JP2011192158A - 書籍情報処理システム - Google Patents

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Hiroyuki Fujii
裕之 藤井
Hiroshi Ina
宏 伊奈
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Abstract

【課題】出版社等が新規発売する商品データを取次店等のデータベースにまとめて反映することができる書籍販売管理システムを提供する。
【解決手段】出版社、書店、取次店および管理本部を接続して書籍を含む商品の流通を管理するための書籍販売管理システム1000が提供される。この書籍販売管理システム1000は、利用者の属性情報と識別情報とを含む利用者情報を格納する利用者データベースと、書籍を含む商品に関する商品情報を格納する商品データベース112と、を備える。また、この書籍販売管理システム1000は、出版社から新規商品登録データの入力を受付け、新規商品登録データを利用者情報に関連付けた上で商品データベース112に追加する新規商品登録部を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、書籍情報処理システムに関する。
近年、米国のAMAZON.comの提供するインターネット書籍販売システムの商業的成功、そして同じくAMAZON.comの発売した電子書籍端末「Kindle」および米国のApple Inc.の発売する電子書籍端末「iPad」の影響を受け、日本および世界の出版業界・取次業界・書店業界の流通環境は激変している。
そのため、日本の出版業界・取次業界・書店業界もインターネットをはじめとする電子ネットワークを活用した書籍・CD・DVD・ブルーレイディスク・文具などを含む商品の販売管理システムおよび電子書籍流通システムの導入を急いでいる。
これらの中でも、日本の書店業界のリーディングカンパニーである紀伊國屋書店の提供する「Publine」は、図1および図2に示すように、紀伊國屋書店の確かな情報技術力と豊かな経験から生まれた、POSデータ・オンラインサービスであり、ユーザの支持に応えて進化を遂げており、これまでにもまして出版業界に欠かせない情報ツールとなっている。
一方、他にも多くの企業が、出版業界・取次業界・書店業界における流通環境の激変に対応すべく、様々なシステムの開発を行っている。例えば、特許文献1には、市場の正確な売れ行き状況、在庫状況などの各種の情報を、書店、取次業者、出版社がネットワークを介して共有し、適切な重版、配本の実現、機会損失の防止、売行増加および返品の減少を図るための書籍情報管理システムが説明されている。
また、特許文献2には、書店側が出版社側の在庫書籍情報を検索でき、かつ容易に補充する書籍を選択できるようにする一方、出版社側に対しては各出版社が指定する補充注文書を送付できるようにするための書籍受発注システムが説明されている。また、特許文献3には、ユーザが所望の書籍の検索条件を登録し、システムが書籍情報を検索して候補書籍リストを提示することによって、ユーザ自身が所望する書籍を探すことを不要にするための書籍購入システムが説明されている。
また、特許文献4には、定期刊行物中の特定号等今後販売予定の書籍を1冊から販売予約するための書籍販売システムが説明されている。また、特許文献5には、書籍取り寄せにかかる書店の業務負担を軽減し、業務の効率化を実現するための書籍取寄情報処理システムが説明されている。また、特許文献6には、書籍の返品・廃棄・売上機会損失による損失を最小にするように、増刷刷数の推奨をタイミングよく行うための増刷推奨処理システムが説明されている。
特開2002−7664号公報 特開2003−256696号公報 特開2004−178076号公報 特開2004−303132号公報 特開2006−323674号公報 特開2008−282269号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
第一に、紀伊國屋書店の提供する「Publine」は、先進的なシステムではあるが、売上データなどの提供に特化したシステムであるため、そのままでは他の目的に用いることが困難であった。
第二に、特許文献1〜6記載のシステムでは、販売促進機能が設けられておらず、上記の「Publine」などの売上データを閲覧しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが困難である。また、出版社等が入力した販売促進情報を一旦管理本部でチェックした上で適切な販売促進情報を書店または消費者に届けることによってシステム全体の信用を維持する機能も設けられておらず、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することも困難である。
第三に、特許文献2〜6記載のシステムでは、出版社が新たに新刊を発売する場合に、それぞれ規格が異なる各取次会社の新刊情報入力フォーマットに基づいて新刊情報を取次会社に登録しなければならず、新刊の発売にかかる労力を軽減することが困難である。また、既に発売済みの書籍について書籍情報を修正する場合にも、それぞれ規格が異なる各取次会社の修正フォーマットに基づいて修正情報を取次会社に登録しなければならず、既に発売済みの書籍について書籍情報を修正する労力を軽減することが困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、出版社等が新規発売する商品データおよびその修正データを取次店等のデータベースにまとめて反映することができ、さらに出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証することができつつ、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することが可能な書籍販売管理システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、出版社、書店、取次店および管理本部を接続して書籍を含む商品の流通を管理するための書籍販売管理システムが提供される。この書籍販売管理システムは、利用者の属性情報と識別情報とを含む利用者情報を格納する利用者データベースと、書籍を含む商品に関する商品情報を格納する商品データベースと、を備える。
また、この書籍販売管理システムは、出版社から新規商品登録データの入力を受付け、新規商品登録データを利用者情報に関連付けた上で商品データベースに追加し、さらに書籍販売管理システムとは独立して設けられている取次店の取次商品データベースに新規商品登録データを追加する新規商品登録部を備える。
また、この書籍販売管理システムは、出版社から商品データベースに含まれる特定の商品情報の抽出命令または編集データを受付け、抽出命令に基づいて商品データベースから特定の商品情報を抽出し、編集データを受け付けた場合には編集データを商品データベースに反映し、さらに取次商品データベースに反映させる商品情報閲覧・編集部を備える。
また、この書籍販売管理システムは、出版社または管理本部から商品データベースに含まれる特定の商品の販売・予約動向抽出命令を受付け、書籍販売管理システムとは独立して設けられている販売・予約動向データベースから、特定の商品の販売・予約動向情報を抽出する販売・予約動向データ抽出部を備える。
また、この書籍販売管理システムは、出版社から商品データベースに含まれる特定の商品の販売促進情報を受付け、販売促進情報を特定の商品の商品情報に関連付けた上で商品データベースに追加し、さらに販売促進情報の追加を販売促進情報配信部に通知する販売促進情報登録部を備える。
また、この書籍販売管理システムは、販売促進情報登録部から販売促進情報の通知を受付け、管理本部に販売促進情報の配信の承認を促して、承認を受け付けた場合には販売促進情報を配信する販売促進情報配信部を備える。
この構成によれば、新規商品登録部および商品情報閲覧・編集部を備えるため、出版社等が新規発売する商品データおよびその修正データを取次店等のデータベースにまとめて反映することができ、出版社等が新刊の書籍情報を登録する労力および既刊の書籍情報を修正する労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、販売・予約動向データ抽出部および販売促進情報登録部を備えるため、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証することができる。そのため、上記の「Publine」などの売上データを閲覧しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが可能である。
また、この構成によれば、販売促進情報配信部を備えるため、出版社等が入力した販売促進情報を一旦管理本部でチェックした上で適切な販売促進情報を書店または消費者に届けることができる。その結果、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することが可能となり、システム全体の信用を維持することができる。
従来公知の紀伊國屋書店の提供する「Publine」の機能について説明するための概念図である。 従来公知の紀伊國屋書店の提供する「Publine」の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムを用いて、出版社等が新規発売する商品データおよびその修正データを取次店等のデータベースにまとめて反映する仕組みを説明するための概念図である。 実施形態の書籍販売管理システムを用いて、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証する仕組みを説明するための概念図である。 実施形態の書籍販売管理システムの全体構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける利用者データベースのデータ構造について説明するためのテーブルである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける商品データベースのデータ構造について説明するためのテーブルである。 実施形態の書籍販売管理システムにおけるログイン部の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおけるログイン部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける入力受付部の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける新規商品登録部の登録者情報および取次先の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける新規商品登録部の商品情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける新規商品登録部の予約情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける新規商品登録部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける必須入力事項要求部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける必須入力事項記憶部のデータ構造について説明するためのテーブルである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の登録者情報および取次先の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の商品情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の商品情報の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売・予約動向データ抽出部の基本情報抽出機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売・予約動向データ抽出部の販売促進効果測定機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売・予約動向データ抽出部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部の一覧機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部の各種情報登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部のDM発送条件登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部の予約受付票登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部の欠本メッセージ登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報登録部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進情報配信部の構成について説明するための機能ブロック図である。 実施形態の書籍販売管理システムに接続している消費者データベースのデータ構造について説明するためのテーブルである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売・予約動向データ抽出部の販売促進結果分析機能について説明するためのユーザインターフェイスである。 実施形態の書籍販売管理システムにおける販売促進効果分析ツールの構成について説明するための機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<書籍販売管理システム全体の機能>
図3は、本実施形態の書籍販売管理システム1000を用いて、出版社等が新規発売する商品データおよびその修正データを取次店等のデータベースにまとめて反映する仕組みを説明するための概念図である。このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000では、あらかじめこのシステムの利用者として登録されている出版社A、出版社Bなどの複数の出版社が、新規発売する商品データおよびその修正データを書籍販売管理システム1000の商品データベース112に登録する。
すると、この商品データベース112に登録された新規発売する商品データおよびその修正データは、フォーマットA、フォーマットB、フォーマットCに変換された上で、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)にまとめて一度に送信される。その結果、これらの送信データが取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)の要求するデータ形式およびデータ内容に適合していなければ、エラーメッセージが返信される。一方、これらの送信データが取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)の要求するデータ形式およびデータ内容に適合していれば、それらの送信データはデータベースの内容に反映される。
このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000では、新規発売する商品データおよびその修正データを、複数の規格の異なる取次データベースにまとめて反映することができる。そのため、出版社等が新刊の書籍情報を複数の取次店に登録する労力および既刊の書籍情報を修正する労力を軽減することができる。
図4は、本実施形態の書籍販売管理システム1000を用いて、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証する仕組みを説明するための概念図である。このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000では、あらかじめこのシステムの利用者として登録されている出版社A、出版社Bなどの複数の出版社が、近刊プロモーションまたは新刊・既刊プロモーションなどのための販売促進情報を書籍販売管理システム1000の商品データベース112に登録する。
すると、この商品データベース112に登録されたこれらの販売促進情報は、いきなり書店または消費者に配信されることはない。代わりに、この書籍販売管理システム1000は、管理本部に対して一旦これらの販売促進情報を書店または消費者に配信するための承認申請を通知する。これに対して、管理本部が承認を行えば、これらの販売促進情報のうち一部の情報は、書店チェーンAからの閲覧不能な状態から閲覧可能な状態に変更されることによって配信される。また、これらの販売促進情報のうち予約受付に関する情報は、予約受付票のフォーマットに変換されて書店Bからダウンロード不能な状態からダウンロード可能な状態に変更されることによって配信される。一方、これらの販売促進情報のうちDM(ダイレクトメール)に関する情報は、DMのフォーマットに変換されて消費者のメールアドレスにメール送信されることによって配信される。
このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000では、出版社等が紀伊國屋書店の提供する「Publine」などを用いて商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行うことができる。そして、その販売促進を行った後も紀伊國屋書店の提供する「Publine」などの売上データを定期的に閲覧することによって、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが可能である。
また、本実施形態の書籍販売管理システム1000では、出版社等が入力した販売促進情報を一旦管理本部でチェックした上で適切な販売促進情報を書店または消費者に届けることができる。その結果、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することが可能となり、システム全体の信用を維持することができる。
<書籍販売管理システム全体の構成>
図5は、本実施形態の書籍販売管理システムの全体構成について説明するための機能ブロック図である。本実施形態の書籍販売管理システム1000は、出版社端末500、書店端末400、取次店端末201および管理本部端末600を接続して書籍を含む商品の流通を管理するための書籍販売管理システムである。
この書籍販売管理システム1000は、インターネットなどのネットワーク130を介して書店端末400、出版社端末500および管理本部端末600に接続している。また、この書籍販売管理システム1000は、インターネットなどのネットワーク136を介して販売・予約動向データベース300に接続している。なお、この販売予約動向データベース300にはデータベース運営者端末301が接続している。そして、この書籍販売管理システム1000は、インターネットなどのネットワーク134を介して消費者データベース140に接続している。また、この書籍販売管理システム1000は、インターネットなどのネットワーク134を介して、取次商品データベースA(202a)、取次商品データベースB(202b)、取次商品データベースC(202c)に接続している。なお、取次商品データベースA(202a)には取次店端末201が接続している。
また、この書籍販売管理システム1000の外部には、パーソナルコンピュータ(PC)122、プリンタ124、画像表示装置126、操作部128が接続されている。
ここで、この書籍販売管理システム1000は、利用者の属性情報と識別情報とを含む利用者情報を格納する利用者データベース108と、書籍を含む商品に関する商品情報を格納する商品データベース112と、を備える。
また、この書籍販売管理システム1000は、出版社端末500から新規商品登録データの入力を受付け、新規商品登録データを利用者情報に関連付けた上で商品データベース112に追加し、さらに書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている取次店の取次商品データベースA(202a)、取次商品データベースB(202b)、取次商品データベースC(202c)に新規商品登録データを追加する新規商品登録部110を備える。
また、この書籍販売管理システム1000は、出版社端末500から商品データベース112に含まれる特定の商品情報の抽出命令または編集データを受付け、抽出命令に基づいて商品データベース112から特定の商品情報を抽出し、編集データを受け付けた場合には編集データを商品データベース112に反映し、さらに取次商品データベースA(202a)、取次商品データベースB(202b)、取次商品データベースC(202c)に反映させる商品情報閲覧・編集部114を備える。
また、この書籍販売管理システム1000は、出版社端末500または管理本部端末600から商品データベース112に含まれる特定の商品の販売・予約動向抽出命令を受付け、書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている販売・予約動向データベース300から、特定の商品の販売・予約動向情報を抽出する販売・予約動向データ抽出部120を備える。
また、この書籍販売管理システム1000は、出版社から商品データベース112に含まれる特定の商品の販売促進情報を受付け、販売促進情報を特定の商品の商品情報に関連付けた上で商品データベース112に追加し、さらに販売促進情報の追加を販売促進情報配信部118に通知する販売促進情報登録部116を備える。
また、この書籍販売管理システム1000は、販売促進情報登録部116から販売促進情報の通知を受付け、管理本部端末600に販売促進情報の配信の承認を促して、承認を受け付けた場合には販売促進情報を配信する販売促進情報配信部118を備える。
なお、この書籍販売管理システム1000は、外部からのログインを受け付けるログイン部102、外部からの各種データおよび指示の入力を受け付ける入力受付部104、外部への各種データおよび指示を出力する出力部106を備えている。ここで、入力受付部104は、外部の各種端末からネットワーク130、134、136を介して各種データおよび指示を受付けてもよく、外部の各種データベースからネットワーク130、134、136を介して各種データを受付けてもよく、外部のPC122、操作部128から各種データおよび指示を受け付けてもよい。一方、出力部106は、外部への各種データおよび指示を出力する際に、ネットワーク130、134、136を介して外部にデータを出力してもよく、外部に接続されたPC122にデータとして出力してもよく、外部に接続されたプリンタに印字命令を出力してもよく、外部に接続された画像表示部126に画像データとして出力してもよい。
この構成によれば、新規商品登録部110および商品情報閲覧・編集部を備えるため、出版社等が新規発売する商品データおよびその修正データを取次店等のデータベースにまとめて反映することができ、出版社等が新刊の書籍情報を登録する労力および既刊の書籍情報を修正する労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、販売・予約動向データ抽出部および販売促進情報登録部を備えるため、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証することができる。そのため、上記の「Publine」などの売上データを閲覧しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが可能である。
また、この構成によれば、販売促進情報配信部を備えるため、出版社等が入力した販売促進情報を一旦管理本部でチェックした上で適切な販売促進情報を書店または消費者に届けることができる。その結果、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することが可能となり、システム全体の信用を維持することができる。
<利用者データベースのデータ構造>
図6は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における利用者データベース108のデータ構造について説明するためのテーブルである。図6に示すように、利用者データベース108は、利用者の属性情報と識別情報とを含む利用者情報を格納している。
この属性情報(「種類」の列に相当)は、出版社、書店、取次店および管理本部のいずれかの属性を含む。この識別情報(「識別番号」の列に相当)は、利用者に一意に割り振られた他の利用者に秘密のIDおよびパスワードを含む。このような利用者の属性情報と識別情報とを含むことによって、利用者はログイン画面で秘密のIDおよびパスワードを打ち込めば、ログイン後に秘密のIDおよびパスワードに関連づけられた属性(出版社、書店、取次店および管理本部)に応じた機能を利用できるようになるため、システム全体のセキュリティーを維持しつつ、利用者属性に応じたアクセス権限の管理が可能になる。
<商品データベースのデータ構造>
図7は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における商品データベース112のデータ構造について説明するためのテーブルである。図7に示すように、商品データベース112は、書籍を含む商品に関する商品情報を格納している。
この商品情報は、商品名(「タイトル」の列に相当)、作者名(「著者」の列に相当)、出版社名(「出版社」の列に相当)、価格(「本体価格」の列に相当)、発売時期(「出版年月日」の列に相当)および利用者に一意に割り振られた商品コードに関するデータを含む。このように、商品名、作者名、出版社名、価格、発売時期および利用者に一意に割り振られた商品コードを有することによって、ほとんどの取次店の取次商品データベース200が共通して要求する必須入力事項の主要部分を充足させることができる。また、後述する販売促進を行う際に必要となるデータのうち主要部分をあらかじめ商品データベース112に蓄積しておくことが可能になる。
この商品コードは、この書籍販売管理システム1000独自のコード(「商品コード」の列に相当)であってもよく、ISBNコード(「ISBN」の列に相当)、雑誌コード、レコード商品番号またはJANコードなどの公的規格・民間規格に基づく既成のコードであってもよい。これらの公的規格・民間規格に基づく既成のコードを用いることで、ほとんどの取次店の取次商品データベース200が共通して要求する既成のコードの入力項目を充足させることができる。また、これらの既成のコードは日本中または世界中で通用する規格であるため、商品データベース112に蓄積されたデータの汎用性を高めることが可能である。
ここで、この商品情報は、さらに商品の属する分類(「分類」の列に相当)に関するデータを含んでいる。このように、商品情報に商品の属する分類に関するデータを含めることによって、商品データベース112に蓄積されたデータを後述する販売促進に活用する際の利用価値が向上する。
なお、この分類は、予め管理本部によって用意されている選択肢の中から出版社によって選択された分類であってもよい。このようにすれば、異なる出版社が付与した分類であってもお互いに分類項目が一致するため、商品データベース112に蓄積されたデータの分類の整合性が高まる利点がある。一方、この分類は、出版社が独自に付与した分類であってもよい。このようにすれば、異なる出版社がお互いに独自の使い勝手のよい項目を利用できるため、商品データベース112に蓄積されたデータの使い勝手がよくなる利点がある。
<ログイン部および入力受付部>
図8は、本実施形態の書籍販売管理システム1000におけるログイン部102の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。また、図9は、本実施形態の書籍販売管理システム1000におけるログイン部の構成について説明するための機能ブロック図である。例えば、出版社の担当者が出版社端末500からこの書籍販売管理システム1000のインターネット上のウェブサイトにアクセスすると、このログイン部102の提示するログイン画面が表示される。
この担当者が自社に一意に割り振られた他の利用者に秘密のIDおよびパスワードを出版社端末500から入力すると、そのIDおよびパスワードは入力データ取得部202を介して比較対照部204に伝達される。このIDおよびパスワードを受け取った比較対照部204は、そのIDおよびパスワードに対応するデータセットを利用者識別情報取得部206を介して利用者データベース108から取得する。このとき、比較対照部204は、ID、パスワードおよび属性情報(出版社、書店、取次店または管理本部)を含むデータセットを取得する。
その結果、入力されたIDおよびパスワードに一致するデータセットが存在すれば、比較対照部204は、ログイン許可部210にログインを許可する指示を出す。すると、ログイン許可部210は、出力部106およびネットワーク130を介して出版社端末500にログインが許可されたことを示す画像情報を表示し、後述するように入力受付部104の提示する入力受付画面が出版社端末500に表示される。また、この場合、比較対照部204は、ログイン領域指定部212にログインが許可された利用者の属性情報(出版社、書店、取次店または管理本部)を伝達する。
すると、ログイン領域指定部212は、利用者の属性情報(出版社、書店、取次店または管理本部)に対応するログイン可能領域に関するデータをログイン可能領域記憶部214から取得して、そのログイン可能領域に関するデータを入力受付部104に伝達する。すると、入力受付部104は、後述するようにログインが許可された利用者の属性情報(出版社、書店、取次店または管理本部)に基づくログイン可能領域のみを表示する入力受付画面を出版社端末500に表示する。
一方、入力されたIDおよびパスワードに一致するデータセットが存在しなければ、比較対照部204は、ログイン禁止部208にログインを禁止する指示を出す。すると、ログイン禁止部208は、出力部106およびネットワーク130を介して出版社端末500にログインが禁止されたことを示す画像情報を表示し、正しいIDおよびパスワードを再度入力することを促す画像情報を表示する。
図10は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における入力受付部104の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図10では、出版社が利用者の場合のユーザインターフェイスが示されている。ログイン領域指定部212は、利用者の属性情報が出版社の場合には、後述する新規商品登録部110、商品情報閲覧・編集部114、販売・予約動向抽出部120、販売促進登録部116に対応するログイン可能領域のみを出版社端末500に表示することになる。利用者は、ログイン可能領域のうち利用したい領域のボタンをクリックしてその領域のユーザインターフェイスに移行することができる。
<新規商品情報登録部>
図11は、実施形態の書籍販売管理システム1000における新規商品登録部110の登録者情報および取次先の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。また、図14は、実施形態の書籍販売管理システム1000における新規商品登録部110の構成について説明するための機能ブロック図である。図11に示すように、利用者は、入力受付部104を介してログイン可能領域のうち新規商品登録のボタンをクリックすると、その入力データは新規商品登録部110の入力データ取得部302によって取得され、この「新規商品登録−登録者情報−」のユーザインターフェイスに移行することができる。なお、このインターフェイスでは、ログインしている利用者の登録情報のうちインターフェイスで入力を要求されている事項については、利用者データベース108から自動読込される。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている新規商品の登録者および書籍データ送付先の事項について入力を行うわけであるが、この際にどの取次店の取次データベースに入力データを反映させたいかを選択することになる。もちろん、選択する取次店は単独でもよく複数でもよい。その後、利用者は、この新規商品の登録を個別登録するか、CSV形式などで一括登録するか選択することになる。
図12は、実施形態の書籍販売管理システム1000における新規商品登録部110の商品情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。また、図14も併せて参照されたい。利用者が図11のユーザインターフェイスのうち個別登録のボタンをクリックすると、個別入力受付部304および登録者情報受付部308を介して、既に入力済みの登録者情報が新規商品情報追加部316に伝達される。そして、図12に示すように、この「商品個別登録−商品情報−」のユーザインターフェイスに移行することができる。このインターフェイスでは、新規に商品登録したい書籍などの商品について個別に情報を入力していくことができる。そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている新規商品に関する事項について入力を行い、入力が終わったら次に進むためのボタンをクリックする。この次に進むためのボタンをクリックすると、個別入力受付部304および商品情報受付部310を介して、既に入力済みの商品情報が新規商品情報追加部316に伝達される。
図13は、実施形態の書籍販売管理システムにおける新規商品登録部の予約情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。また、図14も併せて参照されたい。利用者が図12のユーザインターフェイスのうち次に進むためのボタンをクリックすると、図13に示すように、この「商品個別登録−予約情報−」のユーザインターフェイスに移行することができる。このインターフェイスでは、新規に商品登録したい書籍などの商品が近日中に発売予定・重版予定などの場合には、個別に予約情報を入力していくことができる。そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている近日中に発売予定・重版予定の新規商品に関する事項について入力を行い、入力が終わったら予約情報の入力を終了するためのボタンをクリックする。この予約情報の入力を終了するためのボタンをクリックすると、個別入力受付部304および予約情報受付部311を介して、既に入力済みの予約情報が新規商品情報追加部316に伝達される。
一方、利用者が図11のユーザインターフェイスのうちCSV一括登録のボタンをクリックすると、図示はしないが、この「CSV一括登録−アップロード−」のユーザインターフェイスに移行することができる。このインターフェイスでは、CSV形式により一括で商品登録したい書籍などの商品についてCSV形式で用意した電子ファイルをアップロードすることができる。そして、利用者は、このインターフェイスで要求されているアップロードする電子ファイルを指定して、次に進むためのボタンをクリックすると、指定した電子ファイルがアップロードされる。なお、新規に商品登録したい書籍などの商品が近日中に発売予定・重版予定などの場合には、CSV形式で用意した電子ファイルには予約情報も含まれているため、別途予約情報のアップロードは不要である。このようにしてアップロードを行うと、一括入力受付部306およびCSV入力部312を介して、新規商品の登録者情報、商品情報および予約情報が互いに関連づけられた状態でまとめて新規商品情報追加部316に伝達される。
いずれの場合でも、この新規商品情報追加部316は、伝達された新規商品の登録者情報、商品情報および予約情報を互いに関連づけて商品データベース112に追加する。このようにして、新規商品登録部110は、利用者による出版社の出版社端末500からの新規商品登録データの入力を受付け、新規商品登録データを利用者情報に関連付けた上で商品データベース112に追加する。また、この新規商品情報追加部316は、伝達された新規商品の登録者情報、商品情報および予約情報を互いに関連づけた状態で、必須入力事項要求部320に伝達する。
また、これとは別に、個別入力受付部304および一括入力受付部306から、新規商品の登録者情報、商品情報および予約情報を互いに関連づけて送信したい書籍データ送信先に関するデータが取次送信情報受付部314に伝達される。この取次送信情報受付部314も書籍データ送信先に関するデータを必須入力事項要求部320に伝達する。
すると、必須入力事項要求部320は、伝達された書籍データ送信先に関するデータに対応する必須入力事項を必須入力事項記憶部318から取得して、新規商品の互いに関連づけられた登録者情報、商品情報および予約情報を含むデータに、その必須入力事項が充足しており不適合なデータが含まれていない場合には、エラーメッセージ作成部322にてエラーメッセージを作成することなく、新規商品の互いに関連づけられた登録者情報、商品情報および予約情報を含むデータをそのまま取次データ送信部324に伝達する。取次データ送信部324は、新規商品の互いに関連づけられた登録者情報、商品情報および予約情報を含むデータを、ネットワーク134を介して、書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている取次店の取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースに追加する。
一方、新規商品の互いに関連づけられた登録者情報、商品情報および予約情報を含むデータに、その必須入力事項が不足しているか不適合なデータが含まれている場合には、エラーメッセージ作成部322にてエラーメッセージを作成して利用者に注意を促し、再度の必須入力事項の入力を促す。その結果、利用者が再度上記の流れで登録者情報、商品情報および予約情報のうちエラーメッセージが出ている内容を修正するための修正データを入力してきた場合、その修正データは修正受付部326に伝達される。そして、修正受付部326は、伝達された修正データを反映した登録者情報、商品情報および予約情報に関するデータを、再度必須入力事項要求部320に伝達する。その後、上記のステップが繰り返され、エラーメッセージが出なくなるまで繰り返しが続く。
このようにして、新規商品登録部110が、一度の新規商品登録データの入力によって、出版社によって選択された複数の規格の異なる入力方式に応じて、複数の規格の異なる取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースに新規商品登録データが追加されることになる。
しかしながら、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)には、必須入力事項記憶部318に格納されている必須入力事項に関するルールには含まれていない隠れたルールが設けられている可能性もあり、そのような場合には、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のいずれかから、ネットワーク134を介してエラーメッセージが回答データ取得部328に帰ってくる場合がある。回答データ取得部328は、このようなエラーメッセージを受け取ると、エラーメッセージ作成部322に外部から来たエラーメッセージを伝達して、利用者向けのフォーマットのエラーメッセージに変換して出力部106を介して利用者にエラーメッセージを伝えて該当箇所の修正をさらに促すようになっている。
このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000は、上記のような新規商品登録部110を備えるため、出版社等が新規発売する商品データを取次店等の取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースにまとめて反映することができ、出版社等が新刊の書籍情報を登録する労力および既刊の書籍情報を修正する労力を軽減することができる。
<必須入力事項要求部>
図15は、実施形態の書籍販売管理システム1000における必須入力事項要求部320の構成について説明するための機能ブロック図である。図16は、実施形態の書籍販売管理システムにおける必須入力事項記憶部のデータ構造について説明するためのテーブルである。この必須入力事項要求部320では、新規商品追加部105から、登録者情報、商品情報および予約情報に関するデータが共通必須入力事項比較対照部402および特有必須入力事項比較対照部404に伝達される。また、取次送信情報受付部104から、出版社が複数の規格の異なる取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)を選択したというデータが特有必須入力事項取得部410に伝達される。
すると、共通必須入力事項比較対照部402が、図16に示すように、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)に共通して必至な共通必須入力事項を、必須入力事項記憶部318から取得する。また、特有必須入力事項比較対照部404が、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)にのみ必須な特有必須入力事項を必須入力事項記憶部318から取得する。
そして、送信可否判定部406が、共通必須入力事項比較対照部402の比較対照結果および特有必須入力事項比較対照部404の比較対照結果を取得して、共通必須入力事項および特有必須入力事項の不足または不適合が無いと判定されれば、取次データ送信部104にその旨を伝達する。すると、取次データ送信部104が、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)に出版社等が新規発売する商品データを追加することになる。
一方、送信可否判定部406が、共通必須入力事項比較対照部402の比較対照結果および特有必須入力事項比較対照部404の比較対照結果を取得して、共通必須入力事項および特有必須入力事項の不足または不適合があると判定されれば、エラーメッセージ作成部322にエラーメッセージを作成させ、利用者に修正を促す。その結果、利用者がデータの修正を行えば、修正データを修正受付部326が取得して、修正を反映させたデータを送信可否判定部に再度伝達し、上記のステップが繰り返されることになる。なお、エラーメッセージが出なくなるまでこれらのステップが繰り返される。
このように、新規商品登録部110は、既に説明した機能を実現するために、複数の規格の異なる入力方式において共通して要求される共通必須入力事項の入力を出版社に促し、その共通必須入力事項への入力データが不足または不適合な場合にはエラーメッセージを出版社に通知する共通必須入力事項比較対照部402を含んでいる。また、新規商品登録部110が、複数の規格の異なる取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)の選択肢を示して出版社に選択を促し、出版社が複数の規格の異なる取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)を選択した場合に、選択された取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)において共通必須入力事項以外に必要とされる特有入力事項が存在する場合もある。このような場合に備えて、新規商品登録部110は、特有入力事項の入力を出版社に促し、特有入力事項への入力データが不足または不適合な場合にはエラーメッセージを出版社に通知する特有必須入力事項比較対照部404も、共通必須入力事項比較対照部402にくわえて含んでいる。
このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000は、上記のような必須事項入力要求部320を備えるため、出版社等が新規発売する商品データを取次店等の取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースにまとめて反映する場合にも、一部の取次商品データベースでデータ内容または形式の不足または不適合が起こっても確実にそのようなエラーを修正することができ、入力データがうまく反映されないというトラブルを未然に防ぎつつ出版社等が新刊の書籍情報を登録する労力および既刊の書籍情報を修正する労力を軽減することができる。
<商品情報閲覧・編集部>
図17は、実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部114の機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図20は、実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部114の商品情報の構成について説明するための機能ブロック図である。図17に示すように、利用者は、入力受付部104を介してログイン可能領域のうち商品情報編集のボタンをクリックすると、その入力データは商品情報閲覧・編集部114の入力データ取得部502によって取得され、この「商品情報編集」のユーザインターフェイスに移行することができる。なお、このユーザインターフェイスには、既に登録済みの商品情報を検索できるように商品データベース112の検索エンジンの入力フォームが設けられている。
ここで、この商品情報抽出・編集部114が、出版社からその出版社の利用者情報に関連付けられていない特定の商品情報の抽出命令または編集データの検索を受付けた場合には、そのようなアクセス権限を有さないデータの表示ができない旨の注意を促すエラーメッセージを出版社に通知するためのセキュリティー管理部508が設けられている。このような本来アクセス権限を有さない商品情報の検索を入力受付部104を介して商品情報抽出・編集部114の入力データ取得部502が受け取った場合には、入力データ取得部502はその検索データを対象商品情報抽出部504に伝達する。この対象商品情報抽出部504は、その検索データに対応する商品情報を商品データベース112から取得してセキュリティー管理部508に伝達するが、セキュリティー管理部508がその商品情報がその出版社の利用者情報に関連付けられていないと判定する場合には、エラーメッセージ作成部514にエラーメッセージを作成させて、出力部106を介して利用者に注意を促す。
一方、この商品情報抽出・編集部114が、出版社からその出版社の利用者情報に関連付けられている特定の商品情報の抽出命令または編集データの検索を受付けた場合には、入力データ取得部502はその検索データを対象商品情報抽出部504に伝達する。この対象商品情報抽出部504は、その検索データに対応する商品情報を商品データベース112から取得してセキュリティー管理部508に伝達するが、セキュリティー管理部508がその商品情報がその出版社の利用者情報に関連付けられていると判定する場合には、エラーメッセージ作成部514にエラーメッセージを作成させることなく、その商品情報を出力部106を介して利用者に表示させる。
図18は、実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の登録者情報および取次先の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。また、図20も併せて参照されたい。図18に示すように、利用者は、図17で表示されている登録済みの商品情報の一覧のうちから所望の商品情報をクリックすると、その入力データは商品情報閲覧・編集部114の入力データ取得部502によって取得され、この「商品情報編集―登録者情報―」のユーザインターフェイスに移行することができる。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている閲覧商品の表示されている登録者および書籍データ送付先の事項について必要があれば修正データの入力を行うわけであるが、この際にどの取次店の取次データベースに修正データを反映させたいかを選択することになる。もちろん、選択する取次店は単独でもよく複数でもよい。その後、利用者は、次に進むためのボタンをクリックすることになる。
図19は、実施形態の書籍販売管理システムにおける商品情報閲覧・編集部の商品情報の入力機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図20も併せて参照されたい。利用者が図18のユーザインターフェイスのうち次に進むためのボタンをクリックすると、図19に示すように、この「商品情報編集−商品情報−」のユーザインターフェイスに移行することができる。このインターフェイスでは、閲覧中の書籍などの商品について編集したいデータを入力していくことができる。そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている閲覧商品に関する事項について修正データの入力を行い、入力が終わったら編集結果を反映するためのボタンをクリックする。
この編集結果を反映するためのボタンをクリックすると、この商品情報閲覧・編集部114は、編集データ反映部508を介して入力された編集データを商品データベース112に反映する。このようにして、商品情報閲覧・編集部114は、利用者による出版社の出版社端末500からの編集データの入力を受付け、修正データを閲覧商品の情報に上書きした上で商品データベース112に反映する。また、この編集データ反映部508は、修正データが上書きされた商品情報を必須入力事項要求部510に伝達する。
また、これとは別に編集データ反映部508から、修正データが上書きされた商品情報を送信したい書籍データ送信先に関するデータが取次先データ送信部520に伝達される。この編集データ反映部508も書籍データ送信先に関するデータを必須入力事項要求部510に伝達する。
すると、必須入力事項要求部510は、伝達された書籍データ送信先に関するデータに対応する必須入力事項を必須入力事項記憶部512から取得して、修正データが上書きされた商品情報に、その必須入力事項が充足しており不適合なデータが含まれていない場合には、エラーメッセージ作成部514にてエラーメッセージを作成することなく、修正データが上書きされた商品情報をそのまま取次データ送信部520に伝達する。取次データ送信部520は、修正データが上書きされた商品情報を、ネットワーク134を介して、書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている取次店の取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースに追加する。
一方、修正データが上書きされた商品情報に、その必須入力事項が不足しているか不適合なデータが含まれている場合には、エラーメッセージ作成部514にてエラーメッセージを作成して利用者に注意を促し、再度の必須入力事項の入力を促す。その結果、利用者が再度上記の流れで登録者情報、商品情報および予約情報のうちエラーメッセージが出ている内容を修正するための再修正データを入力してきた場合、その再修正データは修正受付部516に伝達される。そして、修正受付部516は、伝達された再修正データを反映した商品情報を、再度必須入力事項要求部510に伝達する。その後、上記のステップが繰り返され、エラーメッセージが出なくなるまで繰り返しが続く。
このようにして、商品情報閲覧・編集部114が、一度の修正データの入力によって、出版社によって選択された複数の規格の異なる入力方式に応じて、複数の規格の異なる取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)のうち利用者が選択した取次商品データベースに修正データが追加されることになる。
<販売・予約動向データ抽出部>
図21は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売・予約動向データ抽出部120の基本情報の抽出機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図23は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売・予約動向データ抽出部120の構成について説明するための機能ブロック図である。図21に示すように、利用者は、入力受付部104を介してログイン可能領域のうち販売・予約動向のボタンをクリックすると、その入力データは販売・予約動向データ抽出部120の入力データ取得部602によって取得され、この「販売予約動向確認」のユーザインターフェイスに移行することができる。なお、このユーザインターフェイスには、既に登録済みの商品情報を検索できるように販売・予約動向データベース300の検索エンジンの入力フォームが設けられている。
なお、この販売・予約動向データベース300として最も好ましいのは、紀伊國屋の「Publine」である。「Publine」を用いれば、以下のようなメリットがあるからである。
(1)あらゆる単品データを開示
紀伊國屋書店で扱っている全ての商品のデータを知ることができる。売上データだけではなく、仕入・返品・在庫数のデータを単品ごとに閲覧出来る。
(2)インターネット接続
利用に際して、新たな投資が必要ない。そのため、インターネット接続可能なPCなら、どのPCからでもPubLine Webサービスを利用できる。
(3)大量のデータにアクセス可能
1998年からのデータを保存しており、日別・週別・月別の単位で検索できる。
(4)書籍・雑誌・JANコード商品の検索が可能
書籍のみならず雑誌、JANコードのDVDやカレンダーなどの検索も可能。
(5)客層データを提供
単品を購入されたお客様の性別と年齢層に関するデータも開示しているので、実売に即したデータを見ることができ、マーケティングの幅が広がる。
(6)リアルタイムデータ
その日の売上を5分ごとに更新してリアルタイムに閲覧可能である。
ここで、この販売・予約動向データ抽出部120が、出版社からその出版社の利用者情報に関連付けられていない特定の販売・予約動向データの検索を受付けた場合には、そのようなアクセス権限を有さないデータの表示ができない旨の注意を促すエラーメッセージを出版社に通知するためプライバシー管理部606が設けられている。このような本来アクセス権限を有さない販売・予約動向データの検索を入力受付部104を介して販売・予約動向データ抽出部120の入力データ取得部602が受け取った場合には、入力データ取得部602はその検索データを対象商品情報抽出部604に伝達する。この対象商品情報抽出部604は、その検索データに対応する商品情報を販売・予約動向データベース300からネットワーク136を介して取得してプライバシー管理部606に伝達するが、プライバシー管理部606がその販売・予約動向データがその出版社の利用者情報に関連付けられていないと判定する場合には、エラーメッセージ作成部610にエラーメッセージを作成させて、出力部106を介して利用者に注意を促す。
一方、この販売・予約動向データ抽出部120が、出版社からその出版社の利用者情報に関連付けられている特定の商品情報の販売・予約動向データの検索を受付けた場合には、入力データ取得部602はその検索データを対象商品情報抽出部604に伝達する。この対象商品情報抽出部604は、その検索データに対応する販売・予約動向データを販売・予約動向データベース300からネットワーク136を介して取得してプライバシー管理部606に伝達するが、プライバシー管理部606がその販売・予約動向データがその出版社の利用者情報に関連付けられていると判定する場合には、エラーメッセージ作成部610にエラーメッセージを作成させることなく、その販売・予約動向データを出力部106を介して利用者に表示させる。ユーザは、その販売・予約動向データの確認が終わったら次へ進むためのボタンをクリックする。
図21は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売・予約動向データ抽出部120の基本情報の抽出機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図23を併せて参照されたい。図22に示すように、利用者は、入力受付部104を介して図21において次に進むためのボタンをクリックすると、その入力データは販売・予約動向データ抽出部120の入力データ取得部602によって取得され、この「ページビュー一覧」および「DM発送状況一覧」のユーザインターフェイスに移行することができる。具体的には、「ページビュー一覧」および「DM発送状況一覧」のユーザインターフェイスに移行すると、対象商品情報抽出部604から対象商品の販売・予約動向データが販売促進効果分析ツール612に伝達される。すると、販売促進効果分析ツール612は、商品データベース112から対象商品の販売促進履歴を取得して、その販売促進履歴および販売・予約動向データを関連づけて「ページビュー一覧」および「DM発送状況一覧」などの販売促進効果の分析結果を出力部106を介して利用者に表示する。
このように、販売・予約動向データ抽出部120が、後述する販売促進情報配信部118によって配信された販売促進効果分析ツール612として、例えば「ページビュー一覧」および「DM発送状況一覧」のようなツールを有することによって、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証することができる。そのため、紀伊國屋の提供する「Publine」などの売上データを閲覧しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが可能である。なお、図21では「ページビュー一覧」は、商品別販売・予約動向一覧の形式になっているが、特にこのような形式に限定せず、例えば商品別販売・予約動向一覧の代わりに店舗別販売・予約動向一覧の形式であっても良い。
<販売促進情報登録部>
図24は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116の一覧機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図29は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116の構成について説明するための機能ブロック図である。図24に示すように、利用者は、入力受付部104を介してログイン可能領域のうち販売・予約動向のボタンをクリックすると、その入力データは販売促進情報登録部116の入力データ取得部702によって取得され、この「販売促進情報登録−一覧−」のユーザインターフェイスに移行することができる。なお、このユーザインターフェイスには、既に登録済みの商品情報を検索できるように商品データベース112の検索エンジンの入力フォームが設けられている。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている一覧の商品のうちどの商品について販売促進情報を登録したいか選択する。すると、このインターフェイスでは、利用者が対象商品を選択すると、その選択データが入力受付部104を介して入力データ取得部702によって取得される。その後、利用者は、次に進むためのボタンをクリックすることになる。すると、入力データ取得部702が選択データを対象商品情報抽出部704に伝達し、図25のように、対象商品情報抽出部704が商品データベース112から対象商品の販売促進情報データを抽出する。
図25は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116の各種情報登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図29も併せて参照されたい。利用者が図24のユーザインターフェイスのうち選択した商品をクリックすると、図25に示すように、この「販売促進情報登録」のユーザインターフェイスに移行することができる。このインターフェイスでは、特定の閲覧中の書籍などの商品について広告情報、棚情報、店舗向メッセージ、店舗向けファイルまたは管理本部向けメッセージのいずれかを含む販売促進情報を入力またはアップロードファイル指定をしていくことができる。
なお、過去に既にこれらの販売促進情報を入力またはアップロードファイル指定したことがある場合には、それらの入力済みのデータまたはアップロードファイル指定が表示されるので、それらのデータまたはアップロードファイル指定を上書きする形で新しいデータまたはアップロードファイル指定を入力することになる。一方、過去にこれらの販売促進情報を入力したことがない場合には、それらの入力済みのデータまたはアップロードファイル指定が表示されないので、それらのデータまたはアップロードファイル指定を新しく空白の入力フォームに入力または指定することになる。そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている販売促進情報について所望のデータの入力またはアップロードファイルの指定を行い、入力または指定が終わったら次へ進むためのボタンをクリックする。
次へ進むためのボタンをクリックすると、入力済みの販売促進情報についてのデータが、広告情報受付部706、棚情報受付部708、店舗メッセージ受付部710、店舗向けファイル受付部712、管理本部向メッセージ受付部714にそれぞれ伝達される。
図26は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116のDM発送条件登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図29も併せて参照されたい。図26に示すように、利用者は、入力受付部104を介して図25において次に進むためのボタンをクリックすると、その入力データは販売促進情報登録部116の入力データ取得部702によって取得され、この「DM発送条件登録依頼」のユーザインターフェイスに移行することができる。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されているDM発送条件のうちどのISBNまたは著者を指定してDM(ダイレクトメール)を発送したいか条件を入力する。なお、過去に既にDMを発送したことがある場合には、それらの入力済みのデータが表示されるので、それらのデータを上書きする形で新しいデータを入力することになる。一方、過去にDMを発送したことがない場合には、それらの入力済みのデータが表示されないので、それらのデータを新しく空白の入力フォームに入力することになる。すると、このインターフェイスでは、利用者がISBNまたは著者名を入力すると、その入力データが入力受付部104を介して入力データ取得部702によって取得される。その後、利用者は、次に進むためのボタンをクリックすることになる。すると、入力されたDM発送条件がDM作成部718に伝達される。
図27は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116の予約受付票登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図29も併せて参照されたい。図27に示すように、利用者は、入力受付部104を介して図26において次に進むためのボタンをクリックすると、その入力データは販売促進情報登録部116の入力データ取得部702によって取得され、この「予約受付票登録」のユーザインターフェイスに移行することができる。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている予約受付票作成条件のうちどのような見出し・紹介文などで予約受付票を作成したいか条件を入力する。なお、過去に既に予約受付票を作成したことがある場合には、それらの入力済みのデータが表示されるので、それらのデータを上書きする形で新しいデータを入力することになる。一方、過去に予約受付票を作成したことがない場合には、それらの入力済みのデータが表示されないので、それらのデータを新しく空白の入力フォームに入力することになる。すると、このインターフェイスでは、利用者が見出し・紹介文などを入力すると、その入力データが入力受付部104を介して入力データ取得部702によって取得され、予約受付票作成部716によって入力に対してリアルタイムで利用者の端末画面上で予約受付票が作成されて表示される。また、その際、2次元バーコード作成部723によって、消費者の有する携帯情報端末のカメラ機能で撮影・認識可能な2次元バーコードが作成されて予約受付票に表示される。その後、利用者は、次に進むためのボタンをクリックすることになる。
なお、後述するように、こうして作成された2次元バーコードを消費者が店頭において携帯情報端末で撮影・認識し、iモード・EZWEBなどを利用してネットワーク上のサイトにアクセスすると、その書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページに誘導されることになる。この様に、この予約受付票作成部716は、携帯情報端末のカメラ機能で撮影・認識可能な2次元バーコード店舗配信用の書式に予約受付票を改変する2次元バーコード作成部723を含んでいるため、例えば紀伊國屋BOOKWEBなどの携帯情報端末からアクセス可能なインターネット上の書籍販売サイトと連動した形でモバイル上での販売促進を行うことが可能になっている。
図28は、本実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報登録部116の欠本メッセージ登録機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図29も併せて参照されたい。図28に示すように、利用者は、入力受付部104を介して図27において次に進むためのボタンをクリックすると、その入力データは販売促進情報登録部116の入力データ取得部702によって取得され、この「欠本メッセージ登録」のユーザインターフェイスに移行することができる。
そして、利用者は、このインターフェイスで要求されている欠本メッセージ登録条件のうちどのような内容で、どの書店のどの店舗に欠本メッセージを配信したいかを入力する。なお、過去に既に欠本メッセージを配信したことがある場合には、それらの入力済みのデータが表示されるので、それらのデータを上書きする形で新しいデータを入力することになる。一方、過去に欠本メッセージを配信したことがない場合には、それらの入力済みのデータが表示されないので、それらのデータを新しく空白の入力フォームに入力することになる。その後、利用者は、これまでに入力した販売促進情報を配信するためのボタンをクリックすることになる。すると、入力された欠本メッセージの内容および配信先のデータが欠本メッセージ作成部720に伝達される。
このようにして、これまでに入力した販売促進情報を配信するためのボタンがクリックされると、告情報受付部706、棚情報受付部708、店舗メッセージ受付部710、店舗向けファイル受付部712、管理本部向メッセージ受付部714から、特定の商品の広告情報、棚情報、店舗向メッセージ、店舗向けファイルまたは管理本部向けメッセージのいずれかを含む販売促進情報が、販売促進情報追加部722に伝達される。また、これまでに入力した販売促進情報を配信するためのボタンがクリックされると、同様に予約受付票情報作成部716、DM作成部718、欠本メッセージ作成部720から、特定の商品の予約受付票、ダイレクトメール、欠本メッセージのいずれかを含む販売促進情報が、販売促進情報追加部722に伝達される。
すると、販売促進情報追加部722は、伝達された特定の商品の広告情報、棚情報、店舗向メッセージ、店舗向けファイルまたは管理本部向けメッセージのいずれかを含む販売促進情報を、商品データベース112に、当初は閲覧不可能またはダウンロード不可能な状態で書込またはアップロードさせることになる。また、販売促進情報追加部722は、伝達された特定の商品の予約受付票、ダイレクトメール、欠本メッセージのいずれかを含む販売促進情報を、当初は閲覧不可能またはダウンロード不可能な状態で商品データベース112に書込またはアップロードさせることになる。そして、販売促進情報追加部722は、これらの販売促進情報が商品データベース112に書込またはアップロードされたことを、後述する販売促進情報配信部118に通知部724を介して通知する。
<販売促進情報配信部118>
図30は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進情報配信部118の構成について説明するための機能ブロック図である。この販売促進情報配信部118は、各種の販売促進情報が商品データベース112に書込またはアップロードされたことの通知を、販売促進情報登録部116から通知受付部804を介して受け付け、対象商品情報抽出部806に伝達する。すると、対象商品情報抽出部806は、通知の対象商品について書込またはアップロード済みの販売促進情報を商品データベース112内から検索して抽出する。そして、対象商品情報抽出部806は、それらの書込またはアップロード済みの販売促進情報を配信することについての承認申請を、承認申請部808、出力部106、ネットワーク130を介して、管理本部端末600の画面に表示させる。
管理者本部端末600を操作している管理者本部の担当者が、画面に表示された承認申請を見て承認を行うと、その承認の指示は、管理者本部端末600からネットワーク130、入力受付部104、販売促進情報配信部118の入力データ取得部802に伝達される。すると、入力データ取得部802は、取得した承認の指示を承認受付部810に伝達する。承認受付部810は、受け付けた承認の指示を閲覧可能変更部812、ダウンロード可能変更部814およびDM送信部816に伝達する。
すると、閲覧可能変更部812は、商品データベース112に追加された特定の商品の広告情報、棚情報、店舗向メッセージのいずれかを、書店の店舗からログイン受付部102を介してログインした場合に閲覧不能な状態から閲覧可能な状態に変更することで、これらの販売促進情報の配信を行う。また、閲覧可能変更部812は、商品データベース112に追加された管理本部向けメッセージを、管理本部からログイン受付部102を介してログインした場合に閲覧不能な状態から閲覧可能な状態に変更することで、管理本部向けメッセージも配信する。さらに、閲覧可能変更部812は、商品データベース112に追加された特定の商品の予約受付票または欠本メッセージを、書式変換部822を用いて書式データベース820から対応する書式を読み込んで店舗配信用の書式に改変した上で書店の店舗からログイン受付部102を介してログインした場合にダウンロード可能な状態にすることで、予約受付票または欠本メッセージの配信も行う。
そして、ダウンロード可能変更部814は、商品データベースに追加された特定の商品の店舗向けファイルを、書店の店舗からログイン受付部102を介してログインした場合にダウンロード不能な状態からダウンロード可能な状態に変更することで、特定の商品の店舗向けファイルを配信する。
また、DM送信部816は、商品データベース112に追加された特定の商品のダイレクトメールを、書式変換部822を用いて書式データベース820から対応する書式を読み込んでメール配信用の書式に改変する。その上で、DM送信部816は、書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている書籍を含む商品の消費者のメールアドレスを格納している消費者データベース140から、送りたいDMに関連する商品情報に応じてネットワーク130およびDM送信先情報取得部818を介して抽出したターゲット消費者のメールアドレスに、メール配信用の書式に改変されたDMを送信することで、DMを効果的に絞り込んだ消費者に配信する。具体的には、既に説明したとおり、DM発送条件としてISBN指定または著者指定を受けている場合には、過去にそれらのISBN分類に属する書籍や同じ著者の書籍を購入したことのある消費者のメールアドレスにDMを送ることができる。なお、このとき、DMが一冊の書籍毎に消費者に届くと消費者はDMが多く来すぎて煩雑に過ぎるケースがある。そのため、例えば、同じ消費者にDMを送る場合には、週に1回だけすべてのDMの内容をまとめて一つのDMにして送信するようにしてもよい。そのようにDMをまとめて送信する場合の書式も書式データベース820に格納されており、書式変換部822を用いてDMを一つにまとめることが可能である。
図31は、本実施形態の書籍販売管理システム1000に接続している消費者データベース140のデータ構造について説明するためのテーブルである。図30を併せて参照されたい。このように、消費者データベース140は、書店の店舗、書店のネットワーク上の販売サイトにおいて書籍を購入した経験のある消費者のメールアドレスを含んでいる。この消費者データベース140としては、例えば、紀伊國屋書店の全国の店舗または紀伊國屋書店の提供するBookWeb/BookWebProで書籍を購入した経験のある消費者のメールアドレスを格納している紀伊國屋書店の消費者データベースを好適に用いることができる。
このように、本実施形態の書籍販売管理システム1000は、上述のような販売促進情報配信部118を備えるため、出版社等が入力した販売促進情報を一旦管理本部でチェックした上で適切な販売促進情報を書店または消費者に届けることができる。その結果、一部の出版社等がシステムを不適切な形で利用するリスクを軽減することが可能となり、システム全体の信用を維持することができる。
<販売促進効果分析ツール>
図32は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売・予約動向データ抽出部120の販売促進結果分析機能について説明するためのユーザインターフェイスである。図33は、実施形態の書籍販売管理システム1000における販売促進効果分析ツール612の構成について説明するための機能ブロック図である。既に一部説明しているが、販売・予約動向データ抽出部120の販売促進効果分析ツール612は、書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページでの販売履歴およびネットワーク上の検索エンジンによる検索頻度を対応付けて分析するページビュー解析ツール902を備える。また、販売促進効果分析ツール612は、書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページでの販売履歴およびネットワーク上の検索エンジンによる検索キーワードを対応付けて分析するキーワード解析ツール904を備える。また、販売促進効果分析ツール612は、ターゲット消費者のメールアドレスに特定の商品のダイレクトメールを送信したタイミングと、ページビュー解析ツール902またはキーワード解析ツール906の解析結果と、を対応付けて分析するダイレクトメール反応解析ツール906を備える。
すなわち、販売・予約動向データ抽出部120の販売促進効果分析ツール612は、ページビュー解析ツール902、キーワード解析ツール904またはダイレクトメール反応解析ツール906の解析結果と、書店または取次店での書籍を含む商品の販売・予約動向と、を対応付けて分析するネットワーク上の販売促進情報の効果測定ツールであると言うことができる。つまり、この販売促進効果分析ツール612は、対象商品情報抽出部604およびネットワーク136を介して販売・予約動向データベース300から、書店または取次店での書籍を含む商品の販売・予約動向データを取得することができる。
そのため、この販売促進効果分析ツール612は、商品データベース112に格納されている特定の商品の各種の販売促進の履歴を取得し、さらにこの販売・予約動向データベース300に格納されている書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページでの販売履歴、ネットワーク上の検索エンジンによる検索キーワード、ネットワーク上の検索エンジンによる検索キーワードなどの情報を取得して、図32に示したような多種多様な販売促進効果の分析を行うことができる。
本実施形態の書籍販売管理システム1000では、このような販売促進効果分析ツール612を備えるため、出版社等が商品の販売状況を確認しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証することができる。そのため、上記の「Publine」などの売上データを閲覧しながら機動的に書店または消費者に対して販売促進を行い、その販売促進結果を検証してフィードバックをかけ、さらに販売促進の戦略を改善していくことが可能である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上記実施の形態では販売・予約動向データベース300として紀伊國屋の「Publine」を用いたが、特に「Publine」に限定せず、書店、取次店、システム会社のいずれが提供するPOSデータであっても好適に利用可能である。すなわち、本の売上を見るPOSデータを提供しているサービスとしては、紀伊國屋書店の「パブライン(PubLine)」(書店)以外にも、日販の「トリプルウィン」(取次)、文教堂の「Big NET(ビッグネット)」(書店)、ジュンク堂の「POSDATA うれ太」(書店)、丸善の「MCS(Maruzenn Communication Square)」(書店)、NET21の「やまびこ通信」(協業書店)、三菱総研DCSの「P−NETサービス」(システム会社)、アマゾン(書店)、三洋堂書店の「SPN2」(書店)、ストアコンソーシアムジャパンの「WEBRAIN」、明屋書店の「OpenNet」(書店)、くまざわ書店グループの「Kuma book.net」(書店)などがあり、いずれのサービスを用いてもよい。
また、例えば、上記実施の形態では各種データベースの形式としてリレーショナルデータモデルを用いたが、特にリレーショナルデータモデルに限定せず、階層型データモデル、ネットワーク型データモデル、リレーショナルデータモデル、オブジェクトデータモデル、カード型データモデルであっても好適に利用可能である。
また、例えば、上記実施の形態では取次データ送信部324が新規商品登録部110に設けられており、この取次データ送信部324がネットワーク134を介して取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)に新規商品の登録情報を追加する構成としているが、この構成に特に限定する趣旨ではない。すなわち、この取次データ送信部324が、この書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている他の新規商品登録システム(不図示)を介して、取次商品データベースA(200a)、取次商品データベースB(200b)、取次商品データベースC(200c)に新規商品の登録情報を追加する構成としてもよい。このように書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている他の新規商品登録システム(不図示)を介して取次店への新規商品登録を行うことによって、書籍販売管理システム1000の開発コストを一部節約することが可能になる。
また、例えば、上記実施の形態では新刊書の配本数を店舗向けに配本することができる機能は設けられていないが、この構成に特に限定する趣旨ではない。すなわち、この書籍販売管理システム1000には、上記の構成にくわえて、さらに新刊書をはじめとする新規商品が登録されると、その新規商品の配本数を出版社が管理本部向けに一旦アップロードするための配本数登録部(不図示)と、その配本数を管理本部が承認するための配本承認部(不図示)と、その承認された配本数の新規商品を無駄なく店舗向けに配本するための配本部(不図示)と、を追加で設けてもよい。なお、この配本部(不図示)は、この書籍販売管理システム1000とは独立して設けられている新規商品の保管倉庫のデータベース(不図示)および運送業者のデータベース(不図示)に接続していることが好ましい。このようにすれば、出版社側が販売促進活動に連動して書店に新刊書を機動的に配本することができる上に、管理本部によるチェックを受けるために出版社側のシステムの悪用を防止してシステム全体についての信用を維持することもできる。
102 ログイン部
104 入力受付部
105 新規商品追加部
106 出力部
108 利用者データベース
110 新規商品登録部
112 商品データベース
114 商品情報閲覧・編集部
116 販売促進情報登録部
118 販売促進情報配信部
120 販売・予約動向データ抽出部
122 PC
124 プリンタ
126 画像表示装置
128 操作部
130 ネットワーク
134 ネットワーク
136 ネットワーク
140 消費者データベース
200a 商品データベースA
200b 商品データベースB
200c 商品データベースC
201 取次店端末
202 入力データ取得部
204 比較対照部
206 利用者識別情報取得部
208 ログイン禁止部
210 ログイン許可部
212 ログイン領域指定部
214 ログイン可能領域記憶部
300 販売・予約動向データベース
301 データベース運営者端末
304 個別入力受付部
306 一括入力受付部
308 登録者情報受付部
310 商品情報受付部
311 予約情報受付部
312 CSV入力部
314 取次送信情報受付部
316 新規商品情報追加部
318 必須入力事項記憶部
320 必須入力事項要求部
322 エラーメッセージ作成部
324 取次データ送信部
326 修正受付部
328 回答データ取得部
400 書店端末
402 共通必須入力事項比較対照部
404 特有必須入力事項比較対照部
406 送信可否判定部
410 特有必須入力事項取得部
500 出版社端末
502 入力データ取得部
504 対象商品情報抽出部
508 セキュリティー管理部
510 必須入力事項要求部
512 必須入力事項記憶部
514 エラーメッセージ作成部
516 修正受付部
520 取次データ送信部
600 管理本部端末
602 入力データ取得部
604 対象商品情報抽出部
606 プライバシー管理部
610 エラーメッセージ作成部
612 販売促進効果分析ツール
702 入力データ取得部
704 対象商品情報抽出部
706 広告情報受付部
708 棚情報受付部
710 店舗メッセージ受付部
712 店舗向けファイル受付部
714 管理本部向メッセージ受付部
716 予約受付票作成部
718 DM作成部
720 欠本メッセージ作成部
722 販売促進情報追加部
723 2次元バーコード作成部
724 通知部
802 入力データ取得部
804 通知受付部
806 対象商品情報抽出部
808 承認申請部
810 承認受付部
812 閲覧可能変更部
814 ダウンロード可能変更部
816 DM送信部
818 DM送信先情報取得部
820 書式データベース
822 書式変換部
902 ページビュー解析ツール
904 キーワード解析ツール
906 ダイレクトメール反応解析ツール
1000 書籍販売管理システム

Claims (23)

  1. 出版社、書店、取次店および管理本部を接続して書籍を含む商品の流通を管理するための書籍販売管理システムであって、
    利用者の属性情報と識別情報とを含む利用者情報を格納する利用者データベースと、
    書籍を含む商品に関する商品情報を格納する商品データベースと、
    出版社から新規商品登録データの入力を受付け、前記新規商品登録データを前記利用者情報に関連付けた上で前記商品データベースに追加し、さらに前記書籍販売管理システムとは独立して設けられている取次店の取次商品データベースに前記新規商品登録データを追加する新規商品登録部と、
    出版社から前記商品データベースに含まれる特定の商品情報の抽出命令または編集データを受付け、該抽出命令に基づいて前記商品データベースから前記特定の商品情報を抽出し、編集データを受け付けた場合には前記編集データを前記商品データベースに反映し、さらに前記取次商品データベースに反映させる商品情報閲覧・編集部と、
    出版社または管理本部から前記商品データベースに含まれる特定の商品の販売・予約動向抽出命令を受付け、前記書籍販売管理システムとは独立して設けられている販売・予約動向データベースから、前記特定の商品の販売・予約動向情報を抽出する販売・予約動向データ抽出部と、
    出版社から前記商品データベースに含まれる特定の商品の販売促進情報を受付け、前記販売促進情報を前記特定の商品の商品情報に関連付けた上で前記商品データベースに追加し、さらに前記販売促進情報の追加を販売促進情報配信部に通知する販売促進情報登録部と、
    前記販売促進情報登録部から前記販売促進情報の通知を受付け、管理本部に前記販売促進情報の配信の承認を促して、承認を受け付けた場合には前記販売促進情報を配信する販売促進情報配信部と、
    を備える書籍販売管理システム。
  2. 請求項1記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記属性情報が、出版社、書店、取次店および管理本部のいずれかの属性を含み、
    前記識別情報が、利用者に一意に割り振られた他の利用者に秘密のIDおよびパスワードを含む、
    書籍販売管理システム。
  3. 請求項1または2記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記商品情報が、商品名、作者名、出版社名、価格、発売時期および利用者に一意に割り振られた商品コードに関するデータを含む、
    書籍販売管理システム。
  4. 請求項3記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記商品コードが、ISBNコード、雑誌コード、レコード商品番号またはJANコードである、
    書籍販売管理システム。
  5. 請求項3または4記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記商品情報が、さらに前記商品の属する分類に関するデータを含む、
    書籍販売管理システム。
  6. 請求項5記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記分類が、予め管理本部によって用意されている選択肢の中から出版社によって選択された分類である、
    書籍販売管理システム。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記新規商品登録部が、一度の新規商品登録データの入力によって、出版社によって選択された複数の規格の異なる入力方式に応じて、複数の規格の異なる取次商品データベースに新規商品登録データを追加するように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  8. 請求項7記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記新規商品登録部が、複数の規格の異なる入力方式において共通して要求される共通必須入力事項の入力を出版社に促し、該共通必須入力事項への入力データが不足または不適合な場合にはエラーメッセージを出版社に通知する共通必須入力事項比較対照部を含む、
    書籍販売管理システム。
  9. 請求項8記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記新規商品登録部が、複数の規格の異なる取次商品データベースの選択肢を示して出版社に選択を促し、該出版社が複数の規格の異なる取次商品データベースを選択した場合に、選択された取次商品データベースにおいて前記共通必須入力事項以外に必要とされる特有入力事項の入力を出版社に促し、該特有入力事項への入力データが不足または不適合な場合にはエラーメッセージを出版社に通知する特有必須入力事項比較対照部を含む、
    書籍販売管理システム。
  10. 請求項7乃至9いずれかに記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記新規商品登録部が、一度に複数の新規商品登録データを複数の規格の異なる取次商品データベースに一括して追加するように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  11. 請求項1乃至10記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記商品情報抽出・編集部が、出版社から該出版社の利用者情報に関連付けられていない特定の商品情報の抽出命令または編集データを受付けた場合には、エラーメッセージを出版社に通知するセキュリティー管理部を含む、
    書籍販売管理システム。
  12. 請求項11記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記商品情報抽出・編集部が、一度の編集データの入力によって、前記出版社によって選択された複数の規格の異なる入力方式に応じて、複数の規格の異なる取次商品データベースに編集データを反映させるように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  13. 請求項1乃至12記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売・予約動向データ抽出部が、出版社から該出版社の利用者情報に関連付けられていない商品情報に関する販売・予約動向情報の抽出命令を受付けた場合には、該抽出命令に基づいて販売・予約動向情報を抽出せず、エラーメッセージを出版社に通知するプライバシー管理部を含む、
    書籍販売管理システム。
  14. 請求項1乃至13記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売・予約動向データ抽出部が、商品別販売・予約動向一覧または店舗別販売・予約動向一覧を抽出できるように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  15. 請求項1乃至14記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売・予約動向データ抽出部が、前記販売促進情報配信部によって配信された前記販売促進情報の効果測定ツールをさらに含む、
    書籍販売管理システム。
  16. 請求項1乃至15記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売促進情報登録部が、特定の商品の広告情報、棚情報、店舗向メッセージ、店舗向けファイルまたは管理本部向けメッセージのいずれかを含む販売促進情報を受け付けるように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  17. 請求項1乃至16記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売促進情報登録部が、特定の商品の予約受付票、ダイレクトメール、欠本メッセージのいずれかを含む販売促進情報を受け付けるように構成されている、
    書籍販売管理システム。
  18. 請求項17記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売促進情報登録部が、前記予約受付票の書式を、消費者の有する携帯情報端末のカメラ機能で撮影・認識可能な2次元バーコードを有しており、該2次元バーコードを該携帯情報端末で撮影・認識してネットワークにアクセスすると、前記書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページに誘導される店舗配信用の書式に改変する2次元バーコード作成部を含む、
    書籍販売管理システム。
  19. 請求項18記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売促進情報配信部が、
    前記商品データベースに追加された特定の商品の広告情報、棚情報、店舗向メッセージのいずれかを、書店の店舗から前記ログイン受付部を介してログインした場合に閲覧不能な状態から閲覧可能な状態に変更することで配信し、
    前記商品データベースに追加された特定の商品の店舗向けファイルを、書店の店舗から前記ログイン受付部を介してログインした場合にダウンロード不能な状態からダウンロード可能な状態に変更することで配信し、
    前記商品データベースに追加された管理本部向けメッセージを、管理本部から前記ログイン受付部を介してログインした場合に閲覧不能な状態から閲覧可能な状態に変更することで配信する、
    ように構成されている、書籍販売管理システム。
  20. 請求項17記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売促進情報配信部が、
    前記商品データベースに追加された特定の商品の予約受付票または欠本メッセージを、店舗配信用の書式に改変した上で書店の店舗から前記ログイン受付部を介してログインした場合にダウンロード可能な状態にすることで配信し、
    前記商品データベースに追加された特定の商品のダイレクトメールを、メール配信用の書式に改変した上で、前記書籍販売管理システムとは独立して設けられている書籍を含む商品の消費者のメールアドレスを格納している消費者データベースから、商品情報に応じて抽出したターゲット消費者のメールアドレスに送信することで配信する、
    ように構成されている、書籍販売管理システム。
  21. 請求項19記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記消費者データベースは、前記書店の店舗、前記書店のネットワーク上の販売サイトにおいて書籍を購入した経験のある消費者のメールアドレスを含む、
    書籍販売管理システム。
  22. 請求項20または21記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売・予約動向データ抽出部が、
    前記書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページでの販売履歴およびネットワーク上の検索エンジンによる検索頻度を対応付けて分析するページビュー解析ツールと、
    前記書店のネットワーク上の販売サイトにおける特定の商品の紹介ページでの販売履歴およびネットワーク上の検索エンジンによる検索キーワードを対応付けて分析するキーワード解析ツールと、
    前記ターゲット消費者のメールアドレスに特定の商品のダイレクトメールを送信したタイミングと、前記ページビュー解析ツールまたは前記キーワード解析ツールの解析結果と、を対応付けて分析するダイレクトメール反応解析ツールと、
    のいずれかをさらに含む、
    書籍販売管理システム。
  23. 請求項22記載の書籍販売管理システムにおいて、
    前記販売・予約動向データ抽出部が、前記ページビュー解析ツール、前記キーワード解析ツールまたは前記ダイレクトメール反応解析ツールの解析結果と、書店または取次店での書籍を含む商品の販売・予約動向と、を対応付けて分析するネットワーク上の販売促進情報の効果測定ツールをさらに含む、
    書籍販売管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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