JP2012112578A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手が良く、冷気のエネルギー損失を抑えて冷却効率を向上させることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】断熱箱体11の内部に設けられた貯蔵室22と、貯蔵室22の背面に設けられたダクト60と、貯蔵室22内の空気を冷却する冷却器52と、貯蔵室22内の空気をダクト60を通して循環させるファン53とを備え、冷却器52が、貯蔵室22の背面上部であってファン53よりダクト60の下流側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
断熱箱体内の最上部に使用頻度の高い冷蔵室を配置し、その下方に野菜室や冷凍室など貯蔵室を配置し、冷蔵室の背面に設けたダクト内に冷却器とファンとを設け、ファンの動作により冷却器において生成された冷気がダクトを介して冷蔵室や野菜室に供給されることで、冷蔵室や野菜室を冷蔵温度に冷却する冷蔵庫が従来より知られている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
特開2009−168364号公報 特開2009−19850号公報
上記のような冷蔵庫では、冷蔵室の背面に設けられた冷却器やファンによって冷蔵室の背面壁が前方に突出する突部が形成されることにより、冷蔵室内の食品収納容積が減少したり、あるいは、使用者に圧迫感を与えることがある。また、ダクト内に設ける冷却器とファンの配置によっては、冷却器において生成された冷気のダクト内を流れる距離が長くなって、ダクト内を流通する間に冷気がエネルギーを損失しやすくなり、冷却効率が悪化するという問題がある。
そこで、本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、使い勝手が良く、冷気のエネルギー損失を抑えて冷却効率を向上させることができる冷蔵を提供することを目的とする。
本実施形態によれば、断熱箱体の内部に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室の背面に設けられたダクトと、前記貯蔵室内の空気を冷却する冷却器と、前記貯蔵室内の空気を前記ダクトを通して循環させるファンとを備え、前記冷却器が、前記貯蔵室の背面上部であって前記ファンより前記ダクトの下流側に配置されていることを特徴とする。
本発明の第1の実施形態にかかる冷蔵庫の断面図である。 図1の要部を拡大して示す図である。 図1に示す冷蔵庫の扉を省略した正面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる冷蔵庫の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態の変更例にかかる冷蔵庫の要部拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる冷蔵庫の要部拡大断面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫10は、図1に示すように、外郭を形成する外箱と貯蔵空間を形成する内箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体からなる冷蔵庫本体11を備え、貯蔵空間を断熱仕切体12によって上方の冷蔵空間20と下方の冷凍空間40とに区画している。
冷蔵空間20は、冷蔵温度(例えば、2〜3℃)に冷却される空間であって、内部がさらに仕切板21によって上下に区画されており、上部空間には上下に複数段(本実施形態では5段)の載置棚13を配設した冷蔵室22が設けられ、下部空間には引き出し式の収納容器26を配置する野菜室24が設けられている。
野菜室24の下方に配置した冷凍空間40は、冷凍温度(例えば、−18℃以下)に冷却される空間であって、比較的小容積の自動製氷機を備えた製氷室(不図示)と第1冷凍室44とが左右に併設され、その下方に第2冷凍室47が設けられている。
冷蔵室22の開口部は、冷蔵庫本体11の一側部の上下に設けられたヒンジにより回動自在に枢支された冷蔵室扉23により閉塞されている。
野菜室24、製氷室、第1冷凍室44および第2冷凍室47の開口部は、引き出し式扉25,45,48により閉塞されている。各引き出し式扉25,45,48の裏面側に固着した左右一対の支持枠には、収納容器26,46,49が保持されており、開扉動作とともに庫外に引き出されるように構成されている。
図2に示すように、冷蔵室22の背面には、冷蔵室22の下端部から上端部にかけて背面ダクト60が設けられている。また、冷蔵室22の背面上部には、冷蔵空間20内の空気を冷却する冷蔵用冷却器52が設けられ、冷蔵室22の背面下部には、冷蔵空間20内の空気を、背面ダクト60を通して循環させる冷蔵用ファン53が設けられている。
背面ダクト60は、冷蔵室22の後部に設けられた平板状のダクト板62と、冷蔵庫本体11の背面壁11aとの間に挟まれた空間に設けられており、図3に示すように、冷蔵庫幅方向の中央部に配置された第1ダクト64と、第1ダクト64の左右両側に設けられた第2ダクト66と、第1ダクト64及び第2ダクト66の上端部に接続された膨出部68と、冷蔵用ファン53を収納するファンケース部70とを備える。
第1ダクト64は、下端部にファンケース部70が接続されており、ファンケース部70内の冷蔵用ファン53から吹き出した空気を上方に設けられた膨出部68へ案内する。第1ダクト64と膨出部68との間には、上方に行くほど冷蔵庫幅方向に流路が広がる拡大部73が設けられている。これにより、膨出部68は、冷蔵庫幅方向の長さが拡大部73の上端と等しくなり、第1ダクト64の冷蔵庫幅方向の長さより大きく設けられている。
膨出部68は、第1ダクト64に比べて前方(冷蔵室側)へ突出し、その内部に冷蔵庫本体11の背面壁11aから所定の間隔をあけて冷蔵用冷却器52が収納されている。膨出部68の前面を構成するダクト板62には冷蔵室22に連通する吹出口71が穿設されており、膨出部68内を流れた空気が吹出口71より冷蔵室22に吹き出す。また、膨出部68は、少なくとも一部が最上段の載置棚13aより上方に配置されており、膨出部68内に収納された冷蔵用冷却器52の少なくとも一部が最上段の載置棚13aより上方に位置している。
冷蔵庫本体11の背面壁11aは、膨出部68に収納された冷蔵用冷却器52の後方に位置する部分11a1が、第1ダクト64や第2ダクト66の後方に位置する部分11a2に比べて肉厚に設けられている。また、冷蔵庫本体11の背面壁11aには、真空断熱パネル15が冷蔵庫本体11の外箱と内箱との間に充填された発泡断熱材内に埋設されている。なお、真空断熱パネル15は、冷蔵庫本体11の背面壁11a以外にも、例えば、冷蔵庫本体11の側面壁や天井壁における発泡断熱材内に埋設してもよい。
膨出部68に設けられた冷蔵用冷却器52は、冷媒流通パイプに伝熱フィンを所定ピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、上下方向に比べて冷蔵庫幅方向の長さが長く、膨出部68のほぼ全幅にわたって設けられている。
冷蔵用冷却器52の下方には、上面に開口する排水樋63が設けられ、排水樋63が、除霜運転時に冷蔵用冷却器52から生じる除霜水を受けて、冷蔵庫本体11を貫通する不図示の排水経路を介して、冷蔵庫本体11の後方下部に設けられた機械室57内に配設された蒸発皿43へ排水する。
冷蔵用冷却器52とその前方に配置されたダクト板62との間には、冷蔵用冷却器52の前面に沿って仕切壁65が設けられている。仕切壁65は、冷蔵用冷却器52の前面のほぼ全域を覆うように設けられ、その下端部65aが冷蔵用冷却器52より下方に延びるとともに後方へ向けて屈曲して排水樋63の上面開口部の上方で終端している。これにより、除霜運転時に冷蔵用冷却器52から生じた除霜水が仕切壁65をガイドとして下方に流れ、下端部65aから排水樋63の上面開口部へ落下させることができ、除霜水を排水樋63で確実に受けることができる。
第2ダクト66は、膨出部68の前端部に設けられた冷蔵庫幅方向に延びる連通路69を介して膨出部68に接続されており、本実施形態では、例えば、冷蔵室22の下方に配置された野菜室24の背面まで下方に向けて延びている。ダクト板62において第2ダクト66の前面を構成する部分には、第2ダクト66と冷蔵室22とを連通する吹出口72が設けられ、この吹出口72から第2ダクト66内の空気が冷蔵室22に吹き出す。
ファンケース部70は、冷蔵室22の底部に載置された引き出し式の収納ケース14の後方に配設されている。ダクト板62には、収納ケース14に対向する位置に冷蔵室22とファンケース部70とを連通する吸込口74が設けられており、冷蔵室22内の空気を吸込口74からファンケース部70内部へ吸い込むようになっている。
なお、本実施形態では、ダクト板62が、第1ダクト64及び第2ダクト66だけでなく、膨出部68及びファンケース部70を冷蔵庫本体11の背面壁11aとの間に区画形成したが、例えば、膨出部68やファンケース部70をダクト板62とは別の部材によって冷蔵庫本体11の背面壁11aとの間に区画形成しても良い。
また、冷凍空間40の後部には、図1に示すように、冷凍空間40内の空気を冷却する冷凍用冷却器54と、冷凍用冷却器54で冷却された冷気を製氷室、第1冷凍室44及び第2冷凍室へ送風する冷凍用ファン55が設けられている。
そして、冷蔵用冷却器52及び冷凍用冷却器54は、図4に示すように、機械室57に配設され冷媒を圧縮する圧縮機51や、圧縮機51から吐出される高温高圧の冷媒を受けて放熱液化させる凝縮器56や、凝縮器56から吐出された冷媒を減圧する冷蔵用減圧装置58及び冷凍用減圧装置59等とともに冷凍サイクル50を構成し、圧縮機51の作動により冷媒が冷凍サイクル50を循環することで冷却される。
このような構成の冷蔵庫10では、冷凍サイクル50の動作により冷蔵用冷却器52が冷却された状態で冷蔵用ファン53が動作すると、冷蔵用ファン53の送風作用により、冷蔵室22内の空気を吸込口74からファンケース部70に吸い込んで第1ダクト64を介して膨出部68へ送風する。
膨出部68へ送風された空気は、膨出部68内に設けられた冷蔵用冷却器52のフィンの間を通り冷蔵用冷却器52と熱交換して冷却された後、冷却された空気の一部が膨出部68に設けられた吹出口71から冷蔵室22内に吹き出し、残りが連通路69を介して第2ダクト66へ流れ込む。そして、第2ダクト66に流れ込んだ空気は、第2ダクト66内を下方に向けて流れながら吹出口72から冷蔵室22や野菜室24内へ吹き出す。
以上のように本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵庫内において使用者が有効に活用しにくい冷蔵室22の背面上部に冷蔵用冷却器52が配設されているため、使い勝手を損なわず冷蔵室22内の実質的な食品収納容積を拡大することができる。しかも、本実施形態の冷蔵庫10では、圧縮機51を配設する機械室57が冷蔵庫本体11の後方下部に設けられているため、使用者が有効に活用しにくい箇所に体積の大きな圧縮機51を配設することができ、使い勝手を損なわずより一層冷蔵庫内の実質的な収納容積を拡大することができる。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵用冷却器52と熱交換した空気が、冷蔵室22の上部より冷蔵庫本体11の背面壁11aに沿って下方へ向けて流れ、背面壁11aに沿って上方へ向けて流れることがない。そのため、冷蔵用冷却器52と熱交換した空気が冷蔵庫本体11の背面壁11aに沿って流れる距離を短くして背面壁11aからの熱損失を抑えることができる。しかも、冷蔵用冷却器52と熱交換した直後の空気の流れの上流側に冷蔵室22の上部を位置させることができるため、冷蔵室22の下部に比べて冷蔵室22の中で冷却しにくい冷蔵室22上部に冷蔵用冷却器52と熱交換した直後の空気を多く供給して効率的に冷却することができる。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵用冷却器52との熱交換直後の空気が冷蔵室22の背面上部に設けられた吹出口71から冷蔵室22内に吹き出すため、冷蔵室22上部を効果的に冷却することができ熱的損失を抑え効率的な冷却が実現できる。さらに、冷蔵室22上部から吹き出された空気は、自然対流によって下方に向かって流れて冷蔵室22内の空気循環に沿った流れとなるため、冷蔵室22内の空気を循環させる冷蔵用ファン53の回転数を抑えることができ、そのため、消費電力を低減できるとともに、冷蔵庫本体11の熱伝達率の上昇を抑え庫外から庫内への熱侵入を抑制することができ、よって、エネルギー効率が高くなる。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵用冷却器52の少なくとも一部が最上段の載置棚13aより上方に位置しているため、冷蔵用冷却器52を収納する膨出部68が使用者から見えにくい位置に配置され使用者に与える圧迫感を軽減される。また、冷蔵用ファン53は、冷蔵室22に設けられた収納ケース14の後方に配置されているため、冷蔵用ファン53を収納するファンケース部70が前方へ突出しても目立たず、使用者に与える圧迫感を軽減される。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、上方に行くほど冷蔵庫幅方向へ広がる拡大部73の下流側に冷蔵用冷却器52が設けられているため、冷蔵用冷却器52を冷蔵庫幅方向に長く上下方向に短い形状に設けて冷蔵室22の上部に収めることができ、利用されやすい冷蔵室22の上下方向中央部のスペースが冷蔵用冷却器52によって侵食されることがない。しかも、冷蔵用冷却器52は、背面ダクト60内の空気の流れ方向に垂直な方向に沿った幅広い形状とすることができるため、熱交換効率を低下させることなく、空気の流れ方向に沿った冷蔵用冷却器52の長さを短くして空気が冷蔵用冷却器52と熱交換する際の圧力損失を抑えることができる。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵用ファン53から吹き出した空気を冷蔵用冷却器52へ流す第1ダクト64と、冷蔵用冷却器52と熱交換した空気を流す第2ダクト66とが、冷蔵庫幅方向に並べて冷蔵室22の背面に設けられているため、第1ダクト64及び第2ダクト66による冷蔵室22の背面に出っ張りを極力抑えることができ、使用者に与える圧迫感を軽減することができるとともに、冷蔵室22内の実質的な食品収納容積を拡大することができる。
また、冷蔵室22内外の温度差は、冷蔵用冷却器52の近傍の断熱壁部分で最も大きくなり、第1ダクト64の近傍の断熱壁部分で最も小さくなる。冷蔵庫本体11の背面壁11aを通じた外気への熱漏洩量は冷蔵室22内外の温度差に比例する。そのため、冷蔵庫本体11の背面壁11aは、膨出部68に収納された冷蔵用冷却器52の後方に位置する部分11a1が、第1ダクト64や第2ダクト66の後方に位置する部分11a2に比べて肉厚に設けられている。これにより、第1ダクト64による冷蔵室22内の実質的な食品収納容積の減少を抑えつつ、庫外へ漏洩する冷熱量を抑えることができる。
また、本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵庫本体11の背面壁11aに真空断熱パネル15が配設されているため、背面壁11aの厚さを小さく設定することができ、より一層、冷蔵室22内の実質的な食品収納容積を大きくすることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図5を参照して説明する。
第2の実施形態では、図5に示すように、冷蔵用冷却器52が上方に行くほど前方へ傾斜した状態で膨出部68に設けられている。そして、冷蔵用冷却器52の前面に冷蔵用冷却器52とほぼ平行に設けられた仕切壁65が、冷蔵用冷却器52のほぼ全域を覆うように設けられている。仕切壁65の下端部65aは、冷蔵用冷却器52より下方に延びるとともに後方へ向けて屈曲して排水樋63の上面開口部の上方で終端している。
このような本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵用冷却器52が上方に行くほど前方へ傾斜しているため、利用されやすい冷蔵室22の上下方向中央部のスペースが冷蔵用冷却器52によって侵食されにくくなり、冷蔵室22内の食品収納容積を大きくすることができる。
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
また、本実施形態では、冷蔵用冷却器52を上方に行くほど前方へ傾斜するように設ける場合について説明したが、例えば、図6に示すように、冷蔵用冷却器52が上方に行くほどその厚みが厚く設けられてもよい。このような場合であっても、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図7を参照して説明する。
第3の実施形態では、図7に示すように、膨出部68に設けられた冷蔵用冷却器52が、冷蔵庫本体11の背面壁11aと所定の間隔をあけ、かつ、冷蔵庫本体11の天井壁11bに沿って配置されている。冷蔵用冷却器52の下方には、除霜運転時に冷蔵用冷却器52から生じる除霜水を受ける排水樋63が設けられている。また、排水樋63の後端部には、排水樋63の上方に配された冷蔵用冷却器52の後端下部に向けて突出するリブ75が設けられている。
本実施形態の冷蔵庫10では、排水樋63と冷蔵庫本体11の天井壁11bとの間に冷蔵用冷却器52が配設された流路76が形成され、第1ダクト64内を上昇した空気が、冷蔵用冷却器52の後方からこの流路76へ流れ込む。その際、排水樋63の後端部に設けられたリブ75が、第1ダクト64からの空気を冷蔵用冷却器52の後端部へガイドすることができ、流路76へ流れ込んだ空気が冷蔵用冷却器52のフィンの間を流通させることができる。そして、流路76の後方から流れ込んだ冷気は、冷蔵用冷却器52のフィンの間を通り熱交換して冷却されながら前方へ流れた後、一部が膨出部68に設けられた吹出口71から冷蔵室22内に吹き出し、残りが連通路69を介して第2ダクト66へ流れ込む。
以上のような本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵室22の背面上部に冷蔵用冷却器52や排水樋63を収めることができ、冷蔵室22の上下方向中央部の食品収納容積を拡大することができ、使い勝手を向上させることができる。
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
10…冷蔵庫 11…冷蔵庫本体 13…載置棚
14…収納ケース 15…真空断熱パネル 20…冷蔵空間
22…冷蔵室 24…野菜室 43…蒸発皿
44…第1冷凍室 47…第2冷凍室 50…冷凍サイクル
51…圧縮機 52…冷蔵用冷却器 53…冷蔵用ファン
56…凝縮器 57…機械室 60…背面ダクト
62…ダクト板 63…排水樋 64…第1ダクト
65…仕切壁 66…第2ダクト 68…膨出部
69…連通路 70…ファンケース部 71…吹出口
72…吹出口 73…拡大部 74…吸込口

Claims (14)

  1. 断熱箱体の内部に設けられた貯蔵室と、
    前記貯蔵室の背面に設けられたダクトと、
    前記貯蔵室内の空気を冷却する冷却器と、
    前記貯蔵室内の空気を前記ダクトを通して循環させるファンとを備え、
    前記冷却器が、前記貯蔵室の背面上部であって前記ファンより前記ダクトの下流側に配置されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室内に上下に複数段の載置棚を備え、前記冷却器の少なくとも一部が最上段の前記載置棚より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ダクトの上部に前方へ膨出して前記冷却器を収納する膨出部を備え、前記膨出部に前記ダクト内の空気を前記貯蔵室へ吹き出す吹出口が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ファンが前記貯蔵室の背面下部に設けられ、前記ファンの前方に収納ケースが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ダクトは上方に行くほど冷蔵庫幅方向へ広がる拡大部を備え、前記拡大部又はその上方に前記冷却器が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ダクトは、冷蔵庫幅方向の中央部に設けられ前記ファンから吹き出した空気を前記冷却器へ流す第1ダクトと、前記第1ダクトの左右少なくとも一方に設けられ前記冷却器と熱交換した空気を流す第2ダクトとを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記断熱箱体の背面壁は、前記冷却器の後方に位置する部分が、前記ダクトの後方に位置する部分より肉厚に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記断熱箱体の背面壁に真空断熱パネルが配設されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記冷却器が上方に行くほど前方へ傾斜していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記冷却器は、上方に行くほど厚みが厚く設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記冷却器の下方に除霜水を受ける排水樋と、前記冷却器の前面に沿って配設された仕切壁とを備え、
    前記仕切壁の下端部が、下方に行くほど後方へ傾斜し前記排水樋の上面開口の上方に位置していることを特徴とする請求項9又は10に記載の冷蔵庫。
  12. 前記冷却器は前記断熱箱体の背面壁と間隔をあけ前記断熱箱体の天井壁に沿って配置され、前記冷却器の下方に除霜水を受ける排水樋が設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記排水樋の後端部から前記冷却器の後端下部に向けて突出するリブを備えることを特徴とする請求項12に記載の冷蔵庫。
  14. 前記断熱箱体は後方下部に圧縮機が配設された機械室を備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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