JP2012163124A - プーリ付き転がり軸受装置 - Google Patents

プーリ付き転がり軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カバー部材とシール部材との間の隙間に浸入した泥水や塵埃の滞留を防止することができるプーリ付き転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】転がり軸受20と、シール部材60と、プーリ部材70と、カバー部材80とを備える。カバー部材80は、転がり軸受20の内輪30又は軸部材10に配置される内径側環状部82と、内径側環状部82の外径端に形成された内径側筒状部83と、内径側筒状部83の端部から外径方向へ延びる外径側環状部86と、外径側環状部86の外径端からプーリ部材70の内径側筒部71の外周部に向けて延びる外径側覆い部87とを有する。内径側筒状部83の外周側には、カバー部材80とシール部材70との間の隙間から浸入する泥水等を受け止めて排出する環状凹部84が形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明はプーリ付き転がり軸受装置に関する。
従来、プーリ付き転がり軸受装置において、転がり軸受の内・外輪の間の環状空間に泥水や塵埃が浸入することを防止するために、転がり軸受の内・外輪の間の環状空間の端部にシール部材が組み付けられる。
また、シール部材を泥水や塵埃から保護するために、転がり軸受を覆うカバー部材を転がり軸受の内輪の一端部(又は内輪の中心孔に嵌合される軸部材)に固定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−174683号公報
ところで、転がり軸受を覆うカバー部材がシール部材に接近すればするほど、カバー部材とシール部材との間の隙間に泥水や塵埃が浸入し難くなる。
しかしながら、一旦、カバー部材とシール部材との間の隙間に泥水や塵埃が浸入すると、排出し難くなり、その隙間に泥水や塵埃が滞留する場合がある。そして、カバー部材とシール部材との間の隙間に滞留した泥水や塵埃によってシール部材が早期に摩耗される恐れがある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、カバー部材とシール部材との間の隙間に浸入した泥水や塵埃の滞留を防止することができるプーリ付き転がり軸受装置を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係るプーリ付き転がり軸受装置は、転がり軸受と、この転がり軸受の内・外輪の間の環状空間の端部に配設されるシール部材と、前記転がり軸受の外輪の外周面に嵌込まれる内径側筒部を有するプーリ部材と、前記転がり軸受を覆うカバー部材とを備えたプーリ付き転がり軸受装置であって、
前記カバー部材は、前記転がり軸受の内輪又は前記内輪の中心部の軸部材に配置される内径側環状部と、
前記内径側環状部の外径端に形成された内径側筒状部と、
前記内径側筒状部の端部から外径方向へ延びる外径側環状部と、
前記外径側環状部の外径端から前記プーリ部材の内径側筒部の外周部に向けて延びる外径側覆い部とを有し、
前記内径側筒状部の外周側には、前記カバー部材と前記シール部材との間の隙間から浸入する泥水等を受け止めて排出する環状凹部が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、カバー部材の外径側環状部の外径端からプーリ部材の内径側筒部の外周部に向けて延びる外径側覆い部によって、泥水や塵埃の浸入を抑制することができる。
仮に、カバー部材の外径側覆い部とプーリ部材の内径側筒部との間の隙間から泥水等が浸入すると、その泥水等がカバー部材とシール部材との間の隙間に向けて流れる。
泥水等がカバー部材の内径側筒状部の環状凹部に達すると、この環状凹部に受け止められる。そして、泥水等が環状凹部に沿って下向きに流れて排出される。
前記したように、カバー部材とシール部材との間の隙間に向けて流れる泥水等を環状凹部で受け止めて排出することができる。このため、カバー部材とシール部材との間の隙間に泥水等が滞留することを防止することができる。
この結果、泥水等によるシール部材の早期摩耗を抑制して耐久性を向上させることができる。
請求項2に係るプーリ付き転がり軸受装置は、請求項1に記載のプーリ付き転がり軸受装置であって、
外径側覆い部は、その基端側から先端部に向かってしだいに拡径されたテーパ筒状に形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、環状凹部に沿って下向きに流れ泥水等はテーパ筒状をなす外径側覆い部の下部に沿って流れ、排出される。このため、泥水等の滞留防止に効果が大きい。
請求項3に係るプーリ付き転がり軸受装置は、請求項1又は2に記載のプーリ付き転がり軸受装置であって、
プーリ部材の内径側筒部の一端部には、外輪の一端面に沿って延出された内径側環状部が形成され、この内径側環状部の内径面は、前記外輪の一端面からカバー部材の外径側環状部に向かってしだいに拡径されたテーパ面に形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、プーリ部材の内径側筒部の一端部に延出された内径側環状部の内径面がテーパ面に形成されるため、仮に、カバー部材の外径側覆い部とプーリ部材の内径側筒部との間の隙間から浸入した泥水等がプーリ部材の内径側環状部のテーパ面をなす内径面に接触すると、プーリ部材の回転による遠心力によって外方へ排出される。このため、プーリ部材の内径側環状部の内径面に対しても泥水等の滞留を防止することができる。
この発明の実施例1に係るプーリ付き転がり軸受装置を示す縦断面図である。 同じくプーリ付き転がり軸受装置の上半部を拡大して示す縦断面図である。 同じくプーリ付き転がり軸受装置の下半部を拡大して示す縦断面図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、この実施例1に係るプーリ付き転がり軸受装置は、転がり軸受20と、左右二つのシール部材60と、プーリ部材70と、カバー部材80と、別のカバー部材90とを備える。
図1と図2に示すように、転がり軸受20は、軸部材10の外周面に嵌合(圧入固定)される内輪30と、外輪40と、内輪30の外周面の内輪軌道面32と外輪40の内周面の外輪軌道面42との間に転動可能に配設されかつ保持器55によって保持される単列(又は複列)の転動体50とを備えている。
また、内輪30の外周面両端部の内輪肩部(軌道肩部)には、その肩部よりも小径な環状溝34がそれぞれ形成されている。
また、図2と図3に示すように、外輪40の内周面両端部の外輪肩部(軌道肩部)には、その肩部よりも大径な環状溝44がそれぞれ形成されている。
図2と図3に示すように、二つのシール部材60は、同一形状に形成されている。これらシール部材60は、外輪40の両環状溝44にそれぞれ嵌込まれて固定される固定部61と、この固定部61から内輪30の内輪肩部の環状溝34に向けて延出された径方向延在部65と、この径方向延在部65の内径端部から環状溝34の側壁面に摺接可能に突出された単数又は複数のシールリップ66、67とを備えている。
また、シール部材60は、固定部61から径方向延在部65にわたって金属製(鋼板製)の芯金62が配設され、ゴム等の弾性材料が芯金62を覆うようにして設けられることで、固定部61と、シールリップ66、67とがそれぞれ形成されている。
図1と図2に示すように、プーリ部材70は、車両のエンジン補機に掛け渡されるベルトに対するアイドラプーリ等として機能する。
このプーリ部材70は、鋼鉄板等の金属板がプレス加工されることで形成される。そして、プーリ部材70は、外輪40の外周面に嵌込まれる内径側筒部(固定筒部)71と、この内径側筒部71の一端部から外径方向へ曲げられた外径側環状部72と、この外径側環状部72の外径端部から内径側筒部71に平行して曲げられた外径側筒状部73と、内径側筒部71の他端部から内径方向に曲げられて外輪40の端面に沿って延出する内径側環状部75とを一体連続状に有している。
また、この実施例1において、プーリ部材70の内径側環状部75の内径端は、外輪40の内周面よりも内径側に位置する部分まで延出されている。そして、内径側環状部75の内径面76は、外輪40の一端面から後に詳述するカバー部材80の外径側環状部86に向かってしだいに拡径されたテーパ面に形成されている。
図1〜図3に示すように、カバー部材80は、プーリ部材70の内径側環状部75に対向する側(泥水や塵埃等の影響を受けやすい側)に配置され、転がり軸受20の一端側を覆うものであり、鋼鉄板等の金属板がプレス加工されることで形成されている。
すなわち、カバー部材80は、軸部材10の外周面に嵌合(固定又は回転可能に遊嵌)される内径側環状部82と、この内径側環状部82の外径端から軸方向に円筒状に形成された内径側筒状部83と、この内径側筒状部83の先端部から外径方向へ延出された外径側環状部86と、この外径側環状部86の外径端からプーリ部材70の内径側筒部71の外周部に向けて延びる外径側覆い部87とを一体連続状に有している。
カバー部材80の内径側筒状部83の外周面には、カバー部材80とシール部材60との間の隙間に向けて浸入する泥水や塵埃等を受け止めて外部に排出する環状凹部84が形成されている。
この実施例1において、カバー部材80の内径側筒状部83は、軸方向断面でS字状(凹凸状)をなして屈曲されている。そして、内径側環状部82の外径端に連続する部分に環状凸部85が形成され、この環状凸部85に隣接しかつ外径側環状部86の内径端に連続する部分に環状凹部84が形成されている。
また、この実施例1において、外径側覆い部87は、その基端側から先端に向かってしだいに拡径されたテーパ筒状に形成されている。
さらに、この実施例1において、外径側覆い部87の先端は、転がり軸受20の軸方向の中央を通る中心線Lに接近又は越える位置まで延出されている。
また、図1に示すように、カバー部材80とは別のカバー部材90は、プーリ部材70の内径側環状部75と反対側(泥水や塵埃等の影響を受け難い側)に配置され、転がり軸受20の他端側を覆うものであり、鋼鉄板等の金属板がプレス加工されることで形成される。
すなわち、カバー部材90は、中心孔を有する円板状に形成され、その中心孔において軸部材10の外周面に嵌合(固定又は回転可能に遊嵌)されている。
また、図2と図3に示すように、カバー部材90は、その外周縁が外輪40の端面の環状溝44の底部を若干越える位置まで延びている。
さらに、カバー部材90は、その中心孔からシール部材60のシールリップ66、67に達する位置までの内径側部90aは厚肉に形成され、シールリップ66、67を越えた位置から外周縁までの外径側部90bは薄肉に形成されている。そして、カバー部材90の外径側部90bと、シール部材60及び外輪40の端面との間には僅かな隙間を隔てるラビリンス(非接触シール部)が構成される。
また、内径側部90aと外径側部90bとの境界段差部は、内径側部90a側から外径側部90bに向けてしだいに拡径されたテーパ面90cに形成され、これによって境界段差部をテーパ面90c上に対する泥水や塵埃の滞留を抑制している。
この実施例1に係るプーリ付き転がり軸受装置は上述したように構成される。
したがって、車両走行や洗車時等における泥水や塵埃等の影響を受けやすい側にカバー部材80が配設される。
このカバー部材80の外径側環状部86の外径端からプーリ部材70の内径側筒部71の外周部に向けて延びる外径側覆い部87によって転がり軸受20を覆うことで、転がり軸受20に対する泥水や塵埃の浸入を抑制することができる。
仮に、図1と図2の矢印で示すように、カバー部材80の外径側覆い部87とプーリ部材70の内径側筒部71との間の隙間から泥水等が浸入すると、その泥水等がカバー部材80の外径側環状部86とシール部材60との間の隙間に向けて流れる。
泥水等がカバー部材80の内径側筒状部83の環状凹部84に達すると、この環状凹部84に受け止められる。そして、図1と図3に示すように、泥水等が環状凹部84に沿って下向きに流れて排出される。
前記したように、カバー部材80とシール部材60との間の隙間に向けて流れる泥水等を環状凹部84で受け止めて排出することができる。このため、カバー部材80とシール部材60との間の隙間に泥水等が滞留することを防止することができる。
この結果、泥水等(主として泥水の泥成分)よるシール部材60の早期摩耗を抑制して耐久性を向上させることができる。
また、この実施例1において、カバー部材80の外径側覆い部87は、その基端側から先端に向かってしだいに拡径されたテーパ筒状に形成される。このため、図1と図3の矢印で示すように、環状凹部84に沿って下向きに流れる泥水等はテーパ筒状をなす外径側覆い部87の下部に沿って流れ、排出される。このため、泥水等の滞留防止に効果が大きい。
また、この実施例1において、カバー部材80の内径側筒状部83には、環状凹部84に隣接して環状凸部85が形成されるため、泥水等が環状凹部84から環状凸部85を越えてシール部材60に達することを防止することができる。
また、この実施例1において、プーリ部材70の内径側環状部75の内径面76がテーパ面に形成される。このため、仮に、カバー部材80とシール部材60との間の隙間に浸入した泥水等がプーリ部材70の内径側環状部75の内径面76に接触すると、プーリ部材70の回転による遠心力によって外方へ排出される。このため、プーリ部材70の内径側環状部75の内径面76に対しても泥水等の滞留を防止することができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例1においては、カバー部材80が軸部材10の外周面に配置される場合を例示したが、内輪30に配置してもこの発明を実施することができる。
10 軸部材
20 転がり軸受
30 内輪
40 外輪
60 シール部材
70 プーリ部材
71 内径側筒部
80 カバー部材
82 内径側環状部
83 内径側筒状部
84 環状凹部
85 環状凸部
86 外径側環状部
87 外径側覆い部

Claims (3)

  1. 転がり軸受と、この転がり軸受の内・外輪の間の環状空間の端部に配設されるシール部材と、前記転がり軸受の外輪の外周面に嵌込まれる内径側筒部を有するプーリ部材と、前記転がり軸受を覆うカバー部材とを備えたプーリ付き転がり軸受装置であって、
    前記カバー部材は、前記転がり軸受の内輪又は前記内輪の中心部の軸部材に配置される内径側環状部と、
    前記内径側環状部の外径端に形成された内径側筒状部と、
    前記内径側筒状部の端部から外径方向へ延びる外径側環状部と、
    前記外径側環状部の外径端から前記プーリ部材の内径側筒部の外周部に向けて延びる外径側覆い部とを有し、
    前記内径側筒状部の外周側には、前記カバー部材と前記シール部材との間の隙間から浸入する泥水等を受け止めて排出する環状凹部が形成されていることを特徴とするプーリ付き転がり軸受装置。
  2. 請求項1に記載のプーリ付き転がり軸受装置であって、
    外径側覆い部は、その基端側から先端部に向かってしだいに拡径されたテーパ筒状に形成されていることを特徴とするプーリ付き転がり軸受装置。
  3. 請求項1又は2に記載のプーリ付き転がり軸受装置であって、
    プーリ部材の内径側筒部の一端部には、外輪の一端面に沿って延出された内径側環状部が形成され、この内径側環状部の内径面は、前記外輪の一端面からカバー部材の外径側環状部に向かってしだいに拡径されたテーパ面に形成されていることを特徴とするプーリ付き転がり軸受装置。
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