JP2012153284A - ホイールベース・トレッド可変車輌 - Google Patents

ホイールベース・トレッド可変車輌 Download PDF

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徹 木村
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健太 加藤
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Abstract

【課題】簡素な機構によって、ホイールベース、シートの傾きに加え、トレッドも変化可能な車輌を提供する。
【解決手段】車輌前後方向に延びる形状を有し、前輪FWおよびシートSVに連結された2本のフレーム2と、後輪RWおよび2本のフレーム2に連結され、2本のフレーム2に対して車輌前後方向に相対移動可能な移動機構7と、2本のフレーム2を車輌左右方向に移動可能に支持するフレーム支持部3とを備え、移動機構7が2本のフレーム2に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、後輪RWが前輪FWに対して車輌後方側に相対移動し、2本のフレーム2が前輪FWを中心として寝るように傾いてシートSVも寝るように傾き、2本のフレーム2が車輌左右方向外側に移動して前輪FWも車輌左右方向外側に移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホイールベース、シートの傾きおよびトレッドを変化可能な車輌に関する。
用途に応じて変形する車輌であれば、限られたスペースを有効的に利用することが出来る。すでに、走行の状態に応じてホイールベース(前輪と後輪の中心間距離)の長さと車輌用シートの傾きを連動して変化させることの出来る車輌の提案は今までになされている(例えば、特許文献1)。
特開2005−231415号公報
しかしながら、ホイールベースの長さと車輌用シートの傾き、トレッドの幅を変化させる提案を行っているものはこれまでにない。従来技術に加え、トレッドの幅を変化させることが出来れば、より利便性の高い車輌となりうる。ホイールベース、シートの傾きおよびトレッドを変化させる機構は、できるだけ簡素であることが望まれる。
本発明は上記点に鑑みて、簡素な機構によって、ホイールベース、シートの傾きに加え、トレッドも変化可能な車輌を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車輌前後方向に延びる形状を有し、前輪(FW)およびシート(SV)に連結された2本のフレーム(2)と、
後輪(RW)および2本のフレーム(2)に連結され、2本のフレーム(2)に対して車輌前後方向に相対移動可能な移動機構(7)と、
2本のフレーム(2)を車輌左右方向に移動可能に支持するフレーム支持部(3)とを備え、
2本のフレーム(2)と地面との間隔は、移動機構(7)の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて広くなっており、
2本のフレーム(2)同士の車輌左右方向における間隔は、移動機構(7)の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて狭くなっており、
移動機構(7)は、2本のフレーム(2)との連結部において、2本のフレーム(2)と地面との間隔、および2本のフレーム(2)同士の車輌左右方向における間隔を規制するようになっており、
移動機構(7)が2本のフレーム(2)に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、後輪(RW)が前輪(FW)に対して車輌後方側に相対移動し、2本のフレーム(2)が前輪(FW)を中心として寝るように傾いてシート(SV)も寝るように傾き、2本のフレーム(2)が車輌左右方向外側に移動して前輪(FW)も車輌左右方向外側に移動することを特徴とする。
これによると、移動機構(7)が2本のフレーム(2)に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、ホイールベースが拡大し、シート(SV)が寝るように傾き、トレッドが拡大する。
すなわち、移動機構(7)が車輌前後方向に相対移動することで、ホイールベース、シートの傾きおよびトレッドを連動して変化させることができるので、簡素な機構によってホイールベース、シートの傾きおよびトレッドを変化させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のホイールベース・トレッド可変車輌において、2本のフレーム(2)の周りを回転可能な接続リング(9)を備え、
前輪(FW)は、接続リング(9)を介して2本のフレーム(2)に連結されていることを特徴とする。
これによると、2本のフレーム(2)がフレーム回転軸(3)を中心として車輌左右方向外側に向かって回転した場合、接続リング(9)が2本のフレーム(2)の周りを回転するので、前輪(FW)が車輌左右方向外側に向かって回転することが抑制される。
このため、トレッドを拡大させた場合に前輪(FW)が車輌正面から見てハの字に開いてしまうことを抑制できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のホイールベース・トレッド可変車輌において、車輌左右方向に延びる形状を有し、前輪(FW)に連結されたアーム(6)を備え、
2本のフレーム(2)は、アーム(6)を介して前輪(FW)に連結されており、
2本のフレーム(2)が前輪(FW)を中心として寝るように傾くことに伴って、アーム(6)が前輪(FW)を中心として回転し、前輪(FW)のキャスター角が拡大することを特徴とする。
これにより、ホイールベースを拡大させた場合、前輪(FW)のキャスター角も拡大するので直進性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のホイールベース・トレッド可変車輌において、2本のフレーム(2)に沿って延びるラックを備え、
移動機構(7)は、ラックと噛み合う歯車(14)を有し、
歯車(14)がラックと噛み合いながら回転すると、移動機構(7)が2本のフレーム(2)に対して車輌前後方向に相対移動することを特徴とする。
これによると、ラックが設けられた範囲内の任意の位置で移動機構(7)を固定させることができるので、移動と固定という、相反する状態を実現可能にし、乗員の理想に近い乗車姿勢を形成することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のホイールベース・トレッド可変車輌において、2本のフレーム(2)は、楕円形状を有し、前後2箇所で互いに交差して配置され、
フレーム支持部(3)は、2本のフレーム(2)を前後2箇所で回転可能に連結するフレーム回転軸(3)で構成され、
移動機構(7)が2本のフレーム(2)に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、2本のフレーム(2)がフレーム回転軸(3)を中心として車輌左右方向外側に向かって回転することを特徴とする。
これによると、簡素な構成によって、2本のフレーム(2)を車輌左右方向に移動可能にすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本実施形態によるホイールベース・トレッド可変車輌(ホイールベース・トレッドの幅が最小の状態)の前方斜視図である。 本実施形態によるホイールベース・トレッド可変車輌(ホイールベース・トレッドの幅が最大の状態)の前方斜視図である。 本実施形態によるホイールベース・トレッド可変車輌(ホイールベース・トレッドの幅が最小の状態)の側面図である。 本実施形態によるホイールベース・トレッド可変車輌(ホイールベース・トレッドの幅が最大の状態)の側面図である。 可変アーム6、前輪FW等を示した正面図である。 図5のA−A'方向に切断した断面図である。 図5のB−B'方向に切断した断面図である。 可変装置7の機構を表した図である。 図8のC−C'方向に切断した断面図である。
本発明の一実施形態を図1から図9によって説明する。
以下の説明中、図3及び図4において左方を車両1の前方とする。図1から図4について説明すると、ホイールベース・フレーム可変車輌である車輌1は、図1において2本から成るメインフレーム2(フレーム)を備え、メインフレーム2は楕円形状の2本のフレームが交差して存在し、フレーム回転軸3(フレーム支持部)の前後2箇所で回転可能に接続されている。メインフレーム2は前後のフレーム回転軸3の中心を結んだ軸4を軸として回転可能である。
後方のフレーム回転軸3にはシートステー5が接合されており、シートステー5には車輌シートSV(シート)の上端が左右に移動可能に接続され、車輌シートSVの下端は可変アーム6(アーム)に接続されている。図1に示すように、メインフレーム2の間に可変装置7(移動機構)が、2つの接続リング8によって2本のメインフレーム2を一定距離に規制するように接続され、その先に後輪RWが接続されている(図3)。後輪駆動用の駆動装置MDは後輪RW内に搭載された図示しない車輌用電源に接続されている。
図5、図6、図7に示すようにメインフレーム2には接続リング9がフレーム2の周りを回転可能に接続され、接続リング9は可変アーム6に軸10を軸に回転可能に接続され(図6)、可変アーム6の先に前輪FWが接続されている。左右の可変アーム6は可変アーム11が可変アーム6内に収納可能に直線方向に接続されている。
図8、9に示すように可変装置7は駆動装置12(例えばモーター)、電源13(例えばバッテリー)が電気的に接続された状態で内蔵されている。駆動装置12には歯車14が接続され、メインフレーム2に設けられたラックとかみ合うように存在している。メインフレーム2に設けられたラックは、図1の形態から図2の形態へと可変装置7が移動する範囲内に存在している。
可変装置7が移動するとき、可変装置7が位置する部分でのメインフレーム2が成す間の角度は図1の形態では大きくなり、図2の形態では小さくなるため、接続リング8は回転軸15を軸に回動可能である。
次に図1から図9に基づいて、ホイールベース・トレッド可変車輌1のホイールベース及びトレッド、フレームを変化させる際の動作方法について説明する。図1,3で示すように、車輌1は最小の状態にして走行している。車輌の運転者が車輌1を高速で走行させることを所望するとき、車輌1の図示しない操作スイッチを操作することにより、可変装置7の駆動装置12が駆動する。可変装置7の駆動装置12が駆動すると歯車14が回転し、メインフレーム2に設けられたラックとかみ合いながら可変装置7が車輌1の後方に移動する。
可変装置7が車輌1の後方に移動するとき、可変装置7に接続された後輪RWも同時に移動し、ホイールベースが最大になるとともに、メインフレーム2に接続された接続リング9が左右外側に移動し、可変アーム6を介して接続された前輪FWが左右外側に移動することでトレッドが最大に変化する。このとき可変アーム6の移動により、可変アーム6に接続された車輌シートSVの幅も最大となる。さらに、メインフレーム2は左右の前輪の中心を通る軸16を軸として時計回りに回転し、メインフレーム2が寝るように傾斜する。(図2,4示)。メインフレーム2の傾斜が後方に変化するとき、メインフレーム2の後方に回転軸3、シートステー5を介して接続されている車輌用シートSVも運転者と共に軸16を軸として時計回りに回転し後方に傾斜する。一連の動作により車輌1は図2,4に示すような形態に変形し、これにより重心を低下させると共に、直進安定性が向上し、車輌1は高速走行に適した状態となる。
図2,4に示した車輌のホイールベース、トレッド、フレームの幅が拡大された高速走行時の状態から、再びホールベース、トレッド、フレームの幅を小さくして図1,3で示すような形態で低速走行をする場合、運転者が車輌1の図示しない作動スイッチを操作することにより、可変装置7の駆動装置12を上述したときと逆方向に駆動する。これにより可変装置7の駆動装置12が駆動することで歯車14が回転し、メインフレーム2に設けられたラックとかみ合いながら可変装置7が車輌1の前方に移動する。
可変装置7が車輌1の前方に移動するとき、可変装置7に接続された後輪RWも同時に移動し、ホイールベースが最小になるとともに、メインフレーム2に接続された接続リング9が左右内側に移動し、可変アーム6を介して接続された前輪FWが左右内側に移動することでトレッドが最小に変化する。このとき可変アーム6の移動により、可変アーム6に接続された車輌シートSVの幅も最小となる。さらに、メインフレーム2は軸16を軸として反時計回りに回転し、メインフレーム2が起き上がる。(図1,3示)。メインフレーム2の傾斜が前方に起き上がるとき、メインフレーム2の後方に回転軸3、シートステー5を介して接続されている車輌用シートSVも運転者と共に軸16を軸として反時計回りに回転し前方に起き上がる。一連の動作により車輌1は図1,3に示すような形態に変形し、これにより運転者の視界を良好にすることができ、運転者の車輌1への搭乗時の快適さが向上し、低速走行に適した状態となる。
本実施形態によれば、可変装置7の駆動により、メインフレーム2を軸16を軸として回動させ、前輪FWに対して後輪RWを前後方向に移動させるとともに、メインフレーム2を傾斜させ、ホイールベースの変化に連動して車両用シートSVの傾きを変化させることができ、同時に前輪FWを左右に移動させ、トレッドを変化させることができる。この構成により、簡素な構成でホイールベースの長さと車輌用シートの傾きの変化に加え、トレッドの長さの変化を必要に応じた状態に調整することができる。
また、メインフレーム2に接続されている接続リング9をメインフレーム2の周りに回転可能に接続することで、変形過程において前輪FWが車輌正面から見てハの字に開かないように調整することができる。
さらに、可変アーム6が軸16を軸として回転可能にすることで、図2,4の形態において前輪FWのキャスター角を大きくし直進性を向上させることができる。
また、歯車14をメインフレーム2に設けられたラックとかみ合いながら回転させ可変装置3を移動させる機構を用いることで、任意の位置で可変装置3を固定させることができ、移動と固定という、相反する状態を実現可能にし、操作者に合った理想の乗車姿勢を形成することができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更をして実施することができる。
(1)車輌が自動的にその走行速度を検知して、それが所定速度以上となった場合可変装置3を作動させてホイールベース、トレッドを拡大し、それが所定速度未満となった場合に、ホイールベース、トレッドを短縮するようにしても良い。
(2)ホイールベース、トレッド間の幅が最大の状態と最小の状態の間の、複数の中間状態においても前後輪が固定されて走行可能な車輌としても良い。
(3)可変装置3を移動させる機構として、メインフレーム内にワイヤーを通し、そのワイヤーを駆動装置(例えばモーター)で引っ張ることで可変装置を移動させても良い。
以下、上記実施形態から把握できる発明について述べる。
本発明では、車輌前後方向に延びる形状を有し、前輪およびシートに連結された2本のフレームと、
後輪および2本のフレームに連結され、2本のフレームに対して車輌前後方向に相対移動可能な移動機構と、
2本のフレームを車輌左右方向に移動可能に支持するフレーム支持部とを備え、
2本のフレームと地面との間隔は、移動機構の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて広くなっており、
2本のフレーム同士の車輌左右方向における間隔は、移動機構の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて狭くなっており、
移動機構は、2本のフレームとの連結部において、2本のフレームと地面との間隔、および2本のフレーム同士の車輌左右方向における間隔を規制するようになっており、
移動機構が2本のフレームに対して車輌後方側に相対移動することに伴って、後輪が前輪に対して車輌後方側に相対移動し、2本のフレームが前輪を中心として寝るように傾いてシートも寝るように傾き、2本のフレームが車輌左右方向外側に移動して前輪も車輌左右方向外側に移動することを特徴とする。
また、本発明では、2本のフレームの周りを回転可能な接続リングを備え、
前輪は、接続リングを介して2本のフレームに連結されていることを特徴とする。
また、本発明では、車輌左右方向に延びる形状を有し、前輪に連結されたアーム(6)を備え、
2本のフレームは、アームを介して前輪に連結されており、
2本のフレームが前輪を中心として寝るように傾くことに伴って、アームが前輪を中心として回転し、前輪のキャスター角が拡大することを特徴とする。
また、本発明では、2本のフレームに沿って延びるラックを備え、
移動機構は、ラックと噛み合う歯車を有し、
歯車がラックと噛み合いながら回転すると、移動機構が2本のフレームに対して車輌前後方向に相対移動することを特徴とする。
また、本発明では、2本のフレームは、楕円形状を有し、前後2箇所で互いに交差して配置され、
フレーム支持部は、2本のフレームを前後2箇所で回転可能に連結するフレーム回転軸で構成され、
移動機構が2本のフレームに対して車輌後方側に相対移動することに伴って、2本のフレームがフレーム回転軸を中心として車輌左右方向外側に向かって回転することを特徴とする。
1 ホイールベース・トレッド可変車輌
2 メインフレーム
3 フレーム回転軸
4 軸(前後のフレーム回転軸3の中心を結んだ軸)
5 シートステー
6 可変アーム
7 可変装置
8 接続リング
9 接続リング
10 軸
11 可変アーム
12 駆動装置
13 電源
14 歯車
15 軸
16 軸(前輪の左右の中心を通る軸)
SV 車輌用シート
FW 前輪
RW 後輪
MD 駆動装置

Claims (5)

  1. 車輌前後方向に延びる形状を有し、前輪(FW)およびシート(SV)に連結された2本のフレーム(2)と、
    後輪(RW)および前記2本のフレーム(2)に連結され、前記2本のフレーム(2)に対して車輌前後方向に相対移動可能な移動機構(7)と、
    前記2本のフレーム(2)を車輌左右方向に移動可能に支持するフレーム支持部(3)とを備え、
    前記2本のフレーム(2)と地面との間隔は、前記移動機構(7)の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて広くなっており、
    前記2本のフレーム(2)同士の車輌左右方向における間隔は、前記移動機構(7)の移動範囲において、車輌前方側から車輌後方側に向かうにつれて狭くなっており、
    前記移動機構(7)は、前記2本のフレーム(2)との連結部において、前記2本のフレーム(2)と地面との間隔、および前記2本のフレーム(2)同士の車輌左右方向における間隔を規制するようになっており、
    前記移動機構(7)が前記2本のフレーム(2)に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、前記後輪(RW)が前記前輪(FW)に対して車輌後方側に相対移動し、前記2本のフレーム(2)が前記前輪(FW)を中心として寝るように傾いて前記シート(SV)も寝るように傾き、前記2本のフレーム(2)が車輌左右方向外側に移動して前記前輪(FW)も車輌左右方向外側に移動することを特徴とするホイールベース・トレッド可変車輌。
  2. 前記2本のフレーム(2)の周りを回転可能な接続リング(9)を備え、
    前記前輪(FW)は、前記接続リング(9)を介して前記2本のフレーム(2)に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のホイールベース・トレッド可変車輌。
  3. 車輌左右方向に延びる形状を有し、前記前輪(FW)に連結されたアーム(6)を備え、
    前記2本のフレーム(2)は、前記アーム(6)を介して前記前輪(FW)に連結されており、
    前記2本のフレーム(2)が前記前輪(FW)を中心として寝るように傾くことに伴って、前記アーム(6)が前記前輪(FW)を中心として回転し、前記前輪(FW)のキャスター角が拡大することを特徴とする請求項1または2に記載のホイールベース・トレッド可変車輌。
  4. 前記2本のフレーム(2)に沿って延びるラックを備え、
    前記移動機構(7)は、前記ラックと噛み合う歯車(14)を有し、
    前記歯車(14)が前記ラックと噛み合いながら回転すると、前記移動機構(7)が前記2本のフレーム(2)に対して車輌前後方向に相対移動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のホイールベース・トレッド可変車輌。
  5. 前記2本のフレーム(2)は、楕円形状を有し、前後2箇所で互いに交差して配置され、
    前記フレーム支持部(3)は、前記2本のフレーム(2)を前記前後2箇所で回転可能に連結するフレーム回転軸(3)で構成され、
    前記移動機構(7)が前記2本のフレーム(2)に対して車輌後方側に相対移動することに伴って、前記2本のフレーム(2)が前記フレーム回転軸(3)を中心として車輌左右方向外側に向かって回転することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のホイールベース・トレッド可変車輌。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106394687A (zh) * 2016-11-15 2017-02-15 杜杭泽 一种车轮间距可调节的车架机构
JP2018002108A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 トヨタ自動車株式会社 走行装置
CN110039956A (zh) * 2019-04-28 2019-07-23 丹阳荣嘉精密机械有限公司 一种用于马铃薯收获机的轮距调整机构

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