JP2012140358A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥後の毛髪のさらさら感、毛髪に手を触れた時のひんやり感が得られる毛髪化粧料の提供。
【解決手段】成分(A)〜(C):(A)第3級アミン化合物またはその塩(B)一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーン
Figure 2012140358

Figure 2012140358

〔式中、R、E、は特定の基。(C)ハス科ハス属のハスまたはその抽出物及び水を含有する毛髪化粧料。〕
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関する。
従来、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、染毛剤、ムースなどの毛髪化粧料には、毛髪に手で触れた時の滑らかさ、さらさら感、しっとり潤う感触などを付与することが求められている。
例えば、柔軟性や平滑性を毛髪に付与する技術として、特許文献1には、アミノ変性オルガノポリシロキサン鎖及びポリオキシアルキレン鎖を有する、特定のオルガノポリシロキサンと、特定の陽イオン界面活性剤と、を組み合わせて配合した毛髪化粧料が開示されている。さらに、毛先まで優れた滑らかさを付与する技術として、特許文献2には、カチオン界面活性剤とアミノ変性シリコーンと、を組み合わせて配合した毛髪化粧料が開示されている。任意成分には、生理活性成分として、ハスエキスを配合できる記載もある。
特開2002−249418号公報 特開2005−89372号公報
しかしながら、上記特許文献1、及び2記載の技術では、陽イオン界面活性剤とオルガノポリシロキサンといった油剤の組み合わせにより、毛髪に柔軟性や平滑性を付与することはできたが、毛髪に残留したオルガノポリシロキサン等の油剤によって、乾燥後の毛髪において、十分なさらさら感が得られにくい場合があった。また、毛髪に残留した油剤によって、毛髪1本1本がばらけにくくなり、重たいと感じる感触が残る場合があった。そのため、毛髪に手で触れた時の感触の点で、なお改善の余地があった。
本発明者は、特定のアミノ変性シリコーンと、ハスエキスとを組み合わせた毛髪化粧料を用いることで、油剤を含んだとしてもさらさら感が得られ、また、毛髪1本1本がばらけやすくなることで、手櫛やブラシで梳いた後の毛髪が揃いやすくなり、手で触れた時の毛髪がひんやりして心地よい感触が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(C):
(A)第3級アミン化合物またはその塩
(B)一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーン
Figure 2012140358
〔式中、Rはそれぞれ独立して、炭素数1〜10の1価の炭化水素基、ヒドロキシ基又はアルコキシ基を示し、Rはそれぞれ独立して置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、Rは炭素数1〜10の2価の炭化水素基を示し、Rは式(2)又は(3)で表される基を示し、
Figure 2012140358
(Yは水素原子又は基−CH−CH(OH)−R−OH(Rは前記と同じ)を示し、Rは水素原子又は基−RNY(Y及びRは前記と同じ)を示す。ただし、全てのYが水素原子となることはない。)、aは25〜1000の数を示し、bは1〜200の数を示す。〕
Figure 2012140358
〔式中、Rは、それぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、RはR又はEを示し、Eは−R−Zで表される基を示し(ここでRは直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)、Xは2価の基を示し、cは2以上の数、dは1以上の数、nは2〜10の数、eは4以上の数、fは2以上の数をそれぞれ示す。〕
(C)ハス科ハス属のハスまたはその抽出物
及び水を含有する毛髪化粧料を提供するものである。
本発明によれば、乾燥後の毛髪のさらさら感、毛髪に手が触れた時のひんやり感が得られる毛髪化粧料が実現できる。
以下、本発明の毛髪化粧料について説明する。
(A)第3級アミン化合物またはその塩
成分(A)としては、下記一般式(11)で表される第3級アミン化合物が挙げられる。
Figure 2012140358
〔式中、R11は総炭素数8〜35の−OCO−若しくは−COO−で表される官能基で分断又は−OHで置換されていてもよい直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、又は脂肪族アシルオキシ(ポリエトキシ)エチル基を示し、R12は炭素数1〜22のアルキル基、若しくはヒドロキシアルキル基、又は合計付加モル数10以下のポリオキシエチレン基を示し、2個のR12は同一でも異なってもよい。〕
一般式(11)で表される第3級アミン化合物としては、第3級アミンを有機酸及び/又は無機酸によって塩としたものを用いてもよいし、本発明の毛髪化粧料に酸を配合して、pH調整剤と共に組成物中で塩を形成させてもよい。かかる酸としては、例えば、アルキルリン酸、アルキルスルホン酸、アルキル硫酸等の短鎖アルキル基を有する酸;L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;ピログルタミン酸;安息香酸、p−トルエンスルホン酸等の芳香族酸;グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、グルコン酸、パントテン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のヒドロキシ酸;その他リン酸、塩酸、酢酸、コハク酸などが挙げられる。中でも毛髪に対する保湿及び柔軟化効果をもたらす点から、有機酸が好ましく、特に、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸、ヒドロキシ酸が好ましく、ヒドロキシ酸がより好ましい。
成分(A)のより具体的な例としては、例えば、以下の(i)〜(iii)の第3級アミン化合物(またはその塩)等の少なくともいずれか1つが挙げられる。
(i)ヒドロキシエーテルアルキルアミン(またはその塩)
例えば下記一般式(12)で表される化合物及びその塩が挙げられる。
Figure 2012140358
〔式中、R17は、炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R18及びR19は、同一又は相異なって炭素数1〜6のアルキル基又は−(AO)H(Aは炭素数2〜4のアルキレン基、fは1〜6の数を示し、f個のAは同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示す。eは1〜5の数を示す。〕
具体的には、ヘキサデシルオキシ(2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアミンおよびその塩、オクタデシルオキシ(2−ヒドロキシプロピル)ジメチルアミンおよびその塩が挙げられる。
(ii)エーテルアミン(またはその塩)
例えば下記一般式(13)で表される化合物またはその塩が挙げられる。
Figure 2012140358
〔式中、R20は、炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R21及びR22は、同一又は相異なって炭素数1〜6のアルキル基又は−(AO)H(Aは炭素数2〜4のアルキレン基を示し、gは1〜6の数を示し、g個のAは同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示す。〕
具体的には、N,N−ジメチル−3−ヘキサデシルオキシプロピルアミンおよびその塩、N,N−ジメチル−3−オクタデシルオキシプロピルアミンおよびその塩が挙げられる。
(iii)アルキルアミドアミン(またはその塩)
例えば下記一般式(14)で表される化合物またはその塩が挙げられる。
Figure 2012140358
〔式中、R23は炭素数11〜23の脂肪族炭化水素基を示し、R24は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、nは2〜4の数を示す。〕
具体的には、N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ドコサナミドおよびその塩、N−(3−ジメチルアミノ)プロピル)ステアラミドおよびその塩が挙げられる。
上記の第3級アミン化合物から選ばれる好ましい成分(A)としては、塗布時、すすぎ時の滑らかさの観点から(ii)エーテルアミン(またはその塩)、(iii)アルキルアミドアミン(またはその塩)が好ましい。
その中でも、(ii)エーテルアミン(またはその塩)がより好ましく、特にN,N−ジメチル−3−ヘキサデシルオキシプロピルアミンまたはその塩、N,N−ジメチル−3−オクタデシルオキシプロピルアミンまたはその塩が好ましい。
成分(A)は、1種単独で用いても2種以上を併用してもよく、またその含有量は、塗布時からすすぎ時までの滑らかさ、指通りの良さ、ツヤの付与の観点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜15質量%が好ましく、0.2〜10質量%がより好ましく、0.5〜5質量%がさらに好ましい。
成分(B)は、一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーンである。
Figure 2012140358
〔式中、Rはそれぞれ独立して、炭素数1〜10の1価の炭化水素基、ヒドロキシ基又はアルコキシ基を示し、Rはそれぞれ独立して置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、Rは炭素数1〜10の2価の炭化水素基を示し、Rは式(2)又は(3)で表される基を示し、
Figure 2012140358
(Yは水素原子又は基−CH−CH(OH)−R−OH(Rは前記と同じ)を示し、Rは水素原子又は基−RNY(Y及びRは前記と同じ)を示す。ただし、全てのYが水素原子となることはない。)、aは25〜1000の数を示し、bは1〜200の数を示す。〕
Figure 2012140358
〔式中、Rは、それぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、RはR又はEを示し、Eは−R−Zで表される基を示し(ここでRは直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)、Xは2価の基を示し、cは2以上の数、dは1以上の数、nは2〜10の数、eは4以上の数、fは2以上の数をそれぞれ示す。〕
一般式(1)で表されるアミノ変性シリコーンは、側鎖に特定のアミノ官能基を有するアミノ変性シリコーンである。
一般式(1)において、Rのうち、1価の炭化水素基としては、アルキル基及びアリール基が挙げられる。Rとしては、炭素数1〜3のアルキル基(特にメチル基)及び炭素数1〜10のアルコキシ基が好ましい。
である1価の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基等の炭素数6〜10のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等の炭素数6〜10のアラルキル基が挙げられる。なかでも、アルキル基、更にはメチル基が好ましい。
式(2)、(3)において、Yのうち、基−CH−CH(OH)−R−OHとしては、2,3−ジヒドロキシプロピル基が好ましい。
である炭素原子1〜10の2価の炭化水素基としては、メチレン基;エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、テトラメチレン基、メチルトリメチレン基、エチルエチレン基、ジメチルエチレン基等のアルキレン基;式−(CH−C−で表されるようなアルキレン−アリーレン基が挙げられる。なかでも、炭素数2〜4のアルキレン基が好ましい。
としては、式(3)で表される基が好ましく、式(3)のRとしては、2−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノエチル基及び2−N,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノエチル基が好ましい。
一般式(1)において、aは50〜400の数が好ましく、bは1〜20の数が好ましい。
一般式(1)で表されるアミノ変性シリコーンは、例えば、EP0399706A2に記載のように、アミノ変性シリコーンにグリシドール等のエポキシ官能性化合物を反応させることにより合成することができる。
一般式(1)で表されるアミノ変性シリコーンとしては、例えば次の式で表されるような化合物が挙げられる。また、市販品としては、ダウ・コーニング社の「JP−8500 CONDITIONING AGENT」(CASNo.237753−63−8)が挙げられる。
Figure 2012140358
〔式中、R10は、炭素数13〜15のアルキル基を示し、Y'のうち70〜80%は基−CHCH(OH)CHOHを、残りの30〜20%は水素原子を示す。〕
一般式(4)で表されるアミノ変性シリコーンは、側鎖にアミノ官能基を有するアミノ変性ポリシロキサンブロックとポリオキシアルキレンブロックとからなるブロック共重合体である。
一般式(4)において、Rとしては、互いに独立して、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又はフェニル基が好ましく、更にメチル基、エチル基が好ましく、更にはメチル基が好ましい。
のうち炭素数1〜20の2価の炭化水素基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基、デシレン基、オクタデシレン基等が挙げられ、より好ましくはメチレン基、エチレン基、プロピレン基である。
Zとしては、一般式(7)又は(8)で表されるアミノ基含有基又はアンモニウム基含有基が好ましい。
Figure 2012140358
Figure 2012140358
〔式中、R13は、下記の式のいずれかを示し、R14は水素原子又は1価の炭化水素基を示し、それぞれのR14は同一でも異なっていてもよい。g及びhはそれぞれ0〜6の整数を示す。Tはハロゲン化物イオン又は有機アニオンを示す。〕
Figure 2012140358
一般式(7)及び(8)のR14で示される1価の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられる。Tの具体例としては、塩化物イオン、ヨウ化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン;メトサルフェート、エトサルフェート、メトフォスフェート、エトフォスフェート等の有機アニオンが挙げられる。
一般式(4)中の好ましいE基は、−(CH−NH、−(CH−N(CH、−(CH−NH−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−N(CH、−(CH−N(CHClであり、さらに好ましくは、−(CH−NH−(CH−NHである。
一般式(4)中、Xで表される2価の基の好ましい例は、アルキレン基又はアリーレン基であり、具体的には、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、イソブチレン基が挙げられ、テトラメチレン基、イソブチレン基がより好ましい。
一般式(4)中、cは2〜1000の数、dは1〜50の数、eは4〜200の数、fは2〜100の数が好ましい。
一般式(4)で表されるブロック共重合体中、シロキサンブロックの割合は、共重合体全体の好ましくは25〜97質量%、さらに好ましくは35〜90質量%、更に好ましくは50〜80質量%であり、該ブロック共重合体は、少なくとも1200の平均分子量を有することが好ましい。なお、本明細書中の平均分子量はすべてゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)を用いて、溶離液としてクロロホルムを、標準物質としてポリスチレンを用いた常法により測定された値である。
ここでシロキサンブロックとは、−[Si(R−O]−で表される、R基を2個有するシロキサンのことをいい、シロキサンブロックの割合とは、シロキサンブロックの分子量の、ブロック共重合体(4)の分子量に対する割合を、質量%で表したものをいう。上記範囲内であれば、ブロック共重合体(4)の水性毛髪洗浄剤中への溶解性又は分散性がよく、また毛髪への残留性も高く好ましい。
一般式(4)で表されるアミノ変性シリコーンのうち、さらに好ましい例は、一般式(9)で表される重合単位を有するアミノ変性ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体である。
Figure 2012140358
〔式中、cは2〜1000の数、dは1〜50の数、eは4〜200の数、fは2〜100の数を示し、iは4以上の数を示し、jは0〜30の数を示す。〕
一般式(9)において、好ましくは、cは2〜1000の数、dは1〜50の数、iは4〜200の数、fは2〜100の数を示す。また、−O(CO)(CO)−の単位は、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンがブロック及びランダムのいずれであってもよい。
この例として、東レ・ダウコーニング社のFZ−3789、DOW CORNING TORAY SS−3588、DOW CORNING TORAY SILSTYLE104を挙げることができる。
上記の成分(B)は、一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーンである。選ばれる好ましい成分(B)としては、乾燥後のひんやり感の観点から、一般式(4)で表されるアミノ変性シリコーンが好ましい。
また、成分(B)の25℃における粘度は、5〜100,000mPa・sであることが好ましく、なかでも、10〜50,000mPa・sが好ましい。100,000mPa・s以下とすることで、毛髪化粧料が毛髪表面に均一に広がりにくくなり、不均一な重い滑りとなってしまうことを抑制できる。一方、5mPa・s以上とすることで、毛髪に残留し、滑り性のある仕上がりを実感できる効果がある。特に、50〜9500mPa・s、さらには、500〜4000mPa・sが好ましい。
なお、成分(B)の粘度は、市販されている回転粘度計を使用して測定できる。市販の粘度計としては、例えば、ブルックフィールド粘度計(米国ブルックフィールド社製)、ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)が挙げられる。本実施形態では、ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)を使用して、25℃における成分(B)の粘度を測定した。
成分(B)が毛髪化粧料に配合される形態は、オイル、またはエマルジョンのどちらでもよい。
成分(B)の含有量は、良好なさらさら感としっとり感を得る観点から、本発明の毛髪化粧料中で0.01質量%以上が好ましく、特に0.05質量%がより好ましく、毛髪に平滑性を与え、さらに毛髪にしっとり感を与える観点から0.1質量%以上がさらに好ましい。また、成分(B)の含有量は、毛髪がさらさらして、べたつきのないしっとりした仕上がりが得られる観点から、2質量%以下が好ましく、毛髪がさらさらする観点から1質量%以下がより好ましく、特に0.8質量%以下がさらに好ましい。
(C)ハス科ハス属のハスまたはその抽出物
成分(C)は、ハス科ハス属の植物であって、ハスの花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草、又はこれらの抽出物を用いてもよいが、特に花の抽出物が好ましい。この中でも、ハス(Nelubo nucifera Gaertn)の花から、常法により得られる抽出物であることが好ましい。これにより、毛髪にさらさら感と毛髪に手で触れた時のひんやり感を付与することができる。特に、乾燥したハスの花に精製水を加え、80℃にて3時間抽出し、冷却して得られる抽出物が好ましい。
成分(C)としては、例えば、ハス花エキスKA(香栄興業株式会社)、ハス胚芽抽出液BG−05(丸善製薬株式会社)、VEGETOL LOTUSME169 HYDRO(Gattefosse社)、オリジナルエキストラクトロータス(Gattefosse社)を用いることができる。
また、成分(C)の毛髪化粧料中の乾燥重量は、毛髪のさらさら感と毛髪に手で触れた時のひんやり感を得る観点から、0.1×10−6〜0.5×10−2質量%であることが好ましく、より好ましくは、0.5×10−6〜0.1×10−2質量%、特に好ましくは0.1×10−5〜0.5×10−3質量%である。
成分(B)と成分(C)の乾燥重量との質量割合(C)/(B)は、さらさら感と毛髪に手で触れた時の適度なひんやり感を得る観点から0.5以下であることが好ましく、さらさら感を得る観点から0.05以下が好ましく、特に0.01以下が好ましい。また、成分(B)と成分(C)の乾燥重量との質量割合(C)/(B)は、さらさら感と毛髪に手で触れた時のひんやり感を得る観点から1×10−6以上が好ましく、毛髪に手で触れた時のひんやり感を得る観点から1×10−5以上、特に1×10−4以上が好ましく、中でも5×10−4以上がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、水を含む。水は、精製水を使用することが好ましい。水の含有量は、特に限定されず、使用する目的に応じて、適宜調整して用いることができるが、特に、水の含有量は、本発明の毛髪化粧料の35質量%以上、99質量%以下が好ましく、中でも、45質量%以上、95質量%以下が好ましい。
次に本発明の効果について説明する。
本発明の毛髪化粧料は、上述した、成分(B)特定のアミノ変性シリコーンと成分(C)ハス科ハス属のハスまたはその抽出物とを組み合わせた毛髪化粧料を用いることで、滑らかで、乾燥後の毛髪のさらさら感、毛髪に手を触れた時のひんやり感が得られる毛髪化粧料が実現できる。また本発明の毛髪化粧料は、油剤を含んでいるにも関わらずべたつき感を低減しつつ、しっとり潤う触感を毛髪に付与することができる。さらに、頭皮に柔軟性を与え、しなやかな毛髪を得ることができ、ダメージ毛においても毛髪表面の平滑性が向上できる。
本発明の毛髪化粧料は、これら成分(A)〜(C)のうち、例えば、以下のように組み合わせることで、本発明の効果をより効果的に得られる。成分(A)がエーテルアミン、またはアミドアミン、成分(B)が一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーン、及び成分(C)を組み合わせたものが挙げられる。特に、成分(A)がエーテルアミン、またはアミドアミン、成分(B)が一般式(4)で表されるアミノ変性シリコーン、及び成分(C)を組み合わせたものが好ましい。
ここで、本発明の毛髪化粧料によって得られる「ひんやり感」とは、滑らかさ、さらさら感、しっとり感といった毛髪の触感の一つであって、温かい感じと対照的な触感である。従来、毛髪化粧料に求められるこのような触感を客観的に評価することは困難であった。しかしながら、本発明者は、鋭意検討の結果、毛束を触ったときの手のひらの温度変化とひんやり感との間に相関があることを見出した。そこで、本発明の毛髪化粧料を使用した後に、KEF−F7 フィンガーロボットサーモラボ(カトーテック株式会社製)の測定部位(センサー)と毛束を接触させ、その時の熱移動量qmax(mW/cm)を測定することで、ひんやり感を評価することができる。この原因は明らかではないが、毛髪が整って揃うようになると毛髪間の空気量が減少するため、上記の熱移動量が増加し、その結果ひんやりした触感が得られると推察される。
熱移動量は、以下のようにして測定することができる。
H.Tanamachi, Temperature as a moisture cue in haptics on hair, Int.J.Cos.Sci.,in pressに記載した方法に従い、20℃、40%RH環境下において、約20gの毛束にKEF−F7 フィンガーロボットサーモラボ(カトーテック株式会社製)のシリコーンゴムで覆われた温度センサー部を体温と同じ36℃に暖め、接触させた。接触時に温度センサーの熱が毛束に移動するが、その時の熱信号変化から熱移動速度qを計測し、ピーク値qmaxを算出する。
(D)ジメチルポリシロキサン
本発明の毛髪化粧料は、(D)ジメチルポリシロキサンを含んでもよい。成分(B)、成分(C)及び成分(D)を組み合わせて用いることで、さらさら感とひんやり感がより得られるようになる。
成分(D)の含有量は、毛髪化粧料中0.1〜15質量%であることが好ましく、特に0.5〜10質量%が好ましく、中でも1〜5質量%が好ましい。
成分(C)と成分(D)との質量割合(C)/(D)は、毛髪に手で触れた時の適度なひんやり感を得る観点から、1×10−2以下であることが好ましく、1×10−3以下がより好ましい。一方、さらさら感と毛髪に手で触れた時のひんやり感を得る観点から、成分(C)と成分(D)との質量割合(C)/(D)は、1×10−7以上が好ましく、1×10−6以上がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に洗浄性能を向上させるため、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、又は両性界面活性剤を含有させてもよい。また、乾燥後の仕上がり向上のため、更に、カチオン化ポリマーならびに上記以外のシリコーン類を更に配合することができる。
(アニオン界面活性剤)
アニオン界面活性剤としては、硫酸系、スルホン酸系、カルボン酸系のものが使用できる。例えばアルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルカンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩等が挙げられ、なかでもポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩が好ましく、更には次の一般式(15)又は(16)で表されるものが好ましい。
15O(CHCHO)mSOM (15)
15OSOM (16)
〔式(15)または(16)中、R15は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸由来のカチオンを示し、mは質量平均で1〜5の数を示す。〕
この中でも、すばやい泡立ちと良好な泡の感触を両立する観点から、一般式(15)中のR15が炭素数12〜14のアルキル基であり、mが質量平均で1の数であることが好ましく、さらにMがアンモニウム又はナトリウムであるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。
アニオン界面活性剤の含有量は、本発明の毛髪化粧料中0.1〜20質量%が良好な増泡効果が得られ好ましく、特に1〜15質量%の範囲が好ましい。
(非イオン界面活性剤)
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド、モノアルキル又はモノアルケニルグリセリルエーテル等が挙げられる。
これらのうち、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどのポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン(C〜C20)脂肪酸エステルなどのポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油、アルキルグリコシドが好ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドも好適であって、モノアルカノールアミド、ジアルカノールアミドのいずれでもよく、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましい。また、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有するものが好ましく、例えばオレイン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド等が挙げられる。
(両性界面活性剤)
両性界面活性剤としては、ベタイン系界面活性剤等が挙げられる。このうち、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン系界面活性剤がより好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
これら非イオン性又は両性界面活性剤は、毛髪化粧料中に1種または2種以上を併用することもできるが、本発明の毛髪化粧料を水性液状洗浄剤の形態とする場合には、成分(A)とともに、脂肪酸アミドプロピルベタイン、脂肪酸アルカノールアミドを用いるのが、起泡力がより良好となるだけでなく、適度な液性が得られるので特に好ましい。
非イオン性又は両性界面活性剤の含有量は、本発明の毛髪化粧料中0.1〜15質量%が良好な増泡効果が得られ好ましく、特に0.5〜8質量%の範囲が好ましい。
(カチオン界面活性剤)
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルアミン塩、アルコキシアルキルジメチルアミン塩、アルキルアミドアルキルジメチルアミン塩等が挙げられる。
(i)アルキルトリメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
31−N(CH
〔上記式中、R31は平均炭素数12〜22のアルキル基を示し、Xはハロゲン(塩素又は臭素)イオンを示す。〕
具体的には、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(ii)アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
32−O−R33−N(CH
〔上記式中、R32は平均炭素数12〜22のアルキル基を示し、R33はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Xは上記と同じである。〕
具体的には、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(iii)ジアルキルジメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
34 −N(CH
〔上記式中、R34は平均炭素数12〜22のアルキル基又はベンジル基を示し、Xは上記と同じである。〕
具体的には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(iv)アルキルジメチルアミン塩
例えば下記一般式で表される3級アミンの塩が挙げられる。
35−N(CH
〔上記式中、R35は平均炭素数12〜22のアルキル基を示し、Xは上記と同じである。〕
具体的には、ベヘニルジメチルアミンやステアリルジメチルアミンの有機酸塩が挙げられる。
(v)アルコキシアルキルジメチルアミン塩
例えば下記一般式で表される3級アミンの塩が挙げられる。
36−O−R37−N(CH
〔上記式中、R36は平均炭素数12〜22のアルキル基を示し、R37はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Xは上記と同じである。〕
(vi)アルキルアミドアルキルジメチルアミン塩
例えば下記一般式で表される3級アミンの塩が挙げられる。
38−CONH−R39−N(CH
〔上記式中、R38は平均炭素数11〜21のアルキル基を示し、R39はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Xは上記と同じである。〕
上記(i)〜(vi)以外のカチオン界面活性剤としては、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドエチルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルトリエチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C14〜C20)アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C18〜C22)アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム及びアルキルトリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。
カチオン界面活性剤は、2種以上を併用してもよく、洗髪時からすすぎ時までの滑らかさの点から、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中0.01〜10質量%が好ましく、特に0.05〜6質量%が好ましい。
(カチオン化ポリマー)
次に、カチオン化ポリマーとしては、カチオン化セルロース、カチオン化澱粉、カチオン化フェヌグリークガム、カチオン化グアーガム、カチオン化タラガム、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化キサンタンガム、ジアリル四級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロライド共重合体、ビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート共重合体、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体、アルキルアクリルアミド/アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコールメタクリレート共重合体、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合体(米国サンドス社,カルタレチン)、特開昭53−139734号公報、特開昭60−36407号公報に記載されているカチオン性ポリマー等が挙げられる。
これらのカチオン化ポリマーは、2種以上を併用してもよく、洗髪時からすすぎ時までの滑らかさの点から、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中0.01〜3質量%が好ましく、特に0.05〜2質量%が好ましい。
(その他)
本発明の毛髪化粧料は、更にエチレングリコールモノ脂肪酸エステル、エチレングリコールジ脂肪酸エステル、エチレングリコールモノアルキルエーテル又はエチレングリコールジアルキルエーテルを含むパール化剤を含有していてもよい。
エチレングリコールモノ脂肪酸エステルとしては、エチレングリコールモノステアリン酸エステル、エチレングリコールモノベヘニン酸エステルなど、エチレングリコールジ脂肪酸エステルとしては、エチレングリコールジステアリン酸エステル、エチレングリコールジベヘニン酸エステルなどが挙げられる。エチレングリコールモノアルキルエーテルとしてはエチレングリコールモノステアリルエーテルなど、エチレングリコールジアルキルエーテルとしてはエチレングリコールジステアリルエーテルなどが挙げられる。これらは2種以上を併用してもよく、またその含有量は、毛髪化粧料の保存安定性の向上及び泡立て時、すすぎ時の滑らかさ向上、また毛髪化粧料の安定性向上の点から、本発明の毛髪化粧料中0.1〜10質量%が好ましく、特に0.5〜5質量%が好ましい。
また、本発明の毛髪化粧料には、他のコンディショニング剤として、油剤を含有することができる。油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油、ヒマワリ油、椿油等の油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、グリセリン、ミリスチルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル油;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。これらのうち、高級アルコール及び油脂類が好ましく、特にミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ヒマワリ油、椿油が好ましく、さらに、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。これらの油剤は、1種単独で又は2種以上を併用することもでき、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中1〜15質量%が好ましく、更には2〜10質量%、特に4〜7質量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、粘度調整剤を含有させてもよい。粘度調整剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、エタノール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノール、粘土鉱物、塩類(塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、クエン酸ナトリウム等)などが挙げられ、中でもジプロピレングリコール、ベンジルアルコール、エタノール、ポリプロピレングリコール、塩化ナトリウム、及びクエン酸ナトリウムが好ましい。粘度調整剤は2種以上を併用してもよく、またその使用量は、泡量、泡質の点から、本発明の毛髪化粧料中0.01〜5質量%が好ましく、更には0.05〜4質量%、特に0.1〜3質量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を目的に応じて適宜配合できる。このような成分としては、例えば抗フケ剤;ビタミン剤;殺菌剤;抗炎症剤;防腐剤;キレート剤;グリセリン、ソルビトール、パンテノール等の保湿剤;染料、顔料等の着色剤;ユーカリの極性溶媒抽出物、真珠層を有する貝殻又は真珠から得られる蛋白質又はその加水分解物、蜂蜜、ローヤルゼリー、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、アロエ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物等のエキス類;酸化チタン等のパール化剤;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、毛髪のツヤやまとまりを向上するとの観点より、毛髪に適用する際のpH(水で20質量倍希釈、25℃)が2〜6であるのが好ましく、更にはpH3〜5、特にpH3〜4.5であるのが好ましい。pH調整剤としては、有機酸、特にα−ヒドロキシ酸を用いることが好ましく、特に、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸が好ましい。これら有機酸は2種以上を併用してもよく、またその使用量は、泡質、洗髪時の毛髪柔軟性の向上の点から、本発明の毛髪化粧料中0.5〜5質量%が好ましく、更には0.8〜4質量%、特に1〜3質量%が好ましい。また、他のpH調整剤として、これら有機酸と合わせ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化アンモニウム等の塩基を用いてもよい。
本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノール溶液、エマルジョン、サスペンション、ゲル、液晶、固形、エアゾール等の所望の剤型にすることができ、溶剤として水又は低級アルコール、特に水を用いた液状のものが好ましい。より具体的には、例えば、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、コンディショニングムース、ヘアムース、ヘアスプレー、シャンプー、リーブオントリートメント等に適用できる。特に、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメントなどの洗い流して使用する剤型として好適である。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
(実施例1〜6及び比較例1〜3)
表1に示す毛髪化粧料を、常法により調製し、以下の評価方法により評価した。その結果を表1に示す。なお、pHは各組成物を水で20質量倍希釈し、25℃で測定した値である。
(評価方法1)
ストレートパーマ1回、ブリーチ2回処理を施した日本人女性の毛髪をダメージ毛髪とし、それぞれ20g(長さ15〜20cm、平均直径80μm)の毛髪束を、パネラー5名が次の方法で処理しながら官能評価を行った。
下記の処方の標準シャンプー2gを用いて洗浄した毛髪束に、表1に示すコンディショナー2gを塗布し、毛髪全体に十分に馴染ませた後、およそ30秒間約40℃の流水下で濯ぎ、ついで、タオルドライを行い、ドライヤーで十分に乾燥させた後に乾燥後の評価を行った。評価は5人で行い、その積算値を求めた。
・標準シャンプーの処方(pH7.0)
25%ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩 62.0%
ラウリン酸ジエタノールアミド 2.3%
エデト酸二ナトリウム 0.15%
安息香酸ナトリウム 0.5%
塩化ナトリウム 0.8%
75%リン酸 適量
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(評価基準)
(1)乾燥後、しっとり潤う
4:非常にしっとり潤う
3:ややしっとり潤う
2:あまりしっとり潤わない
1:しっとり潤わない
(2)乾燥後、さらさらする(平滑性)
4:非常にさらさらする
3:ややさらさらする
2:あまりさらさらしない
1:さらさらしない
(3)乾燥後、毛髪に手で触れた時ひんやりする(ひんやり感)
4:非常にひんやりする
3:ややひんやりする
2:あまりひんやりしない
1:ひんやりしない
(4)乾燥後、髪の揃い易さ
4:非常に髪が揃い易い
3:やや髪が揃い易い
2:あまり髪が揃い易くない
1:髪が揃い易くない
(5)乾燥後、頭皮が柔軟
4:非常に頭皮が柔軟である
3:やや頭皮が柔軟である
2:あまり頭皮が柔軟でない
1:頭皮が柔軟でない
(評価方法2:ひんやり感の物性評価)
ストレートパーマ1回、ブリーチ2回処理を施した日本人女性の毛髪をダメージ毛髪とし、それぞれ20g(長さ15〜20cm、平均直径80μm)の毛髪束を、上記の組成の標準シャンプー2gを用いて洗浄した毛髪束に、表1に示すコンディショナー2gを塗布し、毛髪全体に十分に馴染ませた後、およそ30秒間約40℃の流水下で濯ぎ、ついで、タオルドライを行い、ドライヤーで十分に乾燥させた。乾燥した毛髪を10回繰り返し測定し、平均化した値をqmaxとした。
KEF−F7 フィンガーロボットサーモラボ(カトーテック株式会社製)を測定機として使用し、測定部位(センサー)を上記毛束に接触させ、その時の熱移動量qmax(mW/cm)を測定した。
熱移動量は、以下のようにして測定した。
H.Tanamachi, Temperature as a moisture cue in haptics on hair, Int.J.Cos.Sci.,in pressに記載した方法に従い、20℃、40%RH環境下において、約20gの毛束にKEF−F7 フィンガーロボットサーモラボ(カトーテック株式会社製)のシリコーンゴムで覆われた温度センサー部を体温と同じ36℃に暖め、接触させた。接触時に温度センサーの熱が毛束に移動するが、その時の熱信号変化から熱移動速度qを計測し、ピーク値qmax(mW/cm)を算出した。
Figure 2012140358
なお、表1中の各成分の原料名、及び製造元はそれぞれ下記の通りである。
・N,N−ジメチル−3−オクタデシロキシプロピルアミン
(原料名)ファーミンDM E−80 (製造元)花王株式会社
・N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ドコサナミド
(原料名)AMIDET APA−22 (製造元)花王スペイン
・ポリオキシエチレン・2−メチルプロピレン・アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エタノール液
(原料名)DOW CORNING TORAY SS−3588 (製造元)東レ・ダウコーニング社
・ビス(C13−15アルコキシ)プロピレングリコールアモジメチコン
(原料名)JP−8500 CONDITIONING AGENT (製造元)東レ・ダウコーニング社
・ハス花エキス
(原料名)ハス花エキスKA(乾燥重量0.2質量%) (製造元)香栄興業株式会社
・ジメチルポリシロキサン
(原料名)BY11−039 (製造元)東レ・ダウコーニング社
・18−メチルエイコサン酸
(原料名)18MEA (製造元)クローダジャパン株式会社
・乳酸
(原料名)ムサシノ乳酸90(act.90%) (製造元)株式会社武蔵野化学研究所
また、表1中、ハス花エキス(質量%)は、以下のようにして算出した。
・ハス花エキス
本品2gを量り、水浴上で蒸発乾固した。残留物を105℃で4時間乾燥し、デシケーター(シリカゲル)中で放冷した後、残留物の質量を量った。残留物は0.1〜0.5質量%であった。
(実施例7〜8)
下記に示す組成の毛髪化粧料を、常法により調製し評価した。なお、pHは各組成物を水で20質量倍希釈し、25℃で測定した値である。
(実施例7) ヘアコンディショナー(pH3.3)
(質量%)
N,N−ジメチル−3−オクタデシルオキシプロピルアミン 2.0
ステアリルアルコール 5.0
ジプロピレングリコール 1.0
ベンジルアルコール 3.0
18−メチルエイコサン酸 0.5
ポリオキシエチレン・2−メチルプロピレン・アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エタノール液 0.2
ヒマワリ油 0.5
ハス花エキス(乾燥重量0.2質量%) 0.1
ジメチルポリシロキサン 2.5
乳酸 1.5
香料 0.4
水酸化ナトリウム 適量
イオン交換水 残量
上記ヘアコンディショナーは、湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性を付与し、乾燥後のさらさら感、しっとり感、髪の揃い易さ、ひんやり感、頭皮の柔軟性に優れる。
(実施例8) ヘアコンディショナー(pH3.3)
(質量%)
N,N−ジメチル−3−オクタデシルオキシプロピルアミン 0.5
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.0
ステアリルアルコール 5.0
ジプロピレングリコール 1.0
ベンジルアルコール 0.5
フェノキシエタノール 0.1
グリセリン 5.0
ポリプロピレングリコール 2.5
18−メチルエイコサン酸 0.5
ビス(C13−15アルコキシ)プロピレングリコールアモジメチコン
0.2
ハス花エキス(乾燥重量0.2質量%) 0.002
メチルポリシロキサン混合液 2.5
乳酸 1.5
香料 0.4
水酸化ナトリウム 適量
イオン交換水 残量
上記ヘアコンディショナーは、湿潤時から乾燥後まで良好な柔軟性を付与し、乾燥後のさらさら感、しっとり感、髪の揃い易さ、ひんやり感、頭皮の柔軟性に優れる。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(C):
    (A)第3級アミン化合物またはその塩
    (B)一般式(1)又は(4)で表されるアミノ変性シリコーン
    Figure 2012140358
    〔式中、Rはそれぞれ独立して、炭素数1〜10の1価の炭化水素基、ヒドロキシ基又はアルコキシ基を示し、Rはそれぞれ独立して置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、Rは炭素数1〜10の2価の炭化水素基を示し、Rは式(2)又は(3)で表される基を示し、
    Figure 2012140358
    (Yは水素原子又は基−CH−CH(OH)−R−OH(Rは前記と同じ)を示し、Rは水素原子又は基−RNY(Y及びRは前記と同じ)を示す。ただし、全てのYが水素原子となることはない。)、aは25〜1000の数を示し、bは1〜200の数を示す。〕
    Figure 2012140358
    〔式中、Rは、それぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、RはR又はEを示し、Eは−R−Zで表される基を示し(ここでRは直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)、Xは2価の基を示し、cは2以上の数、dは1以上の数、nは2〜10の数、eは4以上の数、fは2以上の数をそれぞれ示す。〕
    (C)ハス科ハス属のハスまたはその抽出物
    及び水を含有する毛髪化粧料。
  2. 成分(B)と成分(C)との質量割合(C)/(B)が0.5以下である請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. (D)ジメチルポリシロキサンを含有する請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
  4. 成分(C)の乾燥重量と成分(D)との質量割合(C)/(D)が1×10−7以上、1×10−2以下である請求項3記載の毛髪化粧料。
  5. 成分(C)の乾燥重量が0.1×10−6〜0.5×10−2質量%である請求項1乃至3いずれか一項に記載の毛髪化粧料。
  6. 成分(B)の含有量が0.01〜2質量%である請求項1乃至5いずれか一項に記載の毛髪化粧料。
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