JP2011208825A - 炉の断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】炉体の外表面と外気との間を遮断し、炉の熱効率を向上させることが可能な断熱構造を提供する。
【解決手段】被処理物を供給し加熱処理する際に炉体22の外表面が130℃以下の温度になる炉20であって、前記外表面に断熱材23が取り付けられており、前記断熱材23は板状の部材であって、板状の断熱芯材と、該断熱芯材の表面および裏面に貼り付けられた不燃紙とを備えた部材からなり、鋼板で形成した炉体22表面の略全体を覆うように磁石によって取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱炉又は乾燥炉等の炉の断熱構造に関する。
従来より、熱効率を向上させて省エネ化を図ったり、被処理物の乾燥処理時間を短縮して作業効率を高めたりするために、加熱炉又は乾燥炉等の炉体に断熱材を配する炉の構造が広く知られており、例えば下記特許文献1に開示された断熱構造が提案されている。
図6は、特許文献1に示す乾燥炉の断熱構造を示しており、この図に示すように乾燥炉の炉体1は、側板A、天井板B及び底板Cとを備えた構成とされている。
側板Aは、両側端縁をC型鋼フレーム2、2で被覆した断熱ユニット3を複数連設し、その内面側に金属製被覆板4を固定するとともに外側面に山形鋼5、5を介して金属製被覆板6を固定したものである。
断熱ユニット3と金属製被覆板6との間には空気層7が形成されている。
天井板B及び底板Cは、上記と同一構成の断熱ユニット3を被覆連設し、それぞれの内外面に金属製被覆板4、8を固定したものである。
この炉体1は、断熱ユニット3及び空気層7により該炉体1の内外の熱伝導を遮断するようにしたものである。
特開平8−178531号公報
しかしながら、上記の断熱構造を有する炉体1は、側板Aにおいては炉体1内で加熱された内側の金属製被覆板4の温度がフレーム2、山形鋼5を通じて外側の金属製被覆板6に伝達され、天井板B、底板Cにおいては、加熱された内側の金属製被覆板4の温度がフレーム2を通じて外側の金属製被覆板8に伝達されるため、外側の被覆板6、8から熱が放出されることにより熱効率が十分に得られないという問題があった。
また、炉体1の外表面に熱が伝わって高温になっている時には、該稼働中の乾燥炉の周辺で作業をする作業者が炉体1に触れないように作業をするように留意する必要があるため、作業を集中して行い難いという問題があった。
また、炉体1の外表面が高温になり熱が周囲に放出されることによって、該炉体1を設置した室内が高温となり、夏季には特に、室内の作業環境が悪くなるとともに、室内温を下げるための冷房等による費用が嵩むという問題があった。
また更に、断熱ユニット3の劣化により断熱構造の補修が必要となった場合に、断熱ユニット3の取替え作業が大掛かりとなり、補修に時間と費用が嵩むという問題があった。
本発明に係る炉の断熱構造は、上記した課題を解決するべく、下記の手段を提供している。
すなわち、請求項1に係る炉の断熱構造は、被処理物を供給し加熱処理する際に炉体の外表面が130℃以下の温度になる炉であって、前記外表面に断熱材が取り付けられていることを特徴とする。
本発明による炉の断熱構造によれば、上記した解決手段によって下記の効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る炉の断熱構造によれば、断熱材が炉体の外表面と外気との間を遮断するため、炉の熱効率を向上させることが可能となるという効果を奏する。
また、断熱材が炉体の外表面に配されることによって、断熱材の外表面が高温にならないため、作業者が炉の周辺において作業を安心して行い易くなるという効果を奏する。
また、炉体の外表面に達した熱を外表面に配した断熱材で遮断し、炉の周囲に放出させることを抑制するため、炉を稼動している室内の温度上昇を抑えて作業環境を良好に維持することが可能となるとともに、室内温の調整のための冷房費用等を低減することができるという効果が得られる。
また更に、外表面に断熱材を配する構造であるため、断熱構造の施工が簡便で、補修にも便利であるという効果を奏する。
は、本発明の一実施形態として示した炉の一部を分解して示した斜視図である。 は、本発明の一実施形態として示した炉の概略構成図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施形態として示した炉の断熱材の取付構造を示す断面図である。 は、本発明の別の実施形態として示した炉の断熱材の取付構造を示す断面図である。 は、本発明の更に別の実施形態として示した炉の断熱材の取付構造を示す図である。 は、従来の断熱構造を示す要部の断面図である。
以下、本発明に係る炉の断熱構造の実施形態について、乾燥炉に本発明を適用した場合を例として、図を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した乾燥炉20の一部を分解して示した斜視図である。
この図に示すように、乾燥炉20は、炉体22の外表面に断熱材23が略隙間なく配された構成とされている。
乾燥炉20は、乾燥食品(例えば、干し椎茸)に加工する野菜等又は液体に溶解された古紙を固めて成形される紙容器(例えば、卵包装用パッケージ)等の被処理物24(図2に示す)を乾燥する際に使用される連続式の搬送型乾燥炉である。
乾燥炉20の炉体22は、側板25、天井板26、及び図2に示す底板27を備えて構成されたものであり、これらの側板25、天井板26、底板27は鋼板により形成されたものである。
この炉体22には、図2に示すように、被処理物24を投入する投入口28、炉体22内に熱風を送風する熱風発生装置29、被処理物24の取出口30、炉体22内を流れ湿気を帯びた熱風を再び熱風発生装置29に送り込んで循環させる循環ダクト31、及び外気を取り入れる吸気口32が設けられており、炉体22の内部には、上下3段に形成されたベルトコンベア33が炉体22の長手方向に被処理物24を搬送し得るように備えられている。
最上段のベルトコンベア33aの被処理物24を搬送する始端部の上方には、被処理物24を投入する投入口28が天井板26から突出して形成されており、最下段のベルトコンベア33cの被処理物24を搬送する終端側には該被処理物24を取り出す取出口30が側板25から突出するように形成されている。
熱風発生装置29は、炉体22の天井板26上に設置されており、該熱風発生装置29から発生する高温の熱風を炉体22内に吹き込む送風管34を介して炉体22と連通している。
循環ダクトは31、一方が炉体22の下部において炉体22内と連通するように設けられ、他方が熱風発生装置29に連通するように設けられており、該循環ダクト31から循環し余熱を有した空気を再度加熱し、熱を有効利用できるように形成されている。
炉体22の側板25には、ベルトコンベア33によって炉体22内を搬送される被処理物24の状態を側方から視認することができるように、図1に示すように、監視窓40が設けられている。
また、側板25は、一定間隔ごとに、必要に応じて乾燥途中の被処理物24を取り出したり炉体22内を清掃したりすることができるように、外面に取っ手41を設けた扉部42を有する構成とされている。
炉体22、熱風発生装置29、及び循環ダクト31の外表面には複数の断熱材23が取り付けられている。
断熱材23は、板状の部材であり、図3(a)に示すように、炉体22に当接する取付面23a側の角部には凹所43が形成され、該凹所43に嵌入可能な形状をした薄板状の磁石44が不図示の耐熱両面テープにより貼着固定されている。
この断熱材23は、炉体22が鋼板により形成されていることから、磁石44を炉体22の表面に吸着させて取り付けることができるようにしたものである。
断熱材23は、炉体22の側板25においては、図1に示す監視窓40や取っ手41、その他図1に示す循環ダクト31が形成された部分を避けるように開口又は切欠して形成され、天井板26や底板27においても炉体22に設けられた各部を避けて板面に取り付けられている。
また、断熱材23は、炉体22に設けられた熱風発生装置29等の各部にも取り付けられるように、それぞれの形状に沿う外形となるように形成されており、取付面23a側に備えられた磁石44により、乾燥炉20の鋼板に取り付けられ、乾燥炉20の略全体を覆うように取り付けられている。
この断熱材23は、板状の断熱芯材と、該断熱芯材の表面及び裏面に貼り付けられた不燃紙とを備えた部材である。
断熱材23の断熱芯材の材質としては、フェノール樹脂発泡体を用いることが好ましく、該フェノール樹脂発泡体以外には、ポリウレタンフォーム、押出発泡ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、メラミン樹脂、尿素樹脂、熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂の発泡体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂の発泡体を用いることが可能であり、更にその他には、グラスウールやロックウール等の繊維材等を用いることが出来る。また、断熱芯材の厚さは10mm〜100mmとするのが望ましい。
本発明で使用される好ましいフェノール樹脂のタイプは、レゾール樹脂である。レゾール樹脂は、フェノール、又はクレゾール、キシレノール、パラアルキルフェノール、パラフェニールフェノール、レゾルシノール等のフェノール化合物と、ホルムアルデヒド、フルフラール、アセトアルデヒド等のアルデヒドとの、触媒量の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、又はトリメチルアミンやトリエチルアミン等の脂肪族アミンの存在下での化学反応によって得ることができる。これらの化学薬品は、通常は標準的なレゾール樹脂製造において使用されるものであってよく、本発明は、ここで記載された化学薬品に限定されるものではない。
フェノールとアルデヒドとのモル比は、特に限定されず、好ましくはフェノール:アルデヒド=1:1〜1:3、より好ましくは1:1.5〜1:2.5、特に好ましくは1:1.6〜1:2.1である。
フェノール樹脂の好ましい重量平均分子量は、400〜3,000であり、より好ましくは700〜2,000である。数平均分子量は、好ましくは150〜1,000であり、より好ましくは300〜700である。
発泡剤は、特に限定されず、炭素数1〜8の脂肪族炭化水素、炭素数1〜8の塩素化脂肪族炭化水素、1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン等の弗素化炭化水素化合物(代替フロン)、トリクロロモノフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン等の塩弗素化炭化水素化合物、イソプロピルエーテル等のエーテル化合物、窒素、アルゴン、炭酸ガス、空気等が単独で又は2種以上の混合物で使用される。
発泡剤の中でも、得られる発泡体が低熱伝導率でありかつ地球温暖化の潜在的危険性が小さいことから、炭素数2〜7の脂肪族炭化水素と炭素数2〜6の塩素化脂肪族炭化水素が単独で又は2種以上の混合物で好ましく用いられ、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の炭素数3〜6の脂肪族炭化水素とジクロロエタン、プロピルクロリド、イソプロピルクロリド、ブチルクロリド、イソブチルクロリド、ペンチルクロリド、イソペンチルクロリド等の炭素数2〜5の塩素化脂肪族炭化水素の2種以上の混合物が、特に好ましい。
発泡剤の量は、フェノール樹脂の100重量部当り1〜20重量部であり、より好ましくはフェノール樹脂の100重量部当り3〜10重量部である。
フェノール樹脂の重合を開始させるために使用される硬化剤は、硫酸、リン酸等の無機酸、ベンゼンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ナフトールスルホン酸、フェノールスルホン酸等の有機酸が用いられ、ベンゼンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ナフトールスルホン酸及びフェノールスルホン酸が好ましく、特にパラトルエンスルホン酸およびキシレンスルホン酸が好適である。
これらの硬化剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。その使用量は、硬化剤の種類にもよるが、フェノール樹脂100重量部当たり、通常5〜25重量部、好ましくは7〜22重量部の範囲であり、より好ましくは10〜20重量部の範囲である。
断熱材23の不燃紙としては、アルミ箔の他に、ノンアスベストの天然鉱物である含水ケイ酸マグネシウムを主成分とする無機質原紙や、水酸化アルミニウムを含有する紙等が用いられる。また、不燃紙の厚さは、0.006mm〜0.3mmであることが望ましい。
上記の乾燥炉20の断熱構造の構築方法としては、例えば、縦及び横寸法を910mm×1820mmとし、厚み寸法を10〜90mmとする断熱材23を複数枚用意し、図1に示すように、炉体22の側板25、天井板26、及び循環ダクト31等、断熱材23を貼着することができる各板面の形状に合わせて断熱材23を裁断する。この際、側板25において監視窓40及び取っ手41等が形成された部分においては、当該部分を開口部又は切欠を形成する。
そして、図3に示す断熱材23の磁石44を備えた取付面23aを炉体22外表面に当接させるようにして、断熱材23の貼り付けが可能な炉体22の外表面に隙間なく貼着させることにより、乾燥炉20の断熱構造が完成する。
このように、本発明を適用した乾燥炉20の断熱構造によれば、断熱材23を炉体22の内部から熱が伝導しやすい箇所を含めて略全体に被覆することが可能であるため、乾燥炉20の表面と外気との間を遮断することができ、乾燥炉20の熱効率を向上させることが可能となるという効果が得られる。
また、断熱材23が炉体22の外表面に配されているため、断熱材23の外表面が高温にはならず、乾燥炉20の周辺で、作業者が作業を安心して行い易くなるという効果が得られる。
また、炉体22の外表面に伝導された熱を断熱材23で遮断し、乾燥炉20の周囲に放出させることを抑制するため、乾燥炉20を稼動している室内の温度上昇を抑えて作業環境を良好に維持することが可能となるとともに、室内温の調整のための冷房費用等を低減することができるという効果が得られる。
また更に、磁石44を用いて断熱材23を炉体22の外表面に取り付ける構造としているため、乾燥炉20の断熱構造の施工が簡便で、かつ、側板25の扉部42を開閉する際には断熱材23を簡単に取り外すことができるため、乾燥炉20の全体を断熱材23で略隙間なく覆うことができ、乾燥炉20の取り扱い時及び乾燥炉20の断熱構造の補修時においても断熱材23を容易に取り扱うことが可能であるという効果が得られる。また、乾燥炉20の断熱構造の部分的な補修にも適しているという利点がある。
また、断熱材23の着脱が自在でかつ簡便であるため、乾燥炉20の断熱構造の補修のための時間と費用を低減することができるという効果が得られる。
また、断熱材23として板状のフェノール樹脂発泡体を使用することにより、高い断熱性能を得て熱効率を向上することができるとともに、断熱材23の厚みを抑えて乾燥炉20を設置した室内空間を確保することができるという効果が得られる。
また、断熱材23の軽量化を図ることができるため、断熱材23の施工現場への持ち運び及び施工が簡便となって効率よく施工作業をすることができ、施工作業の簡便化により施工費用の低減が図れるという効果を奏し、更には乾燥炉20の固定荷重の軽減を図ることができるという効果が得られる。
上記の実施形態において、断熱材23は、薄板状に形成された磁石44を凹所43に嵌合させた構成とされているが、断熱材23の乾燥炉20からの取り外し時を考慮して、図3(b)に示すように、磁石44に不燃性繊維材料からなる棒状の把持部45を突設させ断熱材23の外表面から該把持部45を突出させた構成としても良い。
このような構成とすることによって、把持部45を通じて磁石44を直接に引っ張って乾燥炉20から断熱材23を容易に取り外すことが可能となり、磁石44が凹所43から抜け取れたり、磁石44周辺に応力が掛かって断熱材23を損傷させたりすることを防止することができるという効果が得られる。
また、図3(b)に示すように、厚み寸法が凹所43よりも僅かに厚い磁石44を嵌合させた断熱材23を炉体22の外表面に取り付けるか、或いは凹所43のない断熱材23の取付面23aに磁石44を取り付けた断熱材23を、二点鎖線で示すように炉体22の外表面に取り付け、乾燥炉20の断熱構造を取付面23aと炉体22の外表面との間に空気層Pを形成した構成としてもよい。
このような構成とすることで、該空気層Pと断熱材23とによってより高い断熱効果が得られる。
また、上記のように磁石44を使用する方法の他、断熱材23の乾燥炉20への取り付け手段として、図4に示すように、炉体22の外表面と断熱材23の取付面23aの互いに対向する位置に、耐熱テープにより面ファスナ46、47を取り付けることも可能である。
このような貼着手段とすることにより、断熱材23の着脱が自在でかつ簡便であり、乾燥炉20の断熱構造の補修のための時間と費用を低減することができるという効果を奏する。
または、断熱材23の炉体22への取り付け手段として、図5に示すように、炉体22の外表面に乾燥炉20の一部を構成する部材として係合凸部48を形成する取付部材を固定するとともに、断熱材23に係合凹部50を形成し、これら係合凸部48と係合凹部50とを嵌合させることにより取り付けるようにしてもよい。
この場合、係合凸部48を弾性変形可能な合成樹脂材料で形成し、係合凸部48に先端に向けて互いに接近する傾斜面51、51を有する突起52、52を形成するとともに、すり割り間隙53を形成しておく。
また、断熱材23の係合凹部50は奥部に前記係合凸部48の突起52、52を係合させる段部54、54を有する構成とする。
そして、断熱材23を取り付ける際には、係合凸部48の突起52、52を有する壁部を互いに弾性変形させて係合凹部50内に挿入し、前記壁部を弾性復帰させて突起52、52を段部54、54に係合させる。
かくして、この取付手段においては、断熱材23を乾燥炉20の堅固に取り付けることができる。
また、本発明の別の実施形態として、板状に形成された断熱材23を合成樹脂性又は金属製の枠体内に組み込み、枠体を乾燥炉20の表面に取り付ける構成としてもよい。
この際、枠体を乾燥炉20に取り付ける手段としては、上述した図3(a)、(b)に示す手段のほか螺子止め手段を用いることもできる。
20 断熱構造を適用した乾燥炉
22 炉体
23 断熱材
24 被処理物
44 磁石
46 面ファスナ
47 面ファスナ
48 係合凸部
50 係合凹部

Claims (1)

  1. 被処理物を供給し加熱処理する際に炉体の外表面が130℃以下の温度になる炉であって、
    前記外表面に断熱材が取り付けられていることを特徴とする炉の断熱構造。


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