JP2012506992A - 検査用治具、検査方法、及び、それに用いる検査用プローブ - Google Patents

検査用治具、検査方法、及び、それに用いる検査用プローブ Download PDF

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Abstract

プローブとプローブを保持する保持部材を含むプローブを含む基板検査用治具が開示されている。プローブは圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定する導電材を含む。

Description

本願は、2008年10月28日付申請の米国仮特許出願61/108,925の権利を主張し、その全ての内容は、ここに参照により取り入れられている。
本発明は、基板の配線パターンの検査を行うための検査用プローブとその検査用プローブを有する検査用治具とその検査用治具を用いて配線パターンの電気特性を測定する検査方法に関する。
プリント配線板には、ICチップと、ICチップに接続する配線パターンがあり、電気信号は配線パターンを介し、ICチップに伝達される。配線パターンの抵抗値は、ICチップへの電気信号の伝達や電力供給の効率に影響を及ぼす。配線パターンの抵抗値は、基板の良否を検査する際測定される。抵抗値を測定する方法の一つに、ニードルピンを使用し配線パターンの連続性を検査する4端子測定法がある。この方法について、図7(A)、図7(B)を参照して簡単に説明する。
特開2004−279133号
図7(A)、図7(B)は従来の検査用治具のプローブ(ニードルピン)220、230、及びバンプ92を有する基板90の略図である。基板90に形成された配線パターンの抵抗値を測定する方法として、2本のニードルピン220、230を半球状のバンプ92に接触させる。図7(A)は、ニードルピン220、230の先端がバンプ92と接触する様子を示している。ニードルピン220、230はバンプ92と確実に接触するとは限らず、図7(B)のように、ニードルピン220の先端がバンプ92と接触できないこともある。半球状のバンプ92に、弾力性を有するワイヤからなる2本のニードルピン220、230を接触させると上記の問題が起こる可能性がある。2本の細いニードルピンを1つのバンプに接触させる4端子測定法では、図7(B)に示すように、接触させることが困難になりやすい。
プリント配線板のファイン化に伴って、検査点のバンプは小さくなると予想される。バンプが小さくなると、図7(B)のような現象は、さらに、起こりやすくなる。そのため、より正確で信頼性の高い測定ができる検査用治具が求められる。
本発明では、基板検査用プローブを提供する。一実施形態では、プローブは圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含むプローブ本体からなる。
また、本発明では基板検査用治具を提供する。一実施形態によれば、検査用治具はプローブ及びプローブを保持する保持部材とを含む。プローブは圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含む。
さらに、本発明では基板検査方法を提供する。本発明の一実施形態によれば、検査方法は、プローブを用い、プローブと基板の検査点とを接触させ、1本のプローブを介し検査点に電流を流し、別のプローブで電圧を測定する。各プローブは圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含む。
図1は、本発明の第1実施形態に係る検査用治具と被検査用基板の略側面図である。 図2(A)は図1に破線で示す円C内の拡大側面図であり、図2(B)は図2(A)の断面図であり、図2(C)は図2(A)、(B)に示すプローブの底面図である。 図3(A)〜(C)は、本発明の第1実施形態に係る検査用プローブの側面図であり、プローブが被検査用基板に形成されたバンプと接触する時の挙動を示す図である。 図4(A)は本発明の第2実施形態に係る検査用治具と被検査用基板の側面図であり、図4(B)は図4(A)に破線で示す円C内の拡大断面図である。 図5(A)〜(C)は、本発明の第2実施形態に係る検査用プローブの側面図であり、プローブが被検査用基板に形成されたバンプと接触する時の挙動を示す図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係る検査用治具と被検査用基板の側面図である。 図7(A)、(B)は、従来技術に係る検査用プローブの略図であり、図7(A)はプローブの先端が基板に形成されたバンプに接触している状態を示す図、図7(B)はプローブの先端がバンプに接触していない状態を示す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る基板検査用の治具、方法、プローブについて、図1〜図3(C)を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る検査用治具10と被検査用基板90の略側面図である。検査用治具10は、基板90の電気的特性を測定するための治具である。図で示した実施形態では、基板90には一方の面に形成されたバンプ(電極;検査点)92と、もう一方の面に形成されたパッド94がある。バンプ92とパッド94は、基板90に形成された配線パターン(図示せず)を介して接続されている。検査用治具10は、4端子法により配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。検査用治具10は、基板90の電気的特性を測定する測定装置を含む検査システム(図示せず)の一部であり、接続線22を介し検査システムの測定装置に繋がっている。
検査用治具10は、検査用プローブ(以下、プローブという)28と、プローブ28を保持する保持部材12とを含む。プローブ28は圧縮バネからなり、基板90の電気的特性を測定するための導電材を含む。一例として、接続線22と電気的に接続しているプローブ28は、測定する際略半球状のバンプ92と接触する。保持部材12は、接続線22と接続している貫通孔12aを有している。接続線22は、プローブ28と電気的に接続している電極部22b−1、22b−2に露出している導電部を有している。電極部22b−1、22b−2は、保持部材から基板90側に突出している。
4端子法では、4本のプローブ28が測定に用いられる。プローブ28は、電流供給用のプローブ28−1及び電圧測定用のプローブ28−2からなる。プローブ28は検査用治具10内に位置しており、一対の電流供給用のプローブ28−1と電圧測定用のプローブ28−2が同一のバンプ92に接触している。もう一対の電流供給用のプローブ28−1と電圧測定用のプローブ28−2は、隣接するバンプ92に接触している。基板90の電気的特性を測定する際に、電流供給用のプローブ28−1を介しバンプ92の1つに電流を流し、電圧測定用のプローブ28−2により電圧を測定する。
バンプ92と接触するため、プローブ28はバンプ92側へ基板90に対し垂直にストロークする。基板90に対し垂直方向にストロークするプローブ28において、貫通孔12aは基板90に対し略垂直に形成されている。測定中、プローブ28の先端部分は、略半球状のバンプ92の傾斜面と接触し、プローブ28はバンプ92にさらに押し付けられる。プローブ28は保持部材12により保持され、バンプ92に押し付けられた一対のプローブ28は、互いにバンプ92の外方向へわずかに撓む。
プローブ28の全長SSは、例えば、約100μmから約600μmであり、外径SDは約20μmから約100μmである。プローブ28のピッチSPは約30μmから約140μmであり、電流供給用のプローブ28−1と電圧測定用のプローブ28−2との間隔SAは、約5μmから約30μmである。隣接するバンプを測定するプローブ間の最小間隔SN、は約5μmから約40μmである。プローブ28はコイルバネ、板バネ等の圧縮バネからなるが、コイルバネが好ましい。プローブ28のストロークは、約50μmから約500μmである。
基板90は適切なサイズのバンプ92を有している。例えば、バンプ92の直径BDは、約50μmから約120μmであり、ピッチBPは約110μmから約180μmである。
図2(C)はプローブ28の底面図である。プローブ28の外径SDは、約20μmから約100μmであり、内径SCは、約10μmから約80μmである。外径SDは、プローブ28が互いに接触することなく、プローブ28とバンプ92を確実に接触させることができる、バンプ92の直径BDの約1/2から約1/4であることが望ましい。バネの外径SDを直径BDの1/4未満にすると、精密な製造が困難になることがある。
一例を挙げれば、プローブ28はワイヤ、例えば、線径約5μmから約20μmのピアノ線(高炭素鋼線)からなる。ワイヤの直径は、プローブ28の外径SDの約1/22から約1/4であることが望ましく、優れた弾力性を持つ小径のバネからなることが望ましい。ワイヤの直径を外径SDの1/22未満にすると、耐久性が低下することもある。
バネのストロークは、約50μmから約500μmの範囲であることが望ましい。ストロークがこの範囲内であれば、バンプ92高さのバラツキ、被検査用基板のうねりに対応して、適切な測定を行うことができる。バネのストロークが500μmを越えると、バンプ92に押し付けられる際、垂直方向から大幅に撓むことがある。対して、プローブ28のバネが所望の範囲内であれば、バンプ92に押し付けられたり引き離される際、より垂直方向への伸縮が可能となる。そのため、プローブ28がバンプ92に適切に接続することができる。
プローブ28がバンプ92に押し付けられる際、バネの荷重は、例えば、約0.2gfから約6gfであるが、約0.5gfから約5gfの範囲が望ましい。この範囲内であれば、被検査基板の電気的特性を正確に測定できる上、製品の歩留まりが高くなる。なぜなら、バネがバンプに接触することでバンプに形成される打刻が小さくなるからである。また、バネとバンプとの接触圧力が適切な値となるので、バンプとバネの接触抵抗が低くなる。
バネのピッチは、バネの平均径の1/2以下が好ましい。バネの平均径は(バネの外径+バネの内径)/2で、バネの外径SDと内径SCの合計の半分となる。プローブ28がコイルバネからなる時、バネの全長SSをピッチで割ったものが巻数となる。
バネ同士の絡みの防止やバネとバンプの接触の改善のため、バネの下端は閉じていることが好適である(図2(C)参照)。
図2(A)は図1に示す円C内の拡大図であり、図2(B)は図2(A)の断面図である。接続線22の一部は、保持部材12の貫通孔12aに挿入されている。接続線22は、導電部22cと該導電部22cを被覆する絶縁膜22aとからなっている。例えば、接続線22は銅線と該銅線を被覆するエナメル膜とからなる。エナメル被覆の代わりに、テフロン(登録商標)被覆を用いることもできる。接続線22は、貫通孔12aの内壁にエポキシ系の接着剤等の接着剤14を介して固定されている。接続線22の直径は、例えば、約10μmから約100μmで、導電部22c(銅線など)の外径は、例えば、約5μmから約80μmである。接続線22の長さは特に限定されるものではないが、全長は、例えば、約100mmから約1,000mmである。
図2(A)(B)に示すように、電極部22b−1、22b−2は、圧縮バネからなるプローブ28−1、28−2に挿入されている。プローブ28は、基板90のバンプ92に接触する先端部分Sと、先端部分Sとは反対側の後端部分Fを有している。電極部22b−1、22b−2はプローブ28の後端部分Fに形成されており、そのため、プローブ28と電極部22b−1、22b−2とは電気的に接続されている。先端部分Sから電極部22b−1、22b−2に接続されている後端部分Fまでの全体を通して、圧縮バネ、とりわけコイルバネであることが望ましい。
図2(B)は図2(A)の断面図である。接続線22は、銅からなる導線等の導電部22C,導電部22cを被覆する絶縁膜22aからなっている。プローブ28は、絶縁膜が除去されている接続線22の先端部分(電極部22b−1、22b−2)に接続されている。プローブ28−1、28−2と、該プローブ28−1、28−2内に挿入された電極部22b−1、22b−2との接続をよくするために、プローブ28−1、28−2と電極部22b−1、22b−2は、半田等の導電材24を介して接続されている。半田の代わりに、例えば導電性ペーストもしくは導電接着剤ペーストを用いて、電極部とバネを固定しても良い。また、銅線等の導電部22Cにプローブ28をカシメることもできる。
プローブ28は、例えば、高炭素鋼、ステンレス鋼、ベリリウム銅、タングステン、ニッケル等の圧縮バネからなる。これら材質からなる圧縮バネは、弾力性と耐久性とを兼ねそろえ、長期に渡り使用することが可能となる。これら材質の上部には、耐久性を持たせるために膜が形成されている。例えば、プローブ28の表面には金めっき膜が形成されている。金めっき膜の代わりに、例えば、ロジウムめっき膜、パラジュームめっき膜を形成しても良い。これらのめっき膜をバネの表面に形成することでバネの摩耗限度を上げ、耐久性を向上させることができる。そのため、長期に渡りプローブ28を使用することが可能となる。さらに、プローブ28と電極部22b−1、22b−2を固定するための導電材24(半田等)の接着性を改善すると共に、接触抵抗を軽減することもできる。なお、プローブ28は、例えば電鋳品を用いて形成することも可能である。
バンプ92と接触する部分を除き、プローブ28の表面に絶縁膜を形成しても良い。これにより、プローブ28同士が接触しても、相互の絶縁を保つことが可能である。
図3(A)〜(C)は、プローブ28−1、28−2が被検査用基板90の略半球状バンプ92に接触する様子を示す図である。本実施形態では、プローブ28−1は電流供給、プローブ28−2は電圧測定の機能を果たす。図3(A)は、バンプ92と接触する前のコイルバネからなるプローブ28−1、28−2を示している。図3(B)は、プローブ28−1、28−2の先端がバンプ92の上部に接触する様子を示している。図3(C)は、図3(B)の状態から、さらに、プローブ28−1、28−2を基板90へ押し込んだ状態を示している。最初にバネ(プローブ28−1,28−2)の先端が略半球状のバンプ92に接触した後、バネが圧縮されるとバネはバンプ92の外方向へ撓む。プローブ28−1、28−2の先端がバンプ92に押し付けられると、バネの力はバンプ92を押す方向に働くので、プローブ28−1、28−2とバンプ92とが確実に接触する。バネをプローブ28−1、28−2に用いることで、小径(例えば、約30〜約100μm)の電極(バンプ)を有する基板の電気的特性を精度良く測定することができる。バネはバンプ92に押し付けられる際容易にその配置を変え、プローブ28−1、28−2の円形先端部分がバンプ92の方へ正しく向きやすい。従って、プローブ28−1、28−2の円形先端部分は、微細径のバンプ92とも確実に接触することができる。このため、基板の電気的特性を4端子法により測定する場合、検査用プローブは圧縮バネからなることが望ましい。
[第2実施形態]
図4(A)は本発明の第2実施形態に係る検査用治具210と被検査用基板90の側面図である。なお、先の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して説明を省略する。検査用治具210は、被検査基板の電気的特性を4端子法で測定する時に用いられる。図で示した実施形態では、基板90には一方の面に形成されたバンプ(電極;検査点)92と、もう一方の面に形成されたパッド94がある。バンプ92とパッド94は、基板90に形成された配線パターン(図示せず)を介して接続されている。検査用治具210は、配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。
検査用治具210は、検査用プローブ228と、プローブ228を保持する保持部材212とを含む。検査用治具210は、接続線222を介し検査システム(図示せず)に接続されている。保持部材212は貫通孔212aを有し、接続線222の一部は貫通孔212aに挿入されている。接続線222は、プローブ228と電気的に接続している電極部222b−1、222b−2に露出している導電部を有している。電極部222b−1、222b−2は、保持部材212から突出していない。プローブ228は、電流供給用のプローブ228−1または電圧測定用のプローブ228−2として機能する圧縮バネからなる。一対の電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2は、基板90のバンプ92に同時に接触させるためにある。第1実施形態とは異なり、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2の後端部分(バンプ92と接触する端とは反対側の端)は、保持部材212の貫通孔212a内に位置している。
プローブ228の全長SSは、例えば、約100μmから約600μmであり、外径SDは、約20μmから約100μmである。ピッチSPは約30μmから約140μmであり、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2との間隔SAは、約5μmから約30μmである。隣接するバンプを測定するプローブ間の最小間隔SNは、約5μmから約40μmである。プローブ228はコイルバネ等の圧縮バネからなる。測定中、プローブ228がバンプ92に押し付けられる際、バネの荷重は、例えば、約0.2gfから約6gfであるが、約0.5gfから約5gfの範囲が望ましい。プローブ228のストロークは、例えば、約50μmから約500μmである。貫通孔212a内に位置しているプローブ228の一部分の深さPDは、例えば、約10μmから約500μmであるが、約50μmから約500μmの範囲が望ましい。プローブ228は、例えば、線径約5μmから約20μmのピアノ線(高炭素鋼線)からなる。
基板90は適切なサイズのバンプ92を有している。例えば、バンプ92の直径BDは約50μmから約120μmであり、ピッチBPは約110μmから約180μmである。
図4(B)は図4(A)に示す円C内の拡大断面図である。電流供給用のプローブ228−1は、接続線222の電極部222b−1に固定され、電圧測定用のプローブ228−2は、接続線222の電極部222b―2に固定されている。接続線222は、銅からなる導線等の導電部222c,導電部222cを被覆するエナメル膜等の絶縁材料からなっている。エナメル被覆の代わりに、例えば、テフロン(登録商標)被覆を用いることもできる。接続線222は保持部材212の貫通孔212aの内壁に、エポキシ系接着剤等の接着剤214を介して固定されている。接続線222の直径は、例えば、約10μmから約100μmである。銅線等の導電部222cの外径は、例えば、約5μmから約80μmである。接続線222の長さは特に限定されるものではないが、全長は、例えば、約100mmから約1,000mmである。
プローブ228−1、228−2を電極部222b−1、222b−2に固定するために、導電部222cには半田等の導電材224が用いられている。半田の代わりに、例えば導電性ペーストもしくは導電接着剤ペーストを用いて、電極部222b−1、222b−2とプローブ228−1、228−2を固定しても良い。また、銅線等の導電部222Cにプローブ228をカシメることもできる。
図5(A)〜(C)は、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2がバンプ92に接触する時の様子を示す図である。図5(A)は、バンプ92と接触する前のプローブ228−1、228−2を示している。図5(B)は、プローブ228−1、228−2の先端がバンプ92の上部に接触する様子を示している。図5(C)は、図5(B)の状態から、さらに、プローブ228−1、228−2を基板90へ押し込んだ状態を示している。第1実施形態と同様に、圧縮バネからなるプローブ228−1、228−2及びバネはバンプ92に押し付けられる際容易にその配置を変え、プローブ228−1、228−2の円形先端部分がバンプ92の方へ正しく向きやすい。図5(C)に示すように、プローブ228−1、228−2がバンプ92に押し付けられる時、プローブ228−1、228−2の円形先端部分は、微細径のバンプ92とも確実に接触することができる。
図5(A)に示すように、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2の後端部分(バンプ92と接触する端とは反対側の端)は、貫通孔212a内に位置している。従って、図5(C)に示すように、プローブ228−1、228−2がバンプ92に押し付けられ、プローブ228−1、228−2の一部がバンプ92の外方向へ撓む時、プローブ228−1、228−2の後端部分は保持部材212の貫通孔212a内で伸びる。また、図5(C)のプローブ228−1、228−2が図5(B)に示す状態に戻る時、プローブ228−1、228−2の後端部分は貫通孔212a内で縮む。このため、保持部材212から突出しているプローブ228−1、228−2の一部は、より垂直にストロークでき、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2が絡みにくくなる。従って、電流供給用のプローブ228−1と電圧測定用のプローブ228−2は、絡みを避けるため相互間の間隔を広く取る必要がなく、小径のバンプに同時に接触する際、接近した位置に置くことができる。このため、4端子法を用いた検査用治具210により、微細径のバンプを有する基板の電気的特性を正確に測定することができる。
また、プローブ228の後端部分を貫通孔212a内に置くことにより、保持部材212から突出するプローブ228の部分が短くなる。それにより、プローブ228同士の接触や絡みが少なくなり、短絡のリスクを減らすことができる。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態に係る検査用治具310と被検査用基板90の側面図である。先の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して説明を省略する。検査用治具310は、被検査基板の電気的特性を4端子法で測定する時に用いられる。図で示した実施形態では、基板90には一方の面に形成されたバンプ(電極;検査点)92と、もう一方の面に形成されたパッド94がある。バンプ92とパッド94は、基板90に形成された配線パターン(図示せず)を介して接続されている。検査用治具310は、配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。
検査用治具310は、プローブ328と、プローブ328を保持する保持部材312とを含む。検査用治具310は、接続線322を介し検査システム(図示せず)に接続されている。接続線322は、検査システムの測定装置と電極部322bとを接続している。プローブ328は、電流供給用のプローブ328−1または電圧測定用のプローブ328−2として用いられる。保持部材312は、第1開口312aと第2開口312bからなる貫通孔312cを有する。第1開口312aと第2開口312bでは直径が異なり、第1開口312aの直径は第2開口312bの直径より小さい。第1開口312aの直径は、例えば、約8μmから約30μmであり、第2開口312bの直径は、例えば、約25μmから約115μmである。電極部322bは、第1開口内に位置し、第1開口312aの内壁に、エポキシ系接着剤等の接着剤を介して固定されている。プローブ328の後端部分は、第2開口312b内に位置している。
本実施形態では、プローブ328、電極部322b、接続線322は、ワイヤ等の一つの導電体からなる。そのため、測定中、電流はワイヤを介してバンプ92に供給される。ワイヤには、例えば、線径約5μmから約20μmのピアノ線(高炭素鋼線)がある。プローブ328は、導電体の端部を圧縮バネ(コイルバネが望ましい)に成形することで形成される。電極部322bは、プローブ328の後端(バンプ92と接触する端とは反対の端)から直接延びている所定長さ(図6に示す例の第1開口312aの深さと同一)の導電体からなっている。接続線322は電極部322bの後端(プローブ328と直接接続している端とは反対の端)から直接延びている所定長さのワイヤからなっている。本実施形態では、基本的に電極部322bは接続線322の伸張部分であり、この配置によりプローブ328と接続線322間の直接接続が可能となる。
プローブ328の全長SSは、例えば、約100μmから約600μmであり、外径SDは、例えば、約20μmから約100μmである。プローブ328のピッチSPは、例えば、約30μmから約140μmである。電流供給用のプローブ328−1と電圧測定用のプローブ328−2の間隔SAは、約5μmから約30μmである。隣接するバンプを測定するプローブ間の最小間隔SNは、例えば、約5μmから約40μmである。プローブ328は、コイルバネ等の圧縮バネからなる。測定中、プローブ328がバンプ92に押し付けられる際、バネの荷重は、例えば、約0.2gfから約6gfであるが、約0.5gfから約5gfの範囲が望ましい。プローブ328のストロークは、例えば、約50μmから約500μmである。第2開口312bに位置しているプローブ328の一部分の深さPDは、例えば、約10μmから約500μmであるが、約50μmから約300μmの範囲が望ましい。接続線322の長さは特に限定されるものではないが、全長は、例えば、約100mmから約1,000mmである。
基板90は適切なサイズのバンプ92を有している。例えば、バンプ92の直径BDは約50μmから約120μmであり、ピッチBPは約110μmから180μmである。
本実施形態では、プローブ328の一部分は第2開口312bに位置している。従って第2実施形態と同様に、第2開口312bの内壁がプローブ328の伸縮のガイドとして機能する。そのため、プローブ328はより垂直にストロークでき、電流供給用のプローブ328−1と電圧測定用のプローブ328−2が絡みにくくなる。従って、電流供給用のプローブ328−1と電圧測定用のプローブ328−2は、絡みを避けるため相互間の間隔を広く取る必要がなく、小径のバンプに同時に接触する際、接近した位置に置くことができる。また、第3実施形態では、プローブ328と電極部322bと接続線322が一つの導電体から形成されている。そのため、プローブ328と電極部322b間や、電極部322bと接続線322間の接続が、別々の導電体により形成された部材間の接続よりも強度が高くなる。これにより、検査用治具310は、基板の電気的特性を信頼性高く測定できる。
また、プローブ328の後端部分を第2開口312b内に置くことにより、保持部材312から突出するプローブ328の部分が短くなる。そのため、プローブ328同士の接触や絡みが少なくなり、短絡のリスクを減らすことができる。
次の実施例は本発明をさらに説明したものであるが、本発明の範囲を限定するものではない。
(第1実施例)
被検査基板の一方の面には、ピッチBP(130μm)で、直径BD(70μm)の半田バンプが形成されている。基板のもう一方の面にはパッドが形成されている。バンプとパッドは、基板に形成された配線パターンを介して接続されている。検査用治具は、基板の配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。バンプは略半球状である。
検査用治具は、保持部材と圧縮バネからなるプローブを有している。保持部材は、接続線が挿入されている貫通孔(孔径35μm)を有している。接続線は、貫通孔の内壁にエポキシ系接着剤を介して固定されている。接続線は、銅線と該銅線を被覆するエナメル膜とからなり、電極部と検査システムとを電気的に接続している。電極部は接続線の一端であって、銅線が露出している部分である。電極部は保持部材から突出しており、バネ(プローブ)の内部に挿入され、バネの外側から半田で接合されている。プローブは、電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブからなり、基板のバンプに同時に接触するよう配置されている。
接続線は、全長500mmで、径30μm(銅線の外径:20μm)である。バネ(プローブ)は、線径8μmの金めっきされたピアノ線(高炭素鋼線)からなり、バネの寸法等は全長SS(300μm)、ストローク100μm、外径SD(50μm)、ピッチSP(60μm)である。電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブとの間隔SAは、10μmである。隣接するバンプを測定するバネとバネの最小間隔SNは13μmである。
プローブの先端がバンプと接触した後、プローブはバネ荷重0.6gfでバンプに押し付けられる。2本のプローブの下部は互いにバンプの外方向へ撓み、バンプと確実に接触する。
(第2実施例)
被検査基板の一方の面には、ピッチBP(123μm)で、直径BD(70μm)の半田バンプが形成されている。基板のもう一方の面にはパッドが形成されている。バンプとパッドは、基板に形成された配線パターンを介して接続されている。検査用治具は、基板の配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。バンプは略半球状である。
検査用治具は、保持部材と圧縮バネからなるプローブを有している。保持部材は、接続線が挿入されている貫通孔(孔径35μm)を有している。接続線は、貫通孔の内壁にエポキシ系接着剤を介して固定されている。接続線は、銅線(外径20μm)と該銅線を被覆するエナメル膜とからなり、銅線の一部を露出して形成する電極部を有している。電極部はプローブの内部に挿入され、半田で接合されている。プローブの後端部分は、保持部材の貫通孔内に位置している。プローブは、電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブからなり、基板のバンプに同時に接触するよう配置されている。
接続線は、全長500mmで、径30μmである。貫通孔内のプローブの深さ(PD)は、100μmである。保持部材から突出しているプローブの長さは、200μmである。バネ(プローブ)は線径8μmの金めっきされたピアノ線(高炭素鋼線)からなる。プローブの全長(SS)は300μm、ストロークは100μmで外径(SD)は50μm、ピッチ(SP)は60μmである。電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブとの間隔SAは、10μmである。隣接するバンプを測定するバネとバネの最小間隔SNは、13μmである。
電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブがバネ荷重0.6gfでバンプに押し付けられる際、バンプに接触した後2本のバネがバンプの外方向へそれぞれ撓む。このため、微細径のバンプに2本のバネが確実に接触できる。プローブの後端部分は、保持部材に形成された貫通孔内で伸縮し、バネは垂直にストロークする。また、プローブの後端部分は貫通孔内に位置しているため、バネの突出量は短くなる。そのため、バネは互いに接触したり絡むことなく、短絡を防ぐことができる。
(第3実施例)
被検査基板の一方の面には、ピッチBP(123μm)で、直径BD(70μm)の半田バンプが形成されている。基板のもう一方の面にはパッドが形成されている。バンプとパッドは、基板に形成された配線パターンを介して接続されている。検査用治具は、基板の配線パターンの抵抗値を測定するために用いられる。バンプは略半球状である。
検査用治具は、保持部材と圧縮バネからなるプローブを有している。保持部材は、第1開口(孔径20μm)と第2開口(孔径55μm)とからなる貫通孔を有している。検査用治具は、接続線を介して検査システムに接続されている。接続線は、第1開口の内壁にエポキシ系接着剤を介して固定されている電極部を有している。プローブの後端部分は、第2開口に位置している。
プローブは、電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブとからなり、基板のバンプに同時に接触するよう配置されている。プローブ(バネ)、電極部、及び接続線はピアノ線(高炭素鋼線)からなる。ワイヤの端部をコイル状に成形することで、プローブが形成されている。バネから直接伸びているワイヤの一部(長さ:500μm)が電極部である。電極部から直接伸びているワイヤの一部(長さ:500mm)が接続線である。ピアノ線は、線径8μmである。プローブの寸法等は、全長SS(300μm)、ストローク100μm、外径SD(50μm)、ピッチSP(60μm)である。電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブとの間隔SAは、10μmである。プローブの後端部分は、垂直な深さPDが100μmである保持部材の第2開口内に位置している。プローブの残部(長さ200μm分)が、保持部材から突出している。
電流供給用のプローブと電圧測定用のプローブがバネ荷重0.6gfでバンプに押し付けられる際、バンプに接触した後2本のバネがバンプの外方向へそれぞれ撓む。プローブの後端部分は、保持部材に形成された第2開口内で伸縮し、バネは垂直にストロークする。プローブの後端部分は第2開口内に位置しているため、バネの突出量は短くなる。そのため、バネは互いに接触したり絡むことなく、短絡を防ぐことができる。
本明細書中で引用する刊行物、特許出願および特許を含むすべての文献を、各文献を個々に具体的に示し、参照して組み込むのと、また、その内容のすべてをここで述べるのと同じ限度で、ここで参照して組み込む。
本発明の説明に関連して(特に、特許請求の範囲に関連して)用いられる名詞及び同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数および複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」および「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム(すなわち「〜を含むが限定しない」という意味)として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されるかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例または例示的な言い回し(例えば「など」)は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中の如何なる言い回しも、本発明の実施に不可欠である、請求項に記載されていない要素を示すものとは解釈されないものとする。
本明細書中では、発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読んだ上で、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを期待しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で発明が実施されることを予定している。従って本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の内容の修正および均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、好ましい実施の形態で考えられるすべての変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。
10 検査用治具
12 保持部材
22 接続線
22b 銅線
28 検査用プローブ
90 基板
92 バンプ

Claims (18)

  1. 圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含むプローブ本体からなる基板検査用プローブ。
  2. 請求項1において、前記プローブ本体はコイルバネからなる。
  3. 請求項1において、前記プローブ本体は高炭素鋼、ステンレス鋼、ベリリウム鋼、タングステン、ニッケルからなる群から選択される導電部からなる。
  4. 請求項3において、前記プローブ本体は導電部に形成された膜からなり、前記膜は金、ロジウム、パラジュームからなる群から選択される材料からなる。
  5. 請求項1において、前記圧縮バネの線径は、前記圧縮バネの外径の約1/22から1/4である。
  6. 請求項1において、前記圧縮バネのストロークは、約50μmから約500μmである。
  7. 圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含む検査用プローブと、
    前記検査用プローブを保持する保持部材、とからなる基板検査用治具。
  8. 請求項7において、前記保持部材は接続線を繋ぐ貫通孔を有しており、前記接続線はプローブと電気的に接続する電極部を有している検査用治具。
  9. 請求項8において、前記プローブは先端部分及び先端部分とは反対側の後端部分を有し、先端部分は被検査用基板に接触するよう配置されており、後端部分は前記保持部材の貫通孔内に配置されている検査用治具。
  10. 請求項9において、前記貫通孔は第1開口と第2開口からなり、前記電極部は第1開口内、前記プローブの後端部は前記貫通孔の第2開口内に位置している検査用治具。
  11. 請求項7において、前記プローブはコイルバネからなる検査用治具。
  12. 請求項8において、前記プローブはコイルバネからなり、前記電極部は前記コイルバネ内に位置している検査用治具。
  13. 請求項8において、前記プローブと前記接続線は単一の導電体の一部である検査用治具。
  14. 圧縮バネからなり、被検査基板の電気的特性を測定するための導電材を含むプローブと、
    前記プローブと前記基板の検査点とを接触させ、
    前記プローブの一つを介し、前記検査点に電流を流し、
    別のプローブで電圧を測定する基板の検査方法。
  15. 請求項14において、前記圧縮バネを前記被検査基板の検査点に押しつける検査方法。
  16. 請求項15において、コイルバネと前記基板の検査点とを接触させながら、コイルバネを圧縮することでなる前記圧縮バネを押しつける検査方法。
  17. 請求項16において、前記コイルバネの円形端部と、前記基板の検査点に位置する略半球状の電極部の表面とを接触させる検査方法。
  18. 請求項17において、直径が前記基板の検査点に位置する電極部の直径の約1/2から約1/4であるコイルバネの円形端部に接触させる検査方法。
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