JP2012185239A - レンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法 - Google Patents

レンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】迷光によるゴーストが発生することを抑えることができるレンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法を提供する。
【解決手段】レンズは、レンズ部と、レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、フランジ部の表面上に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末には、小型で薄型な撮像ユニットが搭載されている。このような撮像ユニットは、一般に、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子と、固体撮像素子上に被写体像を形成するためのレンズと、を備えている。
撮像ユニットのコストの低下を図るため、撮像ユニットに実装されるレンズを大量に且つ安価に製造できるように、レンズの製造方法を効率化することが望まれている。このようなレンズは、基板部に複数のレンズ部を一体に形成した構成であるレンズアレイを製造し、該基板部を切断して複数のレンズ部をそれぞれ分離させることで、得られ、撮像ユニットに実装される。
基板部に複数のレンズ部を形成したレンズアレイとしては、特許文献1に示すものがある。
特許文献1には、レンズアレイの基板部の表面に遮光層を形成することが記載されている。
特開2003−179786号公報
ところで、レンズやレンズアレイに遮光層を形成した構成において、レンズと遮光部との間の界面が平滑であると、レンズの内部において、この界面で光が反射して迷光が生じ、ゴーストが発生しやすくなる。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、迷光によるゴーストが発生することを抑えることができるレンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法を提供する。
(1)レンズ部と、
該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、
前記フランジ部の表面上に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズ。
(2)レンズ部と、該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、を備えるレンズの製造方法であって、
成形型を用いて、複数の前記レンズ部と前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを含むレンズアレイを成形し、
前記基板部を切断して、前記複数のレンズ部を個別に分離し、
分離された前記レンズ部に付属するフランジ部の表面上に、光透過性の材料を塗布し、凹凸面を有する反射抑制層を形成し、
前記反射抑制層上に遮光性の材料を用いて遮光層を形成するレンズの製造方法。
(3)複数のレンズ部と、前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを有するレンズアレイであって、
前記基板部の面に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズアレイ。
本発明によれば、迷光によるゴーストが発生することを抑えることができるレンズ、レンズアレイ、及びレンズの製造方法を提供できる。
本発明の実施形態を説明するための撮像ユニットの一例を示す断面図である。 本発明の実施形態を説明するためのレンズアレイの一例を示す図である。 図2のレンズアレイのIII−III線断面図である。 レンズアレイを示す断面図である。 レンズの製造方法の手順を示す模式的な断面図である。 図5の成形工程によって得られたレンズ成形体を示す断面図である。
図1に示す撮像ユニット1は、センサモジュール2と、レンズモジュール3と、を備えている。
センサモジュール2は、固体撮像素子4と、センサ基板部5とを備えている。センサ基板部5は、例えばシリコンなどの半導体材料で形成されている。固体撮像素子4は、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどであり、センサ基板部5に対して周知の成膜工程、フォトリソグラフィ工程、エッチング工程、不純物添加工程、等を繰り返し、センサ基板部5上に受光領域、絶縁膜、電極、配線、等を形成して構成されている。
レンズモジュール3は、レンズ部6と、フランジ部7とを有するレンズを備えている。レンズ部6は、その表裏に所定のレンズ面6a、6bを有している。両レンズ面6a、6bは、図示の例ではいずれも凸形状の球面とされているが、用途に応じて、凸形状の球面、凹形状の球面、非球面、又は平面の種々の組み合わせを採り得る。フランジ部7は、レンズ部6の外周から鍔状に張り出して、レンズ部6の外周を取り囲んでいる。レンズ部6、及びフランジ部7は、透光性の材料で一体に形成されている。
レンズモジュール3は、そのフランジ部7と基板部5との間にスペーサ9を介してセンサモジュール2に積層され、センサモジュール2に組み付けられている。スペーサ9は、レンズモジュール3のレンズ部6がセンサモジュール2の固体撮像素子4の受光面に結像するように、センサモジュール2のセンサ基板部5とレンズモジュール3のフランジ部7との間に所定の距離を置く厚みとなっている。スペーサ9と両モジュール2、3とは、例えば接着剤などを用いて接合される。
スペーサ9は、センサモジュール2のセンサ基板部5とレンズモジュール3のフランジ部7との間に所定の距離を置くことができる限り、その形状は特に限定されないが、固体撮像素子4の周囲を取り囲んで両モジュール2、3の間を外より隔絶する枠状の部材であることが好ましい。これによれば、両モジュール2、3の間から塵等の異物が入り、それが固体撮像素子4の受光面に付着することを防止することができる。さらに、スペーサ9を遮光性の材料で形成すれば、両モジュール2、3の間から固体撮像素子4に入射する不要な光を遮ることができる。
なお、図示の例では、センサモジュール2に組み付けられるレンズモジュール3が1つとなっているが、複数のレンズモジュール3が組み付けられる場合もある。その場合に、複数のレンズモジュール3は、スペーサ9と同等のスペーサを介して順次積層され、センサモジュール2に組み付けられる。また、それらのレンズ部6のレンズ面6a、6bは、レンズモジュール3毎に異なっていてもよい。
レンズは、フランジ部7の表面上に、反射抑制層8aと遮光層8bとが、この順に積層されて形成されている。
反射抑制層8aは、光透過性の材料で形成される。反射抑制層8aは、遮光層8bとの境界に位置する内部表面が凹凸面を有する。反射抑制層8aの材料は、レンズを構成する材料と同等の屈折率を有するものを用いる。
遮光層8bは、反射抑制層8a上に積層され、遮光性の材料によって形成される。
反射抑制層8a及び遮光層8bの形成方法については、後述する。
以上のように構成された撮像ユニット1は、例えば携帯端末等の回路基板にリフロー実装される。回路基板には撮像ユニット1が実装される位置に予めペースト状の半田が印刷されており、そこに撮像ユニット1が載置される。そして、撮像ユニット1を含む回路基板に赤外線の照射や熱風の吹付けといった加熱処理が施される。それにより半田が溶け、撮像ユニット1は回路基板に実装される。
上述のレンズモジュール3は、複数のレンズ部6が1次元又は2次元に配列されたレンズアレイを、個々にレンズ部6を含むように分断し、反射抑制層8aと、遮光層8bを形成することで得られる。また、上述のセンサモジュール2も同様に、複数の固体撮像素子が1次元又は2次元に配列されたセンサアレイを、個々に固体撮像素子を含むように分断して得られる。以下に、レンズモジュール3を作成するために用いられるレンズアレイについて説明する。
図2は、レンズアレイを示す平面図である。図3は、図2のレンズアレイのIII−III線断面図である。
図2及び図3に示すレンズアレイ10は、複数のレンズ部6と、これらのレンズ部6を一体に繋ぐ基板部11とを備えている。このレンズアレイ10は、全体として所定のサイズのウエハ状をなし、そこに複数のレンズ部6が配列され、図示の例では、複数のレンズ部6は2次元に配列されている。レンズアレイ10は、ウエハレベルレンズアレイとも称される。これらのレンズ部6、及び基板部11は、透光性の材料で一体に形成されている。
レンズアレイ10の隣り合うレンズ部6の間で基板部11を切断し、切断された個々のレンズ部6に付属する基板部11が、フランジ部7となる。そして、フランジ部7の表面及び切断面に反射抑制層8a及び遮光層8bを形成することで、レンズモジュール3のレンズが得られる。レンズの製造方法については後述する。
図4は、レンズアレイ10を切断しないで、基板部11の表面に反射抑制層8a、遮光層8bを形成した構成を示している。
図4に示すレンズアレイ10は、基板部11の上面に反射抑制層8a、遮光層8bがこの順に積層されて形成されている。また、レンズアレイ10の外周面(外周縁の基板部11の端面)にも、反射抑制層8aと、遮光層8bとがこの順に積層されている。なお、図示しないが、基板部11の下面に反射抑制層8a、遮光層8bがこの順に積層されて形成されていてもよい。
次に、レンズモジュール3のレンズの製造方法の一例を説明する。図5Aから図5Cは、レンズの製造方法の手順を示す模式的な断面図である。
先ず、図5Aに基づいて、レンズの製造に用いる成形型の構成を説明する。成形型は、上下一対の型20,30を備える。型20は転写面21を有し、型30は転写面31を有する。型20の転写面21がレンズアレイ10の一方の面の形状を成形し、型30の転写面31が、レンズアレイ10の他方の面の形状を成形する。
転写面21には、レンズアレイ10のレンズ部6の配列に対応してレンズ成形面22が2次元に配列されている。レンズ成形面22は、凸形状の球面であるレンズ面6aに対応して凹形状の球面に形成されている。
転写面31には、レンズアレイ10のレンズ部6の配列に対応してレンズ成形面32が2次元に配列されている。レンズ成形面32は、凸形状の球面であるレンズ面6aに対応して凹形状の球面に形成されている。
次に、製造方法の手順を説明する。
図5Aに示すように、一対の型20と型30の間に樹脂Mを供給し、転写面21と転写面31とで樹脂Mを挟み込み、該材料Mに転写面21及び転写面31の形状を転写する。そして、樹脂Mを硬化させる。樹脂Mが硬化した後、複数のレンズ部6同士を一体に繋ぐ基板部11とからなるレンズ成形体を、型20,30から離型させる。こうして、図5Bに示すようにレンズアレイ10を得ることができる。
樹脂Mの材料は、光透過性を有するエネルギー硬化性の樹脂組成物が用いられる。エネルギー硬化性の樹脂組成物は、熱により硬化する樹脂組成物、あるいは活性エネルギー線の照射(例えば紫外線、電子線照射)により硬化する樹脂組成物のいずれであってもよい。
図5Cに示すように、レンズアレイ10の基板部7を、ダイシングブレード40によって切断し、個別のレンズ部6ごとに分離する。分離されたレンズ部6には、切断された基板部11の一部が付属する。レンズ部6に付属する基板部11がフランジ部7となる。こうして、レンズ部6と、レンズ部6の外周を取り囲んで一体に形成されたフランジ部7と、を備えるレンズを得られる。レンズのフランジ部7は、ダイシングブレード40による切断で形成された平坦な切断面を有する。
その後、図6A及び図6Bに示すように、レンズのフランジ部7表面に、反射抑制層8aと、遮光層8bとを順次に形成する。反射抑制層8a及び遮光層8bは、レンズのフランジ部7表面だけでなく、レンズの切断面にも形成される。
図6Aは、レンズのフランジ部7の表面に反射抑制層8aが形成された状態を示す模式的な断面図である。
反射抑制層8aは、フランジ部7の表面上に、後述する塗布方式によって塗布された光透過性の材料によって形成される。また、反射抑制層8aは、レンズ部6及びフランジ部7の内部の光を散乱させるための凹凸面を有する。
反射抑制層8aの凹凸面は、表面粗さ0.1μm以上が好ましく、0.2μm以上がより好ましく、0.3μm以上が最も好ましい。
反射抑制層8aの材料を塗布するための塗布方式としては、インクジェット印刷、ディップコート、スプレーコートのいずれかが用いられる。
インクジェット印刷を用いた塗布では、描画ピッチと、反射抑制層8aの材料とレンズの材料の相性を調整し、所望の凹凸パターンとなるように、反射抑制層8aの材料を塗布する。
スプレーコートを用いた塗布では、スプレーのノズル径やノズルとレンズの塗布面との距離を調整し、所望の粒径の凹凸パターンとなるように制御する。
反射抑制層8aの材料を塗布するための塗布方式としては、スプレー塗布が最も好ましい。理由として、スプレー塗布により形成された凹凸面は、そのノズルの調整や液粘度の調整によって凹凸サイズが調整可能であるためである。スプレー塗布により形成された凹凸面における凹凸サイズにはある程度のむらがある。このむらがない状態(たとえば凹凸形状が一定サイズで一定ピッチで存在している状態)では、光の干渉により強められた光がゴーストとなってしまう可能性がある。
また、インクジェットによる塗布では、その表面張力や粘度によって凹凸形状を作ることができる塗布条件・環境が制限されるため、そもそも作ることができない場合がある。一方、スプレー塗布では液物性の影響をあまり受けずに安定した凹凸形状を形成することが可能である。
さらに、スプレー塗布であれば、レンズの凹凸が大きい場合や、レンズユニットの端部に塗布する場合に、凹凸追従性が高く安定した凹凸形状を形成することが可能である。
または、反射抑制層8aの材料を塗布し、塗布液の硬化速度を制御することで塗布液表面にシワ(エチキレーション)を発生させ、このシワによって凹凸面を形成してもよい。一例としては、紫外線硬化性樹脂をディップコートやスプレーコートで塗布し、塗布膜の表層側だけ硬化するように紫外線照射量を調整して樹脂を硬化させ、加熱することで表面に微細なシワを発生させて凹凸を形成する。
または、塗布する反射抑制層8aの材料に光散乱性の微粒子(この場合、屈折率はレンズを構成する樹脂と同等でなくてもよい。)を混入することで、塗布膜の表層側に凹凸を形成する。
図6Bは、レンズのフランジ部7の反射抑制層8a上に、遮光層8bが形成された状態を示す模式的な断面図である。
遮光層8bは、遮光性を有する有機材料を塗布することで形成される。このとき、遮光層8bの材料の塗布方式は、上述した反射抑制層8aの材料の塗布方式と同じものを採用することができる。
遮光層8bは、反射抑制層8a上に有機材料や無機材料からなる遮光材料を蒸着することで形成してもよい。
こうして得られるレンズは、遮光層8bによって外部からフランジ部7に光が入射することを防止でき、レンズ内部の光を反射抑制層8aで散乱させることで、迷光によるゴーストの発生を抑えることができる。
また、複数のレンズ部を重ねたときの各レンズや、センサ側のレンズにおいて、レンズ外部からの光を遮光するだけでなく散乱させ、レンズ外面での正反射によるゴースト発生を抑えることができる。
基板部11の表面に光散乱性を付与するため、基板部11の表面に型の転写によって粗面を形成する方法も考えられるが、こうすると、基部の表面と型の転写面との間において離型性が低下し、離型不良によって線膨張さが生じ、レンズ成形体に割れなどの欠陥や内部応力の残留が生じてしまう。本発明では、反射抑制層8aは、レンズアレイ10を成形した後で形成されるため、レンズアレイ10の成形には、基板部11の表面の平滑性を確保することができ、離型性が低下することを回避できる。
本明細書は以下の内容を開示する。
(1)レンズ部と、
該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、
前記フランジ部の表面上に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズ。
(2)(1)に記載のレンズであって、
前記フランジ部が切断によって形成された面を有し、前記面に前記反射抑制層と前記遮光層が形成されたレンズ。
(3)レンズ部と、該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、を備えるレンズの製造方法であって、
成形型を用いて、複数の前記レンズ部と前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを含むレンズアレイを成形し、
前記基板部を切断して、前記複数のレンズ部を個別に分離し、
分離された前記レンズ部に付属するフランジ部の表面上に、光透過性の材料を塗布し、凹凸面を有する反射抑制層を形成し、
前記反射抑制層上に遮光性の材料を用いて遮光層を形成するレンズの製造方法。
(4)(3)に記載のレンズの製造方法であって、
前記反射抑制層と前記遮光層は、分離された前記レンズ部に付属するフランジ部の切断面にも形成されるレンズの製造方法。
(5)(3)又は(4)に記載のレンズの製造方法であって、
前記反射抑制層の塗布方式は、インクジェット印刷、ディップコート、スプレーコートのいずれかが用いられるレンズの製造方法。
(6)(5)に記載のレンズの製造方法であって、
前記遮光層は、前記反射抑制層と同じ塗布方式を用いて形成されるレンズの製造方法。
(7)(5)に記載のレンズの製造方法であって、
前記遮光層は、蒸着によって形成されるレンズの製造方法。
(8)複数のレンズ部と、前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを有するレンズアレイであって、
前記基板部の面に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズアレイ。
1 撮像ユニット
2 センサモジュール
3 レンズモジュール
6 レンズ部
7 フランジ部
8a 反射抑制層
8b 遮光層
10 レンズアレイ
11 基板部
20,30 成形型

Claims (8)

  1. レンズ部と、
    該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部の表面上に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
    前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズ。
  2. 請求項1に記載のレンズであって、
    前記フランジ部が切断によって形成された面を有し、前記面に前記反射抑制層と前記遮光層が形成されたレンズ。
  3. レンズ部と、該レンズ部の外周を取り囲んで、一体に形成されたフランジ部と、を備えるレンズの製造方法であって、
    成形型を用いて、複数の前記レンズ部と前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを含むレンズアレイを成形し、
    前記基板部を切断して、前記複数のレンズ部を個別に分離し、
    分離された前記レンズ部に付属するフランジ部の表面上に、光透過性の材料を塗布し、凹凸面を有する反射抑制層を形成し、
    前記反射抑制層上に遮光性の材料を用いて遮光層を形成するレンズの製造方法。
  4. 請求項3に記載のレンズの製造方法であって、
    前記反射抑制層と前記遮光層は、分離された前記レンズ部に付属するフランジ部の切断面にも形成されるレンズの製造方法。
  5. 請求項3又は4に記載のレンズの製造方法であって、
    前記反射抑制層の塗布方式は、インクジェット印刷、ディップコート、スプレーコートのいずれかが用いられるレンズの製造方法。
  6. 請求項5に記載のレンズの製造方法であって、
    前記遮光層は、前記反射抑制層と同じ塗布方式を用いて形成されるレンズの製造方法。
  7. 請求項5に記載のレンズの製造方法であって、
    前記遮光層は、蒸着によって形成されるレンズの製造方法。
  8. 複数のレンズ部と、前記複数のレンズ部同士を一体に繋ぐ基板部とを有するレンズアレイであって、
    前記基板部の面に光透過性の材料で形成され、凹凸面を有する反射抑制層と、
    前記反射抑制層上に、遮光性の材料で形成された遮光層と、を有するレンズアレイ。
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