JP2013162551A - 充電ケーブル用収容装置 - Google Patents

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Eiji Mizuno
英治 水野
Kenji Iwami
健二 岩味
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Abstract

【課題】 充電ケーブル用収容装置の使い勝手を向上させる。
【解決手段】 電源側充電ケーブル13が嵌り込むケーブル溝17として、溝プレート15の面心15A側を中心とする螺旋状の螺旋溝17A、及び螺旋溝17Aと交差するように放射状に延びる放射溝17B、及び溝プレート15の外周面から面心15A側に延びる複数の出口溝17Cを設ける。これにより、例えば、充電ケーブル用収容装置と車庫や駐車場等に設けられた電源側コネクタとが近接している場合には、電源側充電ケーブル13をケーブル溝17内に収納することにより、電源側充電ケーブル13が大きく弛んでしまうことを防止できる。複数の出口溝17Cのうち電源側コネクタに対して適切な位置にある出口溝17Cを利用者が選択できる。したがって、電源側充電ケーブル13に大きな弛みを発生させることなく、適切に電源側充電ケーブル13を配線することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両に用いられる充電ケーブルの収容装置に関するものである。なお、電動車両とは、走行用の電動モータを有する車両をいう。具体的には、例えば、駆動源として電動モータのみ有する電気自動車や電動モータと内燃機関とを有するプラグ・イン・ハイブリッド自動車等をいう。
例えば、特許文献1に記載の発明では、電動車両に接続される車両側コネクタ(ソケット)が一端に設けられた充電ケーブルが回転ドラムに巻き付けられ、その回転ドラムが回転可能に収納された収納箱には、一端側が充電用電源側に接続される電源側コネクタ(ソケット)が設けられた充電ケーブルが設けられている。
そして、電動車両を充電するときには、充電ケーブル用収容装置全体を充電用電源側に設けられた充電装置に係止固定した状態で、回転ドラムに巻き付けられた充電ケーブルを引き出して車両側コネクタを電動車両に装着し、かつ、電源側コネクタを充電装置に装着する必要がある。
特開2010−115037号公報
ところで、特許文献1に記載の発明では、その図7等に示されるように、電源側に接続される電源側充電ケーブルが充電ケーブル用収容装置の背面中央部から延びている。しかし、特許文献1に記載の発明では、以下の問題を有している。
すなわち、充電ケーブル用収容装置を設置する位置と屋外コンセント等の電源側コネクタの位置とは、利用環境毎に異なるので、電源側充電ケーブルの長さ寸法は、比較的余裕を持たせた大きめの寸法とならざるを得ない。
しかし、電源側充電ケーブルの長さ寸法を大きくすると、充電ケーブル用収容装置と電源側コネクタとが近接している場合には、電源側充電ケーブルが大きく弛んでしまうので、使い勝手が好ましくない。
本発明は、上記点に鑑み、充電ケーブル用収容装置の使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、走行用の電動モータを有する電動車両に用いられる充電ケーブルを収容する充電ケーブル用収容装置であって、電動車両側に接続される車両側充電ケーブル(3)を収容するリール(20)と、車両側充電ケーブル(3)と電気的に接続され、電源側に接続される電源側充電ケーブル(13)と、電源側充電ケーブル(13)が設けられ、電源側充電ケーブル(13)が嵌り込むケーブル溝(17)を有するプレート(15)とを備え、ケーブル溝(17)は、プレート(15)の外周面からプレート(15)の面心(15A)側に延びる複数の出口溝(17C)を有していることを特徴とする。
これにより、本発明では、例えば、充電ケーブル用収容装置と電源側コネクタとが近接している場合には、電源側充電ケーブル(13)をケーブル溝(17)内に収納することにより、電源側充電ケーブル(13)が大きく弛んでしまうことを防止できる。
また、出口溝(17C)が複数設けられているので、これら出口溝(17C)のうち電源側コネクタに対して適切な位置にある出口溝(17C)を利用者が選択できる。そして、当該出口溝(17C)を経由させて電源側充電ケーブル(13)を電源側コネクタまで延ばすことにより、電源側充電ケーブル(13)に大きな弛みを発生させることなく、適切に電源側充電ケーブル(13)を配線することができる。
したがって、本発明では、充電ケーブル用収容装置の使い勝手を向上させることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る充電ケーブル用収容装置の前面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るホルダ10の前面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る溝プレート15に電源側充電ケーブル13が嵌め込まれた状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る溝プレート15の正面図である。 本発明の第1実施形態に係るリール20の前面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリール20の後面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリール20の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る溝プレート15に電源側充電ケーブル13が嵌め込まれた状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る溝プレート15に電源側充電ケーブル13が嵌め込まれた状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る溝プレート15に電源側充電ケーブル13が嵌め込まれた状態を示す図である。 本発明のその他の実施形態に係る溝プレート15に電源側充電ケーブル13が嵌め込まれた状態を示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、プラグ・イン・ハイブリッド自動車等の電動車両用の充電ケーブル用収容装置に本発明を適用したものである。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.充電ケーブル用収容装置の構成
1.1.充電ケーブル用収容装置の概要
本実施形態に係る充電ケーブル用収容装置1は、図1に示すように、ホルダ10及びリール20等を有して構成されている。リール20は、ホルダ10に対して着脱可能である。そして、電動車両に充電を行う際には、リール20をホルダ10に装着する必要がある。
1.2.ホルダの構成
ホルダ10には、図2に示すように、充電用電源(図示せず。)側と電気的に接続されるホルダ側ソケット11が設けられている。ホルダ側ソケット11は、ホルダ10の略中央に回転可能に配置されている。
そして、ホルダ側ソケット11は、図3に示すように、スリップリング(図示せず。)等の摺動接点を介して電源側充電ケーブル13に電気的に接続されている。このため、ホルダ側ソケット11は、電源側充電ケーブル13との導通を確保したまま、ホルダ10に対して回転できる。
電源側充電ケーブル13は、充電用電源とホルダ側ソケット11とを電気的に接続するためのケーブルである。そして、電源側充電ケーブル13は、スリップリングの固定側ブラシ(図示せず。)に接続されている。一方、スリップリングの回転側電極リング(図示せず。)は、ホルダ側ソケット11に接続されている。
なお、以下、ホルダ10のうちホルダ側ソケット11側をホルダ10の表側と呼び、ホルダ10のうちホルダ側ソケット11が設けられた部位と反対側をホルダ10の裏側と呼ぶ。つまり、図2はホルダ10を表側から見た斜視図であり、図3はホルダ10の裏面図となる。
電源側充電ケーブル13は、図3に示すように、ホルダ10の裏側に設けられた溝プレート15接続されている。そして、溝プレート15には、電源側充電ケーブル13が嵌り込むケーブル溝17が設けられている。
ケーブル溝17は、図4に示すように、螺旋溝17A、放射溝17B、及び複数の出口溝17Cを有している。なお、「溝プレート15の面心15A」とは、溝プレート15の外周形状を構成する平面図形の図心、つまり当該平面図形における面積モーメントが釣り合う点をいう。
螺旋溝17Aは、ケーブル溝17の一部であって、溝プレート15の面心15A側を中心とする螺旋状の溝である。放射溝17Bは、ケーブル溝17の一部であって、螺旋溝17Aと交差するように放射状に延びる溝である。出口溝17Cは、ケーブル溝17の一部であって、溝プレート15の外周面から面心15A側に延びる溝である。
また、螺旋溝17Aの中心側端部は、図3に示すように、電源側充電ケーブル13と溝プレート15との接続部13Aに一致している。放射溝17Bは、図4に示すように、放射方向において、隣り合う螺旋溝17A間を繋いでいる。
ケーブル溝17は、互いに対向する一対の側面を有する略コの字状断面形状を有する溝である。そして、螺旋溝17Aの側面と放射溝17Bの側面とが交わる部位、つまり螺旋溝17Aと放射溝17Bとが交わる交差部のうち、出口溝17C側に位置する交差部17Dは曲面にて構成されている。
そして、全て出口溝17Cの溝幅寸法Woは、電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法に設定されている。具体的には、0.9×Dc≦Wo<Dcであり、好ましくは、0.93×Dc≦Wo≦0.98×Dcである。
なお、例えば、塩化ビニル製の被覆材を有する電源側充電ケーブル13であって、直径寸法Dcが12.4mmの場合には、出口溝17Cの溝幅寸法Woを約12mmとすることが望ましい。
また、放射溝17Bの溝幅寸法W1も、出口溝17Cの溝幅寸法Woと同様に、電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法に設定されている。なお、本実施形態では、出口溝17Cの溝幅寸法Woと放射溝17Bの溝幅寸法W1とは同一寸法に設定されている。
一方、螺旋溝17Aの溝幅寸法W2は、電源側充電ケーブル13を容易に嵌め込むことが可能な程度の寸法に設定されている。具体的には、0.9×Dc≦W2<1.9×Dcである。なお、好ましくは、電源側充電ケーブル13の直径寸法Dc以上の寸法、例えばDc≦W2≦1.2×Dcとするとよい。
なお、例えば、塩化ビニル製の被覆材を有する電源側充電ケーブル13であって、直径寸法Dcが12.4mmの場合には、螺旋溝17Aの溝幅寸法W2を約14mmとすることが望ましい。
ところで、ホルダ10の上端側及び下端側には、図2に示すように、リール20をホルダ10に対して固定するためのリール固定部10A、10Bが設けられている。下端側のリール固定部10Aは、リール20の下端側を下方側支持する支持部である。
一方、上端側のリール固定部10Bは、リール20の上端側と係合してリール20を保持するフック部である。そこで、以下、下端側のリール固定部10Aを支持部10Aと呼び、上端側のリール固定部10Bをフック部10Bと呼ぶ。
支持部10Aは、図1に示すように、ホルダ10からリール20側に突出するとともに、突出側に凹部が設けられた腕部10Cにより構成されている。フック部10Bは、ホルダ10からリール20側に突出するとともに、突出側に突起部10Dが設けられた鉤状の部材である。
一方、リール20のバックプレート21には、図6に示すように、支持部10Aの凹部と嵌合するように係合する凹部21A、及びフック部10Bが嵌り込む穴状の係合部21Bが設けられている。
そして、係合部21B内には、突起部10Dと係合する係合突起部21Cが設けられている。これらの係合突起部21Cは、図示しないばねにより突起部10Dと係合可能な位置に押圧されている。
なお、リール20をホルダ10に装着する際には、支持部10Aにリール20の凹部21Aを嵌め込んだ状態で、支持部10A側を支点としてリール20をホルダ10側に揺動させる。これにより、支持部10Aが係合部21B内に嵌り込むと同時に、リール20側の係合突起部21Cとホルダ10側の突起部10Dとが係合し、リール20がホルダ10に固定される。
また、リール20をホルダ10から取り外す際には、リール20(バックプレート21)の把持部21Eに設けられた解除ボタン21Dを操作して係合突起部21Cと突起部10Dとの係合を解除した状態で、支持部10A側を支点としてリール20をホルダ10から離隔させるように揺動させればよい。
1.3.リールの構成
リール20は、図5に示すように、充電ケーブル3を巻き取る回転ドラム23、及び回転ドラム23を回転可能に支持するバックプレート21等を有して構成されている。
回転ドラム23は、図7に示すように、円盤状のドラムプレート23A、環状に形成された巻取リム23B、及び巻取リム23Bに設けられた鍔状のフランジ部23C等を有して構成されている。なお、本実施形態では、ドラムプレート23A、巻取リム23B及びフランジ部23C等は、樹脂にて一体成形されている。
ドラムプレート23Aには、バックプレート21に設けられた筒状の支持部21Fが摺接可能に嵌り込む嵌合部23Dが設けられている。この嵌合部23Dの内周面と支持部21Fの外周面とが摺接することにより、回転ドラム23がバックプレート21に対して回転することができる。
ドラムプレート23Aの巻取リム23B側には、図5に示すように、充電制御ボックス3Aが固定される固定部23Eが設けられている。なお、充電制御ボックス3Aとは、CCID(Charge Circuit Interrupt Device)等の充電制御を行う制御回路が組み込まれたものであって、充電側電源と電動車両とを接続する電気回路に設けられる。
このため、多くの場合、充電制御ボックス3Aは、充電ケーブル3の一部として車両メーカ等から供給される。そこで、以下、充電ケーブル3のうち充電制御ボックス3Aより充電電源側を端末側ケーブル3Bと呼び、充電ケーブル3のうち充電制御ボックス3Aより電動車両側を巻取側ケーブル3Cと呼ぶ。
端末側ケーブル3Bの端末部には、電源側に接続するための端末コネクタ3Dが設けられ、一方、巻取側ケーブル3Cの端末には、電動車両に接続するための車両側コネクタ3Eが設けられている。つまり、本実施形態に係る充電ケーブル3は、充電制御ボックス3A、端末側ケーブル3B、巻取側ケーブル3C、端末コネクタ3D及び車両側コネクタ3E等を有して構成されている。
ドラムプレート23Aの固定部23E側には、端末コネクタ3Dが装着可能なケーブル側コネクタ23Fが設けられている。一方、ドラムプレート23Aのホルダ10側には、図6に示すように、ホルダ側ソケット11と嵌合可能であって、ケーブル側コネクタ23Fに電気的に接続されたリール側ソケット25が設けられている。
このため、端末コネクタ3Dがケーブル側コネクタ23Fに装着された状態で、ホルダ側ソケット11とリール側ソケット25とが嵌合すると、充電ケーブル3と電源側充電ケーブル13とが導通可能となる。
そして、回転ドラム23に巻き取られている巻取側ケーブル3Cが引き出されると、回転ドラム23の回転に連動してホルダ側ソケット11及びリール側ソケット25が回転するものの、スリップリングにより充電ケーブル3と電源側充電ケーブル13との導通状態が維持される。
なお、バックプレート21には、巻取側ケーブル3Cの端末側に係止する係止フック部21Gが設けられている。このため、巻取側ケーブル3Cの端末側が係止フック部21Gに係止された状態では、回転ドラム23が回転しても、巻き取られた巻取側ケーブル3Cが大きく緩むことはない。
2.本実施形態に係る充電ケーブル用収容装置の特徴
本実施形態では、例えば、充電ケーブル用収容装置1と車庫や駐車場等に設けられた電源側コネクタとが近接している場合には、図3に示すように、電源側充電ケーブル13をケーブル溝17内に収納することにより、電源側充電ケーブル13が大きく弛んでしまうことを防止できる。
また、外周面側に向けて開口する出口溝17Cが複数設けられているので、これら出口溝17Cのうち電源側コネクタに対して適切な位置にある出口溝17Cを利用者が選択できる。そして、当該出口溝17Cを経由させて電源側充電ケーブル13を電源側コネクタまで延ばすことにより、電源側充電ケーブル13に大きな弛みを発生させることなく、適切に電源側充電ケーブル13を配線することができる。
したがって、本実施形態では、充電ケーブル用収容装置の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、ケーブル溝17は、面心15A側を中心とする螺旋溝17A、及び螺旋溝17Aと交差する方向に延びて出口溝17C側に連通する放射溝17Bを有することを特徴としている。
そして、ケーブル溝17として螺旋溝17Aを有しているので、溝プレート15を大きくすることなく、長い溝を得ることができる。したがって、電源側充電ケーブル13の長さ寸法が大きい場合であっても、溝プレート15の大型化を招くことなく、電源側充電ケーブルを容易にケーブル溝17内に収納することができる。
また、本実施形態では、図3に示すように、螺旋溝17Aの中心側端部は、電源側充電ケーブル13と溝プレート15との接続部13Aに一致していることを特徴としている。これにより、電源側充電ケーブル13を容易にケーブル溝17に嵌め込むように収納することができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、螺旋溝17Aと放射溝17Bとが交わる交差部のうち、出口溝17C側に位置する交差部17Dは曲面にて構成されていることを特徴としている。これにより、エッジ状の角部が電源側充電ケーブル13に食い込むような状態を回避できるので、電源側充電ケーブル13の損傷を未然に防止することが可能となる。
また、本実施形態では、出口溝17Cの溝幅寸法Woは、電源側充電ケーブル13の直径寸法より小さいことを特徴としている。これにより、出口溝17Cにおいて電源側充電ケーブル13を保持することが可能となるので、充電ケーブル用収容装置1の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、放射溝17Bの溝幅寸法W1も電源側充電ケーブル13の直径寸法より小さく、一方、螺旋溝17Aの溝幅寸法W2は、電源側充電ケーブル13を容易に嵌め込むことが可能な程度の寸法に設定されていることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、出口溝17C及び放射溝17Bにおいて電源側充電ケーブル13を保持することができ、かつ、螺旋溝17Aに電源側充電ケーブル13を容易に嵌め込むことができるので、充電ケーブル用収容装置の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、充電ケーブル3(巻取側ケーブル3C)が巻き取られた状態で収納され、かつ、リール20がホルダ10に対して着脱可能であるので、ホルダ10を車庫や駐車場等の充電可能な場所に設置し、リール20のみをトランクルーム等に収納した状態で携帯することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では出口溝17Cの個数が4であったが、本実施形態は、図8に示すように、出口溝17Cの個数を増加させたものである。これにより、電源側コネクタに対して選択すべき出口溝17Cの選択枝を増加させることができるので、より適切に電源側充電ケーブル13を配線することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、図9及び図10に示すように、螺旋溝17A及び放射溝17Bを廃止するとともに、電源側充電ケーブル13と溝プレート15との接続部13Aの周囲に、螺旋状に巻かれた状態の電源側充電ケーブル13を収納可能なケーブル収納部17Eを設け、かつ、このケーブル収納部17Eと出口溝17Cとを連通させたものである。
なお、図10は、図9に示す溝プレート15に対して出口溝17Cの個数を増加させたものである。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、全て出口溝17Cの溝幅Wo及び全て放射溝17Bの溝幅W1は、その全域で電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法となるように設定されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図11に示すように、全ての出口溝17C及び全て放射溝17Bの少なくとも一部において、出口溝17Cの溝幅Wo及び放射溝17Bの溝幅W1が電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法となっていれば十分である。
なお、図11は、第1実施形態に係る出口溝17Cにおいて、一部が電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法とした例であるが、当然に、本発明は、これに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、全ての出口溝17Cの溝幅寸法Woが同一の寸法に設定されていたが、本発明は各出口溝17Cの溝幅寸法Woが電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法であれば十分であるので、全ての出口溝17Cの溝幅寸法Woが同一の寸法である必要性はない。
また、上述の実施形態では、全ての放射溝17Bの溝幅寸法W1が同一の寸法に設定されていたが、本発明は各放射溝17Bの溝幅寸法W1が電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法であれば十分であるので、全ての放射溝17Bの溝幅寸法W1が同一の寸法である必要性はない。
また、上述の実施形態では、螺旋溝17Aは、その全域で同一の溝幅に設定されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、螺旋溝17Aの全域において、電源側充電ケーブル13を容易に嵌め込むことが可能な程度の寸法に設定されていれば十分であり、全域で同一寸法である必要性はない。
また、上述の実施形態では、ホルダ10とリール20とが着脱時可能となっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ホルダ10を廃止する、又はホルダ10とリール20とは一体化する等としてもよい。
また、上述の実施形態では、出口溝17Cの溝幅Wo及び放射溝17Bの溝幅W1を電源側充電ケーブル13の直径寸法Dcより小さい寸法としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、出口溝17Cの溝幅Wo及び放射溝17Bの溝幅W1を電源側充電ケーブル13の直径寸法Dc以上としてもよい。
また、上述の実施形態では、螺旋溝17Aと放射溝17Bとが交わる交差部のうち、出口溝17C側に位置する交差部17Dのみが曲面にて構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、全ての交差部を曲面にて構成する、又は曲面を廃止する等してもよい。
また、上述の実施形態では、充電制御ボックス3Aを備える充電ケーブル3であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、充電制御ボックス3Aを備えていない充電ケーブル3にも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 充電ケーブル用収容装置 3… 充電ケーブル
3A… 充電制御ボックス 3B… 端末側ケーブル 3C… 巻取側ケーブル
3D… 端末コネクタ 3E… 車両側コネクタ
10… ホルダ 10A… 支持部 10B…フック部 10C… 腕部
10D… 突起部 11… ホルダ側ソケット 13… 電源側充電ケーブル
13A… 接続部 15… 溝プレート 17… ケーブル溝 17A… 螺旋溝
17B… 放射溝 17C… 出口溝 17D… 交差部 17E… ケーブル収納部
20… リール 21… バックプレート 21A… 凹部 21B… 係合部
21C… 係合突起部 21E… 把持部 21D… 解除ボタン
21F… 支持部 21G… 係止フック部 23… 回転ドラム
23A… ドラムプレート 23B… 巻取リム 23D… 嵌合部
23E… 固定部 23F… ケーブル側コネクタ 25… リール側ソケット

Claims (6)

  1. 走行用の電動モータを有する電動車両に用いられる充電ケーブルを収容する充電ケーブル用収容装置であって、
    前記電動車両側に接続される車両側充電ケーブルを収容するリールと、
    前記車両側充電ケーブルと電気的に接続され、電源側に接続される電源側充電ケーブルと、
    前記電源側充電ケーブルが設けられ、前記電源側充電ケーブルが嵌り込むケーブル溝を有するプレートとを備え、
    前記ケーブル溝は、前記プレートの外周面から前記プレートの面心側に延びる複数の出口溝を有していることを特徴とする充電ケーブル用収容装置。
  2. 前記ケーブル溝は、前記面心側を中心とする螺旋状の螺旋溝、及び前記螺旋溝と交差する方向に延びて前記出口溝側に連通する放射溝を有することを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル用収容装置。
  3. 前記螺旋溝の中心側端部は、前記電源側充電ケーブルと前記プレートとの接続部に一致していることを特徴とする請求項2に記載の充電ケーブル用収容装置。
  4. 前記螺旋溝と前記放射溝とが交わる交差部のうち、前記出口溝側に位置する交差部は曲面にて構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の充電ケーブル用収容装置。
  5. 前記出口溝の少なくとも一部の溝幅寸法は、前記電源側充電ケーブルの直径寸法より小さいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の充電ケーブル用収容装置。
  6. 前記放射溝の少なくとも一部の溝幅寸法は、前記電源側充電ケーブルの直径寸法より小さいことを特徴とする請求項5に記載の充電ケーブル用収容装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107346911A (zh) * 2017-07-20 2017-11-14 苏州辉益电气科技有限公司 一种具有高效充电装置的电动汽车充电站

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