JP2013168229A - 圧着コンタクトとコネクタの構造 - Google Patents

圧着コンタクトとコネクタの構造 Download PDF

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Kiyoshi Oaku
清志 大阿久
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Abstract

【課題】本発明は、圧着コンタクトに関し、従来の圧着コンタクトにおける製造工程の打抜き工程が多くコストが嵩むことやランス部分の変形のおそれがあることが課題であって、それを解決することである。
【解決手段】圧着コンタクトの筒状体の外周部に、軸心に沿って所要の間隙を置いて周方向に所望長さのスリットを対向配置に設け、当該スリットの間を半径方向外側に突出させて突起部を形成し、該突起部の両スリット側の端面部分をそれぞれ行止め係止用の行止め端面と抜止め係止用の抜止め端面とした圧着コンタクト1とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源の接続用もしくは各種電気信号の接続用に使用される圧着コンタクトとコネクタの構造に関するものである。
従来、丸型の圧着コンタクトを絶縁ハウジングに固定する方法としては、図6(A),(B)に示すように、絶縁ハウジング5の貫通孔5aにおける壁面に抜止め用金具6を固定しておいて、また、前記期貫通孔5aの先端部当たりに環状の行止め部5bを設けておいて、ジャックコンタクトやプラグコンタクトなどの圧着コンタクト7の接続部7aにリード線を圧着した圧着コンタクト7を、前記絶縁ハウジング5の一端開口部5cから貫通孔5aに挿入して、前記貫通孔5aの行止め部5bにコンタクト先端部7bや行止め部7cが当接するまで押し込んで挿着している。
また、図7(A)〜(C)に示すように、金属製の細長い筒体のジャックコンタクトやプラグコンタクトなどの圧着コンタクト7で、抜止め用の突起(槍状のランス)7dと行止め用の突起7eを設けたもので、絶縁ハウジング5の貫通孔5aに挿着して固定するものが知られている。このような、圧着コンタクト7に関連する従来の公報として、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特開2010−165483号公報 特開2009−037987号公報
上記圧着コンタクトにおいては、例えば、図6(A),(B)に示す、ジャックコンタクトやプラグコンタクトなどの圧着コンタクトを金具で固定する方法では、コンタクトの形状に合わせて絶縁ハウジングで行止めをすることが出来てサイズを抑えることが可能であるが前記金具を別に用意して絶縁ハウジングに固定しなければならないと言う手間が掛かる。
また、図7(A)〜(C)に示す、ジャックコンタクトやプラグコンタクトなどの圧着コンタクトにおいて、係止用の突起であるランスによる方法では、絶縁ハウジング側の抜け止め用の金具は不要になるが、行止めをするための形状が圧着コンタクト側に必要になり、金型成形時にランス加工工程のほかに抜止め突起を形成するための加工工程が多くなる。また、前記ランス部分の製造工程中における変形のおそれがあることなどが課題である。本発明に係る圧着コンタクトとコネクタの構造は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る圧着コンタクトの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、圧着コンタクトの筒状体の外周部に、軸心に沿って所要の間隙を置いて周方向に所望長さのスリットを対向配置に設け、当該スリットの間を半径方向外側に突出させて突起部を形成し、該突起部の両スリット側の端面部分をそれぞれ行止め係止用の行止め端面と抜止め係止用の抜止め端面としたことである。
前記突起部を周方向に均等配置で複数設けたことを含むものである。
本発明に係るコネクタの構造の要旨は、前記本発明に係る圧着コンタクトと、該圧着コンタクトがハウジングの貫通孔に挿着される絶縁ハウジングとで構成されるコネクタの構造であって、前記絶縁ハウジングにおいて、前記圧着コンタクトの行止め端面と当接する行止め面と、前記圧着コンタクトの抜止め端面と係合する抜止め係止片とが、当該絶縁ハウジングの貫通孔の内周壁面に周方向に重複しないように互い違いに一体形成されていることである。
前記絶縁ハウジングにおける行止め面と抜け止め係止片とを、周方向に均等配置で複数設けたことを含む。また、前記圧着コンタクトにおいて突起部を複数設けた場合において、その内の少なくとも一つの突起部が、絶縁ハウジングの互いに隣接する行止め面と抜止め面との両方に当接・係合することを含むものである。
本発明の圧着コンタクトとコネクタの構造によれば、絶縁ハウジング側に固定用の金具を無くすことができるとともに、圧着コンタクトも、製造工程のプレス工程が削減されて安価に製造できるようになる。
また、圧着コンタクト側を突起にすることで、輸送中や組立作業中などの荷重により、ランス部分が変形するということが無くなり、更に、圧着コンタクトの小型化を実現することができると言う優れた効果を奏するものである。
本発明に係る圧着コンタクト1の前方から見た斜視図(A)、後方から見た斜視図(B)、横断面図(C)である。 同本発明の圧着コンタクト1の側面図である。 同圧着コンタクト1でプラグ型の縦断面図である。 同圧着コンタクト1で先端が筒状になっているジャックコンタクトの場合の縦断面図である。 絶縁ハウジング3の縦断面図(A)、正面図(B)である。 絶縁ハウジング3の前方から見た斜視図である。 プラグコンタクトと絶縁ハウジングとによるコネクタ4の縦断面図である。 従来例に係るジャックコンタクトと絶縁ハウジングとのコネクタの縦断面図(A)、同プラグコンタクトと絶縁ハウジングとのコネクタの縦断面図(B)である。 従来例に係る圧着コンタクト7の斜視図(A)、側面図(B)、平面図(C)である。
本発明に係る圧着コンタクトは、図1に示すように、圧着コンタクト1において、絶縁ハウジングに固定する筒状体部分において、半径方向の外側に、突起部1cを形成してその突起部1cの端面を、行止め端面1dと抜止め端面1eにしたものである。
本発明に係る圧着コンタクト1は、図1に示すように、当該圧着コンタクトの筒状体1aの外周部に、軸心aに沿って所要の間隙bを置いて周方向に所望長さのスリット1bを対向配置に設け、当該スリット1b,1bの間を半径方向外側に突出させて突起部1cを形成する。
図1乃至図3−Aに示すように、前記突起部1cの両スリット側の端面部分をそれぞれ行止め係止用の行止め端面1dと抜止め係止用の抜止め端面1eとする。
前記突起部1cを周方向に均等配置で複数、例えば、この実施例では3箇所に設けたものである。
図3−Bに示すように、プラグ部において先端が筒状になっているジャックコンタクトである圧着コンタクト2の場合を示している。
図4−A,図4−Bに示すように、合成樹脂製の絶縁ハウジング3は、例えば全体が筒状でその中の貫通孔3aにおいて、キャップ8(図6(A),(B)を参照)用の螺子部3bが設けられている側のリード線が挿入される側の開口部3cと、接続相手方に差し込まれる開口部3dとがある。
前記貫通孔3aの軸線に沿って中央部当たりに、圧着コンタクト固定用の部材があり、周壁に内側に突出した行止め面3eが周方向に4箇所設けられている。また、圧着コンタクト挿入用のガイド部材3fも、周方向に4箇所設けられている。このガイド部材3fは、圧着コンタクト1において、プラグ部の先端部が筒状のジャックコネクタの場合に、ガイド作用するものである。
更に、圧着コンタクトの抜け止め用の抜止め面3gが、周方向に4箇所設けられている。この抜止め面3gの引掛け部3hで、圧着コンタクト1の抜止め端面1eが当接して、抜去方向に抜け出ないようにするものである。
前記貫通孔3aにおける行止め面3eと引掛け部3hとの長手方向の位置の間に、圧着コンタクト1の突起部1cが収まるものである。前記行止め面3eと抜止め面3gとは、周方向に複数個所に突設されるので、互いに重ならないよう互い違いに配置され一体成形されている。また、圧着コンタクト1の複数の突起部1cにおける、少なくとも一つの突起部1cが、絶縁ハウジング3の互いに隣接する行止め面3eと抜止め面3gとの両方に当接・係合するのである。いずれか一方にしか係合しないのでは絶縁ハウジング3に固定できないからである。
本発明に係るコネクタ4は、図5に示すように、上記圧着コンタクト1,2と、該圧着コンタクトが貫通孔3aに挿着される絶縁ハウジング3とで構成される。絶縁ハウジング3に、前記圧着コンタクト1が、金属片などを使用しないで、開口部3c側から差し込むだけで貫通孔3aに保持されるものである。
前記圧着コンタクト1の突起部1cによって絶縁ハウジング3に固定するので、従来のような抜け止め用バネ片の変形の恐れもなくなり、プレス工程の削減でコスト低減となるのである。また、絶縁ハウジング3側にも、抜止め端面防止用の金属片が不要となってコスト低減となるものである。
本発明に係る圧着コンタクトとコネクタの構造とは、金属製の圧着コンタクトを使用する電気機器のコネクタに広く適用できるものである。
1 圧着コンタクト、 1a 筒状体、
1b スリット、 1c 突起部、
1d 行止め端面、 1e 抜止め端面、
1f 接続部、 1g プラグ部、
2 圧着コンタクト、
3 絶縁ハウジング、 3a 貫通孔、
3b 螺子部、 3c 開口部、
3d 開口部、 3e 行止め面、
3f ガイド部材、 3g 抜止め面、
3h 引掛け部、
4 コネクタ、
5 絶縁ハウジング、 5a 貫通孔、
5b 行止め部、 5c 一端開口部、
6 抜止め用金具、
7 圧着コンタクト、 7a 接続部、
7c 行止め部、 7d 突起、
7e 突起、
8 キャップ。

Claims (5)

  1. 圧着コンタクトの筒状体の外周部に、軸心に沿って所要の間隙を置いて周方向に所望長さのスリットを対向配置に設け、当該スリットの間を半径方向外側に突出させて突起部を形成し、該突起部の両スリット側の端面部分をそれぞれ行止め係止用の行止め端面と抜止め係止用の抜止め端面としたこと、
    を特徴とする圧着コンタクト。
  2. 突起部を周方向に均等配置で複数設けたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の圧着コンタクト。
  3. 請求項1又は2に記載の圧着コンタクトと、該圧着コンタクトがハウジングの貫通孔に挿着される絶縁ハウジングとで構成されるコネクタの構造であって、
    前記絶縁ハウジングにおいて、前記圧着コンタクトの行止め端面と当接する行止め面と、前記圧着コンタクトの抜止め端面と係合する抜止め係止片とが、当該絶縁ハウジングの貫通孔の内周壁面に周方向に重複しないように互い違いに一体形成されていること、
    を特徴とするコネクタの構造。
  4. 絶縁ハウジングにおける行止め面と抜け止め係止片とを、周方向に均等配置で複数設けたこと、
    を特徴とする請求項3に記載のコネクタの構造。
  5. 圧着コンタクトにおいて突起部を複数設けた場合において、その内の少なくとも一つの突起部が、絶縁ハウジングの互いに隣接する行止め面と抜止め面との両方に当接・係合すること、
    を特徴とする請求項4に記載のコネクタの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5657478U (ja) * 1979-10-08 1981-05-18
JP2011065854A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Nippon Tanshi Kk コネクタ端子

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JPS5657478U (ja) * 1979-10-08 1981-05-18
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