JP2021066473A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断できるキャップを提供する。【解決手段】容器2の口部3に取り付けられる中栓4と、回転することにより中栓4にねじで着脱自在な上蓋5と、を備え、中栓4は、周囲が弱化部11で囲まれた開口予定部12を有し、上蓋5と中栓4とに、上蓋5を中栓4に装着した状態で回転することにより互いに係合する係合リブ7、8がそれぞれ設けられ、上蓋5を中栓4に装着した状態で回転することにより係合リブ7、8を介して回転力が伝達されることにより弱化部11が破断して開口予定部12が中栓4から離脱し、中栓4に注出口6が形成されるキャップ1である。上蓋5を中栓4に装着した状態で、上蓋5と中栓4との係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1内に、弱化部11が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、容器の口部に取り付けられるキャップに関する。
容器の口部に取り付けられるキャップは、例えば、特許文献1等に開示されている。図12〜図14などに示すように、このキャップ50は、容器51の口部52に取り付けられる中栓53と、回転することにより中栓53にねじで着脱自在な上蓋54と、を備えている。中栓53には周囲が弱化部55で囲まれた開口予定部56を有し、図15に示すように、弱化部55が破断して開口予定部56が中栓53から離脱することにより、中栓53に注出口75が形成されるようになっている。なお、キャップの製造組付け工程時において中栓53に上蓋54を装着する際には、図16に示すように、中栓53に上蓋54を打栓する(中栓53に対して上蓋54を相対的に下方に移動させる)などして中栓53に上蓋54を装着するように構成されている。
上蓋54には、開口予定部56をあけて開封した際に開口予定部56を保持するためのそれぞれ円筒状の内側保持部57と外側保持部58とが設けられている。内側保持部57には、径方向外側に突出する状態で上下に延びる保持用係合リブ57aが周方向所定角度毎に複数形成されている。外側保持部58には、径方向内側に突出する状態で上下に延びる保持用係合リブ58aが周方向所定角度毎に複数形成されている。
開口予定部56にはその周囲から筒状に上方に延びる離脱用筒状部59が形成されている。離脱用筒状部59には、径方向内側に突出する状態で上下に延びる離脱用内側係合リブ59aと、径方向外側に突出する状態で上下に延びる離脱用外側係合リブ59bとが、それぞれ周方向所定角度毎に複数形成されている。そして、上蓋54を中栓53に嵌合させた(被せた)状態で、上蓋54を中栓53に対して回転させることで、内側保持部57の保持用係合リブ57aが離脱用筒状部59の離脱用内側係合リブ59aに係合するとともに外側保持部58の保持用係合リブ58aが離脱用筒状部59の離脱用外側係合リブ59bに係合して弱化部55が破断し、開口予定部56が内側保持部57および外側保持部58により保持された状態で当該キャップ50が開封されるよう構成されている。
中栓53には、弱化部55の外周にから上方に突出する注出筒60と、その下部が容器51の口部52に外側から嵌り込む円筒状の外筒部61と、外筒部61の内周に隙間を有する状態で設けられてその下部が容器51の口部52に内側から嵌り込む円筒状の内筒部62と、外筒部61および内筒部62のそれぞれ上端部箇所で径方向内側に延びて外筒部61と内筒部62などを繋ぐとともに容器51の口部52の上端に載せられる上面部63と、上面部63の内周端より上方に段付きの筒形状に突出するとともに内周側部分で注出筒60の高さ方向略中央箇所に全周で接続されている段部64と、段部64の外周面に形成された雄ねじ部65と、外筒部61の下方に薄肉部を介して下方に延びるとともに径方向外側および内周側にも突出する鍔状部66などが形成されている。
上蓋54には、略円板形状の天面板67と、天面板67より垂下されて下端が中栓53の鍔状部66の上端面に当接可能とされた筒状の外周壁68と、天面板67における外周壁68よりも内側箇所より垂下されて下端が中栓53の上面部63に当接可能とされた筒状のねじ筒(インナー部)69と、ねじ筒69の下部内周面に形成されて中栓53の雄ねじ部65と螺合可能とされた雌ねじ部70と、天面板67におけるねじ筒69よりも内側箇所より垂下されて中栓53の注出筒60に接触可能とされた注出筒密閉用筒部71などが形成されている。
ここで、図13に示すように、弱化部55は、互いに係合する内側保持部57の保持用係合リブ57aや離脱用筒状部59の離脱用内側係合リブ59a、外側保持部58の保持用係合リブ58aや離脱用筒状部59の離脱用外側係合リブ59bよりも下方に配置されている。
また、中栓53は、容器51の口部52の上端に載せられる上面部63から、雄ねじ部65がその外周に形成された段部64が上方に突出され、段部64の上方に突出されている箇所の内周部からさらに注出筒60が上方に延ばされている。ここで、注出筒60の段部64から上方に延びる高さH3は、容器51内の内容物を良好に注出できるある程度の寸法があることが望ましい。したがって、中栓53は、上蓋54の下端部(外周壁68の下端部)が当接される中栓53の鍔状部66からの高さとして、比較的大きい寸法が必要となっており、これに伴い、キャップ50の高さH2も、比較的大きな寸法が必要となっている。
特開2019−6431号公報
しかしながら、上記のような従来のキャップ50によれば、開封すべく、上蓋54を中栓53に対して回転させて、保持用係合リブ57a、58aを離脱用内側係合リブ59aと離脱用外側係合リブ59bとに係合させた際に、これらの係合箇所(上下範囲L2)よりも弱化部55が下方に配置されているので、離脱用内側係合リブ59aと離脱用外側係合リブ59bとに伝達された力が、ねじれるようにして下方の弱化部55に伝達されて破断する。したがって、離脱用内側係合リブ59aと離脱用外側係合リブ59bとに伝達された力が、弱化部55以外の箇所に分散して伝達され、開封する際に比較的大きな力が必要となったり、弱化部55を破断し損ねたりするおそれがあった。
本発明は上記課題を解決するもので、小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断することができるキャップを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、容器の口部に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓にねじで着脱自在な上蓋と、を備え、中栓は、周囲が弱化部で囲まれた開口予定部を有し、上蓋と中栓とに、上蓋を中栓に装着した状態で回転することにより互いに係合する係合リブがそれぞれ設けられ、上蓋を中栓に装着した状態で回転することにより係合リブを介して回転力が伝達されることにより弱化部が破断して開口予定部が中栓から離脱し、中栓に注出口が形成されるキャップであって、上蓋を中栓に装着した状態で、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部が配置されていることを特徴とする。なお、この場合に、係合リブ同士が係合する上下範囲の略中間位置に弱化部が配置されていると好適である。
上記構成によれば、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部が配置されているので、開封すべく、上蓋を中栓に装着して上蓋の係合リブと中栓の係合リブとを係合させた状態で上蓋を中栓に対して回転させると、上蓋の係合リブから中栓の係合リブに伝達された力がねじれて分散されることなく、弱化部に良好に伝達される。この結果、小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断することができる。
また、本発明は、中栓における開口予定部に、その底部が弱化部よりも下方に窪む筒体が形成され、筒体の側壁の内側に、弱化部よりも下方の位置から弱化部よりも上方の位置まで上下に延びるように係合リブが形成されていることを特徴とする。
この構成により、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部を良好に配置することができる。また、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に弱化部があるので、従来のキャップのように、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲よりも下方に弱化部が設けられている場合と比較して、キャップの上下方向寸法(すなわち高さ)を小さくする(すなわち低くする)ことができ、ひいては、キャップの構成材料(例えば樹脂など)を少なくして原料コストの低減化を図ることが可能となる。
また、本発明は、中栓に、容器の口部に上方から載る上面部と、上面部よりも内側で下方に窪む窪み部と、窪み部の底部内側から上方に延びる段付き筒状部と、が形成され、段付き筒状部の外周側壁に、上蓋の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成され、上蓋に、天面板と、天面板外周から下方に延びる外周壁部と、天面板における外周壁部上端との接続部分よりも内側から下方に延びて、下部内周に雌ねじ部が形成されたねじ筒とが、形成され、ねじ筒部が、上蓋の装着時において、その下部が窪み部に突入するように配置されていることを特徴とする。なお、上蓋が中栓よりも硬い材質から構成されていると好適である。
この構成によれば、中栓に、容器の口部に上方から載る上面部よりも内側で下方に窪む窪み部が形成され、この窪み部に上蓋のねじ筒の下部が突入される構成である。したがって、従来のキャップのように、上蓋の装着時において、中栓の上面部よりも、雌ねじ部が形成されているインナー部全体が上方に配置される場合と比較して、キャップの上下方向寸法(すなわち高さ)を小さくする(すなわち低くする)ことができ、ひいては、キャップの構成材料(例えば樹脂など)を少なくして原料コストの低減化を図ることが可能となる。また、開封時においても、中栓に対して上蓋を回転する際には、上蓋のねじ筒が中栓の窪み部に突入されているので、中栓におけるねじ筒より内側に位置する段付き筒状部や係合リブが形成されている筒体の側壁が、径方向に変形し難くなる。この結果、中栓に対して上蓋を回転する際に、上蓋の係合リブからの力が中栓の係合リブに良好に伝達され易くなり、ひいては、小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断することができる。また、上蓋が中栓よりも硬い材質から構成されていると、中栓の窪み部に上蓋のねじ筒の下部が突入されているので、容器に内容物を高温で充填した状態でも、当該キャップを装着する際に、熱変形し難くなり、耐熱性が向上する。
また、本発明は、中栓に、段付き筒状部の段付き天面部から上方に延びる注出筒が形成され、上蓋に、天面板におけるねじ筒上端との接続部分よりも内側から下方に延びて中栓の注出筒に接触可能な注出筒密閉用筒部が形成されていることを特徴とする。
この構成により、中栓に、段付き筒状部の段付き天面部から上方に延びる注出筒を良好に形成することができるとともに、上蓋を装着した際には、中栓の注出筒に上蓋の注出筒密閉用筒部を接触させて、注出筒を良好に密閉することが可能となる。
また、本発明は、上蓋の雌ねじ部と中栓の雄ねじ部とが多条ねじから構成され、雌ねじ部同士および雄ねじ部同士が上下方向に重ねられて形成されていることを特徴とする。この構成により、上蓋の雌ねじ部や中栓の雄ねじ部の周方向に対する上下の段差が小さくなるので、上蓋を打栓して中栓に装着する際に、中栓に対する上蓋の周方向に対する位置決めを厳密に行わなくても、打栓後の中栓に対する上蓋の上下方向位置の変動が少なくなり、上蓋の雌ねじ部と中栓の雄ねじ部とが正常ではない状態で螺合することを防止できる。
本発明によれば、上蓋を中栓に装着した状態で、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部を配置することにより、上蓋を中栓に装着して上蓋の係合リブと中栓の係合リブとを係合させた状態で上蓋を中栓に対して回転させた際に、上蓋の係合リブから中栓の係合リブに伝達された力がねじれて分散されることなく、弱化部に良好に伝達され、小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断することができて、キャップとしての信頼性が向上する。
また、中栓における開口予定部に、その底部が弱化部よりも下方に窪む筒体を形成し、筒体の側壁の内側に、弱化部よりも下方の位置から弱化部よりも上方の位置まで上下に延びる係合リブを形成することにより、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部を良好に配置することができる。また、キャップの上下方向寸法(すなわち高さ)を小さくする(すなわち低くする)ことが可能となり、ひいては、キャップの構成材料(例えば樹脂など)を少なくして原料コストの低減化を図ることができる。
また、中栓に、容器の口部に上方から載る上面部よりも下方に窪む窪み部を形成し、この窪み部に上蓋のねじ筒が突入されていることでも、従来のキャップよりもキャップの上下方向寸法(すなわち高さ)を小さくする(すなわち低くする)ことができ、キャップの構成材料を少なくして原料コストの低減化を図ることができる。また、この構成によれば、中栓におけるねじ筒より内側に位置する段付き筒状部や係合リブが形成されている筒体の側壁が径方向に変形し難くなるよう補強される。したがって、これによっても、中栓に対して上蓋を回転する際に、上蓋の係合リブからの力が中栓の係合リブに良好に伝達され易くなり、ひいては、小さな力でも弱化部を良好かつ確実に破断することができる。また、この場合に、上蓋が中栓よりも硬い材質から構成することで、容器に内容物を高温で充填した状態でも、当該キャップを装着する際に、熱変形し難くなり、耐熱性が向上する効果も有する。
また、上蓋の雌ねじ部と中栓の雄ねじ部とを多条ねじから構成し、雌ねじ部同士および雄ねじ部同士を上下方向に重ねて形成することにより、上蓋を打栓して中栓に装着する際に、中栓に対する上蓋の周方向に対する位置決めを厳密に行わなくても、打栓後の中栓に対する上蓋の上下方向位置の変動が少なくなり、上蓋の雌ねじ部と中栓の雄ねじ部とが正常ではない状態で螺合することを防止できる。これにより、上蓋を打栓して中栓に装着する際における、上蓋の周方向に対する位置決め作業を省くことが可能となり、作業能率が向上する。
本発明の実施の形態に係るキャップの正面図である。 同キャップの平面図である。 同キャップの縦断面図である。 同キャップの縦断面図であり、開口予定部を中栓より離脱させて開口させた状態を示す。 同キャップの中栓の正面図である。 同キャップの中栓の平面図(上面図)である。 同キャップの中栓の縦断面図である。 同キャップの上蓋の縦断面図である。 同キャップの上蓋の底面図(下面図)である。 同キャップの係合リブ同士が係合する状態を簡略的に示す拡大平面断面図である。 同キャップの縦断面図であり、上蓋を中栓に打栓する直前の状態を示す。 従来のキャップの正面図である。 同従来のキャップの縦断面図である。 同従来のキャップを図13のX−X線で切断した横断面図である。 同従来のキャップの縦断面図であり、開口予定部を中栓より離脱させて開口させた状態を示す。 同従来のキャップの縦断面図であり、上蓋を中栓に打栓する直前の状態を示す。
以下、本発明に係る実施の形態のキャップを、図面に基づき説明する。
図1〜図3において、1は、内部に内容物(内容液)が収容されている容器2に取付けられるキャップである。図1〜図3などに示すように、キャップ1は、容器2の口部3に取り付けられる中栓4と、回転することにより中栓4にねじで着脱自在な上蓋5と、を備えている。中栓4と上蓋5とはそれぞれ、例えば合成樹脂により射出成形されるなどして製造され、弾性変形可能な性質を有する。上蓋5は、中栓4よりも硬い材質から構成されており、例えば、上蓋5は、高温でも変形し難いポリプロピレン、中栓4は、ポリエチレンから構成されているが、これらの材料に限るものではない。
また、図1〜図3などに示すように、上蓋5と中栓4とには、上蓋5を中栓4に装着した状態で回転することにより互いに係合する係合リブ7、8がそれぞれ設けられている。そして、上蓋5を中栓4に装着した状態で回転することにより係合リブ7、8を介して回転力が伝達され、これにより、図4に示すように、後述する弱化部11が破断して開口予定部12が中栓4から離脱し、中栓4に注出口6が形成されるよう構成されている。そして、図3に示すように、上蓋5を中栓4に装着した状態で、上蓋5と中栓4との係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1内に、弱化部11が配置されている。
以下、キャップ1の各部分について、詳しく説明する。
図3〜図6に示すように、中栓4は、容器2の口部3に取り付けられる中栓本体10と、周囲が弱化部11で囲まれ、弱化部11を介して中栓本体10から離脱可能に設けられた開口予定部12とを有している。中栓本体10には、中央(弱化部11の外周)から上方に突出する注出筒16と、その下部が容器2の口部3に外側から嵌り込む円筒状の外筒部13と、外筒部13の内周に隙間を有する状態で設けられてその下部が容器2の口部3に内側から嵌り込む円筒状の内筒部14と、外筒部13および内筒部14のそれぞれ上端部箇所で径方向内側に延びて外筒部13と内筒部14などを繋ぐとともに容器2の口部3に上方から載る上面部15と、上面部15よりも内周の箇所から上方に段付きの筒形状に突出するとともに内周側部分で注出筒16の高さ方向略中央箇所に全周で接続されている段付き筒状部17などが形成されている。
外筒部13の下方には、薄肉部18Aを介して下方に延びるとともに径方向外側および内周側にも突出する鍔状部19が全周に形成され、容器2の使用後などに、鍔状部19に形成された縦薄肉溝部18Bおよび薄肉部18Aから鍔状部19を切断することで、容器2から中栓4を外し易くなるよう図られている。
さらに、中栓本体10には、中栓本体10の上面部15の内周側において上面部15よりも下方に窪む窪み部20が形成されている。また、窪み部20の底部内周側から上方に延びるように段付き筒状部17が形成されている。段付き筒状部17の外周側壁17aには、上蓋5の雌ねじ部34(後述する)に螺合する雄ねじ部21が形成されている。また、段付き筒状部17の段付き天面部17bの内周から、注出筒16が上方に突出する姿勢で延ばされている。弱化部11は、段付き筒状部17における注出筒16の下端部よりも内周に形成されている。
そして、中栓4における弱化部11よりも内側の開口予定部12に、その底部22aが弱化部11よりも下方に窪む筒体22が形成され、筒体22の側壁22bの内側に、弱化部11よりも下方の位置から弱化部11よりも上方の位置まで上下に延びるように係合リブ7が形成されている。また、この実施の形態では、平面視して中栓4の係合リブ7が周方向に対して30度間隔で設けられている(すなわち、12個の係合リブ7が周方向に等間隔で設けられている)がこれに限るものではない。
図1〜図3、図8、図9などに示すように、上蓋5には、略円板形状の天面板31と、この天面板31の外周から下方に延びる外周壁部32と、天面板31における外周壁部32の上端との接続部分よりも内側から下方に延びてその下部が中栓4の窪み部20に突入するねじ筒(インナー部)33と、ねじ筒33の下部内周に形成された雌ねじ部34と、天面板31におけるねじ筒33の上端との接続部分よりも内側から下方に延びて中栓4の注出筒16に内側から接触可能な注出筒密閉用筒部35などが形成されている。外周壁部32の外周にはいわゆるローレット加工により凹凸面が設けられており、上蓋5を回す際に、指が滑り難くなって指からの回転力が上蓋5に良好に伝達されるよう図られている。また、上蓋5を中栓4に装着した際に、外周壁部32の下端面が、中栓4の鍔状部19の上面に載るように形成されている。
さらに、上蓋5には、天面板31における注出筒密閉用筒部35の上端との接続部分よりも内側から下方に延びる筒状の保持部(保持用筒部)36が形成されている。そして、保持部36の外側に、保持部36の上端から下端まで上下に延びるように係合リブ8が形成されている。すなわち、図3に示すように、上蓋5を中栓4に装着した状態で、上蓋5と中栓4との係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1内に、弱化部11が配置されている。また、この実施の形態では、中栓4の係合リブ7と上蓋5の係合リブ8とが係合する上下範囲L1の略中間位置に弱化部11が配置されている。また、この実施の形態では、平面視して上蓋5の係合リブ8が、中栓4の係合リブ7と同様に、周方向に対して30度間隔で設けられている(すなわち、12個の係合リブ8が周方向に等間隔で設けられている)がこれに限るものではない。
なお、この実施の形態では、図10に拡大して簡略的に示すように、開封時において上蓋5を開ける方向(図10に示す矢印O方向)に回転する際に、中栓4の係合リブ7と上蓋5の係合リブ8とがより確実に係合するように、係合リブ7、8においてこの際に互いに係合する面には、筒体22の側壁22bから径方向内側に垂直に延びる垂直係合面7aと、保持部36から径方向外側に垂直に延びる垂直係合面8aとが形成されている。一方、係合リブ7、8の反対側の面には、筒体22の側壁22bや保持部36から径方向に対しては緩やかに傾斜する傾斜面7b、8bが形成されているともに、図11などに示すように、各係合リブ7、8の長手方向の先端部にも傾斜面7c、8cが形成され、打栓時において、係合リブ7、8同士が互いの隙間に入り込み易くなるよう(緩衝することなく嵌り込むよう)図られている。
また、上述したように、中栓4には段付き筒状部17の外周側壁17aに雄ねじ部21が形成されており、上蓋5は、ねじ筒33の下部内周に雌ねじ部34が形成されているが、これらは、図5や図8に示すように、多条ねじ(1ピッチ間に複数条の螺旋を有するねじ)から構成されている。また、雄ねじ部21同士および雌ねじ部34同士が上下方向に重ねられて形成されている。なお、この実施の形態では、雄ねじ部21や雌ねじ部34が6条ねじで構成されているがこれに限るものではなく、雄ねじ部21や雌ねじ部34が複数で同じ数のねじで構成されていればよい。
上記構成において、上蓋5を中栓4に組み付ける際には、図11に示すように、中栓4に対して上蓋5を上方から下方に相対的に移動させて打栓することで上蓋5を中栓4に装着する。これにより、図3に示すように、係合リブ7が形成されている中栓4の筒体22内に、係合リブ8が形成されている上蓋5の保持部36が挿入される。また、上蓋5のねじ筒33の下部が、中栓4の窪み部20内に突入される。
このようにして上蓋5が打栓されて中栓4に装着された未使用のキャップ1は、容器2の口部3に取り付けられる。なお、この状態では、開口予定部12は閉鎖されており開封されていないので、容器2内の密閉状態が良好に維持される。
キャップ1を開封して容器2内の内容物を注出する際には、上蓋5を開封方向(O方向)に回転させる。このように上蓋5を開封方向(O方向)に回転させると、上蓋5の保持部36に形成されている係合リブ8が、中栓4の筒体22に形成されている係合リブ7に係合し、上蓋5を回転させる回転力(回転トルク)が係合リブ7、8を介して、弱化部11に伝達され、弱化部11が破断される。なお、この後は、開口予定部12が開封されて注出口6が形成されるとともに、開口予定部12は係合リブ7、8で係合された保持部36によって保持される。
このように係合リブ7、8同士が係合される際には、上蓋5と中栓4との係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1内に、弱化部11が配置されている(位置している)ので、上蓋5の係合リブ8から中栓4の係合リブ7に伝達された回転力(回転トルク)がねじれて上下に分散されることを最小限に抑えた状態で、弱化部11に良好に伝達される。この結果、比較的小さな力でも弱化部11を良好かつ確実に破断することができ、開口予定部12を良好に開封して、注出口6を形成でき、キャップ1としての信頼性が向上する。
また、特に、この実施の形態では、係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1の略中間位置に弱化部11が配置されているので、上蓋5の係合リブ8から中栓4の係合リブ7に伝達された回転力(回転トルク)がねじれて上下に分散されることなく、弱化部11に極めて良好に伝達される。
また、上記構成によれば、中栓4における開口予定部12に、その底部22aが弱化部11よりも下方に窪む筒体22を形成し、筒体22の側壁22bの内側に、弱化部11よりも下方の位置から弱化部11よりも上方の位置まで上下に延びるように係合リブ7を形成している。この構成により、中栓4と上蓋5との係合リブ7、8同士が係合する上下範囲L1内に、弱化部11を良好に配置することができる。
また、このように中栓4に、その底部22aが弱化部11よりも下方に窪む筒体22を形成し、この筒体22の内側に係合リブ7を形成したので、図12や図13に示すような従来のキャップ50のように、上蓋54と中栓53との保持用係合リブ57a、58aと離脱用内側係合リブ59aや離脱用外側係合リブ59bとが係合する上下範囲L2よりも下方に弱化部55が設けられている場合と比較して、キャップ1の上下方向寸法(すなわち高さ)H1を小さくする(すなわち低くする)ことができる。
また、上記構成によれば、中栓4に、上面部15よりも下方に窪む窪み部20を形成し、上蓋5の装着時において、中栓4の窪み部20に、雌ねじ部34が形成されているねじ筒33の下部が突入するように配置している。これにより、図12や図13に示すような従来のキャップ50のように、上蓋54の装着時において、中栓53の上面部63よりも、雌ねじ部70が形成されているねじ筒(インナー部)69全体が上方に配置される場合と比較して、キャップ1の上下方向寸法(すなわち高さ)H1を小さくする(すなわち低くする)ことができる。すなわち、これらの構成により、キャップ1の上下方向寸法H1を小さくできるので、キャップ1の構成材料(例えば樹脂など)を少なくして原料コストの低減化を図ることが可能となる。
また、上記構成によれば、中栓4に上蓋5が装着されている状態では、上蓋5のねじ筒33が、容器2の口部3よりも内側で窪む窪み部20に突入されている。したがって、上蓋5をポリプロピレンなどの中栓4よりも硬い材質から構成することにより、高温の内容物を充填した容器2にこのキャップ1を装着する際でも、キャップ1における容器2への装着部分が変形し難い構造となって、耐熱性が向上する。
また、中栓4に対して上蓋5を回転する際において、上蓋5のねじ筒33が中栓4の窪み部20に突入されているので、中栓4におけるねじ筒33より内側に位置する段付き筒状部17や係合リブ7が形成されている筒体22の側壁22bが、径方向に変形し難くなるよう補強される。この結果、開封時などでも、中栓4に対して上蓋5を回転する際に、上蓋5の係合リブ8からの力が中栓4の係合リブ7に良好に伝達され易くなり、ひいては、小さな力でも弱化部11を良好かつ確実に破断することができる。
また、上記構成によれば、中栓4に、段付き筒状部17の段付き天面部17bから上方に延びる注出筒16を形成し、この注出筒16が、上蓋5に設けた注出筒密閉用筒部35で密閉可能に構成している。これにより、中栓4に、従来と同様な長さの注出筒16を良好に形成することができ、容器2内の内容物を良好に注出することができるとともに、上蓋5を装着した際には、中栓4の注出筒16に上蓋5の注出筒密閉用筒部35を接触させて、注出筒16を良好に密閉することが可能できる。
また、上記構成によれば、上蓋5の雌ねじ部34と中栓4の雄ねじ部21とが多条ねじから構成されているので、上蓋5を少ない回転角度で容易に開け閉めすることができて便利である。さらに、雌ねじ部34同士および雄ねじ部21同士が上下方向に重ねられて形成されているので、中栓4の雄ねじ部21や上蓋5の雌ねじ部34の周方向に対する上下の段差t1、t2(図5、図8参照)が小さくなる。これにより、上蓋5を打栓して中栓4に装着する際に、中栓4に対する上蓋5の周方向に対する位置決めを厳密に行わなくても、打栓後の中栓4に対する上蓋5の上下方向位置の変動が少なくなり、上蓋5の雌ねじ部34と中栓4の雄ねじ部21とが正常ではない状態で螺合することを防止できる。この結果、上蓋5を打栓して中栓4に装着する際における、上蓋5の周方向に対する位置決め作業を省くことが可能となり、作業能率が向上する。
1 キャップ
2 容器
3 口部
4 中栓
5 上蓋
6 注出口
7、8 係合リブ
11 弱化部
12 開口予定部
13 外筒部
14 内筒部
15 上面部
16 注出筒
17 段付き筒状部
19 鍔状部
20 窪み部
21 雄ねじ部
22 筒体
31 天面板
32 外周壁部
33 ねじ筒(インナー部)
34 雌ねじ部
35 注出筒密閉用筒部
36 保持部
また、本発明は、中栓に、容器の口部に上方から載る上面部と、上面部よりも内側で下方に窪む窪み部と、窪み部の底部内側から上方に延びる段付き筒状部と、が形成され、段付き筒状部の外周側壁に、上蓋の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成され、上蓋に、天面板と、天面板外周から下方に延びる外周壁部と、天面板における外周壁部上端との接続部分よりも内側から下方に延びて、下部内周に雌ねじ部が形成されたねじ筒とが、形成され、ねじ筒が、上蓋の装着時において、その下部が窪み部に突入するように配置されていることを特徴とする。なお、上蓋が中栓よりも硬い材質から構成されていると好適である。

Claims (7)

  1. 容器の口部に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓にねじで着脱自在な上蓋と、を備え、
    中栓は、周囲が弱化部で囲まれた開口予定部を有し、
    上蓋と中栓とに、上蓋を中栓に装着した状態で回転することにより互いに係合する係合リブがそれぞれ設けられ、
    上蓋を中栓に装着した状態で回転することにより係合リブを介して回転力が伝達されることにより弱化部が破断して開口予定部が中栓から離脱し、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
    上蓋を中栓に装着した状態で、上蓋と中栓との係合リブ同士が係合する上下範囲内に、弱化部が配置されている
    ことを特徴とするキャップ。
  2. 係合リブ同士が係合する上下範囲の略中間位置に弱化部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 中栓における開口予定部に、その底部が弱化部よりも下方に窪む筒体が形成され、
    筒体の側壁の内側に、弱化部よりも下方の位置から弱化部よりも上方の位置まで上下に延びるように係合リブが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のキャップ。
  4. 中栓に、容器の口部に上方から載る上面部と、上面部よりも内側で下方に窪む窪み部と、窪み部の底部内側から上方に延びる段付き筒状部と、が形成され、
    段付き筒状部の外周側壁に、上蓋の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成され、
    上蓋に、天面板と、天面板外周から下方に延びる外周壁部と、天面板における外周壁部上端との接続部分よりも内側から下方に延びて、下部内周に雌ねじ部が形成されたねじ筒とが、形成され、
    ねじ筒部が、上蓋の装着時において、その下部が窪み部に突入するように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のキャップ。
  5. 上蓋が中栓よりも硬い材質から構成されていることを特徴とする請求項4に記載のキャップ。
  6. 中栓に、段付き筒状部の段付き天面部から上方に延びる注出筒が形成され、
    上蓋に、天面板におけるねじ筒上端との接続部分よりも内側から下方に延びて中栓の注出筒に接触可能な注出筒密閉用筒部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のキャップ。
  7. 上蓋の雌ねじ部と中栓の雄ねじ部とが多条ねじから構成され、雌ねじ部同士および雄ねじ部同士が上下方向に重ねられて形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のキャップ。
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