JP2013005184A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、切替操作による誤動作を低減する。
【解決手段】2つの筐体が重なり合った閉状態から相対的に移動して開状態に至る携帯電話機1は、磁石5を備えた第1筐体2と、閉状態でその磁石の磁力に感応できるエリア内に第1磁気センサ12が配され、開状態で磁力に感応できるエリア内に第2磁気センサ13を備え、かつ閉状態で第1筐体2と対向する面に第2タッチパネル11が配されている第2筐体3とを備えており、その制御部が、第1磁気センサ12が磁石5による磁力を感応しなくなった場合に第2タッチパネル11を点灯し、入力操作は受け付けず、更に、第2磁気センサが磁石5による磁力を感応した後に入力操作の受け付けを開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、2つの筐体が重なり合った閉状態と重なりを解消した開状態との間で切替自在な携帯電話機に関する。
近年、上側筐体と下側筐体とが相対的に移動可能な所謂スライド式の携帯電話機が広く用いられている。ここで、携帯電話機が開状態であるか閉状態であるかの判断は、上側筐体に内蔵される磁石と、下側筐体の閉状態で磁石と対向する位置に内蔵される磁気センサとを用いて行うことが多い(特許文献1参照)。この場合、磁石が発生する磁力に磁気センサが感応している場合に閉状態と判断し、ユーザのスライドによる移動操作により、磁石と磁気センサとが空間的に離れて、磁石が発生する磁力に磁気センサが感応しなくなった場合に開状態と判断する。
特開2005−94763号公報
ところで、上述のようなスライド式の携帯電話機において、下側筐体にタッチパネルを備えた端末の場合、閉状態からユーザによるスライド操作が開始されて下側筐体のディスプレイの一部が露出してきたときに、ディスプレイが消灯したままであれば、ユーザは、一瞬、下側筐体のディスプレイが故障した、或いはディスプレイの点灯が遅いと誤解してストレスを感じることになる。これを回避するために、スライド操作開始直後にタッチパネルのディスプレイを点灯し稼働させることにすると、今度はスライド操作中に、ユーザの指などがこの露出し稼働状態となった下側筐体のタッチパネルに誤って接触してしまい誤動作を引き起こす可能性がある。例えば、タッチパネルに対する誤った接触をトリガとして、タッチパネルへのワンタッチで所定の通話先に対し電話を掛ける機能が起動すれば、ユーザの意図に反する不要な電話を掛け課金が発生してしまうことにもなる。
上記の課題に鑑み、本発明は、閉状態と開状態との切替操作時に、誤動作を低減し得る携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、2つの筐体が、重なり合った閉状態と重なりを解消した開状態との間で切替自在な携帯電話機であって、第1筐体と、前記閉状態で前記第1筐体と対向する面に第1のタッチパッドが配された第2筐体と、閉状態を検知する第1のセンサと、開状態を検知する第2のセンサと、前記第1のセンサが閉状態を検知しなくなった場合に前記第1のタッチパッドの入力操作の受け付けない状態を保ち、前記第2のセンサが開状態を検知した後に前記第1のタッチパッドの入力操作を受け付ける制御部とを備える。
本発明の携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、閉状態と開状態との切替操作時に、誤動作を低減し得る携帯電話機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図であり、(a)は閉状態、(b)は過渡状態を表す。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図であり、(a)はチルト状態、(b)は全開状態を表す。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観側面図であり、(a)は閉状態、(b)は過渡状態、(c)はチルト状態、(d)は全開状態を表す。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の開閉状態の状態遷移図である。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の起動時状態判定処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る携帯電話機は、それぞれがタッチパネルを備える第1筐体と第2筐体とが、揺動アーム(ピボットヒンジともいう。)を介してそれぞれ回転並びに揺動自在に連結されて成り、前記第1筐体に対し前記第2筐体が回転と揺動の合成運動をすることで、両筐体が重なり合った閉状態と重なりを解消した開状態との間で切替がされる。第2筐体のタッチパネルは、閉状態で第1筐体に対向する面に配され、第1筐体のタッチパネルは、閉状態において第2筐体がタッチパネルを有する面と対向する面とは反対側の主面に配されている。開状態では、2つの筐体は互いの1端縁を近接対向させた状態にあると共に、両筐体のタッチパネルが同じ向きを向いた状態となり、さらに両筐体のタッチパネルが所定の鈍角以上の角度をなす。
本携帯電話機は、ユーザにより閉状態から開状態にするための切替操作が成されて閉状態を脱したことを検出すると、露出する第2筐体のタッチパネルのディスプレイを点灯させる。点灯しない場合、タッチパネルが故障している、又は反応速度が遅いなどとユーザが誤解し得るためである。このユーザがこの切替操作を行う際には、第2筐体を把持する指など身体の一部が第2筐体のタッチパネルに接触させることがあり得る。また、第1筐体が第2筐体に対して回転、揺動運動することで、第1筐体の一端部が第2筐体のタッチパネルに接触させることもあり得る。本携帯電話機は、このようなユーザの意図しないタッチパネルへの接触があった場合に、意図しない接触をユーザ指示と認識して誤動作しないように制御している。以下、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1について具体的に説明する。
1.構成
(1)概略
図1及び図2は、携帯電話機1の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、第1筐体2及び第2筐体3が揺動アームとしてのピボットヒンジ4により連結されて成る。ユーザにより第1筐体2及び第2筐体3が相対的に移動するよう切替操作されることで、その外観が、閉状態、過渡状態、チルト状態、全開状態の4状態(以下、「開閉状態」という。)の間で遷移する。図1(a)は閉状態、図1(b)は過渡状態、図2(a)はチルト状態、図2(b)は全開状態を示している。本実施の形態では、チルト状態と全開状態とを、開状態と総称する。
この4状態間の遷移について、携帯電話機1の側面図である図3を用いて説明する。図3において、図3(a)が図1(a)に、図3(b)が図1(b)に、図3(c)が図2(a)に、図3(d)が図2(b)に対応している。ここで、ピボットヒンジ4は、図3(b)に示すように、基端部4pにおいて第2筐体3を回転及び揺動自在に軸支し、先端部4qにおいて第1筐体2を回転及び揺動自在に軸支し、先端部4qと基端部4pとの間がアーム部4rとなった連結部材である。
携帯電話機1における閉状態は、図3(a)に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが重なり合った状態である。ここで、図1、図2及び図3に示すように、第2筐体3における、ピポットヒンジ4の基端部4p側の端部を上端部3uといい、ピポットヒンジの基端部4pから離れた逆側の端部を下端部3dという。また、第1筐体2における、閉状態で上端部3uに近い側の端部を上端部2uといい、下端部3dに近い側の端部を上端部2uという。
この閉状態において、ユーザが、第1筐体2の下端部3d付近に付勢すると、図3(b)に示すように、ピポットヒンジ4の基端部4pにおける回転によりアーム部4rが立ち上がると共に、第1筐体2もピポットヒンジ4の先端部4qの回転軸を中心に回転、揺動してして起き上がる。この状態が、過渡状態である。
ユーザが付勢を続けると、第1筐体2が、第2筐体3に対し回転と揺動の合成運動をさらに行い、第1筐体2の下端部2dが第2筐体3の一主面3aに沿って第2筐体3の上端部3uに近接するように移動する。そして、図3(c)に示すように、第1筐体2の下端部2dと第2筐体3の上端部3uが近接対向し、第1筐体2が、第2筐体3に対し所定の鈍角だけ後傾した状態となる。
この状態が、チルト状態である。ここで、第1筐体2の一主面2aと、第2筐体3の一主面3aとの成す鈍角の角度をαとする。本実施形態では、チルト状態は、αが、140°以上180°未満となっている状態をいうものとするが、αがどのような角度の場合にチルト状態というかは、設計に応じて変更してよい。
この状態で、ユーザが、第1筐体2が更に後傾していく方向に第1筐体2の上端部2u、下端部2d付近に付勢することで、図3(d)に示すように、第1筐体2の面2aと、第2筐体3の面3aとが略同一平面上に揃う状態になる。この状態を、全開状態という。
以上で、4状態間の遷移についての説明を終え、次いで、構成の概略を説明する。
第1筐体2は、図1(a)等に示すように、面2aに第1タッチパネル10を備えており、下端部2d近傍で側面部2rから距離Lだけ内側に磁石5を内蔵する。
第2筐体3は、面3aに第2タッチパネル11を備える。そして、第2筐体3は、磁石5が発生する磁力(以下、「発生磁力」という。)を感応できる位置に第1磁気センサ12を内蔵する。第1磁気センサ12は、一例として、第2筐体3において、閉状態で磁石5と対向する、下端部3d近傍で側面部3rから距離Lだけ内側に内蔵される。
また、第2筐体3は、チルト状態、全開状態のいずれにおいても磁石5の磁力(図2(a)に5aとして、図2(b)に5bとして図示)を感応できる範囲内の位置に第2磁気センサ13を内蔵する。第2磁気センサ13は、一例として、第2筐体3において、上端部3u近傍で側面部3rから距離Lだけ内側に内蔵される。
携帯電話機1においては、磁石5が発生する磁力を第1磁気センサ12が感応している場合に、閉状態であると判断し、磁石5が発生する磁力を第1磁気センサ12が感応できなくなった場合に、閉状態から遷移状態に遷移したと判断する。また、磁石5が発生する磁力を第1磁気センサ12、第2磁気センサ13のいずれもが感応していない間は、過渡状態であると判断し、磁石5が発生する磁力を第2磁気センサ13が感応した場合に過渡状態からチルト状態に遷移したと判断する。
第1筐体2と第2筐体3との位置関係が、チルト状態から全開状態へ遷移するタイミングは、第1磁気センサ12或いは第2磁気センサ13による、磁石5が発生する磁力の感応では判断できないが、この判断については後述する。
なお、第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、磁力の感応に関し、図2(a)、図2(b)に矢印12a及び矢印13aとして示す、ピボットヒンジ4の回転軸方向の指向性を有するものとする。この場合、上述の距離Lを適切に(一例として1cm程度。なお、この値は磁石の大きさで変化する。)調整することで、磁石5が発生する磁力(磁力5a、5b等)を、チルト状態、全開状態のいずれの状態においても、第1筐体2、第2筐体3外部に漏れない態様で第2磁気センサ13に感応させることができる。また、閉状態においても同様である。
仮に、第1磁気センサ12、第2磁気センサ13が、第2筐体3の主面3aに対し垂直方向に磁力の感応に係る指向性を有している場合、磁力を第2磁気センサ13へ感応させるため、主面3aに対し垂直方向において発生させる必要があり、磁力が筐体外部に至らざるを得なくなる。筐体外部に対し発する磁力は、近接する他の機器を誤動作等させるなどの悪影響を与え得る。
(2)内部構成
次に、携帯電話機1の内部構成について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、磁石5、第1タッチパネル10、第2タッチパネル11、第1磁気センサ12、第2磁気センサ13、タイマ14、アンテナ15、無線通信部16、信号処理部17、マイクロフォン18、レシーバ19、制御部20及び表示制御部21を含んで構成される。
携帯電話機1は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニット、キーパッド、無線通信ユニット、アンテナから構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機1は、その機能を達成する。
第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、磁石5が発生する磁力(以下、「発生磁力」という。)を感応し、感応した旨或いは感応していた磁力が感応できなくなった旨を制御部20に通知する磁気センサである。第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、制御部20への通知は、一例として、割込を用いて行うものとする。
ここで、磁石5による磁力の強度は、閉状態において第1磁気センサ12が感応し、チルト状態において第2磁気センサ13が感応できるものを用いており、第1磁気センサ12と第2磁気センサ13の双方が同時に磁力を感応することがないよう調整されている。
タイマ14は、時間を計測しており、制御部20により所定のタイマ待ち時間が設定された場合には、そのタイマ待ち時間を保持する。そして、制御部20によりタイマ待ち時間が設定されたときから、タイマ待ち時間が経過したときに、その旨を制御部20に通知する。この通知は、一例として割込を用いるものとする。
無線通信部16は、アンテナ15を介して、基地局(図示せず)と無線通信を行い、受信した信号を復調し信号処理部17に送信する。また、無線通信部16は、信号処理部17から受信した信号を変調し、アンテナ15を介して基地局に送信する。
信号処理部17は、無線通信部16から受信した信号から音声を示すベースバンド信号を復調し、復調結果であるベースバンド信号を音声信号に変換してレシーバ19に出力する。また、信号処理部17は、マイクロフォン18から通話信号を受信し、通話信号をベースバンド信号に変換し、変調して無線通信部16に送信する。また、信号処理部17は、着信音をスピーカ(図示せず)へ出力するなどその他の音声信号に係る処理も行う。
マイクロフォン18は、通話時に、利用者が発する音声を集音して電気信号である通話信号に変換し、その通話信号を信号処理部17に送信する。
レシーバ19は、信号処理部17が生成した音声信号を受信し、受信した音声信号を音声に変換して拡声する。
第1タッチパネル10は、第1ディスプレイ31と第1タッチパッド32から構成される。第1ディスプレイ31は、表示制御部21による制御に従い、画像表示等を行う。第1タッチパッド32は、ユーザが表面に接触することにより行うユーザ指示を取得し、制御部20に通知する。なお、第1ディスプレイ31が点灯することを、第1タッチパネル10が点灯するとも言い、第1タッチパッド32に入力操作がなされることを、第1タッチパネル10に入力操作がなされるとも言う。また、第1タッチパネル10は、特許請求の範囲における第2のタッチパネルに相当し、第1ディスプレイ31、第1タッチパッド32は、それぞれ特許請求の範囲における第2ディスプレイ、第2タッチパッドに相当する。
第2タッチパネル11は、第2ディスプレイ33と第2タッチパッド34から構成される。第2ディスプレイ33は、表示制御部21による制御に従い、画像表示等を行う。第2タッチパッド34は、ユーザが表面に接触することにより行うユーザ指示を取得し、制御部20に通知する。なお、第2ディスプレイ33が点灯することを、第2タッチパネル11が点灯するとも言い、第2タッチパッド34に入力操作がなされることを、第2タッチパネル11に入力操作がなされるとも言う。また、第2タッチパネル11は、特許請求の範囲における第1のタッチパネルに相当し、第2ディスプレイ33、第2タッチパッド34は、それぞれ特許請求の範囲における第1ディスプレイ、第1タッチパッドに相当する。
表示制御部21は、第1ディスプレイ31、第2ディスプレイ32に表示する映像、画像等を生成して、第1ディスプレイ31、第2ディスプレイ32にそれぞれ表示させる。また、表示制御部21は、制御部20から指示を受けて、第1ディスプレイ31、第2ディスプレイ32の点灯/消灯の制御や、点灯時に第1ディスプレイ31、第2ディスプレイ32に表示させる画像の生成と表示制御、画像の表示に用いる輝度の調整などを行う。
制御部20は、携帯電話機1の全体動作を制御する。

2.動作
以下、携帯電話機1の状態遷移に係る動作について、制御部20による制御処理を中心に説明する。
制御部20は、携帯電話機1における上述の4状態間の状態遷移を、状態情報を用いて管理している。状態情報は、携帯電話機1の開閉状態が4状態のうちのいずれの状態であるかを表す情報であり、「閉状態」、「過渡状態」、「チルト状態」、「全開状態」のいずれかを示す。
図5は、制御部20が、管理している開閉状態についての状態遷移図である。
(a)閉状態
制御部20は、第1磁気センサ12のみが発生磁力を感応し、第2磁気センサ13が発生磁力を感応していない場合に、開閉状態が閉状態であると判断する。開閉状態が閉状態に遷移したと判断したときに、制御部20は、状態情報を閉状態に書き換える。
制御部20は、開閉状態が閉状態に遷移した判断したときには、第2ディスプレイ33を消灯する。開閉状態が閉状態である場合、第1筐体2と第2筐体3とが重ね合わさっており、第2筐体3の第2タッチパネル11は露出していないので、第2ディスプレイ33を消灯して消費電力の低減を図るためである。また、閉状態において、制御部20は、第2タッチパッド34を用いたユーザの入力を受け付けない。ユーザが第2タッチパッド34に触れることができないためである。
制御部20は、状態情報が閉状態を示している場合において、発生磁力を感応しなくなった旨の割込通知を第1磁気センサ12から受けた場合に、過渡状態に遷移すると判断する。
(b)過渡状態
制御部20は、第1磁気センサ12、第2磁気センサ13のいずれもが発生磁力を感応していない場合に、開閉状態が過渡状態であると判断する。制御部20は、開閉状態が過渡状態に遷移したと判断したときに、状態情報を過渡状態に書き換える。
制御部20は、開閉状態が過渡状態に遷移したと判断したときに、第2ディスプレイ33を点灯し、画像表示を行わせる。これは、開閉状態が閉状態から過渡状態に遷移した場合、第2タッチパネル11は、閉状態と異なり露出することになるので、このときに、第2ディスプレイ33が消灯したままであると、ユーザは、第2ディスプレイ33が故障したと誤解し、ユーザにとってストレスに成り得るためである。
また、制御部20は、過渡状態において、第2タッチパッド34を用いたユーザの入力は受け付けない。つまり、第2タッチパッド34をOFFとする。これは、過渡状態の場合、第1筐体2の下端部2dが、第2筐体3の第2タッチパッド34に接触する場合があり得るので、この接触を第2タッチパッド34に対する入力と判断すると、携帯電話機1がユーザの意図に反した動作をしてしまうためである。なお、本実施の形態では、ユーザは、過渡状態では、第2タッチパッド34を用いた操作を行う意図はないものと想定している。
制御部20は、状態情報が過渡状態を示している場合において、第1磁気センサ12が発生磁力を感応した旨の割込通知を受けた場合、閉状態に遷移すると判断する。また、制御部20は、状態情報が過渡状態を示している場合において、第2磁気センサ13が発生磁力を感応した旨の割込通知を受けた場合、チルト状態に遷移すると判断する。
(c)チルト状態
制御部20は、第2磁気センサ13のみが発生磁力を感応し、第1磁気センサ12が発生磁力を感応していない場合に、開閉状態がチルト状態であると判断する。制御部20は、開閉状態がチルト状態に遷移したと判断したときに、状態情報をチルト状態に書き換える。
制御部20は、開閉状態がチルト状態の場合、第2ディスプレイ33を点灯し、第2タッチパッド34を用いたユーザの入力は受け付けない。これは、ユーザが携帯電話機1の開閉状態をチルト状態から全開状態にすべく第1筐体2、第2筐体3に付勢する場合に、誤って指などが第2筐体3の第2タッチパッド34に接触する場合があり得るので、この接触を第2タッチパッド34に対する入力と判断すると、携帯電話機1がユーザの意図に反した動作をしてしまうためである。なお、本実施形態における制御は、ユーザは、基本的に、チルト状態で第2タッチパッド34を用いた操作を行う意図を有する場合が少なく、全開状態において第2タッチパッド34を用いた操作を行う意図を有する場合が多いものと想定したものである。
制御部20は、開閉状態がチルト状態を示す場合において、開閉状態がチルト状態に遷移してから全開操作時間経過したときに、全開状態に遷移すると判断する。ここで、チルト状態に遷移してから全開操作時間経過後に全開状態に遷移したと判断しているのは、ユーザが、携帯電話機1の第1筐体2を把持し移動操作させて、遷移状態からチルト状態にした後、さらに続けて第1筐体2に付勢して、全開操作時間経過程度で全開状態にまで至らしめるものと想定したためである。全開操作時間は、本実施形態では一例として0.5秒程度とするが、これに限るものではなく、チルト状態から全開状態にするまでに要する適切な時間とすればよい。
この全開操作時間の計測に関して、制御部20は、チルト状態に遷移したときに、タイマ14にタイマ待ち時間として全開操作時間を設定し、全開操作時間経過後にタイマ14から割込を受け付ける。この割込を受け付けたときに、制御部20は、状態情報を「チルト状態」から「全開状態」に変更する。また、制御部20は、状態情報がチルト状態を示している場合において、第2磁気センサ13が発生磁力を感応しなくなった旨の割込通知を受けた場合、過渡状態に遷移すると判断する。
(d)全開状態
制御部20は、第2磁気センサ13のみが発生磁力を感応し、第1磁気センサ12が発生磁力を感応しておらず、開閉状態がチルト状態に遷移してから全開操作時間経過したと判断した場合に、開閉状態が全開状態であると判断する。
制御部20は、開閉状態が全開状態に遷移したと判断したとき、第2ディスプレイ33を点灯し、第2タッチパッド34を用いたユーザの入力を受け付ける。
制御部20は、チルト状態が全開操作時間程度継続し、その後、ユーザが実際に第1筐体2、第2筐体3に付勢して開閉状態を全開状態としたか否かに関わらず、状態情報を全開状態にする。すなわち、制御部20は、携帯電話機1の現実の開閉状態がチルト状態であるにも関わらず、状態情報を全開状態に書き換える。そうすると、状態情報が全開状態を示しており、第2タッチパッド34を用いたユーザの入力を受け付けるため、現実の開閉状態を全開状態にすることを望まず、チルト状態のままで使用することを望んでいると考えられるユーザの希望に合致した動作ができる。
制御部20は、状態情報が全開状態を示している場合において、第2磁気センサ13が発生磁力を感応しなくなった旨の割込通知を受けた場合、過渡状態に遷移すると判断する。
次に、制御部20における、携帯電話機1の電源がオフ状態からオン状態となったときの開閉状態がいずれの状態であるかを判断する起動時状態判定処理について説明する。
図6は、起動時状態判定処理を示すフローチャートである。
携帯電話機1の制御部20は、まず、第2磁気センサ13が発生磁力を感応しているか否か判定し(S01)、感応している場合(S01=YES)、開閉状態が全開状態であると判断し、状態情報を全開状態に書き換える。第2磁気センサ13が発生磁力を感応していないと判断した場合(S01=NO)、さらに、第1磁気センサ12が発生磁力を感応しているか否か判定する(S02)。
第1磁気センサ12が発生磁力を感応していると判断した場合(S02=YES)、制御部20は、開閉状態が閉状態であると判断し、状態情報を閉状態に書き換える(S03)。
第1磁気センサ12が発生磁力を感応していないと判断した場合(S02=NO)、制御部20は、開閉状態が過渡状態であると判断し、状態情報を過渡状態に書き換える(S04)。
この起動時状態判定処理の後は、図5に示した状態遷移図に従って、制御部20は状態遷移を管理する。

以上のように、上記実施形態によれば、閉状態から脱して第2タッチパネル11が露出したときには第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)が既に点灯しているので、ユーザが、一瞬、第2筐体3の第2タッチパネル11が故障した、或いは第2タッチパネル11の点灯が遅いと感じて携帯電話機1自体の性能が悪いと誤解するようなことはなく、ユーザが無用なストレスを感じるのを避けることができる。その上、閉状態を脱して開状態に至るまでの間、切替操作に伴いユーザの指などが第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)に接触したとしても、入力操作と誤解して誤動作するのを避けることができる。
また、制御部20は、第2磁気センサ13が開状態を検知しなくなった場合に、第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)について入力操作の受け付けを停止し、その後、第1磁気センサ12が閉状態を検知するまでの間、第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)の点灯を維持し、第1磁気センサ12が閉状態を検知したときに第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)を消灯する。
この構成により、ユーザが、開状態から閉状態への切替操作をする場合に、露出したにもかかわらず第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)が消灯して、ユーザが、一瞬、第2筐体3の第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)が故障したと誤解するようなことはないので、ユーザが無用なストレスを感じるのを避けることができる。また、開状態から閉状態に至るまでの間、切替操作に伴いユーザの指などが第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)に接触したとしても、入力操作と誤解して誤動作するのを避けることができる。
また、第1筐体2は、第2筐体3が第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)を有する面と閉状態において対向する面とは反対側の主面に第1タッチパネル10(第1タッチパッド32)を有しており、第1筐体2と第2筐体3とは、揺動アームを介してそれぞれ回転並びに揺動自在に連結され、第1筐体2に対し第2筐体3を回転と揺動の合成運動をさせて閉状態と開状態との切り替えを行える構成とされ、かつ開状態において、2つの筐体は互いの1端縁を近接対向させた状態にあると共に、第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)及び第1タッチパネル10(第1タッチパッド32)が同じ向きを向いた状態となり、さらに第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)及び第1タッチパネル10(第1タッチパッド32)のなす角が所定の鈍角に維持される。
この構成により、第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)への入力操作を受け付けるのを、第1タッチパネル10及び第2タッチパネル11が完全に露出した後に限定することができる。
また、第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、磁気センサであって、2つの筐体が閉状態にあるときの第2筐体3の端縁と近接する第1筐体2の端縁近傍に磁石が配され、その磁石の磁力に感応することができるエリア内で第2筐体3の端縁近傍に第1磁気センサ12が設けられ、他方、2つの筐体が開状態にあるときに、磁石5の磁力に感応することができるエリア内で第2筐体3の異なった端縁近傍に第2磁気センサ13が設けられている。
この構成により、第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、エリア内であえば磁石5による発生磁力を感応しうるので、単純な機械的スイッチ等と比べ、磁石5、或いは第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13の配置に柔軟性を持たせることができ、機器設計が容易になる。
また、制御部20は、第2磁気センサ13が開状態を検知するに至ってから所定時間開状態を検知したときに第2タッチパネル11(第2タッチパッド34)の入力操作の受け付けを開始する。
この構成により、ユーザが、両筐体のタッチパネルのなす角が所定の鈍角に維持された状態で使用する意思を有する場合、また、両筐体のタッチパネル(タッチパッド)の成す角が所定角以上、特に同一平面となった状態で使用する意思を有する場合のいずれにも対応して動作することができる。
また、第1磁気センサ12及び第2磁気センサ13は、磁力を検知するための指向性として、第1筐体2及び第2筐体3の回転軸方向の指向性を有することとしてもよい。
この構成により、磁石5が発生する磁力が携帯電話機外に及ぶのを避けるように、磁石5、第1磁気センサ12、第2磁気センサ13を配置することができる。
また、制御部20は、第1磁気センサ12が閉状態を検知しなくなってから第2磁気センサ13が開状態を検知するまでの間に、第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)を点灯すると共に、第2タッチパネル11(第2ディスプレイ33)を開状態よりも輝度を下げて点灯することとしてもよい。
この構成により、ユーザによる、故障や、反応が鈍い等の誤解を回避しつつ、消費電力を低減することができる。
3.変形例
以上、本発明に係る携帯電話機の実施形態を説明したが、例示した携帯電話機を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの携帯電話機に限られないことは勿論である。
(1)上述の実施の形態では、4状態の判定に2個の磁気センサを用いる例で説明したが、これに限らず、同様の判断ができるものであれば、他のセンサを用いてもよい。
例えば、磁気センサの代わりに、光学式センサを用いてもよい。この場合、一例として、第1の光学式センサを、開閉状態が閉状態になったときに光を検知しなくなる位置に配置し、第2の光学式センサを、開閉状態が開状態になったときに、光を検知する位置に配置する。
また、磁気センサの代わりに、機械的なスイッチを用いてもよい。この場合、一例として、第1の機械的なスイッチを、開閉状態が閉状態になったときにオン状態となる位置に配置し、第2の機械的なスイッチを、開閉状態が開状態になったときに、オン状態となる位置に配置する。
(2)上述の実施の形態では、第2ディスプレイ33の輝度について特に説明していないが、過渡状態では、開状態よりも輝度を低くすることとしてもよい。これにより消費電力を低減することができる。過渡状態においては、ユーザによる第2タッチパッド34への指示の入力を受け付けず、ユーザが第2ディスプレイ33を凝視するようなことは無いと考えられ、また、第2ディスプレイ33が点灯さえしていれば、ユーザにおいて故障や、反応が鈍い等の誤解も生じないと考えられるためである。
(3)上述の実施の形態では、特に説明していないが、磁石5を構成する磁石、或いは第1磁気センサ12、第2磁気センサ13を構成するセンサを適当に選択することで、磁石が発生する磁力を磁気センサが感じるまでの、磁石と磁気センサとの距離を調整することができる。これにより、例えば、磁石5と第1磁気センサ12とが、0.5センチ離れた場合に閉状態を脱したと判断したり、また、1センチ離れた場合に閉状態を脱したと判断するなど調整ができることとなり、柔軟な機器設計が可能になる。開状態についても同様に、磁石5と第2磁気センサ13との距離が0.5センチまで近づいた場合にチルト状態に至ったと判断したり、1センチまで近づいた場合にチルト状態に至ったと判断するなど調整ができることとなり、柔軟な機器設計が可能になる。
(4)また、上記実施形態では、過渡状態(図5)において、第2タッチパッドをOFFにするとしているが、タッチパッドをOFFとするのではなく、例えばタッチパッドから入力されたデータを無効とする処理であっても良い。
(5)実施形態で示した状態遷移について制御する処理、起動時状態判定処理などを行う携帯電話機のプロセッサ、及びそのプロセッサに接続された各種回路に実行させるための機械語或いは高級言語のプログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録すること、又は各種通信路等を介して流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布された制御プログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがその制御プログラムを実行することにより各実施形態で示したような各機能が実現されるようになる。なお、プロセッサは、制御プログラムを直接実行する他、コンパイルして実行或いはインタプリタにより実行してもよい。
(6)上述の実施形態で示した各機能構成要素は、その機能を実行する回路として実現されてもよいし、1又は複数のプロセッサによりプログラムを実行することで実現されてもよい。また、IC、LSIその他の集積回路のパッケージとして構成されるものとしてもよい。このパッケージは各種装置に組み込まれて利用に供され、これにより各種装置は、各実施形態で示したような各機能を実現するようになる。
(7)上述の実施形態では、ピボットヒンジを用いた例で説明したが、これに限らず、他の形状のヒンジを用いた方式、スライド式などの携帯電話機として実現してもよい。
(8)上述の実施形態は、携帯電話機の例で説明したが、本発明は、同様な構成、機能を有する携帯型の情報機器端末等としても実現し得る。
(9)上述の各実施形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
本発明の携帯電話機は、それぞれがタッチパネルである2画面を有する携帯電話機であって、特に、サイズの大きな画像表示を伴ったアプリケーションを実行するのに好適である。
1 携帯電話機
2 第1筐体
3 第2筐体
4 ピボットヒンジ
5 磁石
10 第1タッチパネル
11 第2タッチパネル
12 第1磁気センサ
13 第2磁気センサ
14 タイマ
15 アンテナ
16 無線通信部
17 信号処理部
18 マイクロフォン
19 レシーバ
20 制御部
31 第1ディスプレイ
32 第1タッチパッド
33 第2ディスプレイ
34 第2タッチパッド

Claims (7)

  1. 2つの筐体が、重なり合った閉状態と重なりを解消した開状態との間で切替自在な携帯電話機であって、
    第1筐体と、
    前記閉状態で前記第1筐体と対向する面に第1のタッチパッドが配された第2筐体と、
    閉状態を検知する第1のセンサと、
    開状態を検知する第2のセンサと、
    前記第1のセンサが閉状態を検知しなくなった場合に前記第1のタッチパッドの入力操作の受け付けない状態を保ち、前記第2のセンサが開状態を検知した後に前記第1のタッチパッドの入力操作を受け付ける制御部と
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記制御部は、前記第2のセンサが開状態を検知しなくなった場合に、前記第1のタッチパッドについて入力操作の受け付けを停止し、その後、前記第1のセンサが閉状態を検知するまでの間、前記第1のタッチパッドを有する第1のタッチパネルの第1のディスプレイの点灯を維持し、前記第1のセンサが前記閉状態を検知したときに前記第1のディスプレイを消灯する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記第1筐体は、前記第2筐体が前記第1のタッチパッドを有する面と閉状態において対向する面とは反対側の主面に第2のタッチパッドを有しており、
    前記第1筐体と前記第2筐体とは、揺動アームを介してそれぞれ回転並びに揺動自在に連結され、前記第1筐体に対し前記第2筐体を回転と揺動の合成運動をさせて閉状態と開状態との切り替えを行える構成とされ、
    かつ開状態において、2つの筐体は互いの1端縁を近接対向させた状態にあると共に、前記第1のタッチパッド及び前記第2のタッチパッドが同じ向きを向いた状態となり、さらに前記第1のタッチパッド及び前記第2のタッチパッドのなす角が所定の鈍角に維持される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、磁気センサであり、
    2つの筐体が閉状態にあるときの前記第2筐体の端縁と近接する前記第1筐体の端縁近傍に磁石が配され、その磁石の磁力に感応することができるエリア内で前記第2筐体の前記端縁近傍に前記第1のセンサが設けられ、他方、2つの筐体が開状態にあるときに、前記磁石の磁力に感応することができるエリア内で前記第2筐体の異なった端縁近傍に前記第2のセンサが設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 前記制御部は、前記第2のセンサが開状態を検知するに至ってから所定時間開状態を検知したときに、前記第1のタッチパッドの入力操作の受け付けを開始する
    ことを特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
  6. 前記第1のセンサ及び第2のセンサは、前記磁力を検知するための指向性として、前記第1筐体及び前記第2筐体の回転軸方向の指向性を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
  7. 前記制御部は、前記第1のセンサが閉状態を検知しなくなってから前記第2のセンサが開状態を検知するまでの間に、前記第1のディスプレイを点灯すると共に、当該第1のディスプレイを開状態よりも輝度を下げて点灯する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
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