JP2013143150A - 情報処理装置、操作制限プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの閲覧、編集に関して制限を設けることで、データのセキュリティを確保するユーザインターフェイスを提供することを目的とする。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、複数ユーザの同時ログインおよび同時操作を許容する情報処理装置であって、タッチパネルディスプレイと、制御部とを有する。制御部は、タッチパネルディスプレイに表示されるデータに対する編集または表示のいずれか一方もしくは両方を、データに対応付けられた制限情報に基づき制限する。
【選択図】図5

Description

この明細書に記載の実施形態は、タッチパネルディスプレイを有する情報処理装置に関する。
従来、テーブル型のタッチパネル機器において、他者が閲覧している情報や操作している情報を、自由に見たり操作したりすることができるのが一般的である。
また、以下の技術が開示されている。
特開2008−203565号公報
データの中には会議資料などの共有すべきものもあるものの、個人情報や部署外機密情報が含まれるものもあり、ユーザレベルで注意を払いながら操作する必要がある。
実施形態は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの閲覧、編集に関して制限を設けることで、データのセキュリティを確保するユーザインターフェイスを提供することを目的とする。
実施形態の情報処理装置は、複数ユーザの同時ログインおよび同時操作を許容する情報処理装置であって、タッチパネルディスプレイと、制御部とを有する。制御部は、タッチパネルディスプレイに表示されるデータに対する編集または表示のいずれか一方もしくは両方を、データに対応付けられた制限情報に基づき制限する。
実施形態の卓上型情報処理装置の外観を示す図である。 実施形態の卓上型情報処理装置のハードウェア構成例の一例を示す図である。 実施形態の卓上型情報処理装置を上側から視認したときの図、およびタッチパネルディスプレイの表示例を示す図である。 カメラの向きおよびその視野角の一例を示す図である。 閲覧、編集の可否例を説明する図である。 タッチパネルディスプレイの偏光について説明する図である。 部分的な偏光フィルタのよる見え方の一例を示す図である。 手書き枠による部分的な偏光フィルタの設定例を示す図である。 管理データの一例を示す図である。 実施形態の卓上型情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施形態のファイル編集の動作例を示すフローチャートである。
本実施形態では、卓上型の情報処理装置(コンピュータ)について説明する。本実施形態の卓上型情報処理装置は、平らな天板面に、タッチパネルディスプレイを有している。
実施形態の卓上型情報処理装置は、四辺にユーザの接近を感知するセンサを内蔵しており、ユーザがどの方向から近づいたかを判断し、その近辺に、ユーザが見やすい方向で各ユーザ専用のメニューと操作画面を表示する。
また、データファイルには、アクセス権(閲覧、編集の権限)が設けられており、操作、閲覧を制限する。表示用画面には、物理的もしくはデジタル的な偏光フィルタ機能をもたせ、閲覧制限を設定した情報が表示された箇所のみに偏光フィルタ機能を働かせることで、操作制限と共に閲覧面でのセキュリティを確保する。
以下、本実施形態の態様について、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施形態の卓上型情報処理装置100の外観を示しており、図2は、卓上型情報処理装置100の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、卓上型情報処理装置100は、テーブル型(卓上型)の情報処理装置であり、平らな天板面上に、操作表示用の大型のタッチパネルディスプレイ50が配置されている。このタッチパネルディスプレイ50を用いて、複数ユーザが同時に使用することが可能となる。複数ユーザが使用する際には、ユーザごとに使用可能な領域が区分けされ、ユーザはその領域ごとに使用する。また卓上型情報処理装置100を用いて複数人でディスカッションやプレゼンテーション、商談などを行うこともできる。
卓上型情報処理装置100は、図2に示すように、プロセッサ10、DRAM(Dynamic Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、タッチパネルディスプレイ50、ネットワークI/F(Interface)60、センサユニット70、カメラユニット80を有する。これらは通信バス90により互いに制御信号、データの送受信を行う。プロセッサ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置であり、ROM30やHDD40などに格納されているプログラムをDRAM20にロードし、演算実行することで、プログラムに従い様々な処理を行う。DRAM20は、揮発性の主記憶装置である。ROM30は、永続的に記憶する不揮発性の記憶装置であり、システム起動時のBIOS(Basic Input Output System)などが記憶されている。HDD40は、永続的に記憶可能な不揮発性の補助記憶装置であり、ユーザが使用するデータやプログラムはHDD40に記憶される。
タッチパネルディスプレイ50は、静電容量方式のタッチパネルの入力部、およびフラット型液晶パネルの表示部により構成されている。タッチパネルは、複数の同時接触を検知するマルチタッチに対応しており、接触位置に応じた座標値(X値、Y値)を得ることができる。
タッチパネルディスプレイ50の表示部は、画面の上に電子的な偏光フィルタ機能のある透明なパネルを有し、セキュリティ設定の高い情報が表示されているエリアで部分的にフィルタが機能するようにする。また、別なパネルではなく、表示デバイスそのものに偏光機能を持たせ、特定の方向からのみ見ることができるようにするという形態も考えられる。
ネットワークI/F60は、外部機器と通信を担うユニットであり、LAN(Local Area Network)ボード、近距離無線通信を制御するユニットや機構、公衆回線網と接続されるFAXボードなどを含む。センサユニット70は、ユーザが所持するID(identification)カードを検知し、IDカード内に記述されている情報を読み取るユニットである。読み取られた情報は、卓上型情報処理装置100のログイン認証などに用いられる。
カメラユニット80は、撮像素子を有するカメラ80A〜80D(後述)を有し、卓上型情報処理装置100を使用している各ユーザを撮像する。撮像画像はDRAM20に記憶され、いずれのユーザが操作したかを判定するために用いられる。
図3(A)は、卓上型情報処理装置100を上側から視認したときの平面図であり、図3(B)は、タッチパネルディスプレイ50の表示例を示す図である。卓上型情報処理装置100は、複数ユーザの同時ログインを可能としており、複数ユーザのデスクトップ画面を同時に表示させることができる。
センサユニット70は、複数のセンサ70A〜70Dを含み、IDカードと通信を行うことが可能である。センサ70A〜70Dの1つとIDカードとの通信範囲は、卓上型情報処理装置100のテーブル全体を覆う範囲ではなく、各々のセンサが全体でテーブル周辺をカバーするように配置される。これにより、IDカードが認識された場合は、認識したセンサ近傍にユーザがいることも判断可能である。センサ70A〜70Dの通信範囲は同一であってもよいし、配置位置によって通信範囲を異ならせる構成でもよい。
センサ70A〜70Dは天板付近の四方側面の中央部にそれぞれ配置されており、IDカード200A〜200Dを携帯したユーザがセンサ70A〜70Dに近接することで、センサ70A〜70DのいずれかがIDカード内の情報を読み取る。この読取り情報に基づきログイン認証が行われる。IDカード内の情報が事前にHDD40もしくは外部の認証機構に登録されているものである場合、認証適合となり、タッチパネルディスプレイ50はそのユーザの居る向きに各個人のデスクトップ画面を表示する(図3(B)参照)。ユーザの居る向き、位置は、センサ70A〜70DのいずれでIDカード情報が取得されたかにより決定される。本例では、センサを各辺に1つとしたが、感度を上げるために各辺に複数個つけてもよい。
またログイン認証が完了した場合、ユーザの居る位置に応じてカメラ80A〜80Dが作動する。カメラ80A〜80Dは、本実施形態では天板付近の四隅角に配置されており(態様はこれに限定されない)、ログインユーザが略中央部の位置にくる向きに配置される。カメラ80A〜80Dの撮像方向や視野角については後に詳説する。
タッチパネルディスプレイ50は、ログインユーザのデスクトップ画面を表示するとともに、各ユーザが使用できる範囲を示す境界も表示する。図3(B)の例では境界を破線ラインとしたが、これに類するものであり、使用範囲がユーザに分かるものであればどのような態様でもよい。また図3(B)の例は、4人のユーザが同時に使用している例であり、各ユーザの作業領域は、領域R1〜R4となっている。センサ70Aを介してログインしたユーザは領域R1を作業領域として使用し、以下同様に、センサ70Bを介してログインしたユーザは領域R2を、センサ70Cを介してログインしたユーザは領域R3を、センサ70Dを介してログインしたユーザは領域R4を、それぞれ作業領域として使用する。
またユーザが境界ラインをタッチし、スライドさせることで、その境界ラインがスライド軌跡に従い変位する。これにより、作業領域を拡張もしくは縮小させることができる。
タッチパネルディスプレイ50は、図3(B)に示すようにユーザの居る位置に応じて、ユーザにとって正規の向きとなるようにデスクトップ画面を表示する。すなわち、ユーザの居る方が画面下方となり、向かい側が画面上方となる向きでデスクトップ画面を表示する。またログイン時のデスクトップ画面は、ユーザが前回ログアウトしたときの状態で表示されてもよく、事前にユーザごとに定義されたデフォルト状態で表示されてもよい。
図4は、カメラ80A〜80Dの撮像方向(実線矢印)を示した図であり、カメラ80Aの視野角を破線ラインで示し、カメラ80Bの視野角を一点鎖線ラインで示した図である。本実施形態ではカメラ80Aは標準レンズを使用し、カメラ80Bは広角レンズを使用している。図4では、視野角についてはカメラ80A、80Bのみ図示しているが、カメラ80Cの視野角はカメラ80Aと同じ角度とし、カメラ80Dの視野角はカメラ80Bと同じ角度とする。カメラ80A〜80Dは、ユーザの居る位置が撮像中心部となる向きに配置され、本例ではテーブル各辺(撮像対象内にある対向辺)の中心を向くように配置される。
図5は、閲覧、編集、操作の可否の一例を説明する図である。ユーザは、メニューやコンテンツ画像、ドキュメントそれぞれについて、あらかじめセキュリティのレベルを設定しておくことができる。レベルの設定は、例えば閲覧、編集の両方を許可する低レベルから、閲覧のみ許可する中レベル、すべて制限する高レベルなどが考えられる。データには、当該データの所有者が設けられており、データを操作しているユーザと所有者とが一致する場合は、常に閲覧、編集を可能にする。
本実施形態では、カメラユニット80でユーザのシルエットを認識させ、触れた場所とそれを操作しているユーザのシルエットを紐付けて、それ以外のシルエットを持つユーザがその情報を操作しても反応しないよう制御するという形態でもよい。また、手がカメラ(図5の場合カメラ80A)の撮像範囲外部から、範囲内に進入した状態をそのカメラが撮像する場合、プロセッサ10は他者が操作したものとみなしてファイル編集を禁止する。
その他の方法として、ユーザの持つIDカードに人体通信機能を持たせ、許可されたユーザ以外が表示データ上をタッチしても反応しないようにする。人体通信の場合、ユーザの指先がタッチパネルディスプレイ50に接触することで、ユーザ所持のIDカードの識別情報を、人体を伝達媒体として取得可能となる。プロセッサ10は、この識別情報とデータ所有者とが一致するかを判定することで、当該データについての編集の制限制御を行う。IDカードは、首にぶら下げた状態やポケットにしまった状態であってもよい。当然、卓上型情報処理装置100には人体通信を可能にするユニットを含ませることが必要となる。
次に、図6、図7を用いて偏光フィルタの設定について説明する。タッチパネルディスプレイ50は、表示領域の一部もしくは全部に、偏光設定を行うことができる。部分的に偏光フィルタを設ける手法は従来技術による。偏光フィルタが設けられる領域は、特定の方向のみの視認を許容し、他方向からの当該領域への視認を制限する(図6の左側参照)。また偏光フィルタが設けられない領域は、全方向からの視認を許容する(図6右側図)。
図7は、表示画像P2に偏光フィルタの制限が設けられており、画像P1、P3には設けられていない場合の見え方の例である。特定方向に位置するユーザは、図7(A)に示すように全ての表示画像を視認することができ、特定方向に位置しないユーザは、図7(B)に示すように画像P2の表示領域の視認が制限される。プロセッサ10は、偏光フィルタの制限のあるデータが配置される領域を、偏光するようにタッチパネルディスプレイ50を制御する。タッチパネルディスプレイ50は、この制御に従い部分的に偏光フィルタをオンにする。
プロセッサ10は、ユーザの作業領域に応じて偏光方向を制御し、タッチパネルディスプレイ50は、この指示に従い偏光フィルタを設ける。図3(B)を参照しつつ説明する。タッチパネルディスプレイ50は、領域R1においては図3(B)の紙面上側に居るユーザが視認できるように偏光フィルタを設け、他方向からの視認を制限する。以下同様に、タッチパネルディスプレイ50は領域R2においては図3(B)の紙面左側、領域R3においては下側、領域R4においては右側に位置するユーザが視認可能となるように偏光フィルタを設け、他方向からの視認を制限する。
またタッチパネルディスプレイ50は、ユーザの領域指定により偏光フィルタを部分的にオンにする。図8を用いて説明する。ユーザがタッチパネルディスプレイ50をタッチし、枠を形成するように指先を動かす(図8(A)参照)。このジェスチャーを受けて、プロセッサ10は、その枠を含む領域に偏光フィルタを設けるようにタッチパネルディスプレイ50を制御する(図5(B)参照)。プロセッサ10は、ユーザの指先軌跡の座標値をタッチパネルディスプレイ50から取得し、このうち、X値の最大値、Y値の最大値、X値の最小値、Y値の最小値を抽出する。プロセッサ10は、これら抽出値を組み合わせて矩形領域の4頂点の座標を生成し、この矩形領域に偏光制限を設けるようにタッチパネルディスプレイ50に指示する。当然、偏光フィルタのメッシュが緻密である場合、ユーザが指定した枠の内側に、ユーザが指定した枠境界に沿うように、枠形状を維持するように偏光制限を設けることも可能である。
図9は、データ(ファイル)の管理テーブルの一例である。ファイルには、当該ファイルの所持ユーザのIDとともに、閲覧可否、編集可否、偏光フィルタ制限の有無の各属性情報(制限情報)が対応付けてHDD40に記憶されている。これら閲覧、編集の可否、偏光フィルタ制限の有無は、当該ファイルの所持ユーザにより変更される。尚、所持ユーザは、当該ファイルを新規に作成したユーザに相当し、またファイルの移動やコピーがあった場合はその移動、コピーを行ったユーザに相当する。図9は、閲覧/編集を許可するものは「OK」と表記し、制限を設けて不可とするものは「NG」と表記している。また偏光フィルタの制限を設けるものは「有り」と表記し、設けないものは「無し」と表記している。
図10は、卓上型情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。図10のフローチャートでは、ユーザは既にIDカードを使用して認証を済ませ、ログインした状態であるものとする。
ユーザが所定のジェスチャーを行うと、タッチパネルディスプレイ50は、プロセッサ10からの指示に従いファイル選択用のダイアログを表示する。ユーザがダイアログを介して閲覧、編集対象のファイルを選択した場合(ACT001、Yes)、プロセッサ10は、図9に示す管理テーブルを参照して該当ファイルの属性情報(閲覧可否、編集可否、偏光フィルタ制限の有無)を取得し(ACT002)、所持ユーザIDを取得する(ACT003)。
プロセッサ10は、ファイルを選択したユーザのIDと所持ユーザIDとを比較し、一致しているか否かを判定する(ACT004)。尚、ファイルを選択したユーザのIDは、ファイル選択用のダイアログを表示した作業領域を使用しているユーザの識別情報である。ユーザが一致していない場合(ACT004、No)、プロセッサ10は、属性情報内の閲覧可否の情報を参照し、制限が設けられているかを判定する(ACT021)。閲覧制限が設けられていない場合(ACT021、No)、ACT011に進み、閲覧制限が設けられている場合(ACT021、Yes)、プロセッサ10は、閲覧制限がある旨のメッセージを表示するようにタッチパネルディスプレイ50を制御し(ACT022)、ACT041に進む。このときタッチパネルディスプレイ50は選択ファイルを表示しない。
ACT004に戻る。ユーザが一致する場合(ACT004、Yes)、プロセッサ10は、属性情報内の偏光フィルタ制限の情報を参照し、制限が設けられているかを判定する(ACT011)。制限が設けられている場合(ACT011、Yes)、タッチパネルディスプレイ50は、プロセッサ10からの指示に従い選択ファイルの表示領域の偏光フィルタをオンにして、選択ファイルを表示し(ACT013)、処理はACT031に進む。一方、制限が設けられていない場合(ACT011、No)、タッチパネルディスプレイ50は、選択ファイルの表示領域の偏光フィルタをオフにして選択ファイルを表示し(ACT012)、処理はACT031に進む。ACT031では、ファイルの編集に関する動作が行われる。この詳細動作は後述する。
プロセッサ10は、アプリケーション終了を意味する所定のジェスチャーを受け付けるまで、上記ACT001〜ACT031を繰り返し実行し(ACT041、Noのループ)、所定のジェスチャーを受け付けると(ACT041、Yes)、このアプリケーションの終了処理を行う(ACT042)。終了処理は、例えばテンポラリファイルの削除やDRAM20の解放、表示していたファイルを閉じる処理となる。
尚、ACT001でファイルが選択されない場合、本実施形態ではACT041に進むものとする。
ACT031のファイル編集の詳細について、図11のフローチャートを参照しつつ説明する。プロセッサ10は、属性情報内の編集可否の情報を参照し、制限が設けられているかを判定する(ACT101)。編集の制限が無い場合(ACT101、Yes)、プロセッサ10は、選択ファイルの編集を行う。すなわちプロセッサ10は、ユーザの操作に従い、DRAM20内に記憶されている編集対象のファイルデータを更新し、また更新した状態で表示するようにタッチパネルディスプレイ50を制御する(ACT102)。この動作は、編集終了用のジェスチャー操作が行われるまで実施される(ACT103、Noのループ)。編集終了用のジェスチャー操作が行われる場合(ACT103、Yes)、ACT121に進む。
ACT101の説明に戻る。編集制限がある場合(ACT101、No)、プロセッサ10は、操作しているユーザがファイル所有のユーザであるかを判定する(ACT111)。この判定は、図5を用いて説明したように撮像画像に基づき行われてもよいし、また人体通信技術を用いて行われてもよい。撮像画像に基づき行われる場合、カメラ80A〜80Dは、ユーザがタッチパネルディスプレイ50をタッチしたことをトリガーとして撮像する(画像データを生成してDRAM20などに記憶する)。プロセッサ10は、この撮像画像内で、画像外縁から進入し、内部の方向に向けた手の部位が有るかを判定する。有る場合、プロセッサ10は、ファイル所有ユーザとは異なるユーザによる編集操作と判定する。無い場合、プロセッサ10は、ファイル所有のユーザによる編集操作と判定する。
操作しているユーザがファイル所有のユーザである場合(ACT111、Yes)、プロセッサ10は、編集を許可してDRAM20内に記憶されている編集対象のファイルデータを更新し、また更新した状態で表示するようにタッチパネルディスプレイ50を制御する(ACT112)。その後、ACT114に進む。一方、操作しているユーザがファイル所有のユーザでない場合(ACT111、No)、そのユーザによる編集を許可しない(ACT113)。例えば、メッセージ等を表示してユーザ操作をブロックする。
ACT111、ACT112、ACT113の動作は、編集終了用のジェスチャー操作が行われるまで実施される(ACT114、Noのループ)。
ACT103、ACT114で肯定の場合、プロセッサ10は、編集終了処理を行う(ACT121)。例えば保存するか否かのダイアログを表示して、ユーザの選択に応じて当該ファイルの更新(保存)を行う。
上記動作をコンピュータに実行させるための操作制限プログラムが提供されてもよい。本実施形態を例にして説明すると、HDD40にこの操作制限プログラムが事前に記憶されており、プロセッサ10がこのプログラムを読み出してDRAM20に展開し、演算実行する。
本実施形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
制御部は、実施形態のプロセッサ10、DRAM20、通信バス90を少なくとも有する構成に相当する。またプロセッサ10、DRAM20、通信バス90などの各ハードウェアと協働して動作するプログラムは、HDD40(ROM30でもよい)に事前に記憶されており、プロセッサ10により演算実行される。また撮像部は、実施形態のカメラユニット80に相当する。
以上に詳説したように、本実施形態の態様により、複数ユーザログイン状態でも、それぞれのデータのセキュリティを確保することができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
10 プロセッサ、20 DRAM、30 ROM、40 HDD、50 タッチパネルディスプレイ、60 ネットワークI/F、70 センサユニット、70A、70B、70C、70D センサ、80 カメラユニット、80A、80B、80C、80D カメラ、90 通信バス、100 卓上型情報処理装置(情報処理装置)。

Claims (6)

  1. 複数ユーザの同時ログインおよび同時操作を許容する情報処理装置であって、
    タッチパネルディスプレイと、
    前記タッチパネルディスプレイに表示されるデータに対する編集または表示のいずれか一方もしくは両方を、前記データに対応付けられた制限情報に基づき制限する制御部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記データを表示した領域を、一定方向以外からの視認を制限するように偏光する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、ユーザが手書きで枠を描くことで指定した領域を、一定方向以外からの視認を制限するように偏光する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記情報処理装置を操作しているユーザを撮像する撮像部を有し、
    前記制御部は、前記撮像部で撮像される画像に基づき、前記データを編集しているユーザが該データの所有者であるか否かを判定し、該判定結果に基づき、前記データへの編集可否を制御する
    情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記撮像部により撮像される画像内に、画像外縁から画像内部の方向に向けて進入している手の像がある場合、前記データへの編集を抑止する
    情報処理装置。
  6. 複数ユーザの同時ログインおよび同時操作を許容する、タッチパネルディスプレイを有するコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    記憶部から、データおよび該データに対応付けられた制限情報を取得し、
    前記タッチパネルディスプレイに表示される前記データに対する編集または表示のいずれか一方もしくは両方を、前記制限情報に基づき制限する
    処理を、コンピュータに実行させるための操作制限プログラム。
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