JP2011197050A - 画像形成装置及びトナー搬送装置 - Google Patents

画像形成装置及びトナー搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011197050A
JP2011197050A JP2010060543A JP2010060543A JP2011197050A JP 2011197050 A JP2011197050 A JP 2011197050A JP 2010060543 A JP2010060543 A JP 2010060543A JP 2010060543 A JP2010060543 A JP 2010060543A JP 2011197050 A JP2011197050 A JP 2011197050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner conveying
image forming
developer
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010060543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5593756B2 (ja
Inventor
Satoru Yoshida
悟 吉田
Takuya Seshimo
卓弥 瀬下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010060543A priority Critical patent/JP5593756B2/ja
Publication of JP2011197050A publication Critical patent/JP2011197050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5593756B2 publication Critical patent/JP5593756B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ホッパ部から搬送経路へのトナーを効果的にほぐして現像手段に送り込むことを可能として高画質現像を行うことができるようにする。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、現像剤収容部を備えた現像手段と、現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容手段と、トナー収容手段の一部であるホッパ部64から現像手段の現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段とを有する。トナー搬送手段は、トナー搬送管63の内部にトナー搬送部材60が設けられて構成されており、トナー搬送管63は、下流部の内径が上流部の内径より大きく構成されると共に、ホッパ部64側に開口部78を有しており、トナー搬送部材60は、中心軸の周りにコイルバネによるスクリュ形状を有して構成され、上流部のスクリュ形状の外径が、下流部のスクリュ形状の外径よりも大きく、その大きい部分が前記開口部を介してホッパ部64の中に露出している。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置及びトナー搬送装置に係り、特に、プリンタ、複写機、ファクシミリ等に使用して好適な画像形成装置及びトナー搬送装置に関する。
一般に、画像形成装置は、像担持体(例えば、感光体や中間転写体等)と対向する現像領域まで、表面に現像剤を担持して現像剤を搬送する現像剤担持体と現像剤(トナーまたはトナー及びキャリア)とを収容する現像剤収容部、現像剤担持体または現像剤担持体に担持された現像剤に現像剤収容部のトナーを供給する現像装置及び現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容器を備えて構成されている。そして、このような画像形成装置において、トナーを補給することの最大の目的は、現像剤収容部内のトナー濃度を一定に保つために画像出力によって像担持体へ搬送されたトナー量を補充供給することにある。
このトナーの補充供給において、供給するトナー量が多すぎるとトナーの飛散や現像剤収容部内のトナー濃度の上昇による高濃度画像を発生させてしまう。また、トナーの過剰補給が起こると、現像剤収容部内で行われているトナーとキャリアとの攪拌機能が効かず均一な現像剤を作ることができなくなる場合もある。また、逆に、像担持体へ供給するトナー量が少なすぎると低濃度画像や画像形成時にキャリア付着が発生させてしまう場合がある。
従って、トナー補給の最大の課題は、現像剤収容部が必要としているだけのトナー量を確実に補給し、現像剤収容部内のトナー濃度を一定に保つことである。このような課題を解決することができるようにした従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、現像装置初期化時のトナー濃度のオーバーシュートを防止し、トナー飛散を発生させないようにする目的で、トナー収容部と現像剤収容部とが一体となった現像装置内にシール部材を予め取り付けるというものである。
また、他の従来技術として、例えば、特許文献2等に記載された技術が知られている。この従来技術は、現像剤担持体と現像剤収容部とを有し、現像剤担持体または現像剤担持体に担持された現像剤に現像剤収容部のトナーを供給する現像装置を含むよう構成されたプロセスカートリッジと、トナー収容器とが、それぞれ個別に画像形成装置本体に対して脱着自在に構成され、トナー収容器から現像剤収容部へトナーの自重を利用して搬送を行うトナー搬送手段としてのトナー搬送装置を画像形成装置本体に設けるというものである。
現像装置とトナー収容器とトナー搬送装置とを有し、現像装置とトナー収容器とが画像形成装置本体に対して個別に着脱自在に構成されている画像形成装置の特許文献2に記載された従来技術は、トナー搬送手段がトナーの自重を利用したもので、現像手段へのトナー補給部が水平方向になっているため、トナー搬送コイルが停止してトナー補給をストップしても、トナーの状態、とりわけ、トナーの流動性がよい状態の場合、現像手段へのトナー補給口端部からトナーが現像剤収容部に落下してしまうという問題点を有している。
このため、前述の従来技術は、1回分のトナー落下量は僅かではあるが、度重なると現像剤収容部内のトナー濃度が上昇し高濃度画像やトナー飛散が発生させるという問題点を生じ、さらに、トナーの過剰補給が起こると、現像剤収容部内で行われているトナーとキャリアとの攪拌機能が効かず均一な現像剤を作ることができなくなる場合があるという問題点を生じさせる。
前述したような問題点に対する対策として、トナー搬送手段により、トナーが自身の自重により落下した最下点より上側へ搬送する経路を形成し、その先に現像手段へのトナー落下口を設けるようにした画像形成装置が知られている。しかし、この画像形成装置は、トナー収容器からのトナー搬送経路内へのトナー充填を行う場合、トナー搬送経路内にトナーが満たされていないと、現像剤収容部へトナーが流れ込んでしまうという問題点を有し、また、高画像面積の画像の出力時、現像剤収容部へのトナー補給が多くなるため、トナー搬送経路内のトナーの入れ替わりが激しくなり、トナーの流動性がよくなるため、現像剤収容部へのトナーの流れ込みが発生する場合があるという問題点を有している。
前述したような問題点に対する対策として、前述したトナー搬送手段に磁界発生手段を設け、前述のトナー搬送経路内側に磁性キャリアを存在させ、前述のトナー搬送手段を構成するトナー搬送部材を、中心軸を形成したものとしその周りにスクリュ形状を構成するようにした画像形成装置が知られている。しかし、この画像形成装置は、高画像面積の画像出力時で、かつ、スクリュ形状ピッチが大きい場合や、前述のトナー搬送管の長さ(全周管になっている領域)が小さい場合に、高画像面積の画像を連続して出力すると、トナーが前述の現像剤収容部へ流れ込んでしまう場合があるという問題点を有している。
前述したような問題点に対する対策として、トナー搬送経路をスクリュ形状ピッチの1.5倍以上であるようにした画像形成装置が知られている。しかし、この画像形成装置は、トナー搬送経路を長くとっているため、また、トナー搬送経路の上流側の開口を小さくしているため、その部分においてトナー詰まりが発生し、現像剤収容部へトナーを供給することができなくなる恐れがある。これを解決するためには、トナー搬送経路の上流側の開口にトナーほぐし部材を設けることにより、トナーの詰まりの発生を抑えることが可能ではあるが、圧電センサ部かきとり部材と同じ回転体にトナーほぐし部材が取り付けられているため、トナーほぐし部材が圧電センサに悪影響を与える可能性がある。また、トナーほぐし部材の長さが短いと、長時間の使用でトナーの撹拌が長時間に渡って行われトナーほぐし部材がカールした場合に、トナー詰まりを抑えることが難しくなる可能性がある。
そのための対策としては、圧電センサ部かきとり部材とトナーほぐし部材とを貼り付ける順番を規定したり、トナーほぐし部材を長くすることにより対応することが可能である。しかし、この場合、トナーほぐし部材を設けるにより、部品代や貼り付け工賃等コストアップにつながるという問題点を生じてしまう。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問題点を解決し、ホッパ部から搬送経路へのトナーを効果的にほぐして現像手段に送り込むことを可能として高画質現像を行うことができるようにした画像形成装置及びトナー搬送装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明の第1の手段による画像形成装置は、像担持体と、剤担持手段および現像剤を収容する現像剤収容部を備えた現像手段と、前記現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容手段と、該トナー収容手段の一部であって、トナーを一時的に貯留して、前記現像手段にトナーを供給するホッパ部と、該ホッパ部から前記現像手段の現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段とを有し、前記トナー搬送手段は、トナー搬送管の内部にトナー搬送部材が設けられて構成されており、前記トナー搬送管は、前記トナー搬送手段の下流部の内径が上流部の内径より大きく構成されると共に、前記ホッパ部側に開口部を有しており、前記トナー搬送部材は、中心軸の周りにコイルバネによるスクリュ形状を有して構成され、前記トナー搬送手段の上流部のスクリュ形状の外径が、下流部のスクリュ形状の外径よりも大きく、その大きい部分が前記開口部を介してホッパ部の中に露出していることを特徴とする。
また、本発明の第2の手段による画像形成装置は、第1の手段において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、前記トナー搬送部材が駆動されたとき、前記トナー搬送管の下面と衝突を繰り返すように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の第3の手段による画像形成装置は、第1または第2の手段において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、下流側の部分に対して巻きの中心軸が偏芯していることを特徴とする。
また、本発明の第4の手段による画像形成装置は、第1、第2または第3の手段において、前記トナー搬送手段は、トナー搬送経路となる前記トナー搬送管の途中に磁界発生手段を有し、前記トナー搬送管内に磁性キャリアを収納していることを特徴とする。
また、本発明の第5の手段による画像形成装置は、第1ないし第4のうちいずれか1の手段において、前記トナー搬送手段は、トナー搬送管が全周管になっている領域の長さが、前記スクリュ形状のピッチの1.5倍以上とされていることを特徴とする。
また、本発明の第6の手段は、像担持体と、剤担持手段および現像剤を収容する現像剤収容部を備えた現像手段と、前記現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容手段と、該トナー収容手段の一部であって、トナーを一時的に貯留して、前記現像手段にトナーを供給するホッパ部と、該ホッパ部から前記現像手段の現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段とを有して構成される画像形成装置におけるトナー搬送装置において、前記トナー搬送装置としてのトナー搬送手段は、トナー搬送管の内部にトナー搬送部材が設けられて構成されており、前記トナー搬送管は、前記トナー搬送手段の下流部の内径が上流部の内径より大きく構成されると共に、前記ホッパ部側に開口部を有しており、前記トナー搬送部材は、中心軸の周りにコイルバネによるスクリュ形状を有して構成され、前記トナー搬送手段の上流部のスクリュ形状の外径が、下流部のスクリュ形状の外径よりも大きく、その大きい部分が前記開口部を介してホッパ部の中に露出していることを特徴とする。
また、本発明の第7の手段は、第6の手段において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、前記トナー搬送部材が駆動されたとき、前記トナー搬送管の下面と衝突を繰り返すように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の第8の手段は、第6または第7の手段において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、下流側の部分に対して巻きの中心軸が偏芯していることを特徴とする。
また、本発明の第9の手段は、第6、第7または第8の手段において、トナー搬送経路となる前記トナー搬送管の途中に磁界発生手段を有し、前記トナー搬送管内に磁性キャリアを収納していることを特徴とする。
また、本発明の第10の手段は、第6ないし第9のうちいずれか1の手段において、トナー搬送管が全周管になっている領域の長さが、前記スクリュ形状のピッチの1.5倍以上とされていることを特徴とする。
本発明によれば、ホッパ部から搬送経路へのトナーを効果的にほぐして現像手段に送り込むことができるので、高画質現像を行うことができる。
本発明の実施形態による画像形成装置であるカラープリンタの基本構成を示す断面図である。 現像装置の構成の詳細を説明する断面図である。 本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例1を示す図である。 本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例2を示す図である。 図4におけるB−B断面を示す断面図である。 ほぐし部材の長さによるトナー供給量の経時変化について説明する図である。 圧電センサのかきとり部材によるトナーかきとり動作の例を説明する図である。 圧電センサのかきとり部材によるトナーかきとり動作の他の例を説明する図ある。 本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例3を示す図である。 トナー搬送装置の構成例3の作用について説明する図である。 トナー搬送装置の構成例3で使用する搬送部材の詳細な構成例を示す図である。 トナー搬送装置の構成例3で使用する搬送部材の詳細な構成の他の例を示す図である。
以下、本発明による画像形成装置、画像形成方法、トナー搬送装置及びトナー搬送方法の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び形状等を有する部材や構成部品等の構成要素については、同一の符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。また、図及び説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。
図1は本発明の実施形態による画像形成装置であるカラープリンタの基本構成を示す断面図である。以下に説明する本発明の実施形態による画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成することが可能なカラープリンタ(以下、プリンタと略記する)の例である。
図1に示すプリンタは、基本的に、例えば、特許文献2に開示されている電子写真方式のプリンタと同様の構成を有している。そして、このプリンタは、装置本体1の下部に記録材としての用紙Pが収納される給紙部2が配設され、その上方に画像形成部3を配置して構成されている。画像形成部3は、像担持体を備えた複数の作像手段として、4個の作像ユニット8Y、8C、8M、8BKを備えた作像部8と、複数のローラ4、5、6及びこれらのローラ4、5、6に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された中間転写体としての中間転写ベルト7aを有する中間転写ユニット7と、前述の各像担持体に光による書き込みを行う光書き込み部としての光書き込みユニット15と、用紙Pにトナー像を定着する定着装置19とを有して構成されている。
作像ユニット8Y、8C、8M、8BK及び中間転写ユニット7は、装置本体1に対して着脱自在に構成されている。そして、給紙部2から定着装置19までの間には、画像形成部3で形成された画像が転写される用紙Pを搬送する搬送経路Rが形成されている。ローラ6は、後述する2次転写装置を構成しており、一点鎖線で示す用紙Pの搬送経路Rに臨んで配置されている。搬送経路Rの端部R1は、装置本体1の上部に形成された排紙部20を構成する積載部としての排紙トレイ22に臨むべく開放されている。なお、作像ユニット8Y、8C、8M、8BKは、プロセス・カートリッジ・ユニット(PCU)8Y、8C、8M、8BKとも呼ばれる。
中間転写ベルト7aのローラ4とローラ5との間は、このベルト7aの下部側ベルト走行辺に相当している。中間転写ベルト7aには、ローラ6と対向する部位に2次転写装置となる2次転写ローラ16が搬送経路Rに臨むように配設され、ローラ4と対向する部位にベルト表面を清掃するベルトクリーニング装置17が配設されている。
作像部8は、中間転写ベルト7aの下部側ベルト走行辺に対向するように、中間転写ベルト7aの下方に配設されている。本発明の実施形態において、各作像ユニット8Y、8C、8M、8BKは、基本的には同一の構成であり、図1には代表して作像ユニット8BKの構成にのみ構成要素の符号を付している。各作像ユニット8Y、8C、8M、8BKは、中間転写ベルト7aに接する像担持体としての感光体ドラム10をそれぞれ具備している。各感光体ドラム10の周りには、帯電装置11、現像手段としての現像装置12、クリーニング装置13がそれぞれ配置されている。各感光体ドラム10が中間転写ベルト7aに接する位置における中間転写ベルト7aの内側には、1次転写を行う転写手段としての転写ローラ14がそれぞれ設けられている。
作像ユニット8Y、8C、8M、8BKのそれぞれは、各現像装置12に収容されている現像剤としてのトナーの色が異なる点のみ相違し、その他の構成は基本的に同様である。各作像ユニット8Y、8C、8M、8BKの各現像装置12には、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナーが収容されている。各現像装置12は、トナーが減ると現像装置の上方に装着セットされているトナーボトル32Y、32C、32M、32BKから補給用のトナーがそれぞれ供給されるように構成されている。
図2は現像装置12の構成の詳細を説明する断面図である。この図2において、イエローを表す符号「Y」を現像装置12の符号の末尾に付加し、作像ユニット8Yの現像装置12Yを代表してその細部構成を説明する。同様に、図2において括弧を付して示す現像装置12Cは作像ユニット8Cに、現像装置12Mは作像ユニット8Mに、現像装置12BKは作像ユニット8BKに、それぞれ対応して配設されるものを表している。
現像装置12Yは、内部に磁界発生手段を備え、磁性粒子であるキャリアとトナーとを含む二成分系現像剤(以下、単に「現像剤」という)を表面に担持して感光体ドラム10の外周表面と対向する現像領域まで搬送する剤担持手段である現像剤担持体としての現像スリーブ25と、現像スリーブ25上に担持されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクター26と、ドクター26の現像剤搬送方向上流側に形成され前述の現像領域まで搬送されずにドクター26で規制された現像剤を収容する現像剤収容部27と、現像剤収容部27に隣接して形成されトナーを収容するトナー収容部28と、トナーを攪拌搬送するためのトナー搬送スクリュ29とを具備して構成されている。
光書き込みユニット15は、光変調されたレーザ光Lを各感光体ドラム10の表面に照射して、その感光体表面に色毎の潜像を形成するものであり、本発明の実施形態では、作像部8の下方に配置されている。
次に、前述のプリンタの動作についてを説明する。
前述したように構成される図1に示すプリンタにおいて、画像形成動作が開始されると、各作像ユニット8Y、8C、8M、8BKの感光体ドラム10は、図示しない駆動装置によって時計回りの方向に回転駆動され、各感光体ドラム10の表面が帯電装置11によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラム10の外周表面には、光書き込みユニット15からのレーザ光Lがそれぞれ照射されて、それぞれの表面に静電潜像が形成される。この際、各感光体ドラム10に露光する画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像は、各感光体ドラム10の回転に伴って現像装置12と対向する位置を通るとき、各現像装置12のトナーによってトナー像として可視像化される。
ここで、図2を参照して現像装置12Yを代表してその動作の詳細を説明する。現像装置12Yは、現像スリーブ25上に現像剤層が形成される。また、現像スリーブ25の回転により搬送される現像剤層の動きにより、現像剤収容部27からトナーが現像剤内に取り込まれる。このトナーの取り込みは、現像剤が所定のトナー濃度範囲内になるように行われる。現像剤中に取り込まれたトナーは、キャリアとの摩擦帯電により帯電する。帯電したトナーを含む現像剤は、内部に磁極を有する現像スリーブ25の表面に供給され、その磁力により担持される。現像スリーブ25に担持された現像剤層は、現像スリーブ25の回転に伴い図2に示す矢印方向である反時計回り方向に搬送される途中において、ドクター26で現像剤の層厚が規制された後、感光体ドラム10と対向する現像領域まで搬送される。そして、現像領域において、感光体ドラム10上に形成された静電潜像に基づく現像が行われる。現像スリーブ25上に残った現像剤層は、現像スリーブ25の回転に伴い現像剤収容部27の現像剤搬送方向上流部分に搬送される。
図1の参照に戻って、中間転写ベルト7aが巻き掛けられた複数のローラ4、5、6のうちの1つのローラが、図示しない駆動装置によって反時計回り方向に回転駆動され、これにより中間転写ベルト7aが図2に矢印で示す反時計回り方向に走行駆動されることにより他のローラが従動回転する。このように走行する中間転写ベルト7aには、図2に示して説明したようにイエローのトナーを有する現像装置12Yを具備する作像ユニット8Yで形成されたイエロートナー像が転写ローラ14によって転写される。その転写されたイエロートナー像には、その後、作像ユニット8C、8M及び8BKで形成されたシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像が転写ローラ14によって順次重ね転写され、こうして中間転写ベルト7aはその表面にフルカラーのトナー像を担持する。
トナー像が転写された後の各感光体ドラム10の表面に付着する残留トナーは、各クリーニング装置13によって感光体ドラム10の表面から除去され、次いでその表面が図示していない除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
一方、給紙部2から給紙される用紙Pは、搬送経路Rに送り込まれ、2次転写ローラ16よりも搬送経路Rの上流側(給紙部2側)に配設されたレジストローラ対18によって給紙タイミングが取られて、ローラ6と2次転写ローラ16とが対向する転写部に給送される。このとき、2次転写ローラ16には、中間転写ベルト7aの表面のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト7aの表面のトナー像が用紙P上に一括して転写される。トナー像が転写された用紙Pは、定着装置19へ搬送され、定着装置19を通過する際に熱と圧力とが加えられてトナー像が溶融されて定着される。トナー像が定着された用紙Pは、搬送経路Rの端部R1に配設された排出部21へ搬送されて排紙トレイ22に排出される。トナー像を用紙Pに転写した後の中間転写ベルト7aは、このベルト7a上に残留したトナーがベルトクリーニング装置17より除去される。
前述したように構成されたタンデム方式のプリンタは、4個の作像ユニット8Y、8M、8C、8BKを中間転写ベルト7aに対向して設け、中間転写ベルト7aに順次各色のトナー像を重ね転写するため、例えば、作像手段が1つで4色の現像装置を持ち、中間転写ベルト上にトナー像を重ね転写し、その後用紙に転写する形式のものと比べて、作像時間を大幅に短縮することができる。また、前述で説明したプリンタは、装置本体1の上部に積載部としての排紙トレイ22が配置されているので、排紙トレイ22を装置本体1から突出させて設ける必要がなく、設置面積や占有面積を小さくすることができるという利点を有する。
前述では、用紙P上にフルカラー画像を形成する場合の画像形成動作について説明したが、作像部8の作像ユニットの何れか1つを使用して単色画像を形成したり、2色または3色の画像を形成したりすることもできる。また、本発明の実施形態によるプリンタを用いてモノクロ印刷を行う場合には、作像ユニット8BKの感光体ドラム10上にのみ静電潜像を形成し、作像ユニット8BKによって現像して用紙Pに転写し、定着装置19で定着すればよい。
図3は本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例1を示す図であり、次に、図3を参照して本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例1について説明する。
本発明の実施形態によるトナー搬送装置は、黒トナー用のトナー搬送装置50BKを例とすると、図3に示すように、トナーボトル32BK内のトナーを搬送するトナー搬送経路の下部に落下させるホッパ部64と、トナー搬送管63及びトナー搬送管63の内部に設けられ、その回転運動によってトナーを搬送方向下流側へ移動させる搬送スクリュー機構を有するトナー搬送部材60により構成されるトナー搬送経路と、トナー搬送部材60及びトナーボトル32BKを駆動する駆動手段としての駆動モータ55とを備えて構成されている。なお、前述において、トナーボトル32BKとホッパ部64とは、本発明におけるトナー収容手段を構成している。
トナー搬送管63は、樹脂のモールドで形成されており、トナー搬送管63の内周壁とトナー搬送部材60の外周との隙間(最大、最小寸法)は、0.1mm〜0.2mm程度に設定されている。
前述したように、トナー搬送管63内にトナー搬送部材60をほぼ内接するように設置し、トナーに対してその搬送方向へ移動する力を付与することにより、トナー搬送管63内にトナーが堆積することを防ぐことができる。これにより、作像ユニット8BKの現像装置12BKに、トナー搬送管63内に堆積してしまったトナーが何らかの衝撃等により一度に流れ込むことによる不具合を防止することができる。
さらに、トナー搬送管63は、図3に示しているように、その下流に行くに従って上側にトナーを搬送するように傾斜したレイアウトとなるように配置されている。そして、トナーボトル32BK内のトナーは、ホッパ部64を経て、トナー搬送管63の最下点65に行き、その後、搬送部材60のスクリューの回転により、搬送管63内をスクリューに沿って移動し、落下口66より現像手段に供給される。
前述において、トナーボトル32BK内のトナーの材質がポリエステル系樹脂のもので、トナーの粒子径の範囲が6.0μm〜12.5μmのものを、トナーボトル32BK内に235g充填し、このトナーボトル32BKを、上下に数回振ってトナーの流動性をよくした状態でセットした。
このとき、構成例1としての図3に示すトナー搬送装置の場合、トナーボトル32BK内のトナーは、ホッパ部64、トナー搬送管63の開口部78を経てトナー搬送管63の下部に流入した後、約10gのトナーが落下口66より現像装置12のトナー収容部28に流れ込んだ。現像剤収容部のトナー濃度の制御範囲は、4wt%〜9wt%であるが、約10gのトナーが流れ込むことにより、トナー濃度が11wt%まで上昇し、トナー濃度制御を行う上では、無視できない量であった。
そこで、図3に示す構成例1のトナー搬送装置は、搬送管63の外周全域に磁界発生手段71を設け、トナー搬送経路内部に磁性キャリア72を充填することにより、トナー落下口66からのトナー落下量を0g〜0.5gに減少させることができた。この場合、現像剤収容部のトナー濃度は、最悪で7.2wt%に当り、この程度であればトナー濃度制御に与える影響のないことが実験により確かめられた。
また、図3に示す例では、トナー搬送管の長さ(全周管になっている領域)aを、スクリュ形状のピッチpの1.5倍以上(a>1.5p)に設定している。これにより、高画像面積の画像の形成を連続して行っても(A3全ベタ100枚)、現像剤収容部へのトナーの流れ込みを抑えることができた。このことは、実験より確かめられた。
図4は本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例2を示す図、図5は図4におけるB−B断面を示す断面図、図6はほぐし部材の長さによるトナー供給量の経時変化について説明する図、図7は圧電センサのかきとり部材によるトナーかきとり動作の例を説明する図、図8は圧電センサのかきとり部材によるトナーかきとり動作の他の例を説明する図ある。
以下、図4〜図8を参照して、トナー搬送装置の構成例2について説明するが、ここで説明するトナー搬送装置の構成例2は、図3に示すトナー搬送装置の構成例1において、搬送管63の開口部78の上部のホッパ部64内にほぐし部材75を設けた例であり、それ以外の構成は、図3に示す構成例1の場合と同一である。なお、以後に説明する他のトナー搬送装置の構成例でも同様であるが、磁界発生手段71は設けなくてもよい。
図5に示す構成例2では、厚みが0.05mm〜0.2mmで、材質としてPETを用いたほぐし部材75がトナー搬送管63の開口部78の上部に設けられると共に、圧電センサ77のかきとり部材76がホッパ部64内に設けられている。前述のほぐし部材75は、圧電センサ77のかきとり部材76とは別の構成とされており、これらは、トナー搬送部材60とは別の回転体67に取り付けられている。
回転体67の回転に伴って、かきとり部材76とほぐし部材75が、図5に示す矢印の方向に回転し、これにより、圧電センサ77上のトナーをかきとり、また、開口部78のトナーをほぐすことができ、トナーを詰まらせることなく、現像剤収容部へトナーを搬送させることができる。
ほぐし部材75の厚みが薄すぎると開口部78に詰まったトナーの詰まりを十分解消させることができず、また、ほぐし部材75の厚みが厚すぎると回転体67の回転により、ほぐし部材75がトナー収容手段の一部であるホッパ部64の内壁79(a)、79(b)に強く接触することにより、トナー緩凝集体が発生し、トナー緩凝集体が現像装置12の現像剤収容部へ搬送され、さらに、ドクター26に詰まることで、画像上白スジを発生させてしまうことになる。そのため、本発明の実施形態では、ほぐし部材75の厚みを0.05mm〜0.2mmに設定することとしており、これにより、トナーの詰まりを十分解消できると共に、緩凝集体の発生も抑えることができる。このことは、実験より確かめられた。
前述で説明した本発明の実施形態による構成例2のトナー搬送装置は、図5に示すように、トナー搬送部材60とは別の回転体67に、ほぐし部材75を先に貼り付け、その上から圧電センサ77のかきとり部材76を設けた構成となっている。このようにすることにより、圧電センサ77上のトナーをかきとるとき、図7に示しているように、ほぐし部材75よりも先に圧電センサ77のかきとり部材76が圧電センサ77の接触部を均等に、かつ水平にかきとることができる。しかし、逆の構成の場合、図8に示しているように、ほぐし部材75が先に通過すると、ほぐし部材75が圧電センサ77のかきとり部材76よりも長いため、圧電センサ77のかきとり部材76が圧電センサ77をかきとるときには、接触部が斜めとなり、均等にかきとることができず、誤検知の可能性がある。
また、ほぐし部材75は、トナー搬送管63の内部にまで届く程度に長いため、長時間に渡ってトナーを撹拌させると徐々にカールする。このカールを抑えるためにほぐし部材75を短くすると、トナーの詰まりを抑えることができず、トナーの補給量が徐々に低下してくる。しかし、ほぐし部材75を十分な長さのものとすると、長時間の運用によってカールしてもトナーの詰まりを抑えることが可能である。
図6には、ほぐし部材75の長さによるトナー供給量の経時変化を示しており、この図から判るように、ほぐし部材75の長さを、トナー搬送管63の内部にまで届く程度の長さとすると、長時間の装置の運用によっても、トナーの補給量は、補給量規格値である0.24g/s〜0.36g/sの範囲から外れることはない。しかし、ほぐし部材75の長さが、トナー搬送管63の内部にまで届いていない場合、トナーの補給量は、補給量規格値である0.24g/s〜0.36g/sの範囲から外れてしまう。
図9は本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例3を示す図、図10はトナー搬送装置の構成例3の作用について説明する図であり、次に、トナー搬送装置の構成例3について説明する。
前述で説明した本発明の実施形態によるトナー搬送装置の構成例2は、図5に示して説明したように、ほぐし部材75を設けることとしているので、ほぐし部材75の部品代や貼付工賃が必要となりコストアップとなる。これを回避するため、図9に示すトナー搬送装置の構成例3では、トナー搬送部材60の上流部分のトナー搬送管63の開口部78の領域で、搬送部材60の外径とトナー搬送管63の内径とを下流部分と比べて大きくしている。これにより、トナーが詰まりやすい開口部78のトナーを、その搬送効果によりほぐすことができる。また、図9に示す例では、搬送部材60をコイルバネで形成している。そして、このコイルバネによる搬送部材60が回転する際には、図10に示しているように、トナー搬送部材60がトナー搬送管63の内壁下面に当接して弾むことになる。これにより、トナー搬送管63の上方の開口部78からトナー搬送部材60が露出して上方のトナーに対して下方からの粉砕作用を与えることができる。
図11はトナー搬送装置の構成例3で使用する搬送部材60の詳細な構成例を示す図である。
前述したように、トナー搬送装置の構成例3で使用する搬送部材60は、コイルバネにより形成されている。そして、その上流部は、円錐状に巻きが形成され、また、その下流部は、トナー搬送管63の内径に合わせてストレートに形成されている。このような形状を持つ搬送部材60の両端には、トナー搬送管63の両端の滑り軸受に嵌め合わせられるような軸径を持つ軸径部が設けられており、この軸径部にバネの一端が差し込まれ、搬送部材60の中心軸と共に、軸径部にろう付け半田により固定されている。搬送部材60の両端の軸径部は、その外側に溝が設けられており、図示しないEリング(止め輪)により、トナー搬送管63両端の滑り軸受に固定されている。
図12はトナー搬送装置の構成例3で使用する搬送部材60の詳細な構成の他の例を示す図である。
図12に示す搬送部材60の構成例は、図11に示して説明した例におけるコイルバネにより形成された搬送部材60の上流部の円錐形状の部分を偏芯させたものである。このような構成とすることにより、偏芯させた部分のコイルバネがトナー搬送管63の下面と周期的に強弱を付けて当接するすることになり、開口部78からの露出の仕方が規則的に変化することとなる。これにより、より一層、トナーのほぐし効果を向上させることができる。
1 装置本体
2 給紙部
3 画像形成部
4、5、6 ローラ
7 中間転写ユニット
7a 中間転写ベルト
8 作像部
8Y、8C、8M、8BK 作像ユニット
10 感光体ドラム
11 帯電装置
12 現像装置
13 クリーニング装置
14 転写ローラ
15 光書き込みユニット
16 2次転写ローラ
17 ベルトクリーニング装置
18 レジストローラ対
19 定着装置
20 排紙部
21 排出部
22 排紙トレイ
25 現像スリーブ
26 ドクター
27 現像剤収容部
28 トナー収容部
29 トナー搬送スクリュ
50BK トナー搬送装置
32BK トナーボトル
60 トナー搬送部材
63 トナー搬送管
64 ホッパ部
66 落下口
67 回転体
71 磁界発生手段
72 磁性キャリア
75 ほぐし部材
76 かきとり部材
77 圧電センサ
78 開口部
特開2002−268353号公報 特開2004−139031号公報

Claims (10)

  1. 像担持体と、
    剤担持手段および現像剤を収容する現像剤収容部を備えた現像手段と、
    前記現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容手段と、
    該トナー収容手段の一部であって、トナーを一時的に貯留して、前記現像手段にトナーを供給するホッパ部と、
    該ホッパ部から前記現像手段の現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段と、を有し、
    前記トナー搬送手段は、トナー搬送管の内部にトナー搬送部材が設けられて構成されており、
    前記トナー搬送管は、前記トナー搬送手段の下流部の内径が上流部の内径より大きく構成されると共に、前記ホッパ部側に開口部を有しており、
    前記トナー搬送部材は、中心軸の周りにコイルバネによるスクリュ形状を有して構成され、前記トナー搬送手段の上流部のスクリュ形状の外径が、下流部のスクリュ形状の外径よりも大きく、その大きい部分が前記開口部を介してホッパ部の中に露出していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、前記トナー搬送部材が駆動されたとき、前記トナー搬送管の下面と衝突を繰り返すように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、下流側の部分に対して巻きの中心軸が偏芯していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3記載の画像形成装置において、前記トナー搬送手段は、トナー搬送経路となる前記トナー搬送管の途中に磁界発生手段を有し、前記トナー搬送管内に磁性キャリアを収納していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のうちいずれか1記載の画像形成装置において、前記トナー搬送手段は、トナー搬送管が全周管になっている領域の長さが、前記スクリュ形状のピッチの1.5倍以上とされていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 像担持体と、
    剤担持手段および現像剤を収容する現像剤収容部を備えた現像手段と、
    前記現像剤収容部にトナーを補給するトナー収容手段と、
    該トナー収容手段の一部であって、トナーを一時的に貯留して、前記現像手段にトナーを供給するホッパ部と、
    該ホッパ部から前記現像手段の現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段と、を有して構成される画像形成装置におけるトナー搬送装置において、
    前記トナー搬送装置としてのトナー搬送手段は、トナー搬送管の内部にトナー搬送部材が設けられて構成されており、
    前記トナー搬送管は、前記トナー搬送手段の下流部の内径が上流部の内径より大きく構成されると共に、前記ホッパ部側に開口部を有しており、
    前記トナー搬送部材は、中心軸の周りにコイルバネによるスクリュ形状を有して構成され、前記トナー搬送手段の上流部のスクリュ形状の外径が、下流部のスクリュ形状の外径よりも大きく、その大きい部分が前記開口部を介してホッパ部の中に露出していることを特徴とするトナー搬送装置。
  7. 請求項6記載のトナー搬送装置において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、前記トナー搬送部材が駆動されたとき、前記トナー搬送管の下面と衝突を繰り返すように構成されていることを特徴とするトナー搬送装置。
  8. 請求項6または7記載のトナー搬送装置において、前記トナー搬送部材のスクリュ形状の外径大きい部分は、下流側の部分に対して巻きの中心軸が偏芯していることを特徴とするトナー搬送装置。
  9. 請求項6、7または8記載のトナー搬送装置において、トナー搬送経路となる前記トナー搬送管の途中に磁界発生手段を有し、前記トナー搬送管内に磁性キャリアを収納していることを特徴とするトナー搬送装置。
  10. 請求項6ないし9のうちいずれか1記載のトナー搬送装置において、トナー搬送管が全周管になっている領域の長さが、前記スクリュ形状のピッチの1.5倍以上とされていることを特徴とするトナー搬送装置。
JP2010060543A 2010-03-17 2010-03-17 画像形成装置及びトナー搬送装置 Expired - Fee Related JP5593756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010060543A JP5593756B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 画像形成装置及びトナー搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010060543A JP5593756B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 画像形成装置及びトナー搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011197050A true JP2011197050A (ja) 2011-10-06
JP5593756B2 JP5593756B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=44875421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010060543A Expired - Fee Related JP5593756B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 画像形成装置及びトナー搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5593756B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8694159B2 (en) 2011-09-21 2014-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot control apparatus, disturbance determination method, and actuator control method
US8989633B2 (en) 2011-04-20 2015-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554455U (ja) * 1978-06-23 1980-01-12
JPS5843477A (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 Mitsubishi Electric Corp 現像装置
JPH0519626A (ja) * 1991-07-15 1993-01-29 Mita Ind Co Ltd トナーホツパー
JPH07291457A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Mitsuoka Seisakusho:Kk 粉粒体供給装置
JP2001356658A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびそれに備える回収トナー搬送装置
JP2008216360A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー補給装置
JP2008287214A (ja) * 2007-04-20 2008-11-27 Ricoh Co Ltd トナー補給装置及び画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554455U (ja) * 1978-06-23 1980-01-12
JPS5843477A (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 Mitsubishi Electric Corp 現像装置
JPH0519626A (ja) * 1991-07-15 1993-01-29 Mita Ind Co Ltd トナーホツパー
JPH07291457A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Mitsuoka Seisakusho:Kk 粉粒体供給装置
JP2001356658A (ja) * 2000-06-16 2001-12-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびそれに備える回収トナー搬送装置
JP2008216360A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー補給装置
JP2008287214A (ja) * 2007-04-20 2008-11-27 Ricoh Co Ltd トナー補給装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8989633B2 (en) 2011-04-20 2015-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8694159B2 (en) 2011-09-21 2014-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot control apparatus, disturbance determination method, and actuator control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP5593756B2 (ja) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7787784B2 (en) Powder conveying device, developing device, process cartridge, and image forming apparatus
JP4492667B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6701754B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2018049118A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2012155144A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5325761B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4702466B2 (ja) 現像器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6790370B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5593756B2 (ja) 画像形成装置及びトナー搬送装置
JP2007178991A (ja) 現像ローラ・現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置
JP2009168954A (ja) 現像装置、画像形成装置
JP2008076859A (ja) 画像形成装置
JP2018040907A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2012103547A (ja) 画像形成装置
JP4777184B2 (ja) 中間トナー補給装置、これを備えた現像装置および画像形成装置
JP6350406B2 (ja) 現像装置、画像形成装置
JP6525241B2 (ja) トナー補給装置及びこれを備える画像形成装置
JP4568587B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、トナー搬送装置およびトナー搬送方法
JP5655510B2 (ja) 画像形成装置
JP4563477B2 (ja) 粉体搬送装置、画像形成装置、トナー収容部及びプロセスカートリッジ
JP7183661B2 (ja) 画像形成装置
JP2010217591A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2009020354A (ja) 現像装置、画像形成方法、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP5087464B2 (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP5908751B2 (ja) 現像装置および画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140721

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5593756

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees