JP2012243162A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するため、本発明による情報処理装置は、リング状にバス接続されている複数の通信手段を備え、前記通信手段の各々はそれぞれ所定の処理を実行する処理手段と対応し、前記通信手段の各々は対応する前記処理手段が処理を実行した後のデータを、続く処理を実行する処理手段に対応する他の通信手段へ前記バスを介して所定の送信間隔で送信し、予め定めた順序で前記処理手段の間のデータの受け渡し及び処理を実行する情報処理装置であって、前記複数の通信手段の少なくとも１つは、受信したデータについて、処理を実行するべき処理手段において処理が保留されたことを示す情報を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報が検知された場合に、前記送信間隔を延長するように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記検知手段が前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報を検知した頻度に応じた延長時間によって、前記送信間隔を延長することを特徴とする。

Claims (10)

1. リング状にバス接続されている複数の通信手段を備え、前記通信手段の各々はそれぞれ所定の処理を実行する処理手段と対応し、前記通信手段の各々は対応する前記処理手段が処理を実行した後のデータを、続く処理を実行する処理手段に対応する他の通信手段へ前記バスを介して所定の送信間隔で送信し、予め定めた順序で前記処理手段の間のデータの受け渡し及び処理を実行する情報処理装置であって、
   前記複数の通信手段の少なくとも１つは、
   受信したデータについて、処理を実行するべき処理手段において処理が保留されたことを示す情報を検知する検知手段と、
   前記検知手段によって前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報が検知された場合に、前記送信間隔を延長するように制御する制御手段と、を有し、
   前記制御手段は、前記検知手段が前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報を検知した頻度に応じた延長時間によって、前記送信間隔を延長する、ことを特徴とする情報処理装置。
2. 前記制御手段は、前記検知手段が前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報を検知した場合、予め設定された設定値よりも大きい値を前記送信間隔として設定し、さらに、設定した当該送信間隔によってデータが送信される前に前記検知手段が前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報を検知した場合には、予め保持している被加算値に基づいて前記送信間隔をさらに延長する、ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記複数の通信手段の少なくとも１つは、さらに、前記受信したデータが当該通信手段によって出力されたデータであるか否かを判定する判定手段を有し、
   前記制御手段は、当該判定手段により前記受信したデータが前記複数の通信手段の当該少なくとも１つによって出力されたデータであると判定され、かつ前記検知手段によって当該受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報が検知された場合に、前記送信間隔を延長する、ことを特徴とする請求項１または２に記載の画像処置装置。
4. 前記判定手段は、さらに、前記受信したデータが、前記複数の通信手段の当該少なくとも１つによって出力されたデータにさらなる処理が行われたデータであるか否かを判定し、
   前記制御手段は、さらに、当該判定手段により、前記受信したデータが、前記複数の通信手段の前記少なくとも１つによって出力されたデータにさらなる処理が行われたデータであると判定され、かつ前記検知手段によって当該受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報が検知された場合に、前記送信間隔を延長する、ことを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. 前記制御手段は、延長した前記送信間隔が所定値以下となるように、前記送信間隔を制限することを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の情報処理装置。
6. 前記所定値は、信号が前記リング状のバスを１周する期間である、ことを特徴とする請求項５に記載の情報処理装置。
7. 前記制御手段は、さらに、前記受信したデータに対して処理を実行するべき処理手段が、前記順序において早い順序の処理を実行する処理手段であるほど、より長く前記送信間隔を延長する、ことを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の情報処理装置。
8. 前記所定の送信間隔において、前記処理手段が処理を実行した後のデータを送信できたか否かを判定する出力判定手段をさらに備え、
   前記データの送信ができなかったと判定された場合、その後に設定される前記送信間隔によらず、当該データを送信する、ことを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の情報処理装置。
9. リング状にバス接続されている複数の通信手段を備え、前記通信手段の各々はそれぞれ所定の処理を実行する処理手段と対応し、前記通信手段の各々は対応する前記処理手段が処理を実行した後のデータを、続く処理を実行する処理手段に対応する他の通信手段へ前記バスを介して所定の送信間隔で送信し、予め定めた順序で前記処理手段の間のデータの受け渡し及び処理を実行する情報処理装置における通信方法であって、
   前記複数の通信手段の少なくとも１つは、
   検知手段が、受信したデータについて、処理を実行するべき処理手段において処理が保留されたことを示す情報を検知するステップと、
   制御手段が、前記検知するステップにおいて、前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報が検知された場合、前記送信間隔を延長するように制御するステップと、を有し、
   前記制御するステップでは、前記検知するステップにおいて、前記受信したデータに対する処理が保留されたことを示す情報を検知した頻度に応じた延長時間によって、前記送信間隔が延長される、ことを特徴とする通信方法。
10. 請求項９に記載の通信方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。