JP6255914B2 - 検査治具 - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象となる被検査基板に設けられる検査点と、その被検査基板を検査する検査装置とを電気的に接続するための検査治具に関する。
検査治具は、接触子を経由して、被検査物が有する検査対象部に、検査装置から電力(電気信号など)を所定検査位置に供給するとともに、検査対象部から電気信号を検出することによって、検査対象部の電気的特性の検出、動作試験の実施等をするために用いられる。
被検査物としては、例えば、プリント配線基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板や、半導体ウェハや半導体チップやCSP(Chip size package)などの半導体装置が該当する。
本明細書では、これらの上記の被検査物を総称して「被検査物」とし、被検査物に設定される検査対象部を「検査点」と称する。
例えば、被検査物が基板であり、その基板にIC等の半導体回路や抵抗器などの電気・電子部品が搭載される場合には、検査対象となる対象部が、配線や電極となる。その場合には、対象部が、それら搭載部品に電気信号を正確に伝達できることを保証するため、電気・電子部品が実装される前のプリント配線基板、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルに形成された配線上の所定の検査点間の抵抗値等の電気的特性を測定して、その配線の良否を判断している。
具体的には、その配線の良否の判定は、各検査点に、電流供給用端子及び/又は電圧測定用の接触子の先端を当接させて、その接触子の電流供給用端子から検査点に測定用電流を供給するとともに検査点に当接させた接触子の先端間の配線に生じた電圧を測定し、それらの供給電流と測定した電圧とから所定の検査点間における配線の抵抗値を算出することによって行われている。
また、基板検査装置を用いて検査用基板の検査を行う際には、治具移動手段を移動させて基板検査治具の検査用の接触子(接触ピン)を検査用基板の接触部分に当接させ、それにより所定の検査を行い、検査が終了すると、治具移動手段により検査治具を移動させて検査用基板から遠ざける、という制御が行われている。
ここで、例えば特許文献1に開示される検査治具は、先端側支持体と、その先端側支持体と所定の隙間を介して配置される後端側支持体と、先端側支持体と後端側支持体を連結する連結体を備え、先端側支持体と後端側支持体とが一体に、上下方向へスライド移動可能にされている。
先端側支持体には検査対象と対向する対向面に直交する方向に先端側挿通孔が形成され、後端側支持体には先端側挿通孔の形成方向に対して傾斜する方向に後端側挿通孔が形成されている。また、後端側挿通孔は、この後端側挿通孔に挿通されたプローブの先端側が先端側挿通孔に向かうように先端側挿通孔に対して傾斜している。プローブの先端は、先端側挿通孔により案内されて検査点に接触し、プローブの後端は、後端側挿通孔により案内されて電極支持体の電極に接触する。
更に、プローブの後端が接触する電極が形成されている電極支持体が、プローブを保持する後端側支持体との間に所定の隙間を介して配置され、後端側支持体を付勢する付勢機構を備えている。この付勢機構は先端が円錐状に形成されており、後端側支持体の付勢機構が当接する部分に設けられた挿入孔に挿入されることにより、一体に構成された先端側支持体と後端側支持体との水平方向の位置決めも行っている。
特許文献1に開示される検査治具では、先端側支持体に検査対象の基板が圧接されていないときは、付勢機構の付勢力により先端側支持体と後端側支持体とが一体に上方へ持ち上げられ、先端側支持体の先端側挿通孔内にプローブの先端が収納される。一方、検査を行うべく先端側支持体に基板が圧接されたときは、基板の押圧力により、先端側支持体と後端側支持体とが付勢機構の付勢力に抗して押し下げられ、先端側支持体の先端側挿通孔からプローブの先端が突出し、プローブ先端が検査点に接触するようにされている。これにより、プローブの先端が検査点の表面に接触した状態で擦りずれることにより検査点表面に、大きな打痕が生じることを抑制している。
特開2009−047512号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検査治具では、付勢機構の先端部が後端側支持体の挿入孔に挿入されることによって、一体化された先端側支持体及び後端側支持体の水平方向の位置決めが行われるので、付勢機構の先端部の水平位置がずれると先端側支持体の水平位置がずれ、その結果、先端側支持体に案内されたプローブの基板への接触位置がずれる。付勢機構は、先端側支持体及び後端側支持体に付勢力を付与しつつ、スライド移動可能な可動機構であるため、付勢機構の先端部の水平位置を、精度よく維持することは困難である。そのため、特許文献1に記載の検査治具では、プローブ先端の基板への接触位置の位置決め精度が低下するという不都合があった。
本発明の目的は、基板に接触する接触子の位置決め精度を向上することができる検査治具を提供することである。
本発明に係る検査装置は、検査対象となる被検査基板に設けられる検査点と前記被検査基板を検査する検査装置とを電気的に接続するための検査治具であって、フレームと、前記検査装置と電気的に接続される電極を備える電極体と、ワイヤ状の形状を有する導電性の接触子と、前記被検査基板が対向配置される対向面を有し、前記対向面に載置された前記被検査基板の前記検査点へ前記接触子の一端を案内し、前記接触子の他端を前記電極に案内し、かつ前記対向面と交差する移動方向に沿って前記フレームに対して相対移動可能な支持ブロックと、前記支持ブロックを、前記電極体から遠ざかり、前記被検査基板に向かう方向に付勢する付勢部と、前記支持ブロックから前記フレームに向かう延設方向に延びて前記支持ブロックと前記フレームとの間に架設され、伸縮性を有すると共に、前記対向面と平行かつ前記延設方向と交差する第1方向に対する変形が規制された第1規制部材とを備える。
この構成によれば、対向面と平行かつ延設方向と交差する第1方向に対する変形が規制された第1規制部材が支持ブロックとフレームとの間に架設されているので、支持ブロックの第1方向への位置ずれが抑制される。その結果、支持ブロックにより案内される接触子の位置ずれが低減されるので、基板に接触する接触子の位置決め精度を向上することができる。また、第1規制部材は伸縮性を有するので、第1規制部材により支持ブロックの移動方向に沿う移動が妨げられるおそれが低減される。
また、前記第1規制部材は、可撓性を有すると共に前記第1方向に沿って延びる第1スリットが形成された板状の部材であることが好ましい。
この構成によれば、板状の第1規制部材には、第1スリットによって、第1方向と直交する方向に対して伸縮性が付与される。また、板状の第1規制部材は、第1スリットが延びる第1方向に対する剛性が高いため、第1方向に対する変形が規制される。
また、前記第1規制部材には、前記第1スリットが複数形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1規制部材の伸縮性が向上する。
また、前記支持ブロックと前記フレームとの間に、前記第1方向に延びるように架設され、伸縮性を有すると共に、前記対向面と平行かつ前記第1方向と交差する第2方向に対する変形が規制された第2規制部材をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1規制部材の場合と同様、第2規制部材によって、支持ブロックの第2方向への位置ずれが規制される。その結果、第1方向に加えて第2方向に対する接触子の位置ずれが低減されるので、基板に接触する接触子の位置決め精度を向上することができる。また、第2規制部材は伸縮性を有するので、第2規制部材により支持ブロックの移動方向に沿う移動が妨げられるおそれが低減される。
また、前記第2規制部材は、可撓性を有すると共に前記第2方向に沿って延びる第2スリットが形成された板状の部材であることが好ましい。
この構成によれば、板状の第2規制部材には、第2スリットによって、第2方向と直交する方向に対して伸縮性が付与される。また、板状の第2規制部材は、第2スリットが延びる第2方向に対する剛性が高いため、第2方向に対する変形が規制される。
また、前記第2規制部材には、前記第2スリットが複数形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第2規制部材の伸縮性が向上する。
また、前記支持ブロックと前記フレームとの間に、前記第1方向に延びるように架設され、伸縮性を有すると共に、前記対向面と平行かつ前記第1方向と交差する第2方向に対する変形が規制された第2規制部材を含み、前記支持ブロックは、前記対向面と平行な平面において、前記フレームで取り囲まれるように、かつ前記支持ブロックの周縁部と前記フレームとの間に間隔を有するように配置され、前記第1及び第2規制部材は、前記対向面と略平行に配置され、前記接触子が貫通可能な開口部が形成され、かつ可撓性を有する板状の規制プレートにより構成され、前記規制プレートの中央部側が前記支持ブロックと固着され、前記規制プレートの周辺部側が前記フレームと固着され、前記規制プレートには、前記周縁部と前記フレームとの間の空間内で、前記第1方向に沿って延びる第1スリットと、前記第1方向と交差する方向に沿って延びる第2スリットとが形成され、前記規制プレートにおける前記第1スリット近傍が前記第1規制部材であり、前記規制プレートにおける前記第2スリット近傍が前記第2規制部材であることが好ましい。
この構成によれば、1枚の規制プレートによって、第1及び第2規制部材を形成することができるので、検査治具の製造が容易である。
また、前記支持ブロックは、前記対向面と平行な断面の形状が略矩形であり、前記第1方向に沿って延びる第1及び第2の辺と、前記第2方向に沿って延びる第3及び第4の辺とを有し、前記規制プレートには、前記フレームと前記第1辺との間の空間内において二つの前記第1スリットが並設され、前記フレームと前記第2辺との間の空間内において二つの前記第1スリットが並設され、前記フレームと前記第3辺との間の空間内において二つの前記第2スリットが並設され、前記フレームと前記第4辺との間の空間内において二つの前記第2スリットが並設され、前記フレームと前記第1辺との間の前記2つの第1スリットのうち一方と、前記フレームと前記第3辺との間の前記2つの第2スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第3辺との間の他方の前記第2スリットと、前記フレームと前記第2辺との間の前記2つの第1スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第2辺との間の他方の第1スリットと、前記フレームと前記第4辺との間の前記2つの第2スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第4辺との間の他方の第2スリットと、前記フレームと前記第1辺との間の他方の前記第1スリットとが連通されて略L字型のスリットが形成されていることが好ましい。
この構成によれば、略L字型のスリットにより、規制プレートの伸縮がより容易になる点で好ましい。
また、前記支持ブロックは、前記付勢部の付勢力により前記電極体から前記支持ブロックが離間する待機姿勢と、前記付勢部の付勢力に抗して前記待機姿勢から前記移動方向に沿って変位する検査姿勢とを取り得るようにされており、前記規制プレートは、前記姿勢ブロックが前記検査姿勢のとき、平坦となることが好ましい。
この構成によれば、規制プレートは、変形している状態よりも、変形していない状態の方が、ゆがみが少ないので、支持ブロックの位置決め精度が高い。従って、検査姿勢のとき、規制プレートが平坦にされることによって、検査時の位置決め精度をさらに向上させることができる。
また、前記支持ブロックは、前記被検査基板が対向配置される対向面を有し、前記接触子が挿通され、前記対向面に載置された前記被検査基板の前記検査点へ前記接触子の一端を案内する検査案内孔が形成された検査側支持体と、前記接触子が挿通され、前記接触子の他端を前記電極に案内する電極案内孔が形成された電極側支持体と、前記検査側支持体と前記電極側支持体とを所定間隔を有して配置して保持する連結部材とを含むことが好ましい。
この構成によれば、検査側支持体と、電極側支持体と、連結部材とからなる支持ブロックを用いることができる。
このような構成の検査治具は、基板に接触する接触子の位置決め精度を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る検査冶具の概略断面図である。 図1に示す検査冶具の平面図である。 図1に示す検査側支持体の断面構造を示す概略部分断面図である。 図1に示す電極側支持体の断面構造を示す概略部分断面図であり、(a)は非検査時の状態を示し、(b)は検査時の状態を示している。 図1に示す規制プレートの構成の一例を示す平面図である。 図5に示す規制プレートが壁部(フレーム)と、電極側支持体(スペーサ)とに固着された状態を説明するための説明図である。 図1に示す支持ブロックが検査姿勢となった状態を示す概略断面図である。 図1に示す規制プレートの効果を確認するための実験結果を示す説明図である。 図1に示す規制プレートの効果を確認するための実験結果を示す説明図である。 図1に示す規制プレートを備えない場合の実験結果を示す説明図である。 図1に示す規制プレートを備えない場合の実験結果を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る検査冶具1の概略断面図である。図2は、図1に示す検査冶具1の平面図である。図3は、図1に示す検査側支持体2の断面構造を示す概略部分断面図である。図4は、図1に示す電極側支持体3の断面構造を示す概略部分断面図であり、(a)は非検査時の状態を示し、(b)は検査時の状態を示している。
以下の説明では、図面の上方向を「先、先方又は前方」として説明し、図面の下方向を「後又は後方」として説明する。
図1に示す検査冶具1は、プリント配線基板や半導体集積回路等の被検査基板Aの電気的検査を行う検査装置に搭載されて使用される。後述する電極7と、検査装置とが図略のケーブルによって接続されている。後述する接触子5の一端が検査点に接触し、他端が電極7に接触する。これにより、検査対象となる被検査基板Aに設けられる検査点と被検査基板Aを検査する検査装置とを電気的に接続することが可能にされている。
図1、図2に示す検査治具1は、フレーム40と、電極7を備える電極体6と、ワイヤ状の形状を有する導電性の接触子5と、支持ブロック100と、付勢部14と、規制プレート9とを備えている。
フレーム40は、基台41と、基台41の周縁部付近から上方に立設された壁部42とを備えている。壁部42の前方端部には、規制板47が取り付けられている。これにより、基台41、壁部42、及び規制板47で取り囲まれた内部空間Sが構成されている。規制板47の略中央部には、開口部47aが形成されている。
壁部42の、内部空間Sに面した壁面421には、対向面2aと平行に延び、内部空間Sを取り囲むように形成された溝422が形成されている。溝422の幅は、例えば0.5mm程度とされている。
壁部42は、先方側の先方壁ブロック42aと、後方側の後方壁ブロック42bとが組み合わされて構成されている。そして、先方壁ブロック42aと、後方壁ブロック42bとの間に板状の規制プレート9の周縁部付近が挟持されて、規制プレート9が対向面2aと略平行に内部空間S内で保持されている。
先方壁ブロック42aの後端部には、壁面421に切り欠きが形成されている。そして、先方壁ブロック42aと後方側の後方壁ブロック42bとが組み合わされることにより、先方壁ブロック42aの切り欠きと後方壁ブロック42bの前方壁面とで溝422が形成されている。これにより、溝422によって、規制プレート9が前方側に変形可能な空間が設けられている。
支持ブロック100は、検査側支持体2と、検査側支持体2の後方に所定の間隔を介して配置される電極側支持体3と、検査側支持体2と電極側支持体3とを所定間隔を有して配置して一体に保持する連結部材4とを備えている。
検査側支持体2は、後述する接触子5の一端(先端5e)を検査点に案内する検査案内孔13を有している(図3参照)。電極側支持体3は、接触子5の他端(後端5f)を電極7に案内する電極案内孔20を有している(図4(a)、(b)参照)。
検査側支持体2及び電極側支持体3は、それぞれ扁平な直方体状(矩形の板状)に形成されている。また、検査側支持体2と電極側支持体3とは、それらの表面が相互に平行になるように配置されている。
具体的には、検査側支持体2の4隅に配置される4本の棒状の連結部材4によって、検査側支持体2と電極側支持体3とは連結固定されている(図1、図2参照)。電極側支持体3はフレーム40の内部空間S内に収容され、対向面2aと平行な断面において、フレーム40で取り囲まれるように、かつ電極側支持体3の周縁部とフレーム40との間に間隔を有するように配置されている。
検査側支持体2は内部空間S外に配置され、連結部材4は、規制板47の開口部47aを貫通して検査側支持体2と電極側支持体3とを連結している。開口部47aは、電極側支持体3よりも小さく、電極側支持体3が通り抜けない大きさにされている。
また、検査側支持体2及び電極側支持体3には、被検査基板Aの検査点に接触する複数の接触子5が挿通されている。
電極体6は、フレーム40の内部空間S内において、基台41上に取り付けられ、電極側支持体3の後方に配置されている(図1参照)。電極体6には、図1に示すように、接触子5(具体的には、接触子5の後端5f)に導電接触する複数の電極7が固定されている。
接触子5は、タングステン、ハイス鋼(SKH)、ベリリウム銅(Be−Cu)等の金属その他の導電体で形成されるとともに、屈曲可能な弾性(可撓性)を有する棒状に形成されている。
本形態の接触子5は、図3及び図4に示すように、上記のような導電体で構成される導体部5aと、この導体部5aの外周面を覆う絶縁部5bとを備えている。絶縁部5bは、合成樹脂等の絶縁体で形成されている。絶縁部5bは、導体部5aの表面に絶縁塗装を施すことによって形成される絶縁被膜を用いることができる。接触子5の両端には、絶縁部5bが形成されておらず、接触子5の一端(先端)には第一端部5cが形成され、接触子5の他端(後端)には第二端部5dが形成されている。なお、説明の都合上、第一端部5cの検査点に当接する部位を先端5fと、第二端部5dの電極に当接する部位を後端5fとする。
第一端部5cの先端5eや第二端部5dの後端5fは、図示のように半球面状に形成することもできる。
接触子5の第一端部5cは、検査時において、検査側支持体2の検査案内孔13内を挿入支持される(図3参照)。第一端部5cの先端5eは、被検査基板A上に形成される検査点に導通接触することになる。なお、被検査基板Aは、図略の位置決め機構により、フレーム40に対する水平方向の相対位置が位置決めされた状態で、対向面2aに対向配置される。
この第一端部5cの長さは、この検査案内孔13の長さよりも長く形成される。これは、検査時に検査点と電極とにより接触子5が挟持されて湾曲するためである。図3では、非検査時の検査治具が示されており、接触子5の第一端部5cは検査案内孔13内に収容され、第一端部5cの先端5eも検査案内孔13内に配置されることになる。
接触子5の第二端部5dは、後述する電極側支持体3の電極案内孔20により電極7(接触面7a)へ案内される(図4参照)。第二端部5dの後端5fは、電極7に導通接触することになる。
検査側支持体2は、被検査基板Aが配置される側(先方)から順に複数(本形態では3枚)の支持板10、11、12が積層されて構成されている。これらの支持板10〜12はボルト等の固定手段によって互いに固定されている。
また、図3に示すように、各支持板10、11、12にはそれぞれ貫通孔10a、11a、12aが形成されている。これらの貫通孔10a、11a、12aが相互に連結されるように配置されることによって、接触子5の第一端部5cが挿通される1つの検査案内孔13が構成されている。
更に、支持板10の先側の表面が、被検査基板Aが載置され、すなわち被検査基板Aが対向配置される対向面2aとなっている。
検査案内孔13は、被検査基板Aへの先方に向く接触子5の案内方向を有している。具体的には、検査案内孔13は、対向面2aに直交する接触子5の案内方向を有していることになる。そのため、被検査基板Aの検査点に対してほぼ直角方向から接触子5の先端5eを接触させることができる。
また、検査案内孔13は、検査冶具1が有する接触子5の数だけ形成されている。
3つの貫通孔10a、11a、12aは同心状に形成されている。図3では、貫通孔10aは、小径孔10bと小径孔10bより大径の大径孔10cとから構成され、貫通孔12aは、小径孔12bと小径孔12bより大径の大径孔12cとから構成されている。
また、小径孔10bと小径孔12bとは、導体部5aの外径よりも若干大きく、かつ、絶縁部5bの部分の接触子5の外径よりも若干小さな内径で形成されている。
また、貫通孔11aの内径は、小径孔10bの内径及び小径孔12bの内径よりも大きくなっている。
接触子5の第一端部5cに形成される導体部5aと絶縁部5bの境界である先端縁5gは、図3で示す如く、検査案内孔13の小径孔12bよりも後方に配置されている。
また、上述のように、小径孔12bは、絶縁部5bの部分の接触子5の外径よりも若干小さな内径で形成されている。そのため、絶縁部5bの先端縁5gは、小径孔12bの開ロ縁12dに当接することになる。すなわち、先端縁5gと開ロ縁12dとは、接触子5が検査対象側に抜け落ちることを防止するための抜け止め部となっている。
電極側支持体3は、検査側支持体2の先方から順に複数(本形態では3枚)の支持板15、16、17が積層されて構成されている。また、支持板17の後側の面には、その周縁部付近を取り囲むように規制プレート9とスペーサ18とが取り付けられている。これらの支持板15〜17、規制プレート9、及びスペーサ18はこの順に積層されてボルト等の固定手段によって互いに固定されている。
これにより、規制プレート9は、電極側支持体3とスペーサ18との間に挟み込まれるようにして、電極側支持体3に固着されている。規制プレート9の略中央には開口部9aが形成されており、開口部9aと対応するように、スペーサ18の略中央に開口部18aが形成されている。
図4(a)又は図4(b)に示されるように、各支持板15〜17にはそれぞれ貫通孔15a、16a、17aが形成されている。これらの貫通孔15a〜17aが相互に連結されるように配置されることによって、接触子5の第二端部5dが挿通される1つの電極案内孔20が構成されている。この電極案内孔20は、検査冶具1が有する接触子5の数だけ形成される。
電極案内孔20は、検査案内孔13に形成される案内方向(すなわち、対向面2aの直交方向)に対して傾斜する案内方向に形成されている。すなわち、3つの貫通孔15a〜17aは、それぞれの中心が少しずつずれた状態で形成されており、電極案内孔20の全体が対向面2aの直交方向に対して傾斜する方向に形成されている。
たとえば、図4(a)に示すように、貫通孔15a〜17aの順でその中心が図示右方向に少しずつずれた状態で、3つの貫通孔15a〜17aが形成されている。すなわち、接触子5の後端側を案内する案内方向は、電極側支持体3の表面と直交する法線に対して傾斜する方向に案内することになる。
貫通孔15aは、小径孔15bと小径孔15bより大径の大径孔15cとから構成されている。同様に、貫通孔16aは、小径孔16bと大径孔16cとから構成され、貫通孔17aは、小径孔17bと大径孔17cとから構成されている。
小径孔15b、16b、17bは、絶縁部5bが形成された部分の接触子5の外径よりも若干大きな内径で形成されている。
絶縁部5bの後端縁5hは、小径孔17bの内部に挿入可能となっている。接触子5は電極側支持体3の表面と直交する法線に対して傾斜して配置される。このため、接触子5は図4(b)に示すように、小径孔17bに対しても傾斜して配置されることになる。なお、この小径孔17bは軸方向が電極側支持体3の表面に対して直交するように形成されている。
接触子5の第二端部5dに形成される導体部5aと絶縁部5bの境界である後端縁5hは、図4(b)の検査時の検査治具の状態に示されるように、電極案内孔20の大径孔17cよりも後方に配置されている。
このとき、後端5fの電極側支持体3の後方表面に平行な方向へ移動可能な量は、接触子5が小径孔17bの内部で移動する範囲に規制されることになる。このため、接触子5が傾斜して挿入される場合(非検査時から検査時へ移行する場合又は検査時から非検査時へ移行する場合)に、第二端部5dの後端5fの移動可能な量を極めて少なくすることができ、安定して電極と接触することになる。
これにより、後述する電極7の接触面7aと後端5fを接触させる場合に、接触面7aと後端5fの精密な位置決めを行うことが可能となる。特に実際の検査においては、接触子5及び電極7は通常数千本設けられるため、接触面7aと後端5fの位置決めが容易であることは、作業時間の短縮に大きく貢献することになる。
電極体6は、図1に示すように、略直方体状に形成されており、後端面が基台41の前方表面に固定されている。電極体6の前方面側には、複数の電極7が埋設されている。上述したように、各電極7は、図略のケーブルにより、検査装置に接続可能にされている。
電極7の前方の表面は、図4に示すように、接触子5の後端5fが接触する接触面7aとなっている。なお、接触子5の後端5fは、上述のように球面状に形成されている。そのため、傾斜する案内方向を有する電極案内孔20に沿って接触子5の第二端部5dが傾斜しても、後端5fと接触面7aは好適な導電接触状態になる。
また、内部空間S内で、基台41には、電極側支持体3を先方に向かって付勢する付勢部14が取り付けられている。具体的には、図2に示すように、基台41の、電極側支持体3及びスペーサ18の四隅のそれぞれの近傍に対応する位置に、付勢部14が取り付けられている。
付勢部14は、電極体6の前方表面から突出して電極側支持体3に当接する当接部材43と、当接部材43の後端側が収納されるガイド孔44と、ガイド孔44に対して当接部材43を先へ付勢する圧縮コイルバネ45とを備えている(図1参照)。
ガイド孔44は、基台41に、前端側が開口する有底の円筒状に形成されている。当接部材43は、長軸方向に直角な平面を端面に有する円柱状に形成されている。そのため、当接部材43の先端側はスペーサ18の後方表面に当接することになる。
ガイド孔44の当接部材43の後端側には、圧縮コイルバネ45が配置されている。具体的には、当接部材43の後端面及びガイド孔44の底面に圧縮コイルバネ45の端部のそれぞれが当接した状態で、ガイド孔44内に圧縮コイルバネ45が配置されている。なお、付勢部14は、圧縮コイルバネ45に限らず、板バネやゴムなどの弾性部材により付勢力を生じるものであってもよい。
上述のように本形態では、付勢部14は、基台41に取り付けられ、電極側支持体3を先方向に向かって付勢している。すなわち、付勢部14は、電極側支持体3を電極体6から遠ざかり、被検査基板Aに向かう方向に付勢する。
これにより、非検査時において、圧縮コイルバネ45がわずかに撓んだ状態で、当接部材43がスペーサ18の後方表面に当接し、電極側支持体3の前方表面が規制板47に当接している。すなわち、支持ブロック100は、電極側支持体3が、電極体6から離間し、付勢部14により付勢された状態で規制板47に当接する待機姿勢となっている(図1参照)。
また、待機姿勢では、電極側支持体3と電極体6との間にはわずかな隙間が形成されている。
待機姿勢では、検査側支持体2、電極側支持体3及び連結部材4は前方に付勢されており、接触子5の先端5eは、対向面2aから突出していない(図1参照)。すなわち、この状態では、接触子5の先端5eは検査案内孔13の中に収納されている。
支持ブロック100は、付勢部14の付勢力に抗して待機姿勢から後方に変位した検査姿勢も取り得るようにされている(図7)。検査姿勢については後述する。
図5は、図1に示す規制プレート9の構成の一例を示す平面図である。規制プレート9は、可撓性を有する板状の部材により構成されている。例えば、規制プレート9は、厚さ0.2mm程度のステンレス(SUS304CSP)等によって構成されている。規制プレート9は、壁部42とほぼ対応する形状にされており、図5に示す例では、略正方形とされている。規制プレート9の略中央部には、スペーサ18の開口部18aと対応する形状の開口部9aが形成されている。
また、規制プレート9には、略L字型のL型スリットL1,L2,L3,L4が形成されている。L型スリットL1,L2,L3,L4は、そのスリット幅が例えば1mm程度とされている。また、規制プレート9には、電極側支持体3やスペーサ18に対して位置決めしたり、取り付けたりするための孔が設けられている。なお、規制プレート9は、スペーサ18によって電極側支持体3に取り付けられる例に限らない。
図6は、図5に示す規制プレート9が壁部42(フレーム40)と、電極側支持体3(スペーサ18)とに固着された状態を説明するための説明図である。領域Bは、規制プレート9が先方壁ブロック42aと後方壁ブロック42bとで挟まれている領域、すなわち規制プレート9がフレーム40に固着されている領域を示している。領域Bの外周は壁部42の外周に対応し、領域Bの内周はフレーム40の壁面421に対応している。なお、領域Bの内周は底面422aに対応していてもよい。
領域Cは、規制プレート9が電極側支持体3とスペーサ18とで挟まれている領域、すなわち規制プレート9が電極側支持体3に固着されている領域を示している。領域Cの外周は電極側支持体3の外周に対応し、領域Cの内周は開口部9a及び開口部18aに対応している。
このように、規制プレート9の中央部側が電極側支持体3と固着され、規制プレート9の周辺部側がフレーム40と固着されている。
図6に示すように、電極側支持体3の対向面2aと平行な断面形状は、略矩形であり、電極側支持体3は、第1辺H1、第2辺H2、第3辺H3、第4辺H4を有している。第1辺H1及び第2辺H2は、電極側支持体3(支持ブロック100)から壁面421(フレーム40)に向かう延設方向Dと交差(略直交)し、かつ対向面2aと平行な第1方向D1に沿って延びる辺である。第3辺H3及び第4辺H4は、対向面2aと平行かつ第1方向D1と交差(略直交)する第2方向D2に沿って延びる辺である。
規制プレート9には、壁面421(フレーム40)と第1辺H1との間の空間内において第1方向D1に沿って延びる二つの第1スリットS11,S12が並設され、壁面421(フレーム40)と第2辺H2との間の空間内において第1方向D1に沿って延びる二つの第1スリットS13,S14が並設され、壁面421(フレーム40)と第3辺H3との間の空間内において第2方向D2に沿って延びる二つの第2スリットS21,S22が並設され、壁面421(フレーム40)と第4辺H4との間の空間内において第2方向D2に沿って延びる二つの第2スリットS23,S24が並設されている。
そして、第1スリットS11と、第2スリットS21とが連通されてL型スリットL1が形成され、第2スリットS22と、第1スリットS14とが連通されてL型スリットL2が形成され、第1スリットS13と、第2スリットS23とが連通されてL型スリットL3が形成され、第2スリットS24と、第1スリットS12とが連通されてL型スリットL4が形成されている。
なお、L型スリットL1,L2,L3,L4は、並設された二つのスリットの内、フレーム40側の第1、第2スリットと、電極側支持体3側の第1、第2スリットとを、一部、又は全部、その連通する組み合わせを入れ替えてもよい。
このように、規制プレート9には、内部空間S内で、第1方向D1に沿って延びる第1スリットS11,S12,S13,S14と、第2方向D2に沿って延びる第2スリットS21,S22,S23,S24とが形成されている。
そして、図5に示すように、規制プレート9の、スリットS11,S12の近傍が第1規制部材K11を構成し、規制プレート9の、スリットS13,S14の近傍が第1規制部材K12を構成し、スリットS21,S22の近傍が第2規制部材K21を構成し、スリットS23,S24の近傍が第2規制部材K22を構成する。
支持ブロック100が待機姿勢のとき(図1)、支持ブロック100は、付勢部14の付勢力により前方に移動するので、規制プレート9の領域Cは、支持ブロック100と共に前方に移動する。このとき、第1規制部材K11,K12、及び第2規制部材K21,K22は、第1スリットS11,S12,S13,S14、及び第2スリットS21,S22,S23,S24によって、各スリットと直交する方向に対して伸縮変形可能にされている。
その結果、規制プレート9の領域Bはフレーム40に固着されたまま、領域Cと固着された支持ブロック100が前方に移動し、待機姿勢を取ることが可能にされている。
一方、板状の部材は、その平面に平行な方向に対しては剛性が高い。そのため、板状の部材で構成された第1規制部材K11,K12は、第1スリットS11,S12,S13,S14に沿う第1方向D1に対する変形が規制されている。また、板状の部材で構成された第2規制部材K21,K22は、第2スリットS21,S22,S23,S24に沿う第2方向D2に対する変形が規制されている。
そのため、検査冶具1は、支持ブロック100が待機姿勢をとる際に、支持ブロック100の水平方向の位置ずれ、すなわち検査側支持体2の水平方向の位置ずれが、規制プレート9(第1規制部材K11,K12、第2規制部材K21,K22)によって規制される。その結果、被検査基板Aに対する検査側支持体2の相対位置の位置ずれが低減されるので、被検査基板Aに接触する接触子5の位置決め精度を向上することができる。
図7は、図1に示す支持ブロック100が検査姿勢となった状態を示す概略断面図である。被検査基板Aが、対向面2aに対向配置されて例えば検査装置により後方に押圧されると、図7に示すように、付勢部14の付勢力に抗して、支持ブロック100(検査側支持体2、電極側支持体3及び連結部材4)が電極体6に向かって相対移動する。このときには、電極側支持体3の前方表面は規制板47から離れた状態となる。
すると、接触子5の後端5fは、電極7によって前方に向かって押される。そうすると、接触子5の先端5eが対向面2aから突出しようとする。図7においては、説明を容易にするため、接触子5の先端が対向面2aから突出した状態を示している。接触子5の先端5eが対向面2aから突出すると、先端5eは被検査基板Aの検査点に当接し、先端5eが押しとどめられるので、検査側支持体2と電極側支持体3との間で傾斜姿勢にあった接触子5の中間部分は撓む(屈曲する)。
電極側支持体3の後方表面が電極体6の前方表面に当接するまで、支持ブロック100がフレーム40に対して相対移動すると、支持ブロック100は検査姿勢となる(図7)。そして、接触子5の中間部分の撓み量が所定量になると、検査案内孔13の中に収納されていた接触子5の先端5eは検査点に対して所定の接触圧で接触することになる。
このように、検査姿勢では、支持ブロック100の後方への移動に伴い、対向面2aから突出しようとする接触子は、被検査基板のAに当接し、接触子5の中間部分が撓んで先端5eが検査案内孔13内で検査位置に案内されつつ、接触子5の弾性力により先端5eが弾性的に検査点に接触することになる。
そして、待機姿勢から検査姿勢に変位する際、規制プレート9(第1規制部材K11,K12、第2規制部材K21,K22)は、第1スリットS11,S12,S13,S14及び第2スリットS21,S22,S23,S24が狭まって収縮変形することにより、支持ブロック100の後方への移動を妨げない。
一方、待機姿勢から検査姿勢に変位する際、規制プレート9(第1規制部材K11,K12、第2規制部材K21,K22)は、第1方向D1及び第2方向D2に対する変形が規制されている。そのため、検査冶具1は、支持ブロック100が待機姿勢から検査姿勢に変位する際に、支持ブロック100の水平方向の位置ずれ、すなわち検査側支持体2の水平方向の位置ずれが、規制プレート9(第1規制部材K11,K12、第2規制部材K21,K22)によって規制される。その結果、被検査基板Aに対する検査側支持体2の相対位置の位置ずれが低減されるので、被検査基板Aに接触する接触子5の位置決め精度を向上することができる。
また、検査姿勢のとき、規制プレート9が平坦となるように、規制プレート9の、フレーム40及び検査側支持体2への取り付け位置が設定されている(図7)。これにより、被検査基板Aに接触子5を接触させて検査を行うときに、規制プレート9が平坦、すなわち変形していない状態にされる。規制プレート9は、変形している状態よりも、変形していない状態の方が、ゆがみが少ないので、支持ブロック100の水平方向の位置決め精度が高い。従って、検査姿勢のとき、規制プレート9が平坦にされることによって、検査時の位置決め精度をさらに向上させることができる。
図8〜図11は、規制プレート9の効果を確認するための実験結果を示す説明図である。図8は、図1に示す検査冶具1を用いて、被検査基板Aの、検査側支持体2(対向面2a)への脱着(押圧)を繰り返した場合に、被検査基板Aに形成されたパッド(検査点)に対して接触子5の先端5eが接触して生じた打痕を示す説明図である。
図8(a)は1回目に被検査基板Aを対向面2aへ押圧した後、図8(b)は2回目に被検査基板Aを対向面2aへ押圧した後、図8(c)は3回目に被検査基板Aを対向面2aへ押圧した後、図8(d)は4回目に被検査基板Aを対向面2aへ押圧した後の結果を示している。
図8において、パッドPは被検査基板Aの検査点を示し、打痕MはパッドPに先端5eが接触して生じた打痕を示し、測定円Tは打痕Mの位置を評価するために打痕Mを囲んだ測定円である。図8から、検査冶具1により、打痕Mの位置ずれは、着脱回数による変化がほとんどなく、接触子5の検査点への接触位置のばらつきが小さく、従って基板に接触する接触子の位置決め精度が高いことが確認できた。
図9は、被検査基板Aの9カ所のパッドPについて、着脱回数1〜4回のときのずれ量(パッドPの中心から測定円Tの中心までの距離)を測定した測定結果を示すグラフである。横軸は被検査基板Aの着脱回数を示し、縦軸はずれ量(μm)を示している。
図9によれば、検査冶具1による打痕Mの位置ずれは、最大9.34μmであった。
図10、図11は、検査冶具1から規制プレート9を取り除いた場合に、図8、図9と同様の実験結果を行った結果を示している。図10、図11によれば、図8、図9と比べて明らかに打痕Mの位置ずれが大きくなっている。また、図11によれば、打痕Mの位置ずれは、最大21.17μmであり、規制プレート9を用いた検査治具1による位置ずれ量の倍以上の位置ずれが生じた。
これにより、規制プレート9を備えた検査治具1により、被検査基板Aに接触する接触子5の位置決め精度を向上できることが実験的に確認できた。
なお、検査姿勢のときに規制プレート9が平坦になる構成を示したが、規制プレート9は、待機姿勢のときに平坦になってもよく、あるいは、検査姿勢、待機姿勢のいずれにおいても規制プレート9が変形する構成であってもよい。
また、第1スリットと第2スリットとが連通されてL型スリットになる構成を示したが、第1スリットと第2スリットとは分離されていてもよく、必ずしもL型スリットが構成される例に限らない。しかしながら、L型スリットを形成することにより、規制プレート9は、先後方向(上下方向)の伸縮がより容易になる点で好ましい。
また、第1規制部材K11,K12、及び第2規制部材K21,K22が、一枚の規制プレート9で構成される例を示したが、第1規制部材K11,K12、及び第2規制部材K21,K22は、それぞれ独立した板状部材で構成されていてもよい。また、第1規制部材及び第2規制部材は、それぞれ一つであってもよく、三つ以上であってもよい。
また、第1規制部材及び第2規制部材に、それぞれ二つのスリットが並設される例を示したが、第1規制部材及び第2規制部材に形成されるスリット数は、それぞれ一つであってもよく、三つ以上であってもよい。しかしながら、第1規制部材及び第2規制部材に形成されるスリット数は、それぞれ複数であった方が、第1規制部材及び第2規制部材の伸縮がより容易になる点で好ましい。
また、第1規制部材及び第2規制部材は、伸縮性を有すると共に、伸縮方向と交差する方向に対する変形が規制されたものであればよく、必ずしも板状の部材にスリットを形成した構成に限らない。
また、第2規制部材を備えていなくてもよい。第1規制部材のみであっても、第1方向D1に対する位置ずれを規制することができるので、被検査基板Aに接触する接触子5の位置決め精度を向上できる。しかしながら、第1規制部材及び第2規制部材を備えることにより、第1方向D1及び第2方向D2に対する位置ずれを規制できる点で、より好ましい。
また、支持ブロック100は、必ずしも検査側支持体2、電極側支持体3、及び連結部材4とから構成される例に限らない。例えば、電極側支持体3の前方表面が、対向面2aとして用いられる構成であってもよい。
1 検査冶具
2 検査側支持体
2a 対向面
3 電極側支持体
4 連結部材
5 接触子
6 電極体
7 電極
9 規制プレート
13 検査案内孔
14 付勢部
18 スペーサ
20 電極案内孔
40 フレーム
41 基台
42 壁部
100 支持ブロック
A 被検査基板
D 延設方向
D1 第1方向
D2 第2方向
H1 第1辺
H2 第2辺
H3 第3辺
H4 第4辺
K11,K12 第1規制部材
K21,K22 第2規制部材
L1 型スリット
L1,L2,L3,L4 L型スリット
P パッド(検査点)
S 内部空間
S11,S12,S13,S14 第1スリット
S21,S22,S23,S24 第2スリット

Claims (8)

  1. 検査対象となる被検査基板に設けられる検査点と前記被検査基板を検査する検査装置とを電気的に接続するための検査治具であって、
    フレームと、
    前記検査装置と電気的に接続される電極を備える電極体と、
    ワイヤ状の形状を有する導電性の接触子と、
    前記被検査基板が対向配置される対向面を有し、前記対向面に載置された前記被検査基板の前記検査点へ前記接触子の一端を案内し、前記接触子の他端を前記電極に案内し、かつ前記対向面と交差する移動方向に沿って前記フレームに対して相対移動可能な支持ブロックと、
    前記支持ブロックを、前記電極体から遠ざかり、前記被検査基板に向かう方向に付勢する付勢部と、
    前記支持ブロックから前記フレームに向かう延設方向に延びて前記支持ブロックと前記フレームとの間に架設され、可撓性を有すると共に前記対向面と平行かつ前記延設方向と交差する第1方向に沿って延びる第1スリットが形成された板状の第1規制部材とを備えた検査治具。
  2. 前記第1規制部材には、前記第1スリットが複数形成されている請求項記載の検査治具。
  3. 前記支持ブロックと前記フレームとの間に、前記第1方向に延びるように架設され、可撓性を有すると共に前記対向面と平行かつ前記第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第2スリットが形成された板状の第2規制部材をさらに備える請求項1又は2に記載の検査治具。
  4. 前記第2規制部材には、前記第2スリットが複数形成されている請求項記載の検査治具。
  5. 記支持ブロックは、前記対向面と平行な平面において、前記フレームで取り囲まれるように、かつ前記支持ブロックの周縁部と前記フレームとの間に間隔を有するように配置され、
    前記第1及び第2規制部材は、前記対向面と略平行に配置され、前記接触子が貫通可能な開口部が形成され、かつ可撓性を有する板状の規制プレートにより構成され、
    前記規制プレートの中央部側が前記支持ブロックと固着され、前記規制プレートの周辺部側が前記フレームと固着され、
    前記規制プレートには、前記周縁部と前記フレームとの間の空間内で、前記第1スリットと、前記第2スリットとが形成され、
    前記規制プレートにおける前記第1スリット近傍が前記第1規制部材であり、前記規制プレートにおける前記第2スリット近傍が前記第2規制部材である請求項3又は4に記載の検査治具。
  6. 前記支持ブロックは、前記対向面と平行な断面の形状が略矩形であり、前記第1方向に沿って延びる第1及び第2の辺と、前記第2方向に沿って延びる第3及び第4の辺とを有し、
    前記規制プレートには、前記フレームと前記第1辺との間の空間内において二つの前記第1スリットが並設され、前記フレームと前記第2辺との間の空間内において二つの前記第1スリットが並設され、前記フレームと前記第3辺との間の空間内において二つの前記第2スリットが並設され、前記フレームと前記第4辺との間の空間内において二つの前記第2スリットが並設され、
    前記フレームと前記第1辺との間の前記2つの第1スリットのうち一方と、前記フレームと前記第3辺との間の前記2つの第2スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第3辺との間の他方の前記第2スリットと、前記フレームと前記第2辺との間の前記2つの第1スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第2辺との間の他方の第1スリットと、前記フレームと前記第4辺との間の前記2つの第2スリットのうち一方とが連通されて略L字型のスリットが形成され、前記フレームと前記第4辺との間の他方の第2スリットと、前記フレームと前記第1辺との間の他方の前記第1スリットとが連通されて略L字型のスリットが形成されている請求項記載の検査治具。
  7. 前記支持ブロックは、
    前記付勢部の付勢力により前記電極体から前記支持ブロックが離間する待機姿勢と、
    前記付勢部の付勢力に抗して前記待機姿勢から前記移動方向に沿って変位する検査姿勢とを取り得るようにされており、
    前記規制プレートは、前記姿勢ブロックが前記検査姿勢のとき、平坦となる請求項5又は6に記載の検査治具。
  8. 前記支持ブロックは、
    前記被検査基板が対向配置される対向面を有し、前記接触子が挿通され、前記対向面に載置された前記被検査基板の前記検査点へ前記接触子の一端を案内する検査案内孔が形成された検査側支持体と、
    前記接触子が挿通され、前記接触子の他端を前記電極に案内する電極案内孔が形成された電極側支持体と、
    前記検査側支持体と前記電極側支持体とを所定間隔を有して配置して保持する連結部材とを含む請求項1〜のいずれか1項に記載の検査治具。
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