JP2013118254A - 変圧器用積鉄心 - Google Patents

変圧器用積鉄心 Download PDF

Info

Publication number
JP2013118254A
JP2013118254A JP2011264485A JP2011264485A JP2013118254A JP 2013118254 A JP2013118254 A JP 2013118254A JP 2011264485 A JP2011264485 A JP 2011264485A JP 2011264485 A JP2011264485 A JP 2011264485A JP 2013118254 A JP2013118254 A JP 2013118254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
iron core
yoke
laminated
comb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011264485A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Ono
康則 大野
Yoshio Hamadate
良夫 浜館
Naoya Miyamoto
直哉 宮本
Akira Yamagishi
明 山岸
Hideyuki Miyahara
秀幸 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2011264485A priority Critical patent/JP2013118254A/ja
Publication of JP2013118254A publication Critical patent/JP2013118254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

【課題】アモルファス合金薄帯を積層した積鉄心の形状の保持や製作が容易で、無負荷損等の磁気特性に悪影響を与えない変圧器用積鉄心を提供する。
【解決手段】変圧器用積鉄心10は、アモルファス合金薄帯を積層した少なくとも二つの鉄心主脚11と下部継鉄12及び上部継鉄13を接合し、閉磁路を形成する。鉄心主脚11と下部及び上部継鉄12、13は、所定の同一位置に位置決め穴15を設けて一体化した単位積層磁性体20の複数を組み合せて形成し、位置決め穴15に貫通支持体14を配置する積層鉄心要素30で構成する。各鉄心主脚11と下部継鉄12の外面形状に合わせて一体化した櫛状鉄心支持部材16を両面に配置し、上部継鉄13の両面に板状鉄心支持部材17を配置し、櫛状及び板状鉄心支持部材16、17間は連結材16cと結合ボルト16dで結合し、櫛状鉄心支持部材16間及び板状鉄心支持部材17間は、形状保持部材18、19で連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は変圧器鉄心に係り、アモルファス合金薄帯を用いて積層して構成する変圧器用積鉄心に関する。
近年の地球温暖化の問題への意識の高まりや、一部地域における急速な経済発展による電力需要の急増に伴い、変電所に使用する変圧器の場合は、変圧器の損失、特に鉄損である無負荷損を低減することに関心が高まっている。
通常の大形の変圧器は、方向性の珪素鋼板を用いて積鉄心を形成することが一般的である。これに対して、小形の配電用変圧器では、アモルファス合金薄帯の無負荷損が珪素鋼板の1/3〜1/4であることを利用し、巻鉄心を用いた構造にして実用化されている。
アモルファス合金薄帯で形成する鉄心を用いた変圧器は、大容量化が進んでおり、例えば特許文献1には大形の変圧器に使用可能なアモルファス積鉄心が提案され、珪素鋼板を用いた積鉄心と類似する構造にしている。特許文献1のアモルファス積鉄心は、数枚のアモルファス合金薄帯を接着や溶接で一体化して単位重合体を形成し、この単位重合体の複数を長さ方向に位置をずらして段積みして集めて積層ブロックを形成し、積層ブロックを構成した単位重合体を順にとって積層することにより、脚部及び継鉄部を形成してラップ接合やバット接合により一体の構成している。
また、輸送時の重量や寸法の制約を受ける大形変圧器は、変圧器中身を構成する積鉄心と巻線を分解して輸送し、現地において再組立することが行われている。分解輸送形の変圧器の積鉄心は、例えば特許文献2や特許文献3に記載されているような積鉄心が提案されている。
上記特許文献2に記載された積鉄心の鉄心脚は、積層した鋼板とこの上下に配置する当板を貫通する締付穴に、支持部材となる締付ボルトを挿通して締付固定しており、締付ボルトの配置のない長手方向の数箇所は締付部材となるガラステープによってバインドして構成し、鉄心のずれや外接円径の増大を防いだものである。更に、特許文献3に記載された積鉄心は、鋼板の複数枚を結束接着剤で結束した2つ以上のブロック部分と、それ等の中間の接合部とに分けて輸送し、ブロック間の接合部は接合部に対応する形状の鋼板を現地において挿入して構成し、更には結束作業単位の結束を溶接によって鋼板の側端面の一箇所で行い、組み立て時間を短縮するものである。
特開平11−186082号公報 特開平5−62840号公報 特開平8−275468号公報
変圧器にアモルファス合金薄帯の鉄心を用いると無負荷損が小さくできるから、一層大容量化するためにアモルファス合金薄帯の積鉄心にする場合、製作する上で種々の配慮がされている。即ち、アモルファス合金薄帯は約25μmと非常に薄いため、取扱いが難しいことから製作工数が増大する懸念があるし、アモルファス合金薄帯の無負荷損が小さいという磁気特性とするには、磁気歪を取る焼鈍を行う熱処理が必要である。しかし、熱処理するとアモルファス合金薄帯は脆化して割れ易くなる上、割れた破片は変圧器の絶縁等に悪影響を及ぼす恐れがある。
特にアモルファス合金薄帯で形成する積鉄心は、大きな圧力がかかると無負荷損や励磁容量が増加するため、珪素鋼板を用いた積鉄心の如く上下の継鉄部分を鉄心締付金具で締付ることや、ガラステープ等の締付部材を使用できない問題がある。
本発明の目的は、アモルファス合金薄帯を積層した積鉄心の形状の保持や製作が容易で、無負荷損等の磁気特性に悪影響を与えない変圧器用積鉄心を提供することにある。
本発明の変圧器用積鉄心は、所定の形状に切断したアモルファス合金薄帯を積層した少なくとも二つの鉄心主脚と下部継鉄及び上部継鉄とを接合して閉磁路を形成するとき、前記鉄心主脚と前記下部継鉄と前記上部継鉄は、それぞれ所定の同一位置に位置決め穴を設けて熱硬化性樹脂で一体化した単位積層磁性体の複数を組み合せて形成すると共に、前記位置決め穴に貫通支持体を配置した積層鉄心要素で構成され、接合した前記各鉄心主脚と前記下部継鉄の外面形状に合わせて一体化した櫛状鉄心支持部材を前記鉄心主脚と前記下部継鉄の両面に配置し、前記上部継鉄の両面に板状鉄心支持部材を配置し、前記櫛状鉄心支持部材と前記板状鉄心支持部材間は連結部材により結合し、前記下部継鉄の両面に配置した前記櫛状鉄心支持部材間、及び前記上部継鉄の両面に配置した前記板状鉄心支持部材間は、それぞれ形状保持部材により連結したことを特徴としている。
好ましくは、前記鉄心主脚と前記下部継鉄と前記上部継鉄を形成する前記単位積層磁性体は、端部形状を階段状に形成したことを特徴としている。
本発明のように構成すれば、アモルファス合金薄帯を積層した積鉄心は、鉄心貫通支持体と櫛状鉄心支持部材及び板状鉄心支持部材、更に形状保持部材を用いて形状を保持されているため、積鉄心を構成する鉄心主脚と下部継鉄及び上部継鉄のアモルファス合金薄帯には過度な締め付け圧力が加わらなくなるから、締め付けに伴う励磁電流がおおきくならないため、無負荷損の増加のない良好な磁気特性の変圧器用積鉄心にできる利点がある。
本発明の変圧器用積鉄心の一実施例を示す斜視図である。 (a)は図1の変圧器用積鉄心の平面図、(b)は(a)の底面図である。 (a)は図2に用いる変圧器用積鉄心に用いる積層鉄心要素を示す平面図、(b)は(a)の底面図である。 本発明の変圧器用積鉄心に用いる単位積層磁性体を示す平面図である。 本発明の変圧器用積鉄心の製作方法の一例を示す流れ図である。 図5の製作方法で用いる単位積層磁性体の作製工程を説明する概略図である。 (a)は単位積層磁性体の積層方向形状を示す概略断面図、(b)は積層鉄心要素の積層方向形状を示す概略断面図である。 本発明の変圧器用積鉄心の製作方法における別の例を示す流れ図である。 図8の製作方法に用いる単位積層磁性体の作製工程を説明する概略図である。 図9の単位積層磁性体を用いた積層鉄心要素の積層方向の形状を示す概略断面図である。
本発明の変圧器用積鉄心は、所定の形状に切断したアモルファス合金薄帯を積層した少なくとも二つの鉄心主脚と下部継鉄及び上部継鉄とを接合して閉磁路を形成する。前記鉄心主脚と前記下部継鉄と前記上部継鉄は、それぞれ所定の同一位置に位置決め穴を設けて熱硬化性樹脂で一体化した単位積層磁性体の複数を組み合せて形成すると共に、前記位置決め穴に貫通支持体を配置した積層鉄心要素で構成される。接合した前記各鉄心主脚と前記下部継鉄の外面形状に合わせて一体化した櫛状鉄心支持部材を、前記鉄心主脚と前記下部継鉄の両面に配置し、また前記上部継鉄の両面に板状鉄心支持部材を配置し、前記櫛状鉄心支持部材と前記板状鉄心支持部材間は連結部材により結合する。前記下部継鉄の両面に配置した前記櫛状鉄心支持部材間、及び前記上部継鉄の両面に配置した前記板状鉄心支持部材間は、それぞれ形状保持部材により連結している。
以下、本発明の変圧器用積鉄心を、図1から図10を用いて説明する。図1及び図2に示すように本発明の変圧器用積鉄心10は、後述する如く約25μm程度のアモルファス合金薄帯を所定の形状に切断して使用する。このアモルファス合金薄帯を積層してなる鉄心主脚11と下部継鉄12及び上部継鉄13を組み合わせて変圧器用積鉄心10を構成している。この例では、鉄心主脚11と下部継鉄12及び上部継鉄13間の接合は、45度のステップラップ接合で閉磁路を形成している。
鉄心主脚11と下部及び上部継鉄12、13のそれぞれは、図4に示すようにアモルファス合金薄帯を台形等の所定の形状に切断するときに、予め定めた所定の同一位置に位置決め穴15を設けて複数枚、例えば6枚を重ねて積層し、一体に形成した単位積層磁性体20を用いている。
単位積層磁性体20は、この複数個を図3に示す下部継鉄12の例で示すように、円柱状積層ガイド(図示せず)を使用して位置決め穴15を一致させ、かつ少しずつずらしながら積層して端面が階段状となるようにすることにより、樹脂で一体化した積層鉄心要素30を形成している。そして、この積層鉄心要素30を用いて鉄心主脚11、下部及び上部継鉄12、13としている。
積層鉄心要素30で形成した鉄心主脚11、下部及び上部継鉄12、13は、図1に示すように組み合わせてから、鉄心主脚11と下部継鉄12の両側には、これらの結合時の形状に合わせて一体化した櫛状鉄心支持部材16を配置し、また上部継鉄13の両側面には、板状鉄心支持部材17を配置している。なお、櫛状鉄心支持部材16は、鉄心主脚11の外面に配置する縦支持部材16aと、下部継鉄12の外面に配置する横縦支持部材16bとを溶接等によって一体化して形成したものである。
そして、鉄心主脚11に巻線(図示せず)を巻回してから、各鉄心主脚11に上部継鉄13を挿入して組み合わせて連結し、閉磁路を形成する。この後、櫛状鉄心支持部材16と板状鉄心支持部材17間は、縦支持部材16aに設けた連結部材となる連結材16c及び結合ボルト16dを用いて、着脱可能に結合している。しかも、鉄心主脚11、下部及び上部継鉄12、13は、図1に示す如く各位置決め穴15に貫通支持体14をアモルファス合金薄帯の積厚方向に貫通配置している。この貫通支持体14によって、積鉄心各部分の重量を支えられるので、比較的小さい締付力で積鉄心の形状を保持することができる。なお、各貫通支持体14は、積層するアモルファス合金薄帯同士が導通するのをするため、各位置決め穴15の内面に接する部分は絶縁できるように構成する。
その上、櫛状鉄心支持部材16の横支持部材16bと板状鉄心支持部材17は、図1に示す例では下部及び上部継鉄12、13の両端より突出する長い寸法に形成している。両側の突出した櫛状鉄心支持部材16の横支持部材16b間は、これらの内側面に形状保持部材18を連結し、同様に両側の突出した板状鉄心支持部材17間も、これらの内側面に形状保持部材19によって連結している。この形状保持部材18、19によって、アモルファス合金薄帯を用いた積鉄心の形状を維持でき、しかもアモルファス合金薄帯に過度な締め付け圧力を増加させないようにすることができる。このため、無負荷損及び励磁容量の増加のない磁気特性に優れた無負荷損の増大を防止した変圧器用積鉄心にできる。
形状保持部材18、19による連結は、図1の実施例では下部及び上部継鉄12、13の両端より突出させた横支持部材16b間及び板状鉄心支持部材17間のそれぞれ内側面に連結する構造に限られず、例えば各横支持部材16b及び板状鉄心支持部材17の端部に折り曲げ部を設けておき、この折り曲げ部間に連結しても同様な効果を達成することができる。
次に、変圧器用積鉄心10は、図5に示すような製作方法の手順によって製作する。即ち、まず単位積層磁性体20に用いる基本積層体を作製する(ステップ200)。図6に例示したように、基本積層体は、次に述べる手順で作製する。つまり、複数のアモルファス合金薄帯リボン100から、6巻の如き複数のアモルファス合金薄帯を重ねて引出し、樹脂塗布装置110で耐熱性の高いポリイミド樹脂の如き熱硬化性樹脂を塗布した後、第1熱処理装置120で熱処理を行い、熱硬化性樹脂を半硬化状態にする。
その後、穿孔装置130で位置決め穴15を開け、更に、第1切断装置140及び第2切断装置150で、アモルファス合金薄帯を幅方向に対し45度のような所定の角度で切断することにより、積層に使用可能な寸法と位置決め穴15を有する基本積層体を予め作製する。このため、図7(a)に示す如く基本積層体40を積層して形成する単位積層磁性体20は、アモルファス合金薄帯間が熱硬化性樹脂41で接着される。
続いて、図7(a)に示すように上記の如く作製した基本積層体40の複数を、位置決め穴15を一致させて積層して単位積層磁性体20を積層して積層鉄心要素30を作製する(ステップ210)。ステップ210では、作製した単位積層磁性体20を積層した後(ステップ220)、第2の熱処理を行い(ステップ230)、熱硬化性樹脂を完全に硬化させ、図7(b)に示す一体化した端面が階段状の積層鉄心要素30を得る。作製した積層鉄心要素30も、隣接する基本積層体20の間は、熱硬化性樹脂51で接着される。このため、焼鈍後でもアモルファス合金薄帯の破片が生じ難くなり、積鉄作業時の取り扱いが容易になる。
次に、熱処理を施した積層鉄心要素30を組み合わせ、鉄心の仮組立てを行う(ステップ240)。そして、磁路方向に約2000A/mの直流磁界を加えながら、磁気歪をとるため、例えば熱処理温度約350℃、保持時間1時間で焼鈍処理を行う(ステップ250)。焼鈍後の積層鉄心要素30で鉄心主脚11と下部継鉄12、及び櫛状鉄心支持部材16を組立てる(ステップ260)。焼鈍後の積層鉄心要素30で組立てる上部継鉄13は、巻線(図示せず)入れ(ステップ270)を行った後、鉄心主脚11間に積層鉄心要素30の挿入を行い、板状鉄心支持部材17を含めた最終組立て(ステップ280)を行って積鉄心を完成する。
上記のようにして製作した変圧器用積鉄心10は、鉄心接合部における磁束密度の上昇を極力抑え、鉄心締付圧力を低減した状態で、積鉄心を固定することが可能となるから、この積鉄心の無負荷損は、方向性珪素鋼板で作製した場合の積鉄心の無負荷損に比較すると、約34%と大幅に低減できる。また、所定の寸法と階段状の端部形状を有して熱硬化性樹脂で一体化した積層鉄心要素30で積鉄心を構成することにより、製作時の取り扱いを容易できると共に、絶縁に対する信頼性も向上できる。
変圧器用積鉄心10は、図8に示すような手順の製作方法によっても製作することができる。この製作方法では、基本積層体40の作製後(ステップ200)に、図5の例と同様な焼鈍処理を行っており(ステップ250)、続いて行う積層鉄心要素30の作製(ステップ210)が上記した例と異なっている。
単位積層磁性体20の積層形成に使用する基本積層体40は、図9に示す如く上述と同様に複数のアモルファス合金薄帯リボン100を用いて作製する。つまり、複数のアモルファス合金薄帯を重ねて引き出し、圧着装置160で圧着処理を行い、これ以後は図6と同様に穿孔装置130、第1切断装置140、第2切断装置150を経て、基本積層体が作製される。この基本積層体を、複数積層して単位積層磁性体20を作製する。
ステップ210で単位積層磁性体20の複数を用いて積層鉄心要素30を一体に作製するとき、単位積層磁性体20の間は、耐熱温度が焼鈍温度に満たないエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂の塗布を行う(ステップ2101)。この熱硬化性樹脂の塗布により、図10に示す如く単位積層磁性体20間は熱硬化性樹脂61で接着される。なお、積層鉄心要素30の上下の表面は、図10に示すようにガラス布基材62で強化された樹脂で一体化すると、焼鈍後でもアモルファス合金薄帯の破片が生じ難く、組み立て時の取り扱いが容易になる。
その後、単位積層磁性体20の積層(ステップ220)後、熱処理を施して(ステップ2102)完成する。積層鉄心要素30の作製後は、図5と同様な積層鉄心要素30と櫛状鉄心支持部材16の組立て(ステップ260)、巻線(図示せず)入れ(ステップ270)後、最終組立て(ステップ280)を行って積鉄心を完成する。このような変圧器用積鉄心10の製作方法によっても、上記した例と同様な効果を達成することができる。
10…変圧器用積鉄心、11…鉄心主脚、12…下部継鉄、13…上部継鉄、14…貫通支持体、15…位置決め穴、16…櫛状鉄心支持部材、16a…縦支持部材、16b…横支持部材、16c…連結材、16d…結合ボルト、18、19…形状保持部材、20…単位積層磁性体、30…積層鉄心要素。

Claims (2)

  1. 所定の形状に切断したアモルファス合金薄帯を積層した少なくとも二つの鉄心主脚と下部継鉄及び上部継鉄とを接合して閉磁路を形成する変圧器用積鉄心において、前記鉄心主脚と前記下部継鉄と前記上部継鉄は、それぞれ所定の同一位置に位置決め穴を設けて熱硬化性樹脂で一体化した単位積層磁性体を複数組み合せて形成すると共に、前記位置決め穴には貫通支持体を配置した積層鉄心要素で構成され、接合した前記各鉄心主脚と前記下部継鉄との外面形状に合わせて一体化した櫛状鉄心支持部材を、前記鉄心主脚と前記下部継鉄の両面に配置し、前記上部継鉄の両面に板状鉄心支持部材を配置し、前記櫛状鉄心支持部材と前記板状鉄心支持部材間は連結部材により結合し、前記下部継鉄の両面に配置した前記櫛状鉄心支持部材間、及び前記上部継鉄の両面に配置した前記板状鉄心支持部材間は、それぞれ形状保持部材により連結したことを特徴とする変圧器用積鉄心。
  2. 請求項1において、前記鉄心主脚と前記下部継鉄と前記上部継鉄を形成する前記単位積層磁性体は、端部形状を階段状に形成したことを特徴とする変圧器用積鉄心。
JP2011264485A 2011-12-02 2011-12-02 変圧器用積鉄心 Pending JP2013118254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264485A JP2013118254A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 変圧器用積鉄心

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264485A JP2013118254A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 変圧器用積鉄心

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013118254A true JP2013118254A (ja) 2013-06-13

Family

ID=48712622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011264485A Pending JP2013118254A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 変圧器用積鉄心

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013118254A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101608857B1 (ko) 2016-01-27 2016-04-04 정대기 비정질 코어, 비정질 변압기 및 비정질 코어 제조방법
CN106158280A (zh) * 2013-12-31 2016-11-23 赵牧青 铁芯变压器
KR101747937B1 (ko) * 2015-11-05 2017-06-15 주식회사 포스코 적철심 변압기, 적철심 변압기의 제조 장치 및 방법
WO2019065827A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日立金属株式会社 ラジアルギャップ型回転電機及びその製造方法、回転電機用ティース片の製造装置、回転電機用ティース部材の製造方法
JP2020013839A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社日立産機システム 変圧器および積鉄心
JP2020114592A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 日立金属株式会社 金属薄帯の加工方法
JP2021068865A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社日立産機システム 積鉄心適用変圧器及び組み立て方法
CN114373607A (zh) * 2021-12-23 2022-04-19 上海华浦电气股份有限公司 一种交流输出电抗器铁芯结构、制造设备及其制造方法
DE102020212993A1 (de) 2020-10-15 2022-04-21 Siemens Energy Global GmbH & Co. KG Verfahren zur Verringerung einer von einem Eisenkern eines Transformators ausgehenden Geräuschbelastung, Eisenkern sowie Transformator
JPWO2023054283A1 (ja) * 2021-09-28 2023-04-06

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153318U (ja) * 1978-04-19 1979-10-25
JPS59178712A (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 Toshiba Corp 積層鉄心組立て体
JPS61201323U (ja) * 1985-06-05 1986-12-17
JPH0184410U (ja) * 1987-11-28 1989-06-05
JPH0377304A (ja) * 1989-08-21 1991-04-02 Toshiba Corp 静止誘導器鉄心積層単位の結束方法
JPH11186082A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Daihen Corp アモルファス積鉄心の製造方法
JP2002057051A (ja) * 2000-08-10 2002-02-22 Nissin Electric Co Ltd 鉄心締め金具及び計器用変圧器
JP2010263238A (ja) * 2002-11-01 2010-11-18 Metglas Inc バルク非晶質金属誘導デバイス
JP2011009430A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 変圧器用鉄心加工情報作成装置及び変圧器用鉄心加工情報作成方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153318U (ja) * 1978-04-19 1979-10-25
JPS59178712A (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 Toshiba Corp 積層鉄心組立て体
JPS61201323U (ja) * 1985-06-05 1986-12-17
JPH0184410U (ja) * 1987-11-28 1989-06-05
JPH0377304A (ja) * 1989-08-21 1991-04-02 Toshiba Corp 静止誘導器鉄心積層単位の結束方法
JPH11186082A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Daihen Corp アモルファス積鉄心の製造方法
JP2002057051A (ja) * 2000-08-10 2002-02-22 Nissin Electric Co Ltd 鉄心締め金具及び計器用変圧器
JP2010263238A (ja) * 2002-11-01 2010-11-18 Metglas Inc バルク非晶質金属誘導デバイス
JP2011009430A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 変圧器用鉄心加工情報作成装置及び変圧器用鉄心加工情報作成方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106158280A (zh) * 2013-12-31 2016-11-23 赵牧青 铁芯变压器
KR101747937B1 (ko) * 2015-11-05 2017-06-15 주식회사 포스코 적철심 변압기, 적철심 변압기의 제조 장치 및 방법
KR101608857B1 (ko) 2016-01-27 2016-04-04 정대기 비정질 코어, 비정질 변압기 및 비정질 코어 제조방법
US11557948B2 (en) 2017-09-29 2023-01-17 Hitachi Metals, Ltd. Radial-gap-type rotary electric machine, production method for radial-gap-type rotary electric machine, production device for rotary electric machine teeth piece, and production method for rotary electric machine teeth member
JPWO2019065827A1 (ja) * 2017-09-29 2019-12-26 日立金属株式会社 ラジアルギャップ型回転電機及びその製造方法、回転電機用ティース片の製造装置、回転電機用ティース部材の製造方法
WO2019065827A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日立金属株式会社 ラジアルギャップ型回転電機及びその製造方法、回転電機用ティース片の製造装置、回転電機用ティース部材の製造方法
JP2020013839A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社日立産機システム 変圧器および積鉄心
WO2020017257A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社日立産機システム 変圧器および積鉄心
JP7032257B2 (ja) 2018-07-17 2022-03-08 株式会社日立産機システム 変圧器および積鉄心
JP2020114592A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 日立金属株式会社 金属薄帯の加工方法
JP7300366B2 (ja) 2019-10-28 2023-06-29 株式会社日立産機システム 積鉄心適用変圧器及び組み立て方法
JP2021068865A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社日立産機システム 積鉄心適用変圧器及び組み立て方法
DE102020212993A1 (de) 2020-10-15 2022-04-21 Siemens Energy Global GmbH & Co. KG Verfahren zur Verringerung einer von einem Eisenkern eines Transformators ausgehenden Geräuschbelastung, Eisenkern sowie Transformator
JP7396540B2 (ja) 2021-09-28 2023-12-12 株式会社プロテリアル 軟磁性急冷合金薄帯の積層体の製造方法および製造装置
JPWO2023054283A1 (ja) * 2021-09-28 2023-04-06
CN114373607A (zh) * 2021-12-23 2022-04-19 上海华浦电气股份有限公司 一种交流输出电抗器铁芯结构、制造设备及其制造方法
CN114373607B (zh) * 2021-12-23 2023-02-10 上海华浦电气股份有限公司 一种交流输出电抗器铁芯结构、制造设备及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013118254A (ja) 変圧器用積鉄心
JP4447619B2 (ja) 積層鉄心
CN104471654B (zh) 混合变压器芯
KR101197234B1 (ko) 비정질 금속 코어와, 이를 이용한 유도장치 및 그 제조방법
WO2010026898A1 (ja) 静止機器用巻鉄心、アモルファス変圧器及び変圧器用コイル巻枠
JP4997330B2 (ja) 多相変圧器および変圧システム
JP6483322B2 (ja) アモルファス変圧器及びそれに用いる積鉄心
WO2011158290A1 (ja) 静止電磁機器
JP2015142095A (ja) 静止誘導機器およびその製造方法
WO2019087932A1 (ja) 磁性材、それを用いた積層磁性材、積層パケットおよび積層コア、並びに、磁性材の製造方法
KR102109279B1 (ko) 무부하손실이 우수한 변압기용 적철심 제조방법
JP6762187B2 (ja) 磁心片及び磁心
WO2012011389A1 (ja) リアクトル装置
JP6819136B2 (ja) トランス
JP5686439B2 (ja) 静止誘導電器用積層鉄心
JP5686440B2 (ja) 静止誘導電器用積層鉄心
WO2019123797A1 (ja) ハイブリッド鉄心変圧器
JP5923908B2 (ja) リアクトル
JP5869305B2 (ja) 溶接トランスおよびその製造方法
JP2017098417A (ja) アモルファス変圧器及びアモルファス鉄心
JP7337589B2 (ja) 積鉄心静止誘導機器およびその製造方法
EP3916743A1 (en) Hybrid transformer core and method of manufacturing a transformer core
WO2020017257A1 (ja) 変圧器および積鉄心
JP2018113404A (ja) トランス
JPH11186082A (ja) アモルファス積鉄心の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150630