JP2013169041A - 電圧出力回路 - Google Patents

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康之 高森
Shinobu Shioda
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Abstract

【課題】発振信号を用いて出力電圧を生成する電圧生成回路から発生するノイズを低減する。
【解決手段】上記課題を解決するための手段の一つは、発振信号を用いて第1電圧を第2電圧に変換して出力する電圧生成回路と、スイッチング速度を変動させながら前記発振信号を出力する発振回路と、を備えることを特徴とする電圧出力回路である。また前記発振回路は、印加電圧のレベルに応じたスイッチング速度で前記発振信号を出力する回路でも良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧出力回路に関する。
今日、モータは様々な電気製品に組み込まれているが、このような電気製品は比較的大きな電力を消費すると共にノイズの発生源にもなる。そのため、様々な技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−177894号公報
モータの駆動回路は通常、電源とグランド間に直列に接続された2つのトランジスタを各相のコイル毎に設け、これらの2つのトランジスタの接続点にコイルを接続するようにして構成される。そしてこれらのトランジスタを適切なタイミングでオンオフ制御することにより、各コイルへの通電をオンオフ制御し、モータを回転させる。
このとき、直列に接続された2つのトランジスタのうち、上アーム側(電源側)のトランジスタをオンするためには、制御端子(例えばゲート端子)と接続点との間の電圧を所定のスレッシュホールド電圧より高くする必要がある。しかし、上アーム側のトランジスタがオンとなった場合、接続点の電位は電源電圧近くまで上昇するため、制御端子へは、電源電圧よりも高い電圧を印加する必要がある。
そのために、チャージポンプ回路等の電圧生成回路を用いて、電源電圧よりも高い電圧を生成する必要があるが、チャージポンプ回路等の電圧生成回路にはクロック信号等の発振信号が必要とされる。このため、この発振信号に起因するノイズが発生する。このノイズは、発振信号の周波数に応じた特定の周波数に集中して発生するため、周囲の他の電子機器へ大きな影響を及ぼす可能性がある。このことは、モータ以外の他の負荷を駆動する場合にも同様に起こりうる。
本発明はこのような課題を鑑みてなされたもので、発振信号を用いて出力電圧を生成する電圧生成回路から発生するノイズを低減することを一つの目的とする。
上記課題を解決するための手段の一つは、発振信号を用いて第1電圧を第2電圧に変換して出力する電圧生成回路と、スイッチング速度を変動させながら前記発振信号を出力する発振回路と、を備えることを特徴とする電圧出力回路である。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
本発明によれば、発振信号を用いて出力電圧を生成する電圧生成回路から発生するノイズを低減することが可能になる。
負荷駆動回路及び電圧出力回路の構成例を示す図である。 電圧変動回路の構成例を示す図である。 電圧変動回路の動作を示す図である。 発振回路の構成例を示す図である。 インバータ回路の構成例を示す図である。
図1〜図5を参照しつつ、本実施形態の負荷駆動回路1000及び電圧出力回路2000の構成例について説明する。
==負荷駆動回路、電圧出力回路==
本実施形態の負荷駆動回路1000は、図1に示すように、チャージポンプ回路200、トランジスタ駆動回路300、出力回路400、FG回路600、電圧変動回路500、発振回路100を備えて構成される。また本実施形態の電圧出力回路2000は、チャージポンプ回路200、電圧変動回路500、及び発振回路100を備えて構成される。
なお以下の説明においては、一例として負荷駆動回路1000が3相のモータ700を駆動する場合について説明する。もちろん負荷駆動回路1000は、モータ700以外の他の負荷を駆動する場合にも適用可能である。
また本実施形態において、負荷駆動回路1000及び電圧出力回路2000は、図1に示すように、モータ駆動IC800の所定の端子に、チャージポンプ回路200の一部の構成要素を接続することにより構成される。
<チャージポンプ回路>
チャージポンプ回路200は、後述する発振回路100から発振信号が入力されると、定電圧源VCC(第1電圧)を第2電圧に変換して出力する回路である。
チャージポンプ回路200は、トランジスタSW1、SW2、定電圧源VCC、コンデンサC1、C2、ダイオードD1、D2を備えて構成される。
トランジスタSW1、SW2は、電源VSとグランドとの間に直列に接続される。具体的には、トランジスタSW1のドレイン端子が電源VSに接続され、トランジスタSW1のソース端子とトランジスタSW2のドレイン端子とが接続点で接続され、トランジスタSW2のソース端子がグランドに接続される。そしてトランジスタSW1、SW2のそれぞれのゲート端子には、発振回路100から出力される発振信号が入力される。
トランジスタSW1、SW2の接続点には、モータ駆動IC800の「CL」端子を介して、コンデンサC1の一端が接続される。このコンデンサC1の他端は、ダイオードD1のカソードに接続される。そしてこのダイオードD1のアノードは、定電圧源VCCに接続される。
一方、ダイオードD1のカソードはダイオードD2のアノードにも接続されている。
またコンデンサC2は、一端が、モータ駆動IC800の「C−」端子を介してトランジスタSW1のドレイン端子及び電源VSに接続されており、他端はダイオードD2のカソードに接続されている。またコンデンサC2の他端は、モータ駆動IC800の「C+」端子を介して、トランジスタ駆動回路300に接続されている。
チャージポンプ回路200がこのように接続された構成において、トランジスタSW1、SW2のゲート端子に発振回路100から発振信号が入力されると、トランジスタSW1、SW2は、この発振信号に同期して交互にオンオフを繰り返す。
まず、トランジスタSW1がオフで、トランジスタSW2がオンとなったとき、トランジスタSW1、SW2の接続点すなわちモータ駆動IC800の「CL」端子の電圧は0ボルトとなる。一方で、定電圧源VCCからダイオードD1を介して流れる電流によってコンデンサC1が充電される。
この状態でトランジスタSW1がオフからオンで、トランジスタSW2がオンからオフになると、コンデンサC1の一端側の電圧、つまりモータ駆動IC800の「CL」端子の電圧は電源VSほぼ等しい電圧に持ち上がる。そのため、コンデンサC1の他端側の電圧も上昇し、ダイオードD2を介してコンデンサC2に電流が流れる。この電流によりコンデンサC2への充電が行われる。
トランジスタSW1、SW2が、発振回路100からの発振信号に同期して交互にオンオフを繰り返すことにより、コンデンサC2の電圧は、電源VSよりも高い電圧(第2電圧)に上昇する。
そしてこのコンデンサC2の電圧は、チャージポンプ回路200の出力電圧として、モータ駆動IC800の「C+」端子を介してトランジスタ駆動回路300に印加される。
<トランジスタ駆動回路>
トランジスタ駆動回路300は、出力回路400が備えるトランジスタTRの制御端子(ゲート端子やベース端子等)に対し、チャージポンプ回路200により生成された出力電圧を印加して、トランジスタTRをオンさせる回路である。
トランジスタ駆動回路300は、上アーム駆動回路310と下アーム駆動回路320とを有している。上アーム駆動回路310は、出力回路400が有するトランジスタTRのうち、電源VS側に接続されるトランジスタTRの制御端子に対して、チャージポンプ回路200により生成された出力電圧を印加する回路である。
<出力回路>
出力回路400は、モータ700をオンオフ制御するためのトランジスタTR(電子機器)を備える。本実施形態に係る出力回路400は、2つのトランジスタTRを電源VSとグランドとの間で直列に接続して構成される。そしてこれら2つのトランジスタTRの接続点に、モータ700のコイル710が接続される。
なお、本実施形態モータ700は3相であるため、直列に接続された2つのトランジスタTRのペアが各相毎に合計3ペア設けられている。図1においては簡単化のために、U相に対して設けられた2つのトランジスタTR1、TR2のペアのみが記載されているが、他の相(V相、W相)についても同様に構成される。
そしてトランジスタ駆動回路300から各トランジスタTRの制御端子に印加される制御電圧に応じて、これらの各トランジスタTRがそれぞれオンオフ制御されることにより、モータ700の各コイル710への通電がオンオフ制御される。
なお出力回路400が有するトランジスタTRは、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)により実現してもよいし、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)により実現しても良い。
また出力回路400が有するトランジスタTRは、MOSFETの場合で説明すると、ゲート端子にゲート−ソース間のスレッシュホールド電圧以上の電圧を印加した場合にドレイン−ソース間がクローズとなる構成であっても良いし、ゲート端子にゲート−ソース間のスレッシュホールド電圧以上の電圧を印加した場合にドレイン−ソース間がオープンとなる構成であっても良い。
<モータ>
モータ700は、各相のコイル(負荷)710と、モータ700の回転を検出するためのホールIC720と、を備えて構成される。
ホールIC720は、モータ700が回転する際の磁性の変化を検出し、パルス状の信号を出力する。このため、ホールIC720は、モータ700の回転速度に応じた周波数を有するパルス信号を出力する。本実施形態のモータ700は、例えば4極対(8極)である。そのため、ホールIC720はモータ1回転あたり4つのパルスを出力する。
本実施形態においては、モータ700は3つのホールIC720を備えており、モータ700が1回転する間に、これら3つのホールIC720からそれぞれパルス信号が出力される。これらのパルス信号は、モータ駆動IC800の「HU」端子、「HV」端子、「HW」端子にそれぞれ入力される。
<FG回路>
FG回路600は、ホールIC720からのパルス信号を受信し、これらのパルス信号を用いてFG信号を生成し、このFG信号を、後述する電圧変動回路500にクロック信号として出力する回路である。
FG信号は例えばモータ700内に設けられたホールIC720などの位置検出素子を用いて可動子の位置を検出することによって生成することができる。
また、位置検出素子を用いないセンサレス駆動方式のモータ駆動回路においては、モータ700の駆動コイル710に発生する誘起電圧(逆起電圧)を利用して可動子の位置を検出し、FG信号を生成することができる。
<電圧変動回路>
電圧変動回路500は、後述する発振回路100に印加される印加電圧VCNTを変動させる回路である。詳細は後述するが、電圧変動回路500は、チャージポンプ回路200から出力される出力電圧のレベルが出力回路400のトランジスタTRをオンさせることができるレベルとなる範囲内で印加電圧VCNTを変動させる。
電圧変動回路500は、図2に示すように、カウンタ回路510と、スイッチ530と、電流源520と、一端が接地されるキャパシタ540と、を備えて構成される。このキャパシタ540の上記一端と他端との間の電圧は、上記印加電圧VCNTとして出力される。
カウンタ回路510は、4つのフリップフロップ511を直列に接続して構成される。カウンタ回路510は、FG回路600から出力されるクロック信号に応じて、各フリップフロップ511の出力信号(A、B、C、D)の論理レベル(0又は1)を更新して出力する。
また電圧変動回路500は、4つのスイッチ530を有している。これらの4つのスイッチ530は、上記4つのフリップフロップ511の出力信号(A、B、C、D)とそれぞれ対応付けられており、各出力信号の論理レベルに応じてそれぞれ開閉する。具体的には、例えばフリップフロップ511の出力信号の論理レベルが”1”のときにスイッチ530がクローズし、論理レベルが”0”のときにスイッチ530がオープンとなる。
以下の説明において、4つのスイッチ530を個別に記述する場合には、各フリップフロップ511の出力信号(A、B、C、D)とそれぞれ対応するスイッチ530をそれぞれSWA、SWB、SWC、SWDと記載する。
またこれらの各スイッチ530には、それぞれ直列に電流源520が接続されている。そして一部の電流源520は、キャパシタ540を充電する向きにキャパシタ540の他端側に接続され、他の一部の電流源520は、キャパシタ540を放電する向きにキャパシタ540の他端側に接続されている。
本実施形態においては、SWA530に直列に接続される電流源520と、SWD530に直列に接続される電流源520と、がキャパシタ540を充電する向きにキャパシタ540に接続され、SWB530に直列に接続される電流源520と、SWC530に直列に接続される電流源520と、がキャパシタ540を放電する向きにキャパシタ540に接続されている。
従って、SWA530及びSWD530の少なくとも一方がクローズすると、キャパシタ540を充電するように電流が流れる。一方、SWB530及びSWC530の少なくとも一方がクローズすると、キャパシタ540を放電するように電流が流れる。そしてSWA530、SWB530、SWC530、SWD530の開閉の組み合わせによって、総合的にキャパシタ540の充電あるいは放電が行われ、キャパシタ540の他端側の電圧VCNTが上昇あるいは下降する。
図3に、FG回路600から入力されるクロック信号に同期して、カウンタ回路510の各フリップフロップ511の出力信号が更新されると共に、各フリップフロップ511の出力信号の論理レベルに応じてキャパシタ540の電圧VCNTが変動する様子を示す。
本実施形態においては、4つのフリップフロップ511の出力信号の論理レベルの組み合わせは16通りであり、また、キャパシタ540へ充電する組み合わせの数と、キャパシタ540から放電する組み合わせの数は同数であるので、キャパシタ540の電圧VCNTは、事前に設定された所定レベルの電圧を基準(中心)として、クロック信号のパルスが16個入力される毎に周期的に変動を繰り返す。つまりキャパシタ540の電圧VCNTは、クロック信号が16パルス入力される毎に元の電圧に戻る。
従って、チャージポンプ回路200から出力される出力電圧のレベルが出力回路400のトランジスタTRをオンさせることができるレベルとなる範囲内になるように、予め、この基準電圧と、電圧の変動幅と、を設定しておけば、チャージポンプ回路200からの出力電圧のレベルが出力回路400のトランジスタTRをオンさせることができるレベルを逸脱しないようにすることができる。
なお、キャパシタ540の電圧VCNTの変動幅は、キャパシタ540の容量や、各電流源520の電流値、スイッチ530をオンさせる時間、カウンタ回路510のフリップフロップ511の数(段数)等を設定することにより、所望の値に設定することが可能である。
FG回路600からはFG信号がクロック信号として出力されるため、クロック信号が12パルス(4×3)入力される毎に、モータ700が1回転することになる。
従って、クロック信号の周波数を切り替えることによって、モータ700の1回転あたりの電圧VCNTの変動周期を変更することができる。
<発振回路>
発振回路100は、電圧変動回路500から出力される印加電圧VCNTのレベルに応じたスイッチング速度の発振信号を出力する回路である。
発振回路100の一例を図4に示す。発振回路100は、奇数個のインバータ回路111をリング接続したリングオシレータとして構成される。
各インバータ回路111は、例えば図5に示すように構成されている。図5において、インバータ回路111は、入力電圧Vinの論理レベルを反転した出力電圧Voutを出力する。そして入力電圧Vinが反転すると、所定の遅延の後に出力電圧Voutを反転して出力する。
そして図5において、VICNTpの電圧を下降させ、VICNTnの電圧を上昇させると、インバータ回路111内の寄生容量等に対する充放電スピードが速くなるため、インバータ回路111の遅延時間が短くなる。つまり、入力電圧Vinが反転してから出力電圧Voutが反転するまでの応答時間が短くなる。
反対に、VICNTpの電圧を上昇させ、VICNTnの電圧を下降させると、インバータ回路111内の寄生容量等に対する充放電スピードが遅くなるため、インバータ回路111の遅延時間が長くなる。つまり、入力電圧Vinが反転してから出力電圧Voutが反転するまでの応答時間が長くなる。
ここで、まず発振回路100への印加電圧VCNTがVrより上昇した場合、印加電圧VCNTの上昇に応じて、抵抗R1を図4に矢印で示す方向に電流IR1が流れるため、電流IINVが増加する。そして電流IINVが増加することにより、VICNTpの電圧が下降し、VICNTnの電圧が上昇する。従ってこの場合、インバータ回路111の応答時間が短くなるため、発振信号の周波数は上昇する。
反対に、発振回路100への印加電圧VCNTがVrより下降した場合、印加電圧VCNTの下降に応じて、抵抗R1を図4に矢印で示す方向とは反対に電流IR1が流れるため、電流IINVが減少する。そして電流IINVが減少することにより、VICNTpの電圧が上昇し、VICNTnの電圧が下降する。従ってこの場合、インバータ回路111の応答時間が長くなるため、発振信号の周波数は下降する。
このようにして、発振回路100から出力される発振信号のスイッチング速度は、電圧変動回路500から出力される印加電圧VCNTのレベルに応じて変動する。
この発振信号は、上述したチャージポンプ回路200に入力され、そしてチャージポンプ回路200を構成するトランジスタSW1、SW2がこの発振信号に同期して交互にオンオフを繰り返す。
このように、本実施形態に係る負荷駆動回路1000によれば、チャージポンプ回路200に入力される発振信号のスイッチング速度を変動させることができる。
このため、この発振信号に起因して生ずるノイズの周波数を拡散させることができるため、チャージポンプ回路200から発生するノイズのピークを低減することが可能になる。
これにより、例えば他の電子回路へ与えるノイズによる影響を低減することが可能となる。例えば、本実施形態の負荷駆動回路1000や電圧出力回路2000をカーエアコン等の車載電子機器に用いた場合には、車載ラジオや無線機等の他の車載電子機器に与える影響を減少させることが可能となる。また車載用か否かを問わず、本実施形態の負荷駆動回路1000や電圧出力回路2000をエアコンや空気清浄機、給湯器等に用いた場合も同様に、周囲の他の電子機器への影響を低減させることが可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲を本実施の形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば上記実施形態ではチャージポンプ回路200を用いた場合を例示したが、本発明は、コイルを用いた昇圧回路やブートストラップ回路等を用いた場合でも同様に適用可能である。
また発振回路100としてリングオシレータを用いた場合を例に説明したが、例えば、スイッチング周波数をある範囲で疑似的に乱数発振させることが可能な擬似乱数発振回路により構成することも可能である。
100 発振回路
111 インバータ回路
200 チャージポンプ回路
300 トランジスタ駆動回路
400 出力回路
500 電圧変動回路
510 カウンタ回路
520 電流源
530 スイッチ
540 キャパシタ
600 FG回路
700 モータ
710 コイル
720 ホールIC
800 モータ駆動IC
1000 負荷駆動回路
2000 電圧出力回路

Claims (9)

  1. 発振信号を用いて第1電圧を第2電圧に変換して出力する電圧生成回路と、
    スイッチング速度を変動させながら前記発振信号を出力する発振回路と、
    を備えることを特徴とする電圧出力回路。
  2. 請求項1に記載の電圧出力回路であって、
    前記発振回路は、印加電圧のレベルに応じたスイッチング速度で前記発振信号を出力する回路である
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  3. 請求項2に記載の電圧出力回路であって、
    前記発振回路に印加される前記印加電圧を変動させる電圧変動回路を更に備える
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  4. 請求項3に記載の電圧出力回路であって、
    前記電圧変動回路は、
    複数のフリップフロップを直列に接続して構成され、所定のクロック信号に応じて前記各フリップフロップの出力信号の論理レベルを更新して出力するカウンタ回路と、
    前記各フリップフロップのそれぞれの出力信号の論理レベルに応じてそれぞれ開閉する複数のスイッチと、
    前記各スイッチにそれぞれ直列に接続される複数の電流源と、
    一端が接地されるキャパシタと、
    を備え、
    一部の前記電流源は、前記キャパシタを充電する向きに前記キャパシタの他端に接続され、他の一部の前記電流源は、前記キャパシタを放電する向きに前記キャパシタの前記他端に接続され、
    前記キャパシタの前記他端の電圧を前記印加電圧として出力する
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電圧出力回路であって、
    前記発振回路はリングオシレータであることを特徴とする電圧出力回路。
  6. 請求項1〜5に記載の電圧出力回路であって、
    前記電圧生成回路から出力される前記第2電圧は、オンオフ制御される電子機器の制御電圧として前記電子機器に印加される
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  7. 請求項6に記載の電圧出力回路であって、
    前記電圧生成回路から出力される前記第2電圧のレベルは、前記電子機器をオンさせることができるレベルとなる範囲内で変動する
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  8. 請求項6又は7に記載の電圧出力回路であって、
    前記電子機器は、負荷への通電をオンオフ制御するためのトランジスタであることを特徴とする電圧出力回路。
  9. 請求項8に記載の電圧出力回路であって、
    前記負荷は、モータを構成するコイルであることを特徴とする電圧出力回路。
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