JP2011227809A - スタッフ支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スタッフを特定すると共に、特定されたスタッフが該当する乗客を容易に探すことができ、且つ、乗客が目的とする場所まで迅速に案内することができるスタッフ支援システムを提供する。
【解決手段】バーコードリーダ5と案内端末6を備え、乗客の所在の確認、乗客への情報提供を行う乗客移動支援装置1と、各衛星との距離を割り出すGPS受信機11、位置情報の送信、並びに案内端末6の設置場所に関する情報及び乗客が目的とする場所までの経路情報の受信を行う通信部12、及び通信部12により受信した情報を表示する表示部14を備えたスタッフ用端末7a〜7eと、電話機8、及び乗客情報を表示する表示部9を備えたオペレータ端末3と、表示部9に表示された案内端末6に最も近いスタッフ用端末を距離情報から特定し、このスタッフ用端末7c又は7dにオペレータ端末3で受信した乗客情報を転送する制御装置4と、を備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スタッフ支援システムに関し、さらに詳しくは、空港等のターミナルビル内において乗客を案内するスタッフに必要な情報を提供して乗客案内業務を支援するスタッフ支援システムに関するものである。
空港のターミナルビルにおいて乗客が搭乗口、レストラン、売店等々の各種施設の位置を知りたい場合には、パンフレットや案内板を見て確認するのが一般である。
しかし、ターミナルビルが広大で、道順が複雑な場合には、当該ターミナルビルを利用した経験が少ない乗客にとっては、パンフレットや掲示板等のみによって目的とする施設を探し当てることが困難な場合が多い。そのため、ターミナルビルには乗客を案内するスタッフが配置されているが、スタッフの人数が広大なビル内をカバーするのに十分でない場合には、案内を必要とする乗客がスタッフを見つけることさえ難しい状況になり、場合によっては搭乗時刻に遅れる等の事態も発生する。
このような問題は空港のみならず、船舶や電鉄等の交通手段のターミナルビルにおいても同様に発生する問題である。
一方、広いターミナルビル内の各種施設の位置を隅々まで記憶して、案内を必要とする乗客を的確に導くことができるスタッフは希である。また、そのようなスタッフを短期間で養成することは難しく、長い年数が必要となる。
上記の問題点を解決するために、特許文献1には、携帯電話機のユーザに代わってオペレータが目的地の検索を代行する携帯電話機道案内サービスシステムについて開示されている。これによると、アプリケーションが起動されると、GPS装置から携帯電話機の現在位置が取得されて、ユーザが指定したキーワードに基づいてオペレータによりサーバへの問い合わせを行う。それにより、データベースから検索された目的地の経路を含む道案内情報が携帯電話に転送される。
特開2004−144602公報
しかし、特許文献1に開示されている従来技術は、ユーザが指定したキーワードが曖昧な場合、オペレータがそのキーワードを判断してデータベースから目的地を検索するため、オペレータの判断能力により検索の精度が左右される虞があり、ユーザに提示する目的地への経路を含む道案内情報が正しいとは限らない場合がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、オペレータがターミナルビル内の目的とする場所への案内を乗客から電話により依頼された場合に、電話連絡してきた乗客の情報を確認し、当該乗客に最も近いスタッフ用端末を検索して、その端末に当該乗客の情報を転送することにより乗客に最も近い位置にいるスタッフを特定し、特定されたスタッフが該当する乗客を容易に探すことができ、且つ、乗客が目的とする場所まで迅速に案内することができるスタッフ支援システムを提供することを目的とする。
また、他の目的は、ターミナルビル内における案内業務に習熟していないスタッフに対して、乗客が利用を希望する施設の場所情報をスタッフ用端末から入力することにより、リアルタイムに目的地までの最短経路を提示することである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、乗客が交通手段への搭乗手続を行うターミナルビルにおいて、前記乗客を所定の場所へ案内するスタッフを支援するスタッフ支援システムであって、搭乗手続済みの搭乗券に記録されている搭乗券情報を読み取り、該搭乗券情報を表示する搭乗券情報読取表示手段を備えて前記乗客への情報提供を行う乗客移動支援装置と、前記スタッフが保持し、複数の衛星から送信された信号を受信して各衛星との距離を割り出すGPS受信機、該GPS受信機により割り出された距離情報の送信、並びに前記搭乗券情報読取表示手段の設置場所に関する情報及び前記所定の場所に至る経路情報の受信を行う通信部、及び該通信部により受信した情報を表示する表示部を備えたスタッフ用端末と、前記搭乗券情報読取表示手段を操作する乗客と通話する通話手段、及び該搭乗券情報読取表示手段で読取られた前記搭乗券情報を表示する表示部を備えたオペレータ端末と、前記オペレータ端末の要請により、該オペレータ端末に表示された前記搭乗券情報読取表示手段に最も近いスタッフ用端末を特定し、該スタッフ用端末に前記オペレータ端末で受信した前記搭乗券情報を転送する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、ターミナルビル内にいる乗客の道案内を担当するスタッフを側面から支援するスタッフ支援システムに関するものである。広いターミナルビル内では、スタッフは限られた人数で乗客の要請に応えてサービスを実施しなければならない。しかし、乗客は制服等の外観からスタッフを判断することができるが、すぐそばにいるとは限らず、多くの人の中から探すことは困難である。そこで本発明では、少なくともオペレータに電話連絡した乗客に対して、オペレータが応対した後に、その乗客が電話連絡のために利用した搭乗券情報読取表示手段に最も近いスタッフを特定して、スタッフ用端末に当該乗客に関する情報(氏名、搭乗券情報読取表示手段の設置場所等)を転送して、そのスタッフを乗客の居場所に向かわせる。スタッフは乗客の氏名から本人であることを確認して道案内を実行する。これにより、巡回しているスタッフがサービスを要求している乗客の居場所に最短時間で到達することができ、サービスの向上を図ることができる。
請求項2は、前記制御装置は、前記スタッフ用端末との間で情報の授受を行う通信手段と、前記スタッフ用端末から受信した前記距離情報に基づいて該スタッフ用端末の現在位置を演算する現在位置演算手段と、前記オペレータ端末に表示された前記搭乗券情報読取表示手段に最も近い位置にあるスタッフ用端末を特定するスタッフ特定手段と、を備えたことを特徴とする。
ターミナルビル等の一定の限られた領域に無線LAN等の通信設備を備え、各スタッフにこの無線LANを介して通信可能なスタッフ用端末を持たせる。そして無線LANとオペレータセンターに設置したサーバ(制御装置)と接続する。また、スタッフ用端末は、GPS衛星から受信した信号に基づいて距離情報を割り出すGPS受信機を備え、GPS受信機により割り出した距離情報を制御装置に送信する。この結果、制御装置では、各スタッフ用端末の位置をリアルタイムに演算することができる。従って、オペレータ端末から要請があると、即座に要請があった搭乗券情報読取表示手段に最も近いスタッフ用端末を特定する。これにより、要請があった乗客に最も近いスタッフに対して必要な情報を提供することができる。
請求項3は、前記スタッフ用端末は情報を入力する入力手段を更に備え、前記制御装置は前記現在位置演算手段により演算された現在位置から前記所定の場所までの最短経路を生成する最短経路生成手段を更に備え、前記制御装置は、前記スタッフ用端末の前記入力手段によって入力された目的地情報を受信した場合、前記最短経路生成手段により該スタッフ用端末の現在位置から前記目的地までの最短経路を生成して該スタッフ用端末に送信することを特徴とする。
広いターミナルビル内の各種施設の位置を隅々まで記憶して、案内を請う乗客を的確に導くことができるスタッフは希である。また、そのようなスタッフを短期間で養成することは難しく、長い年数が必要となる。そこで本発明では、スタッフ用端末に目的地を入力できる入力手段を備える。また、制御装置には、スタッフ用端末の現在位置から目的地までの最短経路を生成する最短経路生成手段を備える。そして、制御装置は、スタッフ用端末から目的地情報を受信すると、スタッフ用端末の現在位置を演算して、その現在位置から目的地までの最短経路を生成して、その情報をスタッフ用端末に送信する。これにより、経験が未熟なスタッフに対して的確な情報を提供できるので乗客を目的地に確実に案内することができる。
請求項4は、前記搭乗券情報は、1次元、又は2次元バーコード又は非接触情報記憶媒体に記録された情報であることを特徴とする。
搭乗券は一般的には紙で構成されている。また、使用後は廃棄されるため、搭乗券はコスト的に安価である必要がある。また、搭乗券には乗客に関する情報を記録できるように構成しておく必要がある。そこで本発明では、情報量により1次元、又は2次元バーコードにより搭乗券情報を記録して、バーコードリーダで読取る。また、最近ではICタグ等の非接触情報記憶媒体に情報を記憶しておく方法もある。これにより、搭乗券に記録された情報を正確に、且つ高速に読み取ることができる。
本発明によれば、少なくともオペレータに電話連絡した乗客に対して、オペレータが応対した後に、その乗客が電話した搭乗券情報読取表示手段に最も近い場所にいるスタッフを特定して、スタッフ用端末に当該乗客に関する情報(氏名、搭乗券情報読取表示手段の設置場所等)を転送して、そのスタッフを乗客の居場所に向かわせて、スタッフは乗客の氏名から本人であることを確認して道案内するので、巡回しているスタッフがサービスを要求している乗客の場所に最短時間で到達することができ、サービスの向上を図ることができる。
また、制御装置は、オペレータ端末から要請があると、即座に要請があった搭乗券情報読取表示手段に最も近いスタッフ用端末を特定するので、要請があった乗客に最も近いスタッフに対して必要な情報を提供することができる。
また、スタッフ用端末に目的地を入力できる入力手段を備え、制御装置には、スタッフ用端末の現在位置から目的地までの最短経路を生成する最短経路生成手段を備える。そして、スタッフ用端末から目的地情報を受信すると、スタッフ用端末の現在位置を演算して、その現在位置から目的地までの最短経路を生成して、その情報をスタッフ用端末に送信するので、経験が未熟なスタッフに対して的確な情報を提供して乗客を目的地に案内することができる。
また、情報量により1次元、又は2次元バーコード又は非接触情報記憶媒体により搭乗券情報を記録して、バーコードリーダやリーダで読取るので、搭乗券に記録された情報を正確に、且つ高速に読み取ることができる。
本発明の一実施形態に係るスタッフ支援システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明のスタッフ用端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明のスタッフ支援システムの全体動作を詳細に説明するフローチャートである。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の一実施形態に係るスタッフ支援システムの全体構成を示すブロック図である。このスタッフ支援システム100は、乗客が交通手段への搭乗手続を行うターミナルビルにおいて、乗客を所定の場所へ案内するスタッフを支援するスタッフ支援システム100であって、搭乗手続済みの搭乗券に記録されている搭乗券情報を読み取るバーコードリーダ5と搭乗券情報を表示する案内端末6(搭乗券情報読取表示手段)を備え、乗客への情報提供を行う乗客移動支援装置1と、スタッフA〜Eが保持し、複数のGPS衛星から送信された信号を受信して各GPS衛星との距離を割り出すGPS受信機11(図2参照)、GPS受信機11により割り出された距離情報の送信、並びに案内端末6の設置場所に関する情報及び乗客が目的とする場所までの経路情報の受信を行う通信部12(図2参照)、通信部12により受信した情報を表示する表示部14(図2参照)及び情報を入力する入力手段15(図2参照)を備えたスタッフ用端末7a〜7eと、案内端末6を操作する乗客a、bと通話する電話機(通話手段)8、及びバーコードリーダ5で読取られた乗客情報を表示する表示部9を備えたオペレータ端末3と、オペレータ端末3の要請により、オペレータ端末3の表示部9に表示された案内端末6に最も近いスタッフ用端末(図1では7c又は7d)を特定し、このスタッフ用端末7c又は7dにオペレータ端末3で受信した乗客情報を転送する制御装置4と、を備えて構成されている。尚、制御装置4とオペレータ端末3はオペレータセンター2内に設置されている。また、案内端末6は乗客移動支援装置1と有線または無線により接続されている。
つぎにこのスタッフ支援システム100の一連の動作について、乗客aを案内する場合について説明する。スタッフA〜Eは、それぞれスタッフ用端末7a〜7eを携帯している。スタッフ用端末7a〜7eは、後述するとおり、GPS受信機11を備え、自分の端末とGPS衛星までの距離情報を、図示しない無線LANを介して制御装置4に逐一送信している。従って、制御装置4は、受信した距離情報から現在の各スタッフの位置をリアルタイムに演算することができる。また、制御装置4は乗客移動支援装置1と接続され、オペレータ端末3で要求された案内端末に係る乗客の氏名と配置場所に関する情報を取得することができる。尚、GPS受信機11の代わりに、室内においてはIMES(Indoor Messaging System)のような屋内測位の仕組みを使用しても構わない。
例えば、乗客aが搭乗券を保持した乗客であり、チェックインを済ませてターミナルビル内のセキュリティチェックを受けるためにその場所を探しているが、判らないため、案内端末6のバーコードリーダ5に搭乗券に記録されたバーコードを読取らせ、付属の電話機10でオペレータと通話する。そのとき、乗客移動支援装置1は、当該乗客の情報を制御装置4に送る。それにより、制御装置4はオペレータ端末3にその内容を表示する。オペレータは、バーコードリーダ5で読取った乗客の情報がオペレータ端末3に表示されているので、乗客aと電話機8で通話して、表示された情報と乗客aが同じであるか確認する。確認が済むと、表示された案内端末6をクリックすることにより、制御装置4は案内端末6に最も近いスタッフ(この場合はスタッフD)を特定する。そして、そのスタッフDのスタッフ用端末7dに乗客aの情報と、案内端末6の位置情報を転送する。尚、オペレータが肉声でスタッフに場所の指示をすることもできる。スタッフDは自分が呼ばれることにより、スタッフ用端末7dの表示部を見て、案内端末6に乗客aがいることを認識する。そして、即座に案内端末6まで行き、乗客aであることを確認して道案内を開始する。
ここで、乗客aから聞いた目的地が分からない場合は、自分のスタッフ用端末7dに備えられている入力手段15で目的地を入力して制御装置4に送信する。制御装置4は、スタッフDの位置を特定して、その位置から目的地までの最短経路を生成してスタッフ用端末7dに送信する。その情報を受信したスタッフDは、表示されて最短経路に従って乗客aを案内する。
即ち、本実施形態は、ターミナルビル内にいる乗客の道案内を担当するスタッフを側面から支援するスタッフ支援システム100に関するものである。広いターミナルビル内では、スタッフは限られた人数で乗客の要請に応えてサービスを行使しなければならない。しかし、乗客は制服等の外観からスタッフを判断することができるが、すぐそばにいるとは限らず、多くの人の中から探すことは困難である。そこで本実施形態では、少なくともオペレータに電話連絡した乗客aに対して、オペレータが応対した後に、その乗客aが電話連絡のために利用した案内端末6に最も近いスタッフDを特定して、スタッフ用端末7dに当該乗客に関する情報(氏名、案内端末6の設置場所等)を転送して、そのスタッフDを乗客aの居場所に行かせる。スタッフDは乗客aの氏名から本人であることを確認して道案内を開始する。これにより、巡回しているスタッフDがサービスを要求している乗客aの居場所に最短時間で到達することができ、サービスの向上を図ることができる。
また、広いターミナルビル内の各種施設の位置を隅々まで記憶して、案内を請う乗客を的確に導くことができるスタッフは希である。また、そのようなスタッフを短期間で養成することは難しく、長い年数が必要となる。そこで本実施形態では、スタッフ用端末7a〜7eに目的地を入力できる入力手段を備える。また、制御装置4には、スタッフ用端末7a〜7eの現在位置から目的地までの最短経路を生成する最短経路生成手段24(図3参照)を備える。そして、スタッフ用端末7dから目的地情報を受信すると、スタッフ用端末7dの現在位置を演算して、その現在位置から目的地までの最短経路を生成して、その情報をスタッフ用端末7dに送信する。これにより、経験が未熟なスタッフに対して的確な情報を提供して乗客を目的地に案内することができる。
ここで、搭乗券情報は、1次元、又は2次元バーコード又はICタグ(非接触情報記憶媒体)に記録された情報である。即ち、搭乗券は一般的には紙で構成されている。また、使用後は廃棄されるため、搭乗券はコスト的に安価である必要がある。また、搭乗券には乗客に関する情報を記録できるように構成しておく必要がある。そこで本実施形態では、情報量により1次元、又は2次元バーコードにより搭乗券情報を記録して、バーコードリーダ5で読取る。また、最近ではICタグ等の非接触情報記憶媒体に情報を記憶しておく方法もある。これにより、搭乗券に記録された情報を正確に、且つ高速に読み取ることができる。
図2は本発明のスタッフ用端末の構成例を示すブロック図である。このスタッフ用端末7は、スタッフ7a〜7eが保持し、複数の衛星から送信された信号を受信して各衛星との距離を割り出すGPS受信機11と、GPS受信機11により割り出された距離情報の送信、並びに案内端末6の設置場所に関する情報及び乗客が目的とする場所までの経路情報の受信を行う通信部12と、通信部12により受信した情報を表示する表示部14と、目的地(情報)を入力する入力手段15と、制御部13と、を備えている。尚、入力手段15は、例えばタッチパネル、キーボード、或いはバーコードリーダであり、何れかの手段により入力することができる。また、表示部14には、現在位置から目的地までの最短経路を表示するばかりでなく、例えば、電車の時刻表などの別の情報も表示することができる。GPS受信機11は、GPSアンテナ16により3つ以上のGPS衛星から送信された信号を受信して各衛星との距離を割り出す。従って、スタッフ用端末7が移動していても、リアルタイムに現在位置を確認することができる。また、通信部12は、ターミナルビル内に設置した無線LANとアンテナ17を介して交信するように構成され、制御装置4と専ら通信を行う。また、図示は省略するが、一般の携帯電話のように音声による通話もできることは云うまでもない。
図3は本発明の制御装置の構成例を示すブロック図である。この制御装置4は、スタッフ用端末7a〜7eとの間で情報の授受を行う通信手段20と、スタッフ用端末7a〜7eから受信した距離情報に基づいてスタッフ用端末7a〜7eの現在位置を演算する現在位置演算手段21と、オペレータ端末3に表示された案内端末6に最も近いスタッフ用端末7dを特定するスタッフ特定手段23と、現在位置演算手段21により演算された現在位置から目的地までの最短経路を生成する最短経路生成手段24と、全体を制御する制御手段22と、を備えている。尚、制御手段22は、乗客移動支援装置1から乗客の氏名と、その乗客が操作している案内端末の位置情報を取得する。
即ち、ターミナルビル等の一定の限られた領域に無線LAN等の通信設備を備え、各スタッフA〜Eにこの無線LANを介して通信可能なスタッフ用端末7a〜7eを持たせる。そして無線LANとオペレータセンター2に設置したサーバ(制御装置4)と接続する。また、スタッフ用端末7a〜7eは、自分の位置を特定するためにGPS受信機11を備え、GPS受信機11から取得した距離情報を制御装置4に送信する。この結果、制御装置4では、各スタッフ用端末7a〜7eの位置をリアルタイムに把握することができる。従って、オペレータ端末3から要請があると、即座に要請があった案内端末6に最も近いスタッフ用端末7dを特定する。これにより、要請があった乗客aに最も近いスタッフDに対して必要な情報を提供することができる。
図4は本発明のスタッフ支援システムの全体動作を詳細に説明するフローチャートである。例えば、乗客が搭乗券を保持した乗客であり、チェックインを済ませてターミナルビル内のセキュリティチェックを受けるためにその場所を探しているが、判らないため、案内端末6のバーコードリーダ5に搭乗券に記録されたバーコードを読取らせ、付属の電話機10でオペレータと通話する(S1でY)。そのとき、乗客移動支援装置1は、当該乗客の情報を制御装置4に送る。それにより、制御装置4はオペレータ端末3にその内容を表示する。オペレータは、バーコードリーダ5で読取った乗客の情報がオペレータ端末3に表示されているので、乗客と電話機8で通話して、表示された情報と乗客が同じであるか確認する(S2)。確認が済むと(S3でY)、表示された案内端末6をクリックし、且つスタッフ支援ボタンをクリックすることにより(S4)、制御装置4は案内端末6に最も近いスタッフを特定する(S5)。そして、そのスタッフのスタッフ用端末7に乗客の情報と、案内端末6の位置情報を転送する(S6)。スタッフは自分が呼ばれるので、スタッフ用端末7の表示部を見て、案内端末6に乗客がいるか探して(S7)、乗客が本人であることを認識する(S8でY)。そして、乗客が目的地とする場所が判れば(S9でY)道案内を開始する(S13)。
一方、ステップS9で乗客から聞いた目的地が判らない場合は(S9でN)、自分のスタッフ用端末7に目的地を入力して制御装置4に送信する(S10)。制御装置4は、スタッフの位置を特定して、その位置から目的地までの最短経路を生成してスタッフ用端末7に送信する(S11)。その情報を受信したスタッフは、表示されて最短経路に従って乗客を案内する(S12)。
以上、本発明は、空港、船舶、又は電鉄でのターミナルにおいて適用することができる。
1 乗客移動支援装置、2 オペレータセンター、3 オペレータ端末、4 制御装置、5 バーコードリーダ、6 案内端末、7 スタッフ用端末、8 電話機、9 表示部、10 電話機、11 GPS受信機、12 通信部、13 制御部、14 表示部、15 入力手段、16 GPSアンテナ、17 アンテナ、20 通信手段、21 現在位置演算手段、22 制御手段、23 スタッフ特定手段、24 最短経路生成手段、100 スタッフ支援システム

Claims (4)

  1. 乗客が交通手段への搭乗手続を行うターミナルビルにおいて、前記乗客を所定の場所へ案内するスタッフを支援するスタッフ支援システムであって、
    搭乗手続済みの搭乗券に記録されている搭乗券情報を読み取り、該搭乗券情報を表示する搭乗券情報読取表示手段を備えて前記乗客への情報提供を行う乗客移動支援装置と、
    前記スタッフが保持し、複数の衛星から送信された信号を受信して各衛星との距離を割り出すGPS受信機、該GPS受信機により割り出された距離情報の送信、並びに前記搭乗券情報読取表示手段の設置場所に関する情報及び前記所定の場所に至る経路情報の受信を行う通信部、及び該通信部により受信した情報を表示する表示部を備えたスタッフ用端末と、
    前記搭乗券情報読取表示手段を操作する乗客と通話する通話手段、及び該搭乗券情報読取表示手段で読取られた前記搭乗券情報を表示する表示部を備えたオペレータ端末と、
    前記オペレータ端末の要請により、該オペレータ端末に表示された前記搭乗券情報読取表示手段に最も近いスタッフ用端末を特定し、該スタッフ用端末に前記オペレータ端末で受信した前記搭乗券情報を転送する制御装置と、
    を備えたことを特徴とするスタッフ支援システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記スタッフ用端末との間で情報の授受を行う通信手段と、
    前記スタッフ用端末から受信した前記距離情報に基づいて該スタッフ用端末の現在位置を演算する現在位置演算手段と、
    前記オペレータ端末に表示された前記搭乗券情報読取表示手段に最も近い位置にあるスタッフ用端末を特定するスタッフ特定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスタッフ支援システム。
  3. 前記スタッフ用端末は情報を入力する入力手段を更に備え、前記制御装置は前記現在位置演算手段により演算された現在位置から前記所定の場所までの最短経路を生成する最短経路生成手段を更に備え、
    前記制御装置は、前記スタッフ用端末の前記入力手段によって入力された目的地情報を受信した場合、前記最短経路生成手段により該スタッフ用端末の現在位置から前記目的地までの最短経路を生成して該スタッフ用端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のスタッフ支援システム。
  4. 前記搭乗券情報は、1次元、又は2次元バーコード又は非接触情報記憶媒体に記録された情報であることを特徴とする請求項1に記載のスタッフ支援システム。
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