JP2013035633A - エレベーターの制御システム - Google Patents

エレベーターの制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013035633A
JP2013035633A JP2011171145A JP2011171145A JP2013035633A JP 2013035633 A JP2013035633 A JP 2013035633A JP 2011171145 A JP2011171145 A JP 2011171145A JP 2011171145 A JP2011171145 A JP 2011171145A JP 2013035633 A JP2013035633 A JP 2013035633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disaster
elevator
evacuation
car
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011171145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5673425B2 (ja
Inventor
Yuji Fujihata
裕二 藤畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011171145A priority Critical patent/JP5673425B2/ja
Publication of JP2013035633A publication Critical patent/JP2013035633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5673425B2 publication Critical patent/JP5673425B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】災害発生時に、乗客がパニック状態に陥ることを回避し、乗客を他の避難ルートに適切に誘導することができるエレベーターの制御システムを提供する。
【解決手段】火災感知器2、エレベーターの制御装置4、監視カメラ3、防災管理装置1、過積載センサー部14、報知装置を備える。制御装置4は、火災感知器2によって火災の発生が検出された場合に、エレベーターを災害時避難モードに移行させる。監視カメラ3は、所定の避難ルート上に配置されている。防災管理装置1は、監視カメラ3からの映像情報に基づいて、避難ルートの利用の可否を判定する。そして、制御装置4は、災害時避難モードに移行した後に、過積載センサー部14によって所定時間継続してかごの過積載が検出されると、防災管理装置1によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、報知装置から報知させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、災害時にエレベーターを適切に制御するための制御システムに関するものである。
火災や地震が発生した際に、ビル内に取り残された人の避難用としてエレベーターを利用する場合がある。下記特許文献1及び2には、このようなエレベーターの従来技術が開示されている。
特許文献1に記載のものでは、火災発生階にエレベーターのかごを停止させた際に、エレベーターのドアを段階的に閉じている。この時、ドアの反転動作は、無効に設定されている。
特許文献2に記載のものでは、火災発生階にエレベーターのかごを停止させた際に、かご内負荷の検出を行っている。火災発生階で過積載状態が検出されると、通常運転時とは異なる警告をかご内に報知している。
特許第4566607号公報 特開2008−184302号公報
火災や地震が発生すると、ビル内に取り残された人が避難用のエレベーターに殺到してしまうことがある。かかる場合は、例えば、特許文献1に記載のものにおいても過積載状態が検出されたり、戸閉動作が阻害されたりして、エレベーターの運行が継続できなくなってしまう。
エレベーターが避難用として使用されている場合は、過積載状態が検出されて警告が発せられても、乗客は、例えば、火災等の危険を感じて降車できない場合がある。このような場合は、かごが火災発生階に停止したまま無駄に時間が経過し、乗客の避難が遅れてしまうといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、災害発生時に、ビル内に取り残された人が避難用のエレベーターに殺到した場合であっても、乗客がパニック状態に陥ることを回避し、乗客を他の避難ルートに適切に誘導することができるエレベーターの制御システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターの制御システムは、所定の災害の発生を検出する災害検出装置と、災害検出装置によって災害の発生が検出された場合に、エレベーターを避難用として利用するため、所定の災害時避難モードに移行させる制御装置と、所定の避難ルート上に配置された情報取得手段と、情報取得手段によって取得された情報に基づいて、避難ルートの利用の可否を判定する防災管理装置と、エレベーターのかごの過積載を検出する過積載検出装置と、かご又はエレベーター乗場に設けられた報知装置と、を備え、制御装置は、災害時避難モードに移行した後に、過積載検出装置によって所定時間継続してかごの過積載が検出されると、防災管理装置によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、報知装置から報知させるものである。
この発明に係るエレベーターの制御システムであれば、災害発生時に、ビル内に取り残された人が避難用のエレベーターに殺到した場合であっても、乗客がパニックに陥ることを回避し、乗客を他の避難ルートに適切に誘導することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御システムの動作を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図において、同一又は相当する部分には、同一の符号を付している。重複する説明については、適宜簡略化或いは省略している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御システムを示す構成図である。
図1において、1はビルに備えられた防災管理装置である。このビルには、火災や地震等の災害が発生した際に、避難用として利用できるエレベーターが設置されている。避難用として利用できるエレベーターは、1台であっても、複数台であっても良い。また、このビルには、ビル内の人が避難する際に通る避難ルートが予め設定されている。避難ルートには、エレベーターを利用するルートと、エレベーターを利用しないルートとがある。エレベーターを利用しない避難ルートでは、例えば、非常階段がそのルートに含まれる。
ビル内には、複数の火災感知器2と、複数の監視カメラ3とが設置されている。
火災感知器2は、例えば、ビルの各階に設置される。火災感知器2は、各階の各避難ルート上にも設置される。火災感知器2は、火災の発生を感知すると、火災情報を防災管理装置1に送信する。火災情報には、火災の発生を表す信号や、火災の発生場所を表す信号等が含まれる。
監視カメラ3は、例えば、ビルの出入口やエレベーターの乗場に設置される。監視カメラ3は、各階の各避難ルート上にも設置される。監視カメラ3によって撮影された映像の情報は、防災管理装置1に送信される。
4はエレベーターの運行を制御する制御装置である。なお、図1に示す避難ルート利用可否決定情報提供部は、火災感知器2、監視カメラ3、制御装置4によって構成される。
防災管理装置1は、各避難ルートの利用の可否(即ち、その避難ルートで避難できるか否か)を判定する機能を有している。防災管理装置1は、この判定を、例えば、火災感知器2からの火災情報と監視カメラ3からの映像情報とに基づいて行う。防災管理装置1は、その判定結果を制御装置4に送信する。
本実施の形態では、避難ルートの利用の可否を判定するために、火災感知器2からの火災情報と監視カメラ3からの映像情報とを利用している。しかし、これは単に一例を示したものである。各避難ルート上に他の情報取得手段を配置することにより、防災管理装置1は、この情報取得手段によって取得された情報に基づいて、避難ルートの利用可否の判定を行っても良い。
防災管理装置1は、現在行うべき運転モードを決定する機能も有している。防災管理装置1は、この決定を、例えば、火災感知器2からの火災情報と監視カメラ3からの映像情報とに基づいて行う。防災管理装置1は、その決定結果に基づくモード指令を、制御装置4に送信する。制御装置4は、防災管理装置1からモード指令を受信すると、その受信したモード指令に基づいて運転モードの切り替え(選択)を行う。制御装置4は、現在の状況に適した運転モードの選択を行うと、その運転モードに応じた指令を、運行制御装置5、ドア制御装置6、表示制御装置7、アナウンス制御装置8に出力する。
例えば、制御装置4は、防災管理装置1から受信したモード指令に基づいて、通常モード、火災管制モード、災害時避難モードの中から最適な運転モードを選択する。
通常モードは、通常時に選択されるモードである。制御装置4によって通常モードが選択されると、運行制御装置5は、乗場やかごで登録された呼びに、かごを順次応答させる制御を行う。
火災管制モードは、火災発生時に選択されるモードである。制御装置4によって火災管制モードが選択されると、運行制御装置5は、かご内にいる乗客を避難階で降車させる制御を行う。避難階は、予め設定されている、若しくは、火災発生階に応じて適宜選択される。
災害時避難モードは、エレベーターを避難用として利用する場合に選択されるモードである。制御装置4によって災害時避難モードが選択されると、運行制御装置5は、ビル内に取り残された人をかごに乗せ、避難階で降車させる制御を行う。例えば、運行制御装置5は、ビル内に取り残された人を救出するため、火災発生階や、火災発生階の直上階・直下階等にかごを停止させる。
ドア制御装置6は、制御装置4からの指令に基づいて、エレベーターのドアの開閉制御を行う。エレベーターのドアには、接触或いは非接触センサーからなる反転センサー部9が備えられている。反転センサー部9は、戸閉動作中のドアを反転させるための反転指令を、ドア制御装置6に出力する。例えば、反転センサー部9は、戸閉動作中に、ドア間に乗客がいることを検出すると、ドア制御装置6に対して反転指令を出力する。制御装置4によって通常モードが選択されている場合、ドア制御装置6は、反転センサー部9から反転指令を受信すると、戸閉動作中のドアを反転させて、戸開動作を行わせる。
表示制御装置7は、エレベーターにおける表示制御を行う。エレベーターには、かごにかご内表示器10が、各乗場(或いは、所定の乗場)に、乗場表示器11が設置されている。表示制御装置7は、制御装置4からの指令に基づいて、かご内表示器10や乗場表示器11の表示内容を制御する。
アナウンス制御装置8は、エレベーターにおけるアナウンス制御を行う。エレベーターには、かごにかご内アナウンス出力部12(例えば、スピーカー)が、各乗場(或いは、所定の乗場)に、乗場アナウンス出力部13(例えば、スピーカー)が設置されている。アナウンス制御装置8は、制御装置4からの指令に基づいて、かご内アナウンス出力部12や乗場アナウンス出力部13から適切なアナウンスを出力させる。
図1に示す報知装置は、かご内表示器10、乗場表示器11、かご内アナウンス出力部12、乗場アナウンス出力部13により構成される。エレベーターの乗客に必要な情報を報知することができれば、報知装置として上記全ての機器を備える必要はない。また、報知装置として他の機器が備えられていても構わない。
過積載センサー部14(過積載検出装置)は、かごの過積載を検出する。例えば、過積載センサー部14は、かごの積載重量が定格を超えると、過積載信号を制御装置4に出力する。制御装置4は、通常モードを選択している時に過積載センサー部14から過積載信号を受信すると、アナウンス制御装置8に所定の指令を出力し、かご内アナウンス出力部12からブザー音等を鳴動させる。
次に、図2も参照し、上記構成を有する制御システムの動作、特に、災害時避難モードが選択された時の動作について、具体的に説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御システムの動作を示すフローチャートである。
防災管理装置1は、制御装置4によって通常モードが選択されている時に、所定の被害情報(例えば、火災感知器2からの火災情報、監視カメラ3からの所定の映像情報)を受信すると(S101のYes)、災害時避難モードに切り替えるためのモード指令を制御装置4に出力する。これにより、エレベーターが、ビル内に取り残された人を救出するための災害時避難モードに移行する(S102)。
災害時避難モードに移行すると、運行制御装置5は、被災階(例えば、火災発生階)にかごを走行させて停止させる。ドア制御装置6は、かごが被災階に停止すると、エレベーターのドアを開放させる。これにより、被災階のエレベーター乗場にいた乗客が、乗車を開始する(S103)。
災害時避難モードでは、反転センサー部9によるドアの反転機能は無効化される。このため、かごが被災階に停止すると、基本的に、戸開してから所定時間経過後に、強制的に戸閉動作が開始される。
被災階にかごが停止すると、制御装置4は、当該エレベーター(避難用のエレベーターが複数ある場合は、被災階にかごが停止したエレベーター)を利用しない他の避難手段(避難ルート)への誘導が必要か否かを判定する(S104)。制御装置4は、例えば、災害時避難モードをこれ以上継続させることができない場合に、他の避難手段への誘導が必要である旨を判定する(S104のYes)。災害時避難モードの継続の可否は、例えば、所定の継続条件が成立するか否かによって決定する。即ち、制御装置4は、上記継続条件が成立しない場合に、他の避難手段への誘導が必要である旨を判定する。
上記継続条件が成立する場合、制御装置4は、災害時避難モードを継続させることが可能であり、他の避難手段への誘導は必要ない旨を判定する(S104のNo)。かごが被災階に停止した直後は、上記継続条件は成立する。
他の避難手段への誘導が必要なければ、制御装置4は、被災階に停止中のかごが過積載状態であるか否かを判定する(S105)。かごが過積載の状態であれば、過積載センサー部14から制御装置4に対して過積載信号が送信される。制御装置4は、かごが被災階に停止中に過積載センサー部14から過積載信号を受信すると、降車を促すための報知を報知装置から行わせる(S106)。
例えば、制御装置4は、アナウンス制御装置8に所定の指令を出力し、かご内アナウンス出力部12及び乗場アナウンス出力部13から、「満員のため、エレベーターが出発できません」等の内容をアナウンスさせる。制御装置4は、かご内アナウンス出力部12から特殊ブザーを鳴動させたり、かご内の表示灯を点滅・消灯させたりすることによって、降車を促しても良い。或いは、これらの報知を同時に行って、降車を促しても良い。
次に、制御装置4は、戸閉が完了し、且つ、エレベーター(のかご)が被災階から出発可能な状態であるか否かを判定する(S107)。S105において過積載状態が検出されなければ、かごが被災階に到着してから所定時間経過後に戸閉動作が行われる。戸閉が完了すると、その旨の信号がドア制御装置6から制御装置4に送信される(S107のYes)。制御装置4は、戸閉完了を表す信号をドア制御装置6から受信すると、運行制御装置5に所定の指令を出力し、かごを避難階に向けて出発させる(S108)。避難階は、予め設定されている、若しくは、被災階(火災発生階)に応じて適宜選択されている。
一方、S105において過積載状態が検出されると、戸閉動作が開始されず、戸閉完了を表す信号はドア制御装置6から出力されない(S107のNo)。かかる場合、制御装置4は、S104の処理に戻って、当該エレベーターを利用しない他の避難手段への誘導が必要か否かを再度判定する。上記継続条件では、過積載状態の継続時間が考慮される。例えば、過積載状態が所定時間以上継続していなければ、継続条件は成立する。かかる場合、制御装置4は、災害時避難モードを継続させることは可能であり、他の避難手段への誘導は必要ない旨を判定する(S104のNo)。
一方、ビル内に取り残された人が避難用のエレベーターに殺到した場合等、災害時避難モードに移行した後に過積載状態が所定時間以上継続すると、制御装置4は、災害時避難モードを継続させることはできず、他の避難手段への誘導が必要である旨を判定する(S104のYes)。即ち、かごが被災階に停止した後、過積載センサー部14によって所定時間継続してかごの過積載が検出されると、上記継続条件が不成立となる。
かかる場合、制御装置4は、災害時避難モード(即ち、エレベーターの利用)を終了する旨と、かご内及び乗場にいる乗客を他の避難ルート(避難手段)に誘導するための情報とを、報知装置から報知させる(S109)。例えば、かご内表示器10と乗場表示器11とに上記情報の表示を行う。また、かご内アナウンス出力部12と乗場アナウンス出力部13とから上記情報のアナウンスを行う。その後、災害時避難モードを終了させて、エレベーターの利用を停止させる(S110)。
防災管理装置1では、火災感知器2からの火災情報と監視カメラ3からの映像情報とに基づいて、予め設定されている各避難ルートの利用の可否を判定している。防災管理装置1において上記判定を行うことができるように、火災感知器2と監視カメラ3とは、各避難ルートに沿って配置されている。制御装置4は、防災管理装置1の判定結果に基づき、防災管理装置1によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、報知装置から報知させる。なお、防災管理装置1による各避難ルートの利用可否の判定は、上記継続条件が不成立となり、S104においてYesの判定がなされた場合に開始しても良い。
ビル内に、避難用として安全に利用可能な他のエレベーターが存在する場合、制御装置4は、このエレベーターの乗場までのルートの情報を、避難ルート情報として報知装置から報知させる。また、避難用として安全に利用できる他のエレベーターが存在しない場合、制御装置4は、非常階段が安全に利用可能であれば、非常階段を含むルートの情報を、避難ルート情報として報知装置から報知させる。被災階のエレベーター乗場から安全に避難するルートが複数存在する場合、制御装置4は、これらの避難ルートのうち、安全且つ短時間で避難できるルートの情報を、避難ルート情報として報知装置から報知させる。
代替ルートの決定を適切に行うため、各避難ルート間の距離(例えば、エレベーター乗場から他の避難ルートに合流するまでの距離)や、各避難ルートによって避難するために必要な時間(避難時間)等を、防災管理装置1に予め登録しておいても良い。
また、他の避難ルートに誘導する乗客の人数を把握することができる場合は、防災管理装置1によって利用可能と判定された避難ルートのうち、その全ての乗客が同時に避難できるルートの情報を、避難ルート情報として優先的に報知装置から報知させても良い。かかる場合は、その乗場やかご内にいる乗客(即ち、その乗場からエレベーターを利用して避難することができなくなった乗客)の人数を検出するための手段(乗客検出手段)が必要になる。乗客検出手段として、例えば、監視カメラ3を使用し、監視カメラ3によって撮影された映像から乗客の人数を検出しても良い。また、乗客がID記録媒体を所持している場合は、このID記録媒体から個人情報を取得することによって乗客の人数を検出しても良い。
上記構成を有する制御システムであれば、エレベーターを避難用として利用する場合に、災害時避難モードの継続及び打ち切りを適切に判断することができる。このため、災害発生時に、ビル内に取り残された人が避難用のエレベーターに殺到した場合であっても、乗客がパニック状態に陥ることを回避することができ、乗客を他の避難ルートに適切に誘導することができる。
本実施の形態では、火災感知器2からの火災情報に基づいて、災害時避難モードに移行する場合について、具体的な説明を行った。ビルに他の災害検出装置(例えば、地震感知器)が設置されている場合、制御装置4は、その災害検出装置が所定の災害の発生を検出した場合に、エレベーターを災害(地震)管制モード、災害時避難モードに移行させる。そして、災害時避難モード時に、図2に示す動作を実施する。
1 防災管理装置
2 火災感知器
3 監視カメラ
4 制御装置
5 運行制御装置
6 ドア制御装置
7 表示制御装置
8 アナウンス制御装置
9 反転センサー部
10 かご内表示器
11 乗場表示器
12 かご内アナウンス出力部
13 乗場アナウンス出力部
14 過積載センサー部

Claims (5)

  1. 所定の災害の発生を検出する災害検出装置と、
    前記災害検出装置によって災害の発生が検出された場合に、エレベーターを避難用として利用するため、所定の災害時避難モードに移行させる制御装置と、
    所定の避難ルート上に配置された情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得された情報に基づいて、前記避難ルートの利用の可否を判定する防災管理装置と、
    エレベーターのかごの過積載を検出する過積載検出装置と、
    前記かご又はエレベーター乗場に設けられた報知装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記災害時避難モードに移行した後に、前記過積載検出装置によって所定時間継続して前記かごの過積載が検出されると、前記防災管理装置によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、前記報知装置から報知させるエレベーターの制御システム。
  2. 前記制御装置は、前記災害時避難モードに移行した後に、前記過積載検出装置によって所定時間継続して前記かごの過積載が検出されると、エレベーターの利用停止を前記報知装置から報知させ、災害時避難モードを終了させる請求項1に記載のエレベーターの制御システム。
  3. 所定のエレベーター乗場からエレベーターを利用して避難することができない乗客の人数を検出する乗客検出手段と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記災害時避難モードに移行した後に、前記過積載検出装置によって所定時間継続して前記かごの過積載が検出されると、前記防災管理装置によって利用可能と判定された避難ルートのうち、前記乗客検出手段によって検出された乗客の全員が同時に避難できるルートの情報を、前記報知装置から報知させる請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの制御システム。
  4. 前記報知装置は、
    前記かごに設けられたかご内表示器と、
    エレベーターの乗場に設けられた乗場表示器と、
    の少なくとも一方を備え、
    前記制御装置は、前記災害時避難モードに移行した後に、前記過積載検出装置によって所定時間継続して前記かごの過積載が検出されると、前記防災管理装置によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、前記報知装置に表示させる
    請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベーターの制御システム。
  5. 前記報知装置は、
    前記かごに設けられたかご内アナウンス出力部と、
    エレベーターの乗場に設けられた乗場アナウンス出力部と、
    の少なくとも一方を備え、
    前記制御装置は、前記災害時避難モードに移行した後に、前記過積載検出装置によって所定時間継続して前記かごの過積載が検出されると、前記防災管理装置によって利用可能と判定された避難ルートの情報を、前記報知装置からアナウンスさせる
    請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベーターの制御システム。
JP2011171145A 2011-08-04 2011-08-04 エレベーターの制御システム Active JP5673425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011171145A JP5673425B2 (ja) 2011-08-04 2011-08-04 エレベーターの制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011171145A JP5673425B2 (ja) 2011-08-04 2011-08-04 エレベーターの制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013035633A true JP2013035633A (ja) 2013-02-21
JP5673425B2 JP5673425B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=47885620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011171145A Active JP5673425B2 (ja) 2011-08-04 2011-08-04 エレベーターの制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5673425B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105016164A (zh) * 2015-08-03 2015-11-04 公安部上海消防研究所 一种火灾情况下的电梯调度方法
CN105775937A (zh) * 2016-04-12 2016-07-20 公安部上海消防研究所 一种应用于电梯应急疏散的楼层采集控制***
US10011460B2 (en) 2016-09-27 2018-07-03 Otis Elevator Company Elevator dynamic displays for messaging and communication
WO2023281631A1 (ja) * 2021-07-06 2023-01-12 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーター制御システムおよび制御方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129472U (ja) * 1974-08-21 1976-03-03
JPS55123864A (en) * 1979-03-16 1980-09-24 Tokyo Shibaura Electric Co Elevator display device
JP2005104630A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
WO2007096969A1 (ja) * 2006-02-23 2007-08-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの避難支援装置
JP2008184302A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御システム
WO2010023736A1 (ja) * 2008-08-27 2010-03-04 三菱電機株式会社 エレベータ避難支援システム
JP2010070382A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Elevator Co Ltd 昇降機システム
JP2011116520A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
JP2011126613A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転制御装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129472U (ja) * 1974-08-21 1976-03-03
JPS55123864A (en) * 1979-03-16 1980-09-24 Tokyo Shibaura Electric Co Elevator display device
JP2005104630A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
WO2007096969A1 (ja) * 2006-02-23 2007-08-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの避難支援装置
JP2008184302A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御システム
WO2010023736A1 (ja) * 2008-08-27 2010-03-04 三菱電機株式会社 エレベータ避難支援システム
JP2010070382A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Elevator Co Ltd 昇降機システム
JP2011116520A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
JP2011126613A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105016164A (zh) * 2015-08-03 2015-11-04 公安部上海消防研究所 一种火灾情况下的电梯调度方法
CN105775937A (zh) * 2016-04-12 2016-07-20 公安部上海消防研究所 一种应用于电梯应急疏散的楼层采集控制***
US10011460B2 (en) 2016-09-27 2018-07-03 Otis Elevator Company Elevator dynamic displays for messaging and communication
WO2023281631A1 (ja) * 2021-07-06 2023-01-12 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーター制御システムおよび制御方法
JPWO2023281631A1 (ja) * 2021-07-06 2023-01-12
JP7423862B2 (ja) 2021-07-06 2024-01-29 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーター制御システムおよび制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5673425B2 (ja) 2015-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5660594B2 (ja) エレベータの運転制御装置
EP2610202B1 (en) Monitor control device for elevator
KR100896872B1 (ko) 엘리베이터 제어 장치 및 엘리베이터의 운전 방법
JP5218415B2 (ja) エレベータセキュリティシステム
JP2007161417A (ja) エレベータ装置
WO2011048991A1 (ja) エレベータの救出運転システム
JP2011236036A (ja) エレベータかご内異常通報システム
JP5673425B2 (ja) エレベーターの制御システム
JP4910626B2 (ja) エレベータの制御方法
JP2003276964A (ja) エレベータの火災時救出運転装置
JP2010120735A (ja) エレベータ装置
JP5669190B2 (ja) エレベータシステム
JP5730060B2 (ja) エレベータの避難運転システム
JP2010184774A (ja) エレベータ装置
JP5704685B2 (ja) エレベータの避難運転システム
JP5338901B2 (ja) エレベータの制御装置
JP5924707B2 (ja) エレベータの制御装置、及びエレベータの制御方法
JP5951687B2 (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2011063372A (ja) エレベータシステム
JP2005112601A (ja) エレベーターの運転装置
JP5790320B2 (ja) エレベーターシステム
JP2004359405A (ja) エレベータの地震時遠隔救出方法
JP5682325B2 (ja) 防犯システム
JP2005170583A (ja) エレベータ制御装置
JP6256628B2 (ja) エレベータシステム及びエレベータ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140130

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5673425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250