JP2012176527A - 筆記具及び筆記具用インキカートリッジ - Google Patents

筆記具及び筆記具用インキカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】ペン先体を装着した筆記具において、中綿式インクタンクをカートリッジとして構成し、筆跡の太さを変えられるようにした筆記具を提供する。
【解決手段】筆記具軸筒の先端部にペン先体を装着し、筆記部軸筒の後端部に尾栓を着脱自在に装着し、該軸筒の内壁と、該ペン体の後端突部と、該尾栓のシート破断用突起とで取り囲んだ部位を中綿式インキカートリッジの装填空間とすること並びに太ペン先体を前記ペン先体に被冠するように設けたことを特徴とする筆記具。
【選択図】図3

Description

筆記具及びその筆記具に装填するインキカートリッジに関する。
従来、金属のペン先を備えた筆記具には、インキカートリッジを装填するもの又はインキを補充できるポンプ機能を有するインキタンクを内蔵したものとがあるが、ペン先体(ペン先、ペンニブ等)がプラスチックニブ又は化繊芯で構成された筆記具おいては、中綿式インキタンクは筆軸筒中に内蔵されており、インキを使い果たすと全体を廃棄するものであった。その中でも、プラスチックニブ等のペン先を備えた筆記具であってもインキカートリッジを用いるものも提案されている(特許文献1)。これらのインキカートリッジは専ら一端が開口したインキタンクに液体インキを充填し、該開口を閉鎖する手段にて密閉する方式で構成されている。
また、筆記具のペン先体を軸筒の先端と後端に夫々筆跡の太さの異なる又は筆圧の異なるものを取付けたものが商品化されているが、両端にペン先体が存在することからインキカートリッジを装填する形式のものではなく、中綿式インキタンクを内蔵したものが採用されており、使い捨て形式の筆記具であった。しかし、中綿式インキタンクを備えるものであっても軸筒を2分割してインキの補充を可能にした筆記具の改良も提案されている(特許文献2)。
また、筆軸の一端に複数の筆先を着脱式に取付けた筆記具も提案されている(特許文献3)。
特開2001−287494号公報 特開2003−39878号公報 実開昭59−146183号公報
本発明は、インキカートリッジを装填できる、多孔質プラスチックニブ、中心にインキ溝を形成したプラスチックニブ又は棒状化繊芯、筆状穂先等から選ばれたペン先体を備えた筆記具において、中綿式インキタンクをカートリッジ化して、これを装填できるようにした筆記具を提供しようとするものである。
中綿式インキタンクとは、合成樹脂製の円筒体の中に、「中綿」と云われる繊維束、倦縮繊維束、合成樹脂発泡体(スポンジ)等を詰め込み、この中綿にインキを染み込ませて成るインキ吸蔵体である。中綿式インキタンクは、外殻となる円筒体の両端を切りっぱなしのものを使用し、この中に中綿を詰め込むため、先端部と後端部が開放されているところから、筆記具の軸筒に組み込んで、インキ漏れ又はインキの乾燥の心配のない状態とするため、使い捨て筆記具のインキタンクとして採用されている。
中綿式インキタンクは、その構成から比較的安価に製造できというメリットがある。そこで、本発明では、ペン先体を筆先とする筆記具において、中綿式インキタンクをカートリッジに構成し、この中綿式インキカートリッジを筆記具に装填し、筆記に供しようとするものである。
請求項1の発明は、筆記具軸筒の先端部にペン先体を、ペン先体の先端筆記部を軸筒より突出させ、ペン先体の後端突部を軸筒の内部に突出させて装着し、筆記部軸筒の後端に尾栓を着脱自在に装着し、尾栓には装着時に軸筒内に向かうシート破断用突起を設け、少なくとも筆記具軸筒の内壁と、ペン先体の後端突部と、尾栓のシート破断用突起とで取り囲んだ部位を中綿式インキカートリッジの装填空間とすることを特徴とする筆記具である。
以上のように構成することによって、ペン先体を装着した筆記具において、尾栓を取外して、シート部材を両端に張設した中綿式インキカートリッジを交換することによって使用できる。
前項記載の筆記具において、筆記具軸筒の先端部に、ペン先体より太い径の太ペン先体を備えたペン先体ホルダーを、着脱自在に装着し、太ペン先体の後端面に窪みを設け、ペン先体ホルダーを装着した状態で、ペン先体の先端面が太ペン先体の後端面の窪みに接合するように設けたことを特徴とする筆記具である。
以上のように構成することによって、ペン体ホルダーを軸筒に対して着脱することで、容易に太さの異なる文字等を得ることができ、また、太ペン体を細い径のペン先体の先に包むようにして接続したので、両者の接属状態が良く、インキの流れを円滑に確保できる。
上記に記載した筆記具に使用される中綿式インキカートリッジであって、合成樹脂製円筒体の先端開口部と後端開口部とに、突起を押圧することによって破断するシート部材を接着、溶着等により取付けたことを特徴とする中面式インキカートリッジ。
以上のように構成することによって、安価に提供できると共にインキ消費の大きい合成樹脂発泡体又は合成樹脂繊維を使用したペン先体を使用する場合であっても、中綿式インキカートリッジを携帯し、この筆記具にインキカートリッジを交換することができる。
本発明は、上記のように、破断可能なシート部材を、インクタンクとなる中綿を備えた合成樹脂製円筒体の両端開口部に張設することによって中綿式インキカートリッジを構成したので、安価に作成することができ、従来のインキカートリッジ方式で要求されるインキカートリッジの一端を開口するための換気手段を備えた硬質の突起を設ける必要がない。
また、インキカートリッジの両端からシート部材を破断してインキを使用するものであるから、インキの供給を迅速にペン先体へ送ることができ、また、インキの消耗も明確になる。
本発明にかかる筆記具のキャップを取り除いた状態の平面図である。 図1に示す本発明の筆記具において、太ペン先体を備えたペン先体ホルダーを筆記具軸筒先端部から取り除いた状態の平面図である。 図2のA-A線に沿う拡大縦断側面図であって、中綿式インキカートリッジを取り外して示した図である。 図3と同様の拡大縦断側面図あるが、筆記具軸筒の後端部から中綿式インキカートリッジを装填し、軸等の後端部を尾栓で封止した状態を示す図である。 中綿式インキカートリッジの拡大平面図であって、その一部を切り欠いて示すと共にその一部を更に拡大して示した図である。
本発明の筆記具は、図1ないし図4に示すように、先端部にペン先体4を備えた円筒状の筆記具軸筒1と、その後端に取付けた尾栓2とにより筆記具の外殻を形成している。そして、軸筒1の先端部にはキャップ体15が装着される。
軸筒1は、先端部1Aを複数段に絞った先細りの部分に貫通孔3を備え、貫通孔3内に棒状のペン先体4を担持している。これにより、ペン先体4は、ペン先体4の先端筆記部4Aを軸筒1より突出させ、かつペン先体4の後端部4Bを軸筒1の内部に突出させた状態に配置される。貫通孔3の内壁には換気のための溝を設けておくことが望ましい。
ペン先体4は、多孔質プラスチックニブ、焼結プラスチックニブ、金型からの引き抜きにより中心にインキ溝を形成したプラスチックニブ又は多数の化学繊維を部分的に接着した棒状化繊芯等が望ましい。ペン先体1の後端4Bには、後述のインキカートリッジ6の開口端に張設したシート部材7を容易に破断するために、尖端を備えた破断金具5を固定してある。しかし、ペン先体1の後端部がシート部材7を破断できる強度を持つなどの機能を備えていれば、そのような金具は省略できる。
筆記具の軸筒1の後端部に装着する尾栓2は、その外周に雄ねじ2Aを設け、軸筒1に設けた雌ねじにねじ込むことにより着脱自在に装着される。この場合、両者間には、ねじを設けなくとも、僅かなテーパーを設けた摩擦嵌合により着脱自在に装着する形式でもよい。尾栓2の底部には、軸筒1の後端部に装着したときに、軸筒内に向かう、シート破断用突起2Bを突設する。突起2Bは、この実施例では、縦溝2Dを有する円錐状突起に形成したが、円錐状ねじでも、多角錐状突起等でもよい。要は、突起2Bがシート部材を破断したとき、突起2Bの周囲にインキカートリッジ内への換気ができる隙間が形成されることが望ましい。
図中、2Cは軸筒1および尾栓2との間に介挿したO―リングであって、中綿式インクカートリッジ中のインキが何らかの原因で軸筒内空間に漏れた場合に軸筒外にまで漏れないようにするためのものである。
以上の構成により、少なくとも筆記具軸筒1の内壁と、ペン体4の後端部と、尾栓2のシール破断用突起2Bとで中綿式インキカートリッジの装填空間10を取り囲むことになる。
中綿式インキカートリッジ6は、図5に示すように、合成樹脂製円筒体8の中に中綿9と言われる多数の繊維を引き揃え束ねたもの、発泡樹脂材を細条に切断したもの等を詰め込み、詰め込んだ中綿9にインキを染み込ませ、その後に先端開口部8Aと後端開口部8Bとに、シート部材7を張設することにより構成する。
シート部材7としては、突起によって容易に破断されるような厚さと強度を持つものであって、例えば、片面に合成樹脂接着剤を塗布したアルミシート、熱溶融性合成樹脂シート、防水加工を施した合成繊維不織布等が採用し得る。
このシート部材7の周辺部を、合成樹脂製円筒体8の端部に形成した鍔状端縁部8Aに、接着剤によって接着し、又は熱溶着により取り付ける。鍔状端縁部8Aは、予め円筒体の端部を外方に折り曲げ加工しておいても良く、又は接着、熱溶着のときに、同時に加工するようにしても良い。
次に、中綿式インキカートリッジ6を軸筒1内に装填する場合を説明する。
図3に示す状態に筆記具があるときに、尾栓2を軸筒1から取外し、軸筒1の後端から前述の中綿式インキカートリッジ6を装填空間10内に装填し、しかる後、尾栓2を軸筒後端にねじ込めば、図4に示すように、中綿式インキカートリッジ6の先端に位置するシート部材7はペン体4の後端部4Bにより押圧、破断され、同時に中綿式インキカートリッジ6の後端に固定されたシート部材7は、尾栓2に設けられた突起2Bの押圧により破断される。この破断は、実験によれば、突起の周囲に隙間が生ずるような状態で破断される。この状態で、ペン先体4の後端部とインキを含浸した中綿9と接触し、同時に、インキカートリッジの後端部乃破断部から空気が侵入するので、インクを毛細管によってペン先体4へ流動させることができる。
また、図2及び図3で示すように、軸筒1の先端部1Aには、太ペン先体12を備えたペン先体ホルダー11が上部より嵌装される。ペン先体ホルダー11は筒状体に構成されており、ペン先体ホルダー11の後端の裾部11Aが軸筒1の先端部1Aの周面に嵌合するように構成される。ペン先体ホルダー11の先端内部に太ペン先体12が先端を外部に露出させて取付けられているが、この太ペン先体12の長さは短く、その直径はペン先体4に比べて長く、全体として、ドームのような形をしている。太ペン先体12の後端面には窪み12Aが形成されている。この窪み12Aの形状は、ペン先体4の先端部4Aの形状に合致する。
なお、図中、11Bは、太ペン先体12の後端面を支えるためにペン先体ホルダー11の内側に固定された、中央に孔を穿ったペン先体固定こまである。
軸筒1の先端部1Aに、太ペン先体12を備えたペン先体ホルダー11が嵌装されると、ペン先体4の先端部4Aは太ペン先体12の後端面には窪み12Aに嵌合し、接触して、ペン先体4に含浸したインキを毛細管力により太ペン先体12へ含浸させることになる。
この構成により、通常はペン先体ホルダー11を取り除いた状態で、ペン先体4を用いて細い線の文字等を筆記し、太い筆跡の文字等を望む時は、ペン先体ホルダー11をペン先体4に被せて太ペン先体12で筆記をすれば、簡単に太い線の筆跡を得ることができる。被せる方のペン先体を太く短いものとし、インキを送ることになるペン体を細径で細く形成できるので、材料の倹約による経費の節減ができる。
通常の筆記具として、中綿式インキタンクをカートリッジとして使用できると共に材料を節約した状態で使用ができる。
1 軸筒、
2 尾栓、 2B 尾栓に設けた突起、
4 ペン先体、 4A ペン先体の先端部、
6 中綿式インキカートリッジ、
7 シート部材、
8 筒体、
10 装填空間、
11 ペン先体ホルダー、
12 太ペン先体、 12A 太ペン先体に設けた窪み。

Claims (3)

  1. 筆記具軸筒の先端部にペン先体を、ペン先体の先端筆記部を軸筒より突出させ、ペン先体の後端突部を軸筒の内部に突出させて装着し、筆記部軸筒の後端に尾栓を着脱自在に装着し、尾栓には装着時に軸筒内に向かうシート破断用突起を設け、少なくとも筆記具軸筒の内壁と、ペン体の後端突部と、尾栓のシール破断用突起とで取り囲んだ部位を中綿式インキカートリッジの装填空間とすることを特徴とする筆記具。
  2. 請求項1に記載の筆記具において、筆記具軸筒の先端部に、ペン先体より太い径の太ペン先体を装着したホルダーを、着脱自在に装着し、装着した状態で、ペン先体の先端面と太ペン先体の後端面とが接触するように設けたことを特徴とする筆記具。
  3. 請求項1に記載の筆記具に使用される中綿式インキカートリッジであって、合成樹脂製円筒体の先端開口部と後端開口部とに、突起を押圧することによって破断するシート部材を接着、溶着等により取り付けたことを特徴とする中綿式インキカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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