JP2013170787A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機の運転状態に応じて、表示部の色を変化させることができる表示装置を備えた室内機において、表示装置7は、複数の光源13と、光源13から発射された光を反射する傾斜した反射面19と、を少なくとも備え、光源13から発射された光が、直接に、または反射面19で反射し、表示部15に集積する構成。
【選択図】図9
Description
例えば、特許文献1は、前面下部吸込口に連なる通風路壁の上端部に設置された光透過性半透明材料からなる帯状部材と、この帯状部材に一体的に設けられ、横方向に所定間隔で複数配設し、光透過性光学系部材で形成し、下方から光を受ける受光面と受光面上方に受光面から入った光を前方に屈曲反射させる反射面と反射面の前方で前面吸込口内の通風路壁に連通する上部位置に反射された光が送られる発光体と同程度の大きさの発光表示部を複数備えた運転状態表示と、この運転状態表示部へ光を照射する複数個の発光体を有する発光源を備え、運転状態に応じて、照射する位置や色を変えて、運転状態をユーザーに知らせている。
特許文献2のように、表示部と光源との距離を長くすることで、光源よりも大きく広い範囲で照射させることができるが、それでも表示部における光源に対向する部分とその周囲の部分とで明暗のバラツキが生じる。また、光源がユーザーから視認されてしまい意匠性が悪いという問題もある。光源を視認させないためには、さらに距離を確保することで解決できるが、奥行きが小さい空気調和機の室内機の中に光源を設置しなければならない場合、それは現実的ではない。
図1および図2に示すように、この実施の形態に係る空気調和機の室内機100は、基台1、送風ファン2、熱交換器3、電気品箱4、ドレンパンユニット5、表示装置保持部6、表示装置7、筐体8、表示部意匠パネル9、上下に開閉可能な前面意匠パネル10を有している。基台1には送風ファン2、熱交換器3、電気品箱4、ドレンパンユニット5が装着される。送風ファン2によって室内機100の上面吸込口20より室内空気を吸い込み、熱交換器3を通過させることによって熱交換して、冷気または暖気とし、その冷気または暖気を、吹出口21より室内へ送風する。熱交換器3の表面に凝縮したドレン水はドレンパンユニット5に回収され、回収された水は、ドレンホース(図示せず)を流れて室外に排出される。
表示装置7は、前面意匠パネル10と吹出口21との間に、室内機100の長手方向に細長い態様で配置されており、本例では、図4に示すように、正面の人感知センサー22に対し左右対称に配置されている。透光性を有する表示部意匠パネル9は、室内機100の全長とほぼ同じ長さとなっている。また、吹出口21には左右対称に一対の上下風向変更板23が開閉可能に設けられており、上下風向変更板23の奥側(吹き出し風路の内部)には図示しない左右風向変更板が設けられている。
人感知センサー22は、室内に居る人の場所を検知し、図示しない制御装置が、人感知センサー22の検知信号に基づいて、上下風向変更板23および左右風向変更板(図示せず)の向きをそれぞれ制御し、空気調和された空気を快適な方向に送風することを目的としたセンサーである。
図5は本発明の実施の形態に係る表示装置7の分解斜視図、図6は図5の左側の表示装置7の正面図、図7は図6の表示装置7の表示パネル14を除いて示す正面図、図8は図7の表示装置7の斜視図である。なお、表示装置7は左側、右側とも同じ構成である。
この実施の形態に係る空気調和機の室内機100の表示装置7は、上記のように構成されているので、図9に示すように、複数の光源13から発射された光線17は広範囲に広がり、それらの光が直接に、または反射面19で反射し、表示パネル14方向に集積する。そのため、表示パネル14の表示部15全体が明暗のバラツキを小さく抑えて照射する。また、特許文献1とは異なり、直接的な光と間接的な光が表示パネル14に投射されることにより、間接的な光のみよりも多くの光が表示パネル14に照射されるため、表示部15を広範囲に照射させることが可能である。さらに、基板12に設置された光源13と光源13の間には光を遮るものは存在しないため、表示装置筐体11の中で光線17が交じり合い、明暗のバラツキを小さく抑える効果を高めることができる。なお、表示パネル14の表示部15に拡散効果を有する拡散材を混入させることで、さらに光を拡散することができる。また、室内機100の運転状態に応じて、光源13から発射される光の色を、例えば、暖房運転時は赤色、冷房運転時は青色、除湿運転時は緑色に変化させることにより、室内機100の運転状態をユーザーに明確に知らせることができる。
また、表示装置7の前面に光の透過が可能な色で着色された表示意匠パネル9を設けることにより、表示装置7をユーザーから目視され難くすることもできる。
また、室内機100のユニット正面方向からは光源遮蔽部16によりユーザーから光源13が見え難くなっており、意匠性が向上するという効果がある。また、表示パネル14に文字、図形、記号等の模様を印刷することにより、模様を写し出すことができ、意匠性を向上させることができる。
光源13から表示パネル14の距離が近いため、奥行きの少ないスペースにおいても設置することができる。
Claims (3)
- 空気調和機の運転状態に応じて、表示部の色を変化させることができる表示装置を備えた室内機において、
前記表示装置は、
複数の光源と、
前記光源から発射された光を反射する傾斜した反射面と、
を少なくとも備え、
前記光源から発射された光が、直接に、または前記反射面で反射し、前記表示部に集積する構成となっていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 前記表示部は、光を拡散させる光拡散材を含むことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
- 前記反射面を有する筐体が、前記表示部以外に、前記光源が見えないように遮蔽する遮光部を有する表示パネルと、内側の底面に前記光源を装着した基板とを有することを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の室内機。
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JP2012036199A JP2013170787A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | 空気調和機の室内機 |
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Family Applications (1)
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- 2012-02-22 JP JP2012036199A patent/JP2013170787A/ja active Pending
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