JP2013030650A - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】裏面側着色封止膜の外観不良を防止することができる太陽電池モジュールの製造方法を提供すること。
【解決手段】受光面側透明保護部材11、受光面側封止膜13A、発電素子14、裏面側着色封止膜13B及び裏面側保護部材12をこの順で積層することにより積層体10を得、該積層体10を加熱及び加圧することにより一体化する工程を有する太陽電池モジュールの製造方法において、前記裏面側着色封止膜13Bを70〜110℃の範囲に加熱した後、前記加圧を開始することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は太陽電池モジュールの製造方法に関し、特に裏面側着色封止膜の外観不良を防止することができる太陽電池モジュールの製造方法に関する。
近年、資源の有効利用や環境汚染の防止等の面から、太陽光を電気エネルギーに直接、変換する太陽電池が広く使用され、さらなる開発が進められている。
太陽電池は、一般的に、受光面側透明保護部材と裏面側保護部材(バックカバー)との間に受光面側封止膜及び裏面側封止膜により、発電素子を封止した構成とされている。従来の太陽電池は、高い電気出力を得るために、複数の発電素子を接続し、太陽電池モジュールとして用いられている。したがって、発電素子間の絶縁性を確保するために、絶縁性のある封止膜が用いられる。
受光面側および裏面側に用いられる封止膜としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルムなどが広く用いられている。また、膜強度や耐久性を向上させるために、前記封止膜にEVAの他に有機過酸化物などの架橋剤を用いて架橋密度を向上させている。
上記太陽電池においては、太陽電池に入射した光をできるだけ効率よく太陽電池用セル内に取り込めるようにすることが発電効率の向上の点から強く望まれている。したがって、受光面側封止膜は、入射した太陽光を吸収したり、反射したりすることが無く、太陽光のほとんどを透過させるものが望ましい。そのため、透明性に優れる封止膜が受光面側封止膜として使用されている(例えば、特許文献1)。
一方、裏面側封止膜としては、二酸化チタン(TiO2)などの着色剤により着色されたEVAフィルムが用いられる(例えば、特許文献2)。このように着色された裏面側封止膜によれば、太陽電池内部における受光面側封止膜と裏面側封止膜との界面における光の反射や、着色剤自体による光の乱反射で、発電素子間に入射した光を乱反射させて裏面側に再び入射させることができる。これにより太陽電池に入射した光の利用効率が高まり、太陽電池の発電効率を向上させることができる。
太陽電池モジュールを作製するには、図1に示すように、受光面側透明保護部材11、受光面側封止膜13A、接続タブ15により電気的に接続された複数の発電素子14、裏面側封止膜13B、及び裏面側保護部材12(バックカバー)をこの順で積層し、得られた積層体10を加熱及び加圧することにより受光面側封止膜及び裏面側封止膜を架橋硬化させ、各部材を接着一体化する方法が用いられる。
積層体10の各部材の接着一体化は、一般に真空ラミネータを用いて行われる。真空ラミネータとしては、例えば、図2に示すように、ダイヤフラム103を有する上側チャンバ102と、載置台105が設けられた下側チャンバ101とを備える二重真空室方式の真空ラミネータ100が使用される。接着一体化は、積層体10を、受光面側透明保護部材11と載置台105が接するように載置台105上に載置した後、上側チャンバ102及び下側チャンバ101を真空状態とし、載置台105に内蔵されたヒータ(図示せず)により積層体10を加熱すると共に、上側チャンバ102を大気圧以上の圧力としてダイヤフラム103により積層体10の上面を押圧することにより行われる。
特開2008−053379号公報 特開平06−177412号公報
しかしながら、接着一体化された太陽電池モジュールの裏面側着色封止膜には、シワ状やクレーター状の外観不良が発生することがある。裏面側着色封止膜は発電素子同士の隙間等から視認できることから、裏面側着色封止膜に外観不良が発生すると、太陽電池モジュール全体の外観に影響を及ぼす場合がある。
そこで、本発明の目的は、裏面側着色封止膜のシワやクレーター状等の外観不良を防止することができる太陽電池モジュールの製造方法を提供することにある。
上記目的は、受光面側透明保護部材、受光面側封止膜、発電素子、裏面側着色封止膜及び裏面側保護部材をこの順で積層することにより積層体を得、該積層体を加熱及び加圧することにより一体化する工程を有する太陽電池モジュールの製造方法において、前記裏面側着色封止膜を70〜110℃の範囲に加熱した後、前記加圧を開始することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法により達成される。
封止膜は加熱により溶融した後、冷却することにより硬化するが、加圧開始時において、裏面側着色封止膜が過度に高い温度になると、硬化した裏面側着色封止膜にシワやクレーター状の外観不良が発生する一方で、加圧開始時の温度が低いと封止膜による封止性能が十分に得られないことが本発明者により見出された。即ち、裏面側着色封止膜の加圧開始時の温度を上記範囲に設定することにより、シワやクレーター状の外観不良の発生を防止し、良好な外観を有する太陽電池モジュールを得ることが可能となる。
本発明の好ましい態様は以下の通りである。
(1)受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜の厚さが0.05〜2mmである。
(2)前記加圧は、1.0×103Pa〜5.0×107Paの範囲の圧力で行う。
(3)前記受光面側封止膜及び前記裏面側着色封止膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び架橋剤を含む。
(4)前記エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量が、20〜35質量%である。
(5)前記エチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレートが、JIS K 7210に従い、190℃、荷重21.18Nの条件に基づいて測定して、35g/10分以下である。
(6)前記裏面側着色封止膜は着色剤を含み、該着色剤は、二酸化チタン、炭酸カルシウム、ウルトラマリン及びカーボンブラックからなる群から選択される。
本発明の太陽電池モジュールの製造方法によれば、裏面側着色封止膜の外観不良の発生を防止することができる。したがって、良好な外観を有する太陽電池モジュールを得ることができる。
一般的な太陽電池モジュールの概略断面図である。 一般的な真空ラミネータを示す概略断面図である。
本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、図1に示すように、受光面側透明保護部材11、受光面側封止膜13A、発電素子14、裏面側着色封止膜13B及び裏面側保護部材12をこの順で積層することにより積層体10を得、この積層体10を加熱及び加圧することにより一体化する工程を有する。発電素子14は通常複数設けられ、銅箔等の導電材よりなる接続タブ15により互いに電気的に接続される。本発明において、発電素子に対して受光面側(表面側)を「受光面側」と称し、発電素子の受光面とは反対面側を「裏面側」と称する。
本発明では、加熱及び加圧工程において、裏面側着色封止膜の温度が70〜110℃の範囲にある状態で積層体の加圧を開始する。70℃より低い状態で加圧を開始すると発電素子が割れる場合があり、110℃より高い状態で加圧を開始すると、裏面側着色封止膜にシワやクレーター状の外観不良が発生する場合がある。
以下、太陽電池モジュールの各部材について説明する。
[受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜]
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体を用いて作製されたものを用いることが好ましい。これにより、安価であり、絶縁性及び柔軟性に優れる封止膜を形成することができる。
エチレン−酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニルの含有量は、前記エチレン−酢酸ビニル共重合体に対して20〜35質量%、さらに22〜30質量%、特に24〜28質量%とするのが好ましい。酢酸ビニルの含有量が、20質量%未満であると、封止膜用組成物の流動性が低くなり、太陽電池用封止膜の加工性が低下する恐れがあり、35質量%を超えると、カルボン酸、アルコール、アミン等が発生し封止膜と接する部材との界面で発泡が生じ易くなる恐れがある。
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体に加えて、さらにポリビニルアセタール系樹脂(例えば、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール(PVB樹脂)、変性PVB)、塩化ビニル樹脂を副次的に使用しても良い。その場合、特にPVBが好ましい。
エチレン−酢酸ビニル共重合体としては、JIS K7210で規定されるメルトフローレートが、35g/10分以下、特に3〜6g/10分のものを使用するのが好ましい。このようなメルトフローレート有するエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いた受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜によれば、太陽電池作製時の封止工程における加熱加圧の際に、封止膜が溶融や位置ズレを起こして基板の端部からはみ出でるのを抑制することができる。なお、本発明において、メルトフローレート(MFR)の値は、JIS K7210に従い、190℃、荷重21.18Nの条件に基づいて測定されたものである。
本発明において、受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体の架橋構造を形成するための架橋剤を含むことが好ましい。架橋剤は、有機過酸化物又は光重合開始剤を用いることが好ましい。なかでも、接着力、耐湿性、耐貫通性の温度依存性が改善された封止膜が得られることから、有機過酸化物を用いるのが好ましい。
前記有機過酸化物としては、100℃以上の温度で分解してラジカルを発生するものであれば、どのようなものでも使用することができる。有機過酸化物は、一般に、成膜温度、組成物の調整条件、硬化温度、被着体の耐熱性、貯蔵安定性を考慮して選択される。特に、半減期10時間の分解温度が70℃以上のものが好ましい。
前記有機過酸化物としては、樹脂の加工温度・貯蔵安定性の観点から例えば、ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤、tert−ヘキシルパーオキシピバレート、tert−ブチルパーオキシピバレート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、ジ−n−オクタノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ステアロイルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、スクシニックアシドパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、1−シクロヘキシル−1−メチルエチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、tert−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、4−メチルベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、m−トルオイル+ベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ビス(4,4−ジ−tert−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロドデカン、tert−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、tert−ブチルパーオキシマレイックアシド、tert−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルヘキサン、tert−ブチルパーオキシラウレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(メチルベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、tert−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、tert−ヘキシルパーオキシベンゾエート、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、等が挙げられる。
ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤としては、70℃以上の温度で分解してラジカルを発生するものであればいずれも使用可能であるが、半減期10時間の分解温度が50℃以上のものが好ましく、調製条件、成膜温度、硬化(貼り合わせ)温度、被着体の耐熱性、貯蔵安定性を考慮して適宜選択できる。使用可能なベンゾイルパーオキサイド系硬化剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチルヘキシル−2,5−ビスパーオキシベンゾエート、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、m−トルオイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート等が挙げられる。ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤は1種でも2種以上を組み合わせて使用してもよい。
有機過酸化物として、特に、2,5−ジメチル−2,5ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,1−ビス(tert−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンが好ましい。これにより、優れた絶縁性を有する太陽電池用封止膜が得られる。
前記有機過酸化物の含有量は、エチレン−酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、好ましくは0.1〜5質量部、より好ましくは0.2〜3質量部であることが好ましい。前記有機過酸化物の含有量は、少ないと得られる封止膜の絶縁性が低下する恐れがあり、多くなると共重合体との相溶性が悪くなる恐れがある。
また、光重合開始剤としては、公知のどのような光重合開始剤でも使用することができるが、配合後の貯蔵安定性の良いものが望ましい。このような光重合開始剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン−1などのアセトフェノン系、ベンジルジメチルケタ−ルなどのベンゾイン系、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系、イソプロピルチオキサントン、2−4−ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン系、その他特殊なものとしては、メチルフェニルグリオキシレ−トなどが使用できる。特に好ましくは、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン−1、ベンゾフェノン等が挙げられる。これら光重合開始剤は、必要に応じて、4−ジメチルアミノ安息香酸のごとき安息香酸系又は、第3級アミン系などの公知慣用の光重合促進剤の1種または2種以上を任意の割合で混合して使用することができる。また、光重合開始剤のみの1種単独または2種以上の混合で使用することができる。
前記光重合開始剤の含有量は、エチレン−酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.5〜5.0質量部であることが好ましい。
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、必要に応じて、さらに架橋助剤を含んでいてもよい。前記架橋助剤は、エチレン−酢酸ビニル共重合体のゲル分率を向上させ、封止膜の接着性及び耐久性を向上させることができる。
前記架橋助剤の含有量は、エチレン−酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、一般に10質量部以下、好ましくは0.1〜5質量部、更に好ましくは0.1〜2.5質量部で使用される。これにより、接着性に優れる封止膜が得られる。
前記架橋助剤(官能基としてラジカル重合性基を有する化合物)としては、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート等の3官能の架橋助剤の他、(メタ)アクリルエステル(例、NKエステル等)の単官能又は2官能の架橋助剤等を挙げることができる。なかでも、トリアリルシアヌレートおよびトリアリルイソシアヌレートが好ましく、特にトリアリルイソシアヌレートが好ましい。
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、太陽電池内部の封止性能を考慮すると、優れた接着力を有するのが好ましい。そのために、接着向上剤をさらに含んでいても良い。接着向上剤としては、シランカップリング剤を用いることができる。これにより、優れた接着力を有する太陽電池用封止膜を形成することが可能となる。前記シランカップリング剤としては、γ−クロロプロピルメトキシシラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランを挙げることができる。これらシランカップリング剤は、単独で使用しても、又は2種以上組み合わせて使用しても良い。なかでも、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが特に好ましく挙げられる。
前記シランカップリング剤の含有量はエチレン−酢酸ビニル共重合体100質量部に対して5質量部以下、好ましくは0.1〜2質量部であることが好ましい。
本発明に使用する裏面側着色封止膜は着色剤を含んでいる。着色剤としては、チタン白(二酸化チタン)、炭酸カルシウム等による白色着色剤;ウルトラマリン等による青色着色剤;カーボンブラック等による黒色着色剤;ガラスビーズ及び光拡散剤等による乳白色着色剤などを使用することができる。好ましくは、チタン白による白色着色剤を使用することができる。
着色剤は、裏面側着色封止膜に含まれるエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対して、好ましくは2〜10重量部、より好ましくは3〜6質量部含まれるのが好ましい。
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜は、膜の種々の物性(機械的強度、光学的特性、耐熱性、耐光性、架橋速度等)の改良あるいは調整のため、必要に応じて、可塑剤、アクリロキシ基含有化合物、メタクリロキシ基含有化合物及び/又はエポキシ基含有化合物などの各種添加剤、紫外線吸収剤、光安定剤および老化防止剤を含んでいてもよい。
受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜を形成するには、公知の方法に準じて行えばよい。例えば、上述した各成分を含む組成物を、通常の押出成形、又はカレンダ成形(カレンダリング)等により成形してシート状物を得る方法により製造することができる。また、前記組成物を溶剤に溶解させ、この溶液を適当な塗布機(コーター)で適当な支持体上に塗布、乾燥して塗膜を形成することによりシート状物を得ることもできる。尚、製膜時の加熱温度は、架橋剤が反応しない或いはほとんど反応しない温度とすることが好ましい。例えば、50〜90℃、特に40〜80℃とするのが好ましい。受光面側封止膜及び裏面側着色封止膜の厚さは特に制限されないが、0.05〜2mm、好ましくは0.3〜1.0mmである。
[受光面側透明保護部材]
本発明で使用される受光面側透明保護部材は、通常珪酸塩ガラスなどのガラス基板等を使用することができる。受光面側透明保護部材の厚さは、0.1〜10mmが一般的であり、0.3〜5mmが好ましい。受光面側透明保護部材は、一般に、化学的に、或いは熱的に強化させたものであってもよい。
[裏面側保護部材]
本発明で使用される裏面側保護部材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリアミドなどのプラスチックフィルムが好ましく用いられる。また、耐熱性、耐湿熱性を考慮してフッ化ポリエチレンフィルムやフッ化ポリエチレンフィルム/Al/フッ化ポリエチレンフィルムをこの順で積層させたフィルム、あるいはポリフッ化ビニル樹脂フィルム(商品名:テドラー)/PET/ポリフッ化ビニル樹脂フィルムをこの順で積層させたフィルムを用いても良い。
[発電素子]
太陽電池モジュールに用いられる発電素子は、光電変換を行うものであり、従来公知の半導体基板が用いられる。半導体基板としては、単結晶シリコン、多結晶シリコン、あるいは非晶質シリコンによって構成された光半導体素子などが用いられる。具体的には、非晶質シリコンa−Si,水素化非晶質シリコンa−Si:H,水素化非晶質シリコンカーバイドa−SiC:H,非晶質シリコンナイトライドなどの他、シリコンと炭素、ゲルマニウム、スズなどの他の元素との合金から成る非晶質シリコン系半導体の非晶質あるいは微結晶をpin型、nip型、ni型、pn型、MIS型、ヘテロ接合型、ホモ接合型、ショットキーバリアー型あるいはこれらを組み合わせた型などに構成した半導体層が用いられる。その他、光半導体層はCdS系、GaAs系、InP系などであってもよい。
発電素子を太陽電池モジュールに実施に組み込む際には、従来公知の方法に従って行えばよい。例えば、発電素子の電極にハンダメッキなどで施した銅箔などのインナーリードを接続し、さらに太陽電池モジュールから所定の電気出力を取り出すことができるように、インナーリードで発電素子を直並列に接続する。
[加圧加熱工程]
以下、本発明の太陽電池モジュールの製造方法における加圧加熱工程について説明する。
本発明の方法では、上述した積層体を加熱しながら加圧する。積層体を加熱及び加圧する方法は特に限定されないが、例えば、膨張自在なダイヤフラムを有する真空ラミネータ、特に図2に示す二重真空室方式による真空ラミネータを用いて行うことが好ましい。
図2に示す真空ラミネータ100は、ダイヤフラム103を具備する上側チャンバ102と、積層体10を載置するための載置台105を具備する下側チャンバ101とを有する。真空ラミネータ100では、上側チャンバ102及び下側チャンバ101内を真空引きした後、ダイヤフラム103により積層体10が加圧される。上側チャンバ102及び下側チャンバ101内の真空引きは、下側チャンバ用排気口106に接続された下側チャンバ用真空ポンプ107、及び上側チャンバ用排気口108に接続された上側チャンバ用真空ポンプ109により行われる。
このような真空ラミネータを用いて積層体10を接着一体化するには、初めに、受光面側透明保護部材11、受光面側封止膜13A、発電素子14、裏面側着色封止膜13B、及び裏面側保護部材12をこの順で積層することにより得た積層体10を、載置台105上に、受光面側透明保護部材11が下側となるように載置する。次に、上側チャンバ102及び下側チャンバ101をそれぞれ上側チャンバ用真空ポンプ109及び下側チャンバ用真空ポンプ107により減圧して真空とする。
上側チャンバ102内及び下側チャンバ101内をそれぞれ真空とするには、上側チャンバ102及び下側チャンバ101内をそれぞれ、50〜150Pa、特に50〜100Paに減圧することにより行われるのが好ましい。真空時間は、例えば、0.1〜10分、好ましくは4〜7分とする。
そして、各チャンバを真空としつつ加熱を行う。この際、積層体の加圧を開始する時の裏面側着色封止膜の温度が70〜110℃、好ましくは70〜90℃となるように加熱を行う。70℃より低い状態で加圧を開始すると発電素子が割れる場合があり、110℃より高い状態で加圧を開始すると、シワやクレーター状の外観不良が発生する場合がある。本発明において、裏面側着色封止膜の加圧開始時の温度が上記範囲であれば加熱方法は特に限定されない。
加熱方法としては、図2に示す真空ラミネータ100全体をオーブンなどの高温環境において加熱する方法、図2に示す真空ラミネータ100の下側チャンバ101内に加熱板などの加熱媒体を導入して、積層体10を加熱する方法などが挙げられる。後者の方法は、例えば、載置台105として加熱板を用いたり、載置台105の上側及び/又は下側に加熱板を配置したり、積層体の上側及び/又は下側に加熱板を配置したりすることにより行われる。
上側チャンバ102及び下側チャンバ101を真空として、裏面側着色封止膜の温度が上記範囲の温度となった時、上側チャンバ102内を40〜110kPa、特に60〜105kPaとすることでダイヤフラム103により積層体10の加圧を開始する。積層体10は、1.0×103Pa〜5.0×107Pa、特に60〜105kPaの圧力で加圧されるようにダイヤフラムの膨張度を調整するのが好ましい。加圧時間は、例えば、5〜15分とする。
加圧開始後の温度は通常設定される温度であればよい。例えば、80〜150℃、好ましくは90〜145℃となるように加熱する。この範囲の温度とすることで、エチレン−酢酸ビニル共重合体の架橋反応が行われ、各部材を強固に一体化することができる。
以上のようにして、各部材が接着一体化された太陽電池モジュールが得られる。本発明では、裏面側着色封止膜の加圧開始時の温度を所定範囲の温度に設定しているので、裏面側着色封止膜のシワやクレーター状の外観不良を防止することが可能となる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
[実施例1〜5、比較例1〜10]
1.受光面側封止膜の作製
下記配合の材料をロールミルに供給し、70℃で混練した。これにより得られた封止膜用組成物を70℃でカレンダ成形し、受光面側封止膜(厚さ0.6mm)を作製した。
(配合)
・エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:26質量%、MFR:4.3g/10分) 100質量部
・架橋剤(2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン)
(パーヘキサ25B:日本油脂製) 1.3質量部
・架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート)
(TAIC:日本化成製) 1.5質量部
・シランカップリング剤(γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン)
(KBM503:信越化学製) 0.5質量部
2.裏面側着色封止膜の作製
下記配合の材料をロールミルに供給し、70℃で混練した。これにより得られた封止膜用組成物を70℃でカレンダ成形し、裏面側着色封止膜(厚さ0.6mm)を作製した。
(配合)
・エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:26質量%、MFR:4.3g/10分) 100質量部
・架橋剤(2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン)
(パーヘキサ25B:日本油脂製) 1.3質量部
・架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート)
(TAIC:日本化成製) 1.5質量部
・シランカップリング剤(γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン)
(KBM503:信越化学製) 0.5質量部
・着色剤(二酸化チタン) 5質量部
3.太陽電池モジュールの作製
受光面側透明保護部材(白板強化ガラス(エンボス付)、230mm×230mm×3.2mm)/上記受光面側封止膜(230mm×230mm)/発電素子(単結晶シリコンセル:125mm×125mm、厚さ:220μm)/上記裏面側着色封止膜(230×230mm)/裏面側保護部材(イソボルタ社製TPT(テドラー/PET/テドラー:型番2442)、厚さ:350μm)をこの順で積層して積層体を得た。
積層体の加熱及び加圧は、図2に示すダイヤフラムを備える二重真空室方式の真空ラミネータで行った。上記で得られた積層体を、真空ラミネータの下側チャンバに設置されたヒータを内蔵する載置台(加熱板)上に、受光面側透明保護部材が下側になるように載置した。次に、下側チャンバと上側チャンバを真空として脱気しながら(真空時間:1〜10分)、140℃に設定された加熱板により積層体を加熱した。そして、裏面側着色封止膜が下記表に示す各温度に達した時に積層体の加圧を開始した。加圧は、上側チャンバ内の圧力を0.1MPaとすることで、積層体をダイヤフラムにより0.1MPaの圧力で加圧することにより行った(加圧時間:15分)。これにより、各部材が接着一体化された太陽電池モジュールを得た。なお、裏面側着色封止膜の温度の確認は、キーエンス製 NR1000に接続したK熱電対を封止膜に貼り付け、樹脂温度を測定することにより行った。
<評価方法>
・裏面側着色封止膜の外観不良及び発電素子割れの有無の判定
得られた太陽電池モジュールについて、裏面側着色封止膜のクレーター状、シワ状等の外観不良及び発電素子割れの有無を目視で確認した。結果を表1〜2に示す。
Figure 2013030650
<評価結果>
裏面側着色封止膜の加圧開始温度が70℃未満の場合には発電素子割れが発生することが認められ、110℃を超える場合にはシワやクレーター状の外観不良が発生することが認められた。以上により、裏面側着色封止膜の加圧開始温度が70〜110℃であれば、良好な外観の太陽電池モジュールを得ることができることが示された。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法によれば、裏面側着色封止膜の外観不良の発生を防止することができ、良好な外観を有する太陽電池モジュールを得ることができる。
10 積層体
11 受光面側透明保護部材
12 裏面側保護部材
13A 受光面側封止膜
13B 裏面側着色封止膜
14 発電素子
15 接続タブ
100 真空ラミネータ
101 下側チャンバ
102 上側チャンバ
103 ダイヤフラム
105 載置台
106 下側チャンバ用排気口
107 下側チャンバ用真空ポンプ
108 上側チャンバ用排気口
109 上側チャンバ用真空ポンプ

Claims (7)

  1. 受光面側透明保護部材、受光面側封止膜、発電素子、裏面側着色封止膜及び裏面側保護部材をこの順で積層することにより積層体を得、該積層体を加熱及び加圧することにより一体化する工程を有する太陽電池モジュールの製造方法において、
    前記裏面側着色封止膜を70〜110℃の範囲に加熱した後、前記加圧を開始することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記受光面側封止膜及び前記裏面側着色封止膜の厚さがそれぞれ0.05〜2mmであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記加圧は、1.0×103Pa〜5.0×107Paの範囲の圧力で行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記受光面側封止膜及び前記裏面側着色封止膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び架橋剤を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量が、20〜35質量%であることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレートが、JIS K7210に従い、190℃、荷重21.18Nの条件に基づいて測定して、35g/10分以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  7. 前記裏面側着色封止膜は着色剤を含み、該着色剤は、二酸化チタン、炭酸カルシウム、ウルトラマリン及びカーボンブラックからなる群から選択されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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