JP2011213137A - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型のインフレータを使用することなく、カーテンエアバッグに膨張ガスを高速充填することができ、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出してしまうのを防止することができるカーテンエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 導入した膨張ガスによって、第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17を連続した通し柱状の膨張部として膨張展開させていくことができる。そして、膨張展開した第1側部膨張部13の突起膨張部A及び第2側部膨張部17の突起膨張部Bをウエストライン30よりも下方に延設させておくことができ、第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17にそれぞれ膨張ガスを導入する連通部23b及び連通部23cを、それぞれ第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17に交差する梁として構成することができる。膨張展開した第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17によって、カーテンエアバッグ2が窓の外側にはみ出してしまうのを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室の側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグを備えたカーテンエアバッグ装置に関するものである。特に、車室の側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグの構成に関する。
近年においては、車両に対する側突事故やロールオーバ等の事故において、乗員の頭部を保護する目的で、車室の側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグを設けた車両が、数多く使用されている。車両に対する側突事故やロールオーバ等の事故の発生が検知されると、あるいはこれらの事故の発生が予測されると、カーテンエアバッグ装置のインフレータから噴射された膨張ガスがカーテンエアバッグ内に流入して、カーテンエアバッグを膨張展開させる。
このとき、カーテンエアバッグの膨張展開に伴って、ルーフサイドガーニッシュの下端部側(ルーフサイドガーニッシュの扉部側)を車室内側上方に押し開き、押し開かれた開口を通ってカーテンエアバッグは、下方へ向ってカーテン状に展開する。膨張展開したカーテンエアバッグによって、乗員の頭部を保護することができる。
一般に、乗員の頭部などを保護するために用いられるカーテンエアバッグ装置は、乗員の頭部をカーテンエアバッグで受け止めたときに、カーテンエアバッグの内圧は適当な内圧になっており、そして、ある時間の間では内部の気体が抜けきらずに維持できるものが、衝突や横転に対して、より好ましい保護性能を発揮する、とされている。
このように構成されたカーテンエアバッグ装置としては、エアバッグ装置(例えば、特許文献1参照)や乗員保護装置(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、本願出願人によって提案されているものではある。そしてここでは、本願発明における従来例1として説明する。図7には、特許文献1のエアバッグ装置におけるエアバッグを車両に配置した状態を示している。
図7に示すように、車両のルーフサイド部50に細長く折り畳んで収納したエアバッグ40は、膨張展開時には窓部48及びセンターピラー49に沿って展開する。エアバッグ40には、センターピラー49を覆って展開するピラー被覆部41が設けられており、ピラー被覆部41の下部に連続して、下部膨張部42が設けられている。また、ピラー被覆部41に沿って、一対の基布部46同士を連結する連結線部43が設けられている。連結線部43は、センターピラー49に略沿った直線部44と、直線部44の下端部から滑らかに湾曲してセンターピラー49の一部に重なる交差部45とを備えた構成になっている。
車両の側方に配された窓部を覆うカーテンエアバッグ装置をこのように構成しておくことにより、ピラー部分での底付き感を抑制するとともに、乗員の車外放出を防止することができる。
特許文献2に記載された乗員保護装置を、本願発明における従来例2として説明する。図8には、特許文献2の乗員保護装置におけるエアバッグの側面図を示している。図8に示すように、車体の側方における窓の上縁に沿って乗員保護装置が配設されており、車両衝突時にはエアバッグ60が窓の車室76内側を覆うように膨張展開する。
エアバッグ60は、第1・第2の主膨張部61,62と、第1〜第5の副膨張部63〜67と、から構成されており、エアバッグ60における乗員78の着座位置を除いた箇所に、窓枠の下縁77よりも下方へ延出する第1副展開部68及び第2副展開部69が構成されている。
第1副展開部68は、第4副膨張部66として構成されており,縮径の連通孔71を介して第1主膨張部61に接続している。また、第2副展開部69は、第5副膨張部67として構成されており,縮径の連通孔72を介して第2主膨張部62に接続している。更に、第4副膨張部66内には、第4破断部74が形成され、第5副膨張部67には、第5破断部75が形成されている。
そして、エアバッグ60の膨張展開時には、第1主膨張部61及び第2主膨張部62が膨張展開を開始してから徐々に、第1副展開部68の第4副膨張部66及び第2副展開部69の第5副膨張部67等を膨張させることができる構成になっている。
このように構成することによって、エアバッグ60内に流体ガスが満ちた状態で乗員78が第1主膨張部61に当接したときには、第1・第2・第4の副膨張部63,64,66にそれぞれ形成した第1・第2・第4破断部73,79,74を徐々に破断させていく。これによって、第1・第2・第4の副膨張部63,64,66の体積を徐々に増加させていくことができ、第1主膨張部61の内圧を下げ、乗員78にかかる衝撃を円滑に吸収する構成になっている。
同様に、乗員78が第2主膨張部62に当接したときには、第3・第5の副膨張部65,67内の破断部を切断させて、第3・第5の副膨張部65,67の体積を徐々に増加させていく。これによって、第2主膨張部62の内圧を下げ、乗員78にかかる衝撃を円滑に吸収する構成になっている。
特開2008−7065号公報 特開2007−161167号公報
カーテンエアバッグ装置としては、車両に対する側突事故やロールオーバ等の事故が発生したときに、車両内に乗車していた乗員が車両の窓から放り出されないように保護する機能も要求されている。そのため、窓枠の内側においてカーテンエアバッグが安定的に展開することが求められている。しかも、カーテンエアバッグが膨張展開したときには、乗員の頭部をキャッチングしている位置が窓の外側に対して所定量以上突出しないことが必要になっている。
乗員の頭部がカーテンエアバッグに当接したときに、窓枠の内側で膨張展開したカーテンエアバッグ自体も一緒になって窓の外側にはみ出てしまうと、乗員の頭部をキャッチングしている位置は、窓の外側に対して所定量以上よりも更に突出した位置になってしまう。
特許文献1に記載されたエアバッグ装置では、エアバッグ40の膨張展開時には窓枠の下縁部よりも下方に下部膨張部42が配される構成になっているので、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出してしまうのを防止しておくことができる。しかし、エアバッグ40の下辺に形成した下部膨張部42を膨張させる構成になるので、エアバッグ40の容量としては大容量になっている。
そして、大容量のエアバッグ40を膨張展開させるためには、大型のインフレータが必要になり、大型のインフレータを配設するための設置スペースを設置スペースが少ない車内に確保しなければならない。
特許文献2に記載された乗員保護装置では、カーテンエアバッグにおける乗員のいない部位の下端部を下方に延長して第1副展開部68及び第2副展開部69を形成している。しかし、乗員の頭部が第1主膨張部61や第2主膨張部62に当接した後に、第1主膨張部61や第2主膨張部62内の内圧を下げるために、第1副展開部68における第4副膨張部66や第2副展開部69における第5副膨張部67の体積は徐々に増加していく構成になっている。
また、第1副膨張部63の構成としても、第1主膨張部61内の内圧を下げるために、第1副膨張部63の体積を徐々に増加させる構成になっている。そのため、第1副膨張部63内には第1破断部73が形成されている。しかも、第1主膨張部61と第1副膨張部63とを接続している連通孔70は、第1副膨張部63の下端側だけに設けられており、縮径した連通部として構成されている。
更に、第1副展開部68と連通孔70との間には、エアバッグ60の基布同士を縫製しているステッチが構成されている。このステッチ部を介して第1副展開部68は、第1主膨張部61に対して画成されており、充分に膨張していない第1副展開部68は、第1主膨張部61に対して簡単に折れ曲がることができる。
また、第2副展開部69と第3副膨張部65との間は、エアバッグ60の基布同士を縫製するステッチが構成されている。このステッチ部を介して第2副展開部69は、第3副膨張部65に対して画成されており、充分に膨張していない第2副展開部69は、第3副膨張部65に対して簡単に折れ曲がることができる。
このように構成されているので、第1副展開部68や第2副展開部69や第1副膨張部63では、カーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出てしまうのを支持しておくための強度は弱い状態になっている。このように、特許文献2に記載された発明では、カーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出さないように窓枠の内側で支持しておくことが難い構成になっている。特に、特許文献2に記載された乗員保護装置には、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出してしまうのを防止するための構成や課題は、開示も示唆もされていない。
本願発明は、上述した従来例における問題点を解決することができ、特に、特許文献1に記載された発明の改良を図って、大型のインフレータを使用することなく、カーテンエアバッグに対して膨張ガスを高速充填することができ、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出してしまうのを防止することができるカーテンエアバッグ装置の提供を課題にしている。
本願発明の課題は、請求項1に記載された発明により達成することができる。
即ち、本願発明のカーテンエアバッグ装置では、車室の側面に配される窓部に沿って膨張展開可能なカーテンエアバッグと、前記カーテンエアバッグに膨張用ガスを供給するインフレータと、を備え、膨張した前記カーテンエアバッグが前記窓部の縦枠と重なるように展開するカーテンエアバッグ装置において、
前記カーテンエアバッグは、上辺部と下辺部と、前記上辺部及び前記下辺部の一端部間を結ぶ第1側辺部と、前記上辺部及び前記下辺部の他端部間を結ぶ第2側辺部と、を備え、前記下辺部には、前記窓部の下端が描くウエストラインを超えて下方に延びる突起膨張部が構成され、
前記突起膨張部は、前記窓を覆うカーテンエアバッグの主膨張部から連続した通し柱状の膨張部の下端部として構成されてなり、前記通し柱状の膨張部の下端部側には、前記膨張用ガスを導入する連通部が接続し、前記通し柱状の膨張部に前記連通部が梁として交差してなることを最も主要な特徴としている。
本願発明では、カーテンエアバッグの下辺部には、突起膨張部が構成されており、突起膨張部は、窓部を覆うカーテンエアバッグの主膨張部から連続した通し柱状の膨張部の下端部として構成されている。そして、突起膨張部は、カーテンエアバッグで覆う窓部の下端が描くウエストラインを超えて下方に延びた構成となっている。また、通し柱状の膨張部の下端部側には、膨張用ガスを導入する連通部が接続しており、この連通部は、通し柱状の膨張部に交差する梁として構成されている。
そして、通し柱状の膨張部が膨張展開すると、通し柱状の膨張部の突起膨張部が側方の窓を備えたドアのトリム部に重なった状態となる。しかも、通し柱状の膨張部を柱として構成しておくことができ、しかも、この柱として構成された通し柱状の膨張部に交差する梁を、通し柱状の膨張部に膨張ガスを導入する連通部を用いて構成しておくことができる。
このように構成されているので、カーテンエアバッグを窓部の縦枠と梁が交差した通し柱状の膨張部によって強固に保持することができ、カーテンエアバッグが窓の外側にはみ出てしまうのを確実に防止しておくことができる。
また、通し柱状の膨張部における下端部側に膨張用ガスを導入する連通部を接続させた構成としているので、通し柱状の膨張部内への膨張ガスの充填を高速で行わせることができ、通し柱状の膨張部をカーテンエアバッグの端縁を支持できる一本の柱状に構成することができる。しかも、この通し柱状の膨張部に交差する梁を、膨張ガスを導入する連通部を用いて構成しておくことができる。
更に、通し柱状の膨張部としては、カーテンエアバッグの第1側辺部又は第2側辺部に形成しておくことも、窓部の縦枠と重ならない部位に形成しておくこともできる。通し柱状の膨張部を、カーテンエアバッグの第1側辺部又は第2側辺部に形成した場合には、第1側辺部に形成した通し柱状の膨張部をフロントピラーと重なるように配設させることができ、第2側辺部に形成した通し柱状の膨張部をリアピラーと重なるように配設させておくことができる。
また、通し柱状の膨張部を窓部の縦枠と重ならない部位に形成した場合には、通し柱状の膨張部と窓部の縦枠又は車両のフロントピラー、センターピラー、リアピラーとによって、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出てしまうのを防止することができる。このように、本願発明では、膨張展開したカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出てしまうのを防止するうえでの保持強度を向上させておくことができる。
また、本願発明では、特許文献1のように、カーテンエアバッグを支持するためにカーテンエアバッグの下辺における下部膨張部42を構成して膨張させる必要がなくなり、インフレータの容量を大型化させておく必要もない。しかも、突起膨張部の容積を特許文献1の下部膨張部42よりも小さな容積として構成することができるので、カーテンエアバッグの展開速度、展開距離も従来のカーテンエアバッグと実質的に変わらない構成として、カーテンエアバッグ装置を構成しておくことができる。
車室内で膨張展開したカーテンエアバッグ装置の側面図である。(実施例) カーテンエアバッグを展開させたときの側面図である。(実施例) 車室内で膨張展開したカーテンエアバッグ装置の変形例を示す側面図である。(実施例) 車室内で膨張展開したカーテンエアバッグ装置の他の変形例を示す側面図である。(実施例) 車室内で膨張展開したカーテンエアバッグ装置の別の変形例を示す側面図である。(実施例) 膨張展開したカーテンエアバッグに衝撃荷重を加えたときの実験結果を示すグラフである。(実施例及び比較例) 車室内で膨張展開したカーテンエアバッグの側面図である。(従来例1) エアバッグを展開させたときの側面図である。(従来例2)
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明に係わるカーテンエアバッグ装置としては、以下において図1〜図6を用いて説明を行うが、本願発明に係わるカーテンエアバッグ装置としては、図1及び図2に記載された実施例の構成に限定されるものではなく、本願発明としての効果を奏することができる構成であれば、多様な変更が可能である。
図1に示すように、カーテンエアバッグ装置1は、カーテンエアバッグ2(図2参照。)を収納した図示せぬカバー部材と、膨張用ガスを発生するインフレータ25と、インフレータ25をカーテンエアバッグ2に接続するガス導入部12とを備えた構成になっている。カーテンエアバッグ2は、取付部11を介してルーフサイド部4に取付けておくことができる。
車両に対する側面衝突事故やロールオーバ等の事故の発生が検知されると、あるいはこれらの事故の発生が予測されると、カーテンエアバッグ装置1のインフレータ25から噴射された膨張ガスがカーテンエアバッグ2内に流入して、カーテンエアバッグ2が膨張展開する。
カーテンエアバッグ2の膨張展開に伴って、図示せぬカバー部材の下端部側を車室内側の上方に押し開き、押し開かれた開口を通ってカーテンエアバッグ2は、下方へ向ってカーテン状に展開する。膨張展開したカーテンエアバッグ2によって、前席側の側方窓5と後席側の側方窓6とを覆い、乗員の頭部を保護することができる。前席側の側方窓5は、車両の前後方向に側縁部5a,5bを有し、上方側に上縁部、下方側に下縁部5cを有する構成になっている。また、同様に、後席側の側方窓6は、車両の前後方向に側縁部6a,6bを有し、上方側に上縁部、下方側に下縁部6cを有する構成になっている。
カーテンエアバッグ2が膨張展開した状態におけるカーテンエアバッグ2の側面図としては、車室内での膨張展開状態を図1に示し、カーテンエアバッグ2自体を取り出して示した側面図を図2に示している。
カーテンエアバッグ装置1には、必要に応じて、カーテンエアバッグ2を車体パネルに取り付ける金属板をプレス加工などして形成された取付ブラケットや、折り畳んだカーテンエアバッグ2に沿って取り付けられ、展開時にカーテンエアバッグ2を保護する樹脂製のプロテクタ、及び折り畳んだカーテンエアバッグ2の形状を保持する破断可能な筒状あるいは紐状の形状保持部材としてのスリーブ、カーテンエアバッグ2の前端部に連結されたデザーベルト26などが備えられている。
カーテンエアバッグ2は、例えば315デニールのナイロン66糸を用いた目付200g/m2の二枚の基布パネル10を重ね合わせ、重ね合わせた基布パネル10の外周を外周縫製部18により接合して袋状に構成することができる。即ち、カーテンエアバッグ2は、上辺部31、下辺部32、車両前方側に配される第1側辺部33及び車両の後方側に配される第2側辺部34からなる袋状の形状になっている。
図1、図2に示すように、外周縫製部18で囲まれたカーテンエアバッグ2の内部において、対向する基布パネル10同士を第2ステッチ19や第1ステッチ21により直接縫合することで、各膨張部を形成している。各膨張部としては、膨張ガスの通路となる連通路22、連通路22に接続し、第1側辺部33に沿って形成される連続した通し柱状の膨張部としての第1側部膨張部13、前席側の乗員を保護する前席膨張部14、センターピラー8に乗員が当接するのを防止するピラー被覆部15、後席側の乗員を保護し、第2側辺部34に沿って形成される連続した通し柱状の膨張部としての第2側部膨張部17、第2側部膨張部17とピラー被覆部15との間に形成される副膨張部16、第2側部膨張部17と副膨張部16との間に形成される膨張部17aを備えた構成になっている。
そして、第1側部膨張部13、前席膨張部14、ピラー被覆部15、膨張部17a及び第2側部膨張部17は、カーテンエアバッグ2における主膨張部の一つとしてそれぞれ構成されている。
第1側部膨張部13の上端部側及び下端部側は、連通部23a,23bを介して前席膨張部14と接続している。略直線状をなす第1ステッチ21によって、膨張したときの第1側部膨張部13、前席膨張部14、ピラー被覆部15及び第2側部膨張部17の厚みをそれぞれ規制している。また、逆U字状をなす第2ステッチ19によって、連通路22とピラー被覆部15及び第2側部膨張部17との間を画成している。
第1ステッチ21の両端部及び第2ステッチ19の端部には、円形のステッチである端末保護サークル20が設けられている。端末保護サークル20を設けておくことによって、膨張時の基布パネル10における伸びの確保と皺の発生の防止並びに応力集中に対して十分な強度を得ることができる。
尚、必要に応じて、一対の基布パネル10の表面にはゴムコーティング、シリコーン系樹脂のコーティング等を施して、通気性を低下させ、あるいは不通気状態となるように構成しておくこともできる。また、基布パネル10の構成材料として、ナイロン66糸に代えてナイロン6糸、ポリエステル糸の織布を利用することもできる。
このように、カーテンエアバッグ2は、基布パネルの縫合により内部が区画された袋体として構成することができる。また、外周縫製部18とカーテンエアバッグ2の内部における第1ステッチ21、第2ステッチ19とを組み合わせて、縫製糸目孔からのガス漏れを防止する目止め処理として、シール剤を用いておくこともできる。
更には、カーテンエアバッグ2は、基布パネル10を縫合させて構成する他に、ドビー織、ジャガード織などの袋織によって、内部が区画された袋体として構成しておくこともできる。このようにして袋織して製袋したエアバッグの一部に、縫合を施して構成しておくこともできる。
ガス導入部12から導入されたインフレータ25からの膨張ガスの一部は、連通路22を通って連通部23aから第1側部膨張部13内に導入され、ラインIに沿った状態で第1側部膨張部13を膨張展開させていくことができる。第1側部膨張部13及び前席膨張部14が膨張展開していく途中で連通部23bが開通すると、連通部23bからも第1側部膨張部13内に膨張ガスを導入することができる。
これにより、第1側部膨張部13は、縦長で一本の柱状に膨張展開させることができる。そして、第1側部膨張部13は、ルーフサイド部4とフロントピラー7と前席側の側方窓5を備えたドアのトリム部とに重なった状態に配することができる。しかも、連通部23bを縦長で一本の柱状に膨張展開した第1側部膨張部13と交差する梁として構成しておくことができる。即ち、第1側部膨張部13の下端部側は、連通部23bによって横向きのT字状に構成しておくことができ、第1側部膨張部13の下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
また、ガス導入部12から導入された膨張ガスの一部は、第2側部膨張部17に導入され、第2側部膨張部17をラインIIに沿った状態で縦長で一本の柱状に膨張展開させることができる。そして、ルーフサイド部4とリアピラー9と後席側の側方窓6を備えたドアのトリム部とに重なった状態に配することができる。しかも、連通部23cを縦長で一本の柱状に膨張展開した第2側部膨張部17と交差する梁として構成しておくことができる。即ち、第2側部膨張部17の下端部側は、連通部23cによって横向きのT字状に構成しておくことができ、第2側部膨張部17の下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
このようにして、第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17をそれぞれ縦長で一本の柱状に膨張展開させると、第1側部膨張部13の下端部である突起膨張部A及び第2側部膨張部17の下端部である突起膨張部Bは、図1に示すように、カーテンエアバッグ2の下辺部32や前席側の側方窓5の下縁部5c及び後席側の側方窓6の下縁部6cよりも下方側に確実に延出させておくことができる。即ち、図1に図示した側方窓5及び側方窓6の下端が描くウエストライン30よりも下方側に、第1側部膨張部13の突起膨張部A及び第2側部膨張部17の突起膨張部Bを延出させた構成にすることができる。
そして、膨張展開したカーテンエアバッグ2の前席膨張部14を、一本の柱状に膨張させた第1側部膨張部13とセンターピラー8との間で保持しておくことができる。これにより、前席における乗員の頭部が前席膨張部14に当接しても、前席膨張部14が窓の外側にはみ出てしまうのを防止しておくことができる。
また、膨張展開したカーテンエアバッグ2の第2側部膨張部17も縦長で通し柱状に構成しておくことができるので、後席における乗員の頭部が第2側部膨張部17に当接しても、第2側部膨張部17が窓の外側にはみ出てしまうのを防止しておくことができる。仮に、後席における乗員の頭部が副膨張部16に当接したとしても、副膨張部16は、一本の柱状に膨張させた第2側部膨張部17とセンターピラー8との間で確実に保持しておくことができる。
これにより、後席における乗員の頭部が仮に副膨張部16に当接したとしても、副膨張部16が窓の外側にはみ出てしまうのを防止しておくことができる。
尚、センターピラー8が設けていない車両においては、前席側の側方窓5における側縁部5b及び後席側の側方窓6における側縁部6aを、センターピラーの代わりに利用することができる。
このように、第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17を一本の丸太状に膨張展開させることができ、しかも、膨張展開した第1側部膨張部13の突起膨張部A及び第2側部膨張部17の突起膨張部Bをそれぞれウエストライン30よりも下方側で窓枠に当接させておくことができる。これによって、膨張展開したカーテンエアバッグ2が窓の外側にはみ出てしまうのを確実に防止することができる。
図1、図2では、通し柱状の膨張部を第1側辺部33及び第2側辺部34に沿って形成した構成例を示しているが、通し柱状の膨張部としては図3に示すようにセンターピラー8と第1側辺部33との間、センターピラー8と第2側辺部34との間に形成しておくこともできる。この場合には、第1側辺部33側に形成した通し柱状の膨張部は、前席膨張部14を下方に延長させて一本の柱状にした構成としておくことができる。そして、この通し柱状の膨張部の下端部に形成した突起膨張部A’を前席側の側方窓5を備えたドアのトリム部に重なった状態に配させておくことができる。
しかも、前席膨張部14の下端部側に連通する一対の連通部23b,23dを用いて、縦長で一本の柱状に膨張展開した前席膨張部14と交差する梁として構成しておくことができる。即ち、前席膨張部14の下端部側は、一対の連通部23b,23dによって十字状に構成しておくことができ、前席膨張部14の下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
また、第2側辺部34側に形成した通し柱状の膨張部は、第2側部膨張部17と副膨張部16との間に形成される膨張部17aを下方に延長させて一本の柱状にした構成としておくことができる。この通し柱状の膨張部の下端部に形成した突起膨張部B’を後席側の側方窓6を備えたドアのトリム部に重なった状態に配させておくことができる。
しかも、連通部23cを縦長で一本の柱状に膨張展開した膨張部17aと交差する梁として構成しておくことができる。即ち、膨張部17aの下端部側は、連通部23cによって横向きのT字状に構成しておくことができ、膨張部17aの下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
本願発明では、図3で示した各通し柱状の膨張部と図1に示した第1側部膨張部13及び第2側部膨張部17とを適宜組み合わせた配設構成としておくこともできる。
また、図4、図5に示すようにピックアップトラックのような運転席側だけのシングルキャビンにカーテンエアバッグ2を備えた場合においても、本願発明を好適に適用することができる。シングルキャビンとしては、フロント窓35とリア窓36との間にドアに設けられた前席側の側方窓5が配された構成となっている。そして、図4に示すように、通し柱状の膨張部27の下端部に形成した突起膨張部Cを、前席側の側方窓5を備えたドアのトリム部に重なった状態に配させておくことができる。
しかも、連通部23eを縦長で一本の柱状に膨張展開した膨張部27と交差する梁として構成しておくことができる。即ち、膨張部27の下端部側は、連通部23eによって横向きのT字状に構成しておくことができ、膨張部27の下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
また、図5に示すように、通し柱状の膨張部28の下端部に形成した突起膨張部Dを前席側の側方窓5を備えたドアのトリム部に重なった状態に配させておくことができる。通し柱状の膨張部28は、カーテンエアバッグ2の主膨張部である膨張部27と膨張部29との間に形成されている。
しかも、一対の連通部23e,23fを用いて、縦長で一本の柱状に膨張展開した通し柱状の膨張部28と交差する梁として構成しておくことができる。即ち、通し柱状の膨張部28の下端部側は、一対の連通部23e,23fによって十字状に構成しておくことができ、通し柱状の膨張部28の下端部側がドアのトリム部によって屈折してしまうのを防止しておくことができる。
図6には、本願発明のカーテンエアバッグ2を用いた場合と、比較例として特許文献2に記載されたようなカーテンエアバッグ60を用いた場合とについての試験を行った結果を示している。試験では、車両の側方窓を開放させた状態でそれぞれのカーテンエアバッグを膨張展開させ、車室内から膨張展開させた各カーテンエアバッグに対して試験用の硬球を衝突させる試験を行った。
この試験において、各カーテンエアバッグに硬球を衝突させたときの硬球の落ち込み量をストローク量として横軸に示している。また、加えた荷重を縦軸に示している。即ち、横軸の値が大きいことは、試験用の硬球が車外側に出てしまう量が大きいことを示している。
また、図6では、本願発明に係わるカーテンエアバッグ2の結果を太線の実線で示しており、比較例で用いたカーテンエアバッグの結果を細線の実線で示している。
図6に示すように、本願発明に係わるカーテンエアバッグ2を用いた場合には、カーテンエアバッグ2自体が窓の外側にはみ出してしまうのを防止できるので、カーテンエアバッグ2に対して荷重Fを加えた場合には、S1の位置まで硬球は落ち込むが、比較例のカーテンエアバッグのように硬球の落ち込み量が大きくなることはない。
これに対して、比較例のカーテンエアバッグに対して荷重Fを加えた場合には、S1の位置よりも大きなストローク位置であるS2の位置まで硬球は落ち込んでしまう。これは、比較例でのカーテンエアバッグ自体が窓の外側にはみ出てしまうため、硬球の落ち込み量としては大きな値となってしまう。
このように、本願発明におけるカーテンエアバッグ装置1では、車両に対する側面衝突事故やロールオーバ等の事故が発生したとしても、乗員が車外に放出されてしまう事態を回避することができる。
本願発明の技術思想を他のエアバッグの構成においても適用することもできる。
1・・・カーテンエアバッグ装置、
2・・・カーテンエアバッグ、
8・・・センターピラー、
13・・・第1側部膨張部、
14・・・前席膨張部、
15・・・ピラー被覆部、
17・・・第2側部膨張部、
17a・・・膨張部、
23a〜23f・・・連通部、
27〜29・・・通し柱状の膨張部、
30・・・ウエストライン、
41・・・ピラー被覆部、
42・・・下部膨張部、
43・・・連結線部、
49・・・センターピラー、
61・・・第1主膨張部、
62・・・第2主膨張部、
63〜67・・・第1〜第5副膨張部、
68・・・第1副展開部、
69・・・第2副展開部、
74・・・第4破断部、
75・・・第5破断部、
77・・・窓枠の下縁、
A,A’,B,B’,C,D・・・突起膨張部。

Claims (1)

  1. 車室の側面に配される窓部に沿って膨張展開可能なカーテンエアバッグと、前記カーテンエアバッグに膨張用ガスを供給するインフレータと、を備え、膨張した前記カーテンエアバッグが前記窓部の縦枠と重なるように展開するカーテンエアバッグ装置において、
    前記カーテンエアバッグは、上辺部と下辺部と、前記上辺部及び前記下辺部の一端部間を結ぶ第1側辺部と、前記上辺部及び前記下辺部の他端部間を結ぶ第2側辺部と、を備え、
    前記下辺部には、前記窓部の下端が描くウエストラインを超えて下方に延びる突起膨張部が構成され、
    前記突起膨張部は、前記窓を覆うカーテンエアバッグの主膨張部から連続した通し柱状の膨張部の下端部として構成されてなり、
    前記通し柱状の膨張部の下端部側には、前記膨張用ガスを導入する連通部が接続し、前記通し柱状の膨張部に前記連通部が梁として交差してなることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
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