JP2006288910A - 断層撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検体へ指示を正確に与え、撮影効率を向上する。
【解決手段】撮影空間29に移動された被検体へ、呼吸の動作について指示するブレスナビ画像をブレスナビ画像表示部201が表示する。そして、このブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が移動する。
【選択図】図6
【解決手段】撮影空間29に移動された被検体へ、呼吸の動作について指示するブレスナビ画像をブレスナビ画像表示部201が表示する。そして、このブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が移動する。
【選択図】図6
Description
本発明は、断層撮影装置に関し、特に、撮影空間に被検体を移動し、その撮影空間に移動された被検体をスキャンすることによって、その被検体の断層画像を生成する断層撮影装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置などの断層撮影装置は、撮影空間に被検体を移動し、その撮影空間に移動された被検体をスキャンして得られる被検体のローデータに基づいて、被検体の断層面についての断層画像を生成する。X線CT装置は、医療用途や産業用途などの広範な用途で利用されている。
X線CT装置においては、テーブル部が被検体を支持し、そのテーブル部をテーブル移動部が撮影空間に移動する。そして、テーブル移動部により撮影空間に移動され、テーブル部が支持する被検体を走査ガントリがスキャンする。ここでは、X線CT装置は、被検体の体軸方向を中心にX線管とX線検出器とを回転させて、複数のビュー方向に沿って被検体の周囲からX線管がX線を照射し、それぞれのビュー方向に対応する投影データをX線検出器がローデータとして得る。そして、X線CT装置は、各ビュー方向からのローデータに基づいて、被検体の断層面の画像を再構成して生成する。
上記のような、X線CT装置においては、撮影空間に移動された被検体へ、呼吸の動作について指示するためのブレスナビ画像を表示するブレスナビ画像表示部が設けられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−267804号公報
このブレスナビ画像表示部は、たとえば、LEDなどの発光体にてブレスナビ画像を表示するように、走査ガントリにおいて撮影空間の入口部分と出口部分とに固定されて設けられている。
このため、被検体は、撮影空間へ移動された位置によっては、このブレスナビ画像を観察することが困難になる場合があり、呼吸の動作を指示に従って実施することが容易ではない場合があった。したがって、オペレータにおいては、被検体へ指示を正確に与えることができないために、撮影効率が低下する場合があった。
したがって、本発明の目的は、被検体へ指示を正確に与え、撮影効率を向上可能な断層撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の断層撮影装置は、被検体を支持するテーブル部と、撮影空間に移動された前記被検体をスキャンすることにより前記被検体のローデータを得るスキャン部とを備え、前記スキャン部により得られたローデータに基づいて前記被検体についての断層画像を生成する断層撮影装置であって、前記撮影空間に移動された前記被検体へ画像を表示する第1画像表示部と、前記第1画像表示部により表示される画像の位置を移動する画像移動部とを有する。
本発明によれば、被検体へ指示を正確に与え、撮影効率を向上可能な断層撮影装置を提供することができる。
本発明にかかる実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる実施形態のX線CT装置1についての全体構成を示すブロック図であり、図2は、本実施形態のX線CT装置1における要部を示す構成図である。
図1に示すように、X線CT装置1は、走査ガントリ2と、操作コンソール3と、被検体搬送部4とを有し、スキャン条件に基づいて被検体をX線でスキャンすることによって得られた被検体の投影データを用いて、被検体の断層面についての画像を再構成し生成する。
走査ガントリ2について説明する。
走査ガントリ2は、操作コンソール3からの制御信号CTL30aに基づいて、被検体搬送部4により撮影空間29に移動された被検体をX線でスキャンして、その被検体の投影データを得る。走査ガントリ2は、図1に示すように、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26と回転部27とガントリコントローラ28とブレスナビ画像表示部201とを有する。走査ガントリ2においては、図2に示すように、被検体が搬入される撮影空間29を挟むように、X線管20とX線検出器23とが配置されている。そして、コリメータ22が、X線管20から撮影空間29の被検体へ照射されるX線を成形するように配置されている。そして、走査ガントリ2は、被検体の体軸方向zを中心にして、X線管20とコリメータ22とX線検出器23とを被検体の周囲で旋回させる。これにより、被検体の周囲における複数のビュー方向からX線管20がX線を照射し、X線管20から被検体を透過するX線をX線検出器23が検出して、投影データを生成する。走査ガントリ2の各部について、順次、説明する。
X線管20は、たとえば、回転陽極型であり、X線を被検体に照射する。X線管20は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL251に基づいて、所定強度のX線を被検体の撮影領域にコリメータ22を介して照射する。X線管20から放射されたX線は、コリメータ22によって、たとえば、コーン状に成形され、X線検出器23に照射される。そして、X線管20は、被検体の周囲のビュー方向からX線を被検体に照射するために、被検体の体軸方向zを中心に回転部27によって被検体の周囲を回転移動する。つまり、X線管20は、被検体搬送部4が被検体を撮影空間29に移動する方向に沿った軸を中心にして、被検体の周囲を旋回する。
X線管移動部21は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL252に基づいて、X線管20の放射中心を、走査ガントリ2における撮影空間29内の被検体の体軸方向zに移動させる。
コリメータ22は、図2に示すように、X線管20とX線検出器23との間に配置されている。コリメータ22は、たとえば、X線が透過しない遮蔽板を含み、チャネル方向iと列方向jとにそれぞれ2枚ずつ、遮蔽板が設けられている。コリメータ22は、コリメータコントローラ26からの制御信号CTL261に基づいて、各方向に設けられた2枚の遮蔽板を独立して移動させて、X線管20から照射されたX線をそれぞれの方向において遮ってコーン状に成形することにより、X線の照射範囲を調整する。つまり、コリメータ22は、X線管20から照射されたX線が通過する開口の大きさを可変することにより、X線の照射範囲を調整する。
X線検出器23は、X線管20から照射され被検体を透過するX線を検出し、被検体の投影データを生成する。X線検出器23は、X線管20と共に、回転部27によって被検体の周囲を回転する。そして、被検体の周囲からX線管20により照射され、被検体を透過したX線を検出して投影データを生成する。
図2に示すように、X線検出器23は、複数の検出素子23aからなる。X線検出器23は、たとえば、X線管20が撮影空間29の被検体の周囲を回転部27により回転する回転方向に沿ったチャネル方向iと、X線管20が回転部27によって回転する際に中心軸となる回転軸方向に沿った列方向jとに検出素子23aがアレイ状に2次元的に配列されている。たとえば、X線検出器23は、検出素子23aがチャネル方向iに1000個程度配列され、列方向jに32個程度配列されている。また、X線検出器23は、2次元的に配列された複数の検出素子23aによって、円筒な凹面状に湾曲した面を形成している。
X線検出器23を構成する検出素子23aは、たとえば、固体検出器として構成されており、X線を光に変換するシンチレータ(図示なし)と、シンチレータが変換した光を電荷に変換するフォトダイオード(図示なし)とを有する。なお、検出素子23aは、これに限定されるものではなく、たとえば、カドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体検出素子、あるいはキセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型の検出素子であって良い。
データ収集部24は、X線検出器23からの投影データを収集するために設けられている。データ収集部24は、X線検出器23のそれぞれの検出素子23aが検出したX線による投影データを収集して、操作コンソール3に出力する。図2に示すように、データ収集部24は、選択・加算切換回路(MUX,ADD)241とアナログ−デジタル変換器(ADC)242とを有する。選択・加算切換回路241は、X線検出器23の検出素子23aによる投影データを、情報処理装置30からの制御信号CTL303に応じて選択し、あるいは組み合わせを変えて足し合わせ、その結果をアナログ−デジタル変換器242に出力する。アナログ−デジタル変換器242は、選択・加算切換回路241において選択あるいは任意の組み合わせで足し合わされた投影データをアナログ信号からデジタル信号に変換して情報処理装置30に出力する。
X線コントローラ25は、図2に示すように、情報処理装置30からの制御信号CTL301に応じて、X線管20に制御信号CTL251を出力し、X線の照射を制御する。X線コントローラ25は、たとえば、X線管20の管電流や照射時間などを制御する。また、X線コントローラ25は、情報処理装置30による制御信号CTL301に応じて、X線管移動部221に対し制御信号CTL252を出力し、X線管20の放射中心を体軸方向zに移動するように制御する。
コリメータコントローラ26は、図2に示すように、情報処理装置30からの制御信号CTL302に応じてコリメータ22に制御信号CTL261を出力し、X線管20から被検体へ照射されたX線を成形するように、コリメータ22を制御する。
回転部27は、図1に示すように、円筒形状であり、中心部分に撮影空間29が形成されている。回転部27は、ガントリコントローラ28からの制御信号CTL28に応じて、たとえば、モーター(図示なし)を駆動し、撮影空間29内における被検体の体軸方向zを中心にして回転する。回転部27には、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26とが搭載されている。回転部27は、スリップリング(図示なし)を介して、各部に電力を供給する。そして、回転部27は、各部を被検体の周囲に回転移動させ、撮影空間29に搬入される被検体と各部との位置関係を回転方向にて相対的に変化させる。回転部27が回転することによって、被検体の周囲から複数のビュー方向ごとにX線管20がX線を被検体に照射することが可能になり、被検体を透過したX線をX線検出器23がそれぞれのビュー方向ごとに検出することが可能になる。
ガントリコントローラ28は、図1および図2に示すように、操作コンソール3の情報処理装置30による制御信号CTL304に基づいて、回転部27に制御信号CTL28を出力し、回転部27が回転するように制御する。
ブレスナビ画像表示部201は、被検体搬送部4により支持され、撮影空間29に移動された被検体へ呼吸の動作について指示するブレスナビ画像などの画像を表示する。
図3は、本実施形態において、走査ガントリ2と被検体搬送部4との部分を示す図である。図3において、図3(a)は、走査ガントリ2と、被検体搬送部4との部分を正面側から見た斜視図であり、図3(b)は、走査ガントリ2と、被検体搬送部4との部分の側面図である。
図3(b)に示すように、ブレスナビ画像表示部201は、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bとを有する。第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bは、たとえば、フレキシブル基板を用いて形成された有機EL装置を含み、被検体搬送部4においてテーブル水平移動部402aにより撮影空間29を移動されるテーブル部401に対応するように、画像を表示する表示面が撮影空間29に配置されている。第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bは、たとえば、X線管20から被検体へ照射されるX線が通過する透過窓を介して、テーブル部401の移動方向に並ぶように配置されている。具体的には、第1ブレスナビ画像表示部201aは、走査ガントリ2においてテーブル401が進入する撮影空間29の入口部分に、走査ガントリ2の曲面に画面を合わせるように設けられている。一方、第2ブレスナビ画像表示部201bは、走査ガントリ2においてテーブル401が進入する撮影空間29の出口部分に、走査ガントリ2の曲面に画面を合わせるように設けられている。
そして、詳細については後述するが、ブレスナビ画像表示部201は、表示するブレスナビ画像の位置が情報処理装置30のブレスナビ画像移動部303によって移動される。
操作コンソール3について説明する。
操作コンソール3は、図1に示すように、情報処理装置30と、入力装置41と、表示装置51と、記憶装置61とを有する。各部について、順次、説明する。
操作コンソール3における情報処理装置30は、オペレータにより入力装置41に入力される指令に基づいて、種々のデータ処理を実施する。
図4は、情報処理装置30の構成を示すブロック図である。
情報処理装置30は、図4に示すように、制御部301と、断層画像生成部302と、ブレスナビ画像移動部303とを有する。各部は、コンピュータを種々のデータ処理手段として機能させるプログラムを含む。
制御部301は、X線CT装置1の各部を制御するために設けられている。制御部301は、オペレータにより入力装置41に入力された指令に基づいて各部を制御する。たとえば、制御部301は、オペレータにより入力装置41に入力された本スキャン条件に対応するように、各部を制御し、本スキャンを実施する。具体的には、制御部301は、被検体搬送部4に制御信号CTL30bを出力し、被検体搬送部4に被検体を撮影空間29へ搬送させて移動させる。そして、制御部301は、ガントリコントローラ28に制御信号CTL304を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。そして、制御部301は、X線管20からX線の照射するように、制御信号CTL301をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部301は、制御信号CTL302をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部301は、制御信号CTL303をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る投影データを収集するように制御する。
断層画像生成部302は、データ収集部24により収集された投影データに基づいて被検体の断層面についての断層画像を生成する。ここでは、フィルタ処理逆投影法などの画像再構成法によって、スキャンにて得られた投影データから、被検体の断層面についての画像を再構成する。
ブレスナビ画像移動部303は、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像などの画像の位置を移動する。ブレスナビ画像移動部303は、被検体搬送部4におけるテーブル水平移動部402aにより移動されるテーブル部401の位置に基づいて、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像などの画像の位置を移動する。たとえば、ブレスナビ画像移動部303は、オペレータにより入力されたテーブル移動方向とテーブル移動速度などのスキャン条件に基づいてテーブル部401の移動位置を移動時間から算出し、この算出したテーブル部401の移動位置に対応するように、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像などの画像の位置を移動する。
また、本実施形態においては、ブレスナビ画像移動部303は、図4に示すように、眼球位置算出部303aを含む。眼球位置算出部303aは、テーブル部401により支持され、テーブル移動部402によって撮影空間29に移動される被検体の眼球の位置を算出する。ここでは、眼球位置算出部303aは、オペレータにより入力装置41に入力されたスキャン条件に基づいて、被検体の眼球の位置を算出する。たとえば、眼球位置算出部303aは、テーブル部401によって所定位置で支持される被検体の配置方向に基づいて、テーブル部401に対する被検体の眼球の位置を算出する。つまり、テーブル部401によって所定位置で支持される被検体の頭部が、撮影空間29に近い側になるように配置されたか、撮影空間29に遠い側になるように配置されたかについての情報がオペレータにより入力され、その入力された情報に基づいて、被検体の眼球位置を算出する。
そして、ブレスナビ画像移動部303は、この眼球位置算出部303aにより算出された被検体の眼球位置とテーブル部401の移動位置とに基づいて、ブレスナビ画像表示部201が表示するブレスナビ画像の位置を移動する。たとえば、ブレスナビ画像移動部303は、テーブル部401に対する被検体の眼球位置およびテーブル部401の移動位置と、これに対応してブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置とが関連付けられているルックアップテーブルをメモリに記憶しており、このメモリに記憶しているルックアップテーブルを用いて、ブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置を求める。そして、ブレスナビ画像移動部303は、この求めた位置に対応してブレスナビ画像をブレスナビ画像表示部201が表示するように、この算出したブレスナビ画像の位置情報をブレスナビ画像表示部201へ出力する。具体的には、ブレスナビ画像移動部303は、被検体の眼球の位置が撮影空間29の入口側になるように被検体搬送部4のテーブル水平移動部402aがテーブル部401を移動した際には、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置を撮影空間29の入口側になるように移動する。つまり、ブレスナビ画像移動部303は、被検体の眼球位置に対応するように、第1ブレスナビ画像表示部201aにブレスナビ画像を表示させる。一方、被検体の眼球の位置が撮影空間29の出口側になるように被検体搬送部4のテーブル水平移動部402aがテーブル部401を移動した際には、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置を撮影空間29の出口側になるように移動する。つまり、ブレスナビ画像移動部303は、被検体の眼球位置に対応するように、第2ブレスナビ画像表示部201bにブレスナビ画像を表示させる。
操作コンソール3の入力装置41は、たとえば、キーボードやマウスなどにより構成されている。入力装置41は、オペレータの入力操作に基づいて、スキャン条件や被検体の情報などの各種情報や指令を情報処理装置30に入力する。たとえば、入力装置41は、オペレータからの本スキャンを開始する指令を入力する。
操作コンソール3の表示装置51は、たとえば、CRTを含み、情報処理装置30からの指令に基づき、表示面に画像を表示する。本実施形態においては、表示装置51は、断層画像生成部302により生成された断層画像を表示画面に表示する。
操作コンソール3の記憶装置61は、メモリにより構成されており、プログラムなどのデータを記憶する。記憶装置61は、その記憶されたデータが必要に応じて情報処理装置30にアクセスされる。
被検体搬送部4について説明する。
被検体搬送部4は、撮影空間29の内部と外部との間で被検体を搬送する。図3に示すように、被検体搬送部4は、テーブル部401と、テーブル移動部402とを有する。
被検体搬送部4のテーブル部401は、被検体が載置される載置面が形成されており、その載置面で被検体を支持する。たとえば、人体である被検体が仰向けになるようにテーブルに寝かされて、テーブル部401の載置面で支持される。
被検体搬送部4のテーブル移動部402は、被検体の体軸方向zに沿った水平方向Hにテーブル部401を移動させる水平移動部402aと、水平方向Hに対して垂直な鉛直方向Vにテーブル部401を移動させる垂直移動部402bとを有し、情報処理装置30からの制御信号CTL30bに基づいて、撮影空間29の内部に被検体を搬入するように、テーブル部401を移動させる。
本実施形態のX線CT装置1における動作の一例について説明する。
図5と図6と図7は、被検体をスキャンする際のX線CT装置1の動作を示す図である。
ここで、図5は、被検体をスキャンする際のX線CT装置1の主要な動作を示すフロー図である。
また、図6は、被検体をスキャンする際におけるX線CT装置1のテーブル部401と走査ガントリ2との部分を示す側面図である。図6において、図6(a)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の入口部分に移動された場合について示しており、図6(b)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の出口部分に移動された場合について示している。
また、図7は、被検体をスキャンする際にX線CT装置1のブレスナビ画像表示部201が表示する画像を示す図である。図7において、図7(a)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の入口部分に移動された場合について示しており、図7(b)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の出口部分に移動された場合について示している。
まず、図5に示すように、テーブル部401に被検体を載置する(S11)。
ここでは、図6に示すように、人体である被検体が仰向けになるようにテーブル部401の載置面の所定位置に寝かし、被検体搬送部4のテーブル部401にその被検体を支持させる。
つぎに、図5に示すように、被検体を撮影位置へ移動する(S21)。
ここでは、テーブル移動部402の垂直移動部402bが、水平方向Hに対して垂直な鉛直方向Vにテーブル部401を移動させる。その後、図6に示すように、テーブル移動部402の水平移動部402aが、被検体の体軸方向zに沿った水平方向Hにテーブル部401を移動し、テーブル部401を初期位置に配置する。
つぎに、図5に示すように、ブレスナビ画像の位置を移動して表示する(S31)。
ここでは、被検体搬送部4により支持され、撮影空間29に移動された被検体へ呼吸の動作について指示するブレスナビ画像をブレスナビ画像表示部201が表示する。そして、ブレスナビ画像表示部201が表示するブレスナビ画像の位置がブレスナビ画像移動部303によって調整されて移動される。
本実施形態においては、まず、テーブル部401により支持され、テーブル移動部402によって撮影空間29に移動される被検体の眼球の位置をブレスナビ画像移動部303のブレスナビ画像移動部303が算出する。たとえば、オペレータにより入力された被検体配置方向などのスキャン条件に基づいて、テーブル部401に対する被検体の眼球の位置を眼球位置算出部303aが算出する。そして、たとえば、オペレータにより入力されたテーブル移動方向とテーブル移動速度などのスキャン条件に基づいてテーブル部401の移動位置をブレスナビ画像移動部303が算出する。その後、この算出した被検体の眼球位置とテーブル部401の移動位置とに基づいて、ブレスナビ画像表示部201が表示するブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が移動する。たとえば、テーブル部401に対する被検体の眼球位置およびテーブル部401の移動位置と、これに対応してブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置とが関連付けられてメモリに記憶されているルックアップテーブルを用いて、ブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が求める。そして、この算出したブレスナビ画像の位置情報をブレスナビ画像表示部201へ出力し、この求めた位置に対応するようにブレスナビ画像表示部201にブレスナビ画像を表示させる。
たとえば、図7(a)に示すように、被検体の眼球位置が撮影空間29の入口側になるように移動された場合には、この被検体の眼球位置がブレスナビ画像BNに対面するように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の入口側に設置された第1ブレスナビ画像表示部201aの端部側の表示面にブレスナビ画像BNを位置合わせして表示する。
一方、図7(b)に示すように、被検体の眼球位置が撮影空間29の出口側になるように移動された場合には、この被検体の眼球位置がブレスナビ画像BNに対面するように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の出口側に設置された第2ブレスナビ画像表示部201bの端部側の表示面にブレスナビ画像BNを位置合わせして表示する。また、この時、オペレータにより入力装置41に入力されたブレスナビ画像BNの位置を変更する指令に基づいて、ブレスナビ画像表示部201の表示面におけるブレスナビ画像BNの位置をブレスナビ画像移動部303が移動して微調整する。
つぎに、図5に示すように、本スキャンを実施する(S41)。
ここでは、図7に示すように、ブレスナビ画像BNにおいて、呼吸の停止を指示する第1ブレスナビ画像BN1と、呼吸の停止時間をカウントダウンして指示する第2ブレスナビ画像BN2と、呼吸の実施を指示する第3ブレスナビ画像BN3とを表示して、本スキャンを実施するように、制御部301が各部を制御する。また、この時には、被検体に音声で呼吸の指示を実施する。
つぎに、図5に示すように、被検体の断層画像を生成する(S51)。
ここでは、前述の本スキャンによってデータ収集部24が収集した投影データに基づいて、被検体についての断層画像を断層画像生成部302が生成する。たとえば、フィルタ処理逆投影法などの画像再構成法によって、スキャンにて得られた投影データから、被検体の断層画像を再構成する。
つぎに、図5に示すように、被検体の断層画像を表示する(S61)。
ここでは、断層画像生成部302により生成された被検体の断層画像を表示装置51が表示面に表示する。
以上のように、本実施形態のX線CT装置1は、テーブル部401により支持され、撮影空間29に移動された被検体へ、呼吸の動作について指示するブレスナビ画像をブレスナビ画像表示部201が表示する。そして、このブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が移動する。ここでは、ブレスナビ画像移動部303は、眼球位置算出部303aにより算出された被検体の眼球位置と、テーブル移動部402により移動されるテーブル部401の位置とに基づいて、ブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置を移動する。このため、被検体は、撮影空間へ移動された位置に関わらず、このブレスナビ画像を容易に観察することができ、呼吸の動作を指示に従って実施することが容易にできる。したがって、本実施形態は、被検体へ指示を正確に与え、撮影効率を向上することができる。
<実施形態2>
以下より、本発明にかかる実施形態2について説明する。
以下より、本発明にかかる実施形態2について説明する。
図8は、本実施形態において、被検体をスキャンする際におけるX線CT装置1のテーブル部401と走査ガントリ2との部分を示す側面図である。図8において、図8(a)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の入口部分に移動された場合について示しており、図8(b)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の中心部分に移動された場合について示しており、図8(c)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の出口部分に移動された場合について示している。
図8に示すように、本実施形態においては、ブレスナビ画像表示部201の構造が実施形態1と異なっている。また、本実施形態においては、ブレスナビ画像移動部303による動作が実施形態1と異なっている。この点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する個所については、説明を省略する。
ブレスナビ画像表示部201は、実施形態1と同様に、図8に示すように、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bとを有する。本実施形態において、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bとは、たとえば、フレキシブル基板を用いて形成された有機EL装置を含み、たとえば、X線管20から被検体へ照射されるX線が通過する透過窓を介して、テーブル部401の移動方向に並ぶように配置されている。また、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bは、被検体搬送部4においてテーブル水平移動部402aにより撮影空間29を移動されるテーブル部401に対応するように、画像を表示する表示面の一端部側が走査ガントリ2に軸により回転自在に支持されている。具体的には、第1ブレスナビ画像表示部201aは、走査ガントリ2においてテーブル401が進入する撮影空間29の入口部分において、画像を表示する表示面の一端部側が走査ガントリ2に軸により回転自在に支持されている。一方、第2ブレスナビ画像表示部201bは、走査ガントリ2においてテーブル401が進入する撮影空間29の出口部分において、画像を表示する表示面の一端部側が走査ガントリ2に軸により回転自在に支持されている。そして、ブレスナビ画像表示部201は、実施形態1と同様に、画面に表示するブレスナビ画像の位置が情報処理装置30のブレスナビ画像移動部303によって移動される。ブレスナビ画像移動部303によりブレスナビ画像表示部201の表示面の角度が変えられることによって、ブレスナビ画像表示部201の表示面の位置が移動され、これに伴い画面に表示するブレスナビ画像の位置が移動される。ここでは、ブレスナビ画像表示部201は、ブレスナビ移動部303からの指令に基づいて、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bが表示面の一端部を軸にモータ(図示なし)により回転移動されて、画面に表示するブレスナビ画像の位置が移動される。
本実施形態においては、実施形態1と同様に、算出した被検体の眼球位置とテーブル部401の移動位置とに基づいて、ブレスナビ画像表示部201が表示するブレスナビ画像の位置をブレスナビ画像移動部303が移動する。たとえば、テーブル部401に対する被検体の眼球位置およびテーブル部401の移動位置と、これに対応してブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置と、テーブル部401の載置面に対するブレスナビ画像表示部201の表示画面の角度とのそれぞれが関連付けられてメモリに記憶されているルックアップテーブルを用いて、ブレスナビ画像表示部201の表示画面において表示するブレスナビ画像の位置と、ブレスナビ画像表示部201の表示画面の角度とを、ブレスナビ画像移動部303が求める。そして、この算出したブレスナビ画像の位置情報と表示面の角度情報をブレスナビ画像表示部201へ出力し、この求めた位置に対応するようにブレスナビ画像表示部201にブレスナビ画像を表示させると共に、この求めた角度に対応するようにブレスナビ画像表示部201の表示面の角度を変える。
たとえば、図8(a)に示すように、被検体の眼球位置が撮影空間29の入口側になるように移動された場合には、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の入口側に設置された第1ブレスナビ画像表示部201aの表示面がテーブル部401の載置面と平行になるように、第1ブレスナビ画像表示部201aの表示面の角度を変えて、被検体の眼球位置をブレスナビ画像BNに対面させる。そして、実施形態1と同様に、図7(a)に示すように、この被検体の眼球位置がブレスナビ画像BNに対面するように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の入口側に設置された第1ブレスナビ画像表示部201aの端部側の表示面にブレスナビ画像BNを位置合わせして表示する。
また、図8(b)に示すように、被検体の眼球位置が撮影空間29の中心部になるように移動された場合には、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の入口側に設置された第1ブレスナビ画像表示部201aの表示面が撮影空間29側へ向くように第1ブレスナビ画像表示部201aの表示面の角度を変えて、被検体の眼球位置をブレスナビ画像BNに対面させる。そして、さらに、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の出口側に設置された第2ブレスナビ画像表示部201bの表示面が撮影空間29側へ向くように第2ブレスナビ画像表示部201bの表示面の角度を変えて、被検体の眼球位置をブレスナビ画像BNに対面させる。
また、図8(c)に示すように、被検体の眼球位置が撮影空間29の出口側になるように移動された場合には、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の出口側に設置された第2ブレスナビ画像表示部201bの表示面がテーブル部401の載置面と平行になるように、第2ブレスナビ画像表示部201bの表示面の角度を変えて、被検体の眼球位置をブレスナビ画像BNに対面させる。そして、実施形態1と同様に、図7(b)に示すように、この被検体の眼球位置がブレスナビ画像BNに対面するように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の出口側に設置された第2ブレスナビ画像表示部201bの端部側の表示面にブレスナビ画像BNを位置合わせして表示する。
また、この場合においては、オペレータにより入力装置41に入力されたブレスナビ画像BNの位置を変更する指令に基づいて、ブレスナビ画像表示部201の表示面と、ブレスナビ画像表示部201の表示面におけるブレスナビ画像BNの位置をブレスナビ画像移動部303が移動して微調整する。
以上のように、本実施形態のX線CT装置1は、ブレスナビ画像表示部201の表示面の位置を移動することにより、実施形態1と同様に、ブレスナビ画像移動部303がブレスナビ画像表示部201により表示されるブレスナビ画像の位置を移動する。このため、被検体は、撮影空間へ移動された位置に関わらず、このブレスナビ画像を容易に観察することができ、呼吸の動作を指示に従って実施することが容易にできる。したがって、本実施形態は、被検体へ指示を正確に与え、撮影効率を向上することができる。
なお、上記実施形態において、X線CT装置1は、本発明の断層撮影装置に相当する。また、上記実施形態の走査ガントリ2は、本発明のスキャン部に相当する。また、上記実施形態のX線管20は、本発明の照射部に相当する。また、上記実施形態のX線検出器23は、本発明の検出部に相当する。また、上記実施形態の表示装置51は、本発明の第2画像表示部に相当する。また、上記実施形態のブレスナビ画像表示部201は、本発明の第1画像表示部に相当する。また、上記実施形態の画像生成部302は、本発明の断層画像生成部に相当する。また、上記実施形態のブレスナビ画像移動部303は、本発明の画像移動部に相当する。また、上記実施形態の眼球位置算出部303aは、本発明の眼球位置算出部に相当する。また、上記実施形態のテーブル部401は、本発明のテーブル部に相当する。また、上記実施形態のテーブル移動部402は、本発明のテーブル移動部に相当する。
また、本発明の実施に際しては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、ブレスナビ画像表示部201としては、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイのほか、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plazma Display Panel)、無機ELディスプレイなどの直視型のフラットパネルディスプレイや、プロジェクターディスプレイなどの投射型の表示装置、ホログラムにレーザーを照射して画像を立体的に再生する表示装置を適用することができる。
また、たとえば、ブレスナビ表示部201としては、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bとの複数の表示部を設ける場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、第1ブレスナビ画像表示部201aと第2ブレスナビ画像表示部201bとのいずれ一方であってもよい。
また、たとえば、ブレスナビ表示部201に、ブレスナビ画像BNとして、ブレスナビ画像BNにおいて呼吸の停止を指示する第1ブレスナビ画像BN1と、呼吸の停止時間をカウントダウンして指示する第2ブレスナビ画像BN2と、呼吸の実施を指示する第3ブレスナビ画像BN3との全てを表示する場合について示しているが、これに限定されない。
図9は、被検体をスキャンする際にX線CT装置1のブレスナビ画像表示部201が表示する画像を示す図である。撮影位置に移動された場合の例について示している。図9において、図9(a)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の入口部分に移動された場合について示しており、図9(b)は、被検体の眼球部分が撮影空間29の出口部分に移動された場合について示している。
図9に示すように、ブレスナビ表示部201は、オペレータにより入力装置41に入力された指令に基づいて、第1ブレスナビ画像BN1および第2ブレスナビ画像BN2と、第3ブレスナビ画像BN3とのいずれか一方をブレスナビ画像BNとして表示してもよい。
具体的には、図9(a)に示すように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の入口側に設置された第1ブレスナビ画像表示部201aの端部側の表示面に、ブレスナビ画像BNとして、第1ブレスナビ画像BN1および第2ブレスナビ画像BN2を位置合わせして表示してもよい。そして、この時、第1ブレスナビ画像BN1および第2ブレスナビ画像BN2を拡大して表示させてもよい。そして、図9(b)に示すように、ブレスナビ画像表示部201において撮影空間29の出口側に設置された第2ブレスナビ画像表示部201bの端部側の表示面に、ブレスナビ画像BNとして、呼吸の実施を指示する第3ブレスナビ画像BN3のみを位置合わせして表示してもよい。そして、この時、第3ブレスナビ画像BN3を拡大して表示させてもよい。また、画像の上下方向を変えて表示してもよい。
また、診断効率または作業効率の向上のために、ブレスナビ表示部201には、ブレスナビ画像BNの他、アニメーションやオペレータの顔などの映像や、ファントムセンタリング情報、ガントリバランス時の重りの種類などのサービスツールに関わる情報や、被検体の氏名などの被検体情報などを表示させてもよい。
また、たとえば、上記の実施形態においては、放射線としてX線を用いている例について説明しているが、これに限定されない。たとえば、ガンマ線等の放射線を用いても良い。
1…X線CT装置(断層撮影装置)、
2…走査ガントリ(スキャン部)、
3…操作コンソール、
4…被検体搬送部、
20…X線管(照射部)、
21…X線管移動部、
22…コリメータ、
23…X線検出器(検出部)、
23a…検出素子、
24…データ収集部、
241…選択・加算切換回路、
242…アナログ−デジタル変換器、
25…X線コントローラ、
26…コリメータコントローラ、
27…回転部、
28…ガントリコントローラ、
29…撮影空間、
30…情報処理装置、
41…入力装置、
51…表示装置(第2画像表示部)、
61…記憶装置、
201…ブレスナビ画像表示部(第1画像表示部)
301…制御部、
302…画像生成部(断層画像生成部)
303…ブレスナビ画像移動部(画像移動部)
303a…眼球位置算出部(眼球位置算出部)
401…テーブル部(テーブル部)、
402…テーブル移動部(テーブル移動部)
2…走査ガントリ(スキャン部)、
3…操作コンソール、
4…被検体搬送部、
20…X線管(照射部)、
21…X線管移動部、
22…コリメータ、
23…X線検出器(検出部)、
23a…検出素子、
24…データ収集部、
241…選択・加算切換回路、
242…アナログ−デジタル変換器、
25…X線コントローラ、
26…コリメータコントローラ、
27…回転部、
28…ガントリコントローラ、
29…撮影空間、
30…情報処理装置、
41…入力装置、
51…表示装置(第2画像表示部)、
61…記憶装置、
201…ブレスナビ画像表示部(第1画像表示部)
301…制御部、
302…画像生成部(断層画像生成部)
303…ブレスナビ画像移動部(画像移動部)
303a…眼球位置算出部(眼球位置算出部)
401…テーブル部(テーブル部)、
402…テーブル移動部(テーブル移動部)
Claims (11)
- 被検体を支持するテーブル部と、撮影空間に移動された前記被検体をスキャンすることにより前記被検体のローデータを得るスキャン部とを備え、前記スキャン部により得られたローデータに基づいて前記被検体についての断層画像を生成する断層撮影装置であって、
前記撮影空間に移動された前記被検体へ画像を表示する第1画像表示部と、
前記第1画像表示部により表示される画像の位置を移動する画像移動部と
を有する断層撮影装置。 - 前記第1画像表示部は、前記被検体へ呼吸の動作について指示する呼吸指示画像を、前記画像として表示する
請求項1に記載の断層撮影装置。 - 前記テーブル部を前記撮影空間へ移動するテーブル移動部
を有し、
前記画像移動部は、前記テーブル移動部により移動される前記テーブル部の位置に基づいて、前記第1画像表示部により表示される前記画像の位置を移動する
請求項1または2に記載の断層撮影装置。 - 前記第1画像表示部は、前記テーブル移動部により前記撮影空間を移動される前記テーブル部に対応するように、前記画像を表示する表示面が前記撮影空間に配置されている
請求項3に記載の断層撮影装置。 - 前記画像移動部は、前記テーブル移動部により移動される前記テーブル部の位置に基づいて、前記第1画像表示部の前記表示面の位置を移動する
請求項1または2に記載の断層撮影装置。 - 前記画像移動部は、
前記テーブル移動部によって前記撮影空間に移動された前記被検体の眼球の位置を算出する眼球位置算出部を
有し、
前記眼球位置算出部により算出された前記被検体の眼球位置に基づいて、前記第1画像表示部が表示する前記画像の位置を移動する
請求項1から5のいずれかに記載の断層撮影装置。 - 前記眼球位置算出部は、前記テーブル部によって所定位置で支持される前記被検体の方向に基づいて、前記被検体の眼球の位置を算出する
請求項6に記載の断層撮影装置。 - 前記画像移動部は、前記被検体の眼球の位置が前記撮影空間の入口側になるように前記テーブル移動部が前記テーブル部を移動した際には、前記第1画像表示部により表示される前記画像の位置を前記撮影空間の入口側になるように移動し、前記被検体の眼球の位置が前記撮影空間の出口側になるように前記テーブル移動部が前記テーブル部を移動した際には、前記第1画像表示部により表示される前記画像の位置を前記撮影空間の出口側になるように移動する
請求項6または7に記載の断層撮影装置。 - 前記前記スキャン部により得られたローデータに基づいて前記被検体についての断層画像を生成する断層画像生成部と、
前記断層画像生成部により生成された前記断層画像を表示する第2画像表示部と
を有する
請求項1から8のいずれかに記載の断層撮影装置。 - 前記スキャン部は、
前記被検体に放射線を照射する照射部と、
前記照射部から照射され前記被検体を透過した前記放射線を検出する検出部と
を含み、前記検出部により検出された前記放射線により前記ローデータを生成する
請求項1から9のいずれかに記載の断層撮影装置。 - 前記照射部は、前記放射線としてX線を照射する
請求項10に記載の断層撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005116636A JP2006288910A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 断層撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005116636A JP2006288910A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 断層撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006288910A true JP2006288910A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37410150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005116636A Withdrawn JP2006288910A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 断層撮影装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006288910A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136668A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置及び画像処理装置 |
JP2008259604A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | イメージング装置 |
JP2011104066A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
-
2005
- 2005-04-14 JP JP2005116636A patent/JP2006288910A/ja not_active Withdrawn
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