JP2008138981A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yoshimasa Horio
好正 堀尾
Hirokuni Imada
寛訓 今田
Kazuyuki Hamada
和幸 濱田
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Abstract

【課題】使用頻度の高い冷蔵室や冷蔵室下部に配置される特定低温室の収納容量を増やし、また、デフロスト時の暖気の流入を防止することで、庫内の着霜や氷結の発生を防止する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫本体1に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の断熱区画の戻り風路内にダンパ16を配設したことにより、例えば冷蔵室下部に配置される使用頻度の高い特定低温室17の容量を大きくすることができる。また、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止することができ、ダンパ16の上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ16自身の着霜、氷結を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダンパ装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
近年、様々なレイアウトの冷蔵庫が発売されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図10に示すように冷蔵庫本体101と、この本体の上部に設けられた冷蔵室102と、冷蔵室内の下部に設けられた特定低温室117と、冷蔵室の下に設けられて冷凍温度帯から冷蔵、野菜、チルド等の温度帯に切り替え可能な切替室103と、冷蔵室102の下で切替室103に並列に設けられた製氷室104と、本体下部に設けられた野菜室106と、並列に設置された切替室103及び製氷室104と野菜室106の間に設けられた冷凍室105と、冷気を生成する冷却器107と、冷気を各室に供給する冷気送風ファン108とを有し、冷凍室105に冷気を供給するための冷凍室用吐出風路(図示せず)と、冷凍室105から冷気を冷却器107に戻す冷凍室用戻り風路(図示せず)と、製氷室104に冷気を供給するための製氷室用吐出風路114と、製氷室104から冷気を冷却器107に戻す製氷室用戻り風路115と、切替室103に冷気を供給するための切替室用吐出風路112と、切替室103から冷気を冷却器107に戻すための切替室用戻り風路113と、冷蔵室102に冷気を供給するための冷蔵室用吐出風路110と、冷蔵室102への風量を制御するダンパ116と、冷蔵室102に送られた冷気を野菜室106に戻すための冷蔵室用戻り風路111と、野菜室106に送られた冷気を冷却器107に戻すための野菜室用戻り風路(図示せず)から構成される。
特開2000−205738号公報
しかしながら上記従来の構成では、冷蔵室を冷却するための冷蔵室吐出風路内にダンパを配置しており、使用頻度の高い冷蔵室や冷蔵室下部に配置される特定低温室の背面にダンパの配設に空間が必要で、容量が減ってしまうという課題を有していた。また様々なレイアウトの冷蔵庫が発売される中、冷却器から冷蔵室への吐出風路が複雑になると冷蔵室の温度調節用ダンパの配置が困難であり、冷蔵室や冷蔵室下部の特定低温室の収納容量を減らしてダンパを配設するという課題を有していた。また、風路の吐出側にダンパを設置すると動圧で圧損が大きくなり風量が低下するという課題を有していた。また、デフロスト時に抵抗の小さい吸込み側から上昇する暖気の流入を吐出側に設置したダンパでは完全に止めることができず、庫内の着霜や氷結の発生という課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室および冷蔵室下部の特定低温室の収納容量を増やし、また、デフロスト時の暖気の流入を防止することで、庫内の着霜や氷結の発生を防止する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画と、冷蔵庫本体の背面部に設置された冷却器と、冷却器の近傍に配置された冷気送風ファンと、冷気送風ファンと断熱区画とを連通する吐出風路と、断熱区画と冷却器とを連通する戻り風路とを備え、断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の断熱区画の前記戻り風路内にダンパ装置を配設したことを特徴とするものである。
これによって、複雑である吐出側でなく、通常簡素化された吸込み風路内に配設するダンパ装置の配設が容易となる。また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができる。また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパを配設することで、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を防止することができる。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の断熱区画の戻り風路内にダンパを配設したことにより、例えば冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができ、同一風量を出すためのファンの回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパを配設することで、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を防止することができダンパの上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ自身の着霜、氷結を防止することができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画と、前記冷蔵庫本体の背面部に設置された冷却器と、前記冷却器の近傍に配置された冷気送風ファンと、前記冷気送風ファンと前記断熱区画とを連通する吐出風路と、前記断熱区画と前記冷却器とを連通する戻り風路とを備え、前記断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の前記断熱区画の前記戻り風路内にダンパを配設したことにより、複雑である吐出側でなく、通常簡素化された吸込み風路内に配設するダンパの配設が容易となり、例えば冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができ、同一風量を出すためのファンの回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパを配設することで、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を防止することができダンパの上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ自身の着霜、氷結を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記断熱区画のうち冷凍温度帯断熱区画よりも高温である他の断熱区画と少なくとも2つ以上隣接する前記冷蔵庫本体のレイアウトとし、前記高温である断熱区画の前記戻り風路内にダンパを配設したことにより、上記レイアウトの冷蔵庫において、例えば冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができるため、同一風量を出すためのファンの回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパを配設することで、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を防止することができダンパの上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ自身の着霜、氷結を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ダンパを前記冷凍温度帯断熱区画内に配設することにより、様々なレイアウトで吐出風路の形状が複雑な場合でも、ダンパの配設を容易に行うことができ、例えば冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。さらに、断熱区画の仕切り壁内にダンパを配設すると更に該当断熱区画内の容量を大きくすることができ、無効空間を低減できるため、庫内容量確保をより発揮することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記ダンパを前記冷却器の近傍に配置された冷気送風ファン位置よりも同等より低い位置に配設したことにより、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を防止すると共に、着霜した冷却器の温度上昇を促進し、確実にデフロストを行うことができる。また、ダンパ配設の前後の風路で、温度差を小さくすることができるため、ダンパ自身の着霜、氷結も防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記ダンパを前記戻り風路内に設置した温度センサーによって開閉制御させることにより、戻り風路内のダンパの上流側に設置した温度センサーが確実に庫内の温度を検知できるため、ドア開閉や高温の食品の投入等により、一時的な庫内の温度上昇に対してセンサーの誤検知を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記ダンパのフラップをデフロスト中に閉じることにより、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路を示す正面図である。図3は本発明の実施の形態1によるダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした場合の冷蔵庫の風路を示す正面図である。
図1および図2、図3に示すように、冷蔵庫本体1と、この本体の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室内の下部に設けられた特定低温室17と、冷蔵室2の下に設けられて冷凍温度帯から冷蔵、野菜、チルド等の温度帯に切り替え可能な切替室3と、冷蔵室2の下で切替室3に並列に設けられた製氷室4と、本体下部に設けられた野菜室6と、並列に設置された切替室3及び製氷室4と野菜室6の間に設けられた冷凍室5と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給する冷気送風ファン8とを有し、冷凍室5に冷気を供給するための冷凍室用吐出風路(図示せず)と、冷凍室5から冷気を冷却器7に戻す冷凍室用戻り風路(図示せず)と、製氷室4に冷気を供給するための製氷室用吐出風路14と、製氷室4から冷気を冷却器7に戻す製氷室用戻り風路15と、切替室3に冷気を供給するための切替室用吐出風路12と、切替室3から冷気を冷却器7に戻すための切替室用戻り風路13と、冷蔵室2に冷気を供給するための冷蔵室用吐出風路10と、冷蔵室2に送られた冷気を野菜室6に戻すための冷蔵室用戻り風路11と、野菜室6に送られた冷気を冷却器7に戻すための野菜室用戻り風路(図示せず)から構成される。このとき冷蔵室戻り風路11内にダンパ16を設置している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷却器7によって冷却される冷気を冷気送風ファン8で直接循環させることによって冷蔵室2と製氷室4と切替室3と冷凍室5を冷却し、さらに冷蔵室用戻り風路11からダンパ16を介して野菜室を冷却する。ダンパ16を冷蔵室戻り風路11に設置することで、複雑な冷蔵室用吐出風路10であっても、冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室17のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。
また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができ、同一風量を出すための冷気送風ファン8の回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。
また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパ16を配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止することができダンパ16の上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ16自身の着霜、氷結を防止することができる。
なお、ダンパ16を冷却器7の近傍に配置された冷気送風ファン8位置よりも同等または同等よりも低い位置に配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止すると共に、冷却器7が扉開閉等により外気の湿度の流入で着霜した場合でも、冷却器7の温度上昇を促進し、確実にデフロストを行うことができる。
また、冷蔵室温度検知センサーを、冷蔵室戻り風路11内のダンパ16の上流側に設置することで、温度センサーが確実に庫内の温度を検知できるため、ドア開閉や高温の食品の投入等により、一時的な庫内の温度上昇に対してのセンサーの誤検知を防止することができる。
また、ダンパ16のフラップをデフロスト中に閉じることにより、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を確実に防止することができる。
(実施の形態2)
本発明による実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同一構成及び作用については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面図である。図5は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の風路を示す正面図である。図6は本発明の実施の形態2によるダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした場合の冷蔵庫の風路を示す正面図である。
図4および図5、図6において、冷蔵庫本体1と、この本体の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室内の下部に設けられた特定低温室17と、本体下部に設けられた野菜室6と、冷蔵室2と野菜室6の間に設けられた冷凍室5と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給する冷気送風ファン8とを有し、冷凍室5に冷気を供給するための冷凍室用吐出風路(図示せず)と、冷凍室5から冷気を冷却器7に戻す冷凍室用戻り風路(図示せず)と、冷蔵室2に冷気を供給するための冷蔵室用吐出風路10と、冷蔵室2に送られた冷気を野菜室6に戻すための冷蔵室用戻り風路11と、野菜室6に送られた冷気を冷却器7に戻すための野菜室用戻り風路(図示せず)から構成される。そして、冷蔵室用戻り風路11内にダンパ16を設置している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷却器7によって冷却される冷気を冷気送風ファン8で直接循環させることによって冷蔵室2と冷凍室5を冷却し、さらに冷蔵室用戻り風路11からダンパ16を介して野菜室6を冷却する。ダンパ16を冷蔵室戻り風路11に設置することで、冷蔵室2の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室17のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。
また、吸込み側にダンパ16を配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができ、同一風量を出すための冷気送風ファン8の回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。
また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパ16を配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止することができダンパ16の上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ16自身の着霜、氷結を防止することができる。
なお、本実施の形態のダンパ16を仕切り壁内に収めることで、無効空間を減らし冷凍室5内の容量を大きくすることができる。
また、本実施の形態のダンパ16を、冷却器7周辺に配設することで、冷却器7周辺に部品をまとめることができるため、無効空間を減らしたコンパクトな設計を行うことができる。
また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパ16を配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止することができダンパ16の上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ16自身の着霜、氷結を防止することができる。
また、ダンパ16を冷却器7の近傍に配置された冷気送風ファン8位置よりも同等または同等よりも低い位置に配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止すると共に、冷却器7が扉開閉等により外気の湿度の流入で着霜した場合でも、冷却器7の温度上昇を促進し、確実にデフロストを行うことができる。
また、冷蔵室温度検知センサーを、冷蔵室戻り風路11内のダンパ16の上流側に設置することで、温度センサーが確実に庫内の温度を検知できるため、ドア開閉や高温の食品の投入等により、一時的な庫内の温度上昇に対してのセンサーの誤検知を防止することができる。
また、ダンパ16のフラップをデフロスト中に閉じることにより、デフロスト時の冷却器からの暖気の流入を確実に防止することができる。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の正面図である。図8は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の風路を示す正面図である。図9は本発明の実施の形態3によるダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした場合の冷蔵庫の風路を示す正面図である。
図7および図8、図9に示すように、冷蔵庫本体1と、この本体の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室内の下部に設けられた特定低温室17と、冷蔵室2の下に設けられて冷凍温度帯から冷蔵、野菜、チルド等の温度帯に切り替え可能な切替室3と、冷蔵室2の下で切替室3に並列に設けられた製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列に設置された切替室3及び製氷室4と冷凍室5の間に設けられた野菜室6と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給する冷気送風ファン8とを有し、冷凍室5に冷気を供給するための冷凍室用吐出風路(図示せず)と、冷凍室5から冷気を冷却器7に戻す冷凍室用戻り風路(図示せず)と、製氷室4に冷気を供給するための製氷室用吐出風路14と、製氷室4から冷気を冷却器7に戻す製氷室用戻り風路15と、切替室3に冷気を供給するための切替室用吐出風路12と、切替室3から冷気を冷却器7に戻すための切替室用戻り風路13と、冷蔵室2に冷気を供給するための冷蔵室用吐出風路10と、冷蔵室2に送られた冷気の一部を野菜室6に送り、残りを冷却器7に戻すための冷蔵室用戻り風路11から構成される。そして、冷蔵室用戻り風路11内にダンパ16を設置している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷却器7によって冷却される冷気を冷気送風ファン8で直接循環させることによって冷蔵室2と製氷室4と切替室3と冷凍室5を冷却し、さらに冷蔵室用戻り風路11から一部を分流させて野菜室6を冷却する。ダンパ16を冷蔵室戻り風路11に設置することで、複雑な冷蔵室用吐出風路10であっても、冷蔵室の下部に配置されるチルド等の使用頻度の高い特定低温室17のケースの大きさや、容量を大きくすることができる。
また、吸込み側にダンパを配設することで、庫内への風量の圧損を小さくすることができ、冷蔵庫内全体の風量を大きくすることができ、同一風量を出すための冷気送風ファン8の回転数を低く設定できるため静音化も行うことができる。
また、風路抵抗の小さい吸込み側にダンパ16を配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止することができダンパ16の上流側と下流側の温度差が小さくなりダンパ16自身の着霜、氷結を防止することができる。
なお、ダンパ16を冷却器7の近傍に配置された冷気送風ファン8位置よりも同等または同等よりも低い位置に配設することで、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を防止すると共に、冷却器7が扉開閉等により外気の湿度の流入で着霜した場合でも、冷却器7の温度上昇を促進し、確実にデフロストを行うことができる。
また、冷蔵室温度検知センサーを、冷蔵室戻り風路11内のダンパ16の上流側に設置することで、温度センサーが確実に庫内の温度を検知できるため、ドア開閉や高温の食品の投入等により、一時的な庫内の温度上昇に対してのセンサーの誤検知を防止することができる。
また、ダンパ16のフラップをデフロスト中に閉じることにより、デフロスト時の冷却器7からの暖気の流入を確実に防止することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵庫本体に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の断熱区画の戻り風路内にダンパを配設したものであり、ダンパ装置を備えた冷凍機器全般の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路を示す正面図 同実施の形態においてダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした冷蔵庫の風路を示す正面図 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路を示す正面図 同実施の形態においてダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした冷蔵庫の風路を示す正面図 本発明の実施の形態3による冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の風路を示す正面図 同実施の形態においてダンパを冷気送風ファンよりも低い位置とした冷蔵庫の風路を示す正面図 従来の冷蔵庫の風路を示す正面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
7 冷却器
8 冷気送風ファン
10 冷蔵室用吐出風路
11 冷蔵室用戻り風路
12 切替室用吐出風路
13 切替室用戻り風路
14 製氷室用吐出風路
15 製氷室用戻り風路
16 ダンパ
17 特定低温室

Claims (6)

  1. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に複数の仕切壁により冷凍から冷蔵までの温度帯で構成された複数の断熱区画と、前記冷蔵庫本体の背面部に設置された冷却器と、前記冷却器の近傍に配置された冷気送風ファンと、前記冷気送風ファンと前記断熱区画とを連通する吐出風路と、前記断熱区画と前記冷却器とを連通する戻り風路とを備え、前記断熱区画のうち冷凍温度帯よりも高温の前記断熱区画の前記戻り風路内にダンパを配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記断熱区画のうち冷凍温度帯断熱区画よりも高温である他の断熱区画と少なくとも2つ以上隣接する前記冷蔵庫本体のレイアウトとし、前記高温である断熱区画の前記戻り風路内にダンパを配設したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ダンパを前記冷凍温度帯断熱区画内に配設することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ダンパを前記冷却器の近傍に配置された冷気送風ファン位置よりも同等より低い位置に配設したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ダンパを前記戻り風路内に設置した温度センサーによって開閉制御させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ダンパのフラップをデフロスト中に閉じることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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