JP2012189265A - 熱交換換気装置 - Google Patents

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淳一 ▲高▼橋
Junichi Takahashi
Masahiro Ueda
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Abstract

【課題】熱交換換気や普通換気よりも大きな換気量で同時給排気を行うことのできる熱交換換気装置を得ること。
【解決手段】熱交換換気装置100は、熱交換器1を内部に収容するケーシング2と、ケーシングの内部に形成された給気路5および排気路6と、給気路または排気路から分岐されて、給気路を通過する給気流または排気路を通過する排気流に熱交換器を迂回させて通過させるバイパス通路15,17と、バイパス通路が分岐された分岐部に設けられて、給気路とバイパス通路の開度または排気路とバイパス通路の開度を調節するダンパー9,10と、給気流および排気流の少なくとも一方の状態を検知する状態検知部19,20,21と、状態検知部の検知結果に基づいてダンパーの開度を調節し、給気路とバイパス通路の両方または排気路とバイパス通路の両方を開状態とする制御部50と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、同時給排気を行いながら、熱交換器を介して熱交換を行なう熱交換換気装置に関する。
従来の熱交換換気装置には、熱交換器を通る風路とバイパス風路への風路切換えが出来るダンパーを備えたものがある。室外と室内の空気条件に応じて熱交換器側かバイパス側のいずれかに風路を切り換えることで、給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換換気と、熱交換を行わない普通換気とに切り換えることができる。
このような熱交換換気装置として、例えば、吸込口と吹出口とを室内側と室外側のそれぞれに一組づつ設けた箱体と、箱体内に内蔵された給気送風機により室外側吸込口から室外空気を吸込み、熱交換器の給気通路を通して室内側吹出口から室内に給気する給気路と、排気送風機により室内側吸込口から室内空気を吸込み、熱交換器の排気通路を通して室外側吹出口から室外に排気する排気路と、これらの給気通路と排気通路の交差部に設けられ給気流と排気流との間で熱交換する熱交換器と、排気通路又は給気通路と併設され熱交換器を迂回するバイパス風路と、を備える熱交換換気装置が例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−74445号公報
給気流と排気流との間で熱交換させる熱交換換気も、熱交換を行わずに外気を活用する普通換気も、省エネルギーという観点では有効であるが、居室内の状況によっては、より急速な換気を必要とする場面がある。
しかしながら、従来の技術では、バイパス風路を用いる普通換気において、熱交換通路より風の流通抵抗の少ないバイパス風路を使うことで、換気量を増加させることができたが、熱交換換気や普通換気よりもさらに換気量を増したい場合に十分に応えることが難しいという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、熱交換換気や普通換気よりも大きな換気量で同時給排気を行うことのできる熱交換換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、熱交換器を内部に収容するケーシングと、ケーシングの内部に形成されて、給気送風機により室外側吸込口から室外空気を吸込み、熱交換器の給気通路を通して室内側吹出口から室内に給気する給気路と、ケーシングの内部に形成されて、排気送風機により室内側吸込口から室内空気を吸込み、熱交換器の排気通路を通して室外側吹出口から室外に排気する排気路と、給気路または排気路から分岐されて、給気路を通過する給気流または排気路を通過する排気流に熱交換器を迂回させて通過させるバイパス通路と、バイパス通路が分岐された分岐部に設けられて、給気路とバイパス通路の開度または排気路とバイパス通路の開度を調節するダンパーと、給気流および排気流の少なくとも一方の状態を検知する状態検知部と、状態検知部の検知結果に基づいてダンパーの開度を調節し、給気路とバイパス通路の両方または排気路とバイパス通路の両方を開状態とする制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ダンパーの開度を調節し、給気路とバイパス通路の両方または排気路とバイパス通路の両方を開状態とすることで、熱交換換気や普通換気よりも大きな換気量で同時給排気を行うことのできる熱交換換気装置を得ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換換気装置を示す透視斜視図である。 図2は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、熱交換換気時の状態を示す図である。 図3は、図1に示す熱交換換気装置の透視側面図であって、熱交換換気時の状態を示す図である。 図4は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。 図5は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、大風量急速換気時の状態を示す図である。 図6は、熱交換換気装置の運転時の制御を表すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態2にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図である。 図8は、本発明の実施の形態3にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。 図9は、図8に示す熱交換換気装置の透視側面図である。 図10は、本発明の実施の形態4にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。 図11は、図10に示す熱交換換気装置の透視側面図である。 図12は、給気側ダンパーと排気側ダンパー位置検知センサーとの関係、または排気側ダンパーと給気側ダンパー位置検知センサーとの関係を説明するための斜視図である。 図13は、給気側ダンパー位置検知センサーまたは排気側ダンパー位置検知センサーの概略構成を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換換気装置を示す透視斜視図である。図2は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、熱交換換気時の状態を示す図である。図3は、図1に示す熱交換換気装置の透視側面図であって、熱交換換気時の状態を示す図である。図4は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。図5は、図1に示す熱交換換気装置の透視平面図であって、大風量急速換気時の状態を示す図である。
図1〜図3に示すように、熱交換換気装置100は、室外空気と室内空気の熱交換を行う熱交換器1が、直方体の箱形に形成された本体ケーシング2内に設置され、同時給排気により、熱交換を行いながら室内の換気を行う。
本体ケーシング2内には、給気送風機3により室外側吸込口11から室外空気を吸込み、熱交換器1の給気通路1aを通して室内側吹出口12から室内に給気する給気路5と、排気送風機4により室内側吸込口13から室内空気を吸込み、熱交換器1の排気通路1bを通して室外側吹出口14から室外に排気する排気路6と、が形成されている。
また本体ケーシング2内に、熱交換器1、給気送風機3および排気送風機4を組付け、給気送風機3から送られる空気を導く給気路部品7と排気送風機4から送られる空気を導く排気路部品8を装着することにより、給気路5と排気路6が形成される。なお、以下の説明において、給気路5を通過する空気を給気流ともいい、排気路6を通過する空気を排気流ともいう。
給気路5は、本体ケーシング2の室外側吸込口11から、給気熱交換通路16、熱交換器1の上側の面から形成される給気通路1a、給気送風機3、および給気路部品7を経て、本体ケーシング2の室内側吹出口12に至る通風路として形成される。
一方、排気路6は、本体ケーシング2の室内側吸込口13から、排気熱交換通路18、熱交換器1の上側の面から形成される排気通路1b、排気送風機4、および排気路部品8を経て、本体ケーシング2の室外側吹出口14に至る通風路として形成される。
給気バイパス通路15は、給気路5から分岐された通路である。給気バイパス通路15は、給気路5の熱交換器1の上流側手前で給気路5から分岐されて、給気路5の室外側吸込口11から熱交換器1を迂回して給気バイパス通路15を通り室内側吹出口12に室外空気を給気する通風路として形成されている。
一方、排気バイパス通路17は、排気路6から分岐された通路である。排気バイパス通路17は、排気路6の熱交換器1の上流側手前で排気路6から分岐されて、排気路6の室内側吸込口13から熱交換器1を迂回して排気バイパス通路17を通り室外側吹出口14に室内空気を排気する通風路として形成されている。
本体ケーシング2の外側側面で、給気路5の室外側吸込口11及び室内側吹出口12、排気路6の室内側吸込口13及び室外側吹出口14には、ダクト接続筒26が取付けられている。
このように構成された熱交換換気装置100は、図2に示すように、給気路5と給気バイパス通路15との分岐に設けられた給気側ダンパー9が給気バイパス通路封じ板22に接するようにし、排気路6と排気バイパス通路17との分岐に設けられた排気側ダンパー10が排気バイパス通路封じ板23に接するようにすることで、給気流と排気流の両方を熱交換器1に通過させることができ、給気流と排気流との間で熱交換を行いながら同時給排気による熱交換換気運転を行うことができる。
熱交換換気では、給気側ダンパー9が給気バイパス通路封じ板22に接することで、給気バイパス通路15への通風が遮断される。また、排気側ダンパー10が排気バイパス通路封じ板23に接することで、排気バイパス通路17への通風が遮断される。
また、図4に示すように、給気側ダンパー9が給気熱交換通路封じ板24に接するようにし、排気側ダンパー10が排気熱交換通路封じ板25と接するようにすることで、給気流および排気流に熱交換器1を迂回させることができ、給気流と排気流との間で熱交換を行わずに同時給排気による普通換気運転を行うことができる。
普通換気運転では、給気側ダンパー9が給気熱交換通路封じ板24に接することで給気熱交換通路16への通風が遮断される。また、排気側ダンパー10が排気熱交換通路封じ板25に接することで排気熱交換通路18への通風が遮断される。
熱交換換気装置100には、給気側ダンパー9の位置を検出する給気側ダンパー位置検知センサー27が、給気側ダンパー9の可動範囲内の適切な位置に設置される。
給気側ダンパー位置検知センサー27で、給気側ダンパー9の位置を検出し、給気側ダンパー9を、給気熱交換通路16と給気バイパス通路15とを切り替える途中で停止させることで、給気熱交換通路16と給気バイパス通路15の両方の風路に給気流が通る様になる。このように、給気側の風路面積を広げることで風路による圧力損失を下げ、給気送風機3の出力を変更することなく、給気風量を増加させる事が可能となる。以下にその詳細を述べる。
図12は、給気側ダンパー9と給気側ダンパー位置検知センサー27との関係、または排気側ダンパー10と排気側ダンパー位置検知センサー28との関係を説明するための斜視図である。図13は、給気側ダンパー位置検知センサー27または排気側ダンパー位置検知センサー28の概略構成を説明するための図である。
給気側ダンパー9を給気熱交換通路16と給気バイパス通路15とを切り替える途中で停止させ、給気熱交換通路16および給気バイパス通路15の両方の通路の入り口を開いた状態を作るため、給気側ダンパー9が給気熱交換通路16と給気バイパス通路15とを切り替える途中の位置に達したことを給気側ダンパー位置検知センサー27で検知する。
給気側ダンパー位置検知センサー27は、板状アクチュエータ29を備えて、給気側ダンパー9の可動範囲内に設置される。給気側ダンパー位置検知センサー27は、給気側ダンパー9が風路切替動作中に、板状アクチュエータ29を押しこめる位置に設置される。
急速給気モードに設定されると、制御装置50からの指令によって給気側ダンパー9が動き出し、給気側ダンパー位置検知センサー27が設置されている部分で、板状アクチュエータ29を押し始める。
板状アクチュエータ29は給気側ダンパー9によって面方向に押されると、回転軸30を中心に押された方向へ回転を始め、給気側ダンパー位置検知センサー27のケース内に収められているアクチュエータ先端31が、同じく給気側ダンパー位置検知センサー27のケース内に収められている接点32に触れ、接点32からの信号が制御装置50に伝えられることで、給気側ダンパー9によって、板状アクチュエータ29が押されたことを制御装置50が認識する。
板状アクチュエータ29は柔軟性を有しており、板状アクチュエータ29が給気側ダンパー9により押され、給気側ダンパー位置検知センサー27のケース内に収められているアクチュエータ先端31が接点32に触れる。
板状アクチュエータ29の可動範囲限界まで来ると、板状アクチュエータ29は給気側ダンパー9に押されて曲がり始め、給気側ダンパー9が板状アクチュエータ29を押し付けながら通り抜けて行く。給気側ダンパー9が板状アクチュエータ29を通り抜けると、板状アクチュエータ29は、給気側ダンパー9によって押される力から解放され、板状アクチュエータ29は元の位置に復元し、アクチュエータ先端31も接点32から離れて行く。
アクチュエータ先端31が接点32から離れると、給気側ダンパー9が給気側ダンパー位置検知センサー27を通過したことを知らせる信号が、位置検知センサーから制御装置50に送られ、給気側ダンパー9が給気側ダンパー位置検知センサー27を通過したことを制御装置50が認識する。
板状アクチュエータ29が給気側ダンパー9によって押されたことが制御装置50で認識され、その後に給気側ダンパー9が給気側ダンパー位置検知センサー27を通過したことが制御装置50で認識されると、制御装置50は給気側ダンパー9を停止させる信号を発信して、給気熱交換通路16および給気バイパス通路15の両方の通路の入り口を開いた状態で給気側ダンパー9を停止させ、給気熱交換通路16および給気バイパス通路15の両風路を使った急速給気モードでの運転を開始する。これにより、給気側の風路面積を広げることができ、消費電力を増加させずに、通常より給気風量の多い、急速給気運転を実施することができる。
また、熱交換換気装置100には、排気側ダンパー10の位置を検出する排気側ダンパー位置検知センサー28が、排気側ダンパー10の可動範囲内の適切な位置に設置される。
排気側ダンパー位置検知センサー28で、排気側ダンパー10の位置を検出し、排気側ダンパー10を、排気熱交換通路18と排気バイパス通路17とを切り替える途中で停止させることで、排気熱交換通路18と排気バイパス通路17の両方の風路に排気流が通る様になる。このように、排気側の風路面積を広げることで風路による圧力損失を下げ、排気送風機4の出力を変更することなく、排気風量を増加させる事が可能となる。以下にその詳細を述べる。
排気側ダンパー10を排気熱交換通路18と排気バイパス通路17とを切り替える途中で停止させ、排気熱交換通路18および排気バイパス通路17の両方の通路の入り口を開いた状態を作るため、排気側ダンパー10が排気熱交換通路18と排気バイパス通路17とを切り替える途中の位置に達したことを排気側ダンパー位置検知センサー28で検知する。
排気側ダンパー位置検知センサー28は、板状アクチュエータ29を備えて、排気側ダンパー10の可動範囲内に設置される。排気側ダンパー位置検知センサー28は、排気側ダンパー10が風路切替動作中に、板状アクチュエータ29を押しこめる位置に設置される。
急速排気モードに設定されると、制御装置50からの指令によって排気側ダンパー10が動き出し、排気側ダンパー位置検知センサー28が設置されている部分で、板状アクチュエータ29を押し始める。
板状アクチュエータ29は排気側ダンパー10によって面方向に押されると、回転軸30を中心に押された方向へ回転を始め、排気側ダンパー位置検知センサー28のケース内に収められているアクチュエータ先端31が、同じく排気側ダンパー位置検知センサー28のケース内に収められている接点32に触れ、接点32からの信号が制御装置50に伝えられることで、排気側ダンパー10によって、板状アクチュエータ29が押されたことを制御装置50が認識する。
板状アクチュエータ29は柔軟性を有しており、板状アクチュエータ29が排気側ダンパー10により押され、排気側ダンパー位置検知センサー28のケース内に収められているアクチュエータ先端31が接点32に触れる。
板状アクチュエータ29の可動範囲限界まで来ると、板状アクチュエータ29は排気側ダンパー10に押されて曲がり始め、排気側ダンパー10が板状アクチュエータ29を押し付けながら通り抜けて行く。排気側ダンパー10が板状アクチュエータ29を通り抜けると、板状アクチュエータ29は、排気側ダンパー10によって押される力から解放され、板状アクチュエータ29は元の位置に復元し、アクチュエータ先端31も接点32から離れて行く。
アクチュエータ先端31が接点32から離れると、排気側ダンパー10が排気側ダンパー位置検知センサー28を通過したことを知らせる信号が、位置検知センサーから制御装置50に送られ、排気側ダンパー10が排気側ダンパー位置検知センサー28を通過したことを制御装置50が認識する。
板状アクチュエータ29が排気側ダンパー10によって押されたことが制御装置50で認識され、その後に排気側ダンパー10が排気側ダンパー位置検知センサー28を通過したことが制御装置50で認識されると、制御装置50は排気側ダンパー10を停止させる信号を発信して、排気熱交換通路18および排気バイパス通路17の両方の通路の入り口を開いた状態で排気側ダンパー10を停止させ、排気熱交換通路18および排気バイパス通路17の両風路を使った急速排気モードでの運転を開始する。これにより、排気側の風路面積を広げることができ、消費電力を増加させずに、通常より排気風量の多い、急速排気運転を実施することができる。
図5にしめすように、給気側と排気側の両方で風路面積を広げることで、熱交換換気や普通換気よりもさらに換気量を増して室内の空気を換気する大風量急速換気を実現することができる。
なお、図1から図5では給気バイパス通路15、および排気バイパス通路17を本体ケーシング2の側面付近に設けたが、この位置には限られず、他の側面付近や上面側もしくは下面側に設けてもよい。
また、本体ケーシング2内の室外側吸込口11に、室外空気の温度と湿度を検出することができる室外温度湿度センサー(状態検知部)19と、室内側吸込口13に、室内空気の温度と湿度を検出することができる室内温度湿度センサー(状態検知部)20が設けられる。さらに、室内側吸込口13に、室内空気質を検出することができる室内空気質センサー(状態検知部)21が設けられている。
熱交換換気装置100には、室外温度湿度センサー19、室内温度湿度センサー20、室内空気質センサー21と接続され送風機3、4や給気側ダンパー9、排気側ダンパー10の動作を制御する制御装置50が設けられているとともに、リモコンなどの外部コントローラ(図示せず)が接続されている。本実施の形態1では、制御装置50が本体ケーシング2に設けられる構成を示しているが、これに限られず、例えば外部コントローラなどに設けられても構わない。
次に、その動作について説明する。熱交換換気装置100は上記外部コントローラにより、運転のON−OFFおよび換気風量の大小および換気種類(熱交換換気運転又は熱交換器1を迂回させた普通換気運転、または大風量急速換気)を任意に選択できるようになっている。外部コントローラの運転スイッチ(図示せず)がONにされると、それぞれの送風機3、4が同時に動作し、室内空気は室内側吸込口13から吸い込まれ、排気路6を通り、排気送風機4により室外側吹出口14から吹き出され室外へ排気される。
また室外空気は、室外側吸込口11から吸い込まれ、給気路5を通り、給気送風機3により室内側吹出口12から吹き出され、室内に給気される。このとき、熱交換器1の給気通路1aと排気通路1bをそれぞれ通る給気の空気と排気の空気との間で熱交換が行われ、排気の空気の全熱を給気の空気へ回収して給気の空気を排気の空気の温度に近づけることで換気による室内空気の全熱変化を低減し冷暖房負荷を軽減することができる。
次に制御の概略について説明する。以下は前記外部コントローラで熱交換換気運転が選択されている場合について説明する。
図6は、熱交換換気装置の運転時の制御を表すフローチャートである。熱交換換気装置100の運転が開始されると、外部コントローラにより選択された換気種類と風量信号に基づいた風量で換気運転が行われる。そして、室内空気質センサー21の出力信号に基づいて、室内の空気の汚染の有無が制御装置50によって判定されて、空気の汚染がない場合、例えば、室内空気質センサー21に検知された汚染度が所定値以下の場合(ステップS1,Yes)、ステップS2に進む。
ステップS2では室外温度湿度センサー19と室内温度湿度センサー20の出力信号の比較が行われ、室内空気のほうが室外空気より快適であると制御装置50が判別した場合には(ステップS2,Yes)、ステップS3に進む。ステップS3において一定時間熱交換換気が行われてから、外部コントローラにより選択された換気種類と風量信号に基づいた風量で換気運転に戻る。
ステップS2で、室外空気のほうが室内空気より快適な場合には(ステップS2,No)、ステップS4に進む。ステップS4では、一定時間普通換気が行われ、外部コントローラにより選択された換気種類と風量信号に基づいた風量で換気運転に戻る。なお、ステップS1で、室内空気質センサー21の出力信号により室内の空気の汚染有無を判定し、空気の汚染がある場合(ステップS1,No)、例えば、室内空気質センサー21に検知された汚染度が所定値より大きい場合には、ステップS5に進み、大風量急速換気を行うことで室内空気質の改善を図る。
大風量急速換気の後、ステップS1で戻って空気質(汚染度)の改善が判定される、空気質が改善されていない場合には、ステップS5に戻り、大風量急速換気が継続して行われる。なお、上記とあわせて各センサーの出力に応じて選択可能な風量に自動切換えを行ってもよく、また風量ノッチは複数段階あれば段階数に制限されない。
以上の構成・動作により、熱交換換気装置100の運転時に室内と室外の温湿度条件を比較することで最適な換気種類(熱交換換気運転又は熱交換器1を迂回させた普通換気運転)を自動的に判断し、換気による室内空気の全熱変化を低減し冷暖房負荷を軽減することができる。また、室内空気が汚染された場合には、省エネ換気より優先して大風量の急速換気に切り替えることができる。これにより状況に応じて省エネと空気質改善を実現できる使い勝手のよい熱交換換気装置を得ることができる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図である。上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。本実施の形態2では、給気側ダンパー9を給気熱交換通路16の方向に切り替えることにより、給気送風機3により室外空気を、給気熱交換通路16と給気バイパス通路15の両方を通して室内へ給気することができ、給気側の大風量急速換気を行うことができる。このときステッピングモーター等で給気側ダンパー9の開度を調整することで任意の給気換気風量を得ることができる。
また、排気側ダンパー10を排気熱交換通路18の方向に切り替えることにより、排気送風機4により室内空気を、排気熱交換通路18と排気バイパス通路17の両方を通して室外へ排気することができ、排気側の大風量急速換気を行うことができる。このときステッピングモーター等で排気側ダンパー10の開度を調整することで任意の排気換気風量を得ることができる。この効果として、できるだけ高い交換効率を得つつ、必要最小限の換気風量を得ることができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。図9は、図8に示す熱交換換気装置の透視側面図である。上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。熱交換換気装置100は、室外空気と室内空気の熱交換を行う熱交換器1が、直方体の箱形に形成された本体ケーシング2内に設置され、同時給排気により、実施の形態1と同様の熱交換を行いながら室内の換気を行う。そして、本実施の形態3では、熱交換器1を迂回するバイパス通路が、排気側には形成されず、給気側にのみ形成されている。
熱交換換気は、熱交換器1の給気通路1aと排気通路1bにそれぞれ給気と排気の空気が流れることで、その給気側空気と排気側空気の間で熱交換されることで行われる。そのため、図8に示すように、給気流のみを給気バイパス通路15に通せば、熱交換器1での熱交換が行われないため、給気流と排気流との間で熱交換が行われない普通換気を行うことができる。
したがって、実施の形態1では、給気路5側に給気バイパス通路15を設け、かつ排気路6側に排気バイパス通路17を設けることで、確実に熱交換器1に空気が流れない例を示した。一方、本実施の形態3では、排気路6側には排気バイパス通路17を設けずに、給気路5側にのみ給気バイパス通路15を設けた場合にも、給気路5の室外側吸込口11から熱交換器1を迂回して給気バイパス通路15を通り室内側吹出口12に室外空気を給気することで普通換気を実現している。
以上の構成・動作によれば、給気側ダンパー9を切り替えることにより給気路5の換気種類(熱交換換気運転又は熱交換器1を迂回させた普通換気運転、または給気の大風量急速換気)を任意に選択できる。排気側の風路切替構造が無いことにより製品構造を簡易化しながら、普通換気運転も実現することができる。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4にかかる熱交換換気装置を示す透視平面図であって、普通換気時の状態を示す図である。図11は、図10に示す熱交換換気装置の透視側面図である。上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。熱交換換気装置100は、室外空気と室内空気の熱交換を行う熱交換器1が、直方体の箱形に形成された本体ケーシング2内に設置され、同時給排気により、実施の形態1と同様の熱交換を行いながら室内の換気を行う。
本実施の形態4では、実施の形態3とは逆に給気路5側には給気バイパス通路を設けずに、排気路6側にのみ排気バイパス通路17を設けている。普通換気時には、図10に示すように、排気路6の室内側吸込口13から熱交換器1を迂回して排気バイパス通路17を通り室外側吹出口14に室内空気を排気するようにしている。
以上の構成・動作によれば、排気側ダンパー10を切り替えることにより排気路6の換気種類(熱交換換気運転又は熱交換器1を迂回させた普通換気運転、または排気の大風量急速換気)を任意に選択できる。給気側の風路切替構造が無いことにより製品構造を簡易化しながら、普通換気運転も実現することができる。
以上のように、本発明にかかる熱交換換気装置は、室内空気の同時給排気を行うのに有用であり、特に、室内空気と室外空気との間で熱交換を行わせる換気を行うのに適している。
1 熱交換器
1a 給気通路
1b 排気通路
2 本体ケーシング
3 給気送風機
4 排気送風機
5 給気路
6 排気路
7 給気路部品
8 排気路部品
9 給気側ダンパー
10 排気側ダンパー
11 室外側吸込口
12 室内側吹出口
13 室内側吸込口
14 室外側吹出口
15 給気バイパス通路
16 給気熱交換通路
17 排気バイパス通路
18 排気熱交換通路
19 室外温度湿度センサー
20 室内温度湿度センサー
21 室内空気質センサー
22 給気バイパス通路封じ板
23 排気バイパス通路封じ板
24 給気熱交換通路封じ板
25 排気熱交換通路封じ板
26 ダクト接続筒
27 給気側ダンパー位置検知センサー
28 排気側ダンパー位置検知センサー
29 板状アクチュエータ
30 回転軸
31 アクチュエータ先端
32 接点
50 制御装置
100 熱交換換気装置

Claims (6)

  1. 熱交換器を内部に収容するケーシングと、
    前記ケーシングの内部に形成されて、給気送風機により室外側吸込口から室外空気を吸込み、前記熱交換器の給気通路を通して室内側吹出口から室内に給気する給気路と、
    前記ケーシングの内部に形成されて、排気送風機により室内側吸込口から室内空気を吸込み、前記熱交換器の排気通路を通して室外側吹出口から室外に排気する排気路と、
    前記給気路または前記排気路から分岐されて、前記給気路を通過する給気流または前記排気路を通過する排気流に前記熱交換器を迂回させて通過させるバイパス通路と、
    前記バイパス通路が分岐された分岐部に設けられて、前記給気路と前記バイパス通路の開度または前記排気路と前記バイパス通路の開度を調節するダンパーと、
    前記給気流および前記排気流の少なくとも一方の状態を検知する状態検知部と、
    前記状態検知部の検知結果に基づいて前記ダンパーの開度を調節し、前記給気路と前記バイパス通路の両方または前記排気路と前記バイパス通路の両方を開状態とする制御部と、を備えることを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 前記バイパス通路は、前記給気流を迂回させる給気側バイパス通路と、前記排気流を迂回させる排気側バイパス通路と、を有して構成され、
    前記ダンパーは、前記給気路と前記給気側バイパス通路との開度を調節する給気側ダンパーと、前記排気路と前記排気側バイパス通路との開度を調節する排気側ダンパーと、を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記状態検知部は、前記給気路内で前記熱交換器より上流側に設けられた室外温度センサーと、前記排気路内で前記熱交換器より上流側に設けられた室内温度センサーと、を有して構成され、
    前記制御部は、前記室外温度センサーに検知された室外温度と前記室内温度センサーに検知された室内温度とを比較し、その比較結果に基づいて前記ダンパーの開度を調節することを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記状態検知部は、前記給気路内で前記熱交換器より上流側に設けられた室外湿度センサーと、前記排気路内で前記熱交換器より上流側に設けられた室内湿度センサーと、を有して構成され、
    前記制御部は、前記室外湿度センサーに検知された室外湿度と前記室内湿度センサーに検知された室内湿度とを比較し、その比較結果に基づいて前記ダンパーの開度を調節することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の熱交換換気装置。
  5. 前記状態検知部は、前記排気路内で前記熱交換器より上流側に設けられて室内空気の清浄度を検知する室内空気質センサーを有して構成され、
    前記制御部は、前記室内空気質センサーに検知された清浄度に基づいて前記ダンパーの開度を調節することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の熱交換換気装置。
  6. 前記ダンパーが、前記給気路と前記バイパス通路の両方または前記排気路と前記バイパス通路の両方を開状態としていることを検知する開度検知部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の熱交換換気装置。
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