JP2012064874A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースの変形に伴う電子回路基板への負荷を低減した電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子回路基板と、当該電子回路基板を収容すると共に固定金具によって所定の固定領域に固定される樹脂製ケースを備える電子制御装置であって、当該ケースには、固定金具によって固定される領域の近傍において電子回路基板を押さえるこじり対策用突起6を形成し、ケースの強度が向上するとともに、外部配線が移動した場合であっても電子回路基板が移動することを防止し、こじりを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置に関するものである。
例えば、車両等に設置されるECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置は、電子回路基板と、当該電子回路基板を収容する樹脂製のケースとを有しており、固定金具によってケースが車両に対して固定されて車両等に搭載されている。
特開平9−207683号公報 特開2004−179280号公報
ところで、電子回路基板には、例えば、コネクタを介して外部配線が接続されている。このため、外部配線の移動によって電子回路基板が移動し、さらにはケースが移動することになる。
ところが、このような外力によってケースが移動する場合であっても、ケースを固定する固定金具は、強度が高い上に車体等の固定領域に強固に固定されているため移動しない。この結果、ケースが固定金具に対してこじれるように相対変位することになり、ケース全体が大きく変形することになる。
このようにケースが変形すると、電子回路基板に対して大きな応力が作用することになる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電子制御装置において、ケースの変形に伴う電子回路基板への負荷を低減することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、電子回路基板と、当該電子回路基板を収容すると共に固定金具によって所定の固定領域に固定される樹脂製ケースとを備える電子制御装置であって、上記ケースが、上記固定金具によって固定される領域の近傍において上記電子回路基板を押さえるこじり対策用突起を有するという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、ケースに設けられたこじり対策用突起が固定金具によって固定される領域の近傍に配置されているため、ケースの強度が向上してこじりによるケースの変形を抑制することができる。また、ケースに設けられたこじり対策用突起が電子回路基板を強固に押さえるため、外部配線が移動した場合であっても電子回路基板が移動することを防止し、さらにはケースが移動することを防止し、これによってこじりが発生することを抑制することができる。
したがって、本発明によれば、ケースの変形に伴う電子回路基板への負荷を低減させることができる。
本発明の一実施形態における電子制御装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態における電子制御装置が備える上側ケースを裏返して見た斜視図である。 組立てられた状態での図1におけるA−A線断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子制御装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の電子制御装置1の分解斜視図である。本実施形態の電子制御装置1は、例えば車両に搭載されるECUであり、固定金具10によって車両等の所定の固定領域に固定されるものである。この電子制御装置1は、図1に示すように、電子回路基板2と、ケース3とを備えている。
電子回路基板2は、コネクタ2aや半導体素子等の不図示の電子素子が複数実装されたプリント基板であり、矩形状に形状設定されている。この電子回路基板2は、4つの隅部の各々に対して嵌合穴2bが設けられている。
ケース3は、電子回路基板2を収容して保護するためのものであり、下側ケース3a(第1パーツ)と、上側ケース3b(第2パーツ)との2つの分割パーツを有し、上側ケース3bが下側ケース3aに対して嵌合されることによって構成されている。
そして、下側ケース3aに対しては、電子回路基板2の嵌合穴2bに対して嵌合する嵌合ピン3cが嵌合穴2bと同数設けられている。
また、ケース3に対しては、固定金具10を取り付けるための機構として、ガイド部4と、係止爪部5とが設けられている。なお、本実施形態の電子制御装置1は、2つの固定金具10が取り付けられる。具体的には、ケース3の対向する側面の各々に対して固定金具10が取り付けられる。そして、ケース3には、各固定金具10に対して、一対のガイド部4,4と1つの係止爪部5とが設けられている。なお、各固定金具10に対して設けられる一対のガイド部4,4と1つの係止爪部5とは同一の構造を有しているため、以下の説明では、その1つについて説明する。
ガイド部4,4は、固定金具10をケース3に対してスライドして取り付ける際に当該固定金具10を案内すると共に、ケース3に対して固定される固定金具10を支持するものであり、ケース3の側面においてケース3と一体的に設けられている。
ガイド部4,4は、平行して設けられており、各々が下側ケース3aと上側ケース3bとの嵌合方向に延在して設けられている。なお、各ガイド部4は、下側ケース3aと上側ケース3bとの両方に亘って設けられており、図1に示すように、下側ケース3aと上側ケース3bとが取り外された場合には、2つに分割される。
係止爪部5は、ガイド部4,4同士に挟まれた中央部にケース3と一体的に設けられており、ケース3の外側と内側とを結ぶ方向に湾曲するように板状部材から成り、ケース3の外側方向に突出する突起5aを有している。なお、図1に示すように、係止爪部5は、下側ケース3aに対して設けられている。
突起5aは、固定金具10がケース3に対して正しい位置に配置された場合に固定金具10が有する係止穴11に係止されるものである。なお、当該突起5aは、上方からスライドしてケース3に対して取り付けられる固定金具10との干渉を避けるために、上方から下方に向けて徐々に突出量を増やすように形状設定されている。
固定金具10は、図1に示すように、ケース3と上述の固定領域とを連結するためのものであり、湾曲された板形状を有している。
この固定金具10は、ガイド部4,4によって案内及び支持されるスライド部10aと、固定金具10がスライドされる際に作業者によって把持されると共に上述の固定領域に固定される把持部10bと、固定金具10がスライドされる際に係止爪部5の突起5aが通過する溝部10cと、固定金具10の強度を向上する補強リブ10dとを有している。
スライド部10aは、2つのガイド部4,4同士の離間距離よりも狭くかつ2つのガイド部4,4に両端が係止可能な幅とされ、その略中央部に係止穴11が設けられている。なお、スライド部10aは、頂部10a1が2つのガイド部4,4同士の離間距離よりも幅広に形成され、上方からガイド部4,4間に挿入し、頂部10a1がガイド部4,4の上面に当接することによって位置決めされる。そして、このようにスライド部10aが位置決めされた際には、係止穴11に係止爪部5の突起5aが入り込む。
把持部10bは、湾曲領域を介してスライド部10aと接続されており、スライド部10aがガイド部4,4間に挿入される際に、ケース3の外側に向かって突出することとなる。なお、把持部10bは、不図示のボルトやナット等からなる締結部材によって上述の固定領域に対して締結されて固定されている。
溝部10cは、スライド部10aのケース3に対向配置される側の表面を凹ませることによって形成されている。
また、補強リブ10dは、上記溝部10cと反対側の表面を膨らませることによって形成されている。
そして、溝部10cと補強リブ10dとは表裏一体に形成されており、固定金具10の一部をプレス加工等によって変形させることによって、一度に形成可能とされている。
図2は、上側ケース3bを裏返してケース3の内部側から見た斜視図である。この図に示すように、本実施形態の電子制御装置1においては、上側ケース3b(すなわちケース3)は、こじり対策用突起6と、押さえ突起7とを備えている。
こじり対策用突起6は、固定金具10によって固定される領域の近傍に設置されている。なお、本実施形態の電子制御装置1においては、ケース3に対して固定金具10が2つ固定されるため、図2に示すように、こじり対策用突起6は2つ設けられている。
各こじり対策用突起6は、上側ケース3bの天井部と一体的に接続されており、下方に向けて(図2においては上方に向けて)延設されており、図3(電子制御装置1が組み立てられた状態での図1におけるA−A線断面図)に示すように、下側ケース3aと上側ケース3bとが嵌合された際に、電子回路基板2の縁部に上方から当接する。
これらのこじり対策用突起6は、電子回路基板2を押さえることによって、外力により生じるケース3の固定金具10に対する相対移動(すなわちこじり)を抑止する。また、これらのこじり対策用突起6は、上記こじりが発生した際に最も変形し易い固定金具10の固定領域近傍の強度を向上させ、これによってケース3と固定金具10とが相対移動した場合(すなわちこじれた場合)のケース3の変形を抑止する。
そして、こじり対策用突起6は、電子回路基板2の周方向に沿う幅が押さえ突起7よりも大きく形成されている。
押さえ突起7は、こじり対策用突起6よりも固定金具10の固定される領域から離れて設置されており、電子回路基板2の各長辺に沿って4つずつ、合計8つ設けられている。
各押さえ突起7は、上側ケース3bの天井部と一体的に接続されており、下方に向けて(図2においては上方に向けて)延設されており、図3に示すように、下側ケース3aと上側ケース3bとが嵌合された際に、電子回路基板2の縁部に上方から当接する。
これらの押さえ突起7は、電子回路基板2を押さえることによって、外力により生じるケース3の固定金具10に対する相対移動(すなわちこじり)を抑止する。
また、図2に示すように、上側ケース3の内壁には、格子状に配設された複数の補強リブ8が設けられている。この補強リブ8によって、上側ケース3の強度の向上が図られている。
このような構成を有する本実施形態の電子制御装置1は、下側ケース3aと上側ケース3bとが嵌合されてケース3が構成され、当該ケース3の内部に電子回路基板2が収容され、当該電子回路基板2のコネクタ2aが不図示の外部配線と接続される。
また、本実施形態の電子制御装置1は、固定金具10によって、車両等の所定の固定領域に固定される。
ここで、本実施形態の電子制御装置1においては、ケース3が、固定金具10によって固定される領域の近傍において電子回路基板2を押さえるこじり対策用突起6を有する。
このような本実施形態の電子制御装置1によれば、ケース3に設けられたこじり対策用突起6が固定金具10によって固定される領域の近傍に配置されているため、ケースの強度が向上してこじりによるケース3の変形を抑制することができる。また、ケース3に設けられたこじり対策用突起6が電子回路基板2を強固に押さえるため、外部配線が移動した場合であっても電子回路基板2が移動することを防止し、さらにはケース3が移動することを防止し、これによってこじりが発生することを抑制することができる。
したがって、本実施形態の電子制御装置1によれば、ケース3の変形に伴う電子回路基板2への負荷を低減させることができる。
また、本実施形態の電子制御装置1は、上記こじり対策用突起6に加えて、当該こじり対策用突起6よりも小型の押さえ突起7を複数備えている。
このため、さらに電子回路基板2を強固に押さえることができ、外部配線が移動した場合であっても電子回路基板2が移動することをより確実に防止することができる。
また、押さえ突起7を用いて電子回路基板2をより強固に固定することによって、電子回路基板2の振動をより抑制することができる。
また、これらのこじり対策用突起6及び押さえ突起7を備えていることによって、ケース3に収容された電子回路基板2が押さえつけられるため、電子回路基板2の反り等の変形を補正することができる。また、組立て時等における電子回路基板2のがたつきを低減させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である
例えば、上記実施形態におけるこじり対策用突起6及び押さえ突起7の数は一例であり、変更可能である。
例えば、ケースがより多くの固定金具によって固定される場合には、固定金具の数だけこじり対策用突起6を設けることが好ましい。ただし、固定金具の数とこじり対策用突起6の数は必ずしも一致させる必要はない。
ただし、電子回路基板2をバランス良く支え、電子回路基板2のがたつきをより確実に防止するためには、こじり対策用突起6及び押さえ突起7は、上記実施形態の電子制御装置1のように、平面視において、左右対称に配置されていることが好ましい。
1……電子制御装置、2……電子回路基板、3……ケース、3a……下側ケース、3b……上側ケース、4……ガイド部、5……係止爪部、6……こじり対策用突起、7……押さえ突起、8……補強リブ、10……固定金具、11……係止穴

Claims (1)

  1. 電子回路基板と、当該電子回路基板を収容すると共に固定金具によって所定の固定領域に固定される樹脂製ケースとを備える電子制御装置であって、
    前記ケースは、前記固定金具によって固定される領域の近傍において前記電子回路基板を押さえるこじり対策用突起を有することを特徴とする電子制御装置。
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