JP2012088396A - 監視カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】適正画像を提供すると共に、有効に小型化などを実現する監視カメラを提供する。
【解決手段】可動レンズを駆動させるレンズ駆動機構部24を含むレンズ鏡筒25を、レンズ光軸Xのまわりに回転させる光軸回転機構部33を備え、レンズ駆動機構部24と光軸回転機構部33は光軸回転台35に搭載され、且つレンズ光軸Xを挟んでほぼ反対側に配置される。レンズ駆動機構部24と光軸回転機構部33は、レンズ光軸Xと回転軸が一致する内歯車37aの内側に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は例えば店舗、ホテル、銀行、駅などの建物に設置されて、不審者等を監視する監視カメラに関し、特に光軸を回転中心としてレンズ鏡筒を回転させる回転機構を有するドーム型監視カメラに関するものである。
現在、店舗、ホテル、銀行、駅など様々な場所で監視カメラが多用されている。従来は天井に固定された箱型の監視カメラが主流であった。しかし、それは監視カメラの形状がむき出しで、一般の人々に対して不快感を与えていた。そのため近年、一見して監視カメラに見えないように、透明または半透明のドームカバーの中に撮影レンズを配置したドーム型監視カメラが増えている。
ドーム型監視カメラは、ドームカバー以外の部分を天井に埋めこんで使用することも多い。しかし、ドーム径が大きければ大きいほど、一般の人々に不快感を与えやすくなってしまうため、ドーム径が小型であることが望まれていた。
また一方で、モーターによって、パン駆動、チルト駆動を行う監視カメラが知られている。これらは遠隔でカメラを制御し、撮影方向を変えることができ、パンチルトカメラなどと呼ばれる。中にはドームカバーを有するパンチルトカメラもある。
例えば特許文献1では、パン旋回駆動力および制動力の向上が図られたパンチルトカメラについて開示されている。特許文献2では小型・軽量で正確に高速な作動ができるドーム型パンチルトカメラについて開示されている。
特開2003−330099号公報 特開2000−305138号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術は、天井に設置して使用する監視カメラに関するものである。そのため監視カメラを壁に設置すると、撮影方向によっては、撮影した画像の上下が実際の上下と一致しない画像になってしまうという問題があった。また、監視カメラという性質上、できるだけ人目につかず、小型コンパクトであることに加えて、パンあるいはチルト作動を円滑且つスピーディに行う等の基本的要請がある。
そこで、本発明の目的は、適正画像を提供すると共に、パンあるいはチルト作動を円滑且つ素早く行い、有効に小型化を実現する監視カメラを提供することである。
上記目的を達成するために本発明の監視カメラは、可動レンズを駆動させるレンズ駆動機構部を含むレンズ鏡筒を、レンズ光軸のまわりに回転させる光軸回転機構部を備え、前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は光軸回転台に搭載され、且つ前記レンズ光軸を挟んで反対側に配置されることを特徴とする。
この場合、前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は、前記レンズ光軸と回転軸が一致する内歯車の内側に配置される。
本発明によれば、光軸回転機構部を適宜作動させ、レンズ鏡筒をレンズ光軸のまわりに回転させることで、撮影画像を適正に表示することができると共に、パンあるいはチルト作動を円滑且つ素早く行うことができ、有効に小型化を実現することができる。
本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの正面図である。 本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの斜視図である。 本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの断面図である。 本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分断面斜視図である。 本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分分解図である。 本発明の第一の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分上面図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分断面斜視図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラに衝撃が加わった時の状態を説明するための図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラの断面図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラの断面図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分分解図である。 本発明の第二の実施形態におけるドーム型監視カメラの部分上面図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、図1〜6を参照して、本発明の第1の実施形態によるドーム型監視カメラ(以下、カメラ10と称することがある。)について説明する。
図1は本実施形態におけるドーム型監視カメラの正面図であり、図2は斜視図である。カメラ10は、天井や壁に直接、またはドーム11以外のところを埋め込んで設置・使用される。カメラ10の外装部品は、ドーム11と上ケース12と下ケース13からなる。ドーム11は透明または半透明のプラスチック製のカバー部材である。ドーム11の中には、レンズ鏡筒25が配置され、ドーム11の内部から撮影するようにしている。ドーム11は上ケース12にねじなどによって固定され、ドーム11と上ケース12は、下ケース13に対して簡単に取り外し可能に構成される。
図3は本実施形態におけるドーム型監視カメラの断面図であり、図4は一部の部品を断面表示した斜視図である。図5は光軸回転部の分解図である。図6は光軸回転部の上面図である。レンズ鏡筒25は、固定レンズ21、可動レンズ22、CMOSセンサー23、可動レンズ22を駆動させるレンズ駆動機構部24などから構成される。固定レンズ21はレンズ鏡筒25に固定されるレンズである。可動レンズ22はレンズ駆動機構部24によって駆動されるレンズであり、フォーカスやズームなどの調整を行う。撮像素子であるCMOSセンサー23は、映像を撮影し、撮影された映像信号を、後述する電気基板43に送る。
ガイド36は光軸回転台35に固定され、光軸回転台35が、光軸回転台35を支持するチルト回転台37から外れないようにしている。光軸回転台35はチルト回転台37に対して、回転可能に取り付けられる。レンズ鏡筒25は、レンズ光軸Xと光軸回転台35の回転軸が一致するように光軸回転台35に、図示されないビスなどによって固定される。
光軸回転台35には光軸回転機構部33が取り付けられる。光軸回転機構部33はモーター31とギア32(ギア32a、ギア32b、ギア32c)からなる。ギア32aはモーターピニオンであり、ギア32b及びギア32cはそれぞれ2つの歯車を持つ2組以上の減速用のギアである。ギア32cのうちの一つの歯車はチルト回転台37に設けられた内歯車37aと噛合う。モーター31が回転するとギア32a、ギア32b及びギア32cを介して動力を伝達し、光軸回転台35がチルト回転台37に対して回転する。なお、光軸回転台35と内歯車37aの回転軸は、レンズ光軸Xと一致する。
光軸回転機構部33は光軸回転台35に固定され、レンズ鏡筒25と一緒にレンズ光軸Xのまわりに回転する。光軸回転台35が回転することで、レンズ鏡筒25が回転し、撮影画像の回転方向を調整することができる。
レンズ駆動機構部24と光軸回転機構部33は、チルト回転台37に設けられた内歯車37aの内側に配置される。さらにレンズ駆動機構部24と光軸回転機構部33はレンズ光軸Xを挟んで、互いにほぼ反対側に配置される。(換言すると、レンズ駆動機構部24及び光軸回転機構部33は、後述するチルト軸37Aの方向において、レンズ光軸Xを挟んで互いに向かい合うように配置される。また、別の言い方をすれば、光軸回転機構部33は、レンズ光軸Xの方向から見て、レンズ駆動機構部24の配置領域に対してレンズ光軸Xを挟んだ反対側の領域に配置される。)レンズ鏡筒25と光軸回転機構部33と光軸回転台35からなる光軸回転部の重心は、ほぼレンズ光軸上にある。これにより光軸回転部の重心のバランスがとれるため、光軸回転機構部33に要求される駆動力をより小さくすることができる。
カバー34は、レンズ光軸Xとこのレンズ光軸Xと直交するチルト軸37A(第2の回転軸)との交点を中心とする球の半球形状でなるカバー部材であり、カバー34の直径は内歯車37aの外形の直径にほぼ等しい。さらにカバー34はレンズ鏡筒25の先端形状に合わせた切り欠き穴を有する。レンズ駆動機構部24と光軸回転機構部33は、半球形状のカバー34の内部に配置される。
さらに減速ギアを組み合わせていることで、より小さな駆動力と小さな大きさのモーターを使用することができる。ギア32は、レンズ鏡筒25とチルト回転台37の外形の間に小さく収まるように、レンズ光軸Xを中心とする円弧上に配置される。以上のように配置、構成することで、ドーム11を小型化することができる。
チルト回転台37はパン回転台41に対して、チルト軸37Aのまわりにチルト回転可能に取り付けられる。チルト回転台37とパン回転台41には、図示しない公知のチルト駆動機構が搭載される。このチルト駆動機構により、撮影部であるレンズ鏡筒25はチルト回転動作する。
パン回転台41はベース42に対して、パン回転軸41Aのまわりに回転可能に取り付けられる。パン回転台41とベース42には、図示しない公知のパン駆動機構が搭載される。このパン駆動機構により、撮影部であるレンズ鏡筒25はパン回転動作する。
ベース42は下ケース13に図示しないねじなどによって固定される。ベース42は、パン回転台41とチルト回転台37などを介して、レンズ鏡筒25の撮影方向を変更可能に支持している。電気基板43は下ケース13に、図示しないねじなどによって固定される。電気基板43はCMOSセンサー23から送られてきた映像信号を処理する。電気基板43はCMOSセンサーによって撮影された映像を圧縮、配信する。本実施形態では電気基板は1枚構成だが、2枚以上でもよい。
さて、本発明によれば、カメラ10を天井設置から例えば壁設置とし、その場合仮に、撮影した画像の上下が実際の上下と一致しないとき、光軸回転機構部33のモーター31を適宜作動させる。これによりレンズ鏡筒25がレンズ光軸Xのまわりに回転し、撮影画像をモニター上に適正に表示することができる。例えばそのモニター上で画像が90°傾いていた場合には、チルト回転台37に対して光軸回転台35を、レンズ光軸Xのまわりに画像の傾きと逆方向に90°回転させればよい。
上記のように光軸回転台35を回転させる場合、これらレンズ駆動機構部24や光軸回転機構部33でなる光軸回転部の重心は、レンズ光軸X上に設定されているため、偏りのない円滑な回転運動が保証される。また、これらの構成部材は、レンズ光軸Xのまわりにバランスよく、しかも全体としてコンパクトに配設され、外部から目立たない。
なお、本実施形態においてレンズ駆動機構部は可動レンズを駆動させると説明したが、レンズに限らず、しぼりやIRカットフィルターなどを駆動させるものでもよい。
(第2の実施形態)
以下、図7〜図12を参照して、本発明の第2の実施形態によるドーム型監視カメラ(以下、カメラ100と称することがある。)について説明する。なお、第2の実施形態におけるドーム型監視カメラの基本構成は、上述した第1の実施形態におけるドーム型監視カメラの場合と実質的に同様であり、同様部分については必要に応じてその説明を省略する。
図7は本実施形態におけるドーム型監視カメラの斜視図であり、一部の部品は断面を表示している。図9と図10は本実施形態におけるドーム型監視カメラの断面図であり、図9は図7中のA−A断面、図10はB-B断面を示している。図11は、本実施形態におけるドーム型監視カメラの部分分解図である。図12は、本実施形態におけるドーム型監視カメラの部分上面図である。
カメラ100は天井や壁に直接、またはドーム111以外のところを埋め込んで設置・使用される。カメラ100の外装部品はドーム111と上ケース112と下ケース113からなる。ドーム111は透明または半透明のプラスチック製のカバー部材である。ドーム111の中には、レンズ鏡筒125が配置され、ドーム111の内部から撮影するようにしている。ドーム111は上ケース112にねじなどによって固定され、ドーム111と上ケース112は、下ケース113に対して取り外し可能に構成される。
レンズ鏡筒125は、固定レンズ121、可動レンズ122、CMOSセンサー123、可動レンズ122を駆動させるレンズ駆動機構部124などから構成される。固定レンズ121はレンズ鏡筒125に固定されるレンズである。可動レンズ122はレンズ駆動機構部124によって駆動されるレンズであり、フォーカスやズームなどの調整を行う。撮像素子であるCMOSセンサー123は、映像を撮影し、撮影された映像信号を、詳しくは後述する電気基板143に送る。
図8は本実施形態におけるドーム型監視カメラに衝撃が加わったときの、レンズ鏡筒125の動作を説明する図である。
図8(A)は、通常時のレンズ鏡筒125の状態を示している。衝撃緩和機構部126は、レンズ鏡筒125に衝撃が加わったときに衝撃を緩和する機構部である。衝撃緩和機構部126は、例えばコイルばね126a(第1の弾性部材)、コイルばね126b(第2の弾性部材)からなる。衝撃緩和機構部126は、光軸回転台135を固定台として、レンズ鏡筒125を弾性支持している。
図8(B)は、物体151がカメラ100のドーム111に当たり、ドーム111が変形し、さらには変形したドーム111がレンズ鏡筒125に当たり、レンズ鏡筒125が退避した状態を示している。衝撃緩和機構部126は衝撃が加わった場合、コイルばね126aとコイルばね126bがコイルばね126´aとコイルばね126´bのように変形することで、レンズ鏡筒125が退避する。さらには、それらがない場合と比べて衝撃が加わる時間が長くなることで、レンズ鏡筒125に加わる最大衝撃力の値を低減、緩和する。それによってレンズ鏡筒125が破壊され撮影が続行できなくなることを防ぐ。
物体151は、監視カメラによる撮影を心よく思っていない人物が、監視カメラを破壊するときに、破壊道具と使用する物であり、例えばバットやハンマーである。
ガイド136は光軸回転台135に固定され、光軸回転台135が、光軸回転台135を支持するチルト回転台137から外れないようにしている。光軸回転台135はチルト回転台137に対して、回転可能に取り付けられる。レンズ鏡筒125は、光軸と光軸回転台135の回転軸が一致するように、光軸回転台135に図示されないビスなどによって固定される。
光軸回転台135には光軸回転機構部133が取り付けられる。光軸回転機構部133はモーター131とギア132(ギア132a、ギア132b、ギア132c)からなる。ギア132aはモーターピニオンであり、ギア132b及びギア132cはそれぞれ2つの歯車を持つ減速用のギアである。ギア132cのうちの一つの歯車はチルト回転台137に設けられた内歯車137aと噛合う。モーター131が回転するとギア132a、ギア132b及びギア132cを介して動力を伝達し、光軸回転台135がチルト回転台137に対して回転する。
光軸回転機構部133は回転側に固定され、レンズ鏡筒125と一緒にレンズ光軸Xのまわりに回転する。光軸回転台135が回転することで、レンズ鏡筒125が回転し、撮影画像の回転方向を調整することができる。
レンズ駆動機構部124と光軸回転機構部133と衝撃緩和機構部126は、チルト回転台137に設けられた内歯車137aの内側に配置される。レンズ駆動機構部124と光軸回転機構部133はレンズ光軸Xを挟んで、互いにほぼ反対側に配置される。(換言すると、レンズ駆動機構部124及び光軸回転機構部133は、チルト軸137Aの方向において、レンズ光軸Xを挟んで互いに向かい合って配置される。また、別の言い方をすれば、光軸回転機構部133は、レンズ光軸Xの方向から見て、レンズ駆動機構部24の配置領域に対してレンズ光軸Xを挟んだ反対側の領域に配置される。)衝撃緩和機構部126のコイルばね126aとコイルばね126bは、レンズ鏡筒125を挟んで配置される。(換言すると、コイルばね126aとコイルばね126bは、チルト軸137Aの方向と直行する方向において、レンズ光軸Xを挟んで互いに向かい合って配置される。また、別の言い方をすれば、コイルばね126aは、レンズ光軸Xの方向から見て、コイルばね126bの配置領域に対してレンズ光軸Xを挟んだ反対側の領域に配置される。)さらに衝撃緩和機構部126のコイルばね126a、コイルばね126bは、レンズ光軸Xを中心とする円上で、レンズ駆動機構部124と光軸回転機構部133の間にそれぞれ配置される。レンズ鏡筒125と衝撃緩和機構部126と光軸回転機構部133と光軸回転台135からなる回転部の重心は、ほぼレンズ光軸上にある。これにより光軸回転部の重心のバランスがとれるため、光軸回転機構部133に要求される駆動力をより小さくすることができる。
カバー134は、レンズ光軸Xとチルト軸137Aとの交点を中心とする球の半球形状でなるカバー部材であり、カバー134の直径は内歯車137aの外形の直径にほぼ等しい。さらにカバー134はレンズ鏡筒125の先端形状に合わせた切り欠き穴を有する。レンズ駆動機構部124と衝撃緩和機構部126と光軸回転機構部133は、半球形状のカバー134の内部に配置される。
さらには減速ギアを組み合わせることで、より小さな駆動力と小さな大きさのモーターを使用することができる。ギア132は、レンズ鏡筒125とチルト回転台137の外形の間に小さく収まるように、レンズ光軸Xを中心とする円弧上に配置される。以上のように配置、構成することで、ドーム111を小型化することができる。
チルト回転台137はパン回転台141に対して、チルト軸137Aのまわりにチルト回転可能に取り付けられる。チルト回転台137とパン回転台141には、図示しない公知のチルト駆動機構が搭載される。このチルト駆動機構により、撮影部であるレンズ鏡筒125はチルト回転動作する。
パン回転台141はベース142に対して、パン回転軸141Aのまわりに回転可能に取り付けられる。パン回転台141とベース142には、図示しない公知のパン駆動機構が搭載される。このパン駆動機構により、撮影部であるレンズ鏡筒125はパン回転動作する
ベース142は下ケース113に図示しないねじなどによって固定される。ベース142は、パン回転台141とチルト回転台137などを介して、レンズ鏡筒125の撮影方向を変更可能に支持している。電気基板143は下ケース113に図示しないねじなどによって固定される。電気基板143はCMOSセンサー123から送られてきた映像信号を処理する。電気基板143はCMOSセンサーによって撮影された映像を圧縮、配信する。本実施形態では電気基板は1枚構成だが、2枚以上でもよい。
本発明の第2の実施形態によれば特に、例えば図8の例のようにカメラ100に外部から荷重が加わった場合、衝撃緩和機構部126が適度に変形する。この衝撃緩和機構部126により衝撃を緩和し、カメラ100の破損などを防止することができる。
なお、本実施形態においてレンズ駆動機構部は可動レンズを駆動させると説明したが、レンズに限らず、しぼりやIRカットフィルターなどを駆動させるものでもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、ドーム型監視カメラに適応可能であり、特に天井と壁の2方向に取り付けが考えられるカメラに適応可能である。また、天井にしか設置しないドーム型監視カメラでも、撮影画像を回転して表示したい場合にも適応可能である。
10 カメラ、11 ドーム、12 上ケース、13 下ケース、21 固定レンズ、22 可動レンズ、23 CMOSセンサー、24 レンズ駆動機構部、25 レンズ鏡筒、31 モーター、32 ギア、32a ギア、32b ギア、32c ギア、33 光軸回転機構部、34 カバー、35 光軸回転台、36 ガイド、37 チルト回転台、37a 内歯車、41 パン回転台、42 ベース、43 電気基板、100 カメラ、111 ドーム、112 上ケース、113 下ケース、121 固定レンズ、122 可動レンズ、123 CMOSセンサー、124 レンズ駆動機構部、125 レンズ鏡筒、126 衝撃緩和機構部、126a コイルばね、126b コイルばね、131 モーター、132 ギア、132a ギア、132b ギア、132c ギア、133 光軸回転機構部、134 カバー、135 光軸回転台、136 ガイド、137 チルト回転台、137a 内歯車、141 パン回転台、142 ベース、143 電気基板、151 物体。

Claims (10)

  1. 可動レンズを駆動させるレンズ駆動機構部を含むレンズ鏡筒を、レンズ光軸のまわりに回転させる光軸回転機構部を備え、
    前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は光軸回転台に搭載され、且つ前記レンズ光軸を挟んで反対側に配置されることを特徴とする監視カメラ。
  2. 前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は、前記レンズ光軸と回転軸が一致する内歯車の内側に配置されることを特徴とする請求項1記載の監視カメラ。
  3. 前記レンズ鏡筒と前記光軸回転機構部と前記光軸回転台からなる光軸回転部の重心は、ほぼ前記レンズ光軸上にあることを特徴とする請求項1または2記載の監視カメラ。
  4. 前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は、前記レンズ光軸と、このレンズ光軸と直交する第2の回転軸との交点を中心とする球の内部に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の監視カメラ。
  5. 前記レンズ鏡筒に加わる衝撃を緩和する衝撃緩和機構部が、前記光軸回転台に搭載されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の監視カメラ。
  6. 前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部と前記衝撃緩和機構部は、前記レンズ光軸と回転軸が一致する内歯車の内側に配置されることを特徴とする請求項5記載の監視カメラ。
  7. 前記レンズ鏡筒と前記光軸回転機構部と前記光軸回転台と前記衝撃緩和機構部からなる光軸回転部の重心は、前記レンズ光軸上にあることを特徴とする請求項5または6記載の監視カメラ。
  8. 前記衝撃緩和機構部と前記レンズ駆動機構部と前記光軸回転機構部は、前記レンズ光軸を中心とする円上に配置されたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載の監視カメラ。
  9. 前記内歯車と前記光軸回転機構部の歯車は2組以上の歯車の組み合わせからなり、前記光軸回転機構部の歯車は、前記レンズ光軸を中心とする円上に配置されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の監視カメラ。
  10. 前記レンズ鏡筒は、ドームの内側に配置されたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の監視カメラ。
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