JP2015044478A - ワイヤハーネスの固定構造 - Google Patents

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JP2015044478A
JP2015044478A JP2013176632A JP2013176632A JP2015044478A JP 2015044478 A JP2015044478 A JP 2015044478A JP 2013176632 A JP2013176632 A JP 2013176632A JP 2013176632 A JP2013176632 A JP 2013176632A JP 2015044478 A JP2015044478 A JP 2015044478A
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彰 堀内
Akira Horiuchi
彰 堀内
好章 池田
Yoshiaki Ikeda
好章 池田
克幸 上西
Katsuyuki Uenishi
克幸 上西
康博 引馬
Yasuhiro Hikima
康博 引馬
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Abstract

【課題】この発明は、保持部とワイヤハーネスとの接触点を増やすことにより、ワイヤハーネスの位置ずれを防止することを目的とする。
【解決手段】この発明は、車両を構成する構造物から突状に突き出した構造を備える保持部でワイヤハーネスを固定するワイヤハーネスの固定構造であって、保持部は、ワイヤハーネスを着脱時においても変形しない第1部材と変形する第2部材とを備え、ワイヤハーネスが保持部内に装着完了時において、第2部材の自由端側には、ワイヤハーネスと接触する複数の爪形状の突縁部を設けるとともに、第1部材の固定端側には、ワイヤハーネスと接触するリブを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明はワイヤハーネスの固定構造に係り、特に、2つの部材からなる保持部でワイヤハーネスを固定するワイヤハーネスの固定構造に関する。
車両に搭載された電装品に接続されるワイヤハーネスの固定構造には、図5〜図7に示すものがある。図5において、ワイヤハーネス101の固定構造は、車両を構成する構造物102から突状に突き出した構造を備える保持部103を設けている。保持部103は、ワイヤハーネス101を着脱時においても変形しない第1部材104と、ワイヤハーネス101を着脱時に弾性的に変形する第2部材105とを備えている。
第1部材4の自由端と第2部材5の自由端との間には、ワイヤハーネス1を挿入する隙間106を形成している。第2部材105の自由端側には、ワイヤハーネス101が保持部102内に装着完了時において、ワイヤハーネス101の外周と接触する爪形状の突縁部107を設けている。
このワイヤハーネス101の固定構造は、ワイヤハーネス101を固定する際に、第1部材104の自由端と第2部材105の自由端との間の隙間106からワイヤハーネス101を挿入すると、図6に示すように、ワイヤハーネス101が第2部材105の爪形状の突縁部107を押して、第2部材105を原位置から第1部材104と離間する方向に撓ませる。
第2部材105は、ワイヤハーネス101が突縁部107を超えて構造物102側に挿入されると、原位置に復元してワイヤハーネス101の外周に爪形状の突縁部107が接触する。これにより、ワイヤハーネス101は、第1部材104と第2部材105との間に保持され、保持部103内への固定が完了する。
このようなワイヤハーネスの固定構造として、特開2002−211335号公報には、合成樹脂製の基板部と、前記基板部をワイヤハーネス外周に固定可能な保持部と、前記基板部から突設されて車体の格子状のリブ片を前記基板部との間で挟持可能な係止片とからなる保持具を設けた構造が開示されている。
特開2002−211335号公報
ところで、従来のワイヤハーネスの固定構造においては、図6に示すように、ワイヤハーネス101を保持部103内に挿入する際に、第2部材105を一度撓ませる(撓み量B1)必要がある。
しかし、構造物102からの第2部材105の突出長さが短い場合、ワイヤハーネス101の挿入に必要な撓み量B1だけ第2部材105を撓ませるためには、第2部材105を大きく変形(角度θ1)させる必要があるため、ワイヤハーネス101の挿入力が大きくなる問題がある。
また、従来のワイヤハーネスの固定構造においては、ワイヤハーネス101を固定後に、図7に示すように、ワイヤハーネス101外周に第2部材105の突縁部107が接触することで、ワイヤハーネス101が延設方向へ位置ずれすることを阻止している。
しかし、ワイヤハーネス101外周に第2部材105の突縁部107が接触する箇所(図7において、○印で示す4箇所)が少ないため、ワイヤハーネス101が延設方向に位置ずれする懸念がある。
この発明は、保持部とワイヤハーネスとの接触点を増やすことにより、ワイヤハーネスの位置ずれを防止することを目的とする。
この発明は、車両を構成する構造物から突状に突き出した構造を備える保持部でワイヤハーネスを固定するワイヤハーネスの固定構造であって、前記保持部は、前記ワイヤハーネスを着脱時においても変形しない第1部材と変形する第2部材とを備え、前記ワイヤハーネスが保持部内に装着完了時において、前記第2部材の自由端側には、前記ワイヤハーネスと接触する複数の爪形状の突縁部を設けるとともに、前記第1部材の固定端側には、前記ワイヤハーネスと接触するリブを設けたことを特徴とする。
この発明は、ワイヤハーネスが保持部内に装着完了時において、ワイヤハーネスと接触する複数の爪形状の突縁部を第2部材の自由端側に設けるとともに、ワイヤハーネスと接触するリブを第1部材の固定端側に設けたことで、保持部とワイヤハーネスとの接触点を増やすことができる。
これにより、この発明は、ワイヤハーネスが延設方向に位置ずれすることを防止できる。
図1はワイヤハーネスの固定構造の斜視図である。(実施例) 図2は図1のA−A線による保持部の断面図である。(実施例) 図3はワイヤハーネス挿入時の保持部の断面図である。(実施例) 図4は図2の矢印Bによる保持部の正面図である。(従来例) 図5はワイヤハーネスの固定構造の保持部の断面図である。(従来例) 図6はワイヤハーネス挿入時の保持部の断面図である。(従来例) 図7は図5の矢印Cによる保持部の正面図である。(従来例)
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。図1において、ワイヤハーネス1の固定構造は、車両を構成する構造物2から突状に突き出した構造を備える保持部3を設けている。保持部3は、ワイヤハーネス1を着脱時においても変形しない第1部材4と、ワイヤハーネス1を着脱時に弾性的に変形する第2部材5とを備えている。
第1部材4は、略四角板形状に形成される。第2部材5は、第1部材4よりやや小さい略四角板形状に形成される。第1部材4と第2部材5とは、互いに平行して対向するように配置され、各一端側を構造物2に固定して固定端とし、各他端側を構造物2から離れる方向に突出させて自由端としている。第1部材4の自由端と第2部材5の自由端との間には、ワイヤハーネス1を挿入する隙間6を形成している。
前記第2部材5の自由端側には、図2・図4に示すように、第1部材4と対向する内側に、複数の爪形状の突縁部7を設けている。突縁部7は、第2部材5の幅方向の両端に一つづつ、計2個設けられている。突縁部7は、第1部材4に向かって突出する突条形状に形成され、突条形状の長手方向がワイヤハーネス1の延設方向と平行するように配置されている。突縁部7は、ワイヤハーネス1が保持部2内に装着完了時において、ワイヤハーネス1の外周と接触する。
前記第1部材4の固定端側には、第2部材5と対向する内側に、ワイヤハーネス1と接触するリブ8を設けている。リブ8は、第1部材4の幅方向の中央に、1個設けられている。リブ8は、固定端から構造物2に沿い第2部材5に向かって高さH1だけ突出され、且つ固定端側から自由端側に向かって長さL1だけ突出する四角板形状に形成される。リブ8は、突出方向がワイヤハーネス1の延設方向と交差するように配設され、且つ、正面視で2個の突縁部7の間に位置するとともにワイヤハーネス1の径方向で2個の突縁部7と対向するように配設されている。リブ8は、ワイヤハーネス1が保持部2内に装着完了時において、ワイヤハーネス1の外周と接触する。
前記保持部3は、第1部材4に長さL1のリブ8を突出させて設けている。これより、第1部材4は、長手方向に長さL1だけ延長している。延長された第1部材4の固定端側には、前記リブを設けている。また、前記第2部材5は、第1部材4に設けたリブ8の長さL1に対応して、長手方向に長さL1だけ延長している。よって、第2部材5は、図5〜図7に示す従来の第1部材よりも突出長さが長くなっている。延長された第2部材5の自由端側には、前記複数の爪形状の突縁部7を設けている。第1部材4のリブ8と第2部材5の突縁部7とは、ワイヤハーネス1の径方向で対向する外周に接触するように配設されている。
このワイヤハーネス1の固定構造は、ワイヤハーネス1を固定する際に、第1部材4の自由端と第2部材5の自由端との間の隙間6からワイヤハーネス1を挿入する。隙間6に挿入されたワイヤハーネス1は、図3に示すように、第2部材5の爪形状の突縁部7を押して、第2部材5を原位置から第1部材4と離間する方向に撓ませる。
撓まされる第2部材5は、従来よりも突出長さが長くなっている。第2部材5の突出長さが長い場合は、ワイヤハーネス1の挿入に必要な撓み量B1だけ第2部材5を撓ませるために必要な第2部材105の変形(角度θ2)を、従来(図6の角度θ1)よりも小さくすることができる(θ2<θ1)。よって、このワイヤハーネス1の固定構造は、ワイヤハーネス101の挿入力を小さくすることができ、ワイヤハーネス1の組付け作業性を向上し、組付け時の第1部材5の破損を防止することができる。
また、このワイヤハーネス1の固定構造は、図2に示すように、ワイヤハーネス1が第2部材5の突縁部7を超えて構造物2側に挿入されると、第2部材5が原位置に復元してワイヤハーネス1の外周に爪形状の突縁部7を接触させると同時に、ワイヤハーネス1の外周に四角板形状のリブ8を接触させる。
これにより、ワイヤハーネス1は、第1部材4と第2部材5との間に複数の突縁部7とリブ8とにより保持され、保持部3内への固定が完了する。
このワイヤハーネス1の固定構造においては、ワイヤハーネス1を固定後に、図4に示すように、ワイヤハーネス1外周に第2部材5の突縁部7が接触するとともに第1部材4のリブ8が接触し、ワイヤハーネス1の外周に突縁部7とリブ8とが接触する箇所(図4において、○印で示す6箇所)が従来よりも多くなる。
このように、このワイヤハーネス1の固定構造は、保持部3とワイヤハーネス1との接触点を増やすことができる。これにより、このワイヤハーネス1の固定構造は、ワイヤハーネス1が延設方向に位置ずれすることを防止できる。
この発明は、保持部とワイヤハーネスとの接触点を増やすことにより、ワイヤハーネスの位置ずれを防止できるものであり、ワイヤハーネスに限らず、索状体の固定構造に応用が可能である。
1 ワイヤハーネス
2 構造物
3 保持部
4 第1部材
5 第2部材
6 隙間
7 突縁部
8 リブ

Claims (1)

  1. 車両を構成する構造物から突状に突き出した構造を備える保持部でワイヤハーネスを固定するワイヤハーネスの固定構造であって、前記保持部は、前記ワイヤハーネスを着脱時においても変形しない第1部材と変形する第2部材とを備え、前記ワイヤハーネスが保持部内に装着完了時において、前記第2部材の自由端側には、前記ワイヤハーネスと接触する複数の爪形状の突縁部を設けるとともに、前記第1部材の固定端側には、前記ワイヤハーネスと接触するリブを設けたことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
JP2013176632A 2013-08-28 2013-08-28 ワイヤハーネスの固定構造 Pending JP2015044478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022074907A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 住友電装株式会社 複合ワイヤハーネス

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