JP2012202110A - 集合住宅用連絡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理室内の在室中の管理人による生活情報監視時の利便性を向上させる。
【解決手段】生活情報監視盤2の制御部30は、玄関鍵が格納されたキーラック3にて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出することにより、複数の居室機1a、1b、・・・が設置された各住戸の不在状態を設定する。また、制御部は、キーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出した後において居室機の住戸内トリガ発生装置13、14からの検知情報に基づく在室信号を検出したとき、状態異常である旨の報知を行う。さらに、制御部は、玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を検出することにより各住戸の在室状態を設定する又は各住戸の不在状態を保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、居住者により使用される各住戸の玄関鍵を格納するためのキーロッカーを集合住宅の管理室等の共用部に設置した集合住宅用連絡装置に係り、特に、各住戸の在室・不在状態を示す生活情報を監視する管理人の利便性を向上させた集合住宅用連絡装置に関する。
従来から、この種の集合住宅用連絡装置として、集合住宅をなす(複数の住戸の)各住戸の在室・不在状態を示す生活情報を管理室内に設置される生活情報監視盤の生活情報変更操作により変更可能とし、居住者が外泊等で長期にわたり不在とされる住戸については生活情報監視盤の外泊設定操作により外泊表示させ、外出(通常外出)により不在とされる住戸の不在表示と差異をもたせることにより、管理室内の管理人による生活情報監視時の利便性を向上させた集合住宅用連絡装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−28633号公報
しかしながら、背景技術に記載した特許文献1の集合住宅用連絡装置によれば、集合住宅をなす(複数の住戸の)各住戸の在室・不在状態を示す生活情報を管理室内に設置される生活情報監視盤の生活情報変更操作により変更可能となるばかりでなく、居住者が不在等で長期にわたり不在とされる住戸については生活情報監視盤の不在設定操作により不在表示させていたが、これらの操作は、あくまでも管理人による手動操作であって誤操作が発生する可能性が高かった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、集合住宅をなす複数の住戸の在室・不在状態を示す生活情報を管理室内に設置される生活情報監視盤の生活情報変更操作により変更可能とするとともに、各住戸が不在となる際に住戸の居住者が管理人に預けた各住戸の玄関鍵を格納するキーラックからのキー格納情報に基づいて不在信号を受信することによって各住戸の不在状態を設定することにより、管理室内の在室中の管理人による生活情報監視時の利便性を向上させた集合住宅用連絡装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である集合住宅用連絡装置は、集合住宅の複数の住戸の各住戸内に設置され各住戸内の呼出ボタン、パッシブセンサ等の住戸内トリガ発生装置からの検知情報に基づいて各住戸の在室・不在の生活情報をもたらす複数の居室機と、集合住宅の管理室内等の共用部に設置され生活情報を識別表示するための生活情報監視盤と、共用部に設置され各住戸が不在となる際に居住者が管理人に預けた玄関鍵を格納するためのキーラックとを有する集合住宅用連絡装置において、生活情報監視盤は、玄関鍵が格納されたキーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出することにより各住戸の不在状態を設定するための制御部を備えている。
また、本発明の第2の態様である集合住宅用連絡装置は、本発明の第1の態様において、生活情報監視盤の制御部は、キーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出した後において居室機の住戸内トリガ発生装置からの検知情報に基づく在室信号を検出したとき、状態異常である旨の報知を行うものである。
また、本発明の第3の態様である集合住宅用連絡装置は、本発明の第1の態様において、生活情報監視盤の制御部は、玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を検出することにより各住戸の在室状態を設定するものである。
また、本発明の第4の態様である集合住宅用連絡装置は、本発明の第1の態様において、生活情報監視盤の制御部は、玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を検出することにより各住戸の不在状態を保持するものである。
また、本発明の第5の態様である集合住宅用連絡装置は、本発明の第1の態様において、生活情報監視盤は、各住戸の在室状態を設定するための在室スイッチと、各住戸の不在状態を設定するための不在スイッチとを備えている。生活情報監視盤の制御部は、各不在スイッチの操作に基づく不在信号及び玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成される疑不在信号の少なくとも1つを検出した後において居室機の住戸内トリガ発生装置からの検知情報及び在室スイッチの操作に基づく在室信号の少なくとも1つを検出したとき、各住戸の在室状態を設定するものである。
本発明の集合住宅用連絡装置によれば、複数の居室機が設置された各住戸の在室・不在の生活情報を識別表示する生活情報監視盤にキーラックを接続することにより、玄関鍵が格納されたキーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を生活情報監視盤の制御部が検出することで、各住戸の不在状態を設定することができる。これにより、間違いのない不在設定が可能となる。
また、本発明の集合住宅用連絡装置によれば、玄関鍵が格納されたキーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出した後において居室機の住戸内トリガ発生装置からの検知情報に基づく在室信号を生活情報監視盤の制御部が検出することで、状態異常である旨の報知を行うができる。これにより、管理室内に在室中の管理人にとっては、例えば、キーラックに玄関鍵が格納された住戸に泥棒等の不審者が存在している、又は同居人が取り残されている等の緊急事態を確認することができる。
また、本発明の集合住宅用連絡装置によれば、玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を生活情報監視盤の制御部が検出することで、各住戸の在室状態を設定する、又は各住戸の不在状態を保持することができる。これにより、間違いのない在室設定又は不在設定の保持が可能となる。
さらに、本発明の集合住宅用連絡装置によれば、生活情報監視盤の不在スイッチの操作に基づく不在信号及び玄関鍵が取り出されたキーラックにて生成される疑不在信号の少なくとも1つを検出した後において居室機の住戸内トリガ発生装置からの検知情報及び在室スイッチの操作に基づく在室信号の少なくとも1つを制御部が検出することで、各住戸の在室状態を設定することができる。これにより、間違いのない在室設定が可能となる。
図1は、本発明の実施例による集合住宅用連絡装置の具体的な構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の集合住宅用連絡装置において、生活情報監視盤の操作・表示部の構成例を示す説明図である。
以下、本発明の集合住宅用連絡装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による集合住宅用連絡装置として、例えば、高齢者向けの集合住宅に設置される集合住宅用連絡装置についての具体的な構成を示すブロック図である。この集合住宅用連絡装置は、集合住宅をなす複数の住戸、例えば、101号室、102号室、・・・のような各住戸の住戸内にそれぞれ設置された(複数の)居室機1a、1b、・・・と、集合住宅をなす管理室内等の共用部(以下、管理室内とする。)に設置され、幹線L1をなす制御伝送路L1a、音声伝送路L1bをそれぞれ経由して複数の居室機1a、1b、・・・に接続された生活情報監視盤2と、生活情報監視盤2と同様な例えば、集合住宅の共用部である管理室内に設置され、ラック伝送路L2を経由して生活情報盤2に接続されたキーラック3とで構成されている。なお、キーラック3は、各住戸(101号室、102号室、・・・)を外出等で居住者が不在となる際に管理人へ預けた自住戸の玄関鍵を格納するためのものである。
複数の居室機1a、1b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、制御部(以下、居室機CPUという。)10、天井マイク11、天井スピーカ12、呼出ボタン13、パッシブセンサ14、通話回路15、送信回路16、受信回路17、在室・不在状態保存テーブル18、呼出ボタンインターフェース(以下、当該インターフェースについては、I/Fという。)19及びパッシブセンサI/F20が備えられている。
この居室機1a、1b、・・・において、居室機CPU10は、当該居室機の構成各部/回路を制御するためのものである。
天井マイク11及び天井スピーカ12は、住戸内に在室中の居住者が管理室内に在室中の管理人との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)信号を入出力するものである。
呼出ボタン13は、各住戸の在室・不在の生活情報をもたらす住戸内トリガ発生装置であって、住戸内に在室中の居住者が緊急時等で管理室内に在室中の管理人を呼び出すために操作するものである。また、パッシブセンサ14は、呼出ボタン13と同様な住戸内トリガ発生装置であって、玄関鍵を用いて自住戸の玄関ドアを開け、住戸外から住戸内に帰宅した居住者のような人体の存在を検知するためのものである。
通話回路15は、居室機CPU10により制御され、幹線L1をなす音声伝送路L1bと天井マイク11及び天井スピーカ12との間の信号伝送(通話)ラインを形成するためのものである。また、送信回路16及び受信回路17は、居室機CPU10と幹線L1をなす制御伝送路L1aとの間において後述する各種信号を送受信するためのものである。
在室・不在状態保存テーブル18は、後述する管理室内に在室中の管理人による生活情報監視盤2での生活情報変更操作を検出した居室機CPU10により制御され、自住戸の在室・不在状態を示す生活情報を記憶するためのものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体にて構成されている。
呼出ボタンI/F19は、居室機CPU10と呼出ボタン13との間を接続するためのものである。また、パッシブセンサI/F20は、居室機CPU10とパッシブセンサ14との間を接続するためのものである。
なお、複数の居室機1a、1b、・・・において、居室機CPU10の入力(制御入力)側には、呼出ボタンI/F19を経由して呼出ボタン13と、パッシブセンサI/F20を経由してパッシブセンサ14と、幹線L1をなす制御伝送路L1aに接続された受信回路17とがそれぞれ接続されている。また、居室機CPU10の出力(制御出力)側には、天井マイク11及び天井スピーカ12、幹線L1をなす音声伝送路L1bがそれぞれ接続された通話回路15と、幹線L1をなす制御伝送路L1aに接続された送信回路16とがそれぞれ接続されている。さらに、居室機CPU10の入出力(制御入出力)側には、在室・不在状態保存テーブル18が接続されている。
次に、生活情報監視盤2には、制御部(以下、監視盤CPUという。)30、ハンドセット31、住戸選択スイッチ32、在室スイッチ33、不在スイッチ34、呼出表示灯35、在室表示灯36、不在表示灯37、拡声スピーカ38、通話回路39、送信回路40、受信回路41、住戸選択検出回路42、在室・不在設定検出回路43、呼出表示灯I/F44、在室・不在表示灯I/F45、スピーカI/F46、キーラックI/F47とが備えられている。なお、前述の住戸選択スイッチ32、在室スイッチ33、不在スイッチ34、呼出表示灯35、在室表示灯36及び不在表示灯37により操作・表示部2aが構成され、これらの構成各部(スイッチ、表示灯)は、図2の説明図に示すように、住戸(101号室、102号室、・・・)毎に割り当てられている。
この生活情報監視盤2において、監視盤CPU30は、当該監視盤の構成各部/回路を制御するためのものである。
ハンドセット31は、管理室内に在室中の管理人が住戸内に在室中の居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)信号を入出力するものであり、マイクM及びレシーバRにて構成されている。
操作・表示部2aにおいて、住戸選択スイッチ32は、在室・不在状態を示す生活情報を変更する住戸を選択するために管理室内に在室中の管理人により操作されるものである。また、在室スイッチ33及び不在スイッチ34は、前述の住戸選択スイッチ32の操作により選択された住戸の在室・不在状態を示す生活情報を変更するために管理室内に在室中の管理人により操作されるものである。
呼出表示灯35は、監視盤CPU30により制御され、呼出(緊急呼出)元の住戸を表示するためのものである。また、在室表示灯36及び不在表示灯37は、監視盤CPU30により制御され、各住戸の生活情報をなす在室・不在状態を表示するためのものである。
拡声スピーカ38は、監視盤CPU30により制御され、後述する呼出音や警報音等を鳴動するためのものである。
通話回路39は、監視盤CPU30により制御され、ハンドセット31と幹線L1をなす音声伝送路L1bとの間の信号伝送(通話)ラインを形成するためのものである。また、送信回路40及び受信回路41は、幹線L1をなす制御伝送路L1aと監視盤CPU30との間で後述する各種信号を送受信するためのものである。
住戸選択検出回路42は、操作・表示部2aを構成する住戸選択スイッチ32の操作を検出するためのものである。また、在室・不在設定検出回路43は、操作・表示部2aを構成する在室スイッチ33及び不在スイッチ34の操作をそれぞれ検出するためのものである。
呼出表示灯I/F44は、監視盤CPU30と操作・表示部2aを構成する呼出表示灯35との間を接続するためのものである。また、在室・不在表示灯I/F45は、監視盤CPU30と操作・表示部2aを構成する在室表示灯36及び不在表示灯37との間をそれぞれ接続するためのものである。また、スピーカI/F46は、監視盤CPU30と拡声スピーカ38との間を接続するためのものである。さらに、キーラックI/F47は、監視盤CPU30とキーラック3に接続されたラック伝送路L2との間を接続するためのものである。
なお、生活情報監視盤2において、監視盤CPU30の入力(制御入力)側には、住戸選択検出回路42を経由して操作・表示部2aを構成する住戸選択スイッチ32と、在室・不在設定検出回路43を経由して操作・表示部2aを構成する在室スイッチ33及び不在スイッチ34と、幹線L1をなす制御伝送路L1aに接続された受信回路41と、キーラックI/F47、ラック伝送路L2を経由してキーラック3とがそれぞれ接続されている。また、監視盤CPU30の出力(制御出力)側には、呼出表示灯I/F44を経由して操作・表示部2aを構成する呼出表示灯35と、在室・不在表示灯I/F45を経由して操作・表示部2aを構成する在室表示灯36及び不在表示灯37と、スピーカI/F46を経由して拡声スピーカ38と、ハンドセット31が接続された通話回路39と、幹線L1をなす制御伝送路L1aに接続された送信回路40とがそれぞれ接続されている。
このように構成された本発明の実施例による集合住宅用連絡装置において、以下、具体的な動作について説明する。
第1の動作として、集合住宅をなす複数の住戸(101号室、102号室、・・・)内に在室中の居住者のうち、特定の居住者、ここでは、居室機1aが設置された101号室内に在室中の居住者が、図1に示す居室機1aの呼出ボタン13を操作すると、呼出ボタン13にて生成された呼出検知情報が呼出ボタンI/F19を経由して居室機CPU10に伝送される。また、呼出ボタン13からの呼出検知情報を受信した居室機CPU10は、101号室の居室番号情報を付加した呼出信号S1aを生成する。
居室機1aの居室機CPU10にて生成された呼出信号S1aは、送信回路16、幹線L1をなす制御伝送路L1a、生活情報監視盤2の受信回路41を経由して監視盤CPU30に伝送される。この呼出信号S1aが受信された監視盤CPU30は、101号室内に在室中の居住者からの呼出し(緊急呼出し)があることを検出し、その旨の呼出音や音声メッセージ等を生成してスピーカI/F46を経由して接続された拡声スピーカ38から鳴動させるとともに、呼出表示灯I/F44を経由して接続された操作表示部2aを構成する呼出表示灯35の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、呼出報知を行うことができる。
なお、前述の呼出報知を確認した管理室内に在室中の管理人が生活情報監視盤2のハンドセット31を取り上げるような応答操作を行うと、この操作を検出した監視盤CPU30及び居室機1aの居室機CPU10の制御によって通話回路39、15がそれぞれ能動となり、管理人が使用するハンドセット31(のマイクM及びレシーバR)と、通話回路39、幹線L1をなす通話伝送路L1b、居室機1aの通話回路15を経由して(101号室内に在室中の)居住者が使用する天井マイク11及び天井スピーカ12との間の信号伝送ラインが形成され、形成された信号伝送ラインを経由して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
次に、第2の動作として、複数の住戸(101号室、102号室、・・・)のうち、例えば、101号室の居住者が外出等で自住戸を不在とするにあたり、この101号室の居住者は、玄関鍵を用いて自住戸の玄関ドアを住戸外から施錠した後、管理室まで赴き、施錠操作を行った玄関鍵を管理人に預ける。この後、管理人は、101号室の居住者により預けられた玄関鍵を、図1に示すキーラック3内の101号室用の所定の収納場所に格納することにより、これを検出したキーラック3は、101号室の居室番号情報及び当該101号室の鍵が格納されている旨のキー格納情報を付加した不在信号S2aを生成する。この不在信号S2aは、キーラック3からラック伝送路L2、生活情報監視盤2のキーラックI/F47を介して監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、キーラック3から伝送されてきた不在信号S2aに付加されている居室番号情報及びキー格納情報のうち、居室番号情報に該当する101号室を不在状態に設定するための制御信号として、101号室の居室番号情報を付加した不在状態設定信号S3aを生成する。この不在状態設定信号S3aは、監視盤CPU30から送信回路40、幹線L1をなす制御伝送路L1a、全ての居室機1a、1b、・・・の受信回路17を経由して居室機CPU10(10、10、・・・)にそれぞれ伝送される。
ここで、全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)のうち、居室機1aの居室機CPU10のみ不在状態設定信号S3aに付加された居室番号情報と自居室機に予め割り当てられている居室番号とが「101」で一致するため、これを検出した居室機1aの居室機CPU10は、在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を在室状態から不在状態に書き換えるとともに、この生活情報の書き換えが完了したことを示す設定完了情報及び101号室の居室番号情報を付加した不在設定完了信号S4aを生成する。この不在設定完了信号S4aは、前述の呼出信号S1aと同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた不在設定完了信号S4aに付加されている居室番号情報及び設定完了情報をもとに、101号室内に設置された居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に不在状態を示す生活情報が記憶されたことを検出し、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する在室表示灯36の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、不在表示灯37の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、不在(不在設定)報知を行うことができる。
次に、第3の動作として、キーラック3内の101号室用の所定の収納場所に玄関鍵が格納されており、この玄関鍵が管理人により取り出されずに外出先から自住戸に帰宅しようとする101号室の居住者へ引き渡されていない状態、すなわち、生活情報監視盤2の監視盤CPU30において101号室の居室番号情報及び当該101号室の鍵が格納されている旨のキー格納情報を付加した不在信号S2aが予め検出されているとき、泥棒等の非居住者が例えば、ピッキングにより住戸外から玄関ドアを解錠した後、住戸内に侵入し、このような非居住者の動きを居室機1aのパッシブセンサ14が検知した場合、又は玄関鍵を管理人に預けた居住者以外の例えば、同居人が居室機1aの呼出ボタン13を操作すると、パッシブセンサ14にて生成された在室検知情報がパッシブセンサI/F20を経由して居室機CPU10に送出される、又は前述の呼出時と同様な呼出検知情報が呼出ボタンI/F19を経由して居室機CPU10に送出される。このような在室検知情報又は呼出検知情報を受信した居室機CPU10は、在室に係る生活情報及び101号室の居室番号情報を付加した在室状態信号S5aを生成する。この在室状態信号S5aは、前述の呼出信号S1a、不在設定完了信号S4aと同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた在室状態信号S5aに付加されている居室番号情報及び生活情報をもとに、101号室内が在室中であることを検出するものの、前述のようなキーラック3から伝送されてきた不在信号S2aが予め検出されていることから、居室機1aの生活情報と生活情報監視盤2の生活情報とが矛盾していることを確認する。この監視盤CPU30は、スピーカI/F46を経由して接続された拡声スピーカ38から警報音や所定の音声メッセージを鳴動させることにより、緊急事態を報知することができる。
また、前述の緊急事態の報知を確認した管理室内に在室中の管理人にとっては、101号室まで赴き泥棒等の非居住者の存在を確認する又は必要に応じて警備会社等に対して迅速な通知ができるばかりでなく、101号室内に取り残されている同居人に対して、キーラック3内の101号室用の所定の収納場所に格納されていた玄関鍵を返却する等して適切かつ迅速な対応が可能となる。
次に、第4の動作として、自住戸である101号室の玄関鍵を管理室内に在室中の管理人に預けた居住者が、外出先から自住戸に帰宅しようとするにあたり管理室に立ち寄ると、管理人は、キーラック3内の101号室用の所定の収納場所に格納されていた玄関鍵を取り出して居住者に引き渡す。ここで、前述のような玄関鍵の取出しを検出したキーラック3は、101号室の居室番号情報及び当該101号室の鍵が取り出された旨のキー取出情報を付加した疑不在信号S6aを生成する。この疑不在信号S6aは、前述の不在信号S2aと同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。 生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、キーラック3から伝送されてきた疑不在信号S6aに付加されている居室番号情報及びキー取出情報のうち、居室番号情報に該当する101号室を在室状態に設定するための制御信号として、101号室の居室番号情報を付加した在室状態設定信号S7aを生成する。この在室状態設定信号S7aは、前述の不在状態設定信号S3aと同様な信号伝送ラインを経由して全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)にそれぞれ伝送される。
ここで、全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)のうち、居室機1aの居室機CPU10のみ在室状態設定信号S7aに付加された居室番号情報と自居室機に予め割り当てられている居室番号が「101」で一致するため、これを検出した居室機1aの居室機CPU10は、在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を不在状態から在室状態に書き換えるとともに、この生活情報の書き換えが完了したことを示す設定完了情報及び101号室の居室番号情報を付加した在室設定完了信号S8aを生成する。この在室設定完了信号S8aは、前述の呼出信号S1a、不在設定完了信号S4a及び在室状態信号S5aと同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた在室設定完了信号S8aに付加されている居室番号情報及び設定完了情報をもとに、101号室内に設置された居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に在室状態を示す生活情報が記憶されたことを検出し、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する不在表示灯37の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、在室表示灯36の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、在室(在室設定)報知を行うことができる。
なお、前述の第4の動作によれば、キーラック3から伝送されてきた非不在信号S6aを検出した生活情報監視盤2の監視盤CPU30の制御として、この非不在信号S6aに付加された居室番号情報に該当する101号室を在室状態に設定する制御動作を行ったが、この制御動作に限定されるものではなく、別途の第5の動作によれば、101号室の不在状態をそのまま保持することもできる。すなわち、監視盤CPU30の制御として、居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を不在状態のまま保持するばかりでなく、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する不在表示灯37の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)をその状態で保持し、さらには在室表示灯36の101号室該当部(図2を参照。)を消灯のまま保持する。
次に、第6の動作として、前述の第4の動作で明らかなように自住戸の玄関鍵を管理人より受け取った101号室の居住者が、この玄関鍵を用いて住戸外から玄関ドアを解錠した後、住戸内に帰宅すると、このような居住者の動きを居室機1aのパッシブセンサ14が検知することにより、パッシブセンサ14にて生成された在室検知情報がパッシブセンサI/F20を経由して居室機CPU10に送出される。
居室機1aの居室機CPU10は、パッシブセンサ14からの在室検知情報を検出すると、この在室確認情報及び101号室の居室番号情報を付加した在室状態信号S5aを生成する。なお、在室信号S5aは、前述の第3の動作と同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた在室状態信号S5aに付加されている居室番号情報及び在室確認情報をもとに、101号室に居住者が帰宅して在室中であることを検出するものの、この検出タイミングよりも前にキーラック3から伝送されてきた疑不在信号S6aを予め検出しているため、居室番号情報に該当する101号室を在室状態に設定するための制御信号として、101号室の居室番号情報を付加した在室状態設定信号S7aを生成する。なお、在室状態設定信号S7aは、前述の第4の動作と同様な信号伝送ラインを経由して全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)にそれぞれ伝送される。
ここで、全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)のうち、居室機1aの居室機CPU10のみ在室状態設定信号S7aに付加された居室番号情報と自居室機に予め割り当てられている居室番号とが「101」で一致するため、これを検出した居室機1aの居室機CPU10は、在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を不在状態から在室状態に書き換えるとともに、この生活情報の書き換えが完了したことを示す在室設定完了信号S8aを生成する。なお、在室設定完了信号S8aは、前述の第4の動作と同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた在室設定完了信号S8aに付加されている居室番号情報及び設定完了情報をもとに、101号室内に設置された居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に在室状態を示す生活情報が記憶されたことを検出し、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する不在表示灯37の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、在室表示灯36の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、在室(在室設定)報知を行うことができる。
次に、第7の動作として、前述の第6の動作における書換手段とは異なる手段を用いて、居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に記憶されている不在状態の生活情報を、在室状態の生活情報に書き換えるにあたり、管理室内の在室中の管理人が、生活情報監視盤2の操作・表示部2aを構成する住戸選択スイッチ32の101号室該当部(図2を参照。)及び在室スイッチ33(図2を参照。)をそれぞれ操作すると、住戸選択スイッチ32の操作を検出した住戸選択検出回路42にて生成された101号室の居室番号情報と、在室スイッチ33の操作を検出した在室・不在設定検出回路43にて生成された在室設定情報がそれぞれ、監視盤CPU30に送出される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、前述の居室番号情報及び在室設定情報の検出タイミングと、前述の第2の動作で明らかなような101号室の鍵が格納されている旨のキー格納情報を付加したキーラック3からの不在信号S2aの検出タイミングとを比較する。
ここで、生活情報監視盤2において、前述の居室番号情報及び在室設定情報の検出タイミングが不在信号S2aの検出タイミングよりも遅いタイミングであると検出した監視盤CPU30は、スピーカI/F46を経由して接続された拡声スピーカ38から例えば、「ブー、玄関鍵がキーラックに格納されているために在室設定できません」のような所定の警報音や音声メッセージを鳴動させることで、管理室内に在室中の管理人に対して在室設定できない旨を確認させることができる。
一方、前述の居室番号情報及び在室設定情報の検出タイミングが不在信号S2aの検出タイミングよりも早いタイミングである、すなわち、住戸選択スイッチ32及び在室スイッチ33の操作時において101号室の鍵がキーラック3に格納されていない場合、これを検出した監視盤CPU30は、居室番号情報に該当する101号室を在室状態に設定するための制御信号として、101号室の居室番号情報を付加した在室状態設定信号S7aを生成する。なお、在室状態設定信号S7aは、前述の第4(、第6)の動作と同様な信号伝送ラインを経由して全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)にそれぞれ伝送される。
ここで、全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)のうち、居室機1aの居室機CPU10のみ在室状態設定信号S7aに付加された居室番号情報と自居室機に予め割り当てられている居室番号とが「101」で一致するため、これを検出した居室機1aの居室機CPU10は、在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を不在状態から在室状態に書き換えるとともに、この生活情報の書き換えが完了したことを示す在室設定完了信号S8aを生成する。なお、在室設定完了信号S8aは、前述の第4(、第6)の動作と同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた在室設定完了信号S8aに付加されている居室番号情報及び設定完了情報をもとに、101号室内に設置された居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に在室状態を示す生活情報が記憶されたことを検出し、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する不在表示灯37の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、在室表示灯36の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、在室(在室設定)報知を行うことができる。
次に、第8の動作として、101号室の居住者が一時的に自住戸を不在とするように、自住戸の玄関鍵を管理人に預けずに外出した場合において、居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている在室状態の生活情報を、不在状態の生活情報に書き換えるにあたり、管理室内の在室中の管理人が、生活情報監視盤2の操作・表示部2aを構成する住戸選択スイッチ32の101号室該当部(図2を参照。)及び不在スイッチ34(図2を参照。)をそれぞれ操作すると、住戸選択スイッチ32の操作を検出した住戸選択検出回路42にて生成された101号室の居室番号情報と、不在スイッチ34の操作を検出した在室・不在設定検出回路43にて生成された不在設定情報がそれぞれ、監視盤CPU30に送出される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、前述の居室番号情報及び不在設定情報を検出すると、居室番号情報に該当する101号室を不在状態に設定するための制御信号として、101号室の居室番号情報を付加した不在状態設定信号S3aを生成する。なお、不在状態設定信号S3aは、前述の第2の動作と同様な信号伝送ラインを経由して全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)にそれぞれ伝送される。
ここで、全ての居室機1a、1b、・・・の居室機CPU10(10、10、・・・)のうち、居室機1aの居室機CPU10のみ不在状態設定信号S3aに付加された居室番号情報と自居室機に予め割り当てられている居室番号とが「101」で一致するため、これを検出した居室機1aの居室機CPU10は、在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を在室状態から不在状態に書き換えるとともに、この生活情報の書き換えが完了したことを示す設定完了情報及び101号室の居室番号情報を付加した不在設定完了信号S4aを生成する。なお、不在設定完了信号S4aは、前述の第2の動作と同様な信号伝送ラインを経由して生活情報監視盤2の監視盤CPU30に伝送される。
生活情報監視盤2の監視盤CPU30は、居室機1aの居室機CPU10から伝送されてきた不在設定完了信号S4aに付加されている居室番号情報及び設定完了情報をもとに、101号室内に設置された居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に不在状態を示す生活情報が記憶されたことを検出し、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する在室表示灯36の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、不在表示灯37の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより、不在(不在設定)報知を行うことができる。
なお、前述の第8の動作から明らかなように、管理室内に在室中の管理人により在室状態の生活情報を不在状態の生活情報に書き換えた後のタイミングにおいて、居室機1aの呼出ボタン13が居住者により操作される、又はパッシプセンサ14にて居住者(同居人)の動きが検知された場合、或いは、管理人により生活情報監視盤2の操作・表示部2aを構成する在室スイッチ33が操作された場合において、前述と同様な在室状態信号S5aの送出又は在室スイッチ33の操作を検出した監視盤CPU30の制御としては、居室機1aの在室・不在状態保存テーブル18に予め記憶されている自住戸の生活情報を不在状態から在室状態に書き換え、在室・不在表示灯I/F45を経由して接続された操作・表示部2aを構成する不在表示灯37の予め点灯されている101号室該当部(図2を参照。)を消灯させるとともに、在室表示灯36の101号室該当部(図2を参照。)を点灯させることにより在室報知を行うことができるものの、スピーカI/F46を経由して接続された拡声スピーカ38から所定の警報音や音声メッセージを鳴動させることはない。
なお、本発明の集合住宅用連絡装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。
具体的に、本発明の実施例においては、生活情報監視盤2の操作・表示部2aを構成する各スイッチ、表示灯は、図1、図2に示すように分離されて設置されているが、例えば、在室表示灯36、不在表示灯37がそれぞれ在室スイッチ33、不在スイッチ34の機能を兼ねるように、単一の表示灯及びスイッチに複数の機能を持たせる又は操作・表示部2aにタッチパネルディスプレイ等を利用しても同様な効果を奏するものである。
また、本発明の実施例においては、生活情報監視盤2の操作・表示部2aの構成として、在室スイッチ33、不在スイッチ34を有する操作・表示部2aを適用したが、これらのスイッチ33、34が不備とされる操作・表示部2aを適用することもできる。この態様によれば、居住者の在室・不在設定をキーラック3からの出力信号を用いて行うことができる。
さらに、本発明の実施例においては、在室スイッチ33、不在スイッチ34を生活情報監視盤2の操作・表示部2aの構成部として設けたが、この構成態様に限定されるものではなく、これらスイッチ33、34と同様な機能を有する操作ボタンを、複数の居室機1a、1b、・・・に備えることもできる。
1a、1b、・・・……複数の居室機
13……呼出ボタン(住戸内トリガ発生装置)
14……パッシブセンサ(住戸内トリガ発生装置)
2……生活情報監視盤
30……監視盤CPU(制御部)
33……在室スイッチ
34……不在スイッチ
3……キーラック

Claims (5)

  1. 集合住宅の複数の住戸の各住戸内に設置され前記各住戸内の呼出ボタン、パッシブセンサ等の住戸内トリガ発生装置(13、14)からの検知情報に基づいて前記各住戸の在室・不在の生活情報をもたらす複数の居室機(1a、1b、・・・)と、前記集合住宅の管理室内等の共用部に設置され前記生活情報を識別表示するための生活情報監視盤(2)と、前記共用部に設置され前記各住戸が不在となる際に居住者が管理人に預けた玄関鍵を格納するためのキーラック(3)とを有する集合住宅用連絡装置において、
    前記生活情報監視盤は、前記玄関鍵が格納された前記キーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出することにより前記各住戸の不在状態を設定するための制御部(30)とを備えることを特徴とする集合住宅用連絡装置。
  2. 前記生活情報監視盤の前記制御部は、前記キーラックにて生成されるキー格納情報に基づく不在信号を検出した後において前記居室機の前記住戸内トリガ発生装置からの検知情報に基づく在室信号を検出したとき、状態異常である旨の報知を行うことを特徴とする請求項1記載の集合住宅用連絡装置。
  3. 前記生活情報監視盤の前記制御部は、前記玄関鍵が取り出された前記キーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を検出することにより前記各住戸の在室状態を設定することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用連絡装置。
  4. 前記生活情報監視盤の前記制御部は、前記玄関鍵が取り出された前記キーラックにて生成されるキー取出情報に基づく疑不在信号を検出することにより前記各住戸の不在状態を保持することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用連絡装置。
  5. 前記生活情報監視盤は、前記各住戸の在室状態を設定するための在室スイッチ(33)と、前記各住戸の不在状態を設定するための不在スイッチ(34)とを備え、
    前記生活情報監視盤の前記制御部は、前記不在スイッチの操作に基づく不在信号及び前記玄関鍵が取り出された前記キーラックにて生成される疑不在信号の少なくとも1つを検出した後において前記居室機の前記住戸内トリガ発生装置からの検知情報及び前記在室スイッチの操作に基づく在室信号の少なくとも1つを検出したとき、前記各住戸の在室状態を設定することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用連絡装置。
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