JP2011226181A - 植生のための流亡防止材、これを使用した植生工法または植生帯工法、及び植生材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】植生を行うための基帯20を法面200上に保持すべく、当該法面200上の横方向に設置される流亡防止材10であって、この流亡防止材10を、法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したこと。
【選択図】図2
Description
「植生が行われる法面200上の横方向に設置される流亡防止材10であって、
この流亡防止材10を、法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したことを特徴とする流亡防止材10」
である。
「植生を行うための基帯20を法面200上に保持すべく、当該法面200上の横方向に設置される流亡防止材10であって、
この流亡防止材10を、法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したことを特徴とする流亡防止材10」
である。
「法面200の植生を行う植生工法であって、
法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成した流亡防止材10によって、法面200上に展開施工した基帯20を法面200に保持させるとともに、
この流亡防止材10の硬質部12を法面200に圧接させることによって、軟質部11が法面200と流亡防止材10との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生工法」
である。
「植生を行うための基帯20を法面200上に展開施工して、当該法面200の植生を行う植生帯工法であって、
法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成した流亡防止材10によって、法面200上に展開施工した基帯20を法面200に保持させるとともに、
この流亡防止材10の硬質部12を法面200に圧接させることによって、軟質部11が法面200と流亡防止材10との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生帯工法」
である。
「法面200の植生を行うための植生材100であって、
法面200上に敷設されることになる基帯20と、この基帯20を法面200上に保持させる流亡防止材10とを備え、
この流亡防止材10を、法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したことを特徴とする植生材100」
である。
「流亡防止材10は法面200上に圧接する押圧部材40を備えたこと」
である。
「基帯20は植生袋30を備えたものであること」
としたことである。
「植生が行われる法面200上の横方向に設置される流亡防止材10であって、
この流亡防止材10を、前記法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、流亡防止を図ることができて、季節を問わず効率的に施工できる、植生のための流亡防止材10を簡単な構成によって提供することができるのである。
「植生を行うための基帯20を法面200上に保持すべく、当該法面200上の横方向に設置される流亡防止材10であって、
この流亡防止材10を、前記法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、流亡防止を図ることができるだけでなく、植生を行うための基帯20(植生帯)と法面200との間の「不陸(隙間)」を容易に解消できて、季節を問わず効率的な植生帯工法が行える流亡防止材10を簡単な構成によって提供することができるのである。
「法面200の植生を行う植生工法であって、
前記法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成した流亡防止材10を、当該法面200上の横方向に設置するとともに、
この流亡防止材10を前記硬質部12にて前記法面200に圧接させることにより前記軟質部11を変形させて、当該軟質部11が前記法面200と流亡防止材10との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生工法」
にその特徴があり、これにより、流亡防止を図ることができて、植生のために、季節を問わず効率的な施工が行える流亡防止材10を使用した植生工法を提供することができるのである。
「植生を行うための基帯20を法面200上に展開施工して、当該法面200の植生を行う植生帯工法であって、
前記法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成した流亡防止材10によって、前記法面200上に展開施工した前記基帯20を前記法面200に保持させるとともに、
この流亡防止材10を前記硬質部12にて前記法面200に圧接させることによって、前記軟質部11が前記法面200と流亡防止材10との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生帯工法」
にその特徴があり、これにより、流亡防止を図ることができることは勿論、基帯20と法面200との間の「不陸(隙間)」を容易に解消できて、季節を問わず効率的な施工が行える流亡防止材10を使用した植生帯工法を提供することができるのである。
「法面200の植生を行うための植生材100であって、
前記法面200上に敷設されることになる基帯20と、この基帯20を前記法面200上に保持させる流亡防止材10とを備え、
この流亡防止材10を、前記法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とにより構成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、流亡防止を図ることができることは勿論、基帯20と法面200との間の「不陸(隙間)」を容易に解消できて、季節を問わず効率的な施工が行える流亡防止材10を使用した植生材100を提供することができるのである。
図1〜図7には、流亡防止材10、これを使用した植生帯工法、及び植生材100を含んだ第1実施例が示してあり、流亡防止材10は、図1〜図5に示したように、法面200上に展開されることになる基帯20を、この基帯20の展開後または前に、法面200上に固定するものである。そのために、この流亡防止材10は、図2に示したように、法面200側に当接されて、当該法面200との間の隙間を埋めることになる軟質部11と、この軟質部11上に一体化される硬質部12とを備えたものであって、基帯20の幅程度の長さを有して、法面200の横方向に配置される。
図8〜図15には、流亡防止材10、これを使用した植生帯工法、及び植生材100を含んだ第2実施例が示してあり、この第2実施例と上記第1実施例での共通する各部材については、第1実施例中で使用したのと同一の符号を使用する。また、この第2実施例の説明中では、上記第1実施例で説明した部材と同一部材については、図8〜図15中に同一符号を付してその説明を省略することがある。
10 流亡防止材
11 軟質部
12 硬質部
13 留め材
14 切り込み
20 基帯
21 収納部
30 植生袋
31 植生基盤材
32 種子
40 押圧部材
50 土砂
200 法面
210 ラス網
Claims (7)
- 植生が行われる法面上の横方向に設置される流亡防止材であって、
この流亡防止材を、前記法面側に当接されて、当該法面との間の隙間を埋めることになる軟質部と、この軟質部上に一体化される硬質部とにより構成したことを特徴とする流亡防止材。 - 植生を行うための基帯を法面上に保持すべく、当該法面上の横方向に設置される流亡防止材であって、
この流亡防止材を、前記法面側に当接されて、当該法面との間の隙間を埋めることになる軟質部と、この軟質部上に一体化される硬質部とにより構成したことを特徴とする流亡防止材。 - 法面の植生を行う植生工法であって、
前記法面側に当接されて、当該法面との間の隙間を埋めることになる軟質部と、この軟質部上に一体化される硬質部とにより構成した流亡防止材を、当該法面上の横方向に設置するとともに、
この流亡防止材を前記硬質部にて前記法面に圧接させることにより前記軟質部を変形させて、当該軟質部が前記法面と流亡防止材との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生工法。 - 植生を行うための基帯を法面上に展開施工して、当該法面の植生を行う植生帯工法であって、
前記法面側に当接されて、当該法面との間の隙間を埋めることになる軟質部と、この軟質部上に一体化される硬質部とにより構成した流亡防止材によって、前記法面上に展開施工した前記基帯を前記法面に保持させるとともに、
この流亡防止材を前記硬質部にて前記法面に圧接させることによって、前記軟質部が前記法面と流亡防止材との間の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする植生帯工法。 - 法面の植生を行うための植生材であって、
前記法面上に敷設されることになる基帯と、この基帯を前記法面上に保持させる流亡防止材とを備え、
この流亡防止材を、前記法面側に当接されて、当該法面との間の隙間を埋めることになる軟質部と、この軟質部上に一体化される硬質部とにより構成したことを特徴とする植生材。 - 前記流亡防止材は前記法面上に圧接する押圧部材を備えたことを特徴とする請求項5に記載の植生材。
- 前記基帯は植生袋を備えたものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の植生材。
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CN106498955A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-03-15 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种岩质或混凝土高陡边坡防护绿化结构及其施工方法 |
JP7511453B2 (ja) | 2020-11-30 | 2024-07-05 | 前田工繊株式会社 | 土砂止め機能付きブロックマット |
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2010
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