JP2013184901A - アルミニウムアルコキサイドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属アルミニウムとアルコールを含む液とを接触させ、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応によりアルミニウムアルコキサイドを製造する方法において、
前記金属アルミニウムが、純度99.99重量%以上であって、
前記金属アルミニウム総重量に対する、
銅、鉄及びチタンの含有量の合計が、金属換算で4ppm以下、
ランタン及びセリウムの含有量の合計が、金属換算で3ppm以下、
であるアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
【選択図】なし
Description
近年、表示材料、エネルギー、自動車、半導体やコンピューターといった高い成長が期待される分野での高純度アルミナの需要が拡大しており、その原料となるアルミニウムアルコキサイドを効率よく製造することが求められている。
例えば、特許文献1には、触媒作用を有するガリウム、インジウム或いはこれら金属の化合物の少なくとも1種をアルコールを含む液相に存在させて金属アルミニウムと固液反応させる方法や、前記金属種や化合物をあらかじめアルコールを含む液相中に、0.02〜50ppm(金属換算)存在せしめ、金属アルミニウムと固液反応させる方法が開示されている。また、特許文献2には、触媒の非存在下で、金属アルミニウムとして、直径が2mm〜100mmの粒状アルミニウムを用い、使用するアルコール中の水分が2000ppm以下である条件下で固液反応させる方法が開示されている。
かかる状況下、本発明は、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応によってアルミニウムアルコキサイドをより効率よく製造することができるアルミニウムアルコキサイドの製造方法を提供することを目的とする。
<1> 金属アルミニウムとアルコールを含む液とを接触させ、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応によりアルミニウムアルコキサイドを製造する方法において、
前記金属アルミニウムが、純度99.99重量%以上であって、
前記金属アルミニウム総重量に対する、
銅、鉄及びチタンの含有量の合計が、金属換算で4ppm以下、
ランタン及びセリウムの含有量の合計が、金属換算で3ppm以下、
であるアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<2> 前記金属アルミニウムが、ガリウムおよびインジウムから選ばれる少なくとも1種を、金属換算で0.02ppm以上50ppm以下含有する前記<1>記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<3> 前記金属アルミニウムにおける銅含量が、金属換算で2ppm以下である前記<1>または<2>記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<4> 前記金属アルミニウムにおける鉄含量が、金属換算で1.5ppm以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<5> 前記金属アルミニウムにおけるチタン含量が、金属換算で0.02ppm以上0.8ppm以下である前記<1>から<4>のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<6> 前記金属アルミニウムにおけるランタン含量が、金属換算で0.02ppm以上0.4ppm以下である前記<1>から<5>のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<7> 前記金属アルミニウムにおけるセリウム含量が、金属換算で2ppm以下である前記<1>から<6>のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<8> 前記アルコールが、下記式(i)で表されるアルコールである前記<1>から<7>のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
R1OH (i)
[式(i)中、R1は、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、ネオブチル基、ノルマルペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ノルマルヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル基、ノルマルヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、ノルマルオクチル基、イソオクチル基及びネオオクチル基からなる群より選ばれる1種である。]
<9> R1が、イソプロピル基である前記<8>記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
<10> 前記アルコールを含む液中に、前記下記式(ii)で表され、かつ、R1が式(i)で表されるアルコールと同一のアルミニウムアルコキサイドを添加した混合液を調製し、該混合液と金属アルミニウムとを接触させて反応させる前記<8>または<9>に記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
Al(OR1)3 (ii)
[式(ii)中、R1は、式(i)のRと同一である。]
<11> 前記混合液中の式(ii)で表され、かつ、R1が式(i)で表されるアルコールと同一のアルミニウムアルコキサイドの含有量が、アルコール/アルミニウムアルコキサイドが重量比で5/95〜85/15である前記<10>に記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
前記金属アルミニウムが、純度99.99重量%以上であって、
前記金属アルミニウム総重量に対する、
銅、鉄及びチタンの含有量の合計が、金属換算で4ppm以下、
ランタン及びセリウムのそれぞれの含有量が、金属換算で3ppm以下、
であるアルミニウムアルコキサイドの製造方法(以下、「本発明の製造方法」と称す場合がある。)に関する。
以下、本発明の製造方法について詳細に説明する。
(1.1.金属アルミニウム)
原料としての金属アルミニウムは、その純度が99.99重量%以上、好ましくは99.995%重量以上、さらに99.999%重量以上である。このような高純度の金属アルミニウムを使用することにより、アルミニウムアルコキサイドの精製が不要あるいは簡単な精製で十分となり、本発明の製造方法により得られるアルミニウムアルコキサイドを純度99.99%以上の高純度アルミナの原料として使用することができる。なお、金属アルミニウムの純度は固体発光分析で求めることができる。
ガリウムやインジウムは、金属アルミニウムとアルコールとの反応を促進する作用を有するので、新たに触媒を液相に添加することなく、または添加量を少なくして反応を行なわせることができる。
まず、原料である金属アルミニウムに対する、銅、鉄及びチタンの含有量の合計が、金属換算で5ppm以下であることを必須とし、好ましくは3ppm以下、より好ましくは2ppm以下である。
原料である金属アルミニウムに対する、ランタン及びセリウムの含有量の合計が、金属アルミニウムの総重量に対して、金属換算で3ppm以下、好ましくは2ppm以下、より好ましくは1ppm以下である。
すなわち、銅含量が金属換算で2ppm以下であることが好ましく、より好ましくは1.5ppm以下である。また、鉄含量が金属換算で1.5ppm以下であることが好ましく、より好ましくは1ppm以下である。また、チタン含量が、金属換算で0.02ppm以上0.8ppm以下であることが好ましい。
本発明の製造方法において、固液反応の原料として液相に含まれるアルコールは、製造目的とするアルミニウムアルコキサイドによって適宜選択すれることができるが、炭素鎖が長くなるほど金属アルミニウムとの反応性が低下するおそれがあることから、炭素数1〜8の一価アルコールであるのが好ましい。
炭素数1〜8の一価アルコールとして、具体的には、下記式(i)で表されるアルコールが挙げられる。この中でも、イソプロピルアルコールが特に好ましい。
R1OH (i)
ここで、R1は、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、ネオブチル基、ノルマルペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ノルマルヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル基、ノルマルヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、ノルマルオクチル基、イソオクチル基及びネオオクチル基でからなる群より選ばれる1種であり、好ましくは炭素数1〜3のメチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基であり、より好ましくはイソプロピル基である。
また、アルコールを含む液にアセトン等のケトン類が含まれていてもよいが、該ケトン類はアルコールを含む液の総重量に対して含有量が130ppm以下、好ましくは100ppm以下、さらに好ましくは70ppm以下である。ケトン類濃度が、130ppmを越えると、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応の進行が著しく遅くなるおそれがある。
固液反応は、金属アルミニウムとアルコールを含む液とを接触することによって行われる。金属アルミニウムとアルコールを含む液との接触方法としては、例えば、アルコールを含む液中に、金属アルミニウムを含浸する方法が挙げられる。
ここで、アルコールを含む液中にアルミニウムアルコキサイドを添加した混合液を調製し、該混合液と金属アルミニウムとを接触させて反応させることが好ましい。アルミニウムアルコキサイドを含むことにより、金属アルミニウムとアルコールの反応を促進させるという利点がある。
なお、以下、アルコールを含む液と、アルコールを含む液中にアルミニウムアルコキサイドを添加した混合液を総称して、「アルコールを含む液相」、或いは単に「液相」と呼ぶ場合がある。
また、本発明の製造方法において、原料となる金属アルミニウムとして触媒作用を有するガリウムやインジウムを含む金属アルミニウムを使用すると、アルコールを含む液相に触媒を添加しなくとも、金属アルミニウムとアルコールとの反応を促進することができる。なお、液相にさらに触媒としてガリウムやインジウムを添加してもよい。また、ガリウムやインジウム以外の触媒として、ハロゲン化水銀(HgCl2、HgI2等)や、塩化鉄(FeCl2)、塩化銅(CuCl2)などを用いてもよい。
以下、上記アルミニウムアルコキサイド、触媒、固液反応の反応条件について詳細に説明する。
固液反応に際し、アルコールと金属アルミニウムの使用量比は回分式或いは連続式等の反応様式や所望するアルミニウムアルコキサイドの濃度により一義的でないが、金属アルミニウムの量は、液相の総重量に対して、1〜70重量%、好ましくは1.5〜65重量%、特に好ましくは1.5〜60重量%とするのがよい。金属アルミニウムの量が上記範囲内であれば、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応により、効率的にアルミニウムアルコキサイドを製造することができる。
(a)反応容器内に仕込んだアルコールを含む液相中に、周面部にアルミニウム片を取り付けた軸体を含侵させ、該軸体を軸線回りに所定速度で回転させて固液反応させる方法。
(b)反応容器内に仕込んだアルコールを含む液相を攪拌翼を用いて所定速度で攪拌し、該液相にアルミニウム片を取り付けた軸体を含侵させて、固液反応させる方法。
(c)反応容器内に仕込んだアルコールを含む液相成分を攪拌翼を用いて所定速度で攪拌し、該液相成分に、周面部にアルミニウム片を取り付けた軸体を含侵させ、該軸体を軸線回りに回転させて固液反応させる方法。
なお、用いる軸体の下端には、流速を後述する範囲内とすることができれば、攪拌用のローターブレードを備えていてもよい。
上記方法(a)のように、アルコールを含む液相が静的であり、固相が動的である場合、固相の速度を流速とする。具体的には、アルミニウム片の速度を流速とする。
上記方法(b)のように、アルコールを含む液相が動的であり、固相が静的である場合、液相の速度を流速とする。例えば、攪拌翼の攪拌速度から算出した液相の速度を流速とすればよい。
上記方法(c)のように、アルコールを含む液相および固相がともに動的である場合、液相と固相の進行方向が同じであれば、液相の速度と、固相の速度との速度差を流速とし、液相と固相の進行方向が異なれば、液相の速度と、固相の速度との和を流速とする。
上記方法(d)のような場合は、反応容器内の液相の速度を固相に対する液相の流速とし、その流速が上述した範囲内になるようにすればよい。
アルミニウムアルコキサイドをあらかじめ液相内に存在せしめ固液反応を行う場合、アルコールを含む液と混合するアルミニウムアルコキサイドとしては、具体的には、下記式(ii)で表されるアルミニウムアルコキサイドなどが挙げられる。
Al(OR1)3 (ii)
ここで、R1は、上述した式(i)のおけるR1と同一の官能基であり、特にR1が共にイソプルピル基であることが好ましい。
例えば、製造目的とするアルミニウムアルコキサイドがアルミニウムイソプロキサイドである場合には、アルコールを含む液にも、イソプロパノールとアルミニウムイソプロキサイドを含ませればよい。
混合液を加熱して調製する場合は、混合液の温度は、好ましくは15〜65℃、より好ましくは20〜60℃であるのがよい。
触媒をあらかじめ液相に存在させて固液反応を行う場合、触媒は、ガリウム、インジウムあるいはそれら金属の化合物である。ガリウム、インジウムの化合物としては、例えば、メトキサイド、エトキサイド、イソプロポキサイドなどのアルコキサイド化合物;フェノキサイドなどのアリロキサイド化合物;フォルメート、アセテートなどのカルボキシレート化合物;アセチルアセトネート化合物、塩化物などの無水ハロゲン化物の中から使用するアルコール或いは他の溶媒に溶解度のあるものを単独或いは混合して用いることができる。
液相中の触媒の含有量が0.02ppm未満であると反応促進効果が認められず、他方、50ppmを越えると、得られるアルミニウムアルコキサイドを高純度アルミナ等のファインセラミックス粉末の原料として用いる場合に、ガリウム、インジウムが不純物として最終製品に移行し、焼結性や光学特性を悪化させるなどの不都合を生じるおそれがある。
テスト用の原料金属アルミニウムとして、純度99.999重量%の金属アルミニウムに、必要に応じて金属種をドープし、表1に示す組成の原料金属アルミニウムを得た。
得られた原料金属アルミニウムを、直径;約16.5mm、長さ;約40mmの金属アルミニウム片にして使用した。
還流冷却器付き2リットルセパラブルフラスコに、イソプロピルアルコールとアルミニウムイソプロポキサイドとの重量比が10/90である混合液1000gを入れた。
次いで、下端部に撹拌用のローターブレードを備え、ポリテトラフルオロエチレン被覆された軸体の周面部にポリテトラフルオロエチレンチューブを用いて取り付けた2.3重量部の金属アルミニウム片(直径;約16.5mm、長さ;約40mm、純度;99.999%)を取り付けた。
前記軸体に取り付けられたアルミニウム片を前記混合液中に入れ、金属アルミニウム片を軸周りに200rpmで撹拌させながら、アルコール混合液の沸騰還流下(約95℃)で反応させた。反応の進行に伴い水素ガスが発生し、金属アルミニウムが溶解したことから、アルミニウムイソプロポキサイドが生成していることが確認された。
アルミニウムの溶解に伴って発生した水素生成速度(ml/min)を測定し、その値をアルミニウム溶解速度の基準値100とした。表1に金属アルミニウムの純度、金属濃度及びアルミニウム溶解速度をまとめて示す。
比較例2のアルミニウムアルコキシサイドの製造方法として、表1に示す金属アルミニウム片を使用した以外は比較例1と同様の方法で、金属アルミニウムとアルコール混合液とを接触させ、アルミニウム溶解速度を求めた。表1に金属アルミニウムの純度、金属濃度及びアルミニウム溶解速度をまとめて示す。なお、反応の進行に伴い水素ガスが発生し、金属アルミニウムが溶解したことから、アルミニウムイソプロポキサイドが生成していることが確認された。
実施例1〜8のアルミニウムアルコキシサイドの製造方法として、それぞれ表1に示す金属アルミニウム片を使用した以外は比較例1と同様の方法で、金属アルミニウムとアルコール混合液とを接触させ、アルミニウム溶解速度を求めた。表1にアルミニウム溶解速度をまとめて示す。
なお、実施例1〜8の全てにおいて、反応の進行に伴い水素ガスが発生し、金属アルミニウムが溶解したことから、アルミニウムイソプロポキサイドが生成していることが確認された。
Claims (11)
- 金属アルミニウムとアルコールを含む液とを接触させ、金属アルミニウムとアルコールとの固液反応によりアルミニウムアルコキサイドを製造する方法において、
前記金属アルミニウムが、純度99.99重量%以上であって、
前記金属アルミニウム総重量に対する、
銅、鉄及びチタンの含有量の合計が、金属換算で4ppm以下、
ランタン及びセリウムの含有量の合計が、金属換算で3ppm以下、
であることを特徴とするアルミニウムアルコキサイドの製造方法。 - 前記金属アルミニウムが、ガリウムおよびインジウムから選ばれる少なくとも1種を、金属換算で0.02ppm以上50ppm以下含有する請求項1記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記金属アルミニウムにおける銅含量が、金属換算で2ppm以下である請求項1または2記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記金属アルミニウムにおける鉄含量が、金属換算で1.5ppm以下である請求項1から3のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記金属アルミニウムにおけるチタン含量が、金属換算で0.02ppm以上0.8ppm以下である請求項1から4のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記金属アルミニウムにおけるランタン含量が、金属換算で0.02ppm以上0.4ppm以下である請求項1から5のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記金属アルミニウムにおけるセリウム含量が、金属換算で2ppm以下である請求項1から6のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記アルコールが、下記式(i)で表されるアルコールである請求項1から7のいずれかに記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
R1OH (i)
[式(i)中、R1は、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、ネオブチル基、ノルマルペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ノルマルヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル基、ノルマルヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、ノルマルオクチル基、イソオクチル基及びネオオクチル基からなる群より選ばれる1種である。] - R1が、イソプロピル基である請求項8記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
- 前記アルコールを含む液中に、前記下記式(ii)で表され、かつ、R1が式(i)で表されるアルコールと同一のアルミニウムアルコキサイドを添加した混合液を調製し、該混合液と金属アルミニウムとを接触させて反応させる請求項8または9に記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
Al(OR1)3 (ii)
[式(ii)中、R1は、式(i)のRと同一である。] - 前記混合液中の式(ii)で表され、かつ、R1が式(i)で表されるアルコールと同一のアルミニウムアルコキサイドの含有量が、アルコール/アルミニウムアルコキサイドが重量比で5/95〜85/15である請求項10に記載のアルミニウムアルコキサイドの製造方法。
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