JP2011198594A - 基板用端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子保持具の端子保持孔に対して圧接される突起部を、簡単な構造で十分な突出量をもって突出させることができる、新規な構造の基板用端子を提供する。
【解決手段】端子保持具48の端子保持孔56と相似で且つ僅かに大きな断面形状の金属線材を所定長さで切断して形成した。また、端子保持孔56への圧入部20に軸直方向の鍛圧を施して、鍛圧方向に直交する軸直方向の両側において外方へ突出する突出部32を設けると共に、圧入部20における鍛圧方向の面を鍛圧面34として、その鍛圧面34に開口する凹部36を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の電気接続箱等に収容されたプリント基板回路に対して外部の電気回路を接続するために用いられる基板用端子に関し、特に、合成樹脂製の端子保持具に圧入保持されて用いられる金属線材からなる基板用端子に関するものである。
従来から、自動車の電気接続箱等に収容されるプリント基板回路への電気部品の接続において、導電性の金属材からなる基板用端子が用いられている。このような基板用端子は、端子台座やコネクタハウジング等の合成樹脂製の端子保持具に貫通形成された端子保持孔に圧入されて保持される。そして、基板用端子の一端側がプリント基板回路の導電路に対して半田付けされると共に、他端側が外部電線端末に設けられたコネクタの接続端子等と嵌合接続されて、外部の電気回路がプリント基板回路に接続されるようになっている。
近年では、電気接続箱や電気部品の小型化、高密度化の要求に伴い、より断面積の小さな基板用端子を狭ピッチで配列して端子保持具に装着することが求められている。そこで、一定の小断面積で延びる金属線材を所定長さで切断することで、このような要求に対応できる基板用端子を歩留まりよく得ることが提案されている。例えば、特開2000−243495号(特許文献1)に記載のものがそれである。
ところで、このような基板用端子と外部の接続端子との確実且つ安定した接続を実現するためには、端子保持具の端子保持孔に圧入された各基板用端子が端子保持具に対して強固に位置固定されて保持される必要がある。そこで、上記特許文献1の図4に示されるように、基板用端子の長さ方向(軸方向)の中間部分を長さ方向に直交する方向(軸直方向)で鍛圧して側方に突出させることにより複数の突起部を設けて、各突起部の突出端面と端子保持孔の両対向面を圧接させて、締まり嵌めにより固定する構造が提案されている。
ところが、金属線材からなる基板用端子は、その断面積が小さいことから、鍛圧により側方に突出する突起部の突出量を十分に得るには限界があった。それ故、突起部と端子保持孔の各対向面とのラップ代を十分に大きくすることが困難となり、各基板用端子の端子保持具への強固な位置固定が難しいという問題があった。なお、特許文献1に記載されているように、突起部を複数箇所に設けて位置固定の安定性を向上させることも考えられるが、鍛圧回数が多くなることから、製造工程が煩雑になり製造コストがかかるといった問題が生じていた。
特開2000−243495号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、端子保持具の端子保持孔に対して圧接される突起部を、簡単な構造で十分な突出量をもって突出させることができる、新規な構造の基板用端子を提供することにある。
本発明の第一の態様は、金属線材を所定長さで切断して形成されており、長さ方向の中間部分に設けられた圧入部において合成樹脂製の端子保持具の端子保持孔に圧入されて組み付けられる基板用端子であって、前記圧入部に軸直方向の鍛圧が施されて鍛圧面が形成されていると共に、鍛圧方向に直交する軸直方向の両側において外方へ突出する突出部とが設けられている一方、前記鍛圧面に開口する凹部が設けられていることを特徴とする。
第一の態様によれば、鍛圧面に凹部が形成されることにより、凹部の体積に応じて突出部の突出量が大きくなる。このように、凹部の体積分が突出部の突出量の増加に寄与して、鍛圧による突出部の突出量が従来構造の基板用端子に比して増大することにより、突出部の先端面と端子保持具の端子保持孔の内面との接触圧が大きくなると共に、突出部が端子保持孔の内面に対して係止状態で圧接される。これにより、本態様の基板用端子では、突出部の先端面と端子保持孔の内面との間で作用する摩擦抵抗力の増大と、突出部の端子保持孔内面への係止とによって、端子保持孔からの引抜きに対する抗力が大きく確保される。その結果、基板用端子が端子保持具に対して所定の突出高さで安定して保持される。
しかも、凹部が鍛圧面に開口して形成されていることから、圧入部の鍛圧加工時に、凹部の形成を同時に行うことが出来る。それ故、鍛圧工程の回数を増やすことなく凹部を形成することが出来て、製造コストの増大を防ぐことが出来る。加えて、鍛圧面に凹部を形成するという極めて簡単な方法で、突出部の突出高さ寸法を容易に増大させることが出来る。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記鍛圧面の軸方向全長に亘って、前記凹部が該軸方向に延びているものである。
本態様によれば、鍛圧面の軸方向全長に亘って軸方向に延びる凹部を設けることによって、突出部の幅方向外方への突出量が軸方向の全長に亘って増大する。それ故、突出部の端子保持孔に対するラップ代を、突出部の軸方向全長に亘って十分な大きさで且つ安定して得ることが出来て、基板用端子の端子保持孔からの引抜きに対する抗力が一層大きく確保される。
本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に記載のものにおいて、前記凹部が前記鍛圧面の軸方向両端縁部の少なくとも一方に設けられているものである。
本態様によれば、鍛圧面の軸方向両端縁部の少なくとも一方に凹部を形成することで、凹部の体積に相当する金属材料を軸方向外方に逃すことなく突出部の軸直角方向外方への突出量に寄与させることが出来る。特に、線材によって形成される基板用端子においては鍛圧による軸方向への延出が問題となり易いが、本態様では、この軸方向への延出を積極的に制限することによって、軸直方向への延出量をより増大させることが出来る。
なお、好ましくは、鍛圧面の軸方向両端縁部に凹部が形成される。これにより、凹部の形成に際して、軸方向への延出がより積極的に制限されて、突出部の幅方向外方への突出量が効率的に確保される。更に好ましくは、鍛圧方向両側の鍛圧面に対して、軸方向両端縁部に凹部が設けられる。これにより、基板用端子を端子保持孔に圧入する際に発生するモーメントが低減乃至は防止されて、基板用端子の座屈変形が防止される。
本発明によれば、突出部と端子保持孔の各対向面とのラップ代が充分に大きく確保されて、端子保持具による安定した支持が実現される。しかも、上記効果は特別な加工工程を追加することなく実現されることから、製造工程の煩雑化とそれに伴う製造コストの増大を回避することも出来る。
本発明に従う構造を備えた基板用端子の第一の実施形態を示す斜視説明図。 図1のII矢視における部分拡大説面図。 図1のIII矢視における部分拡大説明図。 図1に示された基板用端子を製造する際に実施される一工程例を示す説明図。 図1に示された基板用端子の基板への組付状態を示す斜視説明図。 図5のVI−VI断面における部分拡大説明図。 図5のVII−VII断面における部分拡大説明図。 本発明に従う構造を備えた基板用端子の第二の実施形態を示す斜視説明図。 図1のIX矢視における部分拡大説明図。 図9のX−X断面における拡大説明図。 図9に示された基板用端子の基板への組付状態の断面を示す部分拡大説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1には、本発明に従う構造を有する基板用端子の第一の実施形態として、自動車用電気接続箱内に収容されるプリント基板用の端子が、その斜視形態において示されている。図1から明らかなように、本実施形態の基板用端子10は、全体として、細長い四角柱形状を有している。この基板用端子10は、後述する合成樹脂製の端子保持具としての端子保持台座48に設けられた端子保持孔56と近似の形状で、且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形の軸直角断面形状を有する金属角線材を所定長さで切断してなる切断線材を用いて形成されている。そして、基板用端子10は、かかる端子保持孔56に圧入されることにより、端子保持台座48に組み付けられて、保持されるようになっている(図5〜図7参照)。
より詳細には、基板用端子10は、軸方向(長さ方向)一端側、即ち、端子保持孔56への圧入方向の前端側の部分が、基板接続部12とされており、その他端側、即ち、端子保持孔56への圧入方向の後端側の部分が、コネクタ接続部14とされている。基板接続部12は、基板用端子10が端子保持台座48にて保持された状態下で、プリント基板46上に配設された導電路66に半田付けにより固着されて、電気的に接続される部分を有している(図6及び図7参照)。コネクタ接続部14は、基板用端子10が端子保持台座48にて保持された状態下で、相手コネクタの電気接触部(図示せず)と電気的に接続される部分を有している。なお、以下の説明において、基板用端子10の基板接続部12側を圧入方向前端側と言い、基板用端子10のコネクタ接続部14側を圧入方向後端側と言うこととする。
それら基板接続部12の先端部(圧入方向前端部)とコネクタ接続部14の先端部(圧入方向後端部)には、先端に向かって細くなる四角錐台形状の先細り部16,16が形成されている。これにより、後述する如き端子保持台座48の端子保持孔56への基板用端子10の挿入操作が、よりスムーズに実施され得るようになっている。なお、それら各先細り部16,16は、例えば、基板接続部12とコネクタ接続部14のそれぞれの先端部に対して、それら各先端部を圧縮する鍛造加工等を施すことにより、容易に形成される。
また、基板接続部12とコネクタ接続部14は、先細り部16,16を除く、基板用端子10の中間部側に位置する部分に対して、何等の加工も施されていない。そのため、基板接続部12とコネクタ接続部14の先細り部16,16以外の部分は、その軸直角断面形状が、それぞれ、端子保持孔56と近似の形状で且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形断面形状とされている。
基板用端子10の基板接続部12とコネクタ接続部14の間に挟まれた軸方向中間部分は、組付部18とされている。この組付部18は、圧入部20を有し、また、圧入部20から圧入方向後端側に所定寸法だけ離間した部分には、二つの当接突起22,22が一体形成されている。
図2及び図3に示されるように、二つの当接突起22,22は、何れも、コネクタ接続部14における先細り部16以外の部分の厚さ(図2の紙面に垂直な方向の寸法)よりも薄い厚さをもって、基板用端子10の軸方向に延びる長手矩形の平板形状を有している。そして、それら二つの当接突起22,22が、基板用端子10の幅方向(図2の左右方向)両側に位置する二つの側面から、それぞれ所定の高さ:H1で突出している。また、組付部18における二つの当接突起22,22の形成部位においては、その幅方向の中央部が、コネクタ接続部14と同一の厚さとされている。
さらに、組付部18では、二つの当接突起22,22が、圧入部20よりも圧入方向後端側に所定距離を隔てた位置に設けられている。これによって、組付部18における二つの当接突起22,22の形成部位と圧入部20の形成部位との間に位置する中間部分24の軸直角断面形状が、前記金属線材と同一の断面形状、即ち、端子保持孔56と近似の形状で且つ僅かに大きな矩形断面形状とされている。
一方、図3に示される如く、圧入部20は、厚さ方向で鍛圧されることによって、厚さ方向でコネクタ接続部14よりも薄肉とされており、軸直角方向の断面形状が扁平な矩形とされている。そのため、図1及び図3に示される如く、圧入部20と、圧入部20よりも圧入方向前端側に位置する基板接続部12との境界部分には、軸直角方向に広がる段差面26が、圧入部20の厚さ方向両側にそれぞれ一つずつ位置するように設けられている。そして、そのような各段差面26,26と基板接続部12の外周面との間で形成される略直角な角部が、段差エッジ部28,28とされている。
すなわち、基板用端子10の厚さ方向両側における圧入部20と基板接続部12との境界部分に、段差エッジ部28が、それぞれ一つずつ形成されているのである。また、それら各段差エッジ部28,28は、基板接続部12の周方向に隣り合う側面同士の間で形成される角部と段差面26とにて構成される、尖った角形エッジ部分30をそれぞれ二つずつ含んで構成されている。
また、圧入部20の幅方向両側には、幅方向外方に向かって突出する二つの突出部32,32が設けられており、図2に示されるように、圧入部20の幅方向寸法が中間部分24および基板接続部12よりも大きくされている。この突出部32,32は、金属角線材における圧入部20の形成部位が厚さ方向に鍛圧されて、厚さ方向で薄肉の扁平な矩形断面に加工される際に、金属角線材が幅方向外側に膨出変形するのを利用して形成されている。なお、突出部32の幅方向での突出高さ寸法:H2は、当接突起22の幅方向での突出高さ寸法:H1よりも小さくされている。
また、圧入部20の厚さ方向両端面は、互いに平行で何れも略平坦な鍛圧面34,34とされており、鍛圧面34,34にはそれぞれ凹部36,36が形成されている。凹部36は、幅方向に直線的に延びて、圧入部20の軸方向端面および鍛圧面34に開口する溝状乃至は切欠き状とされており、鍛圧面34の軸方向両端において幅方向全長に亘って連続的に設けられている。また、各鍛圧面34の軸方向両端に凹部36が形成されていることにより、圧入部20の軸方向両端部には、凹部36を外れた軸方向中間部分よりも更に薄肉とされた二つの連接部38,38が設けられて、基板接続部12およびコネクタ接続部14に連接されている。
ところで、上記の如き構造を有する基板用端子10は、例えば、以下のようにして製造される。
すなわち、先ず、端子保持孔56と近似の形状で且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形の軸直角断面形状を有する金属角線材を準備する。そして、この金属角線材を所定長さに切断して、切断線材40を得る。
その後、図4に示されるように、切断線材40に対して、パンチ42とダイ44とを用いた公知のプレス成形を行う。ここで用いられるパンチ42とダイ44とには、基板用端子10の組付部18の外面形状に対応した凹部や凸部が設けられている。そして、パンチ42とダイ44は、それらの間に挟まれた切断線材40に対して、それの厚さ方向において鍛圧(プレス圧)を加えるようになっている。
そのようなパンチ42とダイ44とを用いたプレス成形を実施することにより、組付部18のコネクタ接続部14側の部位と圧入部20とを、厚さ方向に押し潰す。これにより、組付部18のコネクタ接続部14側の部位に対して、その幅方向、即ちプレス成形時の鍛圧方向と直交する軸直角方向に突出する二つの当接突起22,22を形成する。また、それと同時に、組付部18の圧入部20を鍛圧方向で薄肉化すると共に、圧入部20の軸方向両端に一対の凹部36,36を設けて二つの連接部38,38を形成する。更に、鍛圧方向と直交する軸直角方向に突出する突出部32,32を形成する。このようにして、図1〜図3に示される如き構造を有する基板用端子10を得る。
そのような基板用端子10は、例えば、図5に示されるように、プリント基板46上に載置された端子保持台座48に貫通状態で組み付けられて、保持される。また、そのような保持状態下で、プリント基板46に搭載されるようになっている。
より具体的には、端子保持台座48は、プリント基板46上に立設された一対の脚部52,52と、それら脚部52,52に架設された天板部54とを有している。そして、かかる端子保持台座48の天板部54には、それを貫通する貫通孔50の複数が、縦横に並んで位置するように形成されている。
図6及び図7に示されるように、それら各貫通孔50は、基板用端子10の挿通方向(端子保持孔56への圧入方向)の前端側(図6及び図7の下側でプリント基板46側)に位置する下側略半分からなる下部開口側部分が、端子保持孔56とされている。この端子保持孔56は、一定大きさの軸直角断面形状(延出方向に対して直角をなす方向での断面形状)をもって、天板部54の厚さ方向に真っ直ぐに延びる形態を有している。また、そのような一定大きさの軸直角断面形状が、基板用端子10の基板接続部12及びコネクタ接続部14の軸直角断面形状と近似の形状で且つそれらが圧入可能な程度の僅かに小さな矩形状とされている。そして、かかる端子保持孔56においては、その延出長さ(図7にL1にて示される寸法)が、基板用端子10の圧入部20の軸方向長さ(図7にL2にて示される寸法)よりも所定寸法だけ長くされている。
また、貫通孔50は、基板用端子10の挿通方向後端側(図6及び図7上側)の部分からなる上部開口側部分が、ガイド孔58とされている。このガイド孔58は、その軸直角方向での断面積が上方に向かって漸増する、矩形のホッパ形態を有している。即ち、ここでは、貫通孔50の四つの内面の上部部位が、上方に行くに従って軸直角方向外方に傾斜する傾斜面形態を呈している。
貫通孔50の端子保持孔56(下部開口部分)とガイド孔58(上部開口部分)との間の中間部分には、二つの収容凹部60,60が設けられている。それら二つの収容凹部60,60は、貫通孔50への基板用端子10の挿通状態下で、基板用端子10の幅方向において対向位置する二つの内面に、それぞれ一つずつ形成されている。各収容凹部60,60は、基板用端子10の組付部18における幅方向両側の側面に一体形成された当接突起22,22よりも、一周り大きな矩形形状を有している。そして、そのような収容凹部60の内面のうち、貫通孔50の軸直角方向に広がる内面が、当接突起22に当接して、係止する係止面62とされている。
また、貫通孔50の中間部分には、収容凹部60,60の係止面62,62と端子保持孔56の内面との間に、外方に向かって上傾する傾斜面からなる傾斜案内面64が、それぞれ形成されている。更に、かかる貫通孔50の中間部分における基板用端子10の厚さ方向に対向位置する二つの内面は、それらの間の距離が、基板用端子10の基板接続部12やコネクタ接続部14の厚さよりも僅かに小さくされている。
そして、基板用端子10は、上記の構造を有する貫通孔50に対して、ガイド孔58の内面や傾斜案内面64,64にて案内されつつ、基板接続部12の先端の先細り部16側からスムーズに挿通(挿入)されるようになっている。
貫通孔50に挿通された基板用端子10は、基板接続部12が、端子保持孔56の下側開口部から下方に突出している。そして、かかる基板接続部12の先細り部16が、プリント基板46を貫通する一方、基板接続部12の軸方向中間部分が、プリント基板46上に形成された導電路66に対して半田付け(図示せず)により固着されて、電気的に接続されるようになっているのである。
また、貫通孔50に挿通された基板用端子10は、組付部18の二つの当接突起22,22が貫通孔50の軸方向中間部に設けられた二つの収容凹部60,60内にそれぞれ収容される。そして、各当接突起22,22の下面(基板接続部12側の面)が、各収容凹部60,60の係止面62,62に係止される。これによって、貫通孔50内への基板用端子10の挿入位置、及び端子保持孔56内への基板用端子10の圧入位置が、それぞれ軸方向で規定される。これにより、貫通孔50に挿通された基板用端子10が、当接突起22の係止面62への係止状態からプリント基板46側に変位して、かかる基板用端子10の端子保持孔56への圧入位置が変化することが阻止されるようになっている。これは、端子保持台座48への基板用端子10の組付状態下で、図示しない相手コネクタに対して、基板用端子10のコネクタ接続部14を接続する際に、基板用端子10を所定位置に維持させるのに有効となる。
そして、上記のような各当接突起22,22の各収容凹部60,60内への収容下において、基板用端子10の組付部18の圧入部20が、端子保持孔56に圧入される。また、ここでは、端子保持孔56の延出長さ:L1が、基板用端子10の圧入部20の軸方向長さ:L2よりも長くされている。そのため、端子保持孔56への圧入部20の圧入状態下で、基板用端子10の圧入部20を間に挟んで軸方向両側に位置する、組付部18の中間部分24と基板接続部12の先細り部16側とは反対側の端部とが、それらの全周において、端子保持孔56の内周面に圧接するように、端子保持孔56に圧入される。また、組付部18の二つの当接突起22,22の形成部位における厚さ方向両側面(二つの当接突起22,22の幅方向間に位置する部位の厚さ方向両側面)が、貫通孔50の軸方向中間部の内周面に圧接される。これによって、基板用端子10の圧入部20を含む軸方向中間部と端子保持孔56の内周面を含む貫通孔50の内周面との間で、基板用端子10の軸方向中間部の全長に亘って、十分に大きな摩擦抵抗力が生ずるようになっている。
しかも、基板用端子10の端子保持孔56への圧入状態下において、圧入部20の二つの突出部32,32が、端子保持孔56の互いに対向する一対の内面に対して大きな押圧力を及ぼすようになる。これにより、それら各突出部32,32の先端面と端子保持孔56の内面との間に、更に一段と大きな摩擦抵抗力が発生し、且つ各突出部32,32が、端子保持孔56の内面に係合した状態で、端子保持孔56の内面に圧接される。
このように、基板用端子10の端子保持孔56への圧入状態では、圧入部20を含む軸方向中間部が、端子保持孔56の内周面を含む貫通孔50の内周面に対して、より大きな圧力で圧接されることにより生ずる大きな摩擦抵抗力と、各突出部32,32の端子保持孔56の内面に対する係合作用との相互作用によって、圧入部20の端子保持孔56からの引抜き抗力(軸方向の位置決め力)が、十分な大きさにおいて効果的に確保されるようになっている。
特に、基板用端子10では、圧入部20における各鍛圧面34にそれぞれ凹部36,36が形成されていることにより、凹部36,36の体積分に応じた金属材料が、幅方向外側に突出する突出部32,32の突出高さの増大に寄与している。その結果、突出部32,32の先端面と端子保持孔56の内周面とがより大きな力で圧接されることから、それらの間により大きな摩擦抵抗力が作用して、基板用端子10の端子保持孔56からの引抜き抗力がより大きく確保される。
しかも、凹部36,36が、各鍛圧面34の軸方向端部に形成されていることにより、圧入部20の鍛圧時に、凹部36,36の体積に応じた金属材料の軸方向外側への延出しが、パンチ42およびダイ44によって阻止される。これにより、突出部32,32の軸直角方向外側(幅方向外側)への突出量がより効率的に増大されて、基板用端子10の端子保持孔56からの引抜き抗力を有利に得ることが出来る。
さらに、突出部32,32の突出高さを大きく得るために設けられる凹部36,36が、圧入部20における鍛圧面34,34に開口するように形成されていることにより、圧入部20の鍛圧と同時に凹部36,36を形成することが可能である。これにより、凹部36,36の形成工程を追加する必要がなく、製造工程の煩雑化を回避して、製造コストが増大するのを防ぐことが出来る。
また、圧入部20における各鍛圧面34には、それぞれ2つの凹部36,36が設けられており、圧入部20の凹部36の形成部位(連接部38)における軸直角方向での断面形状が、基板用端子10の中心軸に対して厚さ方向および幅方向で対称な形状とされている。これにより、基板用端子10が端子保持孔56に圧入される際にモーメントの発生が防止されて、基板用端子10の座屈変形が回避される。
また、基板用端子10に貫通孔50から引き抜く方向の外力が及ぼされた場合には、返りの機能が発揮されるようになっており、段差エッジ部28,28が端子保持孔56の内周面に食い込むように引っ掛かって、係止する。しかも、各段差エッジ部28,28は、尖った形状を呈する角形エッジ部分30をそれぞれ二つずつ有しており、それらの角形エッジ部分30が、端子保持孔56の内周面に対して、より確実に係止する。これらによって、圧入部20の端子保持孔56からの引抜き抗力が、より一層大きくされている。
次に、図8には、本発明に従う構造を有する基板用端子の第二の実施形態として、自動車用電気接続箱内に収容されるプリント基板用の端子が、その斜視形態において示されている。なお、以下の説明において、第一の実施形態に示された基板用端子10と実質的に同一の部材および部位については、図中に同一の符号を付すことで説明を省略する。
図8から明らかなように、本実施形態の基板用端子80は、前記第一の実施形態の基板用端子10と同様に、全体として、細長い四角柱形状を有しており、金属角線材を切断してなる切断線材40によって形成されている。また、基板用端子80は、基板接続部12とコネクタ接続部14と組付部82とを一体的に備えた構造とされている。
組付部82は、図9に示されているように、軸方向で離間して設けられた当接突起22,22と圧入部84,84を含んで構成されている。圧入部84は、切断線材40の軸方向中間の一部を厚さ方向に鍛圧して扁平に加工することで形成されており、厚さ方向で切断線材40よりも薄肉とされていると共に、幅方向で切断線材40よりも幅広とされて、幅方向両側に突出する二つの突出部86,86が設けられている。
また、圧入部84の厚さ方向両面が略平坦な鍛圧面88,88とされていると共に、図9,10に示されているように、各鍛圧面88の幅方向略中央には、凹部90が形成されている。凹部90は、鍛圧面88に開口して、略一定の断面形状で軸方向全長に亘って連続的且つ直線的に延びる溝状とされている。また、凹部90は、軸直角方向の断面(図10参照)において鍛圧面88への開口部側に向かって次第に拡幅するV字形態とされており、圧入部84における凹部90の形成部位が、幅方向中央に向かって次第に薄肉となっている。
そして、圧入部84を備えた基板用端子80は、プリント基板46上に載置された端子保持台座48に貫通状態で組み付けられて、保持される。また、そのような保持状態で、プリント基板46に搭載されるようになっている。即ち、基板用端子80は、前記第一の実施形態の基板用端子10と同様に、端子保持台座48に設けられた貫通孔50に対して、基板接続部12の先端の先細り部16側からスムーズに挿通(挿入)されるようになっている。
貫通孔50に挿通された基板用端子80の組付部82の圧入部84は、端子保持孔56に圧入される。なお、端子保持孔56の延出長さ:L1は、基板用端子80の圧入部84の軸方向長さ:L3よりも長くされており、圧入部84の幅方向両端面が軸方向全長に亘って端子保持孔56の内周面に圧接されていると共に、中間部分24および基板接続部12の軸方向内側端部とが端子保持孔56の内周面に圧接されている。これらにより、基板用端子80の軸方向中間部分と、端子保持孔56の内周面を含む貫通孔50の内周面との間で、十分に大きな摩擦抵抗力が作用するようになっている。
また、基板用端子80の貫通孔50への圧入状態では、圧入部84の二つの突出部86,86が、端子保持孔56の互いに対向する一対の内面に対して大きな押圧力を及ぼすようになる。これにより、それら各突出部86,86と端子保持孔56の内面との間で、より大きな摩擦抵抗力が発生すると共に、各突出部86,86が端子保持孔56の内面に対して係合状態で圧接される。
これらによって、基板用端子80には、軸方向中間部分の端子保持孔56内面への圧接による大きな摩擦抵抗力と、突出部86,86の端子保持孔56内面への係合作用とに基づいて、端子保持孔56からの引抜き抗力(軸方向の位置決め力)が十分な大きさで及ぼされるようになっている。
特に、基板用端子80の圧入部84では、鍛圧面88,88に開口する凹部90,90が設けられており、凹部90,90の体積に応じた分だけ突出部86,86の突出高さ寸法(幅方向寸法)が大きくなっている。これにより、突出部86,86の先端面と端子保持孔56の内面との押圧力が大きくなって、基板用端子80と端子保持孔56の間に作用する引抜き抗力が増大するようになっている。
しかも、凹部90,90が圧入部84の軸方向全長に亘って延びる溝状とされていることにより、基板用端子80の貫通孔50への圧入時に、圧入力による軸方向の応力が集中的に作用するのを防ぐことが出来て、座屈変形を回避することが出来る。
さらに、凹部90,90が厚さ方向外側に向かって次第に幅方向で拡開する軸直角断面形状を有している。これにより、特に厚さ方向外側の端部において突出部86,86の突出高さがより一層大きくなり得て、基板用端子80の貫通孔50に対する抜けや軸方向での位置ずれがより効果的に防止される。
更にまた、凹部90,90が圧入部84の厚さ方向両側に形成されており、圧入部84が、基板用端子80の中心軸に対して、厚さ方向および幅方向の何れにおいても対称となる軸直角方向の断面形状を有している。それ故、圧入力の作用によるモーメントの発生が低減乃至は回避されて、基板用端子80の圧入部84における座屈変形が防止される。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、前記第一の実施形態では、圧入部20の軸方向両端に凹部36が形成されているが、凹部36は、圧入部20の軸方向何れか一端にのみ形成されていても良いし、軸方向中間部に形成されていても良い。また、前記第二の実施形態に示された凹部90は、耐荷重性を確保するために圧入部84の中央に設けられていることが望ましいが、中央を外れていても良く、例えば、各鍛圧面88に複数の凹部90を幅方向で離隔して形成することも出来る。
また、凹部の形態は、必ずしも溝状に限定されるものではなく、例えば、部分的な凹みを1つ乃至は複数形成することによって、凹部が設けられていても良い。
基板用端子の形成材料として用いられる金属線材は、適宜に変更され得るものである。前記実施形態では、端子保持孔56と近似の矩形軸直角断面を有する金属線材が採用されていたが、本発明では、端子保持孔と相似の断面形状を有する金属線材や、端子保持孔と異なる断面形状(円形断面や異形断面等を含む)の金属線材の何れも採用可能である。
本発明は、例示された自動車用電気接続箱内に収容されるプリント基板用の端子以外の基板用端子にも、有利に適用可能である。
10,80:基板用端子、20,84:圧入部、32,86:突出部、34,88:鍛圧面、36,90:凹部、48:端子保持台座(端子保持具)、56:端子保持孔

Claims (3)

  1. 金属線材を所定長さで切断して形成されており、長さ方向の中間部分に設けられた圧入部において合成樹脂製の端子保持具の端子保持孔に圧入されて組み付けられる基板用端子であって、
    前記圧入部に軸直方向の鍛圧が施されて鍛圧面が形成されていると共に、鍛圧方向に直交する軸直方向の両側において外方へ突出する突出部が設けられている一方、前記鍛圧面に開口する凹部が設けられていることを特徴とする基板用端子。
  2. 前記鍛圧面の軸方向全長に亘って、前記凹部が該軸方向に延びている請求項1に記載の基板用端子。
  3. 前記凹部が前記鍛圧面の軸方向両端縁部の少なくとも一方に設けられている請求項1又は2に記載の基板用端子。
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