JP2003296616A - 商品受発注管理装置 - Google Patents

商品受発注管理装置

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JP2003296616A
JP2003296616A JP2002099354A JP2002099354A JP2003296616A JP 2003296616 A JP2003296616 A JP 2003296616A JP 2002099354 A JP2002099354 A JP 2002099354A JP 2002099354 A JP2002099354 A JP 2002099354A JP 2003296616 A JP2003296616 A JP 2003296616A
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JP
Japan
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product
customer
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ordering
merchandise
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JP2002099354A
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English (en)
Inventor
Tomotaka Toyama
智香 外山
Keiichi Koizumi
佳一 小泉
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NCR Japan Ltd
Original Assignee
NCR Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 標準品と特注品を同一のシステムで、インタ
ーネットを介して受発注管理を行うシステムを提供す
る。 【解決手段】 通信ネットワークを介して商品購入を要
求する複数の顧客側端末装置と当該商品を提供する複数
の事業者端末装置に接続され、前記複数の顧客側からの
購入要求を受信してこれを取り纏めて当該商品を提供す
る前記事業者に発注を行う商品受発注管理装置であっ
て、当該商品受発注管理装置が取り扱う商品情報と当該
商品を提供する事業者情報とを関連付けたデータベース
記憶手段と、前記顧客側からの購入要求に基づいて在庫
状態を検索する手段と、購入要求商品の内、非在庫に係
る商品情報を読み出す検索手段と、読み出された商品情
報と当該商品情報に関連付けられた前記事業者に対し
て、顧客が必要とする要求納期と事業者が提供可能な納
期に合わせて所定期間ごとに商品発注オーダを作成し、
前記通信ネットワークを介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】インターネット(WEB)を
利用した商品受発注管理装置であって、複数の顧客側端
末装置装置からの標準品と特注品が混在した商品の複数
の購入要求を受信してこれを取り纏めて当該商品を提供
する特定の事業者端末装置に対して発注を行う商品受発
注管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受発注業務の簡素化・納期の短縮を実現
するために商品の受発注処理にインターネットを利用し
て効率を上げる方法が採用されている。この方法では従
来からの電子データ交換(EDI)方式と異なり、専用
の回線や大規模なシステムを発注側及び受注側の双方で
持つ必要が無いので簡単に且つ安価に導入・運用ができ
る。
【0003】上記した受発注システムを利用する顧客
は、不特定の一般個人消費者及び予め受注者側に登録さ
れた特定の法人である。また、この受発注システムは、
顧客が特定顧客でなく広く汎用的な顧客層が利用できる
ように、受注可能な商品は受注者が定めた標準品であ
り、受注者側が予め仕入れ又は製造を行っている。そし
て、受注者側は商品リストをインターネットのページ上
に掲載し、顧客側はその商品リストから必要な商品を選
択して、必要な数量を入力することにより購入要求を行
う。購入要求を受信した受注者側は、直ちに顧客から受
信した購入要求を購入要求毎に発注オーダを作成して当
該商品の供給可能な事業者に送信する。
【0004】しかし、その顧客だけのためにだけのため
に調達し、他の顧客は使用不可能であるような仕様の製
品(所謂、特注品)に関しては、その受発注プロセスが
標準品と比較して遥かに複雑であるため、特注品の受発
注業務は、インターネットを利用した標準品を扱うシス
テムと同じシステムが利用できない。そのため、特注品
の受発注においては、顧客と営業部員とが面談し打ち合
わせを行う、FAXで打ち合わせを行う、又は、電話で
打ち合わせを行う等の標準品の取扱とは異なる別の発注
プロセスで処理されている。
【0005】さらに、受注した特注品は、受注者が顧客
に代わって、自社又は自社が契約した倉庫で保管及び発
送が行われるが、これらの配送依頼、現在の保管数確
認、出荷確認、納入予定日の確認なども、前記と同様に
標準品の取扱とは異なる手段によって行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顧客から受信
した購入要求を、そのまま供給者に発注しているため小
口の発注となり発注回数が増える。さらに、1回の発注
数量が少ないため商品の価格を低くする交渉も出来な
い。また、要求納期まで期日が十分あるにも関わらず商
品が入荷してしまい、在庫商品として倉庫に保管する必
要が出る。商品を在庫することは、資金が固定するばか
りか余計な在庫維持経費が必要となる。一方発注オーダ
を受け取った事業者側は、小口での発注オーダを受信す
るため、受信した発注オーダの対応に多くの時間と人手
が必要となる。
【0007】さらに、通常の商品受発注においては、特
に顧客側が法人である場合、標準品と特注品の発注が併
せて発生することが多い。上記したように従来からのイ
ンターネットでの受発注処理では、商品が標準品に限定
されるため、標準品と特注品の発注がされる場合は、標
準品と特注品の発注を分けて、特注品は別の発注プロセ
スで別途行われている。また、特注品における受発注プ
ロセスでは、受注側営業部員への連絡、FAX送信の相
互確認などの必要性が生じ迅速な受発注が出来ない。ま
た、特に電話による受発注は正確性を欠き無用なトラブ
ルの原因にもなる。
【0008】さらに、この特注品の受発注プロセスは、
基本的に受注者側の営業時間内に行われることが必要
で、顧客が営業時間外に発注や確認を行う場合は翌営業
日を待つか、別途手段を講じる必要がある。このよう
に、特注品の受発注が別途処理であることにより管理が
複雑になり特注品を管理するための担当部署、担当者の
人数が増える結果となる。
【0009】本発明は、顧客から受信した購入要求を顧
客の納入希望日に合わせて取り纏めて事業者に発注する
ことにより、1回に発注する発注数量が増加し商品の発
注回数は少なくなる。このため発注者側は、商品の仕入
れ価格低減の交渉が可能となり、従来の価格より安く商
品を調達できる。さらに、標準品と特注品を同一のシス
テムで処理可能にするとともに、簡単な操作で任意の時
間にインターネットを介して商品の受発注管理を行うこ
とができる商品受発注管理装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題に鑑み、本発
明は、通信ネットワークを介して商品の購入を要求する
複数の顧客側端末装置と当該商品を提供する複数の事業
者の事業者端末装置に接続され、前記複数の顧客側端末
装置装置からの商品の複数の購入要求を受信してこれを
取り纏めて当該商品を提供する特定の前記事業者端末装
置に対して発注を行う商品受発注管理装置であって、当
該商品受発注管理装置が取り扱う商品情報と当該商品を
提供する前記事業者に係る事業者情報とを関連付けて格
納するデータベース記憶手段と、前記顧客側端末装置装
置からの前記購入要求に基づいて、当該購入要求に係る
個々の商品の在庫状態を検索する在庫検索手段と、前記
購入要求に係る商品の内、非在庫の商品に係る商品情報
を前記データベース記憶手段から読み出すデータベース
検索手段と、前記読み出された商品毎の商品情報と当該
商品情報に関連付けられた前記事業者情報とに基づい
て、前記事業者端末装置に対して、顧客が必要とする前
記購入要求に係る商品の要求納期と事業者が当該商品を
提供可能な提供納期に合わせて所定期間ごとに前記事業
者へ商品を発注する商品発注オーダを作成してこれを前
記通信ネットワークを介して送信する商品発注手段と、
を具備することを特徴とする商品受発注管理装置を提供
するものである。
【0011】ここで、顧客からの購入要求は、商品毎の
発注日に合わせて取り纏めて特定の事業者に発注される
ので1回の発注数量は増えるが発注回数は少なくなり発
注に係るコストが削減できる。
【0012】さらに、前記商品情報は、不特定の顧客に
使用される標準品の商品情報と、特定の顧客のみから所
定の期間継続的に発注される特注品の商品情報である。
前記標準品及び前記特注品は、商品区分情報により区分
されている。
【0013】前記商品情報は、商品分類コード、標準品
又は特注品在庫若しくは特注品預りを区分する商品区
分、商品受発注管理装置側の商品コード及び商品名、顧
客側の商品コード、顧客側の商品名、保管場所、在庫
数、単価、入り数、単位、当該商品を供給する事業者コ
ードである。
【0014】事業者情報は、事業者名、事業者コード、
住所、商品受発注管理装置側が事業者を認証するための
事業者ID、インターネット接続のためのURLであ
る。
【0015】さらに、データベース記憶手段は、前記顧
客に関する属性情報、前記顧客が過去に購入した商品の
情報、当該顧客用に作成された顧客専用商品カタログ及
び前記事業者情報が格納されたマスターデータベース
と、前記標準品の情報及び前記特注品の情報を同一のデ
ータベースに格納する商品データベースとを有してい
る。
【0016】前記データベース記憶手段は、前記顧客側
の商品コード又は商品名と受注者側の使用する商品コー
ド、商品名とを関連付けて前記商品データベースに格納
する。これにより、顧客は、顧客の商品名、商品コード
又は、受注者側の商品名、商品コードを任意に使用し商
品を指定することが出来る。
【0017】前記マスターデータベースには、前記特定
顧客の要望に基づき作成した前記特注品の仕様及び打ち
合わせ情報を記録した特注品情報を格納し、顧客からの
購入要求があった時、前記特注品情報、前記マスターデ
ータベース、及び前記商品データベースを使用して特注
品及び標準品の受注処理を行う。
【0018】前記特注品の仕様は、商品名、商品コー
ド、材質、サイズ、色、使用部材、製作単位数量、製作
所要日、図面番号、事業者である。
【0019】前記特注品の区分は、顧客側所有の預かり
在庫商品と、受注者側所有の在庫商品であり、前記顧客
所有の預かり在庫商品は、預り品在庫数量には加減算さ
れるが、商品在庫数量には加減算されない。これによ
り、顧客からの標準品と特注品の購入要求を同じ画面か
ら受け付けることができる。
【0020】前記顧客専用商品カタログは、当該顧客よ
り所定の回数以上繰り返して発注された前記商品の発注
回数の累積が格納基準に到達したと前記データベース記
憶手段に確認された時、前記商品が自動的に格納され
る。また、前記顧客専用商品カタログに格納されている
商品は、当該顧客から一定期間発注がない場合、前記顧
客専用商品カタログから削除される。これにより、顧客
は、前記顧客専用商品カタログにより、常時購入要求す
る商品群だけを表示して商品が選択できるので選択が容
易である。
【0021】さらに、前記特注品と前記標準品の購入要
求は、同一表示画面上に表示された前記特注品と前記標
準品とから選択して行うことができる。商品検索のため
に画面を切り替える必要がない。
【0022】前記顧客側端末装置は、顧客側の前記商品
コード、商品名又は受注者側の前記商品コード、商品名
を任意に使用して購入要求することが可能である。
【0023】前記商品の検索は、前記顧客専用商品カタ
ログ、当該顧客の過去の前記発注履歴、又は全商品から
の検索が可能である。また、前記商品の検索は、商品分
類コード、前記顧客側の使用する商品コード、商品名、
又は、受注者側の商品コード、商品名の何れか一つで検
索可能である。
【0024】前記顧客側端末装置は、前記顧客の要求納
期と商品の在庫情報と前記事業者情報とから在庫がある
場合は引き当てを行い、無在庫の場合は、当該商品を提
供可能な提供納期に基づき商品毎に取り纏めて前記事業
者へ所定期間毎に自動的に発注する。前記受注データの
取り纏めの期間は、顧客希望納期に合わせて、時間毎、
日毎、週毎、旬毎、月毎である。
【0025】さらに、前記商品受発注管理装置は、商品
発注に関する情報及び当該発注情報を加工した情報を、
前記顧客側の前記基幹システムに前記通信ネットワーク
を介して提供する。そして、前記加工情報は、当該顧客
の商品別支店別商品出荷情報、発注点割商品情報、商品
在庫情報である。
【0026】ここで、顧客の基幹システムは、前記商品
受発注管理装置と通信ネットワークを介して接続され、
前記商品受発注管理装置のデータを利用することが可能
となった。これにより、顧客の基幹システムは、商品デ
ータの処理をすることなく前記商品受発注管理装置から
要望する商品情報受信して利用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の、インターネットを利用
した商品受発注管理装置2の実施の形態例を図に基づい
て説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態例における、
商品受発注管理システム全体の構成例を示すシステム構
成図である。本実施例のインターネットを利用した商品
受発注管理システム1は、システム管理者(受注者側)
が運営しているオンライン受発注管理を実行するための
中心となる商品受発注管理装置2と、予め登録された複
数の顧客(法人及び個人)の端末装置、図1において
は、顧客側端末装置7、7b、9とを含んでおり、商品
受発注管理装置2と顧客側端末装置7、7b、9とは、
インターネット20を介して接続されている。
【0029】さらに、商品受発注管理装置2は、事業者
に商品を発注する発注オーダの送信と発注した商品の入
荷情報とを受信するために事業者の事業者端末装置13
とインターネットを介して接続されている。商品受発注
管理装置2には、格納されたデータの破壊、盗用などを
行うハッカー等の侵入を防ぐためにファイヤーウウォー
ル10が設けられ信頼性を確保している。
【0030】インターネット経由の接続用回線として
は、公衆回線、ISDN回線、パケット通信回線、フレ
ームリレー回線、ATM回線、専用回線、ADSL回
線、PHS回線、光通信ケーブル回線を利用できる。C
ATV等の今後普及する回線であってもインターネット
が利用できる仕様の回線であれば良い。
【0031】システム管理者側の商品受発注管理装置2
は、インターネットホームページ上で受発注管理サイト
を運営しているウェブサーバ3と、顧客データ、商品デ
ータ、受発注データを格納するデータベースサーバー4
と、受発注管理プログラム等を格納するドライブ装置1
9等とで構成されている。
【0032】本実施の形態例における顧客システム6に
構成された顧客側端末装置7は、基幹システム8に複数
台の顧客側端末装置7がLANによって接続され、ルー
タ12aを介してインターネットを経由して商品受発注
管理装置2の受発注管理サイトにアクセス可能な構成と
なっている。さらに、顧客側の基幹システム8と受発注
管理システム2は、ルータ12b、12cを介して専用
回線21で接続することが可能である。
【0033】顧客の支店に設置された顧客側端末装置7
b及び他の顧客の顧客側端末装置9は、スタンドアロン
型のパーソナルコンピュータで構成され、ターミナルア
ダプタを介してインターネット経由で商品受発注管理装
置2の受発注管理サイトにアクセス可能な構成となって
いる。この顧客の支店に設置された顧客側端末装置7b
及び他の顧客側端末装置9側の構成としては通信回線を
介して受発注管理サイトにアクセス可能な構成のインタ
ーネット接続機能を備えたものであればどのような構成
であってもよい。例えば、携帯用コンピュータ等の携帯
用通信機器であってもよい。
【0034】図2は、図1中の商品受発注管理装置2の
構成例を示すブロック図である。図2において、この商
品受発注管理装置2は、LAN構成の回線接続装置1
4、ウェブサーバ3、データベース(D/B)サーバ
4、通信制御装置15、SSLサーバ3、データベース
装置5、ドライブ装置19及びインタフェース(I/
F)部18を備えて構成されている。
【0035】回線接続装置14は、インターネット20
に接続するためのものであり、具体的には、デジタル終
端接続装置(DSU)や侵入防止用のファイアウォール
アプリケーションを実装したルータなどである。
【0036】ウェブサーバ3は、インターネット20上
で基幹的な通信処理(ブラウジング)を実行するための
主コンピュータとして動作する。ウェブサーバ3は、イ
ンターネット上にいてホームページを運営しているもの
であり、ホームページ上には登録されている契約顧客毎
の受発注管理サイトが運営されている。ウェブサーバ3
は、インターネット20を経由してホームページの受発
注管理サイトにアクセスする顧客に対して認証を行い、
アクセス権を有する顧客に対して当該顧客用の受発注管
理サイトへのアクセスを許可する等の制御を行う。
【0037】D/Bサーバ4は、データ検索機能、デー
タ書き込み機能、データ出力機能、及びデータ加工/編
集機能を備えており、商品受発注管理装置2を利用して
顧客側端末装置7に提供する各種レポートに関する運用
管理及び発行制御を行う。
【0038】通信制御装置15は、ウェブサーバ3など
の各サーバを制御し、多数の顧客側端末装置7に選択的
に回線接続を行う制御を実行する。なお、この通信制御
装置15は、例えば、インターネット上の時刻同期用の
NTP(Network Time Protocol)サーバ、分散ファイ
ルシステム用のNFS(Network File System)サーバ
などを備えている。
【0039】通信制御装置15は、さらに、SSLサー
バ16、個人情報などの秘密保持のための暗号化データ
転送用の暗号化通信プロトコル(SSL:Secure Socke
ts Layer)を実行する。
【0040】D/B装置5は、顧客(受注先)情報、受
発注情報、標準品及び特注品を含む商品情報のデータベ
ースを構築して格納する。
【0041】顧客情報は、顧客に関する属性(会社名、
住所、年商、担当者部門、担当者名、購入履歴、顧客I
D、URL、等)、顧客側端末装置7の個々の属性情報
(例えば、端末装置ID、端末装置番号等)、さらに、
商品受発注管理装置2へのアクセス状態(顧客側端末装
置7ごとのアクセス回数、日時などの個別情報)、商品
発注実績等を格納している。
【0042】商品情報は、商品分類コード、標準品、特
注品在庫、特注品預りを区分する商品区分、自社商品コ
ード、自社商品名、顧客商品コード、顧客商品名、保管
場所、在庫数、単価、入り数、単位等、供給する事業者
である。なお、自社商品コード、自社商品名と顧客商品
コード、顧客商品名は、画面上で併記して表示する。ま
た、商品の販売単価は、顧客ごとに顧客商品単価マスタ
としてデータベースに格納されている。特注品情報は、
商品名、商品コード、材質、サイズ、色、使用部材、製
作単位数量、製作所要日、図面番号、事業者コードであ
る。
【0043】事業者情報は、事業者名、事業者コード、
住所、商品受発注管理装置側が事業者を認証するための
事業者ID、インターネット接続のためのURLであ
る。
【0044】商品受発注管理装置2は、所定の期間に購
入要求回数が多い商品を商品情報の発注累積回数から抽
出して顧客専用の商品リストに登録する。作成された顧
客専用の商品リストは、当該顧客専用商品カタログ(以
下、「マイカタログ」という)としてD/B装置5に格
納されている。さらに、D/B装置5は、商品受発注管
理装置2が商品の発注管理を行うための事業者に関する
事業者情報を格納している。
【0045】ドライブ装置19は、本発明を実施するた
めのプログラム、その他データ等を保管しプログラムを
ウェブサーバ3などの各サーバにインストールする。
【0046】I/F部18は、D/B管理などの保守を
行うための単体の小型汎用コンピュータ、LANを接続
した商品倉庫の端末や外部ローカルエリアネットワーク
(LAN)をインタフェース接続によって収容してい
る。
【0047】なお、この商品受発注管理装置2には、必
要に応じてFTP(File TransferProtocol)ファイル
転送用のFTPサーバ、及び分散名前管理システム(D
NS:Domain Name System)用のDNSサーバ、FAX
サーバ、VoIP電話サーバ、電子メールサーバなどを
設けても良い。
【0048】次に、図3乃至図11を参照しながら、本
実施の形態例のオンライン商品受発注管理システム1に
よる商品受発注管理業務の動作と流れを説明する。
【0049】図3は、商品受発注管理業務の流れを説明
したフローチャート図を示す。図4乃至図11は、商品
受発注管理システムの処理画面例を示す。図3におい
て、顧客は、URLを入力して受発注管理システム1を
呼び出し、受発注管理システム1に対してログインID
とパスワードを入力してログインを行う(S1)。受発
注管理システム1は、ウェブサーバ3、SSLサーバ1
6を介してログインIDとパスワードの一致を認証し
(S2)、ログインした顧客の権限に応じた起動画面
と、メニュウ(機能一覧)(図4における符号30)が
表示される。
【0050】次に、メニュウの出荷依頼項目をクリック
し、表示された出荷依頼登録をクリックして出荷依頼登
録画面を開く。図4は、出荷依頼登録画面例を示す。こ
こで、商品選択方法の画面を指定する。購入を希望する
商品は、メニュウ30から指定した出荷商品選択画面を
呼び出し、呼び出した画面に表示された商品リストの中
から希望する商品を選択する。商品リストを表示する出
荷依頼登録画面は、顧客独自のカタログ表示画面と、過
去の購入要求情報を転用する過去の購入要求商品表示画
面と、商品を指定して呼び出す商品一覧表画面と、が用
意され選択可能となっている。最初に説明した顧客独自
のカタログ表示画面は、所定の期間内に顧客が頻繁に購
入要求した商品を自動的に登録してカタログ化した当該
顧客の商品発注のためのマイカタログである。また、取
引は所定の回数に達しないが、顧客が希望する商品を登
録画面からの入力によりマイカタログに登録することも
可能である。マイカタログを使用する場合は、マイカタ
ログボタンをクリックする(S3)。
【0051】本実施例の図4に示す出荷依頼登録画面例
では、商品出荷依頼の画面選択指定を、マイカタログ画
面から検索し選択を行う場合と(S5)、過去の出荷依
頼を転用する場合(S7)と、全登録商品から選択して
行う場合と(S6)が指定可能となっている。過去の購
入要求データを転用する場合は、過去の発注期間を指定
して検索する。商品一覧表から購入希望商品を選択する
場合は、商品分類コードを指定して該当する商品群の商
品一覧画面を呼び出す。または、商品呼称で検索する、
商品コードで検索する又は商品名称で検索する、の内で
希望する検索の方法で検索可能である。
【0052】商品の検索は、商品分類コード又は商品名
で行うが、顧客の商品名でも受注者側の商品名でもよ
い。または、顧客の商品番号でも受注者側の商品番号で
もよい。さらに、過去の出荷依頼を再使用して商品を選
択できる。例えば同一商品で配送先である場合は、商品
及びその配送先に関する指示の入力は不要で今回発注す
る数量のみでよく効率的である。
【0053】図5は、マイカタログ画面の例を示す。マ
イカタログからの検索は、短時間で希望する商品を検索
することが可能である。ここで、マイカタログの機能に
ついて説明する。顧客は、購入要求が頻繁に発生する標
準品及び特注品のリストをマイカタログとしてデータベ
ース上に登録しインターネットサイトから検索すること
ができる。マイカタログの作成は、顧客が同一商品の購
入要求を所定の複数回数繰り返して行った場合、自動的
に登録する方法と、顧客ごと(又は顧客の発注部署毎)
に登録されている商品データベースから顧客自身がイン
ターネットサイト上の登録用画面を使用して購入商品を
選択し登録し作成する方法が可能である。
【0054】マイカタログに登録された商品は、標準
品、特注品を問わず選択可能で一覧性があることを特徴
とする。マイカタログに登録されている商品は顧客が所
定の期間に複数回発注された商品のリスト(例えば最近
の3ヶ月間に2回以上購入要求された商品)であるた
め、商品点数が少ない。画面内には商品種類が絞られて
表示されているので、必要商品を探すための画面のハン
ドリング回数が少なくて済む。
【0055】また、顧客は、発注頻度別に頻度上位から
表示するなど、リストの順位付けを任意に行うことがで
きる。顧客は、マイカタログ機能を使用して、今回購入
要求又は納品指示する商品(特定の商品一覧画面)を短
時間で簡単に呼び出すことができる。また、マイカタロ
グに登録されている商品が一定期間購入要求されない場
合は、自動的に登録から削除される。登録されたマイカ
タログは、画面のコピーボタンを押下すると顧客が登録
した全支店及び関係部署端末装置にコピーされる。
【0056】図6は、出荷依頼登録画面例を示す。購入
要求商品を選択する場合の商品の検索は、商品分類、呼
称種別、商品コード、商品名称の何れかをキーにして検
索する。検索が終了すると、該当する商品群の出荷依頼
登録画面が表示される。商品欄には、標準品と特注品が
混在した商品一覧が表示される。即ち、商品区分により
標準品、特注品の預かり品、特注品の在庫品が区分され
るため同一システム上で管理可能となっている。画面に
表示される標準品は、最新の販売単価が表示され、在庫
数は表示されない。在庫がある場合は在庫欄に○印を付
し、在庫がない場合はX印を付すなどの在庫有無状況だ
けを表示する。
【0057】商品の選択は、出荷依頼登録画面に表示さ
れた商品から購入要求する商品の行数欄にチェックマー
クを付けて選択する。選択が終了すると登録ボタンをク
リックして出荷依頼登録(発注)機能の中の購入要求数
量の入力画面を表示する。
【0058】図7は、購入要求数量入力画面例を示す。
この画面で購入要求数量を入力すると自動的に金額計算
が行われ金額欄に購入要求金額を表示する(S8)。こ
の購入要求金額の中には、特注品の預かり商品の金額は
含まれない。特注品の在庫商品の場合は、特注品の購入
要求金額が加算され計算される。この商品の発注に関し
承認者の承認が必要な場合、受発注管理システムは、自
動的に承認者に承認確認依頼を送信する。承認者は、必
要があればテキストデータによりコメントを付けて承認
データとして受発注管理システム1に返送する(S9、
S10)。発注が承認されると納期、配送先を入力す
る。内容確認後、登録ボタンをクリックする(S1
1)。この作業で発注に関する動作は終了する。必要で
あれば、印刷画面で印刷を指定すると印刷装置で出荷依
頼書(注文書)等を印字出力することができる。
【0059】図8は、顧客の購入要求を取り纏め事業者
に発注する処理の流れを説明するフローチャートを示
す。ここで、商品受発注管理装置2は、受信した顧客か
らの商品購入要求に基づき、要求された商品を検索し当
該商品の在庫を確認する(S20)、在庫があれば要求
納期に合わせて引き当てを行う(S23)。当該商品の
在庫がない場合、商品受発注管理装置2は、商品マスタ
ーデータベースと事業者情報、特注品情報とを使用して
顧客の要求納期から計算した発注日を算出する(S2
2)。
【0060】商品受発注管理装置2は、算出した発注日
毎に発注情報を取り纏める(S24)。取り纏められた
発注データは、発注日が到達するまで発注ファイルに格
納される(S26)。さらに購入要求を受信すると発注
日を計算し、発注日が未達のデータは、発注ファイルに
格納され、さらに発注日までに新たなデータが到達する
と発注ファイルは更新される(S25、S26)。商品
受発注管理装置2は、商品毎に予め定められた発注日に
到達した商品の取り纏めた数量を事業者に通信ネットワ
ークを介して発注する(S27)。
【0061】ここで、本実施例における標準品と特注品
を同一の商品データベースで取り扱うための機能と動作
について説明する。
【0062】標準品は、一般登録顧客が汎用に使用する
商品で、インターネットサイト上に表示された商品リス
トから選択して必要数量を購入要求することができる。
この場合、画面上の単価欄には受注側、顧客(発注側)
の双方が予め取り決めた単価が表示され、顧客(発注
側)は、単価X発注数量の金額計算をした合計金額を画
面上で確認した上で登録ボタンを押して購入要求登録を
行う。インターネット上で行われた購入要求は、受注側
で直ちに確認され、受注側の商品受発注管理装置2で処
理される。その後インターネットサイト上で顧客が指定
した納品場所に商品の納入が行われる。
【0063】特注品は、特定の顧客のみから所定の期間
継続的に購入要求される、特定顧客のために製造又は調
達された商品で、他の顧客には販売しない、又は他の顧
客は必要としない商品である。特注品は、標準品とは異
なった取扱が行われる。多くの場合、特注品は、単位当
たりの単価を安くするために効率の良い製作数の単位で
発注が行われる。また、特注品は、発注都度製作するの
でなく一定期間品切れを起こさないだけの所定の数量が
発注され、受注者側の倉庫に一定期間保管されるサービ
スが行われている。本実施例におけるシステムでは、イ
ンターネットサイト上に表示された商品リスト画面か
ら、保管されている特注品を選択して該当特注品の今回
の必要数量分を納品指示することができる。
【0064】図5、図6の画面上の商品区分項目欄に示
すように、特注品には、特注預りと、特注在庫の区分が
されている。特注預りは、特注商品を作成したメーカー
等から受注者側の倉庫に商品が入荷した時点で、受注者
は顧客側に請求を行う。顧客は、商品代金の支払いを行
い、所有権が顧客側に移転した預り品である。商品は、
受注者側の倉庫で保管される。特注在庫は、工場又はメ
ーカー等から受注者側の倉庫に商品が入荷した時点で、
受注者は顧客側に請求を行わず、受注者側に所有権があ
る在庫品である。何れの場合も、商品区分項目欄で前記
を「特注預かり」、後記を「特注在庫」と区分する。特
注区分コード及び「特注預かり」各々商品コードが付し
てある。特注品の在庫数は、入出庫の度に更新され商品
データベースに格納されている。商品区分を付した特注
品データを標準品が格納されている同じ商品データベー
スに格納することにより、特注品と標準品とが同じ処理
手順で処理可能となった。
【0065】預り品の商品データには、販売単価は格納
されていない。既に商品代金の決済が終了しており代金
の請求は行われないため販売単価は必要ない。したがっ
て商品リスト上の単価項目欄に単価は表示されない。さ
らに、他の商品と同時に購入要求された特注品の金額
は、発注合計金額にも加算されない。特注品の預り在庫
数は、商品データベースの当該特注品の預り在庫数量か
ら出荷数量分が減算され新しい預り在庫数に更新され
る。
【0066】一方、特注在庫品の場合は、標準品の購入
要求と同様に、受注者側、顧客(発注側)側の双方が予
め取り決めた単価が単価欄に表示される。顧客は、単価
X発注数量の金額計算をした合計金額を画面上で確認し
た上で購入要求を行う。インターネット上で行われた購
入要求は、受注者側で直ちに確認され受注側の受発注管
理システム1で、商品データベースの在庫が引き当てら
れる。
【0067】何れの購入要求処理の場合(特注預り品、
特注在庫品の購入要求)も、商品一覧画面の商品毎の数
量欄には、その時点での保管数量又は在庫数量が表示さ
れているため、発注側は、その数量を見た上で納品指示
数、購入要求数を決定することができる。
【0068】顧客の出荷依頼画面登録が終了し、出荷依
頼登録データが商品受発注管理装置2に送信されると商
品受発注管理装置2は、受注処理(図示せず)を行い、
出荷指示及び納品手配を行う。インターネットサイト上
で顧客が指定した納品場所に納入が行われる。
【0069】さらに、本実施例においては、特注品の作
成指示機能を有している。通常、消耗品などの特注品
は、継続的に再作成される所謂リピート品と呼ばれてい
る商品が多い。特注品の在庫管理において、特注品の品
切れを起こさないようにすることが重要である。特注品
は、特定客先のためだけに製造又は調達される商品であ
るため標準品のように継続的に作られていない。作成を
依頼しても商品の入庫までは、要求商品を作成するため
の時間が必要である。そのため本システムにおいては、
特注品の在庫不足を起こさないように特注品の作成指示
機能を有している。例えば、ある特定品が予め定めた最
低在庫数を下回った場合(発注点を割った場合)は、商
品受発注管理装置2が自動的に顧客に特注品の再作成
(発注)依頼をインターネットを介して案内する。この
場合の作成依頼発行基準は、指定した在庫数を下回った
場合、前回作成から一定の期間が到達した場合などがあ
る。発注数量は、予め双方で定めた所定数量を発注、発
注都度に発注数を決めて発注する、今回の必要数を発注
する等の方法を指定することが可能である。
【0070】顧客側は、これらの機能を使用して、リピ
ート品の再作成数量、今回変更点、作成期限を定めた作
成指示を、インターネットを通じて受発注管理システム
1に指示することができる。また、顧客側に作成指示
(発注)を促すために、受注者側、顧客側の双方で予め
定めた在庫数を下回った時は、自動的にインターネット
サイト上でメッセージ(例えば、「在庫が少なくなりま
した。再作成しますか?」等)を表示する。
【0071】図9は、作成依頼登録画面を示す。作成依
頼は、商品コードと今回作成数量を入力することによ
り、商品データベース又はマイカタログデータベースか
ら顧客の属性、商品の属性(区分コード、保管する倉
庫、顧客商品名、顧客商品コード、入り数、梱包単位、
顧客商品コード単価、受注者商品名、等)を自動的に呼
び出し作成する。各々の項目で変更等の必要があれば変
更する。作成依頼データを確認し間違いが無ければ登録
ボタンをクリックすると、作成依頼データとして作成依
頼ファイルに登録される。この場合、商品リストの追
加、削除も行うことが出来る。作成依頼データは、依頼
商品作成のため作成指示として作成者に送付されるが作
成指示以降のプロセスは本願の範囲に無いので省略す
る。
【0072】作成依頼商品が入庫すると入庫商品データ
として商品データベース及びマイカタログに商品受発注
管理装置2により自動的に更新又は登録される。これに
より、本願の商品受発注管理システムにおいて、特注品
の在庫が規定数より少なくなると自動的に商品受発注管
理装置2が作成依頼の送信を行うので特注品在庫の欠品
を防ぐことが可能となった。
【0073】本願のシステムにおいては、さらに、特注
品の見積り依頼処理が可能である。図10は、見積り依
頼登録画面例を示す。見積りを依頼の作成は、商品分類
等で商品の検索を行ない、商品一覧画面を表示して見積
り依頼の入力を行う場合と、マイカタログに登録された
商品を表示して新しい見積り依頼の入力を行う場合と、
過去に入力した見積り依頼データを再利用して新しい見
積依頼の入力を行う場合と、を選択して行うことができ
る。
【0074】ここで、本実施の形態例における、見積り
依頼登録の構成と動作を説明する。顧客(顧客側端末装
置7、9側)は、画面に表示されているメニュウ30か
ら見積り依頼登録を選択し、見積り依頼登録画面を開
く。見積り依頼を行う特注商品に対する検索条件を画面
から指示する。見積商品は、マイカタログを使用する、
過去の見積り依頼を再利用する、商品一覧画面を使用す
る。又は見積り依頼の呼称種別、商品コード又は商品名
の入力を行い検索する。
【0075】検索ボタンを押下する登録された全商品デ
ータの中から特注品データのみが抽出され、抽出された
全特注品が画面に表示される。例えば、マイカタログを
利用する場合は、マイカタログに登録されている商品デ
ータの中から特注品データのみが抽出され、抽出された
全特注品が画面に表示される。表示された特注品の商品
画面から、見積りを依頼する商品を選び行数欄横にチェ
ックマークを付す。
【0076】図11は、見積依頼入力画面例を示す。見
積り依頼数を入力する。依頼数入力すると商品受発注管
理装置2は、顧客ファイルに登録されている見積り依頼
商品の最新の単価を使用して金額の自動計算を行う。計
算された金額を確認し見積り依頼元情報を入力して商品
受発注管理装置2に送信する。見積り依頼の承認が必要
な場合は自動的に承認者に転送される。見積り依頼を受
け取った商品受発注管理装置2は、見積り回答を顧客側
端末装置7、9に見積りの回答を返信する。
【0077】本システムにおいて、顧客は、特注品の商
品画面で見積りを依頼する商品の選択を行い、見積り依
頼数量を入力するだけで見積り依頼を行うことができ
る。さらに、本商品受発注管理システムにおいては、イ
ンターネットを使用した各種照会の操作が可能である。
【0078】図12は、出荷依頼に対する照会画面例を
示す。発注又は納品指示に対する問合せに対して商品受
発注管理装置2は、ウェブサーバ3、D/Bサーバ4に
格納されたデータに基づいてインターネットを通じて出
荷日や納品予定日を回答する機能を持つ。各種の取引記
録の照会及びデータの提供(例えば、商品別出荷依頼照
会、支店別商品出荷依頼照会等)は、D/Bサーバ4、
D/B装置5(顧客データベース)に格納されているデ
ータで、商品受発注管理装置2に操作者が認証され許可
されている取扱可能なデータがインターネットを通じて
利用可能である。例えば、過去の任意の期間の発注実績
記録から予算管理部署毎に発注実績を品目別に出力する
ことなどが可能である。
【0079】さらに、商品受発注管理装置2は、顧客側
の基幹システム8と通信回線を介して接続することがで
きる。商品受発注管理装置2は、商品発注に関する情報
及び当該発注情報を顧客の要望に合わせて加工した情報
を、顧客側の基幹システム8に提供する。提供する情報
は、商品受発注管理装置2の当該顧客に提供が許諾され
ているデータベースに格納されている情報である。ま
た、加工情報は、顧客の要望に合わせて商品受発注管理
装置2側が作成した情報である。例えば、当該顧客の商
品別支店別商品出荷情報、発注点割商品情報、商品在庫
情報である。
【0080】情報の提供は、顧客側の基幹システム8が
商品受発注管理装置2の当該顧客に提供が許諾されてい
るデータベースに格納されている情報から任意に取り出
す場合と、商品受発注管理装置2が顧客の希望する情報
を顧客と定めた期日又は時間に自動送信する場合とがあ
る。これにより顧客側は、現在の発注情報を自社システ
ムでの運用と同様に取得することができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明に係
る商品受発注管理装置においては、顧客が必要とする前
記購入要求に係る商品の要求納期と事業者が当該商品を
提供可能な提供納期に合わせて所定期間ごとに前記事業
者へ商品を発注する商品発注オーダを作成してこれを前
記通信ネットワークを介して送信する商品発注手段と、
を具備することにより、顧客から受信した購入要求を顧
客の納入希望日に合わせて取り纏めて事業者に発注する
ことを可能にし、さらに、標準品と特注品を同一のシス
テムで処理可能にするとともに、簡単な操作で任意の時
間にインターネットを介して商品の受発注管理を行うこ
とを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る、商品受発注管理システムの構
成図である。
【図2】 図1中の、商品受発注管理装置の構成例を示
すブロック図である。
【図3】 本発明に係る、商品受発注管理業務の流れを
説明した図を示す。
【図4】 本発明に係る、出荷依頼登録画面例を示す。
【図5】 本発明に係る、マイカタログ画面例を示す。
【図6】 本発明に係る、出荷依頼登録画面例を示す。
【図7】 本発明に係る、発注数入力画面例を示す。
【図8】 事業者に発注する処理の流れを説明するフロ
ーチャートを示す。
【図9】 本発明に係る、作成依頼登録画面を示す。
【図10】 本発明に係る、見積り依頼登録画面例を示
す。
【図11】 本発明に係る、見積依頼入力画面例を示
す。
【図12】 本発明に係る、出荷依頼に対する照会画面
例を示す。
【符号の説明】 1 受発注管理システム 2 商品受発注管理装置 3 ウェブサーバ 4 D/Bサーバ 5 D/B 6 顧客システム 7 顧客側端末装置装置 9 顧客側端末装置装置 13 メーカー 17 商品D/B 20 インターネット網
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC B65G 61/00 200 B65G 61/00 200

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して商品の購入を
    要求する複数の顧客側端末装置と当該商品を提供する複
    数の製造者及び問屋等(以下、「事業者」という)の端
    末装置(以下、「事業者端末装置」という)に接続さ
    れ、前記複数の顧客側端末装置装置からの商品の複数の
    購入要求を受信してこれを取り纏めて当該商品を提供す
    る特定の前記事業者端末装置に対して発注を行う商品受
    発注管理装置であって、 当該商品受発注管理装置が取り扱う商品に係る情報(以
    下、「商品情報」という)と当該商品を提供する前記事
    業者に係る情報(以下、「事業者情報」という)とを関
    連付けて格納するデータベース記憶手段と、 前記顧客側端末装置装置からの前記購入要求に基づい
    て、当該購入要求に係る個々の商品の在庫状態を検索す
    る在庫検索手段と、 前記購入要求に係る商品の内、非在庫の商品に係る商品
    情報を前記データベース記憶手段から読み出すデータベ
    ース検索手段と、 前記読み出された商品毎の商品情報と当該商品情報に関
    連付けられた前記事業者情報とに基づいて、前記事業者
    端末装置に対して、顧客が必要とする前記購入要求に係
    る商品の要求納期と事業者が当該商品を提供可能な提供
    納期に合わせて所定期間ごとに前記事業者へ商品を発注
    する商品発注オーダを作成してこれを前記通信ネットワ
    ークを介して送信する商品発注手段と、を具備すること
    を特徴とする商品受発注管理装置。
  2. 【請求項2】 前記商品情報は、不特定の顧客に使用さ
    れる標準の商品(以下、「標準品」という)の商品情報
    と、特定の顧客のみから所定の期間継続的に発注される
    商品の特注商品(以下、「特注品」という)の商品情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の商品受発注管
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記標準品及び前記特注品は、商品区分
    情報により区分されていることを特徴とする請求項2に
    記載の商品受発注管理装置。
  4. 【請求項4】 前記商品情報は、商品分類コード、標準
    品又は特注品在庫若しくは特注品預りを区分する商品区
    分、商品受発注管理装置側の商品コード及び商品名、顧
    客側の商品コード、顧客側の商品名、保管場所、在庫
    数、単価、入り数、単位、当該商品を供給する事業者コ
    ードであることを特徴とする請求項3に記載の商品受発
    注管理装置。
  5. 【請求項5】 事業者情報は、事業者名、事業者コー
    ド、住所、商品受発注管理装置側が事業者を認証するた
    めの事業者ID、インターネット接続のためのURLで
    あることを特徴とする請求項1に記載の商品受発注管理
    装置。
  6. 【請求項6】 データベース記憶手段は、前記顧客に関
    する属性情報、前記顧客が過去に購入した商品の情報、
    当該顧客用に作成された顧客専用商品カタログ及び前記
    事業者情報が格納されたマスターデータベースと、前記
    標準品の情報及び前記特注品の情報を同一のデータベー
    スに格納する商品データベースとを有していることを特
    徴とする請求項1に記載の商品受発注管理装置。
  7. 【請求項7】 前記データベース記憶手段は、前記顧客
    側の商品コード又は商品名と受注者側の使用する商品コ
    ード、商品名とを関連付けて前記商品データベースに格
    納することを特徴とする請求項4に記載の商品受発注管
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記マスターデータベースには、前記特
    定顧客の要望に基づき作成した前記特注品の仕様及び打
    ち合わせ情報を記録した特注品情報を格納し、顧客から
    の購入要求があった時、前記特注品情報、前記マスター
    データベース、及び前記商品データベースを使用して特
    注品及び標準品の受注処理を行うことを特徴とする請求
    項7に記載の商品受発注管理装置。
  9. 【請求項9】 前記特注品の仕様は、商品名、商品コー
    ド、材質、サイズ、色、使用部材、製作単位数量、製作
    所要日、図面番号、事業者であることを特徴とする請求
    項8に記載の商品受発注管理装置。
  10. 【請求項10】 前記特注品の区分は、顧客側所有の預
    かり在庫商品と、受注者側所有の在庫商品であることを
    特徴とする請求項4に記載の商品受発注管理装置。
  11. 【請求項11】 前記顧客所有の預かり在庫商品は、預
    り品在庫数量には加減算されるが、商品在庫数量には加
    減算されないことを特徴とする請求項10に記載の商品
    受発注管理装置。
  12. 【請求項12】 前記顧客専用商品カタログは、当該顧
    客より所定の回数以上繰り返して発注された前記商品の
    発注回数の累積が格納基準に到達したと前記データベー
    ス記憶手段に確認された時、前記商品が自動的に格納さ
    れることを特徴とする請求項6に記載の商品受発注管理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記顧客専用商品カタログに格納され
    ている商品は、当該顧客から一定期間発注がない場合、
    前記顧客専用商品カタログから削除されることを特徴と
    する請求項12に記載の商品受発注管理装置。
  14. 【請求項14】 前記特注品と前記標準品の購入要求
    は、同一表示画面上に表示された前記特注品と前記標準
    品とから選択して行うことができることを特徴とする請
    求項13に記載の商品受発注管理装置。
  15. 【請求項15】 前記顧客側端末装置は、顧客側の前記
    商品コード、商品名又は受注者側の前記商品コード、商
    品名を任意に使用して購入要求することが可能であるこ
    とを特徴とする請求項14に記載の商品受発注管理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記商品の検索は、前記顧客専用商品
    カタログ、当該顧客の過去の前記発注履歴、又は全商品
    からの検索を可能にすることを特徴とする請求項1に記
    載の商品受発注管理装置。
  17. 【請求項17】 前記商品の検索は、商品分類コード、
    前記顧客側の使用する商品コード、商品名、又は、受注
    者側の商品コード、商品名の何れか一つで検索可能であ
    ることを特徴とする請求項16に記載の商品受発注管理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記顧客側端末装置は、前記顧客の要
    求納期と商品の在庫情報と前記事業者情報とから在庫が
    ある場合は引き当てを行い、無在庫の場合は、当該商品
    を提供可能な提供納期に基づき商品毎に取り纏めて前記
    事業者へ所定期間毎に自動的に発注することを特徴とす
    る請求項1に記載の商品受発注管理装置。
  19. 【請求項19】 前記受注データの取り纏めの期間は、
    顧客希望納期に合わせて、時間毎、日毎、週毎、旬毎、
    月毎であることを特徴とする請求項19に記載の商品受
    発注管理装置。
  20. 【請求項20】 前記商品受発注管理装置は、商品発注
    に関する情報及び当該発注情報を加工した情報を、前記
    顧客側の前記基幹システムに前記通信ネットワークを介
    して提供することを特徴とする請求項1に記載の商品受
    発注管理装置。
  21. 【請求項21】 前記加工情報は、当該顧客の商品別支
    店別商品出荷情報、発注点割商品情報、商品在庫情報で
    あることを特徴とする請求項20に記載の商品受発注管
    理装置。
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