JP2012090503A - ワイヤハーネスの外装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイアヤハーネスを外装するプロテクタを簡素化し、他車種と共用可能にする。
【解決手段】車室前部から車両後部へとシルサイドパネルの上面側に沿って配索するフロアハーネスの外装構造であって、キッキングプレートの配置位置から後部タイヤハウスに至る部分の前記フロアハーネスには、前記キッキングプレートの後端に対応する狭い領域にのみ小型のプロテクタを外装し、該プロテクタは浅底4角状の小型なボックス形状とし、該プロテクタには固定用のクリップを1つだけ突設し、他車種との共用品としている。
【選択図】図2

Description

本発明はワイヤハーネスの外装構造に関し、詳しくは、自動車のサイドシルの下面側に配索するワイヤハーネスを保護するプロテクタ等の外装部材を改良するものである。
自動車に配索するワイヤハーネスは所要領域で樹脂成形品からなるプロテクタの内部を通して保護している。該プロテクタで外装することで、ワイヤハーネスを外部干渉材から保護し、経路規制し、さらにワイヤハーネスの断面形状を偏平形状にする等の形状規制を行って配索スペースに挿通可能にしている。
また、ワイヤハーネスは、プロテクタの保護が必要でないが簡易的な保護等が必要な領域では樹脂成形品からなるコルゲートチューブや丸チューブ等の外装材に挿通している。
前記ワイヤハーネス外装用のプロテクタは、従来、特開平6−165339号公報、特開2000−236609号公報等で多数提供されている。
自動車に配索するワイヤハーネスのうち、車室前部に搭載するジャンクションボックスに接続して、車両後部へと配索するワイヤハーネスがシルパネルに沿って配索されている。該ワイヤハーネスはボデイハーネスとも称されるが、以後、フロアハーネスと称す。
自動車の側面開口のドア下では、シルサイドパネル上でシルサイドフランジの内側に前記フロアハーネスが配索されている。サイドドアの下面側で、キッキングプレートが配置されている箇所では、乗員の足踏みや荷物の落下等で、下方に配索されるワイヤハーネスに衝撃的に荷重が負荷される恐れがある。よって、従来、フロアハーネスにプロテクタを外装し、衝撃荷重がフロアハーネスに負荷されないように保護している。
特に、図10に示すように、サイドドアの下部の領域S1から後部タイヤハウス4の内部の領域S2へとフロアハーネスを配索する領域では、フロアハーネスW/Hの保護、経路規制、形状規制を行う必要がある。よって、この三次元的な領域に配置する比較的長尺なプロテクタ100を設けて、フロアハーネスに外装している。該プロテクタ100は例えば左右ハンドル車に応じて、図11(A)(B)に示すように左側プロテクタ100A、右側プロテクタ100Bと、左右両側で形状を相違させて設ける必要がある。該プロテクタ100(100A、100B)は三次元形状であり、よって、車体への固定位置は複数箇所が必要となる。このように、プロテクタの形状が複雑で、金型作成費が高くつき、製造コストがかかるとともに、車体への取り付けも作業手数がかかる問題がある。
さらに、前記プロテクタを車両の形状に応じて製造する必要があり、車種別、左右ハンドル車別でそれぞれ製造する必要がある。よって、プロテクタが多種類必要となり、非常にコスト高になる問題がある。
特開平6−165339号公報、 特開2000−236609号公報
本発明は前記した多種類のプロテクタを設けてコスト高になっている問題を解消せんとするもので、車種、左右ハンドル車等により車両の形状が相違し、前記サイドドア下から後部タイヤハウスに至るフロアハーネスの三次元的な配索経路の形状に変更があっても、共用のプロテクタを用いることができるようにしたワイヤハーネスの外装構造を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車室前部から車両後部へとシルサイドパネルの上面側に沿って配索するフロアハーネスの外装構造であって、
キッキングプレートの配置位置から後部タイヤハウスに至る部分の前記フロアハーネスには、前記キッキングプレートの後端に対応する狭い領域にのみ小型のプロテクタを外装し、該プロテクタは浅底4角状の小型なボックス形状とし、該プロテクタには固定用のクリップを1つだけ突設し、他車種との共用品としていることを特徴とするワイヤハーネスの外装構造を提供している。
前記プロテクタは、前後両側に同一高さ位置のテープ巻片を突設した本体と、該本体の上面開口を閉鎖する蓋を備え、該プロテクタの前後長さは前後の前記テープ巻片を含めた長さが120mm以下、高さが25〜35mmであり、前記本体の底壁中央から1つの羽根型クリップを突設している。
前記のように、フロアハーネスには、従来、そのキッキングプレートの配置位置から後部タイヤハウスに至る領域に長尺なプロテクタを外装しているが、本発明では、キッキングプレートの後端位置と対応する狭い領域にのみプロテクタを配置している。よって、プロテクタを小型化でき、小型化により固定用のクリップは1つでよくなり、車両への取り付け工数が削減でき、かつ、車体パネルの斜面でも取り付けることができる。
さらに、プロテクタは三次元的な屈曲がなく、出口と入口の高さが同一で、テープ巻片を同一高さとしているため、フロアハーネスをプロテクタにテープ巻き固定しやすい。
プロテクタが小さくなるため、プロテクタ内に収容するワイヤハーネス曲げの影響が少ない。かつ、プロテクタが小型で汎用的な4角のボックス形状としているため、特定の車両だけでなく他車種にも共用で用いることができる。
前記フロアハーネスを自動車に配索した状態で、前記プロテクタは前記キッキングプレートの後端から下向きに突設したフランジを受け止める位置に配置されるものとしている。
これにより、キッキングプレートを安定保持することができる。
さらに、該プロテクタの上面と前記キッキングプレートのフランジの下端との間にフロアカーペットの幅方向端を挟んで固定することが好ましい。
また、前記プロテクタの外装部分の前後両側のフロアハーネスはコルゲートチューブで外装し、前記キッキングプレートの前方側の下方に位置する部分では、前記コルゲートチューブにシルクリップを外嵌し、該シルクリップに前記キッキングプレートの下面から突設したブラケットを挿入保持する保持溝を設けた支持用突出部を設けることが好ましい。
前記のように、シルクリップを設けるとキッキングプレートが浮き上がることなく保持でき、キッキングプレートを安定保持することができる。
なお、前記コルゲートチューブに変えて、丸チューブで外装してもよいし、厚肉シートを巻き付けて外装してもよい。
前記のように、本発明では、ワイヤハーネスにプロテクタを外装する場合、該プロテクタの外装が必須である狭い領域に限定することで、プロテクタの小型化を図っている。このようにプロテクタを小型化することで、プロテクタを車体に対応した三次元形状などの複雑な形状にする必要はなく、単純な四角形状のボックス状にでき、他車種との共用化を図ることができる。
本発明の実施形態のワイヤハーネスの配索領域を示す斜視図である。 図1に示す配索領域におけるワイヤハーネスの外装状態を示す概略断面図である。 前記ワイヤハーネスに外装するプロテクタを示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は斜視図である。 図3に示すプロテクタの蓋を開いた状態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 前記プロテクタの両側に取り付けるコルゲートチューブを示す平面図である。 前記コルゲートチューブに取り付けるシルクリップの概略断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 従来例を示す概略図である。 (A)(B)は従来のプロテクタを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図9を参照して説明する。
図1に示すように、自動車の車室前部から後部のトランクルーム側へと左側縁のシルサイドパネル21に沿ってフロアハーネス1を配索している。後部座席2に面するサイドドアの開口3の下部の領域S1から後部タイヤハウス4の内部の領域S2に配索する領域では、従来は前記図10に示すように、1つの長尺なプロテクタ100内にフロアハーネス1を挿通して配置されていた。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、前記後部タイヤハウス4の内部の領域S2に隣接するサイドドア開口3の下部の領域S1の後側部の領域S1−1の狭い領域にのみ配置する小型のプロテクタ10を設け、該プロテクタ10にフロアハーネス1を挿通している。該プロテクタ10は図3および図4に示す形状としている。
プロテクタ10の前後方向の長さLは、従来の図10および図11に示すプロテクタ100の前後方向の長さに対して50%以下に短縮している。従来、プロテクタ100で外装していた領域には、本実施形態では、プロテクタ10の前後両側にコルゲートチューブ5A、5Bを配置し、該コルゲートチューブ5A、5Bでフロアハーネス1を外装し、かつ、前側のコルゲートチューブ5Aにシルクリップ6を取り付けている。
前記のように、領域S1−1のみをプロテクタ10で外装し、他の領域S1ー2、S2はコルゲートチューブ5A、5Bで外装しているのは下記の理由による。即ち、
図2および図7に示すように、プロテクタ10を配置する領域S1−1にキッキングプレート20の終端が位置し、乗員の足踏みや荷物の落下等の衝撃荷重が下方のフロアハーネス1に負荷される恐れがある。
また、プロテクタ10を配置する領域S1−1以外の領域S1ー2は、図8、図9に示すように、上面はキッキングプレート20、下面はシルサイドパネル21、外側面はシルサイドフランジ22で囲まれて外部干渉を受けない。かつ、下面のシルサイドパネル21上のフロアハーネス1の配索経路は前後方向に伸びる平坦面であるため経路規制をする必要はなく、かつ、上方からの荷重はキッキングプレート20で受け止められるためにプロテクタで保護する必要がないことによる。
プロテクタ10は図3および図4に示すように、浅底の四角形状の本体11と蓋12とからなるボックスからなる。本体11は底壁11aと前後両側壁11b、11cを備え、左右両側はハーネスの出入口となる開口11d、11eとし、該開口11d、11eの下縁からテープ巻き片11f、11gを突設している。
前記本体11の後側壁11cの上端に薄肉ヒンジ13を介して蓋12を開閉自在に連結し、自由端側にロック爪12aを設け、前記本体11に設けたロック枠11hにロック結合するようにしている。
さらに、本体11の底壁11aの中央に1つの車体取り付け用のクリップ14を突設している。該クリップ14は底壁11aから突設した皿部14a、皿部14aの中央から突設した軸部14b、軸部14bの先端から折返状に形成した一対の羽根部14c、各羽根部14cの先端に設けた係止段部14dからなる。
なお、本体底壁にクリップ取付穴を設け、該クリップ取付穴に羽根型のクリップを挿入固定してもよい。
プロテクタ10は、前記のように高さが低い浅底とし、高さ寸法Hより幅寸法Wおよび長さ寸法Lを大としている(H<W、L)。本実施形態では、プロテクタ10の長さ寸法Lはテープ巻片を含めて100〜120mm、幅Wは60〜70mm、高さHは25〜35mmとしている。
該プロテクタ10の本体11の下面はシルサイドパネル21の上面に当接させ、蓋12の上面にフロアカーペット25の幅方向端を挟んで、キッキングプレート20の下向きフランジ20aの下端が位置するように設定している。
プロテクタ10から引き出されるフロアハーネス1の前後両側に外装するコルゲートチューブ5A、5Bは、樹脂成形品からなる汎用の形状である。即ち、環状の山部50aと谷部50bを長さ方向に交互に設け、伸縮かつ屈曲容易としている。
プロテクタ10の前側のフロアハーネス1に外装するコルゲートチューブ5Aには、プロテクタ10から所要寸法あけた位置で且つキッキングプレート20の下方に位置する部位にシルクリップ6を外嵌固定している。図6に示すように、シルクリップ6は、コルゲートチューブ5に外嵌する2つ割状として一端をヒンジで連結した一対の本体26aと26bを備え、コルゲートチューブ5に外嵌したのちに、自由端に設けたロック部26r1と被ロック部26r2とをロック結合して取り付けるようにしている。かつ、本体26a、26bの内周面にコルゲートチューブ5の谷部50bに嵌合するリブ26m、26nを設けている。一方の本体26aの上面から突出した支持用突出部26cを備え、該支持用突出部26cにキッキングプレート20から下方に突出する取付部20bの下部を挿入する保持溝26dを設けている。
前記のように、フロアハーネス1の配索領域S1(S1−1とS1−2)およびS2では、コルゲートチューブ5A、プロテクタ10、コルゲートチューブ5Bを外装し、かつ、コルゲートチューブ5Aにシルクリップ6を外嵌固定してフロアハーネス1を外装している。
前記プロテクタ10の挿通箇所では、本体11内にフロアハーネス1を構成する電線群を偏平に広げて挿通し、その両側をテープ巻片11f、11gにテープTで巻き付け、蓋12を閉じて本体11にロック結合している。
また、コルゲートチューブ5Aの所定位置に、シルクリップ6の一対の本体26a、26bを外嵌した後、本体26aと26bの開閉端側に設けたロック部を結合し、前記支持用突出部26cを上向きに設定している。
前記のように、領域S1、S2にプロテクタ10、コルゲートチューブ5A、5B、シルクリップ6で外装したフロアハーネス1を自動車に配索する。
図7に示すように、プロテクタ10はキッキングプレート20の後端に位置させ、シルサイドパネル21上に本体底壁11aを載置し、クリップ14をシルサイドパネル21に設けたクリップ穴に挿入係止する。この状態で、プロテクタ10の蓋12の上面にフロアカーペット25の幅方向端縁を乗せ、キッキングプレート20の幅方向の内側端から下向きに屈折したフランジ20aをフロアカーペット25を挟んでプロテクタ10の蓋12の上面に押し当てる。これにより、キッキングプレート20がプロテクタ10で支持されると共に、プロテクタ10もシルサイドパネル21とキッキングプレート20との間に固定できる。
また、図8に示すように、フロアハーネス1に外装したコルゲートチューブ5Aをシルサイドパネル21の上面に載置し、上向きに突出するシルクリップ6の支持用突出部26cの保持溝26dにキッキングプレート20から下向きに突出する取付部20bを挿入する。これにより、図9に示すように、コルゲートチューブ5Aの上面から浮いた位置にあるキッキングプレート20をシルクリップ6で位置決め保持することができる。
前記したプロテクタ10はキッキングプレート20の後端位置に対応する領域に外装するだけであるため、従来用いられていた図10および図11に示すプロテクタより小型化でき、かつ、単純な形状の浅底ボックス状とすることができる。よって、車種別、左右ハンドル車別などで車体形状に変更があっても、共用で用いることができる。かつ、該キッキングプレート20の終端より前方ではキッキングプレート20でフロアハーネス1は上方からの荷重に対して保護され、かつ、フロアハーネス1の配索経路は水平面上を前後方向に配索するだけであるため、プロテクタで経路規制および保護する必要はなく、コルゲートチューブ5Aの保護で十分である。同様に、タイヤハウス内の領域S2に配索するフロアハーネス1もコルゲートチューブ5Bで外装すると三次元状の配索に容易に対応させることができる。
このように、従来は車両形状に応じて多種類のプロテクタを必要としていたが、本発明では、プロテクタによる外装が必須となる領域と、プロテクタの外装を必須としない領域とを区別し、プロテクタによる外装が必須となる領域のみをプロテクタで外装し、プロテクタの小型化を図っている。プロテクタを小型化することで、プロテクタの形状を単純なボックス形状とすることができ、その結果、他車種や左右ハンドル車の相違にかかわらず共用化することができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、プロテクタ10の前後はコルゲートチューブでフロアハーネスを外装しているが、コルゲートチューブに変えて丸チューブ、厚肉テープを巻き付けてもよい。
1 フロアハーネス
4 後部タイヤハウス
5A、5B コルゲートチューブ
6 シルクリップ
10 プロテクタ
11 本体
12 蓋
14 クリップ
20 キッキングプレート
21 シルサイドパネル
22 シルサイドフランジ
25 フロアカーペット

Claims (4)

  1. 車室前部から車両後部へとシルサイドパネルの上面側に沿って配索するフロアハーネスの外装構造であって、
    キッキングプレートの配置位置から後部タイヤハウスに至る部分の前記フロアハーネスには、前記キッキングプレートの後端に対応する狭い領域にのみ小型のプロテクタを外装し、該プロテクタは浅底4角状の小型なボックス形状とし、該プロテクタには固定用のクリップを1つだけ突設し、他車種との共用品としていることを特徴とするワイヤハーネスの外装構造。
  2. 前記プロテクタは、前後両側に同一高さ位置のテープ巻片を突設した本体と、該本体の上面開口を閉鎖する蓋を備え、該プロテクタの前後長さは前後の前記テープ巻片を含めた長さが120mm以下、高さが25〜35mmであり、前記本体の底壁中央から1つの羽根型クリップを突設している請求項1に記載のワイヤハーネスの外装構造。
  3. 前記フロアハーネスを自動車に配索した状態で、前記プロテクタは前記キッキングプレートの後端から下向きに突設したフランジを受け止める位置に配置される請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの外装構造。
  4. 前記プロテクタの外装部分の前後両側のフロアハーネスをコルゲートチューブで外装し、前記キッキングプレートの前方側の下方に位置する部分では、前記コルゲートチューブにシルクリップを外嵌し、該シルクリップに前記キッキングプレートの下面から突設したブラケットを挿入保持する保持溝を設けた支持用突出部を設ける請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの外装構造。
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