JP2011185216A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011185216A
JP2011185216A JP2010053445A JP2010053445A JP2011185216A JP 2011185216 A JP2011185216 A JP 2011185216A JP 2010053445 A JP2010053445 A JP 2010053445A JP 2010053445 A JP2010053445 A JP 2010053445A JP 2011185216 A JP2011185216 A JP 2011185216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
actuator
pair
intake device
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010053445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5419758B2 (ja
Inventor
Shin Nishimura
申 西村
Naoto Yamagishi
尚登 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010053445A priority Critical patent/JP5419758B2/ja
Publication of JP2011185216A publication Critical patent/JP2011185216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5419758B2 publication Critical patent/JP5419758B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

【課題】エアクリーナ及び接続部とアクチュエータとの干渉を防止しつつ、エアクリーナの容量を確保することができる自動二輪車の吸気装置を提供する。
【解決手段】エンジン50の吸気ポート53aに接続され、内部にスロットル弁72を有するスロットルボディ71と、スロットル弁72を駆動するアクチュエータ75と、スロットルボディ71の上方に配置され、スロットルボディ71の上流端に接続されるエアクリーナ80と、エアクリーナ80に接続される接続部62と、接続部62の上流端に接続され、吸入空気をエアクリーナ80に導くダクト63と、を備え、接続部62は、エアクリーナ80の前部且つ下部に配置され、車両側面視において、アクチュエータ75と接続部62が互いに一部が重なるように配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の吸気装置に関する。
従来の自動二輪車の吸気装置として、エアクリーナとスロットル装置のアクチュエータとの干渉を避けるために、アクチュエータが側面視で重なり合わないようにエアクリーナの形状を前後に長く且つ上下幅を小さく形成し、また、ラムエアダクト及びエアクリーナ間を接続し、ある程度の通路径が必要な接続部とアクチュエータとの干渉を避けるために、接続部をエアクリーナの前端に接続するようしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−64061号公報
ところで、上記特許文献1に記載の自動二輪車の吸気装置では、エアクリーナの形状を前後に長く、且つ上下幅を小さく形成すると共に、接続部をエアクリーナの前端に接続するため、エアクリーナ及び接続部とアクチュエータとの干渉は防止できるものの、エアクリーナの容量を確保することが難しかった。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアクリーナ及び接続部とアクチュエータとの干渉を防止しつつ、エアクリーナの容量を確保することができる自動二輪車の吸気装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、エンジンの吸気ポートに接続され、内部にスロットル弁を有するスロットルボディと、スロットル弁を駆動するアクチュエータと、スロットルボディの上方に配置され、スロットルボディの上流端に接続されるエアクリーナと、エアクリーナに接続される接続部と、接続部の上流端に接続され、吸入空気をエアクリーナに導くダクトと、を備える自動二輪車の吸気装置において、接続部は、エアクリーナの前部且つ下部に配置され、車両側面視において、アクチュエータと接続部が互いに一部が重なるように配置されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、接続部は、左右一対で設けられ、アクチュエータは、左右一対の接続部で形成される空間に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、アクチュエータに接続される電気ケーブルの接続カプラを備え、接続カプラは、スロットルボディと接続部との間に臨むように配置されると共に、車両側方に向けて設けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、接続カプラは、車両側面視において、スロットルボディと接続部との間で、接続部及びエアクリーナと重ならない位置に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エアクリーナに、アクチュエータ及び接続カプラとの干渉を避ける凹部が設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、左右一対の接続部は、概ね車両側方を向くように、車両前後方向に長く形成され、そのスロットルボディ側の端部を相互に離反させ、スロットルボディと離間する側の端部を相互に接近させるように、車両前後方向に対して傾斜して配置され、左右一対の接続部のスロットルボディ側の端部間にアクチュエータの一部が配置されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エアクリーナは、自動二輪車の左右一対のメインフレーム間に挟まれるように配置され、接続部は、メインフレームに設けられる貫通穴に臨むように配置されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エアクリーナは、接続部の配置位置に合わせて、その前部が下方に膨出する左右一対の膨出部を備え、左右一対の膨出部によりアクチュエータの前方が覆われることを特徴とする。
請求項1に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、接続部が、エアクリーナの前部且つ下部に配置され、車両側面視において、アクチュエータと接続部が互いに一部が重なるように配置されるため、エアクリーナ、接続部、及びアクチュエータのレイアウト効率の向上を図ることができる。これにより、エアクリーナ及び接続部とアクチュエータとの干渉を防止しつつ、エアクリーナの容量を確保することができる。
請求項2に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、アクチュエータが、左右一対の接続部で形成される空間に配置されるため、左右一対の接続部とアクチュエータとの干渉を防止することができ、また、空間内にアクチュエータを収容して、アクチュエータの一部をエアクリーナで覆うことができるので、アクチュエータを保護することができる。
請求項3に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、アクチュエータに接続される電気ケーブルの接続カプラが、スロットルボディと接続部との間に臨むように配置されると共に、車両側方に向けて設けられるため、電気ケーブルをエアクリーナの側方から取り出すことができる。これにより、電気ケーブルを車両前後方向から取り出す場合と比較して、電気ケーブルを短くすることができるので、電気ケーブルを容易に配索することができる。
請求項4に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、接続カプラは、車両側面視において、スロットルボディと接続部との間で、接続部及びエアクリーナと重ならない位置に配置されるため、接続部及びエアクリーナと干渉させることなく電気ケーブルを配索することができ、自動二輪車の組付作業性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、エアクリーナに、アクチュエータ及びカプラとの干渉を避ける凹部が設けられるため、エアクリーナをアクチュエータと密着させるように低い位置に配置することができる。
請求項6に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、左右一対の接続部は、概ね車両側方を向くように、車両前後方向に長く形成され、そのスロットルボディ側の端部を相互に離反させ、スロットルボディと離間する側の端部を相互に接近させるように、車両前後方向に対して傾斜して配置され、左右一対の接続部のスロットルボディ側の端部間にアクチュエータの一部が配置されるため、アクチュエータとの干渉を考慮することなく、接続部のレイアウトができ、また、この空きスペースを利用してアクチュエータを配置することができるので、装置全体としての小型化を図ることができる
請求項7に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、エアクリーナは、自動二輪車の左右一対のメインフレーム間に挟まれるように配置され、接続部は、メインフレームに設けられる貫通穴に臨むように配置されるため、接続部の周辺及びアクチュエータの両側方がメインフレームに囲まれて、接続部及びアクチュエータを保護することができる。
請求項8に記載の自動二輪車の吸気装置によれば、エアクリーナは、接続部の配置位置に合わせて、その前部が下方に膨出する左右一対の膨出部を備え、左右一対の膨出部によりアクチュエータの前方が覆われるため、前方からアクチュエータを保護することができる。
本発明に係る自動二輪車の吸気装置の一実施形態が搭載された自動二輪車を説明する左側面図である。 図1に示すエアクリーナ、接続部、及びスロットル装置の周辺の左側面図である。 図2に示すエアクリーナ、接続部、及びスロットル装置の周辺の車体フレームを取り除いた状態の左側面図である。 図3に示すエアクリーナ、接続部、及びスロットル装置の周辺の正面図である。 図3に示すエアクリーナ、接続部、及びスロットル装置の周辺の上面図である。 図3に示すエアクリーナ、接続部、及びスロットル装置の周辺の下面図である。 図5のA−A線矢視断面図である。
以下、本発明に係る自動二輪車の吸気装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー14と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートフレーム16と、から構成し、エンジンハンガー14及びピボットプレート15にエンジン50が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、エンジン50の上方且つ左右一対のメインフレーム13間に配置される燃料タンク25と、左右一対のシートフレーム16上に取り付けられる運転者シート26と、を備える。
なお、図1中の符号31はフロントカウル、32はフロントサイドカウル、33はアンダーカウル、34はリヤカウル、35はヘッドライト、36はサイドミラー、37はフロントフェンダ、38は同乗者シート、39はテールライト、40はリヤウィンカ、41はリヤフェンダ、42はメインステップ、43はピリオンステップである。
エンジン50は、並列4気筒エンジンであり、図1に示すように、その外殻は、主に、クランクケース51と、クランクケース51の前方上端部に一体形成されるシリンダブロック52と、シリンダブロック52の上端部に取り付けられるシリンダヘッド53と、シリンダヘッド53の上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー54と、クランクケース51の左側面に取り付けられる発電機カバー55と、クランクケース51の右側面に取り付けられる不図示のクラッチカバーと、から構成される。
また、図1及び図3に示すように、シリンダヘッド53の後部に形成される4個の吸気ポート53aには、吸気装置60が接続される。また、シリンダヘッド53の前部に形成される不図示の4個の排気ポートには、4本の排気管56を介してマフラー57が接続される。
吸気装置60は、図3〜図7に示すように、シリンダヘッド53の4個の吸気ポート53aに4本のインシュレータ61を介して接続されるスロットル装置70と、スロットル装置70の上流端に接続されるエアクリーナ80と、エアクリーナ80の前部に接続される左右一対の接続部62と、左右一対の接続部62の上流端62aに接続され、吸入空気をエアクリーナ80に導く左右一対の吸気ダクト63と、を備える。
また、図2に示すように、エアクリーナ80は、左右一対のメインフレーム13間に挟まれるように配置されており、この左右一対のメインフレーム13の前部に形成される接続部挿通穴(貫通穴)13aに、左右一対の接続部62が貫通するようにそれぞれ配置されている。
スロットル装置70は、図3、及び図5〜図7に示すように、4本のインシュレータ61にそれぞれ接続される4本の吸気通路71aを有するスロットルボディ71と、4本の吸気通路71a内にそれぞれ配置され、吸気通路71aの開度を調整する4個のスロットル弁72と、スロットルボディ71に回動可能に支持され、4個のスロットル弁72が固定されるスロットル軸73と、スロットル軸73を歯車機構74を介して駆動する1個のモータ(アクチュエータ)75と、4本の吸気通路71aの上流端にそれぞれ取り付けられる4本のエアファンネル76と、スロットルボディ71に取り付けられ、4本の吸気通路71a内に燃料をそれぞれ噴射する4個の第1インジェクタ77と、エアクリーナ80に取り付けられ、4本のエアファンネル76に向かって燃料をそれぞれ噴射する4個の第2インジェクタ78と、を備える。
歯車機構74は、図7に示すように、モータ75の回転軸の軸端に設けられる駆動歯車74aと、スロットル軸73上の軸方向中央に設けられる従動歯車74bと、駆動歯車74aと従動歯車74bとの間に回転可能に設けられ、駆動歯車74aの回転駆動力を従動歯車74bに伝達する中間歯車74cと、を備える。
エアクリーナ80は、図3〜図7に示すように、上下2分割の上側ボックス82及び下側ボックス83と、上側ボックス82の上面に形成される開口部82aを閉塞する蓋部84と、を有するエアクリーナボックス81と、下側ボックス83に取り付けられ、吸入空気から塵埃を除去するエアクリーナエレメント85と、を備え、スロットルボディ71の上方に配置される。そして、エアクリーナボックス81内は、エアクリーナエレメント85により上下に仕切られており、エアクリーナエレメント85より下側の空間は、吸気ダクト63に導かれた吸入空気が供給されるダーティルーム86を構成し、エアクリーナエレメント85より上側の空間は、エアクリーナエレメント85により塵埃が除去された吸入空気が供給されるクリーンルーム87を構成する。また、上記4個の第2インジェクタ78は、上側ボックス82の後部上面に取り付けられている。
また、図3、図4、図6、及び図7に示すように、下側ボックス83の前部下面の左右両側部には、左右一対の接続部62の下流端62bがそれぞれ接続され、エアクリーナ80のダーティルーム86に連通する左右一対の接続用凸部(膨出部)88が下方に向けて膨出しており、この左右一対の接続用凸部88間で下側ボックス83の下面には、下側ボックス83とモータ75及び接続カプラ90との干渉を避ける凹部89が形成されている。また、左右一対の接続用凸部88によりモータ75の前方が覆われている。
そして、本実施形態では、図3に示すように、モータ75及び接続部62は、車両側面視において、モータ75の前端部と接続部62の後端部が互いに重なるように配置される。また、図6に示すように、モータ75の前端部は、左右一対の接続部62で形成される空間S1に配置される。
また、本実施形態では、図3、図5、及び図6に示すように、モータ75の左端部には、モータ75に接続される不図示の電気ケーブルの接続カプラ90が設けられており、この接続カプラ90は、スロットルボディ71と接続部62との間に臨むように配置されると共に、車両左側方に向けて設けられている。また、接続カプラ90は、スロットルボディ71と接続部62との間で、接続部62及びエアクリーナボックス81と重ならない位置に配置されている。
また、本実施形態では、図3〜図6に示すように、左右一対の接続部62は、概ね車両側方を向くように、車両前後方向に長く形成され、その下流端(スロットルボディ71側の端部)62bを相互に離反させ、上流端(スロットルボディ71と離間する側の端部)62aを相互に接近させるように、車両前後方向に対して傾斜して配置され、左右一対の接続部62の下流端62b間にモータ75の前端部が配置される。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、左右一対の接続部62が、エアクリーナ80の前部且つ下部に配置され、車両側面視において、モータ75の前端部と接続部62の後端部が互いに重なるように配置されるため、エアクリーナ80、接続部62、及びモータ75のレイアウト効率の向上を図ることができる。これにより、エアクリーナ80及び接続部62とモータ75との干渉を防止しつつ、エアクリーナ80の容量を確保することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、モータ75が、左右一対の接続部62で形成される空間S1に配置されるため、左右一対の接続部62とモータ75との干渉を防止することができ、また、空間S1内にモータ75を収容して、モータ75の一部をエアクリーナ80で覆うことができるので、モータ75を保護することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、モータ75に接続される電気ケーブルの接続カプラ90が、スロットルボディ71と接続部62との間に臨むように配置されると共に、車両側方に向けて設けられるため、電気ケーブルをエアクリーナ80の側方から取り出すことができる。これにより、電気ケーブルを車両前後方向から取り出す場合と比較して、電気ケーブルを短くすることができるので、電気ケーブルを容易に配索することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、接続カプラ90は、車両側面視において、スロットルボディ71と接続部62との間で、接続部62及びエアクリーナ80と重ならない位置に配置されるため、接続部62及びエアクリーナ80と干渉させることなく電気ケーブルを配索することができ、自動二輪車10の組付作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、エアクリーナ80に、モータ75及び接続カプラ90との干渉を避ける凹部89が設けられるため、エアクリーナ80をモータ75と密着させるように低い位置に配置することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、左右一対の接続部62は、概ね車両側方を向くように、車両前後方向に長く形成され、その下流端62bを相互に離反させ、上流端62aを相互に接近させるように、車両前後方向に対して傾斜して配置され、左右一対の接続部62の下流端62b間にモータ75の前端部が配置されるため、モータ75との干渉を考慮することなく、接続部62のレイアウトができ、また、この空きスペースを利用してモータ75を配置することができるので、装置60全体としての小型化を図ることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、エアクリーナ80は、左右一対のメインフレーム13間に挟まれるように配置され、接続部62は、メインフレーム13に設けられる接続部挿通穴13aに貫通するように配置されるため、接続部62の周辺及びの両側方がメインフレーム13に囲まれて、接続部62及びモータ75を保護することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10の吸気装置60によれば、エアクリーナ80は、接続部62の配置位置に合わせて、その前部が下方に膨出する左右一対の接続用凸部88を備え、左右一対の接続用凸部88によりモータ75の前方が覆われるため、前方からモータ75を保護することができる。
10 自動二輪車
13 メインフレーム
13a 接続部挿通穴(貫通穴)
50 エンジン
53 シリンダヘッド
53a 吸気ポート
60 吸気装置
61 インシュレータ
62 接続部
62a 上流端(接続部のスロットルボディと離間する側の端部)
62b 下流端(接続部のスロットルボディ側の端部)
63 吸気ダクト(ダクト)
70 スロットル装置
71 スロットルボディ
72 スロットル弁
75 モータ(アクチュエータ)
80 エアクリーナ
81 エアクリーナボックス
85 エアクリーナエレメント
88 接続用凸部(膨出部)
89 凹部
90 接続カプラ
S1 空間

Claims (8)

  1. エンジンの吸気ポートに接続され、内部にスロットル弁を有するスロットルボディと、
    前記スロットル弁を駆動するアクチュエータと、
    前記スロットルボディの上方に配置され、前記スロットルボディの上流端に接続されるエアクリーナと、
    前記エアクリーナに接続される接続部と、
    前記接続部の上流端に接続され、吸入空気を前記エアクリーナに導くダクトと、を備える自動二輪車の吸気装置において、
    前記接続部は、前記エアクリーナの前部且つ下部に配置され、
    車両側面視において、前記アクチュエータと前記接続部が互いに一部が重なるように配置されることを特徴とする自動二輪車の吸気装置。
  2. 前記接続部は、左右一対で設けられ、
    前記アクチュエータは、前記左右一対の接続部で形成される空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の吸気装置。
  3. 前記アクチュエータに接続される電気ケーブルの接続カプラを備え、
    前記接続カプラは、前記スロットルボディと前記接続部との間に臨むように配置されると共に、車両側方に向けて設けられることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の吸気装置。
  4. 前記接続カプラは、車両側面視において、前記スロットルボディと前記接続部との間で、前記接続部及び前記エアクリーナと重ならない位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車の吸気装置。
  5. 前記エアクリーナに、前記アクチュエータ及び前記接続カプラとの干渉を避ける凹部が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車の吸気装置。
  6. 前記左右一対の接続部は、概ね車両側方を向くように、車両前後方向に長く形成され、その前記スロットルボディ側の端部を相互に離反させ、前記スロットルボディと離間する側の端部を相互に接近させるように、車両前後方向に対して傾斜して配置され、
    前記左右一対の接続部の前記スロットルボディ側の端部間に前記アクチュエータの一部が配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車の吸気装置。
  7. 前記エアクリーナは、自動二輪車の左右一対のメインフレーム間に挟まれるように配置され、
    前記接続部は、前記メインフレームに設けられる貫通穴に臨むように配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車の吸気装置。
  8. 前記エアクリーナは、前記接続部の配置位置に合わせて、その前部が下方に膨出する左右一対の膨出部を備え、
    前記左右一対の膨出部により前記アクチュエータの前方が覆われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動二輪車の吸気装置。
JP2010053445A 2010-03-10 2010-03-10 自動二輪車の吸気装置 Active JP5419758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010053445A JP5419758B2 (ja) 2010-03-10 2010-03-10 自動二輪車の吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010053445A JP5419758B2 (ja) 2010-03-10 2010-03-10 自動二輪車の吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011185216A true JP2011185216A (ja) 2011-09-22
JP5419758B2 JP5419758B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=44791788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010053445A Active JP5419758B2 (ja) 2010-03-10 2010-03-10 自動二輪車の吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5419758B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217234A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Suzuki Motor Corp 内燃機関の吸気系
WO2014010651A1 (ja) * 2012-07-11 2014-01-16 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のエンジン
JP2014145349A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
CN104514618A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 本田技研工业株式会社 小型车辆的吸气装置
EP2873840A1 (en) * 2011-12-13 2015-05-20 Suzuki Motor Corporation Intake control device
JP2016008513A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 スズキ株式会社 内燃機関のエアクリーナ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285862A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Suzuki Motor Corp 燃料噴射式エンジンの吸気制御装置
JP2006017090A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Yamaha Motor Co Ltd エンジン
JP2007064061A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd 吸気装置及び自動二輪車
JP2007296948A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Honda Motor Co Ltd 車両の燃料タンク支持構造
JP2009057923A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Honda Motor Co Ltd 車両用v型エンジン
JP2009101893A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Suzuki Motor Corp スクータ型車両の吸気装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285862A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Suzuki Motor Corp 燃料噴射式エンジンの吸気制御装置
JP2006017090A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Yamaha Motor Co Ltd エンジン
JP2007064061A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd 吸気装置及び自動二輪車
JP2007296948A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Honda Motor Co Ltd 車両の燃料タンク支持構造
JP2009057923A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Honda Motor Co Ltd 車両用v型エンジン
JP2009101893A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Suzuki Motor Corp スクータ型車両の吸気装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2873840A1 (en) * 2011-12-13 2015-05-20 Suzuki Motor Corporation Intake control device
JP2013217234A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Suzuki Motor Corp 内燃機関の吸気系
WO2014010651A1 (ja) * 2012-07-11 2014-01-16 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のエンジン
CN104520574A (zh) * 2012-07-11 2015-04-15 川崎重工业株式会社 骑乘式车辆的发动机
JPWO2014010651A1 (ja) * 2012-07-11 2016-06-23 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のエンジン
US9638149B2 (en) 2012-07-11 2017-05-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Air intake duct of saddle-ridden vehicle
US9651005B2 (en) 2012-07-11 2017-05-16 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Air intake duct of saddle-ridden vehicle
US9677516B2 (en) 2012-07-11 2017-06-13 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Saddle-ridden vehicle engine
JP2014145349A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
CN104514618A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 本田技研工业株式会社 小型车辆的吸气装置
JP2016008513A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 スズキ株式会社 内燃機関のエアクリーナ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5419758B2 (ja) 2014-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5301374B2 (ja) 自動2輪車
JP5419758B2 (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP7177221B2 (ja) 鞍乗型車両
JP7250074B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5721599B2 (ja) 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造
JP6228131B2 (ja) エンジンの過給システム
EP2832985B1 (en) Air cleaner device for vehicle
JP2009202827A (ja) 自動二輪車
US8707926B2 (en) Cylinder head cover structure of miniaturized vehicle
JP2013067275A (ja) 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造
JP2009243380A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP2011058455A (ja) 車両のエアクリーナ構造
JP2013141906A (ja) 鞍乗り型車両
JP5391004B2 (ja) 車両のエアクリーナ構造
JP5865323B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2013108457A (ja) 自動二輪車の燃料噴射装置の配置構造
JP2014061852A (ja) 鞍乗型車両
JP5957332B2 (ja) 鞍乗型車両
JPWO2011117919A1 (ja) 鞍乗り型車両の吸気系の配置構造
JP2005343356A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP5891786B2 (ja) 燃料供給装置
JP2013067276A (ja) 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造
JP5907844B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5856859B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気装置
JP6269081B2 (ja) インジェクタ取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5419758

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250