JP2013005854A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デュアルエナジー撮影において変化する管電圧に応じて適切なフィルタを用いることにより被検体に対して適切な線質のX線を照射することができるX線CT装置を提供する。
【解決手段】電源制御部は、第1の電圧を第1の期間出力した後第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう管電圧を制御する。回転フィルタ体22は、X線透過特性が異なる第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bと、X線管21が照射するX線の照射軸と交差するよう第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bが交互に回転方向に沿って配設された回転体52とを有する。フィルタ制御部は、第1の期間はX線の照射軸と第1のフィルタ51aとが交わるとともに第2の期間はX線の照射軸と第2のフィルタ51bとが交わるよう回転体52の回転を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、X線CT装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置には、スキャン中にX線管電圧を低い電圧(たとえば80kVなど)と高い電圧(たとえば140kVなど)とで高速に切り替えつつ撮影するいわゆるデュアルエナジー撮影ができるように構成されたものがある。この種のX線CT装置によれば、異なるエネルギー分布を持ったX線ビームによる画像を取得することにより被検体の構成元素の違いを映像化することができ、たとえば石灰化した組織部と造影剤による血管の像を分離することができるようになっている。
特開2009−28110号公報
ところで、一般に、X線管が発生するX線は、X線のスペクトル分布に応じた適切なフィルタを経て被検体に照射される。X線管が発生するX線のスペクトル分布は、管電圧に応じて異なる。このため、管電圧に応じた適切なフィルタが用いられることが好ましい。
一方、デュアルエナジー撮影を行う場合、X線管には2種の電圧のいずれかが印加される。このとき、X線管に印加される電圧は非常に短い周期(たとえば1kHzなど)で変化する。このため、1つのX線管を用いてデュアルエナジー撮影を行う場合、X線管に印加される電圧に応じて適切なフィルタを用いることが難しい。
本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、上述した課題を解決するために、デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置であって、電源制御部と、X線管と、回転フィルタ体と、フィルタ制御部と、を備える。電源制御部は、第1の電圧を第1の期間出力した後第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう高圧電源を制御する。X線管は、高圧電源の出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射する。回転フィルタ体は、X線透過特性が異なる第1のフィルタおよび第2のフィルタと、X線管が照射するX線の照射軸と交差するよう第1のフィルタおよび第2のフィルタが交互に回転方向に沿って配設された回転体と、回転体を回転駆動する駆動部と、を有し、X線の照射軸と交わった第1のフィルタおよび第2のフィルタの一方によりX線管の照射したX線を被検体に向けて透過しつつ線質を調整する。フィルタ制御部は、第1の期間はX線の照射軸と第1のフィルタとが交わるとともに第2の期間はX線の照射軸と第2のフィルタとが交わるよう回転体の回転を制御する。
本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の一例を示す概略的な全体構成図。 回転フィルタ体の一構成例を示す概略的な斜視図。 主制御部のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 (a)は、第1のフィルタおよび第2のフィルタを各1つ配設された回転体の一例を示す説明図、(b)は、第1のフィルタおよび第2のフィルタを各2つ配設された回転体の一例を示す説明図、(c)は、第1のフィルタおよび第2のフィルタを各3つ配設された回転体の一例を示す説明図。 互いに中心角が異なる第1のフィルタおよび第2のフィルタを各2つ有する回転体の一例を示す説明図。 本発明の第2実施形態に係るX線CT装置の一例を示す概略的な全体構成図。 回転フィルタ体および補正用回転フィルタ体によりX線管が照射したX線がフィルタされる様子の一例を示す説明図。 図7に示す回転フィルタ体および補正用回転フィルタ体の組み合わせと各組み合わせに適した管電圧との関係の一例を示す説明図。
本発明に係るX線CT装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、デュアルエナジー撮影可能に構成された一管球型のX線CT装置である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置10の一例を示す概略的な全体構成図である。
X線CT装置10は、スキャナ装置11および画像処理装置12を有する。X線CT装置10のスキャナ装置11は、通常は検査室に設置され、患者Oの部位(被検体)に関するX線の透過データを生成するよう構成される。画像処理装置12は、通常は検査室に隣接する制御室に設置され、透過データから投影データを生成して再構成画像の生成・表示を行なうよう構成される。
X線CT装置10のスキャナ装置11は、X線管21、回転フィルタ体22、絞り23、X線検出器24、DAS(Data Acquisition System)25、回転部26、高圧電源27、フィルタ駆動部28、絞り駆動装置29、回転駆動装置30、天板31、天板駆動装置32、およびコントローラ33を有する。
X線管21は、高圧電源27により電圧(以下、管電圧という)を印加されてX線を発生する。X線管21が発生するX線は、ファンビームX線やコーンビームX線として患者Oに向かって照射される。本実施形態において、X線管21は1つである。
回転フィルタ体22は、複数のフィルタを有し、フィルタ駆動部28を介してコントローラ33により制御されて、X線管21に印加される電圧に応じてX線管21が照射したX線の線質を調整する。X線管21が照射したX線は、この回転フィルタ体22を透過すると線質を調整されて患者Oに向かう。
絞り23は、絞り駆動装置29を介してコントローラ33により制御されて、X線管21から照射されるX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
X線検出器24は、1または複数のX線検出素子(電荷蓄積素子)により構成される。このX線検出素子は、X線管21から照射されたX線を検知する。X線管21およびX線検出器24は、天板31に載置された患者Oを挟んで対向する位置となるよう回転部26に支持される。
このX線検出器24としては、たとえばチャンネル(CH)方向に複数チャンネル、スライス方向に1列のX線検出素子を有するいわゆる1次元アレイ型(シングルスライス型)のものを用いることができる。また、チャンネル(CH)方向に複数チャンネル、スライス方向に複数列のX線検出素子を有するいわゆる2次元アレイ型(マルチスライス型)のものを用いてもよい。
DAS25は、X線検出器24を構成するX線検出素子が検知した透過データの信号を増幅してデジタル信号に変換して出力する。DAS25の出力データは、スキャナ装置11のコントローラ33を介して画像処理装置12に与えられる。
回転部26は、X線管21、回転フィルタ体22、絞り23、X線検出器24、およびDAS25を一体として保持する。回転部26が回転駆動装置30を介してコントローラ33に制御されて回転することにより、X線管21、回転フィルタ体22、絞り23、X線検出器24、およびDAS25は一体として患者Oの周りを回転する。
なお、以下の説明では、X線の照射軸と平行な方向をy軸方向、回転部26の回転中心軸と平行な方向をz軸方向、y軸およびz軸に直交する方向をy軸方向とする。
高圧電源27は、コントローラ33に制御されて、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。より具体的には、高圧電源27は、コントローラ33に制御されて、第1の期間にわたり第1の電圧(たとえば80kVなど)を出力した後、第2の期間にわたり第1の電圧より高い第2の電圧(たとえば140kVなど)を出力することを繰り返す。
フィルタ駆動部28は、コントローラ33に制御されて回転フィルタ体22の回転を制御することにより、X線管21に印加される電圧に応じてX線管21が照射したX線の線質を調整する。
絞り駆動装置29は、コントローラ33に制御されて、絞り23の開口を調整することによりX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
回転駆動装置30は、コントローラ33に制御されて、回転部26を空洞部の周りに回転させる。
天板31は、患者Oを載置可能に構成される。
天板駆動装置32は、コントローラ33に制御されて、天板31をy軸方向に沿って昇降動させる。また、天板駆動装置32は、コントローラ33に制御されて、回転部26の中央部分の開口部のX線照射場へz軸方向に沿って天板31を移送する。
コントローラ33は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、X線検出器24、DAS25、高圧電源27、フィルタ駆動部28、絞り駆動装置29、回転駆動装置30および天板駆動装置32を制御することによりスキャンを実行させる。コントローラ33のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。コントローラ33のROMをはじめとする記憶媒体は、スキャナ装置11の起動プログラム、スキャナ装置11の制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
一方、X線CT装置10の画像処理装置12は、たとえばパーソナルコンピュータにより構成され、病院基幹のLAN(Local Area Network)等のネットワークとデータ送受信することができる。
画像処理装置12は、図1に示すように、データ収集部41、入力部42、表示部43、ネットワーク接続部44、記憶部45および主制御部46を有する。
データ収集部41は、スキャナ装置11が実行したスキャンにより得られた投影データをDAS25およびコントローラ33を介して収集する。データ収集部41によって収集されたデータは、記憶部45に記憶される。
入力部42は、たとえばキーボード、タッチパネル、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部46に出力する。
表示部43は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部46の制御に従って各種画像を表示する。
ネットワーク接続部44は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続部44は、この各種プロトコルに従って画像処理装置12と他の電気機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LANなどの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
記憶部45は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、主制御部46のCPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。記憶部45は、データ収集部41によって収集されたデータなどを記憶する。
主制御部46は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、スキャナ装置11のコントローラ33を制御する。主制御部46のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部46のROMをはじめとする記憶媒体は、画像処理装置12の起動プログラム、コントローラ33の制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
次に、複数のフィルタ(フィルタ群)51を有する回転フィルタ体22の構成について説明する。
図2は、回転フィルタ体22の一構成例を示す概略的な斜視図である。
回転フィルタ体22は、X線透過特性が異なる第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを有する。第1のフィルタ51aは、第1の電圧(たとえば80kV)を印加されたX線管21により照射されるX線をCT撮影に適した線質に調整するために必要な材質、厚さや形状を有する。また、第2のフィルタ51bは、第2の電圧(たとえば140kV)を印加されたX線管21により照射されるX線をCT撮影に適した線質に調整するために必要な材質、厚さや形状を有する。
X線管21は、第1の電圧および第2の電圧を交互に印加される。このため、X線管21に第1の電圧が印加される第1の期間は第1のフィルタ51aが、第2の電圧が印加される第2の期間は第2のフィルタ51bが、それぞれX線の照射軸に交差するとよい。
そこで、図2に示すように、回転フィルタ体22は回転体52を有し、回転体52に対して回転方向に沿って第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを交互に配設するとよい。この回転体52をモータなどの駆動部53により回転させることで、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bのそれぞれは、交互にX線の照射軸と交わることができる。したがって、コントローラ33は、高圧電源27が出力する電圧の変化に応じてフィルタ駆動部28を介して回転体52の回転を制御することにより、X線管21に印加される電圧に応じてX線管21が照射したX線の線質を調整することができる。
駆動部53は、コントローラ33により制御可能に構成される。回転体52の回転状態はタイミングセンサ54により検知される。タイミングセンサ54の出力はコントローラ33に与えられる。コントローラ33は、タイミングセンサ54の出力を用いて駆動部53を介して回転体52の回転速度を制御することができる。
図3は、主制御部46のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。
図3に示すように、コントローラ33のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶されたプログラムに従って少なくとも電源制御部48およびフィルタ制御部49として機能する。この各部48および49は、RAMの所要のワークエリアをデータの一時的な格納場所として利用する。この各部48および49は、コントローラ33のCPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成しても構わない。
電源制御部48は、第1の電圧を第1の期間出力した後、第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう、高圧電源27を制御する。
なお、第1の電圧および第2の電圧、ならびに第1の期間および第2の期間は、ユーザにより入力部42を介して設定されてもよいし、主制御部46によって設定されてもよい。第1の電圧および第2の電圧の値や、第1の期間および第2の期間の比率および各期間の長さは、たとえば撮影対象部位や検査種などに応じて適切な値を設定されることが好ましい。
データ収集部41は、電源制御部48から現在が第1の期間であるか第2の期間であるかの信号を受けて、X線検出器24から収集したデータに対して管電圧が第1の電圧であるときに収集したデータであるか第2の電圧であるときに収集したデータであるかの情報を付加して記憶部45に格納する。
フィルタ制御部49は、電源制御部48から第1の期間および第2の期間の設定情報(以下、期間設定情報という)を取得し、この期間設定情報にもとづいて回転フィルタ体22の回転体52の回転を制御する。具体的には、フィルタ制御部49は、X線管21に第1の電圧が印加される第1の期間は第1のフィルタ51aが、第2の電圧が印加される第2の期間は第2のフィルタ51bが、それぞれX線の照射軸に交差するよう、回転体52の回転を制御する。
まず、第1の期間と第2の期間とが等しくΔt0である場合について考える。この場合、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bが等しい中心角θ0を有する扇状の形状であれば、フィルタ制御部49は、第1の期間はX線の照射軸が第1のフィルタ51aと交差し第2の期間はX線の照射軸が第2のフィルタ51bと交差するよう、回転体52を角速度θ0/Δt0で等速回転させればよい。
また、フィルタ制御部49は、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差する位置で第1の期間だけ回転体52を静止させ、第2のフィルタ51bがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させ、第2の期間だけ回転体52を静止させ、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させることを繰り返してもよい。
図4(a)は、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを各1つ配設された回転体52の一例を示す説明図であり、(b)は、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを各2つ配設された回転体52の一例を示す説明図であり、(c)は、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを各3つ配設された回転体52の一例を示す説明図である。
図4に示すように、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bが等しい中心角を有する扇形である場合、回転体52は第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを交互に回転方向に沿って結合することにより形成することができる。
次に、第1の期間Δt1と第2の期間Δt2とが異なる場合について考える。この場合、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bが等しい中心角θ0を有する扇状の形状であると(図4参照)、フィルタ制御部49は、X線管21に第1の電圧が印加される第1の期間は第1のフィルタ51aが、第2の電圧が印加される第2の期間は第2のフィルタ51bが、それぞれX線の照射軸に交差するよう、回転体52の回転速度を制御する。すなわち、フィルタ制御部49は、第1の期間は角速度θ0/Δt1となり、第2の期間は角速度θ0/Δt2となるとともに、第1の期間はX線の照射軸が第1のフィルタ51aと交差し第2の期間はX線の照射軸が第2のフィルタ51bと交差するよう、回転体52の回転速度を制御する。
また、この場合でも、フィルタ制御部49は、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差する位置で第1の期間Δt1だけ回転体52を静止させ、第2のフィルタ51bがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させ、第2の期間Δt2だけ回転体52を静止させ、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させることを繰り返してもよい。
図5は、互いに中心角が異なる第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを各2つ有する回転体52の一例を示す説明図である。
図5に示すように、第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bがそれぞれ異なる中心角θ1およびθ2を有する扇形である場合も、回転体52は第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bを交互に回転方向に沿って結合することにより形成することができる。
このため、第1のフィルタ51aの中心角θ1に対する第2のフィルタ51bの中心角θ2の比θ2/θ1が第1の期間Δt1に対する第2の期間Δt2の比Δt2/Δt1に等しくなるよう第1のフィルタ51aおよび第2のフィルタ51bが形成されていれば、フィルタ制御部49は、第1の期間はX線の照射軸が第1のフィルタ51aと交差し第2の期間はX線の照射軸が第2のフィルタ51bと交差するよう、回転体52を角速度θ1/Δt1(=θ2/Δt2)で等速回転させればよい。
また、この場合でも、フィルタ制御部49は、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差する位置で第1の期間Δt1だけ回転体52を静止させ、第2のフィルタ51bがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させ、第2の期間Δt2だけ回転体52を静止させ、第1のフィルタ51aがX線の照射軸と交差するよう回転体52を回転させることを繰り返してもよい。
スキャン中に管電圧を低い電圧(第1の電圧)と高い電圧(第2の電圧)とで高速に切り替えるデュアルエナジー撮影では、管電圧を切り替える周期が短い。一方、フィルタはX線管21の近傍に設けられることが好ましい。このため、1つのX線管を用いてデュアルエナジー撮影を行う場合、X線管21に印加される電圧に応じて適切なフィルタを用いることが難しい。
本実施形態に係るX線CT装置10は、第1の電圧に適した第1のフィルタ51aおよび第2の電圧に適した第2のフィルタ51bを配設された回転体52を回転させることにより、高速にフィルタを変更することができる。このため、デュアルエナジー撮影において高速に高低が切り替えられる管電圧に応じて適切なフィルタを用いることができる。したがって、本実施形態に係るX線CT装置10によれば、1つのX線管を用いたデュアルエナジー撮影であっても、患者Oに対して容易に適切な線質のX線を照射することができる。また、デュアルエナジー撮影ではない通常の撮影に対しても、X線の照射軸と所望のフィルタとが交差した状態で回転体52の回転を停止するだけで容易に対応することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るX線CT装置の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るX線CT装置10Aの一例を示す概略的な全体構成図である。
この第2実施形態に示すX線CT装置10Aは、高圧電源27が2種の電圧で構成される電圧の組の複数のうちから選択された1組の2種の電圧を交互に出力可能に構成され、X線の照射軸と交わる位置に配設された補正用回転フィルタ体60を備えた点で第1実施形態に示すX線CT装置10と異なる。他の構成および作用については図1に示すX線CT装置10と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
デュアルエナジー撮影において、X線管21に印加される電圧の組ならびに各組の一方の電圧を出力する期間および他方の電圧を出力する期間は、撮影対象部位や検査種などに応じて適切な値を設定されることが好ましい。たとえば、撮影するために必要な線量は、頭部に比べ胸部のほうが多く、胸部に比べ腹部のほうが多い。また、患者Oの撮影部位のXY断面が楕円である場合、1回転のCTスキャンの間に線量が可変であるとさらに好ましい。
スキャン中に管電圧を低い電圧と高い電圧とで高速に切り替えるデュアルエナジー撮影では、管電圧を切り替える周期が短い。このため、フィラメントの熱応答遅れのため、低い管電圧の印加期間と高い管電圧の印加期間で個別にフィラメント電流を制御することが難しい。したがって、一般にデュアルエナジー撮影においてフィラメント電流は一定に保たれる。
X線管21に流れる電流(以下、管電流という)は、X線管21のエミッション特性によって決まる。フィラメント電流が一定である場合には、管電流は、管電圧が低いほど小さく、管電圧が高いほど大きくなる。X線管21から照射されるX線の線量率は、管電流に比例するとともに管電圧の二乗に比例することが知られている。このため、X線管21に印加される電圧の組ならびに各組の一方の電圧を出力する期間および他方の電圧を出力する期間は、撮影対象部位や検査種などに応じて適切な値を設定されることが好ましいといえる。
そこで、本実施形態において、高圧電源27は、電源制御部48に制御されて、2種の電圧で構成される電圧の組の複数のうちから選択された1組の2種の電圧を交互に出力可能に構成される。この電圧の組は、第1の電圧および第2の電圧で構成される組を含んでもよい。また、高圧電源27は、選択された電圧の組のうち一方の電圧を出力する期間および他方の電圧を出力する期間を電源制御部48に制御される。
電源制御部48は、2種の電圧で構成される電圧の組の複数のうちから1組を選択し、選択した1組の一方の電圧を交互に出力するよう高圧電源27を制御する。また、電源制御部48は、選択した電圧の組のうち一方の電圧を出力する期間および他方の電圧を出力する期間を制御する。なお、電圧の組の選択は、スキャン計画にもとづき主制御部46が主体的に行ってもよい。この場合、電源制御部48は、主制御部46の指示にもとづいて所要の電圧の組を選択する。
補正用回転フィルタ体60は、図6に示すように、X線の照射軸と交わる位置に配設される。この補正用回転フィルタ体60は、1または複数のフィルタを有し、フィルタ駆動部28を介してコントローラ33により制御されて、回転フィルタ体22と協調してX線管21に印加される電圧に応じてX線管21が照射したX線の線質を調整する。X線管21が照射したX線は、回転フィルタ体22および補正用回転フィルタ体60を透過することにより線質を調整されて患者Oに向かう。
図7は、回転フィルタ体22および補正用回転フィルタ体60によりX線管21が照射したX線がフィルタされる様子の一例を示す説明図である。
補正用回転フィルタ体60は、1または複数のフィルタを有する。図7には、補正用回転フィルタ体60が第1の補正用フィルタ61a、第2の補正用フィルタ61b、第3の補正用フィルタ61cおよび第4の補正用フィルタ61dを有する場合の例について示した。これらの補正用フィルタ61a、61b、61cおよび61dは、X線管21が照射するX線の照射軸と交差するように補正用回転体62に対して回転方向に沿って配設される。
図8は、図7に示す回転フィルタ体22および補正用回転フィルタ体60の組み合わせと各組み合わせに適した管電圧との関係の一例を示す説明図である。
たとえば、図7および図8に示す例においてX線管21が60kVおよび120kVを交互に印加される場合、第2の補正用フィルタ61bを用いることが好ましい。なお、この例において、回転フィルタ体22のフィルタ51aおよび51bがそれぞれ管電圧80kVおよび140kVに適した材質、厚さや形状を有する場合には、補正用回転フィルタ体60の第1の補正用フィルタ61aとしては、撮影に用いられる振動数においてX線の線質を変更しない材質、厚さや形状のものを用いてもよいし、補正用回転体62の第1の補正用フィルタ61aの載置位置に対応する箇所を開口部としてもよい。
上述の通り、回転フィルタ体22の回転体52は、高圧電源27の出力電圧の切り替えに応じてX線の照射軸と交差するフィルタ51aおよび51bが切り替えられるよう高速に回転する必要がある。一方、補正用回転フィルタ体60の補正用回転体62は、たとえば撮影対象部位が変更されるごとにX線の照射軸と交差するフィルタ51aおよび51bが切り替えられるよう回転すればよい。この回転体52および補正用回転体62の回転制御は、フィルタ制御部49によって行われる。
フィルタ制御部49は、電源制御部48から選択された電圧の組の情報およびこの電圧の組の期間設定情報を取得し、この取得した電圧の組の情報および期間設定情報にもとづいて回転フィルタ体22の回転体52の回転および補正用回転フィルタ体60の補正用回転体62の回転を制御する。
本実施形態に係るX線CT装置10Aによっても、第1実施形態に係るX線CT装置10と同様の作用効果を奏する。
また、本実施形態に係るX線CT装置10Aは、回転フィルタ体22と補正用回転フィルタ体60とが協調してX線管21に印加される電圧に応じてX線管21が照射したX線の線質を調整する。このため、2種の電圧で構成される電圧の組の複数のうちから選択された1組の2種の電圧がX線管21に印加される場合において、各電圧の組に容易に対応することができる。したがって、本実施形態に係るX線CT装置10Aによれば、たとえばヘリカルスキャンにおける撮影部位の移動などに応じて管電圧の組が変更される場合にも、容易に変更後の管電圧に適したフィルタを用いることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
たとえば、第2実施形態に係るX線CT装置10Aは、補正用回転フィルタ体60にかえて、複数の電圧の組のそれぞれに対応する複数の回転フィルタ体22を備えてもよい。このとき、複数の回転フィルタ体22のそれぞれは、電圧の組のそれぞれに対応するよう、電圧の組の2種の電圧に応じたX線透過特性を有する2種のフィルタを有する回転体52をそれぞれ備えるとよい。この場合でも、電源制御部48により選択された電圧の組に応じて回転フィルタ体22を交換することにより、2種の電圧で構成される電圧の組の複数のうちから選択された1組の2種の電圧がX線管21に印加される場合において、各電圧の組に容易に対応することができる。
10 X線CT装置
21 X線管
22 回転フィルタ体
27 高圧電源
28 フィルタ駆動部
33 コントローラ
46 主制御部
48 電源制御部
49 フィルタ制御部
51 フィルタ群
51a 第1のフィルタ
51b 第2のフィルタ
52 回転体
53 駆動部
60 補正用回転フィルタ体
61a 第1の補正用フィルタ
61b 第2の補正用フィルタ
61c 第3の補正用フィルタ
61d 第4の補正用フィルタ
62 補正用回転体

Claims (7)

  1. デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置であって、
    第1の電圧を第1の期間出力した後第2の電圧を第2の期間出力することを繰り返すよう高圧電源を制御する電源制御部と、
    前記高圧電源の出力電圧を印加されて被検体に対してX線を照射するX線管と、
    X線透過特性が異なる第1のフィルタおよび第2のフィルタと、前記X線管が照射するX線の照射軸と交差するよう前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタが交互に回転方向に沿って配設された回転体と、前記回転体を回転駆動する駆動部と、を有し、前記X線の照射軸と交わった前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタの一方により前記X線管の照射したX線を前記被検体に向けて透過しつつ線質を調整する回転フィルタ体と、
    前記第1の期間は前記X線の照射軸と前記第1のフィルタとが交わるとともに前記第2の期間は前記X線の照射軸と前記第2のフィルタとが交わるよう前記回転体の回転を制御するフィルタ制御部と、
    を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記電源制御部は、
    前記第1の期間および前記第2の期間が等しくなるよう前記高圧電源を制御し、
    前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタは、
    互いに中心角が等しい扇状の形状を有し、
    前記回転体は、
    前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタを交互に回転方向に沿って結合して形成され、
    前記フィルタ制御部は、
    前記第1の期間は前記X線の照射軸と前記第1のフィルタとが交わるとともに前記第2の期間は前記X線の照射軸と前記第2のフィルタとが交わるよう前記回転体を等速回転させる、
    請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記電源制御部は、
    前記第1の期間および前記第2の期間が異なるよう前記高圧電源を制御し、
    前記フィルタ制御部は、
    前記第1の期間は前記X線の照射軸と前記第1のフィルタとが交わるとともに前記第2の期間は前記X線の照射軸と前記第2のフィルタとが交わるよう前記回転体の回転を制御する、
    請求項2記載のX線CT装置。
  4. 前記電源制御部は、
    前記第1の期間および前記第2の期間が異なるよう前記高圧電源を制御し、
    前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタは、
    それぞれ扇状の形状を有するとともに、前記第1のフィルタの中心角に対する前記第2のフィルタの中心角の比が前記第1の期間に対する前記第2の期間の比に等しくなるよう形成され、
    前記回転体は、
    前記第1のフィルタおよび前記第2のフィルタを交互に回転方向に沿って結合して形成され、
    前記フィルタ制御部は、
    前記第1の期間は前記X線の照射軸と前記第1のフィルタとが交わるとともに前記第2の期間は前記X線の照射軸と前記第2のフィルタとが交わるよう前記回転体を等速回転させる、
    請求項1記載のX線CT装置。
  5. 前記X線の照射軸と交わる位置に配設された補正用フィルタ、
    をさらに備え、
    前記電源制御部は、
    前記第1の電圧および前記第2の電圧で構成される組を含む2種の電圧で構成される電圧の組について、複数の前記電圧の組から1つを選択し、この選択された組の2種の電圧を交互に出力するよう前記高圧電源を制御し、
    前記補正用フィルタは、
    前記高圧電源が出力する2種の電圧の一方を印加されて前記X線管が放射し前記第1のフィルタおよび前記補正用フィルタを透過したX線の線質と、前記高圧電源が出力する2種の電圧の他方を印加されて前記X線管が放射し前記第2のフィルタおよび前記補正用フィルタを透過したX線の線質と、がそれぞれCT撮影に適した線質となるX線透過特性を有する、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  6. 互いにX線透過特性が異なる複数の補正用フィルタと、前記X線管が照射するX線の照射軸と交差するよう前記複数の補正用フィルタが回転方向に沿って配設された補正用回転体と、前記補正用回転体を回転駆動する補正用駆動部と、を有し、前記X線の照射軸と交わった補正用フィルタにより前記X線管の照射したX線を前記被検体に向けて透過しつつ線質を調整する補正用回転フィルタ体、
    をさらに備え、
    前記電源制御部は、
    前記第1の電圧および前記第2の電圧で構成される組を含む2種の電圧で構成される電圧の組について、複数の前記電圧の組から1つを選択し、この選択された組の2種の電圧を交互に出力するよう前記高圧電源を制御し、
    前記フィルタ制御部は、
    さらに前記補正用回転フィルタ体を制御することにより、前記高圧電源が出力する前記電圧の組に応じて前記X線の照射軸と交わる前記補正用フィルタを変更し、
    前記補正用フィルタのそれぞれは、
    前記電圧の組のそれぞれに対応し、前記高圧電源が出力する2種の電圧の一方を印加されて前記X線管が放射し前記第1のフィルタおよび前記補正用フィルタを透過したX線の線質と、前記高圧電源が出力する2種の電圧の他方を印加されて前記X線管が放射し前記第2のフィルタおよび前記補正用フィルタを透過したX線の線質と、がそれぞれCT撮影に適した線質となるX線透過特性を有するよう形成された、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  7. 前記回転フィルタ体を複数備え、
    前記電源制御部は、
    前記第1の電圧および前記第2の電圧で構成される組を含む2種の電圧で構成される電圧の組について、複数の前記電圧の組から1つの組を選択し、この選択された組の2種の電圧を交互に出力するよう前記高圧電源を制御し、
    前記回転フィルタ体のそれぞれは、
    前記電圧の組のそれぞれに対応し、前記電圧の組の2種の電圧に応じたX線透過特性を有する2種のフィルタを有し、
    前記電源制御部により選択された電圧の組に応じて1つの前記回転フィルタ体が用いられる、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
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