JP2013022941A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013022941A5 JP2013022941A5 JP2011163072A JP2011163072A JP2013022941A5 JP 2013022941 A5 JP2013022941 A5 JP 2013022941A5 JP 2011163072 A JP2011163072 A JP 2011163072A JP 2011163072 A JP2011163072 A JP 2011163072A JP 2013022941 A5 JP2013022941 A5 JP 2013022941A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- polyethylene
- foamable
- layer
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
すなわち、本発明の第1の発明によれば、紙を主成分とする基材層の一方の面に、少なくとも、ポリエチレン系樹脂Bを含有する発泡性樹脂層(B)とポリエチレン系樹脂Aを含有する表面層(A)とを、基材層/発泡性樹脂層(B)/表面層(A)の順に積層し、前記基材層の他方の面に、非発泡樹脂層(C)を積層してなる発泡性積層体であって、
前記ポリエチレン系樹脂A及び前記ポリエチレン系樹脂Bは、下記式(1)及び式(2)を満たし、発泡性樹脂層(B)は、発泡前の厚みが30μm以上であり、表面層(A)は、厚みが1μm以上30μm以下であることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
1≦MFRa≦MFRb (1)
(ただし、MFRa(g/10min)はポリエチレン系樹脂Aのメルトマスフローレイト、MFRb(g/10min)はポリエチレン系樹脂Bのメルトマスフローレイト(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。)
100≦Ta≦(Tb+5) (2)
(ただし、Ta(℃)はポリエチレン系樹脂Aの溶融温度、Tb(℃)はポリエチレン系樹脂Bの溶融温度(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。)
前記ポリエチレン系樹脂A及び前記ポリエチレン系樹脂Bは、下記式(1)及び式(2)を満たし、発泡性樹脂層(B)は、発泡前の厚みが30μm以上であり、表面層(A)は、厚みが1μm以上30μm以下であることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
1≦MFRa≦MFRb (1)
(ただし、MFRa(g/10min)はポリエチレン系樹脂Aのメルトマスフローレイト、MFRb(g/10min)はポリエチレン系樹脂Bのメルトマスフローレイト(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。)
100≦Ta≦(Tb+5) (2)
(ただし、Ta(℃)はポリエチレン系樹脂Aの溶融温度、Tb(℃)はポリエチレン系樹脂Bの溶融温度(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。)
また、本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、前記ポリエチレン系樹脂Aは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定されたメルトマスフローレイト(MFRa)が、3〜15g/10minであることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
また、本発明の第3の発明によれば、第1又は2の発明において、前記ポリエチレン系樹脂Bは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定されたメルトマスフローレイト(MFRb)が、5〜25g/10minであることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
また、本発明の第4の発明によれば、第1〜3のいずれかの発明において、前記ポリエチレン系樹脂Aは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定された溶融温度(Ta)が、100〜125℃であることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
また、本発明の第5の発明によれば、第1〜4のいずれかの発明において、前記ポリエチレン系樹脂Bは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定された溶融温度(Tb)が、95〜110℃であることを特徴とする発泡性積層体が提供される。
また、本発明の第6の発明によれば、第1〜5のいずれかの発明において、前記ポリエチレン樹脂Bは、高圧法低密度ポリエチレン50〜99重量%と、他のポリオレフィン1〜50重量%とを含有することを特徴とする発泡性積層体が提供される。
また、本発明の第7の発明によれば、第1〜6のいずれかの発明の発泡性積層体を加熱し、主に紙基材に含有される水分を用いて発泡性樹脂層(B)を発泡させて得られることを特徴とする発泡加工紙が提供される。
また、本発明の第8の発明によれば、第7の発明において、発泡性樹脂層(B)を発泡させて形成された発泡セルの高さが、800μm以上であることを特徴とする発泡加工紙が提供される。
また、本発明の第9の発明によれば、第1〜6のいずれかの発明の発泡性積層体を用いて、表面層(A)が外側となるように容器形状を成形した後、加熱して表面層(A)及び発泡性樹脂層(B)を発泡させて得られることを特徴とする断熱容器が提供される。
また、本発明の第10の発明によれば、第9の発明において、発泡性樹脂層(B)を発泡させて形成された発泡セルの高さが、800μm以上であることを特徴とする断熱容器が提供される。
Claims (10)
- 紙を主成分とする基材層の一方の面に、少なくとも、ポリエチレン系樹脂Bを含有する発泡性樹脂層(B)とポリエチレン系樹脂Aを含有する表面層(A)とを、基材層/発泡性樹脂層(B)/表面層(A)の順に積層し、前記基材層の他方の面に、非発泡樹脂層(C)を積層してなる発泡性積層体であって、
前記ポリエチレン系樹脂A及び前記ポリエチレン系樹脂Bは、下記式(1)及び式(2)を満たし、発泡性樹脂層(B)は、発泡前の厚みが30μm以上であり、表面層(A)は、厚みが1μm以上30μm以下であることを特徴とする発泡性積層体。
1≦MFRa≦MFRb (1)
(ただし、MFRa(g/10min)はポリエチレン系樹脂Aのメルトマスフローレイト、MFRb(g/10min)はポリエチレン系樹脂Bのメルトマスフローレイト(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。)
100≦Ta≦(Tb+5) (2)
(ただし、Ta(℃)はポリエチレン系樹脂Aの溶融温度、Tb(℃)はポリエチレン系樹脂Bの溶融温度(いずれも、JIS K6922−2:2005)である。) - 前記ポリエチレン系樹脂Aは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定されたメルトマスフローレイト(MFRa)が、3〜15g/10minであることを特徴とする請求項1に記載の発泡性積層体。
- 前記ポリエチレン系樹脂Bは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定されたメルトマスフローレイト(MFRb)が、5〜25g/10minであることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡性積層体。
- 前記ポリエチレン系樹脂Aは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定された溶融温度(Ta)が、100〜125℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発泡性積層体。
- 前記ポリエチレン系樹脂Bは、JIS K6922−2:2005に準拠して測定された溶融温度(Tb)が、95〜110℃であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発泡性積層体。
- 前記ポリエチレン樹脂Bは、高圧法低密度ポリエチレン50〜99重量%と、他のポリオレフィン1〜50重量%とを含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発泡性積層体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発泡性積層体を加熱し、主に紙基材に含有される水分を用いて発泡性樹脂層(B)を発泡させて得られることを特徴とする発泡加工紙。
- 発泡性樹脂層(B)を発泡させて形成された発泡セルの高さが、800μm以上であることを特徴とする請求項7に記載の発泡加工紙。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発泡性積層体を用いて、表面層(A)が外側となるように容器形状を成形した後、加熱して表面層(A)及び発泡性樹脂層(B)を発泡させて得られることを特徴とする断熱容器。
- 発泡性樹脂層(B)を発泡させて形成された発泡セルの高さが、800μm以上であることを特徴とする請求項9に記載の断熱容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011163072A JP5782895B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 発泡性積層体、発泡加工紙及び断熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011163072A JP5782895B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 発泡性積層体、発泡加工紙及び断熱容器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013022941A JP2013022941A (ja) | 2013-02-04 |
JP2013022941A5 true JP2013022941A5 (ja) | 2014-08-07 |
JP5782895B2 JP5782895B2 (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=47781806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011163072A Active JP5782895B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 発泡性積層体、発泡加工紙及び断熱容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5782895B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014227221A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 大日本印刷株式会社 | 電子レンジ用紙カップ |
JP6554868B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-08-07 | 大日本印刷株式会社 | 発泡積層シート |
KR20180059889A (ko) * | 2015-10-26 | 2018-06-05 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 단열 용기용 적층체, 단열 용기 및 단열 용기의 제조 방법 |
JP6774254B2 (ja) * | 2016-08-04 | 2020-10-21 | 東罐興業株式会社 | 耐熱紙容器 |
JP7039877B2 (ja) * | 2017-07-24 | 2022-03-23 | 日本ポリエチレン株式会社 | 発泡性積層体、その製造方法、発泡加工紙及び断熱容器 |
JP2019064016A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 断熱容器用積層体、断熱容器、および断熱容器の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3408156B2 (ja) * | 1997-08-14 | 2003-05-19 | 三陽パックス株式会社 | 断熱性紙製容器の胴部材原材料及び断熱性紙製容器とその製造方法 |
JP5256708B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2013-08-07 | 凸版印刷株式会社 | 断熱発泡紙カップ |
JP5158359B2 (ja) * | 2008-08-21 | 2013-03-06 | 東ソー株式会社 | 発泡積層体 |
JP5380169B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2014-01-08 | 日本ポリエチレン株式会社 | 発泡性積層体、それを用いた発泡加工紙並びに断熱容器・その製造方法 |
-
2011
- 2011-07-26 JP JP2011163072A patent/JP5782895B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013022941A5 (ja) | ||
JP2014139316A5 (ja) | ||
JP2011508020A5 (ja) | ||
JP2010525114A5 (ja) | ||
MX2013013336A (es) | Espuma de polipropileno reticulado y laminados hechos a partir de la misma. | |
EP2586723B1 (en) | Heat-insulating packaging film, packaging bag, and packaging bag having opening member | |
TW201223765A (en) | Gas-barrier heat-seal composite films and vacuum insulation panels comprising the same | |
WO2009078487A1 (ja) | 発泡性積層体用樹脂、発泡性積層体、及びそれを用いた発泡加工紙並びに断熱容器 | |
JP2012214038A5 (ja) | ||
WO2016053987A3 (en) | Multi-layer thermoformed polymeric foam articles and methods | |
JP2013237206A (ja) | 熱成形用多層シート及び容器 | |
JP2017066403A5 (ja) | ||
JP2017515757A (ja) | 食品包装用発泡トレー及びその製造方法 | |
JP6349656B2 (ja) | 断熱性容器の製造方法 | |
JP5782895B2 (ja) | 発泡性積層体、発泡加工紙及び断熱容器 | |
MX2017005933A (es) | Procedimiento para la producción de un material laminado de lámina de espuma y su uso. | |
JP2014043011A (ja) | 発泡樹脂金属積層板の製造方法および製造装置 | |
JP2013177912A5 (ja) | ||
TWI593793B (zh) | 真空絕熱材料用芯材和利用該真空絕熱材用芯材的真空絕熱材料及其製備方法 | |
WO2021090880A1 (ja) | バイオマス由来の樹脂層を備えた積層体及び断熱容器 | |
JP2014079940A (ja) | 熱成形用多層シート及び電子レンジ加熱用容器 | |
JP2009126560A (ja) | 断熱発泡紙カップ | |
JP6349655B2 (ja) | 断熱性容器 | |
JP2017178332A (ja) | 発泡前多層フィルム及びその製造方法 | |
RU146287U1 (ru) | Подложка для напольных покрытий |