JP2012127552A - 空調システムにおける伝送異常の判断方法 - Google Patents

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大介 信龍
Yasuyuki Aisaka
泰之 相阪
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Abstract

【課題】空調システムにおいて室外空調容量と室内空調容量とが適切な関係となるように室外ユニットと室内ユニットが接続されていることを利用して伝送異常が生じているか否かを判断しやすくすることが可能な、空調システムにおける伝送異常の判断方法を提供する。
【解決手段】室内ユニット4、5、6、7の室内空調容量の総和と、室外ユニット1、2の室外空調容量の総和と、の比率が所定の関係となるように構成された空調システム100における伝送異常の判断方法であって、室外ユニット1の室外親機CPU13が、室内通信部41、51、61、71、室外親機通信部11、室外子機通信部21を用いた通信により、室内空調容量および室外空調容量の各情報の取得を試み、取得した情報に基づいて室内空調容量の総和および室外空調容量の総和を算出し、比較することにより伝送異常の有無を判断する。
【選択図】図6

Description

本発明は、空調システムにおける伝送異常の判断方法に関する。
従来より、空気調和装置においてが現地に施工される際に、電気配線の接続が適切に行われているか否かを判断することが行われている。
例えば、特許文献1(特開平7−71802号公報)に記載の空気調和装置では、接続作業を行った各信号線において送信側からチェック信号を送信し、受信側において適切に受信ができた場合には、信号線毎に対応させて設けられているLEDを点灯させる構成としており、誤配線や断線の有無を確認できるようにしている。
ここで、通常、空調システムにおける室外ユニットと室内ユニットとは、ユーザが希望する空調容量の程度となるように、室外側と室内側とのいずれか一方の容量が大きすぎたり小さすぎたりしないように、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和との適切な関係を確保するように室外ユニットや室内ユニットの機種が選ばれて構成されている。このように空調システムを構成することで、室外ユニットや室内ユニットの一部において能力不足が生じにくいようにすることができ、オーバースペックとなって必要以上に空調システムのコストが高くなることを回避することができるようにしている。
仮に、このような空調システムに対して、上記特許文献1(特開平7−71802号公報)に記載の誤配線や断線の判断方法を採用する場合には、誤配線や断線を示すためのLEDを、室外ユニットの全ての機種および室内ユニットの全ての機種において搭載することが必要になってしまう。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、空調システムにおいて室外空調容量と室内空調容量とが適切な関係となるように室外ユニットと室内ユニットが接続されていることを利用して伝送異常が生じているか否かを判断しやすくすることが可能な、空調システムにおける伝送異常の判断方法を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法は、室内ユニットの室内空調容量の総和と、室外ユニットの室外空調容量の総和と、の比率が所定の関係となるように構成された空調システムにおける伝送異常の判断方法である。室内ユニットは、室内通信手段、および、自身の室内空調容量に関する情報を記憶している室内記憶手段を有している。室外ユニットは、室外通信手段、および、自身の室外空調容量に関する情報を記憶している室外記憶手段を有している。室内ユニットおよび室外ユニットのうちの少なくともいずれか1つの判断主体が、室内通信手段および室外通信手段を用いた通信により室内空調容量に関する情報および室外空調容量に関する情報を空調システム全体について取得することを試みる。そして、この判断主体は、取得した情報に基づいて室内ユニットの室内空調容量の総和および室外ユニットの室外空調容量の総和を算出し、算出された室内空調容量の総和と室外空調容量の総和とを比較することにより伝送異常の有無を判断する。ここでの空調システムとしては、例えば、1台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニットが冷媒配管を介して接続されて構成されたもの、1台の室内ユニットに対して複数台の室外ユニットが冷媒配管を介して接続されて構成されたもの、複数台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニットが冷媒配管を介して接続されて構成されたものが含まれる。室内空調容量に関する情報は、例えば、室内空調容量そのものを示す情報であってもよいし、判断主体が機種と空調容量との対応情報テーブルを有している場合等においては室内ユニットの機種を示す情報であってもよい。
この空調システムにおける伝送異常の判断方法では、室内ユニットの室内空調容量の総和と室外ユニットの室外空調容量の総和との比率が所定の関係となるように構成された空調システムにおいて、室内通信手段および室外通信手段を用いた通信を行うことで得られた室内空調容量に関する情報および室外空調容量に関する情報に基づいて、室内空調容量の総和と室外空調容量の総和とを比べている。このため、空調システムを構成している室外ユニットの室外空調容量や室内ユニットの室内空調容量の情報のうち、伝送異常が生じることなく実際に通信が確立していたために室外通信手段や室内通信手段を用いた通信によって取得することができた情報に基づいて、室内空調容量の総和と室外空調容量の総和とを比べている。これにより、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和との関係が適切な空調システムにおいて、伝送異常の有無を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第2観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法は、第1観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法において、空調システムは、室外通信手段、および、自身の室外空調容量に関する情報を記憶している室外記憶手段をそれぞれが有している複数の室外ユニットを含んで構成されている。そして、複数の室外ユニットおよび室内ユニットのうちの少なくとも1つが判断主体である。
この空調システムにおける伝送異常の判断方法は、複数の室外ユニットを備えて構成された空調システムに対して用いられる。各室外ユニットは、室外通信手段、および、自身の室外空調容量に関する情報を記憶している室外記憶手段を有しているため、室外通信手段や室内通信手段を用いた通信を行うことによって、判断主体は、空調システムを構成している室外ユニットの室外空調容量や室内ユニットの室内空調容量の情報のうち、伝送異常が生じることなく実際に通信が確立していたために室外通信手段や室内通信手段を用いた通信によって取得することができた室外空調容量の総和を把握することができる。これにより、空調システムにおいて、室外ユニットが複数設けられている場合においても、伝送異常を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第3観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法は、第2観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法において、空調システムは、室内通信手段、および、自身の室内空調容量に関する情報を記憶している室内記憶手段をそれぞれが有している複数の室内ユニットを含んで構成されている。そして、複数の室外ユニットおよび複数の室内ユニットのうちの少なくとも1つが判断主体である。
この空調システムにおける伝送異常の判断方法は、複数の室外ユニットおよび複数の室内ユニットを備えて構成された空調システムに対して用いられる。各室外ユニットは、室外通信手段、および、自身の室外空調容量に関する情報を記憶している室外記憶手段を有しており、各室内ユニットは、室内通信手段、および、自身の室内空調容量に関する情報を記憶している室内記憶手段を有している。このため、室外通信手段や室内通信手段を用いた通信を行うことによって、判断主体は、空調システムを構成している室外ユニットの室外空調容量や室内ユニットの室内空調容量の情報のうち、伝送異常が生じることなく実際に通信が確立していたために室外通信手段や室内通信手段を用いた通信によって取得することができた室外空調容量の総和および室内空調容量の総和を把握することができる。これにより、空調システムにおいて、室外ユニットが複数設けられており、室内ユニットも複数設けられている場合においても、伝送異常を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第4観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法は、第2観点または第3観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法において、判断主体は、複数の室外ユニットのうちのいずれか1つである。
この空調システムにおける伝送異常の判断方法では、第2観点に係る空調システムに適用した場合には、室外ユニットが複数設けられている場合の各室外ユニット間の伝送異常を発見しやすくなる。また、第3観点に係る空調システムに適用した場合には、室外ユニットが複数設けられている場合の各室外ユニット間の伝送異常、または、室内ユニットが複数設けられている場合の各室内ユニット間の伝送異常を発見しやすくなる。
本発明の第5観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法は、第1観点から第4観点のいずれかに係る空調システムにおける伝送異常の判断方法において、伝送異常が生じていると判断した場合に、判断主体は、伝送異常の発生を報知部によって報知する。
この空調システムにおける伝送異常の判断方法では、空調システムにおいて伝送異常が生じていることをサービスエンジニア等に知らせることが可能になる。
本発明の第1観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法では、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和との関係が適切な空調システムにおいて、伝送異常の有無を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第2観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法では、空調システムにおいて、室外ユニットが複数設けられている場合においても、伝送異常を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第3観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法では、空調システムにおいて、室外ユニットが複数設けられており、室内ユニットも複数設けられている場合においても、伝送異常を発見しやすくすることが可能になっている。
本発明の第4観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法では、室外ユニットおよび/または室内ユニットが複数設けられている場合において、各室外ユニット間および/または各室内ユニット間の伝送異常を発見しやすくなる。
本発明の第5観点に係る空調システムにおける伝送異常の判断方法では、空調システムにおいて伝送異常が生じていることをサービスエンジニア等に知らせることが可能になる。
本発明の一実施形態が採用された、伝送異常が生じていないシステム構成概略図である。 本発明の一実施形態が採用された、伝送異常が生じていないブロック構成図である。 本発明の一実施形態が採用された冷媒回路の概略図である。 本発明の一実施形態が採用された、伝送異常が生じているシステム構成概略図である。 本発明の一実施形態が採用された、伝送異常が生じているブロック構成図である。 伝送異常の判断フローチャートである。 他の実施形態Aに係る、伝送異常が生じていないブロック構成概略図である。 他の実施形態Bに係る、伝送異常が生じていないブロック構成概略図である。
以下、本発明の空調システムにおける伝送異常の一実施形態について説明する。
(1)全体概略構成
伝送異常の判断方法が適用される一実施形態としての空調システム100のシステム構成概略図を、図1に示す。この空調システム100のブロック構成図を、図2に示す。また、この空調システム100の冷媒回路を示す図を、図3に示す。
空調システム100は、複数の室外ユニット1、2と、複数の室内ユニット4、5、6、7と、コントローラ9とが、伝送ラインを介して接続された状態で利用される。以下、各構成および伝送ラインによる接続形態について説明する。
室外ユニット1は、空調システム100の全体の制御を行ういわゆる親機としての機能を有しており、室外親機通信部11、室外親機記憶部12、および、室外親機CPU13を有している。室外親機通信部11は、後述する室外ユニット2の室外子機通信部21や、室内ユニット4の第1室内通信部41や、コントローラ9のリモコン通信部91と、伝送ラインを介して接続され、情報のやり取りを行う。室外親機記憶部12は、室外ユニット1の機種を示す情報、室外ユニット1の室外空調容量を示す情報、室外親機CPU13が行う各種制御に利用するための情報、および、温度や消費電力等の履歴情報等が記憶されている。室外親機CPU13は、室外親機通信部11が取得した情報や、室外親機記憶部12に格納されている情報に基づいて、伝送異常が生じているか否かの判断処理や、その他各種制御を行う。なお、この室外ユニット1の中では、図3に示すように、圧縮機15、四路切換弁16、室外熱交換器17、室外膨張弁18がこの順に接続されて冷媒回路の一部を構成している。また、この室外ユニット1の中には、室外熱交換器17に対して空気流れを供給する室外ファン19が設けられている。室外親機CPU13は、これらの要素について運転制御を行う。本実施形態において、室外ユニット1に設けられている圧縮機15と室外熱交換器17等から定まる室外空調容量は、10馬力(HP)となっている。
室外ユニット2は、室外ユニット1に対してのみ伝送ラインを介して接続された室外子機通信部21、室外子機記憶部22、室外子機CPU23を有している。室外子機記憶部22は、室外ユニット2の機種を示す情報、室外ユニット2の室外空調容量を示す情報、室外親機CPU23が行う各種制御に利用するための情報、および、温度や消費電力等の履歴情報等が記憶されている。この室外ユニット2の中には、室外ユニット1と同様に、四路切換弁26、室外熱交換器27、室外膨張弁28がこの順に接続されて冷媒回路の一部を構成している。また、この室外ユニット2の中には、室外熱交換器27に対して空気流れを供給する室外ファン29が設けられている。室外子機CPU23は、これらの要素について運転制御を行う。本実施形態において、室外ユニット2に設けられている圧縮機25と室外熱交換器27等から定まる室外空調容量は、室外ユニット1と同様に10馬力(HP)となっている。
室内ユニット4は、第1室内通信部41、第1室内記憶部42、第1室内CPU43を有している。第1室内通信部41は、室外ユニット1の室外親機通信部11と伝送ラインを介して接続され、各種情報のやり取りを行う。第1室内記憶部42は、室内ユニット4の機種を示す情報、室内ユニット4の室内空調容量を示す情報、および、室内温度や設定温度等の履歴情報等が記憶されている。この室内ユニット4の中には、室内熱交換器45、室内膨張弁46設けられており、冷媒回路の一部を構成している。また、この室内ユニット4の中には、室内熱交換器45に対して空気流れを供給する室内ファン47が設けられている。第1室内CPU43は、室外親機CPU13からの指令を伝送ラインを介して受信し、室内膨張弁46の弁開度や室内ファン47の風量を制御する。本実施形態において、室内ユニット4に設けられている室内熱交換器等から定まる室内空調容量は、5馬力(HP)となっている。
室内ユニット5は、第2室内通信部51、第2室内記憶部52、第2室内CPU53を有している。第2室内通信部51は、室内ユニット4の第1室内通信部41と伝送ラインを介して接続され、各種情報のやり取りを行う。第2室内記憶部52は、室内ユニット5の機種を示す情報、室内ユニット5の室内空調容量を示す情報、および、室内温度や設定温度等の履歴情報等が記憶されている。この室内ユニット5の中には、室内熱交換器55、室内膨張弁56設けられており、冷媒回路の一部を構成している。なお、室内ユニット4、5、6、7は、冷媒回路における室外ユニット1、2の構成要素に対して、並列に設けられている。また、この室内ユニット5の中には、室内熱交換器55に対して空気流れを供給する室内ファン57が設けられている。第2室内CPU53は、室外親機CPU13からの指令を伝送ラインや第1室内通信部41を介して受信し、室内膨張弁56の弁開度や室内ファン57の風量を制御する。本実施形態において、室内ユニット5に設けられている室内熱交換器等から定まる室内空調容量は、室内ユニット4と同様に、5馬力(HP)となっている。
室内ユニット6は、第3室内通信部61、第3室内記憶部62、第3室内CPU63を有している。第3室内通信部61は、室内ユニット5の第2室内通信部51と伝送ラインを介して接続され、各種情報のやり取りを行う。第3室内記憶部62は、室内ユニット6の機種を示す情報、室内ユニット6の室内空調容量を示す情報、および、室内温度や設定温度等の履歴情報等が記憶されている。この室内ユニット6の中には、室内熱交換器65、室内膨張弁66設けられており、冷媒回路の一部を構成している。また、この室内ユニット6の中には、室内熱交換器65に対して空気流れを供給する室内ファン67が設けられている。第3室内CPU63は、室外親機CPU13からの指令を伝送ライン、第1室内通信部41および第2室内通信部51を介して受信し、室内膨張弁66の弁開度や室内ファン67の風量を制御する。本実施形態において、室内ユニット6に設けられている室内熱交換器等から定まる室内空調容量は、室内ユニット4、5と同様に、5馬力(HP)となっている。
室内ユニット7は、第4室内通信部71、第4室内記憶部72、第4室内CPU73を有している。第4室内通信部71は、室内ユニット6の第3室内通信部61と伝送ラインを介して接続され、各種情報のやり取りを行う。第4室内記憶部72は、室内ユニット7の機種を示す情報、室内ユニット7の室内空調容量を示す情報、および、室内温度や設定温度等の履歴情報等が記憶されている。この室内ユニット7の中には、室内熱交換器75、室内膨張弁76設けられており、冷媒回路の一部を構成している。また、この室内ユニット7の中には、室内熱交換器75に対して空気流れを供給する室内ファン77が設けられている。第4室内CPU73は、室外親機CPU13からの指令を伝送ライン、第1室内通信部41、第2室内通信部51および第3室内通信部61を介して受信し、室内膨張弁76の弁開度や室内ファン77の風量を制御する。本実施形態において、室内ユニット7に設けられている室内熱交換器等から定まる室内空調容量は、室内ユニット4、5、6と同様に、5馬力(HP)となっている。
コントローラ9は、室外親機通信部11と伝送ラインを介して接続されているリモコン通信部91、リモコン記憶部92、リモコンCPU93、液晶表示部である表示出力部94を有している。リモコン記憶部92は、ユーザから入力された設定条件の情報等を格納している。リモコンCPU93は、ユーザから受け付けた各種設置情報等を、伝送ラインを介して室外親機通信部11に送信させたり、室外親機通信部11から受信した情報を表示出力部94に文字情報を表示出力させたりする処理を行う。
(2)伝送異常の判断方法
本実施形態の伝送ラインは、空調システム100を現地に施工する際に設けられるが、接続状態が良好でない場合や断線が生じている場合には、空調システム100において意図した運転状態を実現させることができないため、伝送ラインを介した情報のやり取りが適切に行われているか、すなわち、伝送異常が生じていないかどうかを判断する。
例えば、図4、図5に示すように、室外ユニット1の室外親機通信部11と、室外ユニット2の室外子機通信部21との伝送ラインによる接続に異常があり、伝送異常が生じている場合には、室外ユニット2の室外子機CPU23に適切な指令を送り届けることができず、室外ユニット2の圧縮機25、四路切換弁26、室外膨張弁28、室外ファン29を意図した運転状態にすることができない。
これに対して、本実施形態では、伝送異常が生じているか否かの判断を行っている。
具体的には、図6のフローチャートに示すように、室外親機CPU13が、伝送ラインを介して接続されている対象から、必要な情報を集め、集まった情報をもとに伝送異常が生じているか否かを判断する。
ステップS10では、室外親機CPU13は、室外親機通信部11に対して伝送ラインを介して通信可能に接続されている室外ユニットから、その通信可能に接続されている室外ユニットの室外空調容量の情報を取得する。具体的には、図1、2に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21とが通信可能に接続されている場合には、室外親機通信部11から室外子機通信部21に向けて室外ユニット2の室外空調容量を要求する旨の信号を送信する。その後、室外子機CPU23は、室外子機記憶部22に格納されている室外ユニット2の室外空調容量を示す情報を読み出して、室外子機通信部21から室外親機通信部11に向けて送信させる。また、室外親機CPU13は、自己の室外ユニット1の室外空調容量を格納している室外親機記憶部12から室外空調容量を読み出す。なお、図4、5に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21の伝送ラインが通信可能になっていない場合には、室外親機通信部11は、室外ユニット2の室外空調容量を把握しないことになる。
ステップS20では、室外親機CPU13は、自己の室外ユニット1の室外空調容量と、室外親機通信部11が伝送ラインを介して取得した他の室外ユニットの室外空調容量との総和を算出する。ここでは、図1、2に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21とが通信可能に接続されている場合には、室外親機CPU13は、室外空調容量の総和が、室外ユニット1の10馬力に室外ユニット2の10馬力を加えた合計として、20馬力の室外空調容量があると判断する。これに対して、図4、5に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21の伝送ラインが通信可能になっていない場合には、室外親機CPU13は、室外空調容量の総和が、室外ユニット1の10馬力だけ、室外空調容量があると判断する。
ステップS30では、室外親機CPU13は、室外親機CPU13は、室外親機通信部11に対して伝送ラインを介して通信可能に接続されている室内ユニットから、その通信可能に接続されている室内ユニットの室内空調容量の情報を取得する。具体的には、図1、2に示すように、室外親機通信部11に対して伝送ラインを介して接続されている室内ユニット4の第1室内通信部41、さらに伝送ラインを介して接続されている室内ユニット5の第2室内通信部51、さらに伝送ラインを介して接続されている室内ユニット6の第3室内通信部61、さらに伝送ラインを介して接続されている室内ユニット7の第4室内通信部61に対して、室外親機通信部11から各室内ユニットの室内空調容量を要求する旨の信号を送信する。その後、第1室内CPU43は、第1室内記憶部42に格納されている室内ユニット4の室内空調容量を示す情報を読み出して、第1室内通信部41から室外親機通信部11に向けて送信させる。第2室内CPU53は、第2室内記憶部52に格納されている室内ユニット5の室内空調容量を示す情報を読み出して、第2室内通信部51から伝送ラインや第1室内通信部41を介して室外親機通信部11に向けて送信させる。第3室内CPU63は、第3室内記憶部62に格納されている室内ユニット6の室内空調容量を示す情報を読み出して、第3室内通信部61から伝送ラインや第1室内通信部41、第2室内通信部51を介して室外親機通信部11に向けて送信させる。第4室内CPU73は、第4室内記憶部72に格納されている室内ユニット7の室内空調容量を示す情報を読み出して、第4室内通信部71から伝送ラインや第1室内通信部41、第2室内通信部51、第3室内通信部61を介して室外親機通信部11に向けて送信させる。なお、伝送ラインが通信可能になっていない部分があると、その部分を介した通信が不可能になることから、室外親機通信部11は、当該部分よりも先に接続されている室内ユニットの室内空調容量を把握しないことになる。
ステップS40では、室外親機CPU13は、室外親機通信部11が伝送ラインを介して取得した室内ユニットの室外空調容量の総和を算出する。ここでは、室外親機通信部11と各第1〜第4室内通信部41、51、61、71とが通信可能に接続されている場合には、室外親機CPU13は、室内空調容量の総和が、室内ユニット4の5馬力、室内ユニット5の5馬力、室内ユニット6の5馬力、室内ユニット7の5馬力を合計して、20馬力の室内空調容量があると判断する。これに対して、室外親機通信部11と通信可能に接続されていない部分がある場合には、室外親機CPU13は、室内空調容量の総和が、20馬力より少ない値であると判断する。
ステップS50では、室外親機CPU13は、室外空調容量の総和と、室内空調容量の総和とのバランスが所定条件を満たしているか否かを判断する。ここで、本実施形態において所定条件は、室外空調容量の総和の140%よりも、室内空調容量の総和が少ないこと、として定めている。なお、この140%という基準は、室内ユニット側の室内空調容量の総和が多少多めである空調システムを許容する意図で定められているが、特にこの値に限定されるものではない。この所定条件を満たした場合には、ステップS60に移行し、満たさない場合はステップS70に移行する。
ステップS60では、室外親機CPU13は、室外親機通信部11からコントローラ9のリモコン通信部91に向けて、伝送異常が無い旨の表示出力を行わせる指令を送る。この指令を受けたコントローラ9は、リモコンCPU93が表示出力部94において、伝送異常が無いことを文字情報として表示出力させる。この文字情報は、所定の情報コードであってもよいし、“伝送異常無し”という具体的な言葉による表示出力であってもよい。ここで、図1、2に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21とが通信可能に接続されている場合には、室外親機CPU13は、室外空調容量の総和を20馬力として把握しており、室内空調容量の総和を20馬力として把握しているため、上記所定条件を満たすと判断することになる。これに対して、図4、5に示すように、室外親機通信部11と室外子機通信部21の伝送ラインが通信可能になっていない場合には、室外親機CPU13は、室外空調容量の総和を10馬力として把握しており、室内空調容量の総和を20馬力として把握しているため、室外空調容量の総和に対する室内空調容量の総和が大きすぎるために、上記所定条件を満たしていないと判断することになる。
ステップS70では、室外親機CPU13は、室外親機通信部11からコントローラ9のリモコン通信部91に向けて、伝送異常が生じている旨の表示出力を行わせる指令を送る。この指令を受けたコントローラ9は、リモコンCPU93が表示出力部94において、伝承異常が生じていることを文字情報として表示出力させる。この文字情報は、所定の情報コード(例えば、異常の種類を特定可能な異常コード等)であってもよいし、“伝送異常有り”という具体的な言葉による表示出力であってもよい。
(3)本実施形態の特徴
通常、空調システムにおける室外ユニットと室内ユニットとは、ユーザが希望する空調容量の程度となるように、室外ユニットや室内ユニットの機種を選んで構成されている。このため、空調システムにおいて、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和とは、適切な関係となっており、室外ユニットや室内ユニットの一部において能力不足が生じにくく、オーバースペックとならないようにして空調システムのコストをできるだけ小さく抑えることが可能になっている。
そして、このような空調システムを現地に施工する際に、各室外ユニットや各室内ユニットを伝送ラインによって接続する作業が行われるが、ここで通信を確立させることができないような接続状態になっている部分が生じることがある。このように伝送異常が生じている場合には、外形的には、ユーザの希望する空調容量であって室外側と室内側の空調容量のバランスのとれた空調システムが施工されているにも関わらず、伝送ラインによって実際に通信が確率されている部分については、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和とが本来の適切な関係になっていないことがある。
これに対して、本実施形態の伝送異常の判断方法では、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和とが適切な関係である空調システム100の伝送異常を判断する場合に、各室外ユニットや室内ユニットにおいてそれぞれ自己の室外空調容量や室内空調容量を示す情報を予め格納させた記憶部を持たせている。そして、当該空調システム100の全体のうち、伝送異常が生じることなく実際に伝送ラインを介した通信が確立していたために通信によって取得することができた情報のみに基づいて、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和の比率を特定し、所定条件を満たしているか否かを判断している。
これにより、空調システムにおいて室外空調容量と室内空調容量とが適切な関係となるように室外ユニットと室内ユニットが接続されて例外回路が構成されていることを利用して、伝送異常が生じているか否かを把握しやすくすることが可能になっている。また、サービスエンジニアは、コントローラ9の表示出力部94において伝送異常の判断結果が表示出力されることによって、伝送異常の判断結果を視覚的に把握することができる。
なお、上述の通信によって取得した情報に基づいて室外空調容量の総和と室内空調容量の総和を比較して所定条件を満たすか否かを判断しただけでは、原因が伝送異常であることを完全に特定することはできずに、伝送異常以外の原因によって所定条件を満たさなくなっている可能性が残存する場合もあるが、少なくとも施工した空調システムにおいて伝送異常が生じている可能性を把握することができるようになっている。
なお、本実施形態において、室外ユニット1の室外親機通信部11と室外ユニット2の室外子機通信部21とが通信可能となるように接続されていない場合において、室内ユニット5の第2室内通信部51と室内ユニット6の第3室内通信部61とが通信可能となるように接続されていない場合には、室外親機CPU13は、室外空調容量が10馬力であり、室内空調容量が10馬力であり、所定条件を満たしていると判断してしまうことになる。しかし、このような事態は生じにくく、仮に生じたとしても、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和とのバランスが著しく欠けているわけではないため、そのまま空調システムを運転させることがあっても、バランスが欠けている場合と比較して不具合や機器へのダメージ等が生じにくい。
(4)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更した形態についても含まれる。
(4−1)他の実施形態A
上記実施形態では、室外ユニットが複数台接続されて構成された冷媒回路を有する空調システム100において伝送異常を判断する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、図7に示すように、1台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニットが接続されて構成された空調システム200であってもよい。なお、図7において、上記実施形態の対応する構成については同じ部材番号で示している。
(4−2)他の実施形態B
上記実施形態では、室外ユニットが複数台接続されて構成された冷媒回路を有する空調システム100において伝送異常を判断する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、図8に示すように、複数台の室外ユニットに対して1台の室内ユニットが接続されて構成された空調システム300であってもよい。この空調システム300は、冷媒回路において室外ユニット1に対して並列に接続されている、室外ユニット302および室外ユニット303を有している。室外ユニット302は、室外ユニット1の室外親機通信部11と伝送ラインを介して接続された第1室外子機通信部321、第1室外子機記憶部322、および、第1室外子機CPU323を有している。室外ユニット303は、室外ユニット2の第1室外子機通信部321と伝送ラインを介して接続された第2室外子機通信部331、第2室外子機記憶部332、および、第2室外子機CPU333を有している。なお、図8において、上記実施形態の対応する構成については同じ部材番号で示している。
(4−3)他の実施形態C
上記実施形態では、通信によって室外空調容量を示す情報や室内空調容量を示す情報そのものを親機が直接取得する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、室外ユニット2、室内ユニット4、5、6、7から親機としての室外ユニット1に送信される情報は、室外ユニットの室外空調容量や室内ユニットの室内空調容量を示す情報そのものではなく、室外ユニットの機種や室内ユニットの機種を示す情報だけであってもよい。この場合には、親機としての室外ユニット1の室外親機記憶部12において、当該機種と対応させた室外空調容量や室内空調容量の情報を示す情報テーブルを予め格納させておくことで、室外親機CPU13がこれを参照しながら室外ユニットの室外空調容量や室内ユニットの室内空調容量を把握するようにしてもよい。
なお、ここで送信される室外空調容量や室内空調容量ではない情報としては、室外親機記憶部12に格納された情報テーブルを参照して対応関係を把握できるようにしておけば、機種を示す情報に限られず、室外空調容量や室内空調容量を特定することができる情報であればよい。
(4−4)他の実施形態D
上記実施形態では、室外ユニット1を空調システム100の親機として、室外ユニット1の室外親機CPU13を主体とした通信処理を行わせる空調システム100を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、室内ユニット4を空調システムの親機として、室内ユニット4の第1室内CPU43を主体として、上述した室外親機CPU13と同様の機能を実行させるように構成してもよい。
(4−5)他の実施形態E
上記実施形態では、室外ユニット1の室外親機通信部11から延びた伝送ラインによって室外ユニット2の室外子機通信部21が接続され、室外ユニット1の室外親機通信部11から延びた別の伝送ラインによって室内ユニット4の第1室内通信部41が接続され、室内ユニット2の第2室内通信部51はこの第1室内通信部41から延びる伝送ラインを介して間接的に接続されている空調システム100を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、室外ユニット1の室外親機通信部11が、室外ユニット2の室外子機通信部21、室内ユニット4の第1室内通信部41、室内ユニット5の第2室内通信部51、室内ユニット6の第3室内通信部61、および、室内ユニット7の第4室内通信部71のそれぞれと伝送ラインを介して直接的に接続されて通信網が構成されていてもよい。この場合には、室外ユニット1の室外親機CPU13は、室外子機通信部21、第1室内通信部41、第2室内通信部51、第3室内通信部61、および、第4室内通信部71を対象として、室外親機通信部11にパラレル通信を行わせ、各ユニットの空調容量の情報を把握するようにしてもよい。
(4−6)他の実施形態F
上記実施形態では、伝送異常の有無の判断結果を、コントローラ9の表示出力部94の液晶表示部を用いて文字情報として表示出力する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、伝送異常の有無の判断結果を報知するための手段としては、LEDを設けて点灯、点滅させたり、音声出力手段を設けて音声によって報知させたりしてもよい。また、報知するための手段は、コントローラ9に限られず、室外ユニットや室内ユニットのうちのいずれかに設けられていてもよい。
(4−7)他の実施形態G
上記実施形態では、伝送ラインである有線を介して通信を行う場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、室外ユニット間や室外ユニットと室内ユニットとの間の通信が無線によって行われる空調システムにおいて、当該無線通信における伝送異常の有無を判断する方法として用いるようにしてもよい。
(4−8)他の実施形態H
上記実施形態では、室外空調容量の総和と室内空調容量の総和とが満たすべき所定条件として、室外空調容量の総和の140%よりも室内空調容量の総和が少ないこと、を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、所定条件として、室外空調容量の総和の50%よりも室内空調容量の総和が多いことという条件を、重畳的、もしくは、単独で設けるようにしてもよい。この場合には、室外ユニットが必要以上に設けられており、経済的な無駄が生じるシステム構成になっていることを把握することができる。
本発明の空調システムにおける伝送異常の判断方法は、例えば、室内ユニットおよび/または室外ユニットが複数設けられており、空調容量が適切な関係となるように構成されており、かつ、伝送異常が生じていないことを確認するために用いることが、特に有用である。
1、2、3 室外ユニット
4、5、6、7 室内ユニット
11 室外親機通信部(室外通信手段)
12 室外親機記憶部(室外記憶手段)
13 室外親機CPU(判断主体)
21 室外子機通信部(室外通信手段)
22 室外子機通信部(室外記憶手段)
41、51、61、71 第1〜第4室内通信部(室内通信手段)
42、52、62、72 第1〜第4室内記憶部(室内記憶手段)
43 第1室内CPU(判断主体)
94 表示出力部(報知部)
100、200、300 空調システム
特開平7−71802号公報

Claims (5)

  1. 室内ユニット(4、5、6、7)の室内空調容量の総和と、室外ユニット(1、2、3)の室外空調容量の総和と、の比率が所定の関係となるように構成された空調システム(100、200、300)における伝送異常の判断方法であって、
    前記室内ユニットは、室内通信手段(41、51、61、71)、および、自身の前記室内空調容量に関する情報を記憶している室内記憶手段(42、52、62、72)を有しており、
    前記室外ユニットは、室外通信手段(11、12、13)、および、自身の前記室外空調容量に関する情報を記憶している室外記憶手段(12、22、32)を有しており、
    前記室内ユニットおよび前記室外ユニットのうちの少なくともいずれか1つの判断主体(13、43)が、前記室内通信手段および前記室外通信手段を用いた通信により前記室内空調容量に関する情報および前記室外空調容量に関する情報を前記空調システム全体について取得することを試みて、前記取得した情報に基づいて前記室内ユニットの前記室内空調容量の総和および前記室外ユニットの前記室外空調容量の総和を算出し、前記算出された前記室内空調容量の総和と前記室外空調容量の総和とを比較することにより伝送異常の有無を判断する、
    空調システムにおける伝送異常の判断方法。
  2. 前記空調システム(100、300)は、前記室外通信手段、および、自身の前記室外空調容量に関する情報を記憶している前記室外記憶手段をそれぞれが有している複数の前記室外ユニットを含んで構成されており、
    前記複数の前記室外ユニットおよび前記室内ユニットのうちの少なくとも1つが前記判断主体(13、43)である、
    請求項1に記載の空調システムにおける伝送異常の判断方法。
  3. 前記空調システム(100)は、前記室内通信手段、および、自身の前記室内空調容量に関する情報を記憶している前記室内記憶手段をそれぞれが有している複数の前記室内ユニットを含んで構成されており、
    前記複数の前記室外ユニットおよび前記複数の前記室内ユニットのうちの少なくとも1つが前記判断主体(13、43)である、
    請求項2に記載の空調システムにおける伝送異常の判断方法。
  4. 前記判断主体(13)は、前記複数の前記室外ユニットのうちのいずれか1つである、
    請求項2または3に記載の空調システムにおける伝送異常の判断方法。
  5. 前記伝送異常が生じていると判断した場合に、前記判断主体(13、43)は、前記伝送異常の発生を報知部(94)によって報知する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空調システムにおける伝送異常の判断方法。
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