JP2017109158A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】清浄な空気を従来よりも広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供する。【解決手段】空気清浄機(1)は、下部が上部よりも太い円筒形状であり、下部に全方位に面して空気吸込孔(22)を有するとともに、上面に空気吹出口(21)を有する筐体(2)を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、円筒形状の空気清浄機に関する。
空気清浄機は、一般的に、内部に送風機およびフィルタを収容する筐体が箱型であり、筐体の後面に空気吸込口を有し、上部に空気吹出口を有している(例えば特許文献1参照)。
このような空気清浄機は、通常、居住室内等の室内の壁際に設置して使用され、筐体の後面に設けられた空気吸込口から吸引した空気をフィルタで浄化して、筐体上部の空気吹出口から、浄化した清浄な空気を吹き出す。
特開2009−34604号公報(2009年2月19日公開)
しかしながら、箱型の空気清浄機は、室内の壁際等、部屋の隅にしかおくことができない。このため、清浄な空気をなるべく均等かつ広範囲に拡散させることができない。また、箱型の空気清浄機は、表示部が前面もしくは上面にしかなく、運転状況が確認し難いという別の問題点もある。
本発明は、上記従来の箱型の空気清浄機の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、清浄な空気を従来よりも広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供することにある。また、本発明のさらなる目的は、運転状況の確認を従来よりも容易に行うことができる空気清浄機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる空気清浄機は、下部が上部よりも太い円筒形状であり、下部に全方位に面して空気吸込孔を有するとともに、上面に空気吹出口を有する筐体を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる空気清浄機は、下部に空気吸込孔を有するとともに上面に空気吹出口を有する円筒形状の筐体と、平面視で上記空気吹出口の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる空気清浄機は、下部に空気吸込孔を有するとともに上面に空気吹出口を有する円筒形状の筐体と、上記空気吸込孔と上記空気吹出口とを結ぶ通風路内の中央部に、上記通風路に平行に配列された複数の光源を有する発光装置と、を備え、上記筐体は、透光性を有し、かつ、円筒形状であり、上記発光装置から出射された光を全方位に透過させる。
本発明の一態様によれば、清浄な空気を従来よりも広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供することができる。
本発明の実施形態1にかかる空気清浄機の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態1にかかる空気清浄機の概略構成を示す断面図である。 (a)は、図2に示す空気清浄機のA−A線矢視断面図であり、(b)は、図2に示す空気清浄機のB−B線矢視断面図である。 (a)は、図2に示す空気清浄機のC−C線矢視断面図であり、(b)は、本発明の実施形態1にかかる空気清浄機を、該空気清浄機の上面側から見たときの概略構成を示す平面図である。 (a)は、本発明の実施形態1にかかる空気清浄機における発光装置の要部の構成を示す斜視図であり、(b)は、本発明の実施形態1にかかる空気清浄機の発光装置の要部の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態2にかかる空気清浄機の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2にかかる空気清浄機の発光装置の要部の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態3にかかる空気清浄機の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔実施形態1〕
本発明の実施の一形態について、図1〜図5の(a)・(b)に基づいて説明すれば以下の通りである。
図1は、本実施形態にかかる空気清浄機1の外観を示す斜視図である。図2は、本実施形態にかかる空気清浄機1の概略構成を示す断面図である。図3の(a)は、図2に示す空気清浄機1のA−A線矢視断面図であり、図3の(b)は、図2に示す空気清浄機1のB−B線矢視断面図である。図4の(a)は、図2に示す空気清浄機1のC−C線矢視断面図であり、図4の(b)は、本実施形態にかかる空気清浄機1を、該空気清浄機1の上面側から見たときの概略構成を示す平面図である。図5の(a)は、本実施形態にかかる空気清浄機1における発光装置8の要部の構成を示す斜視図であり、図5の(b)は、本実施形態にかかる空気清浄機1の発光装置8の要部の構成を示す正面図である。なお、図5の(a)・(b)では、説明の便宜上、導光体84で覆われた複数のLED(発光ダイオード)81のうち一部のLED81を露出させた状態を示している。
<空気清浄機1の概略構成>
図2に示すように、本実施形態にかかる空気清浄機1は、筐体2、支持体3、駆動装置収容容器4、制御装置5、フィルタ6、送風機7、発光装置8、および天板9を備えている。
筐体2は、支持体3上に固定されている。駆動装置収容容器4、制御装置5、フィルタ6、送風機7、発光装置8、および天板9は、筐体2と支持体3とで囲まれた、筐体2の内部に設けられている。
以下に、上記各構成要素について、より詳細に説明する。
(筐体2)
図1および図2に示すように、筐体2は、該筐体2の下部の外周が上部の外周よりも太く、筐体2の下部が下方ほど広くなる裾広がりの円筒形状を有している。このため、筐体2は、下部の開口径が、上部の開口径よりも大きく形成されている。
本実施形態にかかる空気清浄機1は、下部から空気を吸気し、該空気中の異物を除去して、上部から清浄空気として吹き出す。筐体2の上部開口は、清浄空気を吹き出す空気吹出口21として用いられる。
筐体2の下部には、図1に示すように、外部の空気を吸引する複数の空気吸込孔22が、筐体2の外周全体に渡って設けられている。空気吸込孔22は、定形もしくは不定形の細孔で形成されており、下部から上方に向かうにしたがって孔径が小さくなるとともに、孔数が少なくなるように配置されている。
筐体2は、ガラス、透光性を有する樹脂等の、透光性材料で形成されている。筐体2の外観の色彩は特に限定されないが、例えば、下部が不透明であり、上部が透明であることが望ましく、下部から上部に向かうにしたがって、透過率が高くなるように形成されていることが、より望ましい。また、上部が下部よりも色が薄い、もしくは、上部が下部よりも明度あるいは彩度が高くなるように形成されていてもよい。
筐体2の内部空間は、空気吸込孔22から筐体2の内部に吸い込まれた空気を空気吹出口21へと導く通風路11として用いられる。
本実施形態によれば、上述したように、筐体2が円筒形状を有していることで、箱型の空気清浄機のように設置場所が限定されないため、例えば室内等、空気清浄機1の被設置空間の中央部に配置することが可能である。
また、本実施形態によれば、筐体2の下部が、上部に比べて相対的に太く、筐体2の上部が、下部に比べて相対的に細い円筒形状にされていることで、筐体2内の内部空間によって形成される通風路11を狭め、該通風路11を通過する空気による内部気流を高速化することができる。
このため、筐体2を単に円筒形状とした場合と比較して、筐体2から外部に排出される空気の排出速度をより大きくすることができ、空気清浄機1の被載置空間内に対流を作り出すことができる。
したがって、本実施形態によれば、空気清浄機1の周囲だけでなく、空気清浄機1から遠方に浄化した清浄な空気を届けることができるとともに、空気清浄機1の周囲の全方位に、清浄な空気を拡散させることができる。
また、例えば送風機7の回転数が同じであっても、筐体2を単に円筒形状とした場合と比較して、筐体2から外部に排出される空気の排出速度をより大きくすることができるので、その分、送風機7の回転数を小さくすることができる。したがって、送風機7の回転数が同じである場合、筐体2を単に円筒形状とした場合よりも、より静音での運転が可能となる。
また、風切り音は、送風機の運転音以外に、通風路を曲げる箇所でも発生する。本実施形態によれば、例えば特許文献1のように通風路を傾斜させなくても空気清浄機1から遠方に浄化した清浄な空気を届けることができるとともに、空気清浄機1の周囲の全方位に、清浄な空気を拡散させることができるので、これによっても静音駆動が可能となる。
また、筐体2が上記形状を有していることで、空気清浄機1を、床やテーブル等の被載置面に安定して載置することができるとともに、筐体2の下部に、空気吸込孔22を多数設けることができ、総空気吸込孔面積を大きくすることができる。
また、筐体2が上述したように円筒形状を有し、筐体2の下部に、複数の空気吸込孔22が、筐体2の外周全体に渡って設けられていることで、全方位(つまり、360度)から吸気が可能となる。
そして、上述したように、筐体2における空気吸込孔22の形成位置を、筐体2の下部、すなわち、筐体2における比較的低い位置に設定することで、デザイン性が向上する。
特に、本実施形態では、図1に示すように、空気吸込孔22が、筐体2の下方から上方に向かうにしたがって孔径および密度(孔数)が小さくなるように配された細孔で形成されている。
このため、本実施形態によれば、例えば格子状の吸気口が整然と配置された従来の無機質な外観と異なり、美しく、デザイン性に優れた外観の空気清浄機1を提供することができるとともに、下方から上方に向かう空気の流れをイメージさせることができる。なお、細孔の大きさは、特に限定されるものではない。
また、筐体2の下部から上部に向かうにしたがって光透過率や色調が高くなるように筐体2の光透過率や色調にグラデーションをもたせることで、下方から上方に向かって空気が浄化させるイメージをさらに強調することができる。
本実施形態において、筐体2は、図2に示すように、送風機7よりも下流側の長さが、送風機7よりも上流側の長さよりも長く形成されている。このため、ノズル長効果により、清浄な空気を、通風路11に平行に、より高い位置まで噴出させることができる。
また、筐体2の上部開口は、図1および図2に示すように、胴体部分よりも僅かに外側に広がった逆テーパ状に形成されていてもよい。
これにより、空気吹出口21から吹き出される吹出し気流を、空気清浄機1を中心とする360度全方位に向けて拡散し易くなる。
したがって、本実施形態によれば、空気清浄機1からより遠くまで浄化した空気を届けることができ、清浄な空気を、例えば室内全体に、より広範囲に拡散させることができる。
筐体2の下部の内部には、支持体3上に固定された駆動装置収容容器4およびフィルタ6が配置されている。
筐体2の下部の内壁には、フィルタ6を固定する固定部材23が設けられている。
(支持体3)
支持体3は、空気清浄機1の底面となる円盤状の支持部材である。支持体3の上面もしくは側面には、筐体2を固定するための例えば図示しない溝等が形成されていてもよい。筐体2は、フィルタ6等の交換等のため、支持体3に、取り外し自在に固定される。
また、支持体3の例えば底面には、例えば電源コード等の図示しない電源部が設けられていてもよい。但し、空気清浄機1への給電は、特に限定されるものではなく、支持体3あるいは駆動装置収容容器4内に電池やバッテリー等が搭載されていてもよい。
(駆動装置収容容器4)
駆動装置収容容器4は、支持体3上に、筐体2の下部の内部の中心部に位置するように配置されている。
駆動装置収容容器4は、内部に、空気清浄機1を駆動する駆動装置を収容する容器である。駆動装置収容容器4に収容される駆動装置としては、例えば、送風機7のモータ72、制御装置5等が挙げられる。また、空気清浄機1が、通信装置を備えている場合、駆動装置として、例えば受信装置等の通信装置が収容されていてもよい。
駆動装置収容容器4は、これら駆動装置に接続された送風ファン71や発光装置8を固定するための支持台としても用いられる。
(制御装置5)
制御装置5は、空気清浄機1の駆動を制御する制御回路を有する回路基板であり、送風機7のモータ72および発光装置8のLED基板82等、該制御装置5に接続された、空気清浄機1の各部の動作を制御する。
例えば、制御装置5は、モータ72およびLED基板82への電圧の印加の有無、電圧量、および電圧の印加のタイミング等を制御することで、送風機7および発光装置8の駆動を制御する。
制御装置5には、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサ等の演算処理装置が用いられる。
制御装置5は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)等の図示しない記憶部に記憶されている各種情報および各種制御を実施するためのプログラムを読み出して実行することで、空気清浄機1の各部の動作を統括的に制御するとともに、例えば、発光装置8における各LED81の点灯および消灯のタイミングを制御し、光の演出を行う。なお、プログラムが実行されることで、制御装置5には、例えば、電圧切替え制御部、通信制御部等が構築される。
また、上述したように、空気清浄機1は、駆動装置として通信装置を備えていてもよく、制御装置5には通信装置が接続されていてもよい。
通信装置を駆動装置収容容器4内に配設する場合、筐体2および駆動装置収容容器4は、絶縁体または赤外線等が透過可能な部材等で構成し、外部からの信号を通信可能に構成することが好ましい。
(フィルタ6)
フィルタ6は、図2および図3の(a)に示すように、筐体2の下部の内側に、空気吸込孔22を筐体2の内側から覆うように、筐体2の内周に沿って取り付けられている。
フィルタ6は、送風機7によって空気吸込孔22から筐体2内に取り込まれる空気を通過させることで、該空気中の塵埃等の異物を捕集して該空気から分離(除去)することで、清浄な空気に浄化する。
(送風機7)
通風路11内には、図2および図3の(b)に示すように、送風機7が設けられている。送風機7は、送風ファン71と、該送風ファン71を回転駆動するモータ72とを備えている。
送風ファン71は、支持体3上に固定された駆動装置収容容器4の上方に設けられている。送風ファン71は、モータ72の固定軸73が通風路11の中心軸上に位置するように配置されている。
送風機7としては、送風ファン71として斜流ファンを用いた斜流送風機、あるいは、送風ファン71として軸流ファン等を用いた軸流送風機等が挙げられる。
モータ72によって送風ファン71を回転駆動させると、筐体2の周囲の空気が空気吸込孔22から筐体2内に吸い込まれる。吸い込まれた空気は、フィルタ6を通って清浄化された後、送風ファン71の下流側の通風路11の入口で半径方向の流れから軸方向の流れに向きを変えて通風路11の出口側に導風され、空気吹出口21から吹き出される。
なお、図2では、送風ファン71が1つのみ設けられている場合を例に挙げて図示しているが、送風ファン71は、複数設けられていてもよい。
(発光装置8)
発光装置8は、図2および図4の(a)に示すように、通風路11における、送風機7と空気吹出口21との間に配置されている。
発光装置8は、光の演出を行う光演出装置であり、光源としてのLED81と、LED81が実装される配線基板である複数のLED基板82と、LED基板82を固定する支持軸83と、LED81から出射された光を拡散する導光体84と、を備えている。
支持軸83は、通風路11の中央に位置するように、通風路11に平行(すなわち、通風方向に平行)に固定されている。
LED基板82は、支持軸83を取り囲むように、それぞれ支持軸83に固定されている。本実施形態では、支持軸83は、水平方向断面が六角形状を有し、6枚のLED基板82が、支持軸83における、通風路11に平行な6つの各面にそれぞれ固定されている。
各LED基板82には、各LED基板82の延設方向に沿って、複数のLED81が配列されている。このため、LED81は、通風路11に平行に配列されている。
導光体84は、LED81に対向配置されている。導光体84は、LED81から出射された光を散乱させることで拡散する。発光装置8は、LED81から出射された光を、導光体84および透光性を有する筐体2を介して外部に出射する。
本実施形態によれば、LED81が、例えば通風路11の中央部に、通風路11に平行に配置されているとともに、筐体2が透光性を有していることで、LED81から射出された光を、透光性を有する筐体2を介して視認することができる。本実施形態によれば、筐体2を透過した光を視認することで、LED81のギラつきを抑えた柔らかい光を視認することが可能となる。
このとき、特に、上記発光装置8が、LED81に対向配置され、LED81から出射された光を拡散する導光体84をさらに備えていることで、LED81の点光りを抑え、発光装置8から出射される光の見映えをさらに改善することができる。
また、前述したように、筐体2は、円筒形状を有している。このため、本実施形態によれば、LED81のギラつきを抑えた柔らかい光を、空気清浄機1の周りの全方位、すなわち、空気清浄機1の周囲360度どこからでも視認することができるともに、LED81による光の演出を、空気清浄機1の周りの全方位から確認することができる。このため、運転状況の確認を従来よりも容易に行うことができるとともに、デザイン性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、LED81は、通風路11に平行に配置されている。このように、空気吸込孔22と空気吹出口21とを結ぶ通風路11の延設方向(すなわち、長手方向)にLED81を配置することで、LED81の配置箇所を大きく取ることができる。
また、LED81を、通風路11に平行に配置することで、浄化した空気の流れとLED81の配置方向とが同じになる。このため、空気の流れを光で表現し易くなる。
さらに、送風機7に斜流送風機や軸流送風機を用いた場合、LED81を、上述したように通風路11の中央部(すなわち、送風機7の回転軸の延長方向)に配置することで、通風路11を狭め、通風路11を通過する空気による内部気流を高速化することができるとともに、気流の乱れの大きい通風路11の中央部分を塞ぐことができ、送風効率を高めることができる。
本実施形態において、導光体84は、複数の光ファイバ85と、これら光ファイバ85を結束する、透光性を有する結束部材86と、を備えている。
光ファイバ85は、図5の(a)・(b)に示すように、LED81の配列方向に平行に配置されている。光ファイバ85は、LED81の光出射面を覆うように、LED基板82が固定された支持軸83の周りを覆っている。
結束部材86は、光ファイバ85がLED81の光出射面を覆うように、光ファイバ85を、LED基板82のLED搭載面に固定する。
光ファイバ85は、透光性を有するとともに、柔軟性を有しており、支持軸83を取り巻くように配置された各LED81の光出射面を容易に覆うことができるとともに、光ファイバ85の束によって、LED81から出射された光を容易に散乱して拡散させることができる。
(天板9)
図2および図4の(b)に示すように、筐体2の上部開口には、空気吹出口21の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板9が設けられている。
天板9は、平面視で、筐体2の上部開口よりも一回り小さく形成されている。これにより、天板9と筐体2との間には、リング状の空気吹出口21が形成されている。
本実施形態によれば、このように、平面視で空気吹出口21の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板9が設けられていることで、通風路11および空気吹出口21の面積を絞り、吹出す気流を高速化することができる。このため、本実施形態によれば、浄化した空気を、空気清浄機1に対して遠方まで届けることができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、天板9が逆テーパ状に形成されていることで、空気吹出口21から吹き出される吹出し気流を、空気清浄機1の外周方向に導くことができる。また、天板9により、天板9と筐体2との間に、リング状の空気吹出口21が形成されることから、吹出し気流を、空気清浄機1を中心とする360度全方位に向けて拡散することができる。
なお、天板9のテーパ角は、特に限定されるものではない。天板9の周壁は、ルーバーとしての機能を有する。天板9のテーパ角(もしくは該テーパ角を決定する仰角)は、通風路11の内径や筐体2の高さ、空気清浄機1の被設置空間の大きさ等に応じて適宜設計すればよい。
また、上記天板9は、空気吹出口21の中央部を塞ぐ蓋体として機能する。このため、上記天板9を設けることで、空気吹出口21の内部への異物の混入を防止することができる。
また、本実施形態によれば、天板9を設けることで、筐体2の内部機構を直接視認することができないようにすることができる。このため、空気清浄機1のデザイン性を向上させることができる。
天板9は、発光装置8上に配置されている。なお、天板9には、図示しない操作部が設けられていてもよい。この場合、発光装置8の支持軸83を中空状の配管で形成し、該配管内に配線を設けることで、制御装置5と天板9とを接続してもよい。
<光の演出>
次に、発光装置8による光の演出について説明する。
空気は視認できないことから、空気の動きを観察することはできない。本実施形態では、前述したように、制御装置5により、発光装置8における各LED81の点灯および消灯のタイミングを制御し、光の演出を行うことで、空気の動きを表現する。
例えば、本実施形態では、発光装置8は、空気清浄機1を駆動(運転)している間(言い換えれば、送風機7を駆動している間)、筐体2を透過することで視認される光が、筐体2の下方から上方に動くようにLED81を順に点灯させる。
このように各LED81の点灯および消灯のタイミングをずらし、下から上に向かって光を移動させることで、空気清浄機1の動作確認を行うことができるとともに空気の流れをイメージさせることができる。
このとき、前述したように、筐体2が、例えば下部が不透明で、上方に向かうにしたがって半透明になる等、上方ほど光の透過率が高くなるように形成されていたり、筐体2の着色あるいは発光装置8の発光色を、筐体2の高さ方向で段階的に変化させて上方ほど明るい光が視認されるようにしたりすることが望ましい。これにより、筐体2の下部の空気吸込孔22から吸引された空気が空気吹出口21に向かう間に浄化されてきれいになる様子をより一層強くイメージさせることができる。
また、ユーザに空気清浄機1の運転状態を視認させることができるように、空気清浄機1の運転の強弱(言い換えれば、送風機7の回転速度)が、例えば光の強弱等、光の演出に反映されることが望ましい。
例えば、送風機7の回転速度(回転数)が大きくなるにしたがって、LED81の発光強度が大きくなったり、LED81の点滅速度が早くなったりすることで、ユーザに運転状態を容易に知らせることができる。
本実施形態によれば、このように運転状態に連動した光の演出を、空気清浄機1を中心とする全方位からユーザに視認させることができる。
〔実施形態2〕
本実施形態について、図6および図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施形態では、実施形態1との相違点について説明するものとし、実施形態1で用いた構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態にかかる空気清浄機1の概略構成を示す断面図である。また、図7は、本実施形態にかかる空気清浄機1の発光装置8の要部の概略構成を示す斜視図である。
<空気清浄機1の概略構成>
本実施形態にかかる空気清浄機1は、図6および図7に示すように、発光装置8の導光体84が、光ファイバ85および結束部材86に代えて、透光性を有する筒状のカバー87(筒状部材)および光拡散シート88を備えている点を除けば、実施形態1にかかる空気清浄機1と同じである。
カバー87は、LED81が搭載されたLED基板82の周りに被せられている。光拡散シート88は、例えばカバー87に貼り付けられている。なお、光拡散シート88は、カバー87の周壁の内側に貼り付けられていてもよく、外側に貼り付けられていてもよい。
光拡散シート88としては、例えば、シート表面に凹凸処理をしたもの、または、シート内部に光拡散性微粒子を含有させたもの等を用いることができる。
本実施形態でも、上記導光体84によって、LED81から出射された光を容易に散乱して拡散させることができ、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
〔実施形態3〕
本実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施形態では、実施形態1、2との相違点について説明するものとし、実施形態1、2で用いた構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態にかかる空気清浄機1の概略構成を示す断面図である。また、図7は、本実施形態にかかる空気清浄機1の発光装置8の要部の概略構成を示す断面図である。なお、図8は、本実施形態にかかる空気清浄機1を、図4の(a)と同じ位置で切断したときの断面を示している。
<空気清浄機1の概略構成>
本実施形態にかかる空気清浄機1は、LED81が搭載されたLED基板82に、フレキシブル配線基板を使用し、該LED基板82が、カバー87に固定されている点を除けば、実施形態2にかかる空気清浄機1と同じである。
本実施形態でも、導光体84によって、LED81から出射された光を容易に散乱して拡散させることができるので、実施形態1、2と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、支持軸83にLED基板82を固定する必要がない。このため、支持軸83は、天板9の搭載や、天板9に接続された配線の収容に専ら使用される。このため、支持軸83の形状は、特に限定されず、図8に示すように、例えば円柱状の支持軸83が使用されてもよい。
〔変形例〕
実施形態1〜3にかかる空気清浄機1は、筐体2の内部における、送風機7の下流側に、図示しないイオン発生器を備えていてもよい。これにより、イオン発生器が発生する例えば正イオンおよび負イオンを、送風機7から送風する清浄な空気とともに空気吹出口21から外部に送り出すことができる。
また、空気清浄機1は、加湿機能を有していてもよく、内部に、加湿フィルタもしくは加湿装置を備えていても構わない。
また、実施形態1〜3では、発光装置8に使用される光源としてLED81を用いた場合を例に挙げたが、光源としては、これに限定されるものではない。上記光源としては、例えば上述したLEDの他に、CCFL(Cold Cathod Fluorescence Lamp)、EEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)、EL(Electro Luminescence)、HCFL(Hot Cathode Fluorescent Lamp)、半導体レーザ素子、白熱電球、電球型蛍光灯等、公知の各種光源を用いることができる。上記光源としては、点光源であってもよく、線光源あるいは面光源であってもよいが、上述した光の演出を行うために、上記光源としては、LED等の点光源を用いることが望ましい。
〔まとめ〕
本発明の態様1にかかる空気清浄機(1)は、下部が上部よりも太い円筒形状であり、下部に全方位に面して空気吸込孔(22)を有するとともに、上面に空気吹出口(21)を有する筐体(2)を備えている。
上記の構成によれば、筐体(2)が円筒形状を有していることで、箱型の空気清浄機のように設置場所が限定されないため、例えば室内等、空気清浄機(1)の被設置空間の中央部に配置することが可能である。
また、筐体(2)の下部が、上部に比べて相対的に太く、筐体(2)の上部が、下部に比べて相対的に細い円筒形状にされていることで、上記筐体(2)内の内部空間によって形成される、上記空気吸込孔(22)と上記空気吹出口(21)とを結ぶ通風路(通風路11)を狭め、該通風路を通過する空気による内部気流を高速化することができる。
このため、上記の構成によれば、空気清浄機(1)の周囲だけでなく、空気清浄機(1)から遠方に浄化した清浄な空気を届けることができるとともに、空気清浄機(1)の周囲の全方位に、清浄な空気を拡散させることができる。したがって、上記の構成によれば、清浄な空気を従来よりも広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供することができる。
また、筐体(2)が上記形状を有していることで、空気清浄機(1)を、床やテーブル等の被載置面に安定して載置することができるとともに、筐体(2)の下部に、空気吸込孔(22)を多数設けることができ、総空気吸込孔面積を大きくすることができる。
また、筐体(2)が上述したように円筒形状を有し、筐体(2)の下部に、複数の空気吸込孔(22)が、筐体(2)の外周全体にわたって設けられていることで、全方位から吸気が可能となる。
そして、上述したように、筐体(2)における空気吸込孔(22)の形成位置を、筐体(2)の下部、すなわち、筐体(2)における比較的低い位置に設定することで、デザイン性を向上させることができる。
本発明の態様2にかかる空気清浄機(1)は、上記態様1において、平面視で上記空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板(9)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、平面視で空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板(9)が設けられていることで、通風路(11)および空気吹出口(21)の面積を絞り、吹出す気流を高速化することができる。このため、上記の構成によれば、浄化した空気を、空気清浄機(1)に対して遠方まで届けることができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、天板(9)が逆テーパ状に形成されていることで、空気吹出口(21)から吹き出される吹出し気流を、空気清浄機(1)の外周方向に導くことができる。また、天板(9)により、天板(9)と筐体(2)との間に、リング状の空気吹出口(21)が形成されることから、吹出し気流を、空気清浄機(1)を中心とする360度全方位に向けて拡散することができる。
また、上記天板(9)は、空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ蓋体として機能する。このため、上記天板(9)を設けることで、空気吹出口(21)の内部への異物の混入を防止することができる。
また、上記の構成によれば、天板(9)を設けることで、筐体(2)の内部機構を直接視認することができないようにすることができる。このため、空気清浄機(1)のデザイン性を向上させることができる。
本発明の態様3にかかる空気清浄機1は、上記態様1または2において、上記空気吸込孔(22)と上記空気吹出口(21)とを結ぶ通風路(11)内の中央部に、上記通風路(11)に平行に配列された複数の光源(LED81)を有する発光装置(8)をさらに備え、上記筐体(2)は、透光性を有し、上記発光装置(8)が出射する光を全方位に透過させてもよい。
上記の構成によれば、上記光源が、通風路(11)の中央部に、通風路(11)に平行に配置されているとともに、筐体(2)が透光性を有していることで、上記光源から射出された光を、透光性を有する筐体(2)を介して視認することができる。したがって、上記の構成によれば、筐体(2)を透過した光を視認することで、筐体(2)を透過した柔らかい光を視認することが可能となる。例えば、光源としてLED等の点光源を用いた場合であっても、光源のギラつきを抑えることができる。
また、上記筐体(2)が円筒形状を有していることで、上記光源のギラつきを抑えた柔らかい光を、空気清浄機(1)の周りの全方位、すなわち、空気清浄機(1)の周囲360度どこからでも視認することができるともに、上記発光装置8による光の演出を、空気清浄機(1)の周りの全方位から確認することができる。このため、運転状況の確認を従来よりも容易に行うことができるとともに、デザイン性を向上させることができる。
また、上記の構成によれば、上記光源が通風路(11)に平行に配置されていることで、上記光源の配置箇所を大きく取ることができる。
また、上記光源を、通風路(11)に平行に配置することで、浄化した空気の流れと上記光源の配置方向とが同じになる。このため、空気の流れを光で表現し易くなる。
また、上記光源が、通風路(11)の中央部に、通風路(11)に平行に配置されていることで、通風路(11)を狭め、通風路(11)を通過する空気による内部気流を高速化することができるとともに、気流の乱れの大きい通風路(11)の中央部分を塞ぐことができ、送風効率を高めることができる。
本発明の態様4にかかる空気清浄機(1)は、下部に空気吸込孔(22)を有するとともに上面に空気吹出口(21)を有する円筒形状の筐体(2)と、平面視で上記空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板(9)と、を備えている。
上記の構成によれば、筐体(2)が円筒形状を有していることで、箱型の空気清浄機のように設置場所が限定されないため、例えば室内等、空気清浄機(1)の被設置空間の中央部に配置することが可能である。
また、上記の構成によれば、平面視で空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板(9)が設けられていることで、上記空気吸込孔(22)と上記空気吹出口(21)とを結ぶ通風路(11)および上記空気吹出口(21)の面積を絞り、吹出す気流を高速化することができる。このため、上記の構成によれば、浄化した空気を、空気清浄機(1)に対して遠方まで届けることができる。
また、上記の構成によれば、天板(9)が逆テーパ状に形成されていることで、空気吹出口(21)から吹き出される吹出し気流を、空気清浄機(1)の外周方向に導くことができる。また、天板(9)により、天板(9)と筐体(2)との間に、リング状の空気吹出口(21)が形成されることから、吹出し気流を、空気清浄機(1)を中心とする360度全方位に向けて拡散することができる。
このため、上記の構成によれば、空気清浄機(1)の周囲だけでなく、空気清浄機(1)から遠方に浄化した清浄な空気を届けることができるとともに、空気清浄機(1)の周囲の全方位に、清浄な空気を拡散させることができる。したがって、上記の構成によれば、清浄な空気を従来よりも広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供することができる。
また、上記天板(9)は、空気吹出口(21)の中央部を塞ぐ蓋体として機能する。このため、上記天板(9)を設けることで、空気吹出口(21)の内部への異物の混入を防止することができる。
また、上記の構成によれば、上記天板(9)を設けることで、筐体(2)の内部機構を直接視認することができないようにすることができる。このため、空気清浄機(1)のデザイン性を向上させることができる。
本発明の態様5にかかる空気清浄機(1)は、下部に空気吸込孔(22)を有するとともに上面に空気吹出口(21)を有する円筒形状の筐体(2)と、上記空気吸込孔(22)と上記空気吹出口(21)とを結ぶ通風路(11)内の中央部に、上記通風路(11)に平行に配列された複数の光源(LED81)を有する発光装置(8)と、を備え、上記筐体(2)は、透光性を有し、かつ、円筒形状であり、上記発光装置(8)から出射された光を全方位に透過させる。
上記の構成によれば、筐体(2)が円筒形状を有していることで、箱型の空気清浄機のように設置場所が限定されないため、例えば室内等、空気清浄機(1)の被設置空間の中央部に配置することが可能である。
また、上記の構成によれば、上記光源が、通風路(11)の中央部に、通風路(11)に平行に配置されていることで、通風路(11)を狭め、通風路(11)を通過する空気による内部気流を高速化することができるとともに、気流の乱れの大きい通風路(11)の中央部分を塞ぐことができ、送風効率を高めることができる。
このため、上記の構成によれば、空気清浄機(1)の周囲だけでなく、空気清浄機(1)から遠方に浄化した清浄な空気を届けることができるとともに、空気清浄機(1)の周囲の全方位に、清浄な空気を拡散させることができる。したがって、上記の構成によれば、清浄な空気を従来よりも均等かつ広範囲に拡散させることができる円筒形状の空気清浄機を提供することができる。
また、上記の構成によれば、上記光源が、通風路(11)の中央部に、通風路(11)に平行に配置されているとともに、筐体(2)が透光性を有していることで、上記光源から射出された光を、透光性を有する筐体(2)を介して視認することができる。したがって、上記の構成によれば、筐体(2)を透過した光を視認することで、筐体(2)を透過した柔らかい光を視認することが可能となる。例えば、光源としてLED等の点光源を用いた場合であっても、光源のギラつきを抑えることができる。
また、上記筐体(2)が円筒形状を有していることで、上記光源のギラつきを抑えた柔らかい光を、空気清浄機(1)の周りの全方位、すなわち、空気清浄機(1)の周囲360度どこからでも視認することができるともに、上記発光装置8による光の演出を、空気清浄機(1)の周りの全方位から確認することができる。このため、上記の構成によれば、運転状況の確認を従来よりも容易に行うことができる空気清浄機(1)を提供することができるとともに、空気清浄機(1)のデザイン性を向上させることができる。
また、上記の構成によれば、上記光源が通風路(11)に平行に配置されていることで、上記光源の配置箇所を大きく取ることができる。
また、上記光源を、通風路(11)に平行に配置することで、浄化した空気の流れと上記光源の配置方向とが同じになる。このため、空気の流れを光で表現し易くなる。
本発明の態様6にかかる空気清浄機(1)は、上記態様3または5において、上記通風路(11)内に配置された送風機(7)をさらに備えるとともに、上記発光装置(8)は、上記送風機(7)を駆動している間、上記光が下方から上方に動くように上記光源を点灯させてもよい。
このように上記光が下方から上方に動くように上記光源を点灯させることで、空気清浄機(1)の動作確認を行うことができるとともに、空気の流れをイメージさせることができる。
本発明の態様7にかかる空気清浄機(1)は、上記態様3、5、6の何れかにおいて、上記発光装置(8)は、上記光源に対向配置され、上記光源から出射された光を拡散する導光体(84)をさらに備えていてもよい。
上記発光装置(8)が、上記導光体(84)をさらに備えていることで、上記光源から出射された光を拡散し、光源の点光り等を抑えることができ、発光装置(8)から出射される光の見映えをさらに改善することができる。
本発明の態様8にかかる空気清浄機(1)は、上記態様7において、上記導光体(84)は複数の光ファイバ(85)を備え、該複数の光ファイバ(85)で上記光源の光出射面が覆われていてもよい。
光ファイバ(85)は、透光性を有するとともに、柔軟性を有しており、上記光源の光出射面を容易に覆うことができる。また、上記複数の光ファイバ(85)によって、上記光源から出射された光を容易に散乱して拡散させることができる。
本発明の態様9にかかる空気清浄機(1)は、上記態様1〜8の何れかにおいて、上記筐体(2)は、下部から上部に向かって光の透過率が高くなるように形成されていてもよい。
このように筐体(2)の下部から上部に向かうにしたがって光透過率が高くなるように筐体(2)の光透過率にグラデーションをもたせることで、下方から上方に向かって空気が浄化させるイメージをユーザに与えることができる。
本発明の態様10にかかる空気清浄機(1)は、上記態様1〜9の何れかにおいて、上記空気吸込孔(22)は、上記筐体(2)の下方から上方に向かうにしたがって孔径および密度が小さくなるように配された細孔で形成されていてもよい。
上記の構成によれば、例えば格子状の吸気口が整然と配置された従来の無機質な外観と異なり、美しく、デザイン性に優れた外観の空気清浄機(1)を提供することができるとともに、下方から上方に向かう空気の流れをユーザにイメージさせることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 空気清浄機
2 筐体
3 支持体
4 駆動装置収容容器
5 制御装置
6 フィルタ
7 送風機
8 発光装置
9 天板
11 通風路
21 空気吹出口
22 空気吸込孔
23 固定部材
71 送風ファン
72 モータ
73 固定軸
81 LED
82 LED基板
83 支持軸
84 導光体
85 光ファイバ
86 結束部材
87 カバー
88 光拡散シート

Claims (10)

  1. 下部が上部よりも太い円筒形状であり、下部に全方位に面して空気吸込孔を有するとともに、上面に空気吹出口を有する筐体を備えていることを特徴とする空気清浄機。
  2. 平面視で上記空気吹出口の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 上記空気吸込孔と上記空気吹出口とを結ぶ通風路内の中央部に、上記通風路に平行に配列された複数の光源を有する発光装置をさらに備え、
    上記筐体は、透光性を有し、上記発光装置が出射する光を全方位に透過させることを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄機。
  4. 下部に空気吸込孔を有するとともに上面に空気吹出口を有する円筒形状の筐体と、
    平面視で上記空気吹出口の中央部を塞ぐ、逆テーパ状の天板と、を備えていることを特徴とする空気清浄機。
  5. 下部に空気吸込孔を有するとともに上面に空気吹出口を有する円筒形状の筐体と、
    上記空気吸込孔と上記空気吹出口とを結ぶ通風路内の中央部に、上記通風路に平行に配列された複数の光源を有する発光装置と、を備え、
    上記筐体は、透光性を有し、かつ、円筒形状であり、上記発光装置から出射された光を全方位に透過させることを特徴とする空気清浄機。
  6. 上記通風路内に配置された送風機をさらに備えるとともに、
    上記発光装置は、上記送風機を駆動している間、上記光が下方から上方に動くように上記光源を点灯させることを特徴とする請求項3または5に記載の空気清浄機。
  7. 上記発光装置は、上記光源に対向配置され、上記光源から出射された光を拡散する導光体をさらに備えていることを特徴とする請求項3、5、6の何れか1項に記載の空気清浄機。
  8. 上記導光体は複数の光ファイバを備え、該複数の光ファイバで上記光源の光出射面が覆われていることを特徴とする請求項7に記載の空気清浄機。
  9. 上記筐体は、下部から上部に向かって光の透過率が高くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の空気清浄機。
  10. 上記空気吸込孔は、上記筐体の下方から上方に向かうにしたがって孔径および密度が小さくなるように配された細孔で形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の空気清浄機。
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