JP2012237161A - 作業機械の制御装置 - Google Patents

作業機械の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012237161A
JP2012237161A JP2011107700A JP2011107700A JP2012237161A JP 2012237161 A JP2012237161 A JP 2012237161A JP 2011107700 A JP2011107700 A JP 2011107700A JP 2011107700 A JP2011107700 A JP 2011107700A JP 2012237161 A JP2012237161 A JP 2012237161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
restart
pressure
accumulator
pilot oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011107700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5493136B2 (ja
Inventor
Kazuo Fujishima
一雄 藤島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2011107700A priority Critical patent/JP5493136B2/ja
Publication of JP2012237161A publication Critical patent/JP2012237161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5493136B2 publication Critical patent/JP5493136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】装置のコストアップを最小限に抑えると共に、再始動指令信号によってエンジンを再始動することができないときには、エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動等をオペレータに報知する作業機械の制御装置を提供する。
【解決手段】操作体の操作によって変動するパイロット油路の圧力を検出する圧力センサと、パイロット油路に接続され、パイロット油ポンプにより吐出された圧油を一時的に蓄圧するアキュムレータと、アキュムレータの蓄圧状態を検出する検出手段と、アキュムレータに蓄圧された圧油をパイロット油ポンプと操作体との間のパイロット油路に導入する切換手段と、圧力センサからの指令信号と検出手段からの検出信号を取り込み、エンジンが自動停止した後に、エンジンを再始動させるためにエンジン制御手段に再始動指令を出力する制御手段とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料節約や排ガス及び騒音の低減等を目的として、非作業時にエンジンを自動的に停止(オートアイドリングストップ)させる作業機械の制御装置に関する。
予め設定されたオートストップ条件(例えば、キャビンの乗降口を開閉するゲートレバーが開かれたこと)が成立したときに、非作業時としてエンジンを自動停止させる建設機械のエンジン制御装置において、エンジン再始動の煩わしさを無くしながら、安全性を確保するために、再始動スイッチを設け、エンジンの自動停止後、再始動スイッチが操作されたときに、エンジンスイッチとは別経路でエンジン制御部に再始動指令を送り、エンジンを再始動させる建設機械の制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4010255号公報
上述した制御装置において、再始動スイッチを、例えば、操作レバーのグリップ等に設けると、通常のレバー操作感と異なる操作感をオペレータに与える場合がある。
また、再始動スイッチを設けた操作レバーの耐久性の保証については、操作レバー本体のみの場合と異なり、新たな装置として耐久性の保証が必要となる。このため、再始動スイッチ自体のコストと共に耐久性保証を実現するための実験等のコストが必要となり、製造費のコストの上昇が避けられなくなる。
更に、油圧ショベル等では、パイロット操作式の操作レバーによる制御回路が通常よく使用されているため、電気式の操作レバーで制御回路を構成すると、コストの上昇を招くという問題がある。
更に、エンジンが自動停止した後に、何らかの理由により、再始動スイッチの操作による再始動ができない場合がある。このようなときには、オペレータに再始動スイッチの操作による再始動ができないことを報知すると共に、例えば、エンジンスイッチを操作してエンジンが再始動できること等を報知する必要がある。
本発明は上述の事柄に基づいてなされたもので、その目的は、作業機械の非作業時にエンジンを自動的に停止させる作業機械において、エンジンの再始動指令生成手段として通常の油圧ショベルでは良く使用されるパイロット圧力センサを用いて、装置のコストアップを最小限に抑えると共に、エンジンが自動的に停止した場合、その再始動時に車体状態を監視検出し、再始動指令信号によってエンジンを再始動することができないときには、エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動等を迅速にオペレータに報知する作業機械の制御装置を提供するものである。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、エンジンスイッチの操作に基づいてセルモータによって始動する動力源としてのエンジンと、前記エンジンによって駆動される油圧ポンプ及びパイロット油ポンプと、前記油圧ポンプを駆動源とする複数の油圧アクチュエータと、前記複数の油圧アクチュエータの作動を指令する複数の操作体と、前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータへ供給される圧油の方向と流量を制御する制御弁と、前記制御弁の操作部に前記パイロット油ポンプからの圧油を前記操作体を介して供給するパイロット油路と、予め設定されたオートアイドリングストップ条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させるオートアイドリングストップ制御を行うことができるエンジン制御手段とを備えた作業機械の制御装置において、前記操作体の操作によって変動する前記パイロット油路の圧力を検出する圧力センサと、前記パイロット油路に接続され、前記パイロット油ポンプにより吐出された圧油を一時的に蓄圧するアキュムレータと、前記アキュムレータの蓄圧状態を検出する検出手段と、前記アキュムレータに蓄圧された圧油を前記パイロット油ポンプと前記操作体との間の前記パイロット油路に導入する切換手段と、前記圧力センサからの指令信号と前記検出手段からの検出信号を取り込み、前記エンジンが自動停止した後に、前記エンジンを再始動させるために前記エンジン制御手段に再始動指令を出力する制御手段とを備えたものとする。
また、第2の発明は、エンジンスイッチの操作に基づいてセルモータによって始動する動力源としてのエンジンと、前記エンジンによって駆動される油圧ポンプ及びパイロット油ポンプと、前記油圧ポンプを駆動源とする複数の油圧アクチュエータと、前記複数の油圧アクチュエータの作動を指令する複数の操作体と、前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータへ供給される圧油の方向と流量を制御する制御弁と、前記制御弁の操作部へ前記パイロット油ポンプからの圧油を前記操作体を介して供給するパイロット油路と、予め設定されたオートアイドリングストップ条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させるオートアイドリングストップ制御を行うエンジン制御手段とを備えた作業機械の制御装置において、前記操作体の操作によって変動する前記パイロット油路の圧力を検出する圧力センサと、前記パイロット油ポンプと前記操作体とを接続する前記パイロット油路に接続され、前記パイロット油ポンプにより吐出された圧油を一時的に蓄圧するアキュムレータと、前記アキュムレータと前記パイロット油ポンプとを接続する油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄圧状態を制御する制御手段と、前記アキュムレータと前記制御手段との間の油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄圧状態を検出する検出手段と、前記制御手段と前記パイロット油ポンプとの間の油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄油と前記パイロット油ポンプの吐出油とのいずれか高圧力の圧油を選択的に前記操作体へ通じる前記パイロット油路へ供給するシャトル弁と、前記シャトル弁と前記パイロット油ポンプとを接続する油路の分岐部と前記シャトル弁と前記制御手段とを接続する油路の分岐部とを接続するシャトル弁バイパス油路と、前記シャトル弁バイパス油路に設けられ、前記パイロット油ポンプ側から前記アキュムレータ側への圧油の流通方向のみを許容するチェック弁と、前記圧力センサからの指令信号と前記検出手段からの検出信号を取り込み、前記エンジンが自動停止した後に、前記エンジンを再始動させるために再始動指令を前記エンジン制御手段に出力する制御手段とを備えたものとする。
更に、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記制御手段は、前記検出手段によって検出された前記アキュムレータの蓄圧状態を取り込み、エンジン再始動指令の出力の可否を判断する再始動可否判断手段と、前記再始動可否判断手段において、エンジン再始動指令の出力が不可能であると判断された場合に、前記エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動指示信号を出力するモニタ指示手段とを有し、前記再始動可否判断手段の判断の結果と前記モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示するモニタ手段を更に備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、第1又は第2の発明において、前記エンジンと駆動軸を機械的に結合した電動機と、前記電動機に電気エネルギを供給する蓄電装置と、前記蓄電装置と前記電動機との間の電気エネルギを変換する電力変換手段と、前記蓄電装置に蓄えられている蓄電量を検出する蓄電量検出手段とを備え、前記制御手段は、前記蓄電量検出手段によって検出された蓄電状態を取り込み、前記電動機の始動によるエンジン再始動指令の出力の可否を判断する第2再始動可否判断手段と、前記第2再始動可否判断手段において、前記電動機の始動によるエンジン再始動指令の出力が不可能であると判断された場合に、前記エンジンスイッチを操作して前記セルモータによるエンジン再始動指示信号を出力する第2モニタ指示手段とを有し、前記第2再始動可否判断手段の判断の結果と前記第2モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示するモニタ手段を更に備えたことを特徴とする。
更に、第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記制御手段は、前記オートアイドリングストップ制御により前記エンジンが停止してからの経過時間を演算するアイドリングストップ経過時間演算手段と、前記アイドリングストップ経過時間演算手段において、予め定めた一定時間を経過してエンジン再始動指令が出力されない場合、エンジン再始動指令を無効とするエンジン再始動指令無効手段と、前記エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動指示信号を出力する第3モニタ指示手段とを有し、前記再始動指令無効手段によりエンジン再始動指令を無効とした場合、エンジン再始動指令が無効となっていることと前記第3モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示する第3モニタ手段を更に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エンジンの再始動指令生成手段としてパイロット圧力センサを設け、パイロット圧力センサからの再始動指令信号によるエンジン再始動の可否を指示する表示信号を出力するようにしたので、装置のコストアップを最小限に抑えると共に、オペレータが再始動の方法を迅速に選択できるので円滑な作業が遂行できる。
本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態を備えた油圧ショベルを示す斜視図である。 本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態を備えた油圧ショベルのアクチュエータ駆動システムを示すシステム構成図である。 本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。 本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態の処理内容を示すフローチャート図である。
以下に、本発明の作業機械の制御装置の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態を備えた油圧ショベルを示す斜視図である。
本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態を備えた油圧ショベル1は、図1に示すように、垂直方向にそれぞれ回動するブーム1a、アーム1b及びバケット1cからなる多関節型のフロント装置1Aと、上部旋回体1d及び下部走行体1eからなる車体1Bとで構成され、フロント装置1Aのブーム1aの基端は上部旋回体1dの前部に支持されている。
ブーム1aは、上部旋回体1dの前部に俯仰動可能に支持されていて、ブームシリンダ(油圧シリンダ)3aにより駆動される。アーム1bは、ブーム1aに回動可能に支持されており、アームシリンダ(油圧シリンダ)3bにより駆動される。バケット1cは、アーム1bに回動可能に支持されており、バケットシリンダ(油圧シリンダ)3cにより駆動される。上部旋回体1dは旋回モータ(油圧モータ)3d(図2参照)により旋回駆動され、下部走行体1eは左右の走行モータ(油圧モータ)3e,3f(図2参照)により駆動される。ブームシリンダ3a、アームシリンダ3b、バケットシリンダ3c、旋回モータ3dの駆動は、上部旋回体1dの運転室(キャブ)内に設置され油圧信号を出力する操作装置4a,4b(図2参照)によって制御される。
図2は、本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態を備えた油圧ショベルのアクチュエータ駆動システムを示すシステム構成図である。なお、図2において、図1に示す符号と同符号のものは同一部分又は相当する部分であるので、その部分の説明を省略する。
図2において、油圧源装置としては、油圧ポンプ6とパイロット圧油を供給するパイロット油ポンプ7と作動油タンク8とを備えている。油圧ポンプ6とパイロット油ポンプ7とは同一の駆動軸で連結され、この駆動軸と直列に接続されたエンジン9、電動機10によって駆動される。また、電動機10と油圧ポンプ6との間の駆動軸には、プーリ23aが設けられていて、ベルト23bを介してセルモータ23の回転軸と連結されている。
油圧ポンプ6からの圧油をブームシリンダ3a〜走行モータ3fへ供給する油路30には、油路内の圧油の圧力を制限するリリーフ弁30Aと圧油の方向と流量を制御する制御弁5a〜5fとが設けられている。制御弁5a〜5fは、そのパイロット操作部へのパイロット二次側油路44a〜44fからのパイロット圧油の供給により、スプール位置を切り換えて、油圧ポンプ6からの圧油を各油圧アクチュエータに供給して、アーム1b等を駆動している。
制御弁5a〜5fのスプール位置は、操作装置4a,4bの操作レバー等の操作によって切り換えされる。操作装置4a,4bは、操作レバー等の操作により、パイロット油ポンプ7又はアキュムレータ18からパイロット一次側油路40〜43を介して供給されるパイロット一次圧油を、パイロット二次側油路44a〜44fを通して制御弁5a〜5fのパイロット操作部に供給し、又は、排油路45を通して作動油タンク8へ還流する。
パイロット二次側油路44a〜44fのいずれかには、パイロット油二次圧力を検出する圧力センサ21が設けられ、検出したパイロット油二次圧力信号は、メインコントロールユニット2(以下MCU2という)に入力される。
操作装置4a,4bに一端側を接続するパイロット一次側油路41は、他端側をシャトル弁15の出力部に接続し、中間部にゲートロック用電磁切換弁20を設けている。このゲートロック用電磁切換弁20は、MCU2からの指令により、パイロット一次側油路41の連通/遮断を切換える。
シャトル弁15は、2つの入力部と1つの出力部を備え、入力部のいずれかに入力された圧油のうち高圧の圧油を出力部から排出する。シャトル弁15の一方の入力部にはパイロット一次側油路40の一端側が接続され、他方の入力部にはパイロット一次側油路42の一端側が接続されている。
パイロット一次側油路40は、他端側をパイロット油ポンプ7の吐出部に接続し、中間部に油路内の圧油の圧力を制限するリリーフ弁40Aと下流側への不純物の混入を防止するフィルタ14とを設けている。
パイロット一次側油路42は、他端側を、作動油を蓄圧するアキュムレータ18の吐出部に接続し、中間部にアキュムレータ18が蓄圧している圧油の圧力を検出する圧力センサ19とアキュムレータ用電磁切換弁17とを設けている。検出したパイロット油一次圧力信号は、MCU2に入力され、アキュムレータ用電磁切換弁17は、MCU2からの指令により、アキュムレータ18で蓄圧した圧油のパイロット一次側油路42への連通/遮断を切換える。
パイロット一次側油路40の一端側近傍とパイロット一次側油路42の一端側近傍とには、分岐部がそれぞれ設けられていて、これらの分岐部は、パイロット一次側油路43によって接続されている。パイロット一次側油路43には、チェック弁16が設けられていて、このチェック弁16は、パイロット油ポンプ7からの圧油が、パイロット一次側油路40、パイロット一次側油路43を通してパイロット一次側油路42に連通することを許容するが、アキュムレータ18からの圧油が、パイロット一次側油路42、パイロット一次側油路43を通してパイロット一次側油路40に連通することを阻止する。
電動機10は、電力変換機構であるチョッパ/インバータ装置11を介して蓄電池12に蓄えられた電力エネルギにより駆動され、エンジン9による駆動出力をアシストして前記油圧ポンプ6及びパイロット油ポンプ7をアシスト駆動する機能を有している。一方、エンジン9による出力が過多である場合は電動機10を回生制御することで、発電した電力エネルギをチョッパ/インバータ装置11を介して蓄電池12に充電する。
図3は、本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。図3において、図1及び図2に示す符号と同符号のものは同一部分又は相当する部分であるので、その部分の説明を省略する。
図3において、MCU2は、入力部と演算部と出力部とを備えている。演算部は、ロックレバー制御部2aと、レバーパイロット圧制御部2bと、バッテリ充電量演算部2cと、アイドルストップ条件判断部2dと、アキュムレータ蓄圧演算部2eと、モニタ制御部2fと、アシストモータ制御部2gと、アキュムレータ開閉制御部2hと、エンジン制御部2jとを備えている。
ロックレバー制御部2aは、ゲートロックレバー22の開閉状況を入力し、その位置によって、ゲートロック用電磁切換弁20への開閉指令を出力するものである。ゲートロックレバー22が、例えば運転室の入口を閉止する位置(押し下げ位置)にある場合には、ゲートロック用電磁切換弁20を連通位置に切り換えて、圧油を操作装置4a,4bに導き、これにより操作装置4a,4bによる制御弁5a〜5fの操作を有効とする。ゲートロックレバー22が運転室の入口を開放する位置(引き上げ位置)にある場合には、ゲートロック用電磁切換弁20は遮断位置のままとなりパイロット油ポンプ7又はアキュムレータ18からの圧油は操作装置4a,4bに導入されない。これにより、操作装置4a,4bによる制御弁5a〜5fの操作を無効としている。
レバーパイロット圧制御部2bは、パイロット二次側油路44a〜44fのいずれかに設けられたパイロット油二次圧力を検出する圧力センサ21からの信号を入力し、再始動指令生成手段の信号として認識し、アシストモータ制御部2gに出力している。
バッテリ充電量演算部2cは、バッテリ12の例えば電圧値等の充電量を検出する図示せぬ検出器からの信号をチョッパ/インバータ装置11を介して入力し、予め定めた値と充電量との比較を行い、モニタ制御部2fやアシストモータ制御部2gに出力している。
アイドルストップ条件判断部2dは、例えば、運転室に設けたアイドルストップスイッチ28の状態を入力し、ON又はOFFの信号をモニタ制御部2f、アシストモータ制御部2g、及びアキュムレータ開閉制御部2hに出力している。
アキュムレータ蓄圧演算部2eは、アキュムレータ18が蓄圧している圧油の圧力を検出する圧力センサ19からの信号を入力し、予め定めた値と検出圧力との比較を行い、モニタ制御部2fやアキュムレータ開閉制御部2hに出力している。
モニタ制御部2fは、バッテリ充電量演算部2c、アイドルストップ条件判断部2d、及びアキュムレータ蓄圧演算部2eからの各出力を入力し、例えば運転室に設けられたモニタ26へ各種情報を出力している。
アシストモータ制御部2gは、レバーパイロット圧制御部2b、バッテリ充電量演算部2c、及びアイドルストップ条件判断部2dからの各出力を入力し、チョッパ/インバータ装置11へ電動機10の回生制御信号や力行制御信号などのトルク指令を出力する。また、このトルク指令は、エンジン制御部2jへ出力している。
アキュムレータ開閉制御部2hは、アイドルストップ条件判断部2dとアキュムレータ蓄圧演算部2eとからの各信号を入力し、アキュムレータ用電磁切換弁17への開閉指令を出力するものである。例えば、パイロット油ポンプ7が停止していても、アキュムレータ用電磁切換弁17を開動作することにより、蓄圧されたパイロット油を操作装置4a,4bに供給することができる。
エンジン制御部2jは、例えば、運転室に設けられた回転数指令手段25からの回転数指令と、同様なエンジンスタートスイッチ27からのON/OFF信号と、バッテリ充電量演算部2cからの出力信号と、アシストモータ制御部2gからの出力信号とを入力し、エンジン制御指令をエンジンコントローラ13(以下ECUという)とセルモータ制御部24に出力している。例えば、予め設定されたオートアイドリングストップ条件が成立したときには、エンジン9を自動停止させるオートアイドリングストップ制御を行うためのエンジン制御指令がECU13に出力される。
なお、図示していないが、オートアイドリングストップ制御によりエンジン9が停止してからの経過時間を演算するアイドリングストップ経過時間演算手段を備えている。
ECU13は、MCU2からのエンジン制御指令に基づいて、所定のエンジン回転数となるようエンジン9の燃料噴射量と回転数を制御する。
セルモータ制御部24は、MCU2からのエンジン制御指令に基づいて、エンジン始動の際にセルモータ23を制御して始動回転させる。
図4は、本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態の処理内容を示すフローチャート図である。図4において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分又は相当する部分であるので、その部分の説明を省略する。
まず、ステップ(S100)では、エンジン始動が行われる。具体的には、オペレータのエンジンスタートスイッチ27の回動により、セルモータ制御部24を介してセルモータ23が始動される。このセルモータ23の始動によりエンジン9の駆動軸が回転してエンジン9が始動する。
ステップ(S101)では、エンジン9の回転数の増速が行われる。具体的には、エンジン回転数指令手段25からの指令にしたがって、ECU13を介して所定のエンジン回転数へ増速する。
ステップ(S102)では、アイドルストップスイッチ28の状態が判断され、ONと判断されれば、ステップ(S103)へ進み、NOと判断された場合には、YESと判断されるまで繰り返される。
ステップ(S103)では、アキュムレータ18の蓄圧値が判断される。具体的には、アキュムレータ18が蓄圧している圧油の圧力を検出する圧力センサ19からの信号を入力し、予め定めた値である3Mpa以下か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S104)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S105)へ進む。ここで、予め定めた値(蓄圧している圧油の圧力)を3Mpaと定めたのは、本実施の形態において、アキュムレータ18が、複数のアクチュエータを作動し得るに足りる蓄圧量を備えているか否かをチェックするための一例として定めたものであって、この値に限るものではない。
ステップ(S104)では、アキュムレータ18の蓄圧を行う。具体的には、アキュムレータ用電磁切換弁17を連通位置に切換え、パイロット油ポンプ7から吐出される圧油をパイロット一次側油路40、パイロット一次側油路43、チェック弁16、及びパイロット一次側油路42を介して、アキュムレータ18へ導入し蓄圧する。ステップ(S104)の後は、再度ステップ(S103)へ戻る。
ステップ(S105)では、アキュムレータ用電磁切換弁17を遮断位置に切換えて、アキュムレータ18の蓄圧された圧油を封止しておく。
ステップ(S106)では、操作装置4a,4bが一定時間操作されていないかどうかを判断する。いわゆるアイドルストップするための条件判断を行う。具体的には、操作装置4a,4bのレバー操作の停止時間が20秒以上か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S107)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S103)へ戻る。ここで、一定時間を20秒としたのは、本実施の形態における一例として定めたものであって、この値に限るものではない。
ステップ(S107)では、アイドルストップの前にバッテリ12の充電量(:State of charge 以下SOCという)を判断する。バッテリ12の充電量が少ない場合には、エンジン9の停止後に始動できない等不具合が予測されるため、エンジン9の自動停止を阻止する。具体的には、バッテリ12の例えば電圧値等の充電量を検出する検出器からの信号が、予め定めた値である定格充電量の25%以上か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S109)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S108)へ進む。ここで、充電量を定格充電量の25%としたのは、本実施の形態における一例として定めたものであって、この値に限るものではない。
ステップ(S108)では、バッテリ12のSOCが不足していることを運転室のモニタ26装置に表示してオペレータに報知する。報知されたオペレータは、例えば電動機10を回生制御させてSOCを上昇させてもよいが、回生制御させることなく作業を継続してもよい。この状態では、アイドルストップが阻止されるだけであり、作業機械を使用した作業は継続することができる。オペレータには、アイドルストップとしてのエンジン9の停止はできないことも報知する。ステップ(S108)の後は、再度ステップ(S103)へ戻る。
ステップ(S109)では、エンジン9を停止する。具体的には、ECU13へエンジン停止信号を出力してエンジン9を停止させる。
ステップ(S110)では、パイロット一次側油路41における圧油の充填を
確保する。エンジン9の停止によりパイロット油ポンプ7も停止するので、パイロット一次側油路40から供給される圧油はなくなる。そこで、アキュムレータ用電磁切換弁17に連通指令を出力し、アキュムレータ18に蓄圧された圧油をパイロット一次側油路42及びシャトル弁15を介してパイロット一次側油路41に供給する。
ステップ(S111)では、エンジン9の停止開始から操作装置4a,4bが一定時間操作されていないかどうかを判断する。長時間停止の場合には、オペレータの交代の可能性があるため、再始動方法を切り分ける必要があり、この条件判断を行う。具体的には、操作装置4a,4bのレバー操作の停止時間が10分以上か否かの判断を行う。例えば、オートアイドリングストップ制御によりエンジン9が停止してからの経過時間を演算するアイドリングストップ経過時間演算手段において、予め定めた一定時間である10分を経過してエンジン再始動指令が出力されないか否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S112)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S113)へ進む。ここで、一定時間を10分としたのは、本実施の形態における一例として定めたものであって、この値に限るものではない。
ステップ(S112)では、運転室のモニタ26装置で、10分以上の無操作状態であることを警告し、エンジンスタートスイッチ27を一旦OFFにしてセルモータ23で再始動するようにオペレータに表示する。オペレータ交代の可能性があるので、安全上標準の状態から再始動させることが好ましいからである。ステップ(S112)の後は、後述するステップ(S119)へ進む。
ステップ(S113)では、アキュムレータ18の蓄圧値が判断される。アキュムレータ18が蓄圧している圧油の圧力を検出する圧力センサ19からの信号を入力し、予め定めた値である0.6Mpa以上か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S115)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S114)へ進む。ここで、予め定めた値を0.6Mpaと定めたのは、本実施の形態において、アキュムレータ用電磁切換弁17からの漏れ等の影響でパイロット油の一次側圧力が減少すると、再始動指令生成手段としての機能が担保されなくなるため、この機能を確保できる圧力を備えているか否かをチェックするための一例として定めたものであって、この値に限るものではない。
ステップ(S114)では、運転室のモニタ26装置で、アキュムレータ18が蓄圧不足であることを警告し、エンジンスタートスイッチ27を一旦OFFにしてセルモータ23で再始動するようにオペレータに表示する。ステップ(S114)の後は、後述するステップ(S119)へ進む。
ステップ(S115)では、再始動指令を出力するための再始動指令の生成を行う。具体的には、パイロット油二次圧力を検出する圧力センサ21からの信号を入力し、予め定めた値である1Mpa以上か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S115a)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S115b)へ進む。パイロット油二次圧力が1MPa以上となれば、オペレータが操作装置4a,4bを一度操作したため圧力上昇したと判断され、ステップ(S115a)でフラグ1=1とされる。
ステップ(S115b)では、パイロット油二次圧力が1MPa以下のときに、フラグ1=1かつパイロット油二次圧力が0.4MPa以下か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S116)へ進み再始動シーケンスが続き、NOと判断されれば、ステップ(S115)へ戻る。このように、操作装置4a,4bが操作されて、所定のパイロット油二次圧力の変動がされないと、再始動シーケンスが進まないため、オペレータの再始動の意志が明確となり、安全性が向上する。
ステップ(S116)では、再度バッテリ12のSOCが予め定めた値である定格充電量の25%以上か否かの判断を行う。YESと判断されれば、ステップ(S118)へ進み、NOと判断されれば、ステップ(S117)へ進む。ここで、バッテリ12のSOCを再度確認するのは、ステップ(S107)の時点で25%以上であったとしても、エンジン停止中にSOCが低下してしまう可能性があるためである。
ステップ(S117)では、運転室のモニタ26装置で、バッテリ12のSOC不足であることを警告し、エンジンスタートスイッチ27を一旦OFFにしてセルモータ23で再始動するようにオペレータに表示する。
ステップ(S119)では、オペレータにより、エンジンスタートスイッチ27が一旦OFFされ、次のステップ(S120)において、スタートに戻る。
ステップ(S118)では、いわゆる自動再始動が行われる。具体的には、チョッパ/インバータ装置11を介して、バッテリ装置12から電力を電動機10へ供給し、電動機10が始動される。この電動機10の始動によりエンジン9の駆動軸が回転してエンジン9が始動する。ステップ(S118)の後は、再度ステップ(S103)へ戻る。
上述した本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態によれば、エンジン9の再始動指令生成手段としてパイロット圧力センサ21を設け、パイロット圧力センサ21からの再始動指令信号によるエンジン再始動の可否を指示する表示信号を出力するようにしたので、装置のコストアップを最小限に抑えると共に、オペレータが再始動の方法を迅速に選択できるので円滑な作業が遂行できる。
また、上述した本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態によれば、モニタ装置26により、オペレータはエンジン9の再始動指令の出力が不可能であると迅速に把握することができる。この結果、バッテリ装置12をさらに消耗させることなく早急にエンジンスタートスイッチ27を操作してのエンジン9の再始動を行うことができるので、作業を円滑に遂行することが可能となり、加えてバッテリ装置12の無用な消耗を防止することが可能となる。
更に、上述した本発明の作業機械の制御装置の一実施の形態によれば、オートアイドリングストップ制御によりエンジン9が長時間停止している最中にオペレータが交代した場合であっても、再始動シーケンスを実行させないので、交代したオペレータが不用意に操作体4a,4bを操作してもエンジン9が再始動することがない。この結果、オペレータの危険な操作を防止することができる。
なお、本実施の形態における構成について、いくつかの変更は可能である。例えば、アキュムレータ用電磁切換弁17は、閉止することにより過渡的に高い圧力がアキュムレータ18にかかるのを防ぎ有用であるが、本発明において、必ず設けることは要しない。
1 油圧ショベル
1A フロント装置
1B 車体
2 メインコントロールユニット(MCU)
3a ブームシリンダ
3b アームシリンダ
3c バケットシリンダ
4a,4b 操作装置
5a〜5f 制御弁
6 油圧ポンプ
7 パイロット油ポンプ
8 作動油タンク
9 エンジン
10 電動機
11 チョッパ/インバータ装置
12 バッテリ装置
13 エンジンコントロールユニット(ECU)
14 フィルタ
15 シャトル弁
16 チェック弁
17 アキュムレータ用電磁切換弁
18 アキュムレータ
19 圧力センサ
20 ゲートロック用電磁切換弁
21 圧力センサ
22 ゲートロックレバー
23 セルモータ
24 セルモータ制御部
25 回転数指令手段
26 モニタ装置
27 エンジンスタートスイッチ
28 アイドルストップスイッチ

Claims (5)

  1. エンジンスイッチの操作に基づいてセルモータによって始動する動力源としてのエンジンと、
    前記エンジンによって駆動される油圧ポンプ及びパイロット油ポンプと、
    前記油圧ポンプを駆動源とする複数の油圧アクチュエータと、
    前記複数の油圧アクチュエータの作動を指令する複数の操作体と、
    前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータへ供給される圧油の方向と流量を制御する制御弁と、
    前記制御弁の操作部に前記パイロット油ポンプからの圧油を前記操作体を介して供給するパイロット油路と、
    予め設定されたオートアイドリングストップ条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させるオートアイドリングストップ制御を行うことができるエンジン制御手段とを備えた作業機械の制御装置において、
    前記操作体の操作によって変動する前記パイロット油路の圧力を検出する圧力センサと、
    前記パイロット油路に接続され、前記パイロット油ポンプにより吐出された圧油を一時的に蓄圧するアキュムレータと、
    前記アキュムレータの蓄圧状態を検出する検出手段と、前記アキュムレータに蓄圧された圧油を前記パイロット油ポンプと前記操作体との間の前記パイロット油路に導入する切換手段と、
    前記圧力センサからの指令信号と前記検出手段からの検出信号を取り込み、前記エンジンが自動停止した後に、前記エンジンを再始動させるために前記エンジン制御手段に再始動指令を出力する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  2. エンジンスイッチの操作に基づいてセルモータによって始動する動力源としてのエンジンと、
    前記エンジンによって駆動される油圧ポンプ及びパイロット油ポンプと、
    前記油圧ポンプを駆動源とする複数の油圧アクチュエータと、
    前記複数の油圧アクチュエータの作動を指令する複数の操作体と、
    前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータへ供給される圧油の方向と流量を制御する制御弁と、
    前記制御弁の操作部へ前記パイロット油ポンプからの圧油を前記操作体を介して供給するパイロット油路と、
    予め設定されたオートアイドリングストップ条件が成立したときに前記エンジンを自動停止させるオートアイドリングストップ制御を行うエンジン制御手段とを備えた作業機械の制御装置において、
    前記操作体の操作によって変動する前記パイロット油路の圧力を検出する圧力センサと、
    前記パイロット油ポンプと前記操作体とを接続する前記パイロット油路に接続され、前記パイロット油ポンプにより吐出された圧油を一時的に蓄圧するアキュムレータと、
    前記アキュムレータと前記パイロット油ポンプとを接続する油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄圧状態を制御する制御手段と、
    前記アキュムレータと前記制御手段との間の油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄圧状態を検出する検出手段と、
    前記制御手段と前記パイロット油ポンプとの間の油路に設けられ、前記アキュムレータの蓄油と前記パイロット油ポンプの吐出油とのいずれか高圧力の圧油を選択的に前記操作体へ通じる前記パイロット油路へ供給するシャトル弁と、
    前記シャトル弁と前記パイロット油ポンプとを接続する油路の分岐部と前記シャトル弁と前記制御手段とを接続する油路の分岐部とを接続するシャトル弁バイパス油路と、
    前記シャトル弁バイパス油路に設けられ、前記パイロット油ポンプ側から前記アキュムレータ側への圧油の流通方向のみを許容するチェック弁と、
    前記圧力センサからの指令信号と前記検出手段からの検出信号を取り込み、前記エンジンが自動停止した後に、前記エンジンを再始動させるために再始動指令を前記エンジン制御手段に出力する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の作業機械の制御装置において、
    前記制御手段は、前記検出手段によって検出された前記アキュムレータの蓄圧状態を取り込み、エンジン再始動指令の出力の可否を判断する再始動可否判断手段と、
    前記再始動可否判断手段において、エンジン再始動指令の出力が不可能であると判断された場合に、前記エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動指示信号を出力するモニタ指示手段とを有し、
    前記再始動可否判断手段の判断の結果と前記モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示するモニタ手段を更に備えた
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の作業機械の制御装置において、
    前記エンジンと駆動軸を機械的に結合した電動機と、前記電動機に電気エネルギを供給する蓄電装置と、前記蓄電装置と前記電動機との間の電気エネルギを変換する電力変換手段と、前記蓄電装置に蓄えられている蓄電量を検出する蓄電量検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記蓄電量検出手段によって検出された蓄電状態を取り込み、前記電動機の始動によるエンジン再始動指令の出力の可否を判断する第2再始動可否判断手段と、
    前記第2再始動可否判断手段において、前記電動機の始動によるエンジン再始動指令の出力が不可能であると判断された場合に、前記エンジンスイッチを操作して前記セルモータによるエンジン再始動指示信号を出力する第2モニタ指示手段とを有し、
    前記第2再始動可否判断手段の判断の結果と前記第2モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示するモニタ手段を更に備えた
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の作業機械の制御装置において、
    前記制御手段は、前記オートアイドリングストップ制御により前記エンジンが停止してからの経過時間を演算するアイドリングストップ経過時間演算手段と、
    前記アイドリングストップ経過時間演算手段において、予め定めた一定時間を経過してエンジン再始動指令が出力されない場合、エンジン再始動指令を無効とするエンジン再始動指令無効手段と、
    前記エンジンスイッチを操作してのエンジン再始動指示信号を出力する第3モニタ指示手段とを有し、
    前記再始動指令無効手段によりエンジン再始動指令を無効とした場合、エンジン再始動指令が無効となっていることと前記第3モニタ指示手段からの再始動指示をオペレータに表示する第3モニタ手段を更に備えた
    ことを特徴とする作業機械の制御装置。
JP2011107700A 2011-05-12 2011-05-12 作業機械の制御装置 Active JP5493136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107700A JP5493136B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 作業機械の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107700A JP5493136B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 作業機械の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012237161A true JP2012237161A (ja) 2012-12-06
JP5493136B2 JP5493136B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=47460289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011107700A Active JP5493136B2 (ja) 2011-05-12 2011-05-12 作業機械の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5493136B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017089198A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 日立建機株式会社 作業機械
JP2017154844A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日立住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン
JP2017203518A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社神戸製鋼所 作業機械の油圧制御装置
CN108412825A (zh) * 2017-02-16 2018-08-17 数源科技股份有限公司 一种纯电动压缩式垃圾车上装设备闭式变转速泵控液压***
WO2019065657A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日立建機株式会社 建設機械
JP2020085194A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 日立建機株式会社 建設機械
CN114269991A (zh) * 2019-08-23 2022-04-01 安百拓凿岩有限公司 用于控制采矿和/或施工机械的方法和***
JP2022104124A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 株式会社クボタ 作業機
CN115478579A (zh) * 2022-10-26 2022-12-16 潍柴动力股份有限公司 一种车辆的控制方法、装置、ecu和车辆

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000096631A (ja) * 1998-09-18 2000-04-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧ショベルの油圧回路
JP2000170202A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の作業機干渉防止装置
JP2002359935A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Komatsu Ltd ハイブリッド作業機械の蓄電部充放電制御装置
WO2005054649A1 (ja) * 2003-12-02 2005-06-16 Komatsu Ltd. 建設機械
WO2005064170A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Komatsu Ltd. 作業車両及び作業車両のエンジン再始動制御方法
JP2008057468A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械のエンジン制御装置
JP2008169621A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 旋回電動油圧モータ装置
JP2010169204A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Caterpillar Japan Ltd 油圧作業機の油圧回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000096631A (ja) * 1998-09-18 2000-04-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧ショベルの油圧回路
JP2000170202A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の作業機干渉防止装置
JP2002359935A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Komatsu Ltd ハイブリッド作業機械の蓄電部充放電制御装置
WO2005054649A1 (ja) * 2003-12-02 2005-06-16 Komatsu Ltd. 建設機械
WO2005064170A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Komatsu Ltd. 作業車両及び作業車両のエンジン再始動制御方法
JP2008057468A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械のエンジン制御装置
JP2008169621A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 旋回電動油圧モータ装置
JP2010169204A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Caterpillar Japan Ltd 油圧作業機の油圧回路

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017089198A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 日立建機株式会社 作業機械
JP2017154844A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日立住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン
JP2017203518A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社神戸製鋼所 作業機械の油圧制御装置
CN108412825B (zh) * 2017-02-16 2019-12-27 数源科技股份有限公司 一种纯电动压缩式垃圾车上装设备闭式变转速泵控液压***
CN108412825A (zh) * 2017-02-16 2018-08-17 数源科技股份有限公司 一种纯电动压缩式垃圾车上装设备闭式变转速泵控液压***
WO2019065657A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 日立建機株式会社 建設機械
JP2019065567A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日立建機株式会社 建設機械
JP2020085194A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 日立建機株式会社 建設機械
CN114269991A (zh) * 2019-08-23 2022-04-01 安百拓凿岩有限公司 用于控制采矿和/或施工机械的方法和***
CN114269991B (zh) * 2019-08-23 2023-07-18 安百拓凿岩有限公司 用于控制采矿和/或施工机械的方法和***
JP2022104124A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 株式会社クボタ 作業機
JP7399844B2 (ja) 2020-12-28 2023-12-18 株式会社クボタ 作業機
CN115478579A (zh) * 2022-10-26 2022-12-16 潍柴动力股份有限公司 一种车辆的控制方法、装置、ecu和车辆

Also Published As

Publication number Publication date
JP5493136B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5493136B2 (ja) 作業機械の制御装置
JP5185349B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
US8607558B2 (en) Work machine
US8700246B2 (en) Electrically-operated construction machine
JP6259380B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP2004263573A (ja) 建設機械の制御装置
KR102240562B1 (ko) 건설 기계
KR101944232B1 (ko) 작업 기계
KR101925226B1 (ko) 건설 기계
JP5779973B2 (ja) ハイブリッド作業機械
WO2016117490A1 (ja) 建設機械
WO2005064170A1 (ja) 作業車両及び作業車両のエンジン再始動制御方法
EP2628861B1 (en) Control device for working machine
JP6506679B2 (ja) 作業機械
KR102555745B1 (ko) 작업 기계
WO2015125601A1 (ja) 建設機械
US20150259879A1 (en) Electric swiveling type construction machine
JP2014206022A (ja) 建設機械の旋回制動装置
JP2012092586A (ja) 建設機械におけるバッテリの放電防止回路
JPH11148147A (ja) 建設機械の油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5493136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150