JP2012240643A - シートベルトを装備した車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】通常形状部と異形部との2種類の形態のシートベルトを、それぞれ別個の収納装置で収納することにより、シートベルトを安定して収納する。
【解決手段】シートベルト20のショルダベルト部位20Aが厚みが厚く形成された異形部20bに形成されており、巻取りベルト部位20Cが通常形状部20aで形成されている。そして、通常形状部20aは第1の収納装置40により収納され、異形部20bは第2の収納装置50により収納される構成となっている。第1の収納装置40は巻取り式のリトラクタ装置となっており、第2の収納装置50は固定ローラ52と移動ローラ54により引き込み式の扁平な装置となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートベルトを装備した車両用シートに関する。詳しくは、汎用の通常形状部とは異なる異形部を有するシートベルトをそれぞれ別の収納装置により区別して収納するようにした車両用シートに関する。
自動車等の車両用シートには、車両衝突時における着座した乗員の保護を図る観点から周知の如くシートベルトが装備されている。シートベルトは車両衝突時において着座した乗員を車両用シートに拘束保持するものである。この拘束保持を効果的に行うためにシートベルトには各種の工夫がなされている。
例えば、車両衝突時におけるシートベルトから乗員胸部へ作用する荷重を分散させるため、乗員胸部箇所を受けるショルダベルト部位の横幅をその他の通常の部位の横幅に比べて幅広にするものがある(下記特許文献2参照)。すなわち、一般的なシートベルトの通常形状部の横幅は48mm〜50mmであるが、その横幅を75mmとして幅広とすることが行われている。この場合、乗員を拘束するために身体に直接当接する部位以外のシートベルト部位、例えば、シートベルトの長手方向の両端を固定箇所に支持させるための端部付近の部位等はコストや重量低減等の観点から通常形状部として形成されるのが普通である。これにより必要な個所のみ幅広の異形部として有効に車両衝突時に受ける荷重の分散化を図っている。
また、車両衝突時には、シートベルトを乗員に確実に密着させて、確実に保護することが行われている。そのためにシートベルトを巻き取るリトラクタ装置にプリテンショナー機構を備えて車両衝突検知時にシートベルトを瞬時にわすか引き込むようにしたものがある。これと同様に、最近では、シートベルト自体を空気袋形態に構成して、車両衝突時にこの空気袋箇所を膨らませることによりシートベルトを着座した乗員の身体に密着させる方策が提案されている。この空気袋を構成する際には、当該箇所のシートベルト部位は通常形状部に比べその厚みが厚く構成されることになる。そして、通常は、この空気袋として構成されるのはショルダベルト部位とされており、その他の部位は一般的な通常形状部として形成されている。
ところで、シートベルトは非装着時及び装着時における余剰の部位はリトラクタ装置等のシートベルト収納装置により収納されるようになっている。このリトラクタ装置の装備位置は車両用シートの内部に装備されることが多く、通常1個装備されるのが普通である。
特開2001−301564号公報 特開2007−245786号公報
上述したように、シートベルトに通常形状部のほかに、シートベルトの横幅が幅広に形成されたり、空気袋として形成されてその厚みが厚く形成されるなど、通常形状部とは異なる形態形状の異形部が形成されると、その収納が不安定状態となる問題がある。すなわち、シートベルトはリトラクタ装置等のシートベルト収納装置に引き込まれて収納されるが、形状形態の異なるシートベルト部位が1個のシートベルト収納装置に混在して収納されると、その収納が不安定なものとなる。特に、シートベルト収納装置が従来汎用の巻取り式のリトラクタ装置である場合には、シートベルトの巻取り状態が不安定なものとなる。
なお、異形部の形状形態が幅広の場合には、リトラクタ装置の横幅が従来に比べ大型化するという問題があり、異形部の形状形態が厚みの厚い場合には、径方向に大型化するという問題があった。
而して、本発明は上記した問題点に鑑みてなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートベルトが通常形状部と異形部との2種類の形状形態で形成される場合でも、それぞれの形状形態に対応した別個の収納装置で収納させることにより、シートベルトを安定して収納することにある。
上記課題を解決するために、本発明のシートベルトを装備した車両用シートは次の手段をとる。
すなわち、本発明に係るシートベルトを装備した車両用シートは、先ず、車両用シートへの着座者を拘束可能に配設されるシートベルトの一端部が、シートバックの内部に配設されるシートベルト収納装置によって収納されるシートベルトを装備した車両用シートである。
そして、前記シートベルトは着座時におけるシートベルト装着状態で着座者を拘束する部位の少なくとも一部が他の部位の通常形状部に比べ幅が広く形成されるか若しくは厚みが厚く形成される等の異なる形態形状とされた異形部として形成されており、
前記シートベルトの一端部を収納する収納装置は、第1の収納装置と第2の収納装置とから成っており、シートベルトの一端部が収納される方向に対して第2の収納装置、第1の収納装置の順に直列に配設されて設置されており、
前記シートベルトの一端部から異形部までの通常形状部は前記第1の収納装置により収納し、前記シートベルトの異形部は前記第2の収納装置により収納する構成とされていることを特徴とする。
上記した本発明によれば、シートベルトを収納するに際して、第1の収納装置と第2の収納装置の二個の収納装置が装備されている。そして、二個の収納装置は直列的に配置されており、シートベルトの長手方向で分けて収納するようになっているので、収納容積の小さい装置とすることができる。
なお、収納にあたっては、通常形状部を第1の収納装置、異形部を第2の収納装置に分けて収納するようになっているので、それぞれの収納装置はそのシートベルトの形態に適合した装置とすることができ、その収納を安定性良く収納することができる。
なお、上記した本発明に係る車両用シートは、次の様に構成するのが好ましい。すなわち、上記した第1の収納装置は、巻取り式のリトラクタ装置として構成されており、上記した第2の収納装置は、固定ローラと該固定ローラに対して離間方向に移動可能に設置された移動ローラとを備え、シートベルトは該移動ローラに対して折り返す形態として配設されて移動ローラの離間方向への移動により異形部のシートベルトの収納が行われる構成となっているのが好ましい。
この構成とすることにより、第1の収納装置は、従来から一般的に用いられている汎用の巻取り式のリトラクタ装置で構成することができる。かつ、このリトラクタ装置により巻き取られるシートベルト箇所は通常形状部とされているので、巻取り量が少なくなり装置の径方向の大きさを小型化することができる。
なお、第2の収納装置はいわゆる移動ローラを固定ローラに対して離間方向に移動させることによりシートベルトを引き込んで収納する引き込み方式であるので、扁平な装置とすることができる。したがって、第2の収納装置をシートバック内部に装備するに際して、その装備する空間が比較的に狭いシートベルト内部にも容易に装備させることが可能となる。
更に、上記した本発明に係る車両用シートは、次の様に構成するのが好ましい。すなわち、シートベルトの異形部が第2の収納装置の収納開始位置にきたことを判断する判断手段を備え、この判断手段により前記収納開始位置にきたと判断されたとき前記第2の収納装置による収納作動が行われるのが好ましい。
この構成とすることにより、判断手段によりシートベルトの異形部が第2の収納装置の収納開始位置にきたことが判断される。そして、この判断に基づいてシートベルトの第1の収納装置による収納作動から第2の収納装置による収納作動へ切り替えられるため、その切り替え作動を確実に且つタイミング良く行うことができる。
本発明は、上記手段とすることにより、シートベルトが通常形状部と異形部との2種類の形状形態で形成される場合でも、それぞれの形状形態に対応した別個の収納装置で収納させることができ、シートベルトを安定して収納することができる。
なお、第1の収納装置を巻取り式のリトラクタ装置として構成し、第2の収納装置を固定ローラと移動ローラを用いた引き込み方式の扁平な装置として構成する場合には、収納装置を設置する空間が比較的狭いシートバックに収納装置を装備する場合でも容易に装備させることができる。
なお、シートベルトの異形部が第2の収納装置の収納開始位置にきたことを判断する判断手段を備える場合には、シートベルトの第1の収納装置による収納作動から第2の収納装置による収納作動へ切り替えを確実に且つタイミング良く行うことができる。
本発明の実施例に係るシートベルトを装備した車両用シートの着座状態での収納装置による収納状態を原理的に示す側面図である。 図1に対比して非着座状態での収納装置による収納状態を原理的に示す側面図である。 シートバックにシートベルト収納装置を配設した装備状態を示す背面図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 シートベルト装着状態での収納装置の作動状態を示し、(A)図は背面図、(B)図は側面図である。 シートベルト非装着状態での収納装置の作動状態を示し、(A)図は背面図、(B)図は側面図である。 シートベルトの異形部を判断する手段としての機械的構成を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。なお、本説明において、上方、前方、外方等の方向表示は着座者が車両用シートに着座した状態における着座者から見た方向を示している。
図1及び図2はシートベルト20を収納する第1の収納装置40及び第2の収納装置50による収納作動状態の原理図を示す。図1は車両用シート10に乗員が着座してシートベルト20を装着した状態でのシートベルト収納作動状態を示し、図2は乗員が車両用シート10から離籍してシートベルト20非使用状態でのシートベルト収納作動状態を示している。
先ず、図1及び図2に基づいて、シートベルト20を配設した車両用シートの全体構成の概要を説明する。車両用シート(これを単に「シート」と称することもある)10はシートクッション12と、シートバック14とから成っており、シートバック14の上部にはヘッドレスト16が備えられている。この車両用シート10には、着座した乗員Mを拘束するためのシートベルト20が装備されている。シートベルト20は着座した乗員Mの胸部を拘束する部位であるいわゆるショルダベルト部位20Aと、腰部を拘束するいわゆるラップベルト部位20Bとが一体的連続した形態として形成されている。ラップベルト部位20Bとショルダベルト部位20Aとの境界領域には、図示を省略したタングプレートが摺動移動可能に装着されている。そして、このタングプレートをシートクッション12の骨組体に取付けられたこれも図示を省略したバックルに掛着することにより、車両用シート10へ着座者が着座した状態でシートベルト20により車両用シート10に拘束される。
上記シートベルト20の両端部は車両用シートの所定の箇所に係止される。シートベルト20のラップベルト部位20B側の下端部はシートクッション12の骨組枠に固定されて係止されている。シートベルト20のショルダベルト部位20A側の上端部はシートバック14の内部に配設されたシートベルト収納装置30により収納されて係止されるようになっている。なお、シートベルト収納装置30へシートベルト20を収納移動するに当たっては、シートバック14の肩部に配設されたベルトガイド18により案内されて行われるようになっている。ベルトガイド18はシートバック14の前面位置のシートベルト20をシートバック14の肩部位置で折り返し案内してシートバック14内部のシートベルト収納装置に収納するようになっている。
なお、この実施の形態におけるシートベルト20の形状は、ショルダベルト部位20A部分がいわゆる空気袋構造の厚みのある異形部20bの形状となっている。その他の部分は異形部20bより厚みの薄い従来汎用の通常形状部20aとなっている。すなわち、ラップベルト部位20B箇所及び図1においてショルダベルト部位20Aの上端位置であるK点からシートベルト収納装置30の配設位置までの巻取りベルト部位20Cは通常形状部20aの形状で形成されている。なお、必要に応じてこの実施の形態においてもラップベルト部位20Bを空気袋構造の異形部20bの形状とすることもできる。
更に、シートベルト20の異形部20bの態様としては、図7に仮想線(2点鎖線)で示すように、ショルダベルト部位20Aの横幅を幅広とした異形部20bの場合がある。この幅広に形成される異形部20bは図7で見て下方位置の通常形状部20aの横幅より広く形成されているものであり、従来通りの普通の横幅で形成されているものである。
次に、シートベルト20を収納するためにシートバック14内に配設されるシートベルト収納装置30について説明する。シートベルト収納装置30は第1の収納装置40と第2の収納装置50の二つの収納装置から構成されている。第1の収納装置40は巻取り式のリトラクタ装置である。第2の収納装置50は移動ローラ54を固定ローラ52に対して離間方向(図1、図2で見て下方向)に移動させることによりシートベルト20(20b)を引き込んで収納する引き込み方式の扁平な装置として構成されている。
第1の収納装置40と第2の収納装置50は収納されるシートベルト20(20a、20b)の収納流れに沿って直列的に配設されている。その収納方向の流れに対して第2の収納装置50、第1の収納装置40の順で配設されている。シートベルト20の収納時の作動は、第1の収納装置40、第2の収納装置50の順で収納作動が行われるようになっている。そして、第1の収納装置40の作動時には第2の収納装置50は非作動状態とされており、この非作動状態ではシートベルト20は第2の収納装置50を抵抗無く通過できる構成となっている。第1の収納装置40によるシートベルト20の収納動作が終ると、第1の収納装置40としてのリトラクタ装置の巻取り作動が停止し、第2の収納装置50の引き込み式の収納作動が開始する。すなわち、図1から図2の変遷で示すように、固定ローラ52に対して移動ローラ54の下方向への離間作動が行われ、この移動ローラ54の離間移動に伴ってシートベルト20が引き込まれて、第2の収納装置50による収納作動が行われる。
図1に示すシートベルト20の着座者Mへの装着状態では、シートベルト収納装置30による収納作動は、第2の収納装置50は何ら機能していなく、第1の収納装置40のリトラクタ装置による巻取り機能のみで収納作動が行われている。すなわち、この状態ではシートベルト20は第2の収納装置50は単に通過するのみで、何の作動もしなく、第1の収納装置のみで収納作動が行われている。
図2に示すシートベルト20の非装着常態では、シートベルト20の収納作動は、第1の収納装置40によるシートベルト20の異形部20bの収納作動が終了し、第2の収納装置50によるシートベルト20のショルダベルト部位20Aの異形部20bの収納作動が行われる状態にある。
上記第1の収納装置40の作動から第2の収納装置50の作動への切替は、ショルダベルト部位20Aの異形部20bの位置が第2の収納装置50による収納位置にきたことを判断する判断手段により判断されたことによりその切替作動がおこなわれるようになっている。判断手段としては各種の手段が考えられる。例えば、第1の収納装置40の巻取り式のリトラクタ装置の巻取り回転数を電気的に検知して、前記巻取りベルト部位20Cの長さ分に相当する巻き取り回転数を検知したとき、その検知信号に基づいてリトラクタ装置の作動を停止させ、第2の収納装置50の移動ローラ54の離間作動を開始させる方法がある。
次に、機械的な判断手段としては、通常形状部20aと異形部20bとの形状変化を利用して判断する方法がある。具体的にはシートベルト20を通過できる挿通孔を形成した検知具により行うものである。その挿通孔の大きさを通常形状部20aのシートベルト部位は通すが、異形部20bは通さない大きさとすることにより、シートベルト20はその収納移動時、検知具の挿通孔を巻取りベルト部位20Cの通常形状部20aは通過できるが、ショルダベルト部位20Aの異形部20bは通過できない。そして、このシートベルトの形状変化に基づいて検知具を作動させることができ、この作動に基づいて第2の収納装置50の移動ローラ54の離間作動を開始させる構成とする方法がある。
上記実施形態におけるシートベルト収納装置30によるシートベルト20の収納作動を説明する。
図1に示すシート10へ乗員Mが着座してシートベルト20の装着状態では、ショルダーベルト部位20Aにより乗員Mの胸部が拘束され、ラップベルト部位20Bにより乗員の腰部が拘束された状態にあって、ショルダベルト部位20Aに続く端部部位の巻取りベルト部位20Cの余剰部分が第1の収納装置40のリトラクタ装置により巻き取られた状態にある。なお、この状態では第2の収納装置50は何ら機能することがない。すなわち、移動ローラ54は固定ローラ52に近接した位置にあって、シートベルト20の第1の収納装置40への収納移動に際して障害となることなく何の抵抗も無く通過できるようになっている。なお、第1の収納装置40のリトラクタ装置には、従来通り車両衝突を検知したときに作動するシートベルトロック機構を備えているのが好ましい。この実施形態では、第1の収納装置40の作動時には第2の収納装置50はシートベルト20が単に通過するのみで第1の収納装置40の収納作動の障害となる構成とはなっていないため、第1の収納装置40のシートベルトロック機構の作動時においても、その作動において第2の収納装置50が障害となることはない。
次に、シート10から乗員が離れ、図1のシートベルト装着状態から図2に示すシートベルト非装着状態となる場合のシートベルト収納装置30へのシートベルト20の収納作動を説明する。先ず、図1に示す第1の収納装置40からK点までの通常形状部20aで形成された巻取りベルト部位20C箇所は第1の収納装置40のリトラクタ装置により巻取り収納される。かかる通常形状部20aの部位20Cが第1の収納装置40により巻き取られると、判断手段によりショルダベルト部位20Aの異形部20bが第2の収納装置50の収納開始位置にきたことが判断される。かかる判断がされると第1の収納装置40のリトラクタ装置の巻取り作動が止められ、第2の収納装置50の作動が開始される。すなわち、第2の収納装置50の移動ローラ54の固定ローラ52に対する離間作動が図2に示すように下方への移動として行われる。移動ローラ54の下方への移動に際して、シートベルトは移動する移動ローラ54に対して折り返す形態として離間方向へ引き込み作動が行われてシートベルト20の収納が行われる。第2の収納装置50によるシートベルト20の収納は判断手段によりショルダベルト部位20Aが第2の収納装置50に来たことを判断されたこと以後であるため、ショルダベルト部位20Aが収納される。
上記した本実施の形態によれば、通常形状部20aの巻取りベルト部位20Cは巻取り式のリトラクタ装置の第1の収納装置40に収納され、ショルダベルト部位20Aは引き込み式の第2の収納装置50に分けて収納される。すなわち、二個の収納装置40,50に分けて収納されるため、それぞれの収納装置の収納容積を小さなものとすることができる。これは一般的に装備するスペースが制約されているシートバック14の中に収納装置を装備する場合には有利となるものである。特に、本実施形態によれば、第2の収納装置50は引き込み式の扁平な装置としているので、よりシートバック14の中に装備することが容易となる。
また、本実施形態では、収納にあたっては、通常形状部20aで形成される巻取りベルト部位20Cを第1の収納装置40、異形部20bで形成されるショルダベルト部位20Aを第2の収納装置50に分けて収納するようになっている。このため、各収納装置40,50はそのシートベルト20C(20a),20A(20b)の形態に適合した装置とすることができ、その収納を安定性良く収納することができる。
図3以降はシートベルト収納装置30の具体的実施例を示す。この実施例のシートベルト収納装置30も第1の収納装置40は従来汎用に用いられている巻取り式のリトラクタ装置とされており、第2の収納装置50は固定ローラ52と移動ローラ54とからなる引き込み式の扁平な装置とされている。図3に示すようにシートベルト収納装置30はシートバック14の骨格フレーム枠22に取り付けられて配設されており、図3で見て左肩部から右下方部に斜めに配設されて装備されている。具体的には、図4に良く示されるように、上部フレーム枠22Aにはシートベルト20をシートベルト収納装置30に収納案内するベルトガイド18が取付ブラケット28を介して取付けられている。中間フレーム枠22Bには取付ブラケット24を介して第1の収納装置40としてのリトラクタ装置が取り付けられている。下部フレーム枠22Cには第2の収納装置50のスライダ56を案内する案内レール58の下端部が取付ブラケット26を介して固定されている。なお、シートベルト収納装置30はシートバック14のシート表皮に覆われた比較的厚み幅の薄い内部空間に配設されている。
図3から図5に示す図示状態は、シートベルト収納構造30が前述した図1に示す乗員がシート10に着座しシートベルト20を装着した状態に対応するシートベルト20の収納状態を示すものである。図5に基づいてシートベルト収納装置30の詳細配設構造を説明する。先ず、巻取り式のリトラクタ装置として構成されている第1の収納装置40は、ベルトガイド18により折り返し案内されて下方に収納案内移動されるシートベルト20(20C)が、その(B)図に示すようにストレート状態でそのまま第1の収納装置40に巻き取られる位置に配設されている。
第2の収納装置50は、固定ローラ52、移動ローラ54、スライダ56、案内レール58、バネ部材60が組み合わされて構成されている。固定ローラ52は第1の収納装置40のリトラクタ装置のケース上方部位置で取付ブラケット62を介して配設されている。固定ローラ52は取付ブラケット62に自転回動可能状態として軸支されている。図5(B)で見て、シートベルト20(20C)はこの固定ローラ52及び取付ブラケット62の左側位置を通過して第1の収納装置40に収納される位置関係となっている。
スライダ56、案内レール58及びバネ部材60は移動ローラ54を上下方向に案内するためのものである。案内レール58は、図5(B)で見て、第1の収納装置40のリトラクタ装置の右側位置に上下方向に配設されており、スライダ56はこの案内レール58に沿って上下方向に案内移動されるように組合わされている。バネ部材60は案内レール58の下端部とスライダ56とに係止されて配設されている。バネ部材60は引張りバネであって、常時はスライダ56を下方向に移動させようとする付勢力が働いている。図5の図示状態では、後述する判断手段としての検知具の検知板64がスライダ56に係止状態にあってスライダ56を上方位置に保持した状態にある。すなわち、この状態ではバネ部材60は伸張した状態にある。そして、かかるスライダ56の位置状態では第2の収納装置50によるシートベルト20の収納作動は行われなく、いわゆる第2の収納装置50は非作動状態にある。
移動ローラ54はスライダ56の上端部位置に、両側に配設された取付アーム66を介して取付けられている。移動ローラ54は取付アーム66の一端に軸支68されて取付けられており、取付アーム66に対して自転回動可能状態として取付けられている。取付アーム66の他端はスライダ56に軸支70されて取付けられており、取付アーム66はスライダ56に対して揺動可能に取付けられている。したがって、移動ローラ54も軸支70を支点として揺動可能とされており、スライダ56の下方への移動に際して揺動しながら下方移動することが可能とされている。なお、移動ローラ54の配設位置状態は、図5(B)で見て、シートベルト20(20C)が通る位置の左側位置となっている。上述した固定ローラ52との位置関係を絡めて説明すると、シートベルト20(20C)が固定ローラ52と移動ローラ54との間を通る位置関係として構成されている。そして、この図5に示される第2の収納装置50の非作動状態では、シートベルト20(20C)の第1の収納装置40への収納作動に際して第2の収納装置50の固定ローラ52及び移動ローラ54がその収納作動の障害となることなく行い得るように配置構成されている。
本実施例においては、シートベルト20の異形部20bが第2の収納装置50の収納開始位置にきたことを判断する判断手段は機械的構成として構成されている。その構成が図7に示されている。検知具としての検知板64は、図5及び図6に示すように、シートベルト20が通る位置であって第1の収納装置40によりシートベルト20が収納される直前位置、すなわち図5及び図6で見て第1の収納装置40の直上位置に配設されている。
検知板64には、図7に良く示されるように、シートベルト20が通る挿通孔72が形成されている。挿通孔72の孔形状はシートベルト20の通常形状部20aの断面形状に略等しい形状とされている。正確には、シートベルト20の通常形状部20aは通すことができるが、異形部20bは通すことのできない孔形状で形成されている。
本実施例のシートベルト20の異形部20bは、図7に示すように、空気袋構造で形成された厚みのある構成のものであり、従来汎用の通常形状部20aの厚みより厚い構成となっている。したがって、検知板64の挿通孔72をシートベルト20の通常形状部20aは通過できるが異形部20bは通過できなく、この挿通孔72を異形部20bが通過しようとすると通常形状部20aと異形部20bとの厚み違いの段差部によって、検知板64は図7で見て下方向に押される。本実施例ではこの検知板64が押される動作を以ってシートベルト20の異形部20bが第2の収納装置50の収納開始位置にきたことを判断するようになっている。
検知板64は、図5(B)及び図6(B)に示されるように断面L字形に形成されており、L字形の一片64Aに図7に示す挿通孔72が形成されており、L字形の他片64Bの端部に係止爪74が形成されている。図5(B)で見て係止爪74と対応するスライダ56の位置には係止爪74が係止する被係止部76が形成されており、係止爪74と被係止部76とが係止状態にあることによりスライダ56は図5に示される位置状態に保持される。このスライダ56の位置状態では移動ローラ54は固定ローラ52に対して近接した位置にある。
L字形の検知板64はL字の折点位置の支点78を中心として回動可能に固定部材に取付けられている。したがって、検知板64の一片64Aが、図5(B)で見て、下方向に押されると、検知板64は支点78を中心として反時計廻り方向に回動する。すると、検知板64の他片64Bに形成された係止爪74はスライダ56の被係止部76の係止状態から外されて、スライダ56はバネ部材60の引張りバネ力により案内レール58に沿って下方向に移動していく。
スライダ56の下方向の移動に伴って、取付アーム66を介して取付けられた移動ローラ54も一緒に下方向に移動し、固定された位置状態にある固定ローラ52と移動ローラ54とは離間していく。この固定ローラ52に対する移動ローラ54の離間作動により、シートベルト20の異形部20bは、図6(B)に良く示されるように、移動ローラ54により折り返されながら下方向に引き込まれる収納作動が行われる。より詳細には、検知板64により第2の収納装置50によるシートベルト20の異形部20bの収納開始判断がされると、移動ローラ54の下方向への移動が開始され、先ず、図5(B)に示す状態からシートベルト20を移動ローラ54に巻き込んでシートベルトを下方へ引き込む作動が行われる。この最初の引き込み段階では、シートベルト20は図6(B)に良く示されるように固定ローラ52の上部を半巻きにした状態として下方向に引き込まれていく。そして、移動ローラ54の下方向への移動に伴って移動ローラ54により折り返して引き込まれるシートベルトの収納長さが徐々に多くなっていく。
次に、上記具体的構成の実施例の作動について説明する。今、図1に示すシートベルト20の装着状態から図2に示す非装着状態になると、第1の収納装置40と第2の収納装置50からなるシートベルト収納装置30によるシートベルト20の収納作動が開始される。先ず、シートベルト20の巻取りベルト部位20Cは通常形状部20aで形成されているため、検知板64の挿通孔72を通ることができ、第1の収納装置である巻取り式のリトラクタ装置により巻取り収納される。
検知板64の挿通孔72の位置にシートベルト20のショルダベルト部位20Aがくると、このショルダベルト部位20Aは異形部20bとして形成されているため、挿通孔72を通過することができなく、この状態で第1の収納装置40による収納作動は終了する。すなわち、第1の収納装置40には巻取りベルト部位20Cの通常形状部20aを収納する作動が行われる。
ショルダベルト部位20Aの異形部20bが挿通孔72を通過することができなく、検知板64を下方向に押圧すると、検知板64は反時計廻り方向に回動する。検知板64の回動により検知板64の他片64Bに設けられた係止爪74とスライダ56に設けられた被係止部76との係止状態が外れて、スライダ56は下方移動するようになる。
スライダ56の下方移動に伴い移動ローラ54も一緒に下方移動する。移動ローラ54の下方移動はシートベルト20の引き込み作動の基点となる固定ローラ52に対して離間する移動として行われ、この移動ローラ54の下方移動によりショルダベルト部位20Aの異形部20bの引き込み収納作動が行われる。移動ローラ54の下方移動は、シートベルト20が図2に示す非装着状態でシートバック14の前面にたるみ無く密着した状態となるまで行われ、かかる位置で下方移動は停止する。これにより、異形部20bのショルダベルト部位20Aは第2の収納装置によって収納される。
上記実施例によれば、判断手段としての検知板64の挿通孔72を巻取りベルト部位20Cの通常形状部20aが通過している間は、第1の収納装置40により巻取りベルト部位20Cの収納が行われる。ショルダベルト部位20Aの異形部20bが検知板64の位置まで来ると、挿通孔72を通過することができなく検知板64を作動する。これにより第2の収納装置50による収納開始時期と判断されて、スライダ56の係止状態が外されて移動ローラ54による引き込み収納作動が行われる。この実施例によれば、通常形状部20aと異形部20bとが別々に第1の収納装置40と第2の収納装置50に収納される。したがって、それぞれの収納装置の小型化をはかることができて、シートバック14内部への組み込み装備を無理なく行うことができる。
また、上記実施例では、第2の収納装置50は引き込み式の扁平な装置として構成されているため、装置自体の厚みを薄く構成することができる。このため、比較的厚みの薄いシートバックにも容易に組み込んで装備させることができる。
以上本発明の実施形態及び具体的実施例について説明したが、本発明はその他各種の形態で実施可能なものである。
例えば、シートベルトの異形部が第2の収納装置の収納開始位置にきたことを判断する手段を、上記実施例では検知板64を用いた機械的構成の場合について説明したが、第1の収納装置の回転数をカウントする等電気的に検知する方法であっても良い。
また、上記実施例の第2の収納装置は引き込み式の扁平な装置であるが、第1の収納装置と同様に巻き込み式のリトラクタ装置で構成してもよい。
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートバック
16 ヘッドレスト
18 ベルトガイド
20 シートベルト
20A ショルダベルト部位
20B ラップベルト部位
20C 巻取りベルト部位
20a 通常形状部
20b 異形部
30 シートベルト収納装置
40 第1の収納装置
50 第2の収納装置
52 固定ローラ
54 移動ローラ
56 スライダ
58 案内レール
60 バネ部材
62 取付ブラケット
64 検知板(検知部)
64A 検知板の一片
64B 検知板の他片
66 取付アーム
68 軸支
70 軸支
72 挿通孔
74 係止爪
76 被係止部
78 支点
M 乗員(着座者)

Claims (3)

  1. 車両用シートへの着座者を拘束可能に配設されるシートベルトの一端部が、シートバックの内部に配設されるシートベルト収納装置によって収納されるシートベルトを装備した車両用シートであって、
    前記シートベルトは着座時におけるシートベルト装着状態で着座者を拘束する部位の少なくとも一部が他の部位の通常形状部に比べ幅が広く形成されるか若しくは厚みが厚く形成される等の異なる形態形状とされた異形部として形成されており、
    前記シートベルトの一端部を収納する収納装置は、第1の収納装置と第2の収納装置とから成っており、シートベルトの一端部が収納される方向に対して第2の収納装置、第1の収納装置の順に直列に配設されて設置されており、
    前記シートベルトの一端部から異形部までの通常形状部は前記第1の収納装置により収納し、前記シートベルトの異形部は前記第2の収納装置により収納する構成とされていることを特徴とするシートベルトを装備した車両用シート。
  2. 請求項1に記載のシートベルトを装備した車両用シートであって、
    前記第1の収納装置は、巻取り式のリトラクタ装置として構成されており、
    前記第2の収納装置は、固定ローラと該固定ローラに対して離間方向に移動可能に設置された移動ローラとを備え、シートベルトは該移動ローラに対して折り返す形態として配設されて移動ローラの離間方向への移動により異形部のシートベルトの収納が行われる構成となっていることを特徴とするシートベルトを装備した車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシートベルトを装備した車両用シートであって、
    前記シートベルトの異形部が第2の収納装置の収納開始位置にきたことを判断する判断手段を備え、この判断手段により前記収納開始位置にきたと判断されたとき前記第2の収納装置による収納作動が行われることを特徴とするシートベルトを装備した車両用シート。
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