JP2013063786A - 複合キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中栓10のおねじ部19と外蓋30のめねじ部39を多条ねじとし、締め込み終了位置で、外蓋30の締め込み旋回方向に互いに当接するストッパ部21,22を設け、外蓋30のスカート部37に、ストッパ部21,22が当接する位置で、中栓10の注出筒部15の嵌合固定部11外周に設けた外向き凸部14を乗り越える内向き凸部34を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そして、中栓を開封して内容物を注出した後の外蓋によるリシール方法は、中栓に外蓋をねじ固定するねじ式と、外蓋を中栓にヒンジ部を介して連結させたワンタッチ式のものがあるが、上記したねじ式は確実にリシールできるが外蓋を所定量回転する必要があり、ワンタッチ式に比べて操作性が悪い。
しかしながら、このように強く締め付けると、外蓋と中栓のねじ部における接触面圧が高くなると共に摩擦が大きくなって、外蓋の開蓋を行う際に外蓋と中栓が共回りして開蓋が困難になる場合がある。
また、閉蓋状態においては、外蓋の頂壁部に設けられたインナーリングが中栓の注出筒の内周面に嵌合しているが、強く締めすぎた場合、頂壁部と注出筒との隙間が小さくなり、容器の落下等により衝撃が外蓋に加わると、その衝撃が注出筒に伝わり易いため注出筒が変形してしまう恐れもある。
一方、外蓋の締め過ぎを防止するために、ストッパを設けて過度な締め付けを防止する技術が提案されているが(特許文献2参照)、このようにストッパを設けると、ねじ寸法のばらつきによって締め付け面圧のばらつきが発生し、密封が維持できない恐れがある。
複合キャップにおいて、
前記中栓の注出筒外周の雄ねじ部と外蓋の外筒部内周の雌ねじ部を多条ねじとし、前記雄ねじ部及び雌ねじ部に、外蓋の締め込み旋回方向に互いに当接するストッパ部を設け、前記スカート部には、前記ストッパ部が当接する位置で、前記中栓の嵌合固定部外周に設けられた環状の外向き凸部を乗り越える内向き凸部を設けたことを特徴とする。
1.前記ストッパ部を雄ねじ部の下端部及び雌ねじ部の下端側の先端部に設ける。
2.中栓の嵌合固定部と容器口部の間に共回り防止機構を設ける。
3.前記共回り防止機構として、中栓の嵌合固定部内周に、容器口部外周に設けた共回り防止リブと係合するリブ係合部を設ける。
4.中栓と外蓋の対向する段差部の少なくとも一方に、他方に向かって突出する突起を周方向に複数設ける。
また、前記雄ねじ部及び雌ねじ部に設けたストッパ部同士が突き当たる直前の位置にて、外蓋のスカート部に設けた内向き凸部が中栓の嵌合固定部に設けた外向き凸部を乗り越えるので、クリック感による締め込み操作の終了が確実に認識でき、前記外蓋の内向き凸部が中栓の外向き凸部に係止されるので、ねじの締め付け強さに関わらず、締め込み終了位置からの外蓋の緩みが防止される。
また、前記ストッパ部を雄ねじ部の下端部及び雌ねじ部の下端側の先端部に設ければ、雌ねじ部のねじ山先端部をストッパ部として利用できる。
特に、共回り防止機構として、中栓の嵌合固定部内周に、容器口部外周に設けた共回り防止リブと係合するリブ係合部を設けることにより、開蓋時の中栓の共回りをより確実に防止できる。
また、中栓と外蓋の対向する段差部の少なくとも一方に、他方に向かって突出する突起を周方向に複数設け、前記中栓と外蓋の段差部間を点接触とすることにより、開蓋初期トルクを低減することができる。
本発明の複合キャップ1は、図1(A)及び図3に示すように、容器口部100に嵌合
される中栓10と、中栓10に被着される外蓋30とから構成される。
中栓10は、容器口部100外周に嵌着される嵌合固定部11と、縮径された環状の段差部13を介して上方に突出する注出筒15と、を備え、注出筒外周には雄ねじ部19が設けられている。
そして、内容物を注出する際には、プルリング20によってスコア17aを破断し、開口予定領域17bを除去して形成される開口部から内容物を注出し、注出後、外蓋30によってリシールされる。尚、隔壁17は、図に示すようにすり鉢状、すなわち逆円錐形状に下方に向かって傾斜する傾斜面となっている。
また、嵌合固定部11は、容器口部100外周に嵌合する外筒部11Aと、容器口部100内周に嵌合する内筒部11Bとを備え、外筒部11Aと内筒部11Bの上端を環状の段差部13が連結し、外筒部11Aの外周上端部には、環状の外向き凸部14が設けられている。
また、段差部35下面には、中栓10の段差部13に対して点接触する突起32が周方向に複数、この例では12箇所、等間隔に設けられている(図5(B)参照)が、この突起32は中栓10と外蓋30の対向する段差部13、35の少なくとも一方に、他方に向かって突出して設ければ良い。
さらに、外蓋30のスカート部37の内周上端部には、内向きに突出する内向き凸部34が設けられ、中栓10の嵌合固定部11の外筒部11Aの外周上端部に設けた環状の外向き凸部14と係止する。
中栓10の雄ねじ部19側のストッパ部21は、図1(B)に示すように、雄ねじ部19の各ねじ山19aの下端部に、各ねじ山19aと段差部13との隙間を塞ぐように設けられている。一方、外蓋30の雌ねじ部39側のストッパ部22は、図1(C)に示すよ
うに、ねじ山39aの下端側の先端部によって構成される。 そして、このストッパ部21,22が係合した閉め込み終了直前位置にて、上記した外蓋30のスカート部37内周に設けた内向き凸部34が、中栓10の嵌合固定部11の外向き凸部14を乗り越えて外向き凸部14の下縁に係合する位置関係となっている。
なお、これらストッパ部21,22の位置については、特に図示しないが、雄ねじ部19側のストッパ部21をねじ山19aの上端側の先端部によって構成し、雌ねじ部39側のストッパ部22をねじ山39aの上端部に設けてもよい。
また、上記した外蓋30の締め込みにより、外蓋30の頂壁部33に設けられたインナーリング38が中栓10の注出筒15の上端開口部に液密に嵌合され、複合キャップ1が確実にリシールされる。
さらに、上記した外蓋30のストッパ部22が中栓10のストッパ部21に突き当たる直前の位置にて、外蓋30の内向き凸部34が中栓10の外向き凸部14を乗り越えて係合するので、クリック感によって締め込み操作の終了を確実に認識することできる。また、この外蓋30の内向き凸部34と中栓10の環状の外向き凸部14との係合によって、外蓋30の締め付け強さに関わらず、閉め込み終了後の外蓋30の緩みを防止できる。
このように、外蓋30の緩みの防止は、中栓10の雄ねじ部19と外蓋30の雌ねじ部39の係合ではなく、外蓋30の内向き凸部34と中栓10の環状の外向き凸部14の係合関係で行うため、複合キャップ1のリシールにおいては、上記した中栓10及び外蓋30の各ねじ山19a,39aの係合は軽く接触する程度でよい。
以上、本発明の複合キャップ1は、中栓10のストッパ部21と外蓋30のストッパ部22で締め過ぎを防止し、中栓10と蓋体30のねじ部19、39は軽く接触する程度とし、外蓋30と中栓10の抜け止めを外蓋30の内向き凸部34と中栓10の外向き凸部14の係合によって行うので、過度な締め付け力が作用せず、蓋体30の頂壁部33と中
栓10の注出筒15の上端部間に隙間が維持されるので、容器の落下時に中栓10の注出筒15の上端部が変形して、リシール性を損なう恐れもない。
10 中栓、
11 嵌合固定部、11A 外筒部、11B 内筒部
12 外向き凸部
13 段差部、14 外向き凸部、
15 注出筒、15a カール部
16 固定用突起
17 隔壁、17a スコア、17b 開口予定領域
19 雄ねじ部、19a ねじ山
20 プルリング
21 ストッパ部
22 ストッパ部(雌ねじ部先端)
30 外蓋
31 外筒部、
32 突起
33 頂壁部
34 内向き凸部
35 段差部
37 スカート部
38 インナーリング
39 雌ねじ部、39a ねじ山
50 共回り防止リブ、51 リブ係合部
100 容器口部、101 環状凹部
Claims (5)
- 容器口部に嵌合される嵌合固定部、該嵌合固定部の上端から環状の段差部を介して上方に突出する注出筒とを有する中栓と、外筒部、前記外筒部の下端から前記中栓の段差部に係合する環状の段差部を介して前記中栓の嵌合固定部外周を覆うスカート部とを有し、前記中栓に被着される外蓋から成る複合キャップにおいて、
前記中栓の注出筒外周の雄ねじ部と外蓋の外筒部内周の雌ねじ部を多条ねじとし、
前記雄ねじ部及び雌ねじ部に、外蓋の締め込み旋回方向に互いに当接するストッパ部を設け、
前記スカート部には、前記ストッパ部が当接する位置で、前記中栓の嵌合固定部外周に設けられた外向き凸部を乗り越える内向き凸部を設けたことを特徴とする複合キャップ。 - 前記ストッパ部を雄ねじ部の下端部及び雌ねじ部の下端側の先端部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の複合キャップ。
- 前記中栓の嵌合固定部内周と容器口部外周の間に共回り防止機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合キャップ。
- 前記共回り防止機構として、前記中栓の嵌合固定部内周に、容器口部外周に設けた共回り防止リブと係合するリブ係合部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の複合キャップ。
- 前記中栓と外蓋の対向する段差部の少なくとも一方に、他方に向かって突出する突起を周方向に複数設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の複合キャップ。
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