JP2011210836A - 電子部品 - Google Patents

電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2011210836A
JP2011210836A JP2010075397A JP2010075397A JP2011210836A JP 2011210836 A JP2011210836 A JP 2011210836A JP 2010075397 A JP2010075397 A JP 2010075397A JP 2010075397 A JP2010075397 A JP 2010075397A JP 2011210836 A JP2011210836 A JP 2011210836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
axis direction
external electrode
exposed
insulator layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010075397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5521695B2 (ja
Inventor
Shunsuke Takeuchi
俊介 竹内
Yoji Yamamoto
洋司 山本
Akihiro Motoki
章博 元木
Makoto Ogawa
誠 小川
Masato Sarukui
真人 猿喰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2010075397A priority Critical patent/JP5521695B2/ja
Priority to US13/051,018 priority patent/US8472160B2/en
Publication of JP2011210836A publication Critical patent/JP2011210836A/ja
Priority to US13/899,697 priority patent/US8971015B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5521695B2 publication Critical patent/JP5521695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/30Stacked capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • H01G4/01Form of self-supporting electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【課題】積層体の吸湿による性能の劣化を抑制できる電子部品を提供することである。
【解決手段】積層体12は、複数の絶縁体層が積層されて構成されている。コンデンサ導体18は、積層体12に内蔵され、かつ、該積層体12の所定の面において、絶縁体層間から露出している露出部26を有している。外部電極14は、露出部26を覆うように所定の面に直接めっきにより形成されている。外部電極14の外縁Eは、露出部26から0.8μm以上離れている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品に関し、より特定的には、複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体を備えている電子部品に関する。
従来の電子部品としては、例えば、特許文献1に記載の多層電子コンポーネントが知られている。特許文献1に記載の多層電子コンポーネントは、複数の誘電体層、複数の内部電極及び終端を備えている。複数の誘電体層及び複数の内部電極は、交互に積層されている。終端は、複数の誘電体層からなる積層体の側面に設けられている外部電極である。以上のような多層電子コンポーネントでは、積層体の側面から内部電極を露出させ、内部電極が露出している部分にめっきを施すことにより終端を形成している。
ところで、特許文献1に示す多層電子コンポーネントでは、誘電体が空気中の水分を吸収(以下、吸湿と呼ぶ)して変性してしまうおそれがある。その結果、内部電極を挟んでいる誘電体層の絶縁性が低下して、内部電極間で短絡が発生するおそれがある。
特開2008−47907号公報
そこで、本発明の目的は、積層体の吸湿による性能の劣化を抑制できる電子部品を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、前記積層体に内蔵され、かつ、該積層体の所定の面において、前記絶縁体層間から露出している第1の露出部を有している第1の内部導体と、前記第1の露出部を覆うように前記所定の面に直接めっきにより形成された第1の外部電極と、を備えており、前記第1の外部電極の外縁は、前記第1の露出部から0.8μm以上離れていること、を特徴とする。
本発明によれば、電子部品において積層体の吸湿による性能の劣化を抑制できる。
電子部品の外観斜視図である。 電子部品の積層体の分解斜視図である。 電子部品の外部電極を平面視した図である。 電子部品の図3のA−Aにおける断面構造図である。 変形例に係る電子部品の外観斜視図である。 変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 その他の変形例に係る電子部品の外観斜視図である。 その他の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電子部品について図面を参照しながら説明する。
(電子部品の構成)
まず、電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、電子部品10の外観斜視図である。図2は、電子部品10の積層体12の分解斜視図である。以下では、積層体12の積層方向をy軸方向と定義する。積層体12をy軸方向から平面視したときの積層体12の長辺方向をx軸方向と定義する。積層体12をy軸方向から平面視したときの積層体12の短辺方向をz軸方向と定義する。
電子部品10は、チップコンデンサであり、図1及び図2に示すように、積層体12、外部電極14(14a,14b),15(15a,15b)及びコンデンサC(図1には図示せず)を備えている。積層体12は、直方体状をなしている。ただし、積層体12は、面取りが施されることにより角及び稜線において丸みを帯びた形状をなしている。以下では、積層体12において、y軸方向の正方向側の面を側面S1とし、y軸方向の負方向側の面を側面S2とする。また、x軸方向の負方向側の面を端面S3とし、x軸方向の正方向側の面を端面S4とする。また、z軸方向の正方向側の面を上面S5とし、z軸方向の負方向側の面を下面S6とする。
更に、側面S1のx軸方向の正方向側の短辺を稜線L1と定義し、側面S1のz軸方向の負方向側の長辺を稜線L2と定義し、側面S1のx軸方向の負方向側の短辺を稜線L3と定義し、側面S1のz軸方向の正方向側の長辺を稜線L4と定義する。また、上面S5のx軸方向の正方向側の短辺を稜線L5と定義し、下面S6のx軸方向の正方向側の短辺を稜線L6と定義する。下面S6のx軸方向の負方向側の短辺を稜線L7と定義し、上面S5のx軸方向の負方向側の短辺を稜線L8と定義する。側面S2のx軸方向の正方向側の短辺を稜線L9と定義し、側面S2のz軸方向の負方向側の長辺を稜線L10と定義し、側面S2のx軸方向の負方向側の短辺を稜線L11と定義し、側面S2のz軸方向の正方向側の長辺を稜線L12と定義する。
積層体12は、図2に示すように、複数の絶縁体層16が積層されることにより構成されている。絶縁体層16は、長方形状をなしており、誘電体セラミックにより作製されている。誘電体セラミックの例としては、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3又はCaZrO3が挙げられる。また、これらの材料が主成分とされ、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物又はNi化合物が副成分とされていてもよい。絶縁体層16の厚みは、0.5μm以上10μm以下であることが好ましい。以下では、絶縁体層16のy軸方向の正方向側の主面を表面と称し、絶縁体層16のy軸方向の負方向側の主面を裏面と称す。
以上のように、積層体12の側面S1は、y軸方向の最も正方向側に設けられている絶縁体層16の表面により構成されている。積層体12の側面S2は、y軸方向の最も負方向側に設けられている絶縁体層16の裏面により構成されている。また、端面S3は、複数の絶縁体層16のx軸方向の負方向側の短辺が連なることによって構成されている。端面S4は、複数の絶縁体層16のx軸方向の正方向側の短辺が連なることによって構成されている。上面S5は、複数の絶縁体層16のz軸方向の正方向側の長辺が連なることによって構成されている。下面S6は、複数の絶縁体層16のz軸方向の負方向側の長辺が連なることによって構成されている。
コンデンサCは、図2に示すように、積層体12に内蔵されているコンデンサ導体(内部導体)18(18a,18b)により構成されている。コンデンサ導体18は、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等の導電性材料により作製されており、0.3μm以上2.0μm以下の厚さを有していることが好ましい。
コンデンサ導体18aは、絶縁体層16の表面上に設けられており、容量部20a及び引き出し部22a,24aを有している。容量部20aは、長方形状をなしており、絶縁体層16の外縁に接していない。引き出し部22aは、容量部20aのy軸方向の正方向側の長辺のx軸方向の負方向側の端部近傍から、z軸方向の負方向側に向かって突出している。これにより、引き出し部22aは、絶縁体層16のz軸方向の負方向側の長辺に引き出されている。よって、引き出し部22aは、絶縁体層16の角部には引き出されておらず、積層体12の稜部L1〜L12には設けられていない。引き出し部22aは、z軸方向の負方向側の先端部分において、積層体12の下面S6において、隣り合う2層の絶縁体層16間から露出している露出部26aを有している。引き出し部24aは、容量部20aのz軸方向の正方向側の長辺のx軸方向の負方向側の端部近傍から、z軸方向の正方向側に向かって突出している。これにより、引き出し部24aは、絶縁体層16のz軸方向の正方向側の長辺に引き出されている。よって、引き出し部24aは、絶縁体層16の角部には引き出されておらず、積層体12の稜部L1〜L12には設けられていない。引き出し部24aは、z軸方向の負方向側の先端部分において、積層体12の上面S5において、隣り合う2層の絶縁体層16間から露出している露出部28aを有している。
コンデンサ導体18bは、絶縁体層16の表面上に設けられており、容量部20b及び引き出し部22b,24bを有している。容量部20bは、長方形状をなしており、絶縁体層16の外縁に接していない。そして、容量部20bは、絶縁体層16を介して容量部20aと対向している。これにより、容量部20a,20b間には容量が発生している。引き出し部22bは、容量部20bのz軸方向の負方向側の長辺のx軸方向の正方向側の端部近傍から、z軸方向の負方向側に向かって突出している。これにより、引き出し部22bは、絶縁体層16のz軸方向の負方向側の長辺に引き出されている。よって、引き出し部22bは、絶縁体層16の角部には引き出されておらず、積層体12の稜部L1〜L12には設けられていない。引き出し部22bは、引き出し部22aよりもx軸方向の正方向側に位置している。引き出し部22bは、z軸方向の負方向側の先端部分において、積層体12の下面S6において、隣り合う2層の絶縁体層16間から露出している露出部26bを有している。引き出し部24bは、容量部20bのz軸方向の正方向側の長辺のx軸方向の正方向側の端部近傍から、z軸方向の正方向側に向かって突出している。これにより、引き出し部24bは、絶縁体層16のz軸方向の正方向側の長辺に引き出されている。よって、引き出し部24bは、絶縁体層16の角部には引き出されておらず、積層体12の稜部L1〜L12には設けられていない。引き出し部24bは、引き出し部24aよりもx軸方向の正方向側に位置している。引き出し部24bは、z軸方向の正方向側の先端部分において、積層体12の下面S6において、隣り合う2層の絶縁体層16間から露出している露出部28bを有している。
以上のように構成されたコンデンサ導体18a,18bは、y軸方向に交互に並ぶように445層の絶縁体層16上に設けられている。これにより、コンデンサCは、コンデンサ導体18aとコンデンサ導体18bとがセラミック層16を介して対向する部分において構成されている。そして、コンデンサ導体18が設けられている複数の絶縁体層16が積層されている領域を、内層領域と称す。また、内層領域のy軸方向の正方向側には、コンデンサ導体18が設けられていない複数の絶縁体層16が積層されている。同様に、内層領域のy軸方向の負方向側には、コンデンサ導体18が設けられていない複数の絶縁体層16が積層されている。以下では、これらのコンデンサ導体18が設けられていない複数の絶縁体層16が積層されている2つの領域を外層領域と称す。
外部電極14a,14bはそれぞれ、露出部26a,26bを覆うように、積層体12の下面S6上に直接めっきにより形成されている。ただし、外部電極14a,14bは、下面S6からはみ出しておらず、稜線L1〜L12には設けられていない。外部電極14aは、外部電極14bよりもx軸方向の負方向側に位置している。外部電極15a,15bはそれぞれ、露出部28a,28bを覆うように、積層体12の上面S5上に直接めっきにより形成されている。外部電極15a,15bは、上面S5からはみ出しておらず、稜線L1〜L12には設けられていない。外部電極15aは、外部電極15bよりもx軸方向の負方向側に位置している。以上のように外部電極14,15が設けられることにより、外部電極14a,15aと外部電極14b,15bとの間にコンデンサCが接続されている。外部電極14,15の材料としては、例えば、Cuが挙げられる。
ところで、電子部品10では、積層体12の吸湿による性能の劣化を抑制するための構成を有している。以下に、かかる構成について詳細に説明する。なお、以下では、外部電極14aを例にとって説明する。図3は、電子部品10の外部電極14aを平面視した図である。図3において、引き出し部22aは、外部電極14aに隠れているので、点線で記載してある。図4は、電子部品10の図3のA−Aにおける断面構造図である。
外部電極14aは、図3及び図4に示すように、引き出し部22aの露出部26aを覆い隠している。すなわち、外部電極14aの外縁Eは、露出部26aが設けられている部分を囲んでいる。以下では、外部電極14aの外縁Eと露出部26aとの距離を距離Dとする。外部電極14aの外縁Eと露出部26aとの距離Dとは、図3及び図4に示すように、外縁Eにおいて露出部26aに対して平行な部分F1と部分F1に最も近い露出部26aとの間の距離、及び、外縁Eにおいて露出部26aに対して垂直な部分F2と露出部26aの端部との間の距離の両方を指す。
ここで、本実施形態に係る電子部品10では、距離Dは、0.8μm以上である。すなわち、外部電極14aの外縁Eは、露出部26aから0.8μm以上離れている。換言すれば、外部電極14aの外縁Eは、露出部26aから0.8μm未満の領域には存在していない。これにより、外部電極14aは、下面S6において露出部26aが設けられている部分から0.8μm以上はみ出していることになる。
また、電子部品10において、外部電極14aの外縁Eは、耐湿性の観点からは、露出部26aが設けられている部分からできるだけ大きくはみ出していることが望ましい。ただし、電子部品10では、外部電極14aは、下面S6からはみ出しておらず、稜線L1〜L12には設けられていない。故に、電子部品10において、外部電極14aの外縁Eと露出部26aとの距離Dの上限は、外部電極14aが下面S6からはみ出さない範囲により定まる。本実施形態では、距離Dの上限は、55.4μmである。なお、外部電極14b,15a,15bも外部電極14aと同じ構造を有しているが、説明が重複するため、詳細な説明を省略する。
以上のような電子部品10は,回路基板上に実装される。具体的には,外部電極14が設けられている下面S6又は外部電極15が設けられている上面S5を実装面として、回路基板に対向させる。そして、回路基板に設けられているランドと外部電極14又は外部電極15とをはんだ付けする。これにより、電子部品10が回路基板上に実装される。
(電子部品の製造方法)
次に、電子部品10の製造方法について説明する。なお、図面は、図1ないし図3を援用する。
まず、主成分であるBaTiO3、CaTiO3、SrTiO3又はCaZrO3と、副成分であるMn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物又はNi化合物とを所定の比率で秤量してボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕して、誘電体セラミック粉末を得る。
この誘電体セラミック粉末に対して、有機バインダ及び有機溶剤を加えてボールミルで混合を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアシート上にシート状に形成して乾燥させ、絶縁体層16となるべきセラミックグリーンシートを作製する。絶縁体層16となるべきセラミックグリーンシートの厚さは、0.5μm〜10μmであることが好ましい。
次に、絶縁体層16となるべきセラミックグリーンシート上に、導電性材料からなるペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより、コンデンサ導体18a,18bを形成する。導電性材料からなるペーストは、例えば、金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤が加えられたものである。
次に、絶縁体層16となるべきセラミックグリーンシートを積層して未焼成のマザー積層体を得る。この後、未焼成のマザー積層体に対して、静水圧プレスにて圧着を施す。
次に、未焼成のマザー積層体を所定寸法にカットして、複数の未焼成の積層体12を得る。そして、積層体12の表面に、バレル研磨加工を施して、積層体12の角部及び稜線L1〜L12の面取りを行う。
次に、未焼成の積層体12を焼成する。焼成温度は、例えば、900℃以上1300℃以下であることが好ましい。以上の工程により、コンデンサ導体18を内蔵している焼成された積層体12の準備が完了する。
次に、めっき工法により外部電極14,15を形成する。本実施形態では、ストライクめっき工法及び厚付めっき工法の2工程により外部電極14,15を形成する。
ストライクめっき工法とは、めっきの密着性をよくしたり、被覆力を向上させる目的で、短時間めっきをすることである。ストライクめっき工法では、導電性メディアが入れられたバレル内に、積層体12を投入する。そして、バレルをめっき液内に浸し、所定時間の間だけ回転させる。これにより、露出部26a,26b,28a,28bに導電性メディアが接触して給電が行われる。
厚付めっき工法では、導電性メディアが入れられたバレル内に、積層体12を投入する。そして、バレルをめっき液内に浸し、所定時間の間だけ回転させる。これにより、露出部26a,26b,28a,28bに導電性メディアが接触して給電が行われる。
以上のめっき工法により、露出部26a,26b,28a,28b上及びその周辺に5μmの膜厚を有する外部電極14,15が形成される。なお、ストライクめっき工法及び厚付めっき工法における処理時間を調整することにより、図3及び図4の距離Dの大きさを調整することが可能である。以上の工程を経て、電子部品10が完成する。
(効果)
以上の電子部品10によれば、積層体12の吸湿による性能の劣化を抑制できる。より詳細には、特許文献1に示す多層電子コンポーネントでは、誘電体が吸湿して変性してしまうおそれがある。その結果、内部電極を挟んでいる誘電体層の絶縁性が低下して、内部電極間で短絡が発生するおそれがある。
ここで、電子部品10では、外部電極14a,14b,15a,15bは、これらの直下に位置する絶縁体層16の吸湿を妨げる役割を果たす。そこで、電子部品10では、外部電極14a,14b,15a,15bは、上面S5及び下面S6において露出部26a,26b,28a,28bが設けられている部分から0.8μm以上はみ出している。これにより、コンデンサ導体18に挟まれている絶縁体層16の吸湿を抑制できる。その結果、電子部品10において、積層体12の吸湿による性能の劣化を抑制できる。
また、電子部品10では、以下に説明するように、外部電極14,15に外観不良が発生することを抑制できる。より詳細には、電子部品10では、めっき工法により、露出部26a,26b,28a,28bを覆うように外部電極14,15が形成される。そして、めっき工法の処理時間を長くすれば、外部電極14,15の外縁Eと露出部26a,26b,28a,28bとの距離Dが大きくなる。そして、外部電極14,15は、例えば、稜部L2,L4,L10,L12に形成される。
ここで、外部電極14,15をめっき工法により形成する際には、外部電極14,15と積層体12との間にめっき液が侵入する。このようなめっき液は、熱処理によって除去することが可能である。ただし、以下に説明するように、外部電極14,15が稜部L2,L4,L10,L12に形成されていると、ブリスタと呼ばれる外観不良が発生してしまう。
熱処理時では、外部電極14,15の方が積層体12よりも加熱される。そのため、外部電極14,15に大きな熱収縮が発生するのに対して、積層体12には大きな熱収縮が発生しない。これにより、稜部L2,L4,L10,L12では、外部電極14,15が積層体12を締め付けるように積層体12に対して力を及ぼすようになる。よって、外部電極14,15は、稜部L2,L4,L10,L12において、主面S5及び下面S6よりも、積層体12に対して強固に密着する。そのため、熱処理時に気化しためっき液は、稜部L2,L4,L10,L12において、外部電極14,15と積層体12との間に閉じ込められてしまう。その結果、気化したメッキ液によって、外部電極14,15が積層体12から剥がれてしまう(ブリスタの発生)。すなわち、外部電極14,15に外観不良が発生する。
そこで、電子部品10では,外部電極14,15は稜部L2,L4,L10,L12には設けられていない。これにより、外部電極14,15に外観不良が発生することを抑制できる。なお、本実施形態において、電子部品10は、バレル研磨処理が施されることにより面取りが施されている。そのため、電子部品10の稜部L1〜L12とは、面取りが施されて曲面となっている部分を指す。
(実験結果)
本願発明者は、電子部品10が奏する効果をより明確にするために、以下に説明する実験を行った。具体的には、以下の条件を有する7種類の電子部品を作製した。
寸法:1.0mm×0.5mm×0.5mm
絶縁体層の材料:チタン酸バリウム系誘電体セラミック
絶縁体層の層数:475層
内層領域の絶縁体層の層数:445層
外層領域の絶縁体層の層数:各15層
絶縁体層の厚み:0.7μm
コンデンサ導体の材料:Niを主成分とする金属
定格電圧:4.0V
静電容量:10μF
以下に、7種類の電子部品の作製時におけるバレル研磨加工の条件を示す。
工法:湿式バレル
回転数:250rpm
メディア:ジルコニアボール(直径1.0mm)
POT容積:340cc
時間:30分
以下に、7種類の電子部品の作製時におけるストライクめっき工法の条件の一例を示す。
めっき液:ピロリン酸銅(14g/L)、ピロリン酸カリウム(120g/L)、しゅう酸カリウム(10g/L)
浴温:25℃
pH:8.5
バレル:水平回転バレル
回転数:10rpm
導電性メディアの直径:0.5mm
電流密度:0.11A/dm2
時間:30分
以下に、7種類の電子部品の作製時における厚付めっき工法の条件の一例を示す。
めっき液:上村工業製「ピロブライトプロセス(ピロブライトPY−61浴)」
浴温:55℃
pH:8.8
バレル:水平回転バレル
回転数:10rpm
導電性メディアの直径:0.5mm
電流密度:0.30A/dm2
時間:60分
7種類の電子部品では、図3及び図4の距離Dが以下の表1に示すように異なっている。なお、距離Dを異ならせるために、ストライクめっき工法の処理時間と厚付めっき工法の処理時間とを表1に示すように変化させている。表1は、第1の実施例ないし第5の実施例、第1の比較例及び第2の比較例の距離Dと処理時間との関係を示した表である。
Figure 2011210836
以上のような第1の実施例ないし第5の実施例、第1の比較例及び第2の比較例に係る電子部品において、耐湿性試験を行うとともに、外観不良の発生の有無を調べた。耐湿性試験とは、第1の実施例ないし第5の実施例、第1の比較例及び第2の比較例に係る電子部品をそれぞれ70個作製し、これらの電子部品に対して、125℃/95%RH/2.0V/72時間の条件で、PCBT(耐湿加速試験)を行った。そして、外部電極間の抵抗値を測定し、1MΩ以下の電子部品を不良と判定した。また、外観不良の発生の有無は、目視によってブリスタの発生の有無を調べた。表2は、実験結果を示した表であり、耐湿性試験及び外観不良での不良の発生率を示している。
Figure 2011210836
表2によれば、距離Dが0.8μm以上55.4μm以下の範囲である第1の実施例ないし第5の実施例に係る電子部品では、耐湿試験及び外観不良において不良と判定されたものは存在しなかった。一方、距離Dが0.7μmである電子部品では、耐湿試験において不良が発生した。また、距離Dが63.8μmである電子部品では、外観不良が発生した。以上より、距離Dは、0.8μm以上55.4μm以下であることが望ましい。
(変形例)
以下に、変形例に係る電子部品10aについて図面を参照しながら説明する。図5は、変形例に係る電子部品10aの外観斜視図である。図6は、変形例に係る電子部品10aの積層体12の分解斜視図である。
電子部品10及び電子部品10aとは、外部電極14,15及びコンデンサ導体18の形状が異なっている。より詳細には、電子部品10aでは、引き出し部22'aは、絶縁体層16のz軸方向の正方向側の長辺に引き出されているとともに、絶縁体層16のx軸方向の負方向側の短辺に引き出されている。そして、引き出し部22'aは、該長辺と該短辺とが交差する角部にも引き出されている。なお、引き出し部22'b,24'a,24'bも、引き出し部22'aと同じように、絶縁体層16の長辺及び短辺、並びに、長辺と短辺とが交差する角部に引き出されている。以上のようなコンデンサ導体18は、稜部L5〜L8に設けられるようになる。
外部電極14,15は、コンデンサ導体18の露出部26',28'を覆うように設けられる。よって,外部電極14,15も、コンデンサ導体18と同様に,稜部L5〜L8に設けられる。すなわち、電子部品10aでは、稜部L1〜L12の内、コンデンサ導体18が設けられている稜部L5〜L8にのみ設けられている。
以上のような電子部品10aにおいても、電子部品10と同様に、積層体12の吸湿による性能の劣化を抑制できる。
更に、電子部品10aでは、稜部L5〜L8に外部電極14,15が設けられていても、外観不良の発生を抑制できる。より詳細には、外部電極14,15は、稜部L5〜L8においてコンデンサ導体18と接続されている。そのため、めっき液の除去ための熱処理において、外部電極14,15が収縮することが抑制される。その結果、熱処理時に気化しためっき液が、稜部L2,L4,L10,L12において、外部電極14,15と積層体12との間に閉じ込められることが抑制される。よって、電子部品10aでは、稜部L5〜L8に外部電極14,15が設けられていても、外観不良の発生を抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明に係る電子部品10,10aは、前記実施形態に示したものに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
図7は、その他の変形例に係る電子部品10bの外観斜視図である。図8は、その他の変形例に係る電子部品10bの積層体12の分解斜視図である。図7の電子部品10bに示すように、外部電極15a,15bは、設けられていなくてもよい。この際、図8に示すように、引き出し部24a,24bも不要である。
また、電子部品10,10a,10bにおいて、積層体12に内蔵されている回路素子は、コンデンサCに限らない。よって、回路素子は、圧電部品や抵抗やコイルやサーミスタ等であってもよい。回路素子が圧電部品である場合には、絶縁体層16の材料として、PZT系セラミック等の圧電体セラミックが用いられる。また、回路素子がサーミスタである場合には、絶縁体層16の材料として、スピネル系セラミック等のセラミックが用いられる。また、回路素子がコイルである場合には、絶縁体層16の材料として磁性体セラミックが用いられる。
なお、外部電極14,15は、前記の通りめっき工法により形成されるが、2度のめっき工法により形成されてもよい。具体的には、1回目のめっき工法により、下地めっき膜を形成した後に、2回目のめっき工法により、下地めっき膜上に上層めっき膜を形成する。下地めっき膜及び上層めっき膜の材料は、Cu,Ni,Sn,Pb,Au,Ag,Pd,Bi又はZnの中から選ばれる1種類の金属又は複数種類の金属からなる合金である。なお、コンデンサ導体18の材料としてNiを用いた場合には、下地めっき膜の材料としてNiと整合性のよいCuを用いることが好ましい。また、上層めっき膜を第1の上層めっき膜及び第2の上層めっき膜からなる2層構造としてもよい。下地めっき膜と接する第1の上層めっき膜の材料としては、はんだにより侵食されにくいNiを用いることが好ましい。また、外部に露出する第2の上層めっき膜の材料としては、はんだ濡れ性の優れたSnやAuを用いることが好ましい。なお、下層めっき膜、第1の上層めっき及び第2の上層めっき膜の厚さはそれぞれ、1μm以上15μm以下であることが好ましい。
以上のように、本発明は、電子部品に有用であり、特に、積層体の吸湿による性能の劣化を抑制できる点において優れている。
C コンデンサ
L1〜L12 稜線
S1,S2 側面
S3,S4 端面
S5 上面
S6 下面
10,10a,10b 電子部品
12 積層体
14a,14b,15a,15b 外部電極
16 絶縁体層
18a,18b コンデンサ導体
20a,20b 容量部
22a,22b,24a,24b,22'a,22'b,24'a,24'b 引き出し部
26a,26b,28a,28b,26'a,26'b,28'a,28'b 露出部

Claims (6)

  1. 複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、
    前記積層体に内蔵され、かつ、該積層体の所定の面において、前記絶縁体層間から露出している第1の露出部を有している第1の内部導体と、
    前記第1の露出部を覆うように前記所定の面に直接めっきにより形成された第1の外部電極と、
    を備えており、
    前記第1の外部電極の外縁は、前記第1の露出部から0.8μm以上離れていること、
    を特徴とする電子部品。
  2. 前記第1の内部導体及び前記第1の外部電極は、前記積層体の稜部には設けられていないこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記積層体に内蔵され、かつ、該積層体の所定の面において、前記絶縁体層間から露出している第2の露出部を有している第2の内部導体と、
    前記第2の露出部を覆うように前記所定の面に直接めっきにより形成された第2の外部電極と、
    を備えており、
    前記第2の外部電極の外縁は、前記第2の露出部から0.8μm以上離れていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品。
  4. 前記第1の内部導体と前記第2の内部導体とが前記絶縁体層を介して対向する部分において、コンデンサが構成されてていること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品。
  5. 前記所定の面は、実装面であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子部品。
  6. 前記第1の内部導体は、前記積層体の稜部に設けられており、
    前記第1の外部電極は、前記積層体の稜部の内、前記第1の内部導体が設けられている前記稜部にのみ設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
JP2010075397A 2010-03-29 2010-03-29 電子部品 Active JP5521695B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010075397A JP5521695B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 電子部品
US13/051,018 US8472160B2 (en) 2010-03-29 2011-03-18 Electronic component
US13/899,697 US8971015B2 (en) 2010-03-29 2013-05-22 Electronic component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010075397A JP5521695B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011210836A true JP2011210836A (ja) 2011-10-20
JP5521695B2 JP5521695B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=44656220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010075397A Active JP5521695B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 電子部品

Country Status (2)

Country Link
US (2) US8472160B2 (ja)
JP (1) JP5521695B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232606A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2015154041A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 Tdk株式会社 コイル部品及びこれに用いる端子部品
US9412503B2 (en) 2013-02-28 2016-08-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component including outer electrodes provided on end portions of a surface of an electronic component body

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412900B1 (ko) * 2012-11-06 2014-06-26 삼성전기주식회사 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조 방법
JP6550737B2 (ja) * 2014-12-09 2019-07-31 Tdk株式会社 積層セラミックコンデンサ
KR101659208B1 (ko) * 2015-02-06 2016-09-30 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자 제품 및 그 제조 방법
JP6455561B2 (ja) * 2017-06-30 2019-01-23 Tdk株式会社 電子部品
JP7102256B2 (ja) * 2018-06-27 2022-07-19 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品
JP7494436B2 (ja) * 2020-01-21 2024-06-04 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品及びその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204822A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Tdk Corp めっき方法
WO2007097180A1 (ja) * 2006-02-27 2007-08-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. 積層型電子部品およびその製造方法
WO2007105395A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. 積層型電子部品の製造方法
JP2009295602A (ja) * 2006-08-22 2009-12-17 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品、および積層型電子部品の製造方法。
JP2010034272A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kyocera Corp 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法
JP2010045372A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Avx Corp 超広帯域キャパシタ

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483944B1 (ko) * 2000-04-14 2005-04-15 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 적층체, 콘덴서, 전자부품 및 이들의 제조 방법과 제조 장치
JP2003022929A (ja) 2001-07-09 2003-01-24 Taiyo Yuden Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
US7576968B2 (en) 2002-04-15 2009-08-18 Avx Corporation Plated terminations and method of forming using electrolytic plating
US7152291B2 (en) 2002-04-15 2006-12-26 Avx Corporation Method for forming plated terminations
US7463474B2 (en) 2002-04-15 2008-12-09 Avx Corporation System and method of plating ball grid array and isolation features for electronic components
TWI260657B (en) 2002-04-15 2006-08-21 Avx Corp Plated terminations
US6960366B2 (en) 2002-04-15 2005-11-01 Avx Corporation Plated terminations
US7177137B2 (en) 2002-04-15 2007-02-13 Avx Corporation Plated terminations
US6982863B2 (en) 2002-04-15 2006-01-03 Avx Corporation Component formation via plating technology
US7345868B2 (en) 2002-10-07 2008-03-18 Presidio Components, Inc. Multilayer ceramic capacitor with terminal formed by electroless plating
CN1799112A (zh) 2003-04-08 2006-07-05 阿维科斯公司 电镀端头
EP1728100A1 (en) * 2004-03-05 2006-12-06 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Scintillator for an x-ray detector with a variable reflector
CN101248499B (zh) 2005-10-28 2011-02-02 株式会社村田制作所 层叠型电子部件及其制造方法
JP4561754B2 (ja) 2007-01-30 2010-10-13 Tdk株式会社 積層コンデンサ
JP5289794B2 (ja) * 2007-03-28 2013-09-11 株式会社村田製作所 積層型電子部品およびその製造方法
JP2009283597A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Murata Mfg Co Ltd 積層電子部品およびその製造方法
JP2010118499A (ja) 2008-11-13 2010-05-27 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204822A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Tdk Corp めっき方法
WO2007097180A1 (ja) * 2006-02-27 2007-08-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. 積層型電子部品およびその製造方法
WO2007105395A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. 積層型電子部品の製造方法
JP2009295602A (ja) * 2006-08-22 2009-12-17 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品、および積層型電子部品の製造方法。
JP2010034272A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kyocera Corp 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法
JP2010045372A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Avx Corp 超広帯域キャパシタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232606A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
KR101482216B1 (ko) * 2012-05-02 2015-01-14 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자부품
US9343230B2 (en) 2012-05-02 2016-05-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Chip-type electronic component with outer electrodes
US9412503B2 (en) 2013-02-28 2016-08-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component including outer electrodes provided on end portions of a surface of an electronic component body
JP2015154041A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 Tdk株式会社 コイル部品及びこれに用いる端子部品

Also Published As

Publication number Publication date
US20110235232A1 (en) 2011-09-29
US8971015B2 (en) 2015-03-03
US8472160B2 (en) 2013-06-25
JP5521695B2 (ja) 2014-06-18
US20130250474A1 (en) 2013-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521695B2 (ja) 電子部品
JP5678919B2 (ja) 電子部品
JP5777179B2 (ja) 基板内蔵用積層セラミック電子部品及び積層セラミック電子部品内蔵型印刷回路基板
US8482899B2 (en) Electronic component including protruding mounting surface regions and method for manufacturing the same
JP2009283597A (ja) 積層電子部品およびその製造方法
JP4859593B2 (ja) 積層セラミックコンデンサおよびその製法
KR101446189B1 (ko) 세라믹 전자부품
KR101301093B1 (ko) 세라믹 전자부품의 제조방법 및 세라믹 전자부품
JP2005259772A (ja) 積層セラミックコンデンサ
KR101197787B1 (ko) 적층형 세라믹 캐패시터 및 이의 제조방법
JP2017216330A (ja) セラミックコンデンサ
JP2017108057A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP6309313B2 (ja) 基板内蔵用積層セラミック電子部品及び積層セラミック電子部品内蔵型印刷回路基板
JP2017191880A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP2017112170A (ja) コンデンサ
JP5724262B2 (ja) 電子部品
JP2014207254A (ja) セラミック電子部品
JP2014078674A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
KR101532149B1 (ko) 적층 세라믹 커패시터, 그 제조방법 및 적층 세라믹 커패시터의 실장 기판
JP2017216328A (ja) セラミックコンデンサ
JP6301629B2 (ja) 積層型電子部品
US11721482B2 (en) Method of producing ceramic electronic component and ceramic electronic component
JP2018056292A (ja) 積層型電子部品
JP2021015925A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2014187217A (ja) 積層型コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5521695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150