JP2012199120A - 接点装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動接点が固定接点に当接した後も、可動鉄心が固定鉄心に当接する方向に移動する構成を備えながら、接点間のアークを短時間で消弧でき、且つ外部環境への漏れ磁束による影響を低減できる小型の接点装置を提供する。
【解決手段】 電磁石装置8は、可動鉄心8dを固定鉄心8cに当接する方向に移動させて、可動接点5aが固定接点3aに当接した後、可動鉄心8dは固定鉄心8cに当接する方向に移動する接点装置A1であって、一対の永久磁石11が、一対の固定接点3aを左右方向から挟み込むように配置され、2つの側脚部に一対の永久磁石11のそれぞれを配置したE形のヨーク12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、接点装置に関するものである。
従来、互いに大きさが異なる双方向の電流の通電、遮断を切り替えるために、図7に示すプランジャ型の接点装置B1が提案されている(例えば、特許文献1参照)。接点装置B1は、通電により磁力を発生するコイル201と、この磁力によって開閉する一対の接点部202と、一対の接点部202の外側にそれぞれ隣接配置され、接点部202に生じるアークを引き伸ばして消弧するための消弧用磁石体210とを有する。
一対の接点部202は、一対の固定ホルダ202aと可動ホルダ202bとを有している。固定ホルダ202aは、一対の固定接点202cをそれぞれ保持する導体からなる。可動ホルダ202bは、コイル201が発生する磁力によって固定ホルダ202aに対して進退する導体からなり、一対の固定接点202cに対向配置される一対の可動接点202dが形成されている。
また、接点間に発生するアークを消弧させるために消弧用磁石体210を設けており、接点間に発生するアークは、消弧用磁石体210によって引き伸ばされる。
そして、コイル201への通電時に発生する磁束によって、可動コア203は、固定コア204に近付く方向に吸引され、可動コア203に一体に取り付けられたシャフト205および絶縁碍子206は、可動コア203とともに移動する。可動ホルダ202bは、ホルダ付勢手段208によって、可動コア203に付随して固定ホルダ202a側へと移動し、一対の可動接点202dと一対の固定接点202cとが接触する。
可動接点202dと固定接点202cとが当接した後も、可動コア203はそのまま固定コア204側へと吸引されるため、このときに可動ホルダ202bと可動コア203とが分離する。その後、可動コア203は、シャフト205の下端部が固定コア204内に設けられた底部207と接触する位置まで移動し、その位置で停止する。このとき、可動ホルダ202bはホルダ付勢手段208によって固定ホルダ202a側へ押圧され、可動接点202dと固定接点202cとは当接した状態を保ち、接点間の導通状態が形成される。
特開2010−267470号公報
上記従来の接点装置B1では、接点間に発生するアークは、対向配置された一対の消弧用磁石体210によって引き伸ばされ、消弧される。
しかしながら、一対の消弧用磁石体210間の磁気ギャップが大きく、消弧用磁石体210のサイズ(エネルギー積)を大きくする必要があり、装置の大型化の要因になっていた。また、外部環境に対して、漏れ磁束によるノイズ等の影響があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動接点が固定接点に当接した後も、可動鉄心が固定鉄心に当接する方向に移動する構成を備えながら、接点間のアークを短時間で消弧でき、且つ外部環境への漏れ磁束による影響を低減できる小型の接点装置を提供することにある。
本発明の接点装置は、可動鉄心を固定鉄心に当接する方向に移動させることによって可動接点が固定接点に当接した後、前記可動鉄心は前記固定鉄心に当接する方向にさらに移動する接点装置であって、一対の前記固定接点を結ぶ線分の両端のそれぞれから、前記線分と同一方向に延長した各延長線上に配置した一対の永久磁石と、2つの側脚部の間に中央脚部を有するE形の磁性体からなり、2つの前記側脚部において前記中央脚部に対向する各一面に、一対の前記永久磁石のそれぞれを配置した第1のヨークとを備えることを特徴とする。
この発明において、並設された一対の導体で形成され、前記各導体の先端近傍に前記固定接点を設けた一対の固定ホルダと、一対の前記固定接点に対して一方側に位置して、前記固定接点のそれぞれに接離する一対の前記可動接点を設けた可動接触子と、前記可動接触子に一端面が対向し、他端側が一対の前記固定接点に対して他方側に延設された可動軸と、前記可動軸に対して前記他方側に配置される前記可動鉄心、および前記可動鉄心に対して前記他方側に配置される前記固定鉄心を具備して、前記固定鉄心と前記可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて前記可動鉄心を前記固定鉄心に当接する方向に移動させることで、前記可動軸の一端面が前記可動接触子から離れる方向に前記可動軸を移動させる電磁石装置と、前記可動接点が前記固定接点に当接する方向に前記可動接触子を付勢する接圧ばねとを備えることが好ましい。
この発明において、前記第1のヨークは、同一方向を壁面とする壁体で形成されることが好ましい。
この発明において、前記第1のヨークは、平板を折曲して形成されることが好ましい。
この発明において、前記第1のヨークは、E形の1つの部材で構成されることが好ましい。
この発明において、前記第1のヨークは、コの字状の2つの部材を組み合わせて構成されることが好ましい。
この発明において、前記可動接触子の前記一方側に形成された面に、磁性体からなる第2のヨークを配置し、この第2のヨークは、前記第1のヨークの前記中央脚部に対向することが好ましい。
この発明において、前記側脚部の長手方向において、一対の前記永久磁石の互いに対向する各対向面の中心は、前記固定接点の中心より前記固定ホルダの前記先端側に位置していることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、可動接点が固定接点に当接した後も、可動鉄心が固定鉄心に当接する方向に移動する構成を備えながら、接点間のアークを短時間で消弧でき、且つ外部環境への漏れ磁束による影響を低減できる小型の接点装置を提供できるという効果がある。
実施形態1の接点装置の構成を示す断面図である。 同上の接点部近傍の概略構成を示す上面図である。 同上のヨークを設けた接点部近傍の概略構成を示す斜視図である。 同上の別のヨークを設けた接点部近傍の概略構成を示す斜視図である。 同上の別のヨークを設けた接点部近傍の概略構成を示す斜視図である。 (a)(b)実施形態2の接点装置のヨークを示す上面図である。 従来の接点装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1、図2は、本実施形態の接点装置A1の構成を示す。なお、以下の説明では、図1において上下左右前後方向を規定している。
接点装置A1は、直方体の函状のケース1が外郭を構成している。ケース1内には、上下を分離する仕切壁2が形成され、上方の接点空間10aと下方の電磁石空間10bとが分離されている。
接点空間10aには、固定ホルダ3、可動接触子5、接圧ばね6を収納している。
固定ホルダ3は、一対の固定接点3aを上面に設けており、一対の固定ホルダ3が左右方向に並んで配置されることで、一対の固定接点3aも左右方向に並設されている。一対の固定ホルダ3は、後方向に導通板3bがそれぞれ延設されており、各導通板3bは、ケース1の後面を挿通して外部に突出し、外部回路(図示無し)に接続される。すなわち、固定接点3aは、固定ホルダ3の前端近傍(先端近傍)に設けられている。
さらに、一対の固定接点3aに対向する可動接点5aを下面に設けた可動接触子5が、固定ホルダ3の上面に対向配置されている。そして、ケース1の上底面には円環状の凹部1aが形成されており、接圧ばね6が凹部1a内に嵌め込まれ、接圧ばね6の下端は、可動接触子5の上面に当接している。
そして、可動接触子5の下面略中央(一対の可動接点5a間)には、棒状の可動軸7が配置されており、可動軸7は、一対の固定ホルダ3間を下方に延設され、軸本体7aの上端に、軸本体7aより大径の当接部7bを設けて構成される。可動軸7は、仕切壁2の略中央に設けた挿通孔2aを挿通し、当接部7bの上面は可動接触子5の下面に対向し、軸本体7aの下端側には電磁石装置8が配置されている。
仕切壁2は、接点空間10aと電磁石空間10bとを分離することにより、接点空間10a側の摩耗粉が電磁石空間10bへ侵入することを防止するとともに、電磁石空間10b側の異物が接点空間10a側へ侵入することを防止する働きを有する。
電磁石装置8は、コイルボビン8aと、コイル8bと、固定鉄心8cと、可動鉄心8dと、復帰ばね8eと、継鉄8fとで構成される。
コイルボビン8aは、絶縁部材で円筒状に形成されて、その外周にはコイル8bが巻回されている。コイルボビン8aの筒内には、固定鉄心8c、可動鉄心8d、復帰ばね8eが収納され、固定鉄心8cの上方に可動鉄心8dが対向配置される。可動鉄心8dには、可動軸7の軸本体7aが挿通して固定されており、可動軸7と可動鉄心8dとは一体に移動する。固定鉄心8cの上面には、円柱状の凹部8gが形成され、可動鉄心8dの下面には、円柱状の凹部8hが形成され、復帰ばね8eの両端は、凹部8g,8hに嵌め込まれる。さらに、コイルボビン8aの外面は、磁性体からなる継鉄8fで囲まれ、固定鉄心8cの下面は継鉄8f当接して配置されている。
次に、接点装置A2の動作について説明する。
まず、コイル8bが通電されていない場合、復帰ばね8eの付勢力によって、可動鉄心8dは、接圧ばね6の付勢力に抗って上方に移動しており、可動軸7を介して可動接触子5を上方に移動させている。このとき、可動接点5aは、固定接点3aから離間している。
次に、ケース1の外部に取り出された図示しないターミナルを介してコイル8bが通電されると、固定鉄心8cが磁化されて電磁石を形成して、固定鉄心8cと可動鉄心8dとの間に磁気吸引力が働く。而して、可動鉄心8dは、復帰ばね8eの付勢力に抗して、固定鉄心8cに当接する方向(下方向)に移動する。可動鉄心8dが下方向へ移動すると、可動軸7を介して可動接触子5を上方に押し付けていた力が解放されるため、接圧ばね6の付勢力によって、可動接触子5が下方向へ移動し、可動接点5aが固定接点3aに当接する。可動接点5aが固定接点3aに当接した後、可動軸7および可動鉄心8dは、可動接触子5から離れてさらに下方向へ移動して、軸本体7aの下端が固定鉄心8cの凹部8gの底部に接触する位置まで移動し、その位置で停止する。このとき、可動接点5aは、接圧ばね6の付勢力によって固定接点3aに押圧されている。
次に、コイル8bの通電が停止して電磁石の吸引力が消滅すると、復帰ばね8eの付勢力によって、可動鉄心8dは、固定鉄心8cから離れる方向(上方向)に移動する。そして、可動鉄心8dおよび可動軸7がともに上方向に移動するので、可動軸7の当接部7bが可動接触子5の下面に当接した後、可動接触子5は、接圧ばね6の付勢力に抗して上方向に移動し、可動接点5aは、固定接点3aから離間する。可動接触子5は、固定ホルダ3から離れた後、可動軸7に押されて、さらに上方向に移動し、停止する。
上述の開閉動作を行う接点装置A1は、左右方向に並設された一対の固定接点3aに対して、一対の固定接点3aを左右方向から挟み込む一対の永久磁石11を、ケース1に埋設している。この永久磁石11は、固定接点3a−可動接点5a間が開極するときに、固定接点3a−可動接点5a間に発生するアークを消弧させるために設けられている。
永久磁石11は、矩形板状に形成されており、図2に示すように、一対の固定接点3aを結ぶ左右方向の線分L1の両端のそれぞれから、左右方向に延長した各延長線L2,L3上に配置される。この永久磁石11は、厚み方向に着磁されており、長手方向が前後方向に沿うように配置され、厚み方向が左右方向に沿うように配置されて、同一極が互いに対向している。また、永久磁石11の各対向面の前後方向の中心は、固定接点3aの前後方向の中心より、固定ホルダ3の前端3c(固定ホルダ3の先端)側に位置している。
そして、開極時に接点間に発生するアークは、永久磁石11が発生する磁界によって引き伸ばされ、消弧される。
例えば、接点装置A1が、互いに大きさが異なる双方向の電流の通電、遮断を切り替える場合、図1,図2において、大電流が可動接触子5を左から右へ流れ、小電流が可動接触子5を右から左へ流れるものとする。そして、一対の永久磁石11のS極同士を対向させた場合、可動接触子5を左から右へ流れる大電流の遮断時に接点間に発生するアークは、固定ホルダ3の前端3c(固定ホルダ3の先端)側に向かう方向(前方向)に引き伸ばされる。また、可動接触子5を右から左へ流れる小電流の遮断時に接点間に発生するアークは、導通板3bの後端3d側に向かう方向(後方向)に引き伸ばされる。
したがって、大電流の遮断時に発生するアークの端部の移動量は、最大で固定ホルダ3の前端3cまでであり、アークが充分に引き伸ばされて、消弧することが可能となる。
一方、小電流の遮断時に発生するアークの端部の移動量は、最大で導通板3bの後端3dまでであり、アークの端部の移動量は大きくなり、アークを大きく引き伸ばすことは困難である。しかし、小電流の遮断時に発生するアークは、消弧が比較的容易であるため、その引き伸ばし量が少なくても消弧し得る。
また、本実施形態では、永久磁石11の各対向面の前後方向の中心が、固定接点3aの前後方向の中心より前方向に位置している。すなわち、永久磁石11は、固定接点3aに対して前方向に延長されている。このような構成は、互いに大きさが異なる双方向の電流の通電、遮断を切り替える接点装置A1において、大電流遮断時に発生するアークを前方向に引き伸ばす場合に効果的である。具体的には、大電流を遮断する際に発生するアークを、前方向に効果的に引き伸ばすことができ、さらには永久磁石11の小型化を図ることができる。
なお、一対の永久磁石11のN極同士を対向させた場合、アークが引き伸ばされる方向は、上記方向と逆になる。
さらに、本実施形態の接点装置A1は、E形のヨーク12(第1のヨーク)を備えており、図3は、ヨーク12を設けた接点部近傍の概略構成を示す。
ヨーク12は、2つの側脚部12a,12b間に中央脚部12cを有して、後方が開放したE形の1つの磁性体からなり、中央脚部12cは、前方が開放したコの字状に形成されている。このヨーク12は、上下方向を壁面とする壁体で一体に形成されており、比較的作り易いものになる。
そして、2つの側脚部12a,12bは、中央脚部12cに対向する各一面に、一対の永久磁石11のそれぞれを配置しており、各永久磁石11のN極−S極間の磁路がヨーク12を介して形成される。而して、各永久磁石11が発生する磁束は、ヨーク12に引き寄せられて漏れ磁束が抑制されるので、接点近傍の磁束密度を向上させることができて接点間に発生するアークを引き伸ばす力が増大する。さらに、漏れ磁束も抑制できる。
したがって、ヨーク12を設けることで、接点間のアークを短時間で消弧でき、且つ外部環境への漏れ磁束による影響を低減できる。さらに、永久磁石11のサイズを小さくしてもアークを引き伸ばす力を維持できるため、アーク遮断性能を維持しつつも接点装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、図4に示すE形のヨーク13を用いてもよい。ヨーク13は、2つの側脚部13a,13b間に中央脚部13cを有して、後方が開放したE形の1つの磁性体からなる。そして、2つの側脚部13a,13bは、中央脚部13cに対向する各一面に、一対の永久磁石11のそれぞれを配置しており、各永久磁石11のN極−S極間の磁路がヨーク13を介して形成される。ヨーク13は、平板の磁性体からなり、図4における側脚部13a,13bは、前後方向を長尺とする平板の左右方向の端部を下方向に折曲して構成されており、金型等を用いることなく、汎用の平板の磁性体から作成できる。
さらに、図5に示すように、磁性体からなるヨーク21(第2のヨーク)を可動接触子5の上面に配置してもよい。このヨーク21は、下方が開放したコの字状に形成されて、可動接触子5の前後端を挟み込み、ヨーク13の中央脚部13cに対向している。
そして、固定接点3a−可動接点5a間が導通した状態では、可動接触子5に電流が流れることで可動接触子5の周囲に磁場が形成され、ヨーク21,13を通る磁束が発生する。而して、ヨーク21−ヨーク13間に上下方向の磁気吸引力が発生し、ヨーク21がヨーク13に引き寄せられるので、固定接点3a−可動接点5a間にも互いに押し付け合う力が発生する。なお、このヨーク21は、図3に示すE形のヨーク12と組み合わせて用いても、上記同様の効果を奏し得る。
したがって、固定接点3a−可動接点5a間に短絡電流が流れた場合、上記磁気吸引力によって接点反発力を打ち消すことができ、接点間における接圧の低下を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、実施形態1のヨーク12,ヨーク13のそれぞれを2つの部品で構成したものであり、他の構成は実施形態1と同様であって、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
図6(a)は、ヨーク12を、コの字状のヨーク121,122を組み合わせて構成している。ヨーク121は、側脚部12aと中央脚部12cの左半分とを構成し、ヨーク122は、側脚部12bと中央脚部12cの右半分とを構成しており、中央脚部12cは、ヨーク121,122によって形成される。
図6(b)は、ヨーク13を、コの字状のヨーク131,132を組み合わせて構成している。ヨーク131は、側脚部13aと中央脚部13cの左半分とを構成し、ヨーク132は、側脚部13bと中央脚部13cの右半分とを構成しており、中央脚部13cは、ヨーク131,132によって形成される。
このように、ヨーク12,ヨーク13のそれぞれを2つの部品で構成することによって、接点部周辺の狭いスペースでの組み立て作業を容易にすることができる。
なお、上述の各実施形態における接点装置は、例えば、車両に搭載したバッテリーから車両走行用の電動機等へ電力を供給する直流電路に設けられて、この直流電路を導通・遮断する目的で使用される。但し、上述の各実施形態における接点装置は、この用途に限定されるものではなく、交流電路や、車両以外の電路等に用いてもよい。
A1 接点装置
3 固定ホルダ
3a 固定接点
5 可動接触子
5a 可動接点
6 接圧ばね
7 可動軸
8 電磁石装置
8b コイル
8c 固定鉄心
8d 可動鉄心
11 永久磁石
12 ヨーク(第1のヨーク)

Claims (8)

  1. 可動鉄心を固定鉄心に当接する方向に移動させることによって可動接点が固定接点に当接した後、前記可動鉄心は前記固定鉄心に当接する方向にさらに移動する接点装置であって、
    一対の前記固定接点を結ぶ線分の両端のそれぞれから、前記線分と同一方向に延長した各延長線上に配置した一対の永久磁石と、
    2つの側脚部の間に中央脚部を有するE形の磁性体からなり、2つの前記側脚部において前記中央脚部に対向する各一面に、一対の前記永久磁石のそれぞれを配置した第1のヨークと
    を備えることを特徴とする接点装置。
  2. 並設された一対の導体で形成され、前記各導体の先端近傍に前記固定接点を設けた一対の固定ホルダと、
    一対の前記固定接点に対して一方側に位置して、前記固定接点のそれぞれに接離する一対の前記可動接点を設けた可動接触子と、
    前記可動接触子に一端面が対向し、他端側が一対の前記固定接点に対して他方側に延設された可動軸と、
    前記可動軸に対して前記他方側に配置される前記可動鉄心、および前記可動鉄心に対して前記他方側に配置される前記固定鉄心を具備して、前記固定鉄心と前記可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて前記可動鉄心を前記固定鉄心に当接する方向に移動させることで、前記可動軸の一端面が前記可動接触子から離れる方向に前記可動軸を移動させる電磁石装置と、
    前記可動接点が前記固定接点に当接する方向に前記可動接触子を付勢する接圧ばねと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  3. 前記第1のヨークは、同一方向を壁面とする壁体で形成されることを特徴とする請求項1または2記載の接点装置。
  4. 前記第1のヨークは、平板を折曲して形成されることを特徴とする請求項1または2記載の接点装置。
  5. 前記第1のヨークは、E形の1つの部材で構成されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の接点装置。
  6. 前記第1のヨークは、コの字状の2つの部材を組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の接点装置。
  7. 前記可動接触子の前記一方側に形成された面に、磁性体からなる第2のヨークを配置し、この第2のヨークは、前記第1のヨークの前記中央脚部に対向することを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の接点装置。
  8. 前記側脚部の長手方向において、一対の前記永久磁石の互いに対向する各対向面の中心は、前記固定接点の中心より前記固定ホルダの前記先端側に位置していることを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の接点装置。
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