JP2012110797A - バタフライ弁付きストレーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の配管ラインに接続してこの配管ライン内を流れる異物やゴミを捕捉分離でき、構造を簡略化してコンパクト化を図りつつ、大口径の管路の場合にも弁開時の圧力損失を最小限に抑えながら弁体を回転させることで流体をスムーズに流して効果的に異物やゴミを除去でき、この異物やゴミの噛み込みを防いで弁閉時のシール性を維持できるバタフライ弁付きストレーナを提供する。
【解決手段】ストレーナ本体1にスクリーン8が内蔵され、ストレーナ本体1の一次側領域T内にバタフライ弁6が設けられたバタフライ弁付きストレーナである。バタフライ弁6の弁体11は、ストレーナ本体1の管路34の流れ方向に対して水平に回転するように配設されていると共に、この弁体11は、全閉状態から開放する場合、弁体の下部11b側が二次側に開き、弁体の上部11a側が一次側に回転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種配管ラインを流れる水・ガス・空気・蒸気等の流体中の異物やゴミを捕捉分離するためのストレーナに関し、特に、流路の開閉や流量制御を可能にし、大口径の管路に適したバタフライ弁付きストレーナに関する。
従来より、ストレーナは、各種配管ラインの一部に設置され、この配管ラインを流れる流体中の様々な異物やゴミを捕捉し、この異物やゴミが配管ラインの2次側のバルブ、ユニット、装置等の流体機器に流れ込むことを防ぐために用いられる。このようなストレーナとして、例えば、特許文献1に開示されているストレーナが知られている。同文献1のストレーナは、いわゆる、Y形ストレーナと呼ばれており、円筒形のスクリーンが流路に対して45°傾いた状態で着脱可能に装着され、このスクリーンの内側で異物やゴミを捕捉するようになっている。この種のストレーナは、シンプルな構造で部品点数も少ないため一般に用いられることが多く、その設置時には配管ラインのポンプの2次側に配設される。この場合、ストレーナの異物・ゴミ捕捉機能を維持するためには、内部の異物やゴミを定期的に清掃してメンテナンスする必要がある。そのため、ポンプとの間のストレーナの一次側には閉止弁が設けられ、この一次側閉止弁とストレーナの二次側に設けられた閉止弁を閉止した状態でスクリーンを取外して清掃・メンテナンスするようになっている。
一方において、特許文献2には、ガス絶縁機器のガス吸着装置が開示されている。この装置は、バタフライバルブを有する筐体内に吸着剤カートリッジが内蔵され、バタフライバルブとストレーナとが一体に組合わせられていることで、バタフライバルブを閉止してカートリッジを交換することが可能になっている。
実公平7−33846号公報 特開平10−314533号公報
しかしながら、特許文献1のストレーナを配管ラインに設置する場合、このストレーナと一次側の閉止弁とが別体になっていることから、構造が複雑になると同時に全体が大型化する。そのため、接続時に手間がかかったり所定の面間への配設が難しくなることもある。更に、ストレーナの設置後にこのストレーナと閉止弁とが離れている場合には、ストレーナ内の清掃をおこなうときに閉止弁の設置場所まで移動してこの閉止弁を開閉する必要が生じていた。しかも、ストレーナから閉止弁までの管路が長くなってその容積が大きくなることで、スクリーン着脱用のカバーを外したときに管路内に残った大量の流体が流出することがある。これを防ぐためには、ストレーナの近傍に閉止弁を配設すればよいが、この場合、配管ラインを構成し直す必要がある。
一方、同文献2のガス吸着装置は、バタフライバルブとストレーナとを組合わせたことで簡単な構造になり小型化も可能ではあるが、バタフライバルブの弁体の向きや回転方向が考慮されたものではない。このバタフライバルブでは、弁体がストレーナの管路の流れ方向に対して垂直に回転するため、弁開時に流体がスクリーンに対して偏って流れて乱流が発生し、この乱流によって流体抵抗が大きくなって圧力損失が大きくなっていた。弁体の中間開度時には流体による渦流が発生しやすくなり、この渦流がスクリーンに対して捩れるように流れ込んでより圧力損失が大きくなる。また、弁体の垂直方向の配置により、管路の底部に滞留した流体中の異物やゴミが弁体に付着し、この異物やゴミが弁開操作時に弁体とバタフライバルブのゴムシートとの間に噛み込まれてゴムシートを損傷するおそれもあった。
これらのことから、同文献2のガス吸着装置は、流体の流れが悪くなって異物やゴミを効果的に捕捉分離できなくなったり、弁閉時のシール性が悪化しやすくなっていた。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、各種の配管ラインに接続してこの配管ライン内を流れる異物やゴミを捕捉分離でき、構造を簡略化してコンパクト化を図りつつ、大口径の管路の場合にも弁開時の圧力損失を最小限に抑えながら弁体を回転させることで流体をスムーズに流して効果的に異物やゴミを除去でき、この異物やゴミの噛み込みを防いで弁閉時のシール性を維持できるバタフライ弁付きストレーナを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ストレーナ本体にスクリーンを内蔵したストレーナであって、ストレーナ本体の一次側領域内にバタフライ弁を設け、このバタフライ弁の弁体をストレーナ本体の管路の流れ方向に対して水平に回転するように配設すると共に、この弁体は、全閉状態から開放する場合、弁体の下部側が二次側に開き、弁体の上部側が一次側に回転するようにしたバタフライ弁付きストレーナである。
請求項2に係る発明は、弁体の天地を交換可能に設け、かつ、この弁体に軸装したステムの何れか一方に手動機構部を設け、この手動機構部を介して管路の前面側又は背面側の何れかの位置で手動操作可能としたバタフライ弁付きストレーナである。
請求項3に係る発明は、弁体に設けた上ステムと下ステムを交換可能に設け、管路の前面側又は背面側の何れかに位置している上ステムに手動操作機構部を設けたバタフライ弁付きストレーナである。
請求項4に係る発明は、ストレーナ本体を構成するボデーの一次側領域内にバタフライ弁のシートリングを埋設して、一次側の管路をフルボア型にしたバタフライ弁付きストレーナである。
請求項5に係る発明は、シートリングをステムの軸装部より注入成形によりボデーに焼付けたバタフライ弁付きストレーナである。
請求項1に係る発明によると、各種の配管ラインに接続してこの配管ライン内を流れる異物やゴミをスクリーンで捕捉して分離でき、ストレーナ本体の一次側領域内にバタフライ弁を設けることで構造を簡略化してコンパクト化を図りつつ配管ラインに取付けできる。このバタフライ弁一体型のストレーナは、配管ラインに一度に接続可能であるため、配管ラインの簡略化にも繋がる。弁体がストレーナ本体の管路の流れ方向に対して水平に回転するように配設され、全閉状態から開放するときに弁体の下部側が二次側に開き、弁体の上部側が一次側に回転するため、大口径の管路の場合でも流体をスクリーンまでガイドしながらスムーズに流し、圧力損失を最小限に抑えながら弁体を回転させることで効果的に異物やゴミを除去できる。しかも、ステムが弁体とともに水平方向に配設されることから、管路の底部に滞留する異物やゴミが弁体とゴムシートとの間に噛み込まれることを防ぎ、シール部分の損傷を防いで弁閉時のシール性を高めつつこの高いシール性を長期に亘って維持することが可能になる。
請求項2に係る発明によると、手動機構部を介して管路の前面側又は背面側で手動操作可能としていることで、ストレーナが設置される配管スペースに応じて手動機構部を前面側又は背面側のうちの任意の側を選択して取付けできる。このため、ストレーナが狭い場所に設置される場合でも手動操作が可能になる。その際、配管ラインに接続した後のストレーナに手動機構部を取付けできるため、より操作し易い側にこの手動機構部を設けることでその操作性を向上できる。しかも、手動機構部の手動操作方向も変えることができる。
請求項3に係る発明によると、弁体の天地を反転させることなく、上ステムと下ステムとの位置を交換することで手動機構部の位置及び手動操作方向を変えることが可能になる。
請求項4に係る発明によると、バタフライ弁が内蔵された一次側の管路をフルボア形とすることで、Cv値を大きく確保しつつ抵抗を極力小さく抑えて流体を流すことができ、大口径の管路とした場合にもその圧力損失を抑えて大流量の流体内の異物・ゴミを効果的に捕捉分離できる。
請求項5に係る発明によると、ストレーナ本体の1次側に容易にバタフライ弁のシートリングを成形でき、注入成形時には圧力荷重が均等に作用することで均一かつ高精度のシートリングを成形でき、このシートリングと弁体とのシール性を向上できる。ボデーを横置きの状態で成形加工できるため注入成形機の高さ寸法を小さく抑えることが可能になり、実用的な成形機によりストレーナの製作が可能になる。
本発明のバタフライ弁付きストレーナの一実施形態を示す縦断面図である。 (a)は、弁体の弁閉状態を示した概略断面図である。(b)は、弁体の中間開度の状態を示した概略断面図である。(c)は、弁体の弁開状態を示した概略断面図である。 手動機構部付近を示す一部拡大横断面図である。 (a)は、注入成形機の好ましい例を示した一部切欠き断面図である。(b)は、注入成形後のボデーの概略断面図である。 比較例のストレーナを示した断面図である。 図5の一部切欠き平面図である。
以下に、本発明におけるバタフライ弁付きストレーナの好ましい実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、本発明のバタフライ弁付きストレーナの一実施形態を示しており、図2においては、弁体の動作過程を示している。
バタフライ弁付きストレーナは、例えば、図1に示すような、いわゆるY形ストレーナの態様より成っている。ストレーナ本体1を構成するボデー4は、流入口2と流出口3とを有し、この流入口2と流出口3との間隔は、図示しない配管ラインの所定面間に配設可能な長さになっている。ストレーナ本体1にはスクリーン収容筒部5が形成され、このスクリーン収容筒部5にはスクリーン8が内蔵されており、かつ、ストレーナ本体1の一次側領域T内にはバタフライ弁6が設けられている。なお、図において、ストレーナ本体1の左側が一次側、右側が二次側である。
図3において、バタフライ弁6は、弁体11、ステム14、ブッシュ17、シートリング30、軸装部31を有している。このバタフライ弁6に取付けられた手動機構部32により、弁体11が開閉又は中間開度に開度調節可能になっている。
ステム14は、上ステム14aと下ステム14bとからなり、これらは弁体11に軸装される。この弁体11は、上ステム14a、下ステム14bによりブッシュ17を介してストレーナ本体1に回動可能に配設されている。ボデー4の天地側には同一形状の凹状のステム嵌合部33が形成されており、ステム14は、シートリング30、ブッシュ17を介してステム嵌合部33に軸装可能に設けられている。
図における天側においては、ブッシュ17を介して上ステム14aが軸装され、この上ステム14aに設けられた手動機構部32を介して手動可能となる。一方、地側においては、ブッシュ17を介して下ステム14bが軸装され、この下ステム14bと、ブッシュ17の底側には取付用ボルト16により蓋部15が取付けられ、この蓋部15によりボデー4の地側開口部位が被蓋される。
弁体11の天地は、ボデー4の上下の向きを変えることで反転させることが可能になっている。また、これに加えて、上ステム14a、下ステム14bは、ボデー4の天地に対して交換可能に設けられている。これらにより、手動機構部32取付け用の上ステム14aを、管路34の前面40側又は背面41側の何れかに配設可能になっている。なお、「天地」とは、図3における上方を「天」、下方を「地」とする。
ストレーナ本体1の内周側の弁体装着位置にはシートリング30が配設され、弁体11は、このシートリング30にシール可能に設けられている。図1に示すように、弁体11は、回転時にストレーナ本体1の管路34の流れ方向に対して水平に回転するように配設されていると共に、図2において、全閉状態から開放する場合、弁体11の下部11b側が二次側に開き、弁体11の上部11a側が一次側に回転するようになっている。
図3に示した手動機構部32は、六角コネクタ35、枠部36、インジケータ37を有している。このうち、六角コネクタ35は、図示しないソケットレンチにより回転操作可能な六角部35aを有し、ステム14の上部側に着脱可能に設けられている。この六角部35aを介して、ステム14は、ソケットレンチによって回転操作され、弁体11は開閉される。枠部36は、ボデー4の軸装部31に着脱可能に取付けられ、この枠部36により六角コネクタ35が保護される。インジケータ37は、略蓋状に形成され、枠部36の上部側に着脱可能に取付けられる。インジケータ37を、上端側に形成された鍔部38を弁体11の方向に合わせながら枠部36に装着することにより、弁体11の回転状態を外部から視認できる。
手動機構部32は、弁体11の天地を反転可能に設けて、天地を交換した状態の弁体11に軸装した天地何れか一方側の上ステム14aに設けられる。または、手動機構部32は、交換可能に設けた上ステム14aと下ステム14bのうちの管路34の前面40側又は背面41側の何れかに位置している上ステム14aに設けられる。
この手動機構部32の取付け構造により、ストレーナ本体1は、手動機構部32を介して管路34の前面40側又は背面41側の何れかの位置で手動操作可能になっている。なお、弁体11の天地を反転することなく、上ステム14aと下ステム14bとを交換することで、手動機構部32の位置及び手動操作方向を変えるようにしても良い。
手動機構部32を介して弁体11を手動操作する場合には、枠部36からインジケータ37を取外して六角コネクタ35の上部側を露出させ、六角コネクタ35にソケットレンチを掛けて押付けることでロックを解除する。続いて、このソケットレンチを開方向又は閉方向に回転操作して弁体11を全開又は全閉状態にしたときに、六角コネクタ35が持ち上がってロックがかかるようになっている。このように、ソケットレンチにより六角コネクタ35を所定位置まで回転させて弁体11を容易に開又は閉状態にできる。次に、ソケットレンチを六角コネクタ35から外し、インジケータ37を枠部36に取付ける。
このような構造の手動機構部32をバタフライ弁6に接続した場合、通常時において操作機レスの状態になるため開閉頻度が低い配管ラインなどに省スペースでストレーナ本体1を配管することが可能になる。
図3のバタフライ弁6は、バルブ本体1の軸装部31に直接手動機構部32が取付けられた、バルブを駆動部の連結長さの短い操作機レスの、いわゆるノンネックタイプと呼ばれるバルブである。このバラフライ弁としては、図示しないが、連結部の長さがコンパクトな、いわゆるショートネックや、連結部の長さの長い結露対策用の、いわゆるロングネックと呼ばれるタイプであってもよい。この場合には、ステム14にレバーハンドルを手動操作機構として接続することで、前記ノンネックタイプと同様に管路34の前面40又は背面41側で手動操作可能になる。更に、図示しないが、バタフライ弁6に電動アクチュエータ等の自動機構部を接続し、この自動機構部を介して弁体11を自動操作することも可能である。この場合、自動機構部の駆動部として、ギア、電動、空気圧作動などの各種の動作機構を用いることが可能である。
シートリング30は、ボデー4の一次側領域T内に埋設され、このシートリング30が埋設された一次側管路42がフルボア型に設けられている。ここで、フルボア型とは、バルブの呼び径と弁座径とを略同じ寸法に設定した型式をいう。
シートリング30は、ステム軸装部31よりボデー4に焼付けにより一体成形される。この場合、焼付け手段としては、注入成形(トランスファー成形)、射出成形(インジェクション成形)、圧縮成形(コンプレション成形)が考えられる。本発明のバタフライ弁付きストレーナにおいては、注入成形を用いて焼付ける例で説明する。
図4においては、シートリング30を注入成形する場合の好ましい成形プレス機45を示している。この成形プレス機45は、ポット注入部46、上型部材47、下型部材48を有している。ポット注入部46は、プランジャー部49とポット50から構成され、ポット50の内部に素材の収納部52が形成されている。
上型部材47の中に、第1成形型55、下部部材48の中に第2成形型56がセットされ、この状態でこれらがボデー4に取付けられる。その後、ボデー4に設けた段部4aに当接するように第3成形型57をセットして、成形準備が整うようになっている。
収納部52には、シートリング30の材料となる適宜のゴム素材Gが収納される。ゴム素材Gは、ポット注入部46に設けた収納部52から、ポット50や第1成形型55に形成した注入孔53より軸装部31を介して後述するキャビティ54内に注入される。
第1成形型55、第2成形型56、第3成形型57は、上型部材47、下型部材48とボデー4との間に装着されてボデー4のシートリング成形位置に所定形状の空間のキャビティ54を形成可能になっている。第1成形型55は、ボデー4の一方側のステム嵌合部33と上型部材47の空間部51との間に装着可能な略円柱状に設けられ、この第1成形型55の略中央付近に上記した注入孔53が連通するように形成されている。第2成形型56は、第1成形型55と同様の略円柱状に形成され、ボデー4の他方側のステム嵌合部33と下型部材48の空間部51との間に装着される。この第2成形型56には注入孔は形成されておらず、ゴム素材が他方側のステム嵌合部33から外部に漏れることが防がれている。
第3成形型57は、ボデー4内周側の一次側管路42、上型部材47と下型部材48に装着可能な略円柱形状に形成されている。
これらの第1成形型55、第2成形型56、第3成形型57を、上型部材47、下型部材48、ボデー4の開口側からそれぞれ装着すると、注入孔53が連通した状態で軸装部31、一次側管路42が塞がれて、ボデー4内にシートリング30を形成可能なキャビティ54が所定の大きさで形成される。
第2成形型56の位置に第1成形型55を装着し、この第1成形型55を双方のステム嵌合部33、33に配設するようにしてもよく、この場合には、ステム軸装部31の両方側からゴム素材Gを注入できることで、均等なシートリング30を成形することが可能になる。また、注入孔が、第1成形型55の前面側と背面側となるように設けて注入してもよい。
ボデー4にシートリング30を焼付けする前には、予め鋳造によってボデー4を所定のストレーナ形状に加工して、更に、ボデー4のシートリング成形部位の表面を適宜の薬品等で洗浄して脱脂し、更に、リン酸被膜処理などを施して錆止め加工する。その後、シートリング成形部位に加硫接着剤を塗布する。
このボデー4を所定の温度まで加熱し、その後、ボデー4のステム嵌合部33、33から高温となっている第1成形型55、第2成形型56、一次側管路42より第3成形型57をそれぞれ装着し、ボデー4を高温となっている上型部材47、下型部材48で挟み込むことでセットする。
続いて、冷却後のシートリング30の体積よりも適度に増量したゴム素材Gをポット50にセットする。このゴム素材Gに対してプランジャー部49により適度の圧力を加えることで、注入孔53を介してキャビティ54内に射出してシートリング30を成形する。このとき、第1成形型55、第2成形型56、第3成形型57や、上型部材47、下型部材48を適度の高温に維持し、この状態で所定時間保持しながらゴム素材Gを加硫させる。この処理温度と保持時間とを適宜調整することで所定のシートリング30が成形される。仮に、図4(b)において、処理温度、保持時間の影響でボデー4が外径側に大きく変形しようとした場合にも、このボデー4が上型部材47と下型部材48とにより保持されていることで変形が防がれる。
上記の成形プレス機45によってボデー4にシートリング30を注入成形した場合には、成形圧力の荷重がシートリング30を成す円筒部位の半径方向に均等に作用して均質なシートリングを成形可能になる。また、ボデー4を横向きの状態にしてシートリング30を成形しているため、図4(a)に示すように成形プレス機45の高さHの寸法を小さく抑え、実用的な成形プレス機45によりシートリング30を注入成形できる。
一方、図示しないが、ボデーを縦向きの状態にして注入成形機(射出成形機)により焼付けをおこなう場合には、成形圧力が作用したときに胴部が強度的に弱くなり、特に、ボデーのシートリング成形部位が圧縮荷重を受けて座屈する可能性がある。このため、成形後のシートリングが変形したり寸法精度が低くなる。また、成形型の高さ寸法が大きくなることで成形プレス機に設置できなくなる可能性がある。
他方、図示しないが、ボデーを縦向きにして圧縮成形機により焼付け、すなわち、ゴム素材を成形型の内部に挿入して圧縮荷重で成形した場合にも、前述の注入の場合と同様の問題が生じる。すなわち、シートリング成形部位が圧縮荷重を受けて座屈する可能性が生じ、成形型の高さが大きくなるため成形も困難になる。
これらの理由から、ステムの軸装部31よりシートリング30を焼付けにより成形する場合には、上記の成形プレス機45を用いて注入成形又は射出成形により製作することが最も望ましい。
また、図示しないが、弁体のシール面側に溝状部位を形成し、この溝状部位にシートリング部材を嵌め込んで、弁体側にシール部位を設けることも可能である。この場合には、バタフライ弁のボデーにシートリングを一体成形する必要が無くなる。
しかし、ボデーの材料が鋳鉄の場合、錆が発生してシール性能を保持できなくなるため、ボデーの内周側に所定の筒状部材を挿入し、この筒状部材にステンレス又は樹脂等の防錆材料、或は、メッキを被覆してタッチ面を設けることが必要になる。更に、筒状部材をボデーに一体化する際には、この筒状部材とボデーとをシールするためのOリングも必要になる。タッチ面をメッキする場合、ボデーの下地面を加工して表面を滑らかにしたり、この表面を脱脂したり必要も生じる。筒状部材をボデー内に配置するために、フルボア型のシートリングを有する弁体を設けた場合にはボデーの外径も大きくなり、その結果、フランジ部分にタップ穴を加工する必要も生じる。
更に、図示しないが、金属又は樹脂材料で筒状のゴム材料を被覆して筒状のシートリング部材を形成し、このシートリング部材をボデーの内周側に挿入により嵌め込み、インサート部材でこのシートリング部材を固定する構造とすることも可能である。この場合、シートリング部材を一体型の部品としてボデーとは別に製作できる。従って、シートリング製作に関する工程において、作業が容易になり大量生産も可能になる。
しかし、バタフライ弁のシートリング部材がフルボア型である場合には、インサート部材とボデーの肉厚とを加味したときにこのボデーの外径が大きくなり、フランジ部分にタップ穴を設けて結合する必要が生じる。ボデー外径を小さく抑えるためには管路の内径を小径にする必要があるが、この場合には管路内径がレデューストボア型になる。レデューストボアの管路の場合、流量が少なくなったり、Cv値が小さくなる等の欠点がある。
更に、ボデー内径側には、シートリング部材を突当てて位置決めするための突起状のシートリングストッパー、このシートリングストッパーよりも拡径したシートリング装着部、インサート部材を螺合するためのインサート螺合部を加工する必要が生じる。このため、ボデーの構造が複雑になる。
ストレーナ本体1において、前述したスクリーン8は、ボデー4のスクリーン収容筒部5に収容される。このスクリーン8は、ステンレス等の材料で形成した鋼板にパンチング等の加工で多数の小孔8aが形成され、この鋼板が筒形状に丸められ、相対する縁部位がスポット溶接等の固着手段で固着されて両端が開口されている。スクリーン8はキャップ9に取付けられ、このキャップ9を介してスクリーン収容筒部5に着脱自在に収納される。キャップ9は、固着ボルト18による締付け等の手段によりスクリーン収容筒部5の開口側に固定される。このキャップ9による固定時には、スクリーン8の先端部側に設けた取付先端部8bが流入口2とスクリーン収容筒部5との間に形成された凹状の装着部10に嵌合されて、スクリーン収容筒部5の所定位置にスクリーン8が固定される。スクリーン8は、金網等のメッシュ板が前記の鋼板に重ねられた態様であってもよく、この場合、流体中のより小さい異物やゴミを捕捉分離することが可能となる。
スクリーン8を収納するスクリーン収容筒部5は、ボデー4の所定面間内に収まるように、例えば、管路34に対して45°程度の図示しない傾斜角度で突設形成されている。この傾斜角度は、60〜70°程度の角度、或は、それ以上の角度であってもよい。本発明に係るバタフライ弁付きストレーナにおいて、傾斜角度を60〜70°に設定した場合には、バタフライ弁を有しない一般的なストレーナとほぼ同じ面間寸法まで短く形成できる。このとき、上記したバタフライ弁6が面間寸法の短い構造のバルブであることから、ストレーナ本体1の面間寸法を極限まで短くできる。但し、70°よりも大きい傾斜角度の場合には、スクリーン8から二次側への流体抵抗が大きくなる。
このようにバタフライ弁6をストレーナ本体1に近接させた状態で一体化することで、ストレーナ本体1の設置場所においてバタフライ弁6の開閉操作とスクリーン8の清掃・メンテナンスを一度に実施することも可能となる。このため、作業者は、移動を伴うことなくスクリーン8の異物・ゴミ等を除去して、ストレーナ本体1の捕捉分離機能を回復できる。
弁体11を水平に配置して、手動機構部32を管路34の前面40側又は背面41側に配置しているので、スクリーン8の清掃・メンテナンスの際、作業者は、ストレーナ本体1の前面40側又は背面41側でバタフライ弁6の開閉を行い、ストレーナ本体1の下方でキャップ9やスクリーン8の着脱を行う。従って、作業者は、ストレーナ本体1の上方で作業する必要がない。よって、本発明に係るストレーナは、建物の天井付近など、上方の設置スペースに制約を受ける配管に好適である。
更に、バタフライ弁とストレーナとの一体化により、バタフライ弁6からスクリーン収容筒部5までの流路を最短距離に設けてその容積を小さくすることで、管路34内に残存する流体を最小限の量に抑えることができる。そして、ストレーナ本体1からキャップ9を取外したときには、流体の排出量が少なく抑えられる。このため、例えば、高価な流体を流した場合の流体の排出によるロスが少なく経済的である。
ストレーナ本体1の流入口2から異物やゴミを含んだ流体が流れ込むと、この流体は流入口2からスクリーン8を通過し、このスクリーン8により異物やゴミが捕捉分離されたのちに流出口3より流体が二次側に流出する。
本発明におけるストレーナは、上述したY形ストレーナの態様に限られることはなく、図示しないが、例えば、U形ストレーナと呼ばれるスクリーンが流路に対して90°上方に向けて配置されたストレーナや、U形ストレーナの管路が流れ方向に水平に形成された構造の略T形状のストレーナなどであってもよい。このように、ストレーナ本体は、スクリーン8の一次側にバタフライ弁を一体に配設可能であれば、各種の構造に設けることが可能である。
上述したストレーナ本体1を配管ラインに設ける場合には、例えば、図示しない三方弁装置や二方弁装置を有する配管ラインの一部に配設される。ストレーナ本体1は、これらの三方弁装置や二方弁装置の流路を切換えて内部の清掃をおこなうことが可能になる。
次いで、本発明のバタフライ弁付きストレーナの上記実施形態における作用を説明する。
本発明のバタフライ弁付きストレーナは、ストレーナ本体1の一次側領域T内にバタフライ弁6が設けられているので、全体の構造を簡略化でき、コンパクト化を図りつつ配管ラインに設置できる。このため、重量の軽減も可能になり、例えば、ストレーナとバタフライ弁を別体に形成して配設する場合と比べて接続に使うフランジやボルトナット類が不要となり、略30%の重量減も可能になり省資源に寄与できる。ストレーナ本体1の取付けによって、スクリーン8とバタフライ弁6とを一度に配管ラインに配設でき、このストレーナ本体1を狭い空間に設置することも可能になる。
ストレーナ本体1の弁体11は、管路34の流れ方向に対して水平に回転するように配設されていると共に、この弁体11は、全閉状態から開放する場合、弁体11の下部11b側が二次側に開き、弁体の上部11a側が一次側に回転するように装着されている。この弁体11の回転構造により、弁開時における弁体11の下部11b側がノズル側、上部11a側がオリフィス側となり、弁開時には流体がこの弁体11に沿って流れる。そのため、この流体の流れは、スクリーン8方向に向けて層流となり、流体抵抗が抑えられて圧力損失が小さくなる。
すなわち、図2(a)における弁体11の弁閉状態からこの弁体11を操作して、図2(b)の中間開度を経て図2(c)の全開状態にするときに、図2(c)の状態では、例えば、空調用冷温水配管などにみられるように、流体量が口径の3〜4割程度の場合では流体の略全量が弁体によりガイドされ、スクリーンに落下することになる。これにより、流体抵抗を抑制することができ、また、同図に示した弁体11とスクリーン8との間に設けられたボデーの下降内壁7の損傷も抑えることができる。この作用によって、図2(b)の中間開度時においても渦流の発生が抑えられて圧力損失を抑えることができる。
しかも、上記弁体11の水平配置により、この弁体11の弁翼部12がボデーの管路34の底部34aに対向し、この弁体11は、前記のように下部11b側が二次側、上部11a側が一次側に回転する。このため、図2(a)から図2(b)の状態に弁開操作したときに流体は底部34aから流れ出し始めるので、この底部34aに滞留していた流体中の異物やゴミを弁開操作の初期段階で二次側に排出できる。これによって異物やゴミがステム14や弁体11に付着することを防いで、弁開操作の過程における異物やゴミによる引っかき傷などのシートリング30の損傷を防止して高いシール性を確保できる。
更に、ボデー4の一次側領域T内にシートリング30を埋設し、一次側管路42をフルボア型に設けているので、Cv値を大きく確保し、弁開時の圧力損失を最小限に抑えることができ、大口径のストレーナ本体に大流量の流体が流れる場合においても、異物やゴミの捕捉分離特性を向上できる。
シートリング30をステムの軸装部31より注入成形によってボデー4に焼付け成形しているので、ボデー4の1次側に容易にシートリングを一体成形でき、注入成形後には、シートリング30による弁閉時のシール性を向上できる。この成形方法は、本実施形態に記載のバタフライ弁付きストレーナに限ることなく、フランジ付きバタフライ弁のように面間の長いバタフライバルブにも好適である。
図5、図6においては、比較例のストレーナを示している。このストレーナ本体60は、スクリーン8が内蔵され、ストレーナ本体60の一次側領域Tに設けられたバタフライ弁61の弁体62が、管路63の流れ方向に対して垂直に回転するように、手動機構部64がストレーナ本体60の上部側に配設されている。
この場合、図5から弁開状態にしたときに、ストレーナ本体60内に乱流が発生して流体抵抗が大きくなる。更に、図6に示した中間開度の状態においては、流体が渦を発生させたあとにスクリーン8に捩れるように流れることで、圧力損失が大きくなって流れが乱れることになる。
1 ストレーナ本体
4 ボデー
6 バタフライ弁
8 スクリーン
11 弁体
11a 上部
11b 下部
14 ステム
30 シートリング
31 軸装部
32 手動機構部
34 管路
40 前面
41 背面
42 一次側管路
T 一次側領域

Claims (5)

  1. ストレーナ本体にスクリーンを内蔵したストレーナであって、前記ストレーナ本体の一次側領域内にバタフライ弁を設け、このバタフライ弁の弁体を前記ストレーナ本体の管路の流れ方向に対して水平に回転するように配設すると共に、この弁体は、全閉状態から開放する場合、弁体の下部側が二次側に開き、弁体の上部側が一次側に回転するようにしたことを特徴とするバタフライ弁付きストレーナ。
  2. 前記弁体の天地を交換可能に設け、かつ、この弁体に軸装したステムの何れか一方に手動機構部を設け、この手動機構部を介して管路の前面側又は背面側の何れかの位置で手動操作可能とした請求項1に記載のバタフライ弁付きストレーナ。
  3. 弁体に設けた上ステムと下ステムを交換可能に設け、管路の前面側又は背面側の何れかに位置している前記上ステムに手動機構部を設けた請求項1に記載のバタフライ弁付きストレーナ。
  4. 前記ストレーナ本体を構成するボデーの一次側領域内にバタフライ弁のシートリングを埋設して、一次側の管路をフルボア型にした請求項1乃至3の何れか1項に記載のバタフライ弁付きストレーナ。
  5. 前記シートリングを前記ステムの軸装部より注入成形により前記ボデーに焼付けた請求項4に記載のバタフライ弁付きストレーナ。
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