、第1ラベル発行器71、および第2ラベル発行器72が据え付けられている。
物品供給コンベア211には、上流側から物品Qが搬送されてくる。物品供給コンベア211の側方には、物品供給コンベア211の上流側を進行する物品を捉えるカメラ51が配置されている。コントローラ40はカメラ51から送られてくる物品Qの画像データを基に、外観を良品および不良の2種類に選別する。
また、物品供給コンベア211と箱詰めコンベア221との間にはスペースが確保されており、そのスペースに第1ラベル発行器71と第2ラベル発行器72が配置されている。第1ラベル発行器71から発行されるラベルの印字内容と第2ラベル発行器72から発行されるラベルの印字内容とは異なる。
また、箱詰めコンベア221は、物品Qが満杯になるまでコンテナ271を置くための荷積用コンベア部221aと、荷積済みコンテナ271を次工程へ送るための送り用コンベア部221bとで構成されている。荷積用コンベア部221aと送り用コンベア部221bとは交差しており、荷積用コンベア部221aで満杯になったコンテナ271は荷積済みコンテナ271として送り用コンベア部221b側に押し出され、送り用コンベア部221bの流れに載って次工程へ送られる。
コントローラ40は、物品供給コンベア211を流れる物品Qをロボットハンド2に保持させて持ち上げさせる。さらに、コントローラ40は、ロボットアーム3の動作を制御して、物品Qに所定の適用加速度が作用するように移動させ、第1ラベル発行器71及び第2ラベル発行器72の手前まで物品Qを運ばせる。なお、産業用ロボット100の動作、すなわち、物品の移動パターンは、オペレータによって稼動前に入力部7を介して設定されている。
コントローラ40は、物品Qを移動させている間に、物品Qに作用する力と加速度を検出し、その力を除算器41により加速度で除算する処理を行い、その除算結果を用いて質量を算出する。
コントローラ40は、外観検査結果と算出した物品Qの質量とに基づいて、外観で合格となった物品Qのうち質量が第1範囲に入ったものをLランクとして、第1範囲より小さい第2範囲に入ったものをMランクとして記憶する。
そして、コントローラ40は、物品QがLランク品であったときは第1ラベル発行器71の手前に運び、第1ラベル発行器71から発行されるラベルに押し付けてラベルの貼り付けを行う。同様に、物品QがMランク品であったときは第2ラベル発行器72の手前に運び、第2ラベル発行器72から発行されるラベルに押し付けてラベルの貼り付けを行う。
さらに、コントローラ40は、ラベル貼り付けが完了した物品Qをコンテナに収めるようにロボットアーム3及びロボットハンド2の動作を制御する。一般には、Lランク品とMランク品とを別個のコンテナ271に振り分けるが、本実施形態では、1つのコンテナ271内に仕切りを設けて、一方にLランク品を、他方にMランク品を振り分ける。
また、コントローラ40は、物品Qが外観不良品であると判定したとき、或いは、物品Qの質量が許容範囲外であると判定したときは、その物品Qを不良品置場701まで移動させ、そこに一時的に貯めておく。
このように、1台の産業用ロボット100が物品Qの質量検査、移動、ラベル貼り付け、振り分け、及び箱詰めという複数の作業を担うことができるので、生産性が向上するだけでなく、生産工程の省スペース化を図ることができる。
また、物品Qが製袋包装品である場合、従来なら物品供給コンベア211に製袋包装品のシール性を検査するシールチェッカが配置される。しかし、この産業用ロボット100では、ロボットハンド2が製袋包装された物品Qを所定の力で押える動作を追加するだけで、シールチェッカの代用となる。
原理的には、ロボットハンド2がシール性良品の物品Qを押えると、押圧開始後、力センサ1の出力はロボットハンド2の押圧力に相当する出力まで上昇し、シール性の検査中はその押圧力に相当する出力をほぼ維持する。そして、ロボットハンド2が物品Qを押えることを止めると、力センサ1の出力はすみやかに減少する。
他方、ロボットハンド2がシール性不良品の物品Qを押えると、押圧開始後、力センサ1の出力はロボットハンド2の押圧力に相当する出力まで上昇するが、シール性不良のためにその押圧力に耐え切れず物品Qの袋内から気体(空気や不活性ガスなど)が漏れ出て力センサ1の出力が減少する。
以上にように、1台の産業用ロボット100は、物品Qの質量検査、移動、振り分け、及び箱詰めという複数の作業に加えて、シールチェックをも行なうことができる。
(4−2)物品の良否を判定して箱詰めする動作
図9は、産業用ロボット100が配置された箱詰め工程の平面図である。図9において、箱詰め工程FAL2には、物品供給コンベア311、箱詰めコンベア321、およびカメラ51が据え付けられている。
図9は、産業用ロボット100が配置された箱詰め工程の平面図である。図9において、箱詰め工程FAL2には、物品供給コンベア311、箱詰めコンベア321、およびカメラ51が据え付けられている。
物品供給コンベア311には、上流側から物品Qが搬送されてくる。箱詰めコンベア321は、物品供給コンベア311と並列に配置されている。また、箱詰めコンベア321は物品供給コンベア311の搬送方向と同方向に箱(ダンボール)を搬送する。
また、物品供給コンベア311と箱詰めコンベア321との間にはスペースが確保されており、そのスペースに産業用ロボット100が配置されている。また、同じスペースに不良品を一時的に置く不良品置場701も設けられている。
なお、カメラ51は、産業用ロボット100が配置されるスペースと同じ領域内であって、物品供給コンベア311の上流側を進行する物品を捉える場所に配置されており、コントローラ40はカメラ51から送られてくる物品Qの画像データを基に、外観を良品および不良の2種類に選別する。
コントローラ40は、物品供給コンベア311を流れる物品Qをロボットハンド2に保持させて持ち上げさせる。さらに、コントローラ40は、ロボットアーム3の動作を制御して、物品Qに所定の適用加速度が作用するように移動させ、箱詰めコンベア321の箱詰め位置まで物品Qを運ばせる。なお、産業用ロボット100の動作、すなわち、物品の移動パターンは、オペレータによって稼動前に入力部7を介して設定されている。
コントローラ40は、物品Qを移動させている間に、物品Qに作用する力と加速度を検出し、その力を除算器41により加速度で除算する処理を行い、その除算結果を用いて質量を算出する。
コントローラ40は、外観検査結果と算出した物品Qの質量とに基づいて、外観および質量がともに良品と判定した物品Qのみを箱421に収めるようにロボットアーム3及びロボットハンド2の動作を制御する。
また、コントローラ40は、物品Qが外観不良品であると判定したとき、或いは、物品Qの質量が許容範囲外であると判定したときは、その物品Qを不良品置場701まで移動させ、そこに一時的に貯めておく。
このように、1台の産業用ロボット100が物品Qの質量検査、移動、振り分け、及び箱詰めという複数の作業を担うことができるので、生産性が向上するだけでなく、生産工程の省スペース化を図ることができる。
また、物品Qが製袋包装品である場合、従来なら物品供給コンベア311に製袋包装品のシール性を検査するシールチェッカが配置される。しかし、この産業用ロボット100では、ロボットハンド2が製袋包装された物品Qを所定の力で押える動作を追加するだけで、シールチェッカの代用となる。その原理は、[(4−1)ラベル貼り付けのための補助動作]で説明しているので、ここでは省略する。
以上にように、1台の産業用ロボット100は、物品Qの質量検査、移動、振り分け、及び箱詰めという複数の作業に加えて、シールチェックをも行なうことができる。
(4−3)物品をランク分けして箱詰めする動作
図10は、産業用ロボット100が配置されたその他の箱詰め工程の平面図である。図10において、箱詰め工程FAL3には、物品供給コンベア511、箱供給コンベア521、箱詰めコンベア531〜534、およびカメラ51が据え付けられている。
図10は、産業用ロボット100が配置されたその他の箱詰め工程の平面図である。図10において、箱詰め工程FAL3には、物品供給コンベア511、箱供給コンベア521、箱詰めコンベア531〜534、およびカメラ51が据え付けられている。
物品供給コンベア511には、上流側からコンテナ611が搬送されてくる。コンテナ611の中には、質量測定対象である複数の物品Qが収められている。箱供給コンベア521及び箱詰めコンベア531〜534は、物品供給コンベア511と直交するように配置されている。箱供給コンベア521は、物品供給コンベア511に近づく方向に箱を搬送する。他方、箱詰めコンベア531〜534は物品供給コンベア511から遠ざかる方向に箱詰めされた物品を搬送する。
箱詰めコンベア531〜534は、物品のランクごとに分けられており、第1箱詰めコンベア531では、外観が優良で、L(ラージ)サイズの物品が箱詰めされる。第2箱詰めコンベア532では、外観が良好で、L(ラージ)サイズの物品が箱詰めされる。第3箱詰めコンベア533では、外観が優良で、M(ミディアム)サイズの物品が箱詰めされる。第4箱詰めコンベア534では、外観が良好で、M(ミディアム)サイズの物品が箱詰めされる。
また、物品供給コンベア511と第1箱詰めコンベア531との間にはスペースが確保されており、そのスペースに不良品を一時的に置く不良品置場701が設けられている。さらに、物品供給コンベア511と第2〜4箱詰めコンベア532〜534との間にもスペースが確保されており、そのスペースに産業用ロボット100が配置されている。
なお、カメラ51は物品供給コンベア511を挟んで産業用ロボット100とは反対側に配置されている。カメラ51の位置は、産業用ロボット100のロボットハンド2が物品を保持して持ち上げたとき、物品Qの外観を捉えることができる場所である。
コントローラ40は、物品供給コンベア511を流れるコンテナ611の中にある物品Qをロボットハンド2に保持させて持ち上げる。このとき、コントローラ40には、カメラ51から物品Qの画像データが送られてくるので、コントローラ40はその画像データを基に外観を優良、良品および不良の3種類に選別する。
さらに、コントローラ40は、ロボットアーム3の動作を制御して、物品Qに所定の適用加速度が作用するように移動させ、振り分け位置まで物品Qを運ばせる。なお、産業用ロボット100の動作、すなわち、物品の移動パターンは、オペレータによって稼動前に入力部7を介して設定されている。
コントローラ40は、物品Qを移動させている間に、物品Qに作用する力と加速度を検出し、その力を除算器41により加速度で除算する処理を行い、その除算結果を用いて質量を算出する。
コントローラ40は、外観検査結果と算出した物品Qの質量とに基づいて、物品Qが[Lサイズ・外観優良]、[Lサイズ・外観良好]、[Mサイズ・外観優良]、および[Mサイズ・外観良好]のいずれのランクに該当するのかを決定し、その決定結果に基づいて、物品Qを所定のダンボール箱631〜634に収めるようにロボットアーム3及びロボットハンド2の動作を制御する。
また、コントローラ40は、物品Qが外観不良品であると判定したとき、或いは、物品Qの質量が許容範囲外であると判定したときは、その物品Qを不良品置場701まで移動させ、そこに一時的に貯めておく。
なお、第1〜第4箱詰めコンベア531〜534の上流側には箱検知センサ(図示せず)が設置されている。箱検知センサは箱の有無を検知するセンサであり、箱に直に光をあてて検知する非接触センサ、或いは、箱の下方に配置され箱自体の重みでオン・オフするメカニカルスイッチで代用できる。いずれにせよ、箱が物品で満杯になり下流側に移動したときに反応して箱無し状態を知らせる信号を出力することができる。
コントローラ40は、箱検知センサからの箱無し状態を知らせる信号を受けたとき、ロボットハンド2が箱供給コンベア521の空の箱(ダンボール)621を保持できる位置まで行くようにロボットアーム3の動作を制御する。さらに、コントローラ40は、ロボットハンド2に空箱621を保持させた後、空箱621を必要とする箱詰めコンベア531〜534まで移動するようにロボットアーム3の動作を制御する。
このように、1台の産業用ロボット100が物品Qの質量検査、移動、振り分け、箱詰め、及び空箱搬送という複数の作業を担うことができるので、生産性が向上するだけでなく、生産工程の省スペース化を図ることができる。
(5)特徴
(5−1)
産業用ロボット100は、力センサ1と、物品Qを保持するロボットハンド2と、ロボットハンドを移動させるロボットアーム3と、加速度測定部4と、コントローラ40を備えている。コントローラ40は、移動時の物品Qに作用する力および加速度に基づいて物品Qの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによって物品Qの良否判定を行う。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。その結果、ラインレイアウトがコンパクトになり、その分、物品Qの移動距離が短縮され、最終的に生産性の向上につながる。
(5−1)
産業用ロボット100は、力センサ1と、物品Qを保持するロボットハンド2と、ロボットハンドを移動させるロボットアーム3と、加速度測定部4と、コントローラ40を備えている。コントローラ40は、移動時の物品Qに作用する力および加速度に基づいて物品Qの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによって物品Qの良否判定を行う。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定することができるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカを撤去することができる。その結果、ラインレイアウトがコンパクトになり、その分、物品Qの移動距離が短縮され、最終的に生産性の向上につながる。
(5−2)
さらにコントローラ40は、ロボットアーム3を介して、物品Qをその質量の大きさに応じて複数の配置場所に振り分ける。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定した後、直に物品Qを振り分けるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカ、ウエイトチェッカから振り分け場所までの搬送コンベア、及び不良品を排除するための機構を撤去することができる。
さらにコントローラ40は、ロボットアーム3を介して、物品Qをその質量の大きさに応じて複数の配置場所に振り分ける。産業用ロボット100自身が物品Qの質量を測定し物品Qの良否を判定した後、直に物品Qを振り分けるので、生産工程から少なくとも従来のウエイトチェッカ、ウエイトチェッカから振り分け場所までの搬送コンベア、及び不良品を排除するための機構を撤去することができる。
(6)変形例
(6−1)
コントローラ40は、カメラ51から得られる画像データに基づいて物品Qの位置や物品Qの姿勢を取得し、ロボットハンド4が物品Qを保持する動作パターンを決定しているが、それだけにとどまらず、保持された物品Qが移動するときのカメラ51から得られる画像データを処理して物品Qに作用する加速度を測定することも可能である。
(6−1)
コントローラ40は、カメラ51から得られる画像データに基づいて物品Qの位置や物品Qの姿勢を取得し、ロボットハンド4が物品Qを保持する動作パターンを決定しているが、それだけにとどまらず、保持された物品Qが移動するときのカメラ51から得られる画像データを処理して物品Qに作用する加速度を測定することも可能である。
また、カメラ51が移動しない所定位置に固定されていれば、加速度センサ4をロボットハンド2側またはロボットアーム3側に設ける必要がなくなるので、配線等の引き回しによる作業上の煩雑さが解消もしくは軽減される。
(6−2)
コントローラ40は、物品Qの外観がOKであるにもかかわらず、質量がNGの場合は、物品Qの内部欠損、あるいは内部部品欠品と判定することができるので、不良品の振り分けも可能である。
コントローラ40は、物品Qの外観がOKであるにもかかわらず、質量がNGの場合は、物品Qの内部欠損、あるいは内部部品欠品と判定することができるので、不良品の振り分けも可能である。
(6−3)
また、カメラ51が、ロボットハンド2またはロボットアーム3に取り付けられてもよい。カメラ51を固定する場合は、ロボットハンド2が物品Qを取りに行く場所、及び、移動する物品Qまたはロボットハンド2もしくはロボットアーム3がカメラレンズに入る場所が必要となるので、産業用ロボットの設置場所に多少制限を受けるが、カメラ51がロボットハンド2またはロボットアーム3に取り付けられることによって、ロボットハンド2が届く限り、産業用ロボットの設置場所の自由度が拡大する。
また、カメラ51が、ロボットハンド2またはロボットアーム3に取り付けられてもよい。カメラ51を固定する場合は、ロボットハンド2が物品Qを取りに行く場所、及び、移動する物品Qまたはロボットハンド2もしくはロボットアーム3がカメラレンズに入る場所が必要となるので、産業用ロボットの設置場所に多少制限を受けるが、カメラ51がロボットハンド2またはロボットアーム3に取り付けられることによって、ロボットハンド2が届く限り、産業用ロボットの設置場所の自由度が拡大する。
以上のように、本発明に係る産業用ロボットは、質量検査装置、箱詰め装置及びシールチェッカとしても有用である。
1 力センサ
2 ロボットハンド
3 ロボットアーム
4 加速度センサ(加速度測定部)
40 コントローラ
51 カメラ
100 産業用ロボット
Q 物品(ワーク)
2 ロボットハンド
3 ロボットアーム
4 加速度センサ(加速度測定部)
40 コントローラ
51 カメラ
100 産業用ロボット
Q 物品(ワーク)
Claims (6)
- 搬送されてきたワークを保持し所定の場所まで移動させて配置する産業用ロボットであって、
前記ワークを保持するロボットハンドと、
前記ロボットハンドを移動させるロボットアームと、
前記ロボットハンドと前記ロボットアームとの間に設けられ、移動時の前記ワークに作用する力を測定する力センサと、
移動時の前記ワークに作用する加速度を測定する加速度測定部と、
前記ロボットハンドおよび前記ロボットアームの動作を制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、移動時の前記ワークに作用する力および加速度に基づいて前記ワークの質量を算出し、その算出された質量が予め設定されている適正範囲内であるか否かを判定することによって前記ワークの良否判定を行う、
産業用ロボット。 - さらに、前記コントローラは、前記ロボットアームを介して、前記ワークをその質量の大きさに応じて複数の配置場所に振り分ける、
請求項1に記載の産業用ロボット。 - 前記ワークを監視するカメラをさらに備え、
前記コントローラは、前記カメラから得られる画像データに基づいて前記ワークの位置または前記ワークの姿勢を取得し、前記ロボットハンドが前記ワークを保持する動作パターンを決定し、
さらに、前記コントローラは、保持された前記ワークが移動するときの前記カメラから得られる画像データを前記加速度測定部に処理させて前記ワークに作用する加速度を測定させる、
請求項1又は請求項2に記載の産業用ロボット。 - 前記コントローラは、前記カメラから得られる画像データに基づいて前記ワークの外観検査をも行う、
請求項3に記載の産業用ロボット。 - 前記カメラは、移動しない所定位置に固定されている、
請求項3に記載の産業用ロボット。 - 前記カメラは、前記ロボットハンドまたは前記ロボットアームに取り付けられている、
請求項3に記載の産業用ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012061902A JP2013193158A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 産業用ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012061902A JP2013193158A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 産業用ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013193158A true JP2013193158A (ja) | 2013-09-30 |
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ID=49392733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012061902A Pending JP2013193158A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 産業用ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013193158A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-03-19 JP JP2012061902A patent/JP2013193158A/ja active Pending
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