JP2012216905A - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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康晴 大西
Atsushi Kuroda
淳 黒田
Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
Shigeo Sato
重夫 佐藤
Yukio Murata
行雄 村田
Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
Tatsuya Uchikawa
達也 内川
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Abstract

【課題】パラメトリックスピーカとして使用することができ、かつ指向性を変更することができる表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置は、偏光部材120を有している。偏光部材120は、圧電フィルム10、偏光子層22,24、並びに複数の第1電極12を備えている。偏光子層22,24は、圧電フィルム10上に形成されている。複数の第1電極12は、圧電フィルム10の一面上に設けられており、互いに分離している。いずれの第1電極12に駆動信号が入力されるかによって、圧電フィルム10のうち振動する領域Aが変わる。振動する領域Aが変わると、共振周波数が変わる。パラメトリックスピーカの搬送波は、発振源の共振周波数に設定されることが多い。従って本実施形態によれば、パラメトリックスピーカの指向性を、利用場面によって変更できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及び電子機器に関する。
スピーカの一つに、圧電素子を振動部材上に固定した発振源として利用するものがある。このタイプのスピーカは、ボイスコイル及び磁石を用いた動電型のスピーカと比較して、小型化しやすい、という特徴がある。このようなスピーカは、例えば携帯通信端末など、表示ディスプレイを有している電子機器に組み込まれることがある。
特許文献1には、表示ディスプレイの偏光アセンブリに圧電フィルムを組み込み、この圧電フィルムをスピーカとして使用することが記載されている。この偏光アセンブリは、圧電フィルム上に偏光フィルムを配置したものである。
特許文献2には、タッチパネルに圧電フィルムを組み込み、この圧電フィルムをスピーカとして使用することが記載されている。
特開2007−28641号公報 特開2007−66306号公報
圧電素子を利用したスピーカの一つに、超音波を搬送波として利用したパラメトリックスピーカがある。超音波は志向性が高いため、パラメトリックスピーカを用いると、ユーザ近傍など、特定の方向にのみ音場を形成することができる。
パラメトリックスピーカを携帯型の電子機器に搭載することを考えた場合、パラメトリックスピーカの指向性を、利用場面によって変更できるようにすることが好ましい。一方、携帯型の電子機器には、小型化が要求される。このためには、パラメトリックスピーカを、他の部品に組み込むことが望ましい。
本発明の目的は、パラメトリックスピーカとして使用することができ、かつ指向性を変更することができる表示装置及び電子機器を提供することにある。
本発明によれば、圧電フィルムと、
前記圧電フィルム上に形成された偏光子層と、
前記圧電フィルムの一面上に設けられ、互いに分離している複数の電極と、
を有する偏光部材を有する表示装置が提供される。
本発明によれば、上記した表示装置を有する電子機器が提供される。
本発明によれば、パラメトリックスピーカとして使用することができ、かつ指向性を変更することができる表示装置及び電子機器を提供できる。
第1の実施形態に係る表示装置の構成を示す平面図である。 図1に示した表示装置の層構造を示す断面図である。 実施形態の効果を説明する図である。 図1及び図2に示した偏光部材が制御部に接続されている場合を示す図である。 図1に示した偏光部材を有する電子機器の平面図である。 表示ディスプレイの層構造を示す断面図である。 第2の実施形態に係る表示ディスプレイに用いられる偏光部材の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の構成を示す平面図である。図2は、図1に示した表示装置の層構造を示す断面図である。この表示装置は、偏光部材120を有している。偏光部材120は、圧電フィルム10、偏光子層22,24、並びに複数の第1電極12を備えている。偏光子層22,24は、圧電フィルム10上に形成されている。複数の第1電極12は、圧電フィルム10の一面上に設けられており、互いに分離している。
超音波の指向性は、周波数が高いほど良くなる。このため、パラメトリックスピーカの搬送波の周波数を高くすると、パラメトリックスピーカの指向性は高くなる。パラメトリックスピーカの搬送波は、発振源の共振周波数に設定されることが多い。
本実施形態では、第1電極12に駆動信号が入力されると、圧電フィルム10は発振する。そして図3(a)及び(b)に示すように、いずれの第1電極12に駆動信号が入力されるかによって、圧電フィルム10のうち振動する領域Aが変わる。振動する領域Aが変わると、共振周波数が変わる。従って本実施形態によれば、パラメトリックスピーカの指向性を、利用場面によって変更できる。以下、詳細に説明する。
圧電フィルム10は、圧電性を示す樹脂材料により形成されている。この樹脂材料は、例えばポリフッ化ビニリデンである。ただし、圧電フィルム10は、他の樹脂材料、例えばポリビニルクロライド、ポリトリフルオロエチレンなどにより形成されてもよい。
本実施形態において、圧電フィルム10の一面上に第1電極12が形成されており、圧電フィルム10の反対面に第2電極14が形成されている。第2電極14は、第1電極12と同一形状を有しており、かつ平面視において第1電極12と同一の部分に配置されている。なお、第2電極14は、分割されていなくてもよく、所謂ベタ電極であっても良い。
複数の第1電極12は、いずれも平面形状が互いに同一、例えば矩形である。そして第1電極12は、等間隔に2次元に配置されている。
圧電フィルム10上には、保護層32、偏光子層22、保護層34、偏光子層24、及び保護層36が、この順に積層されている。保護層32,34,36は、例えばトリアセチルセルロースである。また偏光子層22,24は、例えばポリビニルアルコールである。ただしこれらの層を構成する材料は、これらに限定されない。
図4は、図1及び図2に示した偏光部材120が制御部50に接続されている場合を示す図である。制御部50は、外部から入力された音声データを変調してパラメトリックスピーカ用の変調データを生成し、このデータに基づいて駆動信号を生成して圧電フィルム10の第1電極12及び第2電極14に入力する。本実施形態において制御部50は、複数の第1電極12及び第2電極14に、互いに独立して駆動信号を入力する。制御部50がいずれの第1電極12に及び第2電極14に駆動信号を入力するかは、任意に設定できる。
図5は、図1に示した偏光部材120を有する電子機器の平面図である。偏光部材120は、表示ディスプレイ100に組み込まれている。本実施形態において電子機器は、携帯型の電子機器であり、例えば携帯通信端末や携帯型ゲーム機器である。この電子機器が携帯通信端末である場合、電子機器は、一つの筐体で構成されていても良い。この場合、表示ディスプレイ100はタッチパネル機能も有する。なお、電子機器は、表示ディスプレイ100を有する第1筐体と、入力キーを有する第2筐体とを有していても良い。この場合、電子機器は折り畳み型であっても良いし、スライド型であっても良い。
図6は、表示ディスプレイ100の層構造を示す断面図である。表示ディスプレイ100は、光源110、偏光部材120、及び液晶パネル130を積層した構造を有している。光源110は、発光ダイオードであっても良い。
以上、本実施形態によれば、いずれの第1電極12に駆動信号が入力されるかによって、パラメトリックスピーカの指向性を変更できる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係る表示ディスプレイ100に用いられる偏光部材120の構成を示す図である。本実施形態に係る偏光部材120は、少なくとも2つの第1電極12の平面形状は、互いに異なる。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 圧電フィルム
12 第1電極
14 第2電極
22 偏光子層
24 偏光子層
32 保護層
34 保護層
36 保護層
50 制御部
100 表示ディスプレイ
110 光源
120 偏光部材
130 液晶パネル

Claims (6)

  1. 圧電フィルムと、
    前記圧電フィルム上に形成された偏光子層と、
    前記圧電フィルムの一面上に設けられ、互いに分離している複数の電極と、
    を有する偏光部材を有する表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記圧電フィルムを振動させるための駆動信号を、前記複数の電極に互いに独立して入力する制御手段をさらに備える表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    前記複数の電極は、平面形状が互いに同一であり、かつ等間隔に2次元に配置されている表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    少なくとも2つの前記電極は、平面形状が互いに異なる表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記偏光部材上に設けられた液晶パネルをさらに備える表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の表示装置を有する電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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